2022年11月

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齋藤兵庫県知事が突然、視察に来訪!

11月23日、ついに後期高齢者の仲間入りとなった。2025年問題とかいうものがあるらしいことが今日、知った。団塊世代の最後に生まれた人も後期高齢者になることを指し、医療費などが膨らみ、要介護者も増加し、大変になることを意味しているようだ。しかし、この世代、年間の出生者がピーク時で270万人。それが、昨年の出生者は80万人、今年はさらに減る見込みとか。比較すると途方もない少子化がこれからのこの国の足かせになる。これだけではない、赤字国債もすでに1200兆円もある。こうした中でウクライナ戦争絡みで防衛費がGDPの2%への引き上げが議論され、財源は赤字国債で賄うといった議論がある。これはすべからく次の世代へのつけ回しを意味する。ことほど左様に多くは一事が万事の対応。なかなか明日に希望が持てる政策は見当たらない。 11月はセミナー開催が多いと前に書いたが、今日26日と明日27日を合わせるとなんと12回のセミナー開催になる。この分で行くと2022年は昨年の562回を上回る600回を超えそうである。また、各県相談ブースで開かれている個別相談会も昨年の499回を上回りそうとの報告が来ている。「移住セミナーへの参加無くして移住なし」、コロナ禍のなかで各県の健闘が際立っている。 取材・来客は、17日は岡山県玉野市柴田市長が来訪。20日は福島県東白川地方町村会の塙町など4町長が来訪、最近の移住動向巡って懇談。さらに、宮城県色麻町早坂町長も見えられた。20日は日曜日であったが群馬県のセミナーがあったので出勤し、群馬県の西担当副部長、担当課長に挨拶。セミナー冒頭でも最近の移住を取り巻く状況を報告させていただいた。22日は齋藤兵庫県知事が、時間が空いたのでと視察に来ていただいた。知事から「前に会っていますよ」と声をかけられ、恐縮した。午後は、山口県岩国市の石原市議が12月議会で移住を取り上げたいと来訪。意見交換した。24日は秋田県の移住・定住促進課長が来訪。これからの取組みについて率直な意見交換を行った。25日はフジテレビの「ポップUP!」にオンラインによる取材を受けた。 地方移住セミナーは24回開催した。 11月9日、高知県が「Uターン、Iターン、嫁ターン歓迎!『高知のきらりと光る個性派企業』」をオンライン開催。全16回の「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座」シリーズの14回目。個性が光る高知の企業3社をピックアップし、社長への事前取材動画を交えてその魅力を伝えた。実際にその企業で働く先輩移住者をゲストに迎え、職場の魅力や都市部とのワークスタイルの違いを深堀りした。今回もオンラインでのみ配信し、計14名が参加。アーカイブ動画は特設サイトにて公開する。https://kochi-iju.jp/lp/iju-maruwakari/ 10日、富山県は「TOYAMA テレワーク+移住を考える 3DAYS」をオンライン開催。自宅ではなく、Wi-Fi環境が整っているところで仕事したり、子供がいる場合は自宅で仕事し、昼休みに家事をしたりするテレワーク移住の様子を紹介した。また仕事以外では、富山ならではの食事や、広い公園で遊ぶなど、ゲストの属性に合わせた、富山での日常の楽しい過ごし方を伝えることができ好評だった。14名が参加した。 11日は宮崎県が「宮崎県日向市サーフィン移住セミナー」をリアル開催。実際にサーフィン移住したゲストのトークを中心に、日向市内の企業ともつなぐなど濃い内容となった。30代~50代の6組8名が参加者し、多くの質問も出て盛り上がった。 長野県宮田村と石川県穴水町は「住むならどっち!?~石川・能登半島で海暮らし/信州・アルプスの麓の山暮らし~」をリアル開催。防災協定を結んだ2つの自治体が初めて共催した。セミナーには町長と村長も参加し、トップの想いを披露するとともに、それぞれの特産物や魅力をクイズ形式で紹介。後半は市町村の職員が参加者に交じり、グループに分かれてフリートークして盛り上がった。9名の参加者は、男女比は6:3で、年代は20代の大学生から50代まで幅広かった。 