2015年6月

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なべちゃんは熱い!

1ヶ月が早い。もう今日は26日だ。外は曇り空。夜には雨となるようだ。過日は高知大学の受田副学長がひょっこり交通会館に顔を出された。同大の地域連携推進センター長も兼任され、政府の「そうだ、地方で暮らそう!」国民会議の委員にも就任されている。先生には5年前の地域社会雇用創造事業のときにも協力を頂き、高知市で開催したビジネスコンペの会場をお借りし、審査委員にもなっていただいた経緯がある。あの時合格した起業家たちは元気でがんばっているのだろうかなどと思ってしまった。先生は、お元気そうで、国民会議への期待も語っておられた。 28日の午後9時からのBS TBSのニュース番組でふるさと回帰支援センターが取り上げられます。21日にインタビューは終わっており、是非見てください。今日も朝から朝日新聞の「文化くらし報道部」の取材があり、月曜朝刊の「Reライフ」というページで「田舎への移住に憧れます。どんな心構えが必要?」という読者の投稿に応える形で紙面が作られるそうですので、チェックしてください。 24日には徳島県三好市がセミナーを開いた。それも隣の神山町を参考にしたわけでもあるまいがサテライトオフィスの開設希望企業を対象にしたセミナーであった。参加企業は4~5企業があったようで、はじめての開催にしてはそれなりの手ごたえを感じていたようだ。売りは空き校舎の無料貸し出しのようで、黒川市長の意欲が感じられるセミナー開催であった。移住セミナーもさることながら、情報の発信という観点からこうしたセミナーだって大歓迎。是非検討していただきたい。 また、昨日は新潟県の魚沼市長も顔を出された。友人の中越地震の復興監をやった渡辺斎君が非常勤の参与になったこともあって案内したようで、これからの魚沼について熱く語り合った。新潟県庁を退職して数年立つが「なべちゃん」は相変わらず熱い。東北大出身の彼は震災復興にもかかわり、三陸沿岸に万里の長城のように建設されている防波堤についても憤っていた。この件については、私も同感で無駄なことをやっているということに尽きる。防波堤ありきではなく、実家が今回の津波で流された東北出身の自分としてはもう少し今後の暮らしを含めた視点を入れて議論してほしかったと思う。 6月がわがNPOは新年度であるが、今月から事務局会議は第4木曜日開催となり、昨日開催した。これまでメンバーであるが参加してこなかった全森連や全漁連、パルシステム、農業会議所も参加され、活発な議論が行われた。5月の相談件数が2000件になったという報告に皆さん驚きの声を上げていた。

5月は1998件の相談件数

梅雨の中休みなのでしょうか?東京は本格的な入梅までには少し間がありそうな感じです。 16日は、ふるさと回帰支援センターの17回目の総会でした。自治体会員の方々や個人会員などが全国から集まり、無事、総会は成立。事業計画や2年に一度の役員人事も原案通り承認されました。また事業費も3億5千万の大台に乗るなど、従来以上のスケールでの活動が予定されています。とくに、新年度は各自治体の新担当者を対象にした研修セミナーを2月の政府予算案確定時のセミナーとは別に、7月に開催することが決定されました。折からの政府の「まち・ひと・しごと創生本部」がらみの長期ビジョンや総合戦略策定を射程に入れた研修セミナーとして各自治体の要望を受けてのものです。また、例年開催している「ふるさと回帰フェア2015」も、東京分は9月12、13日の日程で有楽町の国際フォーラムで開催することも決定されました。今年は27県1政令市が専従相談員を置いて活動を開始しての初年度でもあり、心を熱くして1年間がんばりたいと思っています。 総会には、4月から初めてパネルブースを開設した富山県朝日町、北海道上士幌町の二つの町も出席され、4月に始めてセミナーを開催した朝日町は、早速、朝日町を訪ねていただくなど、反応があったと喜んでいました。 先週末の13日と14日は、合計7回の自治体主催のセミナーが開催されるなど大賑わいでした。とくに14日の九州7県が参加したセミナーには200人を超える参加者があり、初めての開催としては内容の濃いセミナーだったと好評でした。また、政令市としては初めて相談員も配置して移住者の受け入れに取り組み始めた静岡市も40名の参加者が集まり、担当者は、ほっと胸をなでおろしていました。ほかに、徳島県、愛知県、石川県、福井県、長野県大町市もセミナーを開催、それぞれ期待通りの参加者を集めていました。こうしたダイナミックなセミナー開催の動きもあり、5月の移住相談件数は、なんと1998件と2000件にあと一息というところまで伸ばしています。この調子で行くと、夏本番の7,8月は2000件を越え、3000件の声を聞くということになりかねません。このように移住をめぐる情勢はいい感じで展開し始めたと言っていいようです。 昨18日は夕方からNHKラジオに生出演し、高齢者の田舎暮らしについて話をしました。全国放送で大分県や徳島県などの自治労時代の友人たちから電話やメールがあり、励まされました。友人たちの励ましはいくつになってもうれしいものです。

