2018年12月

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今日が最後、1年間のご愛読に感謝します

年末寒波が来るという。暖冬と言われた今冬も、冬至が過ぎて、いよいよ本番がやってくる。しかし、「冬至 10日で 日が伸びる」といわれるようにこれからは春がミリ単位で伸びていく。ささやかなことですが、そうした希望が持てるということは、どこか心を和ませるものがある。このブログ、今日が最後。1年間のご愛読ありがとうございました。来年は、「まち・ひと・しごと総合戦略」も最終年。結果が問われる1年となることは明らか。しっかりと結果の出せる1年としたいと思う。また、そうしなければと心に誓っている。とくに猪年生まれのこの身にとってはなおさらのこと。 来客や取材などは、20日にはBE-PALの取材があった。このアウトドア雑誌は40~50代以上が主な読者とのことで、2月10日発売の3月号で8ページ程度の特集を組む予定とか。早速今日センターの取材も行われた。乞うご期待!21日は朝一番で宮城県加美町長があいさつに見えられた。いつものことながら、熱い想いを語られていた。なかでも、この3年間で移住者が123人なったことや2020年のパラリンピックのチリ選手団の合宿地に選ばれたこと、循環型社会構築のための新電力会社の設立・運営に取り組んでいると語った。この日は、ほかに中央公論も打ち合わせに。22日は午後から滋賀県に。夜は元自治労県職員組合の3役の方々と意見交換。野洲市長や守山市議会議員とも現状などについて語り合った。今日、26日は最終日。先の石田総務大臣の訪問に引き続き、今度は鈴木総務副大臣の視察を受けた。この運動の更なる発展のためにも関係省庁の政務三役の方々に現場を知っていただくのは望外の喜びといっていい。この日は、朝一番で静岡県の難波副知事の訪問もあった。 セミナーは、21日は長野県宮田村が「第3弾信州宮田村移住交流会 田舎VS都会 生活・子育て・仕事 移住で何がどう変わる?」を開催。11組15名の参加。ゲストは昨年のセミナーに参加し、移住した2家族が実践編を語り、参加者の心をつかんでいた。宮田村は唯一、村としてブースを開設し、移住者の受け入れに尽力している地域である。この日は千葉県鴨川市も久しぶりに「稲わらで縄網体験も!『ゆるーくつながる農的暮らし』~南房総・鴨川生活~」を開催。11名の参加。加藤登紀子理事の娘さんの歌手のYaeさんも参加して、ワイワイの盛り上がりとなった。22日土曜日は、静岡県浜松市など4地域が開催。浜松市は「まちと田舎のちょうどいい暮らし 移住しやすいまち浜松」を開催。ゲストは、まちづくりに熱心な不動産屋と天竜浜名湖線の営業担当が参加し、街中暮らしと里山暮らしをそれぞれ語り、比較してもらった。参加は13名であったが幅広い年齢層が集まり、中身の濃いセミナーとなった。セミナー開催の参考になるセミナーといっていい。愛媛県宇和島圏域の「極南予(きわみなんよ)移住フェア<宇和島市・松野町・鬼北町・愛南町>」は23組26名の参加。愛媛大好きの人が集まり、ほどほどに盛況。旬のみかんやミカンジュースも配られた。三重県と和歌山県の合同セミナー「世界の訪れるべき地域第5位 紀伊半島の人と魅力をたどるセミナー」は世界の旅雑誌「ロンリープラネット」の2018年版で第5位に選ばれた紀伊半島の魅力を探るということで開催されたもので、移住者と移住アドバイザーがそれぞれ紀伊半島の魅力を語り合った。参加は15名での濃い内容で、第2弾、第3弾と継続してほしい内容であった。神奈川県の「『物件』も『仕事』もまるわかり 第1回三浦市移住セミナー」は地元のハローワークと宅建協会からそれぞれ2名の方が説明に来て、リアルな仕事紹介や具体的な物件の紹介をして好評。14組20名の参加と初回にしては健闘した。23日は愛媛県が「愛あるえひめ暮らしフェア−ストレスオフな暮らし編−」を開催し、約70名の参加であった。 来年は6日日曜日10時からセンターはオープンします。帰省したときの熱い想いを持っての移住相談を歓迎します。よいお年をお迎えください。