岡山県は「おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会」をオンライン開催。県内の11市町が参加。各市町の特徴をPRした後、岡山に縁ある方と、縁もゆかりもない方にわかれてフリートークをした。農業や住まい、空き家のリノベーションといった質問が飛び交い、各市町や岡山県担当が回答した。関西、関東、九州など様々な地域から9組が参加。 12日は、群馬県桐生市が「オンライン体験旅~ぐんまの過疎地域とオンラインで繋がってみませんか~【キャンプで体感する桐生市編】」を開催。桐生市の山間部にある花見ケ原キャンプ場が舞台。キャンプ場管理者(地域おこし協力隊員)のトークを中心に、地域の案内を含め情報を発信した。参加者に事前に材料を送付し、キャンプ場での火起こしの方法などを実践しながら中継した。若者に人気のキャンプ生活をぐんまの魅力として大いに発信できたと思う。関係人口の増加にも期待ができる。31名が参加した。 北海道中頓別町は「北海道中頓別町 移住フェア~移住者の声をリアルに伝えたい!~」を3年ぶりに開催。個別相談会の時間を多めに設定し、イベント中盤にはミニセミナーも開催した。4組の先輩移住者の声を動画にまとめて発信。会場スタッフも全員移住者であり、生の声を届けたセミナーとなった。11名が参加した。 神奈川県小田原市は「小田原、ときどき東京~あなたの大切なものの圏内で移住してみませんか~」をミックス開催。3名の先輩移住者が自己紹介スライドを使用しながら都内から小田原へ来て暮らしがどう変化したか、プレゼンした。わかりやすく小田原の魅力が伝わるものだった。フリートークでも参加者から色々な質問が出て、盛り上がった。セミナー後のアンケートでは、満足度は100%、移住意欲も高くなったという回答が多く嬉しい結果だった。28名が参加。 富山県南砺市は「南砺で見つけるはたらくかたち 富山県南砺市移住セミナー」をリアル開催。通常の仕事紹介にプラスして、南砺市ならではの働き方(伝統工芸の継承、職人)をフックにして紹介した。当日参加の方も、そういった働き方に興味を持たれた方であった。5名参加。 山口県は「やまぐちYY!ターンカレッジ<第5回>移住オンラインツアー」をオンライン開催。各市担当職員が、地域おこし協力隊員や新規就農者、移住起業者を訪ね、移住の経緯や生活を紹介した。参加者からの多くの質問が出て、山口県の暮らしぶりを感じていただけた様子だった。27名参加。 岩手県県南地域は「南いわて暮らしセミナー~ゆったり暮らし 自分らしく働こう~」をミックス開催。告知はDM、メルマガ、個別メールを中心に岩手県のSNSでも発信。20~40代の参加者が多く、狙い通りとなった。製造業、建設業、サービス業、林業から企業人をゲストに招き、様々な分野の取り組みを聞いた。働く目線で南いわてを知ることができた。14名が参加した。 鹿児島県は「好きからはじまる 鹿児島移住」と題して、鹿児島市が今年度初の主催セミナーを開催。ワークショップやトークを中心に参加者と共に創り上げるプログラム。同じテーブルの参加者同士が楽しく交流し、終始和やかで良い雰囲気だった。さまざまな立場から鹿児島と関わる4名のゲストトークも盛り上がった。参加者アンケートも「ワークショップが楽しすぎて時間が足りなかった」「いろいろな方と話ができて自分の想いや考えを再認識できた」と満足度の高い結果となった。満席で大盛況のセミナーだった。17名が参加。 佐賀県は「~起業で開く NEXT DOOR~ 主婦のゼロイチ起業「想い」を叶える魔法のブレーキ」をミックスで開催した。ゲストは、専業主婦の頃に指のケガで自転車に乗れなくなった経験から、“握らないブレーキバー「パームブレーキバー」”を開発された方。強い思いと行動力が伝わるセミナーだった。会場、オンライン合計で10名が参加し、会場にはお子さん連れの参加もあった。 愛媛県は年間6回ほど開催している、オンラインでの個別相談会「愛あるえひめ暮らしフェア」を実施。農業や地域おこし協力隊に漠然と興味がある方たち11名から相談があった。移住時期はすぐにではなく、3年以内で検討しているという方が目立った。 