地球環境が傷んで、泣いている

中国地方はかつてないような大雨とのこと。温暖で穏やかなイメージがある彼の地は、ふるさと回帰の希望先として人気が高いところであるが、そこが豪雨に見舞われているとは驚きだ。津和野なども河川が氾濫しているとのこと。かつて訪れた時にゆったりとコイが泳いでいた堀も増水し、氾濫しているようであり、あの鯉も流されてしまったのだろうかと思っている。

わが故郷・福島県相馬は河川が少なく、江戸時代の二宮尊徳の報徳農法による農業用の貯水池が各地にあった。この池が子どもたちの絶好の遊び場で、フナ釣りや夏ともなればプールがわりの泳ぎ場となる。大雨ともなれば、池の決壊を防ぐために放水を行っていた。すると放水と一緒に池のコイやフナが流され、雨上りの田んぼの用水路などに思わぬ大物が流されていたりしたものだ。

今回の中国地方の大雨を見て、そんな牧歌的なことを想うとは不謹慎この上ないが、最近の集中豪雨は桁が違う。地域全体が水没してしまうようなすごさで、気象庁も「これまで経験したことの無いような」大雨と警戒警報を出した。地球環境が傷つき、泣いているようだ。

思うに、この集中豪雨は近年のことだ。東京などでもよく氾濫するが、雨粒が大きくなっており、従来の都市計画で想定している道路の排水溝では一気に降る雨を排水できないそうだ。これも温暖化の影響ということのようだが、この集中豪雨も年々、スケールが大きくなっている。北極海の氷もかつてない程に小さくなっているそうだが、そうした影響もこの豪雨につながっている。最近は一時ほど温暖化防止を語る人が少なくなっているようだが地球温暖化は着実に進行している。改めて温暖化防止の取り組みの重要性が語られるべきだ。かくいう私もかつては連合の環境政策担当で地球温暖化防止条約締結国会議がいくつかの国で開催され、そのたびに参加し、各国の労働組合とも意見交換し、2002年のヨハネスブルクでの環境サミットにも参加している。

 

引き続き、ふるさと回帰支援センターを訪れていただく人が増えている。ひょっこりと近くまで来たのでとお訪ねいただく。

過日は、前福島県知事の佐藤栄佐久さんにお訪ねいただいた。昨年の「ふるさと回帰フェア2012」の前夜祭のパネルデスカッションにも登場していただき、交流会にも参加いただき親しく意見交換させていただいたこともあり、大歓迎。福島県が積極的にふるさと回帰運動に取り組むきっかけも作っていただいた方である。

また、地域活性化センターの石田理事長にもお訪ねいただいた。今回任務終了ということであいさつにみえられた。地域活性化センターとは年2回程度交流会を持って意見交換してきた関係もあり、あいさつにみえられた次第。その後、聞くところによると全国町村会の事務総長に就任されるとか、気さくなお人柄から全国の首長さんたちにも大いに影響力を行使されるものと期待している。その他にも、長野県の木島平村や秋田県三種町の首長などにもお訪ねいただいている。今後とも意見交換は望むところである。

驚いたことに、なんと安倍総理の昭恵夫人にも来ていただいた。人柄もさることながら名刺がまた素敵で、選挙区の下関(馬関)港にカモメが飛び、外洋に出る貨物船が係留され、遠くに関門海峡が描かれている図柄で、お人柄が偲ばれるものであった。ご健勝を切に祈りたい。