全九州7県が合同セミナー開催

昨日、関東地方も入梅したとか、梅雨はうっとうしいものだが農業関係者にとってはなくてはならないもので、これで野菜高が一段落するのではないだろうか。 今日は、これまで3市の市長の訪問があった。午前には愛媛県宇和島市長がひょっこり訪ねてこられた。宇和島は仙台の伊達藩の支藩で、今年は建都400年祭を開催中とか、一度仙台市と共催でセミナーを開催したらと話したら、それも面白いねということだった。伊達比べも一興かと思った次第である。そのあとに岐阜県中津川市長にもお訪ねいただいた。中津川市は裏木曽ともいわれる地で木曽ヒノキの生産地として知られ、姫路城天守閣西の心柱もこの地のものだ。さらに中山道の宿場町として栄え、街道一のスイーツとして江戸時代から愛された栗きんとん発祥の地でもある。前理事長の立松和平君が提唱した古事の森のひとつも彼の地にはあるということだった。午後には山梨県の笛吹市長も。今年人気No.1となった山梨県の自治体としてしっかり受け皿を作って行きたいと語って帰られた。 先週は6日には高知の尾崎知事がブースの激励に来られた。知事には4年前の3・11東日本大震災の際に、海が放射能で汚染された関係で福島県の漁業者の移住受け入れを要請したとき以来の再会であった。相変わらず若々しい姿であった。7日には宮崎県の河野知事にスペースブースのオープニングセレモニーでお越しいただいた。案内看板は名産の飫肥杉で作られたもので、宮崎県の意気込みが感じられるものだ。総務省出身の知事は地方行政についてはよく理解された方で、東国原元知事の下で副知事をされた知事とか。しっかり宮崎をアピールして帰られた。 今年の自治体主催のセミナーの目玉になりそうなのが14日の沖縄県を含む九州7県合同セミナーの開催である。12階のイベントホールを借り切ってのセミナーだ。多くの移住希望者の参加が見込まれる。 来月5日には北東北3県の青森・岩手・秋田が勢ぞろいしたセミナーがこの東京交通会館で開催される。現在青森県が10ブース、岩手県が11ブース、秋田県が11ブースと計32ブースが並ぶことが予定されている。初めての試みだが是非ともの参加を要請したい。

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いわきの地域おこし協力隊員決定

6月になりました。今月から東京交通会館の1階の柱に大きなふるさと回帰支援センターの広告を出しました。円柱なので3面の絵柄をあしらい、まきつける形にしています。お近くに来たときは見て、感想を寄せてください。 9月のふるさと回帰フェアの準備も着々と進んでいる。すでに参加申し込みも昨年を上回る勢いのようで、果たして会場の中に納まるのかうれしい悲鳴となっている。前夜祭の記念講演を誰にするのか、これが頭の痛いところで、すでに11回目ということになるとめぼしい人はすでに講演いただいており、人選に苦慮している。そうしていたら6月1日の朝日新聞の「異才面談」というインタビュー記事に田中泯さんが掲載されていた。私の親しい友人が現代舞踏家の麿赤児氏で田中泯さんのことは同じ業界ということで40年も前から活躍ぶりは知っていた。最近は俳優としてのほうが有名だが、私たちは舞踏家としての田中泯さんのほうがなじみだ。このインタビュー記事がいい。説得力がある。「自立した地方それぞれの考えがなければ、『上』から来るものだけでは創生はできない」「自分が住んでいる場所が中心で、そこに生まれた誇りを持って生きることが理想なのに、自信を失っているようにみえる。中央がなければやっていけないと考えるような地域は、厳しい言い方をすれば、必然的に絶えてしまうのでは」「中央に出た人たちがつい振り返る、そういう地方でなくてはならない」、そして「ここで生きる」という「誇り」を持つ人を、いかに増やしていくのか、そうでなければ「創生」にはつながらない、といっている。この話を、前夜祭の記念講演でしてほしいと思っている。いかがでしょうか? この間、あまり活動が見えていなかったように思える福井県がついに動いた。知事も参加しての「ふるさと福井移住定住促進機構」が昨日、福井市についに立ち上がった。開所式には県下の市町村の首長たちや商工会議所など関係団体も大勢出席した。今後の新幹線の開通を前に移住者の受け入れ態勢を確立することを目指すことにしている。 先ほど、福島県いわき市から連絡があった。伝統的いわき和紙(通称・遠野和紙)の後継者を地域おこし協力隊員を募集して育てようと決意していたが、2名の募集に6名が応募、めでたく2名の後継者が決まったとのこと。この募集のためのセミナーも5月にふるさと回帰支援センターで開催されていた。

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