13日は、新潟県は「新潟県U・Iターンフェア2022 -いっちゃえNIIGATA –」を東京交通会館12階で開催。大規模フェアとしては3年ぶりの開催で、市町村と関係団体を合わせ36団体のブースが出展。「いっちゃえNIIGATA」と題し、気軽に新潟県に行きたくなるような楽しい雰囲気を目指した。セミナーコーナーは、常にほぼ満席で、相談ブースも順番待ちがでるところも多く、若い世代の来場も目立った。391名が来場し盛況であった。 広島県は「~暮らす・働く・繋がれる~ もっとまるごと! オールひろしま移住フェア2022」を東京交通会館12階で開催。広島県内23市町中、18市町が参加する、今年度でもっとも大きなイベント。相談者は、本気度の高い方が多く、各ブースでは常に、相談対応を行った。広島往復チケットなどが当たる抽選会も実施した。速報値で200組以上が来場した。 三重県亀山市、熊野市、伊賀市、多気町、大台町は「ええとこやんか三重移住セミナー ~聞いてみよう♪ いなか暮らしのリアル~」をオンラインで開催。三重県全体の地域の説明と働き方について説明した後、各参加市町を紹介。座談会で少人数という事もあり、積極的な質問が相次いだ。農業に興味を持っている方が多く、補助や新規就農の方法、有機農法についての質問が出た。その他、住宅事情や地域おこし協力隊についての質問も出た。10名が参加。 茨城県は「エリアにとらわれない暮らし方~みんなで話そう!座談会~ 第5回いばらき暮らしセミナー」をリアル開催。笠間市、桜川市、古河市、稲敷市、利根町を紹介した。元地域おこし協力隊隊員がファシリテーターになり、座談会形式で開催し、最後に個別相談会を実施。各市町が相談を受けた。5名の参加であった。 福島県県北地域は「お家で農業体験!ふくしま県北の暮らしと文化を五感で感じるオンラインツアー」を開催。二本松市の農家に嫁いだり、移住して農業を志す女子が作った「あぶくまの里農ganic女子」のメンバーをゲストに迎えた。参加者は、事前に送った特産品セットで、田舎団子作りなどを楽しんだ後、二本松産の麦酒やリンゴジュースを飲みながらゲストとの交流を深めた。15名が参加した。 長野県は「ながので暮らそう!就農・住まい探しのススメ ぐるっとながの移住セミナー’22秋」をオンラインで開催。長野市を中心とした周辺9市町村による移住セミナー。新規就農と住まい探しに焦点を当て、コンパクトに紹介。新規就農した高山村のゲストによる体験談では、開墾した苦労や行政から受けたサポート、移住した感想を聞いた。後半は飯綱町に移住した方の家探しの苦労と物件探しのポイントを聞いた。39名が参加し、「気候やお金のこと、良い面悪い面関係なくバランス良く聞けて良かった」「ネット情報だけでなく、実際に現地に足を運び、つながりを作ることが大切さだと実感した」との感想があった。今後の現地訪問につながることを期待する。 鹿児島県は「【鹿児島県肝付町】南国!鹿児島で暮らす 移住希望者のための「空き家バンク」活用セミナー」をミックスで開催した。国内初の移住プランナーを講師に迎え、空き家バンクのしくみや移住者が活用できる制度、注意点など細やかにレクチャーした。また、肝付町の紹介では、ロケット打ち上げの様子を捉えた動画が壮大で、とても印象的だった。会場11名、オンライン11名の計22名が参加し、空き家バンクへの関心の高さが感じられた。 大分県は本年度6回目のオンラインおおいた暮らし塾「おおいた暮らし オンライン相談会」を開催。中津市、臼杵市、竹田市、豊後高田市、宇佐市、由布市、日出町、就職、就農、移住全般で個別相談に対応した。移住全般の相談では、Uターン決定、IT移住支援にエントリー済み、森林アカデミーの2次募集に応募済みの方など、移住に向けた具体的な相談が多かった。7組が参加。 静岡県浜松市は「移住して地域でコトを起こすなら~浜松の場合~」をオンラインで開催。浜松市の郊外エリアに移住し、お店を開いた移住者と、受け入れ側の地域の方をゲストに、双方から話を聞ける貴重な機会になった。30・40代を中心に12名の参加。

10月、過去3番目の5745件の移住相談等達成! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

10月、過去3番目の5745件の移住相談等達成!