はじめて総務大臣が視察に来た

今年も残り少なくなってきた。忙しい一年ではあったが、それなりの成果を出すことができた一年であったと総括できる年であった。とくに移住相談は4000件を越えた月が5カ月に達し、年間で4万件をクリアした。10年前に2400件であったことを考えると信じられない数といっていい。理由はいくつかあるが、東京にはかつてのような勢いもなくなり、求心力もなくなっていることは事実だろう。さらに、若者たちの価値観も大きく変わった。地方には多くの可能性もある。まじめに働けば、自ずと結果はついてくるような気がする。それは、WEBなどに氾濫する移住情報を見れば明らかだ。 また、移住セミナーも530回に達した。昨年485回に留まっていたところを45回も上回った。もうこれが限界と思っていたが、この程東京交通会館4階に約100坪の部屋が空くことになったので、セミナースペースとして来年4月から借りるとこにした。これで、セミナースペースがなくて移住セミナーが開催できないということは一定程度回避できるのではと考えている。セミナーについては、ただ開催すれば人が集まるという段階は過ぎた。530回にもなると数人しか集まらないところも出てくる。多くの参加者を集める自治体は、しっかりとテーマを絞り、わが町に来ればこうした暮らしが可能である、ということをしっかりアピールしている。さらに、移住者の経験談も重要で、その辺のところもカバーされている。移住してできる暮らしも重要なポイントになる。11月、12月は仕事をテーマにしたセミナーも多かった。仕事はその地域の特徴ともつながる。セミナー開催にあたっては、この辺のところをしっかりアピールしてみたいものだ。 来客は年末ということもあって多くはなかった。14日には北海道地域創生局長と新潟県柏崎市長の訪問があった。人口減の激しい北海道は必死の取り組みで、最近、エンジンがかかってきており、過日のフェアには1000人を超える来場者があった。新潟もホップ・ステップ・ジャンプとこの3年人気ランキングを上げてきており注目株だ。 16日の福井県の水産部技幹は農業分野への移住者の取り組みについての問い合わせであったが、現在は茨城県と静岡県が月に1~2回程度農業分野への移住相談会を実施し、受け皿を用意し、成果を上げていることを報告し、今後の展開などについて話し合った。 18日は栃木県副知事と静岡市議の訪問があった。静岡市は政令市で唯一移住相談員を配置していることもあり、関心が高く、昨年もこの時期に査察に来ておられた。 また、この日は午前中に官邸で開かれた「まち・ひと・しごと創生会議」で、総理から移住の取り組みの現況が「ふるさと回帰センターでは移住相談件数が10年で10倍、しかも若者の割合が急増している」と報告されていたようだ。 19日は初めて総務大臣の視察があった。前職が和歌山県海南市の市長であったこともあり、移住には関心が高く、有意義な視察となった。その後、総務省に場所を移して情報誌の来年新春号の対談を行った。 セミナーは年末にもかかわらず14回という多数に上った。14日は北海道と石川県が開き、石川は「いしかわ冬暮らし座談会~冬の味覚を味わいながら話さんけ~」という北陸の冬の暮らしを語り合い、16組18名の参加。15日土曜日は人気の山梨県ほか3県が開催し、山梨県北杜市・韮崎市・甲斐市の「北杜市×韮崎市×甲斐市 合同移住相談会」には32名の参加と賑わった。 16日日曜日は福井県の「ふくい移住・就職フェア」をはじめ8回開かれ、12階のカトレアサロンの福井県は131組177名の参加と気を吐いた。今回は参加自治体がそれぞれ、自分の自治体にU・Iターンした人を伴い、その場で相談できる体制を取ったことが良かったようだ。新潟県も12階のダイヤモンドホールで「にいがたU・Iターンフェア2018」.を開催。なんと274組346名を集めた。その特徴は、参加自治体が50自治体を越え、併せて学生の就職イベントも開催し、成功したようだ。

