2014年4月

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メーデーを前に想うこと

今年の桜は例年より幾分早いようだ。今日来た福島市の担当者は、もう山の上の方に桜は行ってしまっていると言っていた。連休には桜を追いかけて東北へ行きたいと思っているが、はたしてどうなることやら。 TPP交渉がオバマ大統領の来日にあわせ本格化したが、妥結に至らなかった。アメリカは何とか妥結したかったようだが、甘利担当大臣は頑張ったようだ。かつての自民党のように大統領が来日したのだからとかいうことでご祝儀として妥協なんていうことは今回はないようだ。それだけ交渉に慣れてきているのであろうか。巷間聞くところによればオバマ大統領はビジネスライクな人のようで、その辺はあっさり割りきる人だそうな、そんなことも聞こえてくる。恨みを買って、後でしっぺ返しなどなければと思うのは考え過ぎか。憶測の域は出ていないのだが。 うれしい悲鳴だが、相変わらず来客が多い。入れ代わり立ち代わり自治体関係者が訪ねてくる。仕事が手につかないくらいだ。このブログもだいぶ間が空く始末だ。その多くは情報を取りに来る。最近ふるさと回帰希望者が増え、動いているという情報が全国に流れているのだろう。事実、先週より、NHKの取材が入り、明日26日の夜7時のニュースと5月4日のBS1のBiz+サンデーで取り上げられるとのこと。嵩副事務局長がインタビューを受けたので見てほしい。 明日はメーデー。本来メーデーと言う以上、5月に開催されるべきものが4月26日なんてあんまりだと思う。労働者は団結して何ぼ、まして世界中が5月1日にメーデーで統一されることは影響力を行使するためにも重要なことだと思うがいかがであろう。この辺の感覚が若い人は違うようだ。メーデーの歴史を考えればこんなことにはならないのではないだろうか。この格差社会はそれを容認する労働組合があるからこうなったと言う面もあるのではないだろうか。 これも愚痴か!

新年度も来訪者相次ぐ

4月は人事異動の季節、今年も各県の担当者で変わった人がいる。1998年のふるさと回帰運動の立ち上げから一貫してこうした人の入れ替えを見てきたが、担当者によってこの運動は大きく変わる。仕事だからと割り切って無難にこなせばそれはそれなりに回っては行く。しかし、それだけのことである。それが想い入れを持って取り組めば、それが相手に伝わり、相乗効果を生み、運動は大きく伸びる場合が多い。ふるさと回帰運動はいま、月の相談件数が1000件を超えるなど、かつてない盛り上がりの中にあるので、思い入れたっぷりにこの運動に取り組めば大いなる成果につながることに成るので頑張っていただきたい。ふるさと回帰運動は、昨年よりはさらに動きが活発になっており、有楽町の情報センターは人が途切れることがない状況である。 今年の春はことのほか忙しく、仕事に振り回されている。桜とてみる暇がなかった。今年の春のイメージは、暖かくなったら桜のトンネルの下をゆっくり歩くことだったので残念で仕方ない。自治労本部に勤務していた頃は、いつもこの時期はJR四ツ谷駅で下車し、外堀公園の桜のトンネルを市ヶ谷まで歩き、出勤したものだが、それもできなくなって久しい。鶯が鳴き、メジロが花をついばむのを見たのはいつの日だったのか。桜のトンネルと言えば、わがふるさと福島県浜通りのJR夜ノ森駅前の通りが有名だが、いまもあの地域は避難勧告地域で、誰一人見る人もいないのに満開の桜となっていると今日の朝日新聞に写真入りで紹介されていた(写真はつくったように今年秋に結婚する若者が写っていたが)。なんと無残で悲しいことか。季節は巡るのに人は帰らない。誰がこんな現実を招いたのか。誰も責任を果たさず、みんな知らない顔を決め込んでいる。 ふるさと回帰運動の広がりを感じさせる事例を紹介します。今年、2名の学生が卒論でふるさと回帰運動を取り上げた。先進地域である長野県飯山市や千葉県鴨川市を取材し、この運動の可能性に肉薄している。うれしい限りである。ふるさと回帰運動が、こうした若者たちの希望になればさらにうれしい。次年度以降もこうしたことにチャレンジする若者が生まれてくることを祈念し、期待したい。 4月に入って各自治体からの来訪者も多い。一昨日は3月に訪れた徳島県三好市の黒川市長が全国市長会出席の途中に寄っていただいた。ふるさと回帰支援センターの団体会員にも入っていただき、シニア世代のふるさと回帰に取り組みたいと決意をのべておられた。また、昨日は山形県小国町の盛田町長にもお訪ねいただいた。団体会員になっていただき、今後とも連携を深めていくことになった。この打ち合わせには見城理事長も参加された。また、今日は三重県尾鷲市の担当者がやっと予算が取れましたので団体会員になって頑張りたいと決意を述べられた。かの地域は紀伊半島の先端に位置し、黒潮に洗われる地域で素晴らしい眺望を楽しめるのではないだろうか。一度訪れたい地域である。

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