11月1日に引っ越したが、部屋が片付かない。まだ、ダンボール10箱分が積み上げられたまま。8階の窓からはJR有楽町駅が丸見え、夕方になると西陽が厳しい。ビルの谷間に沈む秋の夕焼けを楽しむ余裕はまだ、ない。 10月の移住相談件数がまとまった。昨年もそうだが10月は12階のイベントルームを使用する大きな移住セミナーが多く、昨年の移住相談等は6181件と過去2番目の多さ。今年も5745件と昨年に次ぐ、多さだった。開催数は昨年57回で今年は63回。ただ夏頃までは前年開催数を約35%超えの開催実績だったが、それはここに来て少し落ち着いている感じだ。参加実績の順番は、初めて青森がトップ。次いで熊本・福井・群馬・高知の順となっている。これらはオンラインセミナーでの集客に成功したことによるものであるようだ。これが、移住セミナーを加えない移住相談等で見ると福岡・広島・静岡・熊本・富山と山口は同数、の順となる。しっかり受け皿を整備して取り組んでいる県が成果を上げていると感じられる。 セミナー開催も活発で、工夫をこらしたテーマでの開催が目立つ。先週は今年度初めて鹿児島市が開催し、満員の盛況であったと報告を受けている。この週は、長野県宮田村が石川県穴水町と姉妹都市協定を結んでおり、共同での移住セミナーを開催、これも盛り上がったようだ。今週末の19日には久しぶりに、静岡県が伊豆半島移住セミナーを12階のカトレアで開催する。20日日曜日は同じく12階で、35全自治体が参加する「オールぐんま移住フェア2022」と「移住・就職フェア富山くらし・仕事相談会」の移住実績のある両県が大きなイベントを計画しており、こちらも人を呼びそうだ。 取材・来客は、9日午前に初めて東京交通会館社長に面会。20周年でお祝いの花を頂いたお礼に伺った。若干、国の有り様などについて意見交換。その後、広島県竹原市今栄市長と懇談。午後、長野県南箕輪村の藤城村長と懇談。村長は、東京・江戸川区職員を経て5年前に移住。「県内からを含む約73%が移住者の1万6000人の村で、製造業が盛んな地域」らしい。今後、43歳の町長の手腕が問われそう。期待したい。10日は福岡県八女市の副市長が移住動向の視察に。山口県労働政策課山崎課長が来訪、懇談。静岡市議、来訪。11日は山形県置賜総合支庁西澤支長がセミナー参加で来訪。地域の移住者受け入れについての意見交換を行った。打てば響く人だった。午後、文芸春秋記者と雑談。12日、セミナー参加の宮田村小田切村長が来訪、懇談。セミナー参加の鹿児島市移住担当3名と意見交換。15日、徳島県阿南市職員6名視察。広島県府中市長来訪。富山県砺波市竹田市議来訪。長野県江沢飯山市長来訪。先月28日に初当選し登庁したばかりとか。増加する移住者と従来からの住民との融合・共生を考えてみたいと率直な考えを巡って意見交換。16日、NHK出版と意見交換。 長野県飯山市の江沢市長と 地方移住セミナーは15回。 11月2日に、移住候補地として人気が高い千葉県南房総市と館山市が「コラボ移住セミナー~南房総回帰フェア2022秋~」をリアル開催。それぞれ、起業、就職、就農等、テーマごとに相談デスクを設け、回遊して話が聞ける形式。相談者同士で情報交換する姿も見られ、リアル開催ならではの熱気が感じられた。セミナー後半には、館山市「NPO法人おせっ会」理事長が、不動産探しのポイントについて講演。参加者のほとんどがセミナー終了間際まで熱心に情報収集する様子から、本気度の高さがうかがえた。20~60代の16名が参加。 鹿児島県は「鹿児島・移住オンラインセミナー2022 vol.3 #農ある暮らし編」を、初めて、農業+宿経営にチャレンジしたご夫婦をゲストに迎えオンライン開催した。東京での慌ただしい商社勤めの生活から、雄大な自然に囲まれた暮らしに大きくライフチェンジ。指宿での生き生きした暮らしぶりが伝わった。資金面に関しては、たくさんの質問が寄せられ関心の高さが伺えた。33組が参加した。100組の申込があり、当日参加できなくても、後日アーカイブ視聴が可能。 高知県は「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座12 高知ならではの働き方を徹底特集! 