今年は移住相談4000件超えが5カ月も

今年は、暖冬ということだが今日は寒い。有楽町の駅前では枯れ葉が寒風にあおられ、道行く人はコートの襟を立て、足早に通り過ぎていた。12月に入っても、セミナーの開催は多く、先週は20回の多さであった。一カ月の開催実績では、7月に64回という記録を達成。今月は47回で、9日と16日の日曜日が8回と健闘した。ちなみに今年最後のセミナーは23日日曜日の「愛ある愛媛暮らしセミナー」で締めくくることになる。 11月の移住相談件数が明らかになったが、4564件と9・10・11月と連続で4000件をオーバーした。多かったのが北海道・福島・広島・長野・岡山の順となった。これで今年は6月、7月と合わせて5カ月で4000件を越えた。 来客は、5日に週刊誌「サンデー毎日」、7日に「田舎暮らしの本」の取材があった。7日には日曜日ではあったが、山口県の担当副課長と相談業務のあり方についての意見交換を行った。この日は12階のダイヤモンドホールで高知県が「高知県最大級のUターン・Iターン相談会『高知暮らしフェア2018冬』」を開催。県下34自治体のうち32自治体が参加するという大規模なもので186組245名を集めた。メインプログラムでは地方都市代表と中間地域代表、山里地域代表がそれぞれの地域の暮らしをアピールする比較セミナーを開催するなど、盛り沢山のフェアであった。前の週の1日には大阪でも開催している。 セミナーの開催は、7日が宮崎県と三重県が開催。-宮崎県は「移住者に聞く!『福祉の仕事と宮崎の魅力~あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVOL5~』」を6名の参加で開催した。参加者は少なかったが本気度の高い人が多く、ゲストは宮崎市・小林市・綾町への移住者が実戦経験に基づいた話しをした。8日土曜日は愛媛県他5県が開催し、愛媛県は8・9の両日にわたって「地域おこし協力隊イベント」を開催し、8日は19組21名、9日は24名36名と大健闘した。具体的な内容による相談会であったことが良かった。8日の岩手県一関市・平泉町と宮城県登米市・栗原市の旧伊達藩に属する自治体が合同で「2018伊達なくらしセミナー」を開催。13組20名の参加。来年3月にも予定されている。この日は長野県の北信地域の木島平村・山内町・栄村が「冬と上手につきあう暮らし~冬のお仕事・夏のお仕事ご案内します~」を開催し、10組12人を集めた。この日は旬のりんごや野沢菜を持ち寄り、ワークショップ形式で意見交換をした。和歌山県の「なにする?わかやま、”継業編 地域のナリワイを引き継ぐ”」は11組17名参加で充実したセミナーとなった。和歌山県は国の政策を先取りする形で政策展開をしており、継業の取り組みも評価できるものだ。 9日日曜日は山口県の2回のセミナーなど8回と目いっぱいの開催であった。山口県の「山口県に関わりのある在京者の交流会~触れてみよう地元のこと 働くこと~」には60名を越える参加があった。山口に移住し、活躍している若者を呼んで、彼らの目線での経験を語ってもらい、好評であった。もう一つの「やまぐち暮らし休日相談会~お金のプロに聞く、移住するうえで大切なお金の話~」は27組34名の参加。ファイナンシャルプランナーが、移住するにあたってのお金・しごと・家の問題を年表にして、アドバイス。また、住むエリアによっての収支の違いなども明らかにして相談に応じていた。ほかに、埼玉・青森・秋田・富山などが開催した。埼玉県は「家の建て方・借り方・暮らし方セミナー~埼玉で暮らす~」を加須市・川島町・寄居町・宮代町の参加で開催。ゲストを島根県隠岐から呼んで中心市街地の活性化の取り組みを学んだ。青森県は弘前市・黒石市・三沢市・平内町・田子町・南部町・おいらせ町が参加して「青森暮らしセミナー~子育てのまち編~」を開き、10名の参加。タイトルが抽象的で、参加してみようという気になるものが必要だったかもしれない。7自治体の共催による開催としては少しさびしかった。青森の子育てにはこういうものということが必要だったのでは。富山県の「とやま子育て移住セミナー」は6組11目の参加で子どもが5名。にぎやかなセミナーであった。

