「 ”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」相談員 橋本さん・大井さんインタビュー
東西に長い静岡県を知り尽くした相談員が理想の移住暮らしをサポート!

「“