3月・4月、子ども連れ移住相談者が増加

 もう寒さも一段落と冬物の背広を洗濯屋に出したら、急に若葉寒(わかばさむ)とかで、3月並みの寒さが到来した。天候不順も温暖化の影響の一つのパターンとか、気を付けなければと思った。長い5月の連休でセミナー開催もなかったが今週あたりから本格化してきた。11日金曜日は昨年に引き続いた「小豆島移住の手引きセミナー」が開催され、16組20名の参加。昨年は島暮らしへの憧れや夢を語り合ったが、今年は実践編として、その苦労話なども出て、本気度が問われるセミナーとなった。12日土曜日は、昨年の移住地人気ランキングの1位、2位が揃って開催。今日は3位の静岡。ベスト3は週末のセミナーを飾り、意気込みを感じさせた。加えて、昨年の人気ランキングで13位と久しぶりに健闘した和歌山がやる気を見せて開催した。4県とも集客は30名前後と甲乙つけがたく、賑わった。1位の長野は諏訪圏移住交流推進事業連絡会の主催でアウトドア用品総合ブランドショップのMont・Bell諏訪店長が語る「アウトドア満喫ライフのススメ 諏訪圏移住セミナー&交流会」を開催した。参加者は定員30名が満杯になるほどの集客があり、主催者は手応えを感じていた。2位の山梨は「やまなし暮らしセミナーということで『山梨に住んで桃・ぶどうなど果物を作るセミナー』」として、山梨市・笛吹市・甲州市の「峡東地域」と呼ばれる3市が共催。それぞれの市からは実際に桃やぶどうなどを作っている農業者が実体験を報告。関心を呼んだ。また、就農体験として「週末農業塾」でのお試し農業の案内も行い、参加は35名と盛況。どちらも具体的なセミナーの内容をテーマに掲げ、さすがと思わせるセミナーとなった。13日日曜日の静岡市U・Iターン転職セミナーは”そろそろ地元に帰りたい”というUターン予備軍向けに地元静岡のキャリアコンサルタントを呼んで開催。転職相談にも応じた。参加者からは「東京にいるとなかなか静岡の情報がないので良かった」との声も聞かれた。和歌山は「なにする?わかやま。~起業編~先輩移住者との集い」として2012年度から県の単独事業として起業家の育成を手掛け、これまで35名に1件100万円の起業資金の提供を行ってきた。今回は南紀・古座川町で地域のブランディングを手掛ける起業家と鹿革を使った皮革加工、製造販売の2名の起業家からの実践報告もあり、29名の参加と盛況となった。この集いには4月から就任した新任課長も参加した。
 来週は11道県が工夫を凝らした12回のセミナー開催を準備。これから夏場に向かって一挙にセミナー開催が増加するので、是非、HPで確認していただきたい。
 4月の移住相談実績も明らかになった。4月は例年、相談件数が落ち込む時期だが、初めて2000件を越え、2122件となった。相談件数の多かった県は長野、静岡、広島の順で3ケタの相談があった。また、3月、4月はセミナーの開催はそれほど多くないが個別面談、とくに子ども連れの相談者が増えており、常設のキッズコーナーを用意する必要があるのではとの声も出る状況となっている。喜ばしい傾向といっていいようだ。