『私が高知で見つけた働き方』」をオンライン開催。全16回のシリーズの12回目。都会ではあまりない、ユニークな働き方を実践する20~50代の先輩移住者3名が登場し、今の働き方にたどり着いた経緯や現在の仕事や暮らしの状況などを語った。今回はオンラインでのみ配信し、計31名が参加。「移住まるわかり講座」初の平日開催だったが、アンケートでは「平日夜の開催はありがたい」との声も見られた。 4日には、千葉県 が「千葉県就農&移住セミナー『ちょうどいい千葉への就農のススメ』~千葉県立農業大学校で研修して就農する~」をオンラインで開催。県内農業の現状や、千葉県立農業大学校で学べる内容について、スペシャリスト3名が丁寧に説明した。ゲストとして、農業大学校を卒業し、就農を実現したいちご農家の男性(30代)が登壇。ファシリテーターとの対話形式で、農業を始めるまでの経緯や苦労、農家の日々の暮らしなどを、笑いを交えた軽快なトークで語った。30~50代の16名が参加。 群馬県と岡山県は「移住相談員おしゃべりタイム!群馬VS岡山」をオンライン開催。ふるさと回帰支援センターの特性を活かし、漠然と移住を考え始めた方にも参加しやすいセミナーを企画した。両県の距離は離れているが群馬県と岡山県の意外な共通点、将来移住を検討している岡山県相談員の移住活動体験をざっくばらんにトークセッション。40組が参加した。 5日、徳島県が「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリット型移住相談会」をミックス開催。自然の豊かさを活かしたアクティビティ、都会へのアクセスの良さを中心としたとくしま暮らしの魅力紹介や移住の極意について触れ、個別相談も行った。徳島へ行ったことがない方から移住決定済みの方まで幅広い18名が参加。 青森県青森市・平内町・今別町・外ヶ浜町・蓬田村"が「青森圏域移住・就農じっくり大相談会」をリアル開催。青森市を中心とした青森圏域5市町村による合同相談会で、暮らしの魅力や支援制度をPRした後、移住と就農に関する個別相談会を実施。小規模な相談会となったが、参加者全員が本気度の高い方で、これからの展開が楽しみだ。 北海道上士幌町は「憧れの北海道で介護の仕事をしてみませんか?~北海道十勝 上士幌町暮らしセミナー」をミックス開催した。福祉の仕事に従事する2名をゲストに迎え、異業種からの転職の経験談や具体的な求人情報をPR。会場スタッフの多くが移住者であり、それぞれがご自身の言葉でなぜこの町で暮らすのか、なぜ今の仕事をしているのかを伝える姿が印象的であった。セミナー途中には竹中町長も登壇し、町長自らPRを行った。10名参加。 和歌山県は「わかやま林業体感セミナー2022(第1回)」をミックス開催。県の林業の特徴等を座学形式で紹介した後、レイアウト変更して、移住後林業就業したゲストを交えたトークセッションを実施。熱心な質問が飛び交い、終了後も残って質問される方もいた。12名が参加した。 愛媛県は「えひめ移住オンラインセミナー 気になる!えひめの子育て環境を大公開!」をオンライン開催。地方の子育て環境についてリアルな声を伝えるセミナー。ゲストの「移住先の小学校では、少人数なのですべての子どもにスポットライトがあたる」「学力低下が心配だったが、先生の目が行き届くので、わからないところはすぐ教えてもらえた」という話が印象的だった。12名が参加した。 同日、愛媛県が「移住検討の“ファーストステップ” ~ドキドキ!移住相談って最初に何カラ聞かれるの?~」をオンライン開催。移住について考え始めたばかりの方や移住相談をしたことがない方を対象に、わかりやすく解説した。初めての面談ではどのような話をするのか、仕事の相談先、移住の準備期間などについて、よくある相談の傾向や先輩移住者の情報をもとに説明した。翌週以降の移住フェア(個別相談会)の申し込みもつながった。32名が参加。 6日、北海道が「北海道移住・交流フェア2022 東京会場」を交通会館12階で開催。86の市町村・団体が出展した。(うち2自治体は直前にコロナの影響で出展中止)来場者数579名と、目標の500名を大きく上回る集客があり、コロナ前とほぼ同水準の参加となった。