ふるさと回帰フェアには安倍総理夫人も参加 

9回目のふるさと回帰フェア(東京会場)は無事、終了しました。心配された雨も2時頃までは何とか持ち堪え、大きな影響を受けることもなく、胸を撫で下ろしているところです。ただ、天気の関係もあり、昨年よりは若干来場者が少ないのかなという印象でした。

全体としては、この間の底上げが図られたような盛り上がりの中にあるふるさと回帰運動を反映し、真剣にふるさと暮らしを検討している人の相談が多かったという印象です。参加した自治体の多くからも参加して良かったという声を頂きました。それも、具体的な相談が多かったとのこと。参加者も子育て世代、子連れの相談者が例年にも増して多かったようです。それは、我がふるさと回帰支援センターの調査結果を裏打ちするものでした。
会場は昨年までの早稲田大学の10号館から8号館に変更になりました。一部に証明が少し暗いところや狭いところもあり、ご迷惑をお掛けしましたが、エスカレーターやエレベーターが完備し、その面の従来からの課題は解消されたようです。

催し物については例年よりは充実していたと自負しております。とくに前夜祭については、スーパー公務員と言われる石川県羽咋市の高野誠鮮さん、コミュニティテーデザイナーの山崎亮さんの話題提供が参加者の常識を超えるもので評判がよく、面白かったという声が圧倒的でした。私はあまりテレビを見ないのですが、お2人はテレビの常連出演者のようで、会場の大隈講堂1階はほぼ満員の盛況ぶりでした。
この中で高野さんは前歴踏襲の公務員社会を批判し、結果こそが大事とアクティブに行動してきた事例を熱っぽく語られました。その秘訣は「成功するまでやめないこと」とユーモアを込めて語ったところが面白く、11年目に入ったふるさと回帰運動と重なり、共感するところが多かったです。
山崎さんはデザイナーとして取り組んできた事例から島根県の海士町で取り組みを報告、離島の地域おこしについて、入念な調査に基づいた住民の意思を重視した取り組みを報告されました。海士町は前回紹介した観光甲子園の第一回のグランプリに輝いた隠岐島前高校のあるところで、すでに多くの移住者が移り住むなど、話題の島でもあり、参加者の関心を引きました。
8日の野良着ファッションッショー(地元仕事着コレクション)の審査員には安倍総理の安倍昭恵夫人も参加し、大いに盛り上がりました。夫人はフットワークが軽く、山口県のブースにまで足を延ばし、激励するとともに、福島県金山町の市場に立ち寄り、試食したかぼちゃをおいしいと買って帰られました。地元仕事着コレクションの出演は、山形県山形市高瀬のベニバナ娘、静岡の菊川市の茶摘み娘、福島県会津地方の会津木綿を使ったさっぱがま、農家のこせがれネットワークの代表理事脇坂氏が展開するNo Logicの現代風の農作業服、いま話題の岩手・久慈市の高校生海女ちゃんなど5団体が参加。おもひでぽろぽろの舞台ともなったベニバナ娘が一等となりました。一等賞の景品は山梨市から提供された巨峰ひと箱でした。
東京のフェアの参加は42道府県201団体、1万2166名。40以上の団体が初めての参加でした。