2024.09.25
「ふるさと回帰フェア」に2万8,800人が参加!群馬県知事も
今年も徳島の友人から「スダチ」が届いた。東京もここにきて、やっと涼しくなってきた。 今年20回目の開催となる「ふるさと回帰フェア2024」は無事に終わった。20回目ということで思い切って21、22日と2日間にわたって、有楽町の東京国際フォーラムで開いた。2日間で延べ670自治体・団体が参加し、来場者は初日が1万6800人、2日目は1万2000人、計2万8800人とそれなりの人数を確保することができた。初の2日間の開催で心配もあったが、今年度に入って移住相談者が増加傾向にあり、6~7月が6,000件を超え、8月も5,000件を超える状況で、総じて本気度の高い相談者が多数ということから、それなりの期待もあった。次につなげたいと思っている。とくに、2日目は日曜日ということで午前の来場者は少ない感があったが、午後から伸びてきた。相談者も、最近の傾向である移住情報の収集よりも本気度の高い相談者が比較的多いようであった。群馬県の山本知事にも視察いただいた。 また、1日目は、終了後に20回目ということから、これまでお世話になった関係者・団体の方々にも声をかけさせていただいて交流会を国際フォーラム7階で開いた。来賓挨拶では、第1回(2005年)を当時大手町にあった農協ビルを中心としてサンケイビルの一部を借りて開催し、先着1000名にお米1キロ入り1000個を配布したものの集客が読めないことから苦心したことなどを、当時、農協中央会専務だった山田参議院議員が話され、「食糧安全保障の確保の観点からふるさと回帰運動に参加した」と語った。5回目から会場を提供した早稲田大学からは、第16代総長を務めた鎌田教授が早稲田大学建学の精神にある通り、全国から有為な人材を集め、学び、地域に戻り、活躍してもらうことを重視してきたと述べ、「センターの理事長は3代にわたり本学出身者であり、今後とも支援・協力していきたい」と挨拶。その後、地方6団体を代表して坊全国市議会議長会長(神戸市議会議長)が設立時から後援してきたと祝辞を述べられた。次いで、センターの自治体会員第1号の長野県飯山市・江沢市長や、全国に20ある政令市の中で唯一、センターに移住相談ブースを構えた静岡市の田辺前市長が、政令市の立場からセンターへの期待を語り、「期待に応えていただいた」と挨拶された。