現役世代を中心に多くの来場者でにぎわい、ミニセミナーなどは立ち見が出るなど、北海道移住の関心の高さが伺えた。 静岡県と石川県は「5県を巡る暮らしの魅力発見紀行第2回「技」静岡×石川セミナー」をミックス開催。石川県が中心となって開催する、『世界塗業遺産認定県連携リレーセミナー5県を巡る暮らしの魅力発見紀行』第2回目。今回は静岡県と石川県がコラボし、伝統工芸に焦点を当て、魅力や地域の特徴などを紹介した。ゲストは静岡からは『修善寺和紙』に携わる方、石川からは『漆芸』の魅力を発信している方が登壇。そのまま個別相談を希望された方もおり、ゲストや自治体とじっくり話していただける機会となった。6名が参加した。 福島県は「GOOD FRAME CATCH FUKUSHIMA二拠点生活の魅力を知るゲストトーク×オリジナルふくしまマップづくり」をリアル開催。福島市と東京の二拠点生活を実践している建築家をゲストに迎え、ふくしまの魅力と建築家としての福島市の街づくりへの想いを聞いた。 その後、参加者9名によるグループワークを行い、これからどのようにふくしまと関わっていきたいかを語り合った。 長野県は「長野ならどっちも行ける!本気の就農、趣味の菜園 楽園信州移住セミナー」をリアル開催した。就農と菜園では農業への関わり方が違うため、テーマ別にセミナーを実施。40、50代が中心で男女比は半々だった。就農では、地域おこし協力隊から一人農業に取り組む30代女性、菜園では、移住後に公務員をしながら週末農業を楽しむ50代男性がゲスト。参加者は9名と少なかったが、活発な意見交換が展開、アットホームで密度の濃い内容となった。個別相談も時間オーバーまで行われ、「半農半Xについて、具体的に質問できてよかった」「第二の人生で農業を目指すことに躊躇があったが、じっくり話せて前向きになれた」と感想が聞かれた。

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20周年レセプションに自治体・政府・大学など関係者160名が参加!

今日(11月7日)は立冬、北国では雪が舞うかという季節である。11月1日には、セミナールームなどが4階から8階へ引っ越しが終わった。これでふるさと回帰支援センターは8階にすべてが集約された。3日は文化の日であったが、会場の関係でふるさと回帰支援センターの20周年祝賀レセプションを平河町のルポール麹町で開催した。文化の日ということもあって各県知事や市町村の首長は公務が入っており、出席が叶わぬと欠席。唯一、東京から新幹線で1時間、政令市でブースを配置し、移住希望者の取り込みに頑張り、成果をあげている田辺静岡市長が顔を見せられた。ありがたいことである。来賓挨拶はまず日本郵政の増田社長にお願いした。2014年春の増田レポートが今回の地方創生の口火を切り、ふるさと回帰運動の背中を押し、政府の「まち・ひと・しごと創生本部」の設置につながったからである。ついで、上記の田辺市長が地方移住の意義を力強く語った。政府からは田園デジタル都市国家構想実現会議事務局長、総務省からは地域力創造審議官が挨拶。更に、「第5回ふるさと回帰フェア」から5年間、大学のキャンパスを開放してフェア開催に協力し、2006年からは早大ボランテイアセンター連携講座「都市と農村関係論」を2年間にわたり開講させていただくなど、この運動に協力いただいてきた早稲田大学から第16代の鎌田総長が「早稲田は建学の精神は地方から有為な若者を集め、卒業後は地方にもどり、地域で活躍してもらうことを目標に掲げてきた」と挨拶した。連合からは清水事務局長が挨拶した。出席者はブースを開設し、相談員を配置している各都道府県、友好市町村、霞が関関係者、大学関係、移住者など160名が集まり盛り上がった。 乾杯の音頭は嶋津顧問が声高らかに行った。祝電などは全国知事会長、経団連、農協中央会、理事の加藤登紀子さんなどから多数寄せられた。 祝辞は、山田俊男顧問(参議院議員)、鈴木元厚労省事務次官、皆川元農水省事務次官、伊藤明子前消費者庁長官、小島元環境省地球環境審議官、寺脇元文科省官房審議官、森元全国市長会会長・長岡市長、堀口早大名誉教授、神成内閣官房イノベーション戦略調整官・慶應大教授から、ふるさと回帰支援センターへの期待など心温まる挨拶をいただいた。 