神山町長など徳島5町村長が視察に

 12月になり、急にあわただしくなってきた。今年は暖冬の予報もあり、今日などは20度になろうかという気温で、銀座も春霞がかかったような気候である。このブログ、先週はお休みをいただいた関係で内容は盛りだくさんの感じになる。  来客は、11月28日は全国町村会があったとかで、長野県阿智村の村長が顔を出していただき、今日付けで会員化の連絡があった。移住実績が積みあがる長野県、さらに会員化が進むことになった。29日は徳島県の勝浦町・上勝町・神山町・石井町・佐那河内村の5町村長が視察に、いずれの町村も全国的に知られた所で、神山町は移住希望者が200名も順番待ちの状況とか。この日は、6名の福島県会議員の視察もあった。30日は全農大分の花木課長が全農としての就農者受け入れの中間報告に来た。さらに、読売・朝日、ベルギーの「ラ・リーブル・ベルジック」紙の取材を受けた。12月1日は富山県黒部市議会の10名の議員の視察も。4日は日本共済協会から「共済と保険」4月号への原稿依頼もあった。この日は午後、まち・ひと・しごと創生本部に来てもらって、新年度予算から6年間にわたって移住者に対する「わくわく地方生活実現政策パッケージに係る要求事項」としての就業・起業に対する国費の提供に関するヒアリングを行った。これは、一部マスコミで移住者に対する資金の提供が行われるとの情報により、移住希望者からの問い合わせが来ていることから行ったもの。創生本部からの説明では、①この事業は移住支援の一環で、各県の手上げ方式で行われるもの。②詳細は現在検討中で、12月21日をメドに決定される。③規模は6年間で6万人。④今後とも必要に応じて意見交換していく、ことなどが確認された。  セミナー等の開催は、21日から25日までの間は石川県の「住んでいる人に聞いてみよう。町家・古家のホントのトコロ」や長野県南信州地域の「リニアでグッと近くなる南信州移住相談会in東京 将来を見据えて移住先を決めよう」など10県11回の開催。  28日から12月2日の間は15回の開催と賑わった。広島県は28日と12月1日の2回開催にチャレンジした。28日は「広島の社長と語ろう”とっておきの仕事ミニセミナー”」にはIT企業のインジニアなど5名の参加。こじんまりとしたセミナーになったが充実したものでゲストは2名。1日は「HIROSIMA.ひろしまinトーキョー『ひろしまにFA宣言!』」ということで、10名の参加。広島カープのある暮らしの楽しみ方などを具体的に紹介。ガンガン盛り上がった。この日は長野県松川町も「求む!保健師『移住定住』×『保健師就職ガイダンス』~あなたの力で松川に健康を~」を開催。参加は1名であったが継続してやっていくことになった。30日は栃木県小山市・那須塩原市が「小山市×那須塩原市セミナー~都会を使いこなす暮らし方~」を開催。宮崎県も「『継業』について学ぶセミナー~あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVol.4~」をほぼ男性ばかりの29名を集めて開催。事業承継センターからのゲストが5つの具体的事例に基づき話し、好評であった。1日は佐賀県武雄市が「星と暮らす 星をシェアする~佐賀・武雄ではじめる花まる生活~」をテーマに官民一体型学校の花まる学園の取り組みを紹介。24名の参加で四国からの参加者もあった。民間のノウハウを生かした公教育の位置づけで展開している。佐賀県は2日にも「豊かな自然でスローな生活!さがの林業について知ってみようセミナー」を開催。山を走るトレイルランを趣味にしている人も山での仕事に変えることを検討して参加。8名が集まった。他に、長野県地域連携中枢都市圏、大町市、神戸市などが開催。大町市は20名の参加でりんごと野沢菜を食べながらテーブルを囲んでのセミナーとなった。神戸市も起業支援が手厚いとのことで23名の参加。2日も富山県、埼玉県、滋賀県、京都府がそれぞれセミナーを開催した。埼玉はときがわ町で起業塾を開いている方がコーディネーターを務め、東京を中心に11名の参加。京都も初めて「京野菜をつくりませんか?」のセミナーを開き、9名の参加。

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