取材・来客は、4日に山口県周防大島町前椎木町長が顔を出され、懇談。8日は岩手県遠野市の山里ネットの菊池会長、鳥取県ふるさと人口政策課大呂課長が挨拶に見えられた。 先週は17回の地方移住セミナーを開催した。 10月25日、愛媛県が「春採用はいよいよ佳境だよSP 4週連続!協力隊トークセッション 協力隊って実際どうなの?を相談できちゃう愛媛県オンライン移住相談会」をオンラインで開催。現役の協力隊がゲスト登壇し、着任地での暮らしぶりや活動内容など、ここでしか聞けない貴重な本音トークを繰り広げた。また協力隊同士の中の良さが伝わってきたのもよかった。12名が参加した。 26日、岡山県は「令和4年度 晴れの国おかやま就農セミナーin東京」をリアル会場で開催。ぶどう農家の就農事例、新規就農制度、就農プランの立て方などをレクチャーする本気度の高いセミナーを実施。年齢は30代~50代、オンライン・東京を含め計7名が参加。セミナー終了後も担当者への具体的な質問が飛び交った。 山口県は「やまぐち 夜カフェ オンライン交流&相談会」をオンライン開催。「山口県を知り尽くすレジェンド担当者にやまぐち暮らしのリアルを聞いてみよう」というテーマの情報交流会として開催。周防大島町の職員による島暮らしの紹介、移住検討者からの体験談や質疑応答を通じて、参加者は理解を深めたようだ。12名が参加。 27日、長野県平谷村は「平谷村 親子留学の説明会」をオンライン開催。今年4回目の開催で、村の紹介や親子留学のしくみ、支援制度、申し込み方法などを紹介。体験ツアーも案内した。今回は、制度を使って親子留学している方も出演し、リアルな感想なども紹介。子どもたちの様子や自分がどう変わったか、仕事の様子など、参加者からの質問に答えた。今までもっとも手ごたえを感じたオンラインセミナーとなった。6組12名の参加があった。 28日には、群馬県みなかみ町が「群馬県みなかみ町『都会からUターンして農業に挑む男』」と題し、一度は都会でサラリーマン経験をしたUターン新規就農者をゲストに迎えて、ウェビナーで開催。なんでもある都会生活に違和感を覚えてから、地域に根差す「農業」に挑むまでの話を聞いた。みなかみ町はユネスコエコパークにも選出されている自然豊かな土地であり、四季に合わせた作目を変更や、閑期の作業についてなど、リアルな農業経営についても聞くことができた。36名が参加した。 29日、群馬県太田・邑楽・館林地域は「太田・邑楽・館林地域移住相談会~都心から約1時間・・・緑と水辺のある暮らしをあなたに~」と題してオンライン相談会を実施。ゲストは大阪出身で新規就農の受け入れをきっかけに移住した方と、子育てのために結婚相手の出身地へ移住してきたIターンの2名。この地域は、東京から近く首都圏への日帰りも可能。地域との関わり方や「何があるというわけではない豊かさ」を伝えた。7名が参加した。 京都府は「京都 WORK STYLE~みんなの移住・仕事それぞれのケース~」として、京都ジョブパークと連携し、仕事をテーマに会場とオンラインのミックス開催。京都に移住転職した方をゲストに、京都でのいろいろな働き方を紹介した。幅広い年代の参加者があった。リアル会場では、9組9名の方が参加、セミナー終了後も残り、ゲストの方や相談員と話をされていた。当初集客に苦戦したが、最後の1週間で約14組の方から申し込みをいただいた。また当日申込の方もおり、最終的に28名が参加。 山形県最上地域は「自然×子育て=最上だじゅ!!~“自分らしくを育む”山形県最上地域移住セミナー~」をミックス開催。「豊かな自然」の中での子育てをテーマにセミナーを開催した。19名の参加があり、会場参加者は個別相談の希望も多く、真剣度と関心の高さがうかがえた。 鹿児島県志布志市は「移住者Presents 田舎暮らしのリアルトーク・リターンズ」をミックス開催。ふるさとワーキングホリデーで初めて志布志を訪れた女性3名をゲストに迎え、志布志の魅力が地元の人には当たり前の日常になっていること、困ったことや辛かったことなど和気あいあいと話し合った。大型の台風に遭遇したエピソード、人との出会いや温かい交流など3名それぞれのリアルな声に参加者も聞き入っていた。会場6名、オンライン9名の計15名が参加した。 30日、高知県は「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座 地域おこし協力隊編『地域おこし協力隊ミッション別トークリレー』& 『OB・OGが語る、台本なしのここだけ話』」をオンライン開催。「移住まるわかり講座(全16回)」の10、11講座目。現役隊員3名、OB・OG3名の計6名のゲストが登場し、それぞれの立場から協力隊のメリットやデメリットなどリアルなトークを繰り広げた。会場とオンライン、どちらでも参加が可能な形式で、延べ65名が参加。アーカイブ動画は特設サイトに掲載する。https://kochi-iju.jp/lp/iju-maruwakari/ 石川県は「#加賀白山暮らし 移住ぶっちゃけ座談会」をミックス開催。就職・転職等がきっかけで加賀地方に移住した方を招き、地域の様子や移住の感想など加賀の暮らしを紹介した。会場参加者からたくさんの質問が出て盛り上った。合計18名が参加した。 長崎県は「長崎県で働こう!U・Iターン転職個別相談会in東京」と題して、事前予約制の転職個別相談会をリアル開催。20代後半から50代の7名が参加。参加者の半数が30代だった。相談時間は1枠30分を予定していたが、1時間ほど話をしていた方も。事前に履歴書、職務経歴書を提出頂いているため、レジュメを見ながら相談に対応した。 熊本県は「くまもとお仕事大図鑑~移住で働き方もアップデート~」を会場で開催(林業のみオンラインで参加)。県の職員がスーツ姿で対応だったが、法被着用やブース装飾などすると賑わいがでて良かったかもしれない。「大図鑑」とうたっているので、もっと参加団体のバリエーションがほしかった。セミナーではなく「個別相談」ときちんとうたった方がもう少し集客できたかもしれない。今後の課題である。8名が参加。 和歌山県は「わかやまアウトドアLIFE移住フェア」を会場で開催。移住相談ブースのほか、地域おこし協力隊の座談会、アウトドアショップ等の物販やメダカ釣りの体験コーナーなど、気軽に立ち寄った方も楽しめるイベント内容となっていた。市町村の移住相談ブースでは、現地とオンライン中継し、地域の風景や暮らしぶりを見せる工夫を施された市町も見受けられた。207名の来場があった。 青森県は「青森県UIターン・交流フェア~知るほどに つながるほどに 好きになる青森~」と題して青森県最大の移住イベントを12階で初共催。30団体以上による相談ブースのほか、知事や先輩移住者のトーク、専門家によるセミナー等を実施。オール青森で移住・交流を全力応援することをアピールした。約300名が来場、Uターンが中心で本気度の高い相談が途切れず、ブースを一時も離れることができないほどであった。 同日、青森県が「#交流しようぜ 青森移住だョ!デジタル人財全員集合」を3階で開催。県内のIT業界事情に詳しい講師のほか、県内IT企業の経営者・人事担当者、先輩移住者を召集し、県内最新のIT事情、各企業の働き方、青森県企業ならではの取り組みを紹介した。36名が来場した。 神奈川県は「ENJOY農業!ちょこっと田舎な神奈川で農ある暮らし」をオンラインで開催。農地課を含めていくつかの各市町のPRは、スライド共有し文章を読み上げる旧式スタイルだったのでもう少し工夫してほしかった。愛川町は、役場職員と農ある暮らしを楽しむ移住者とのインタビュー形式で、暮らしがイメージできてよかった。山北町は空き家見学ツアーの案内を告知するなど、次につなげるPRになっていた。短時間のPRで全てを伝えるのは不可能に近く、イベント参加、動画視聴、個別相談へ促す等、セミナー参加者に次にどんなアクションをしてもらいたいのかを考えたPRが必要ではないかと思う。チャットやウェビナー「Q&A機能」で質問がいくつもあり、担当者は回答に追われる様子もみられたが、後日連絡する等、参加者のフォローをする方が移住にはつながるのではと思慮する。22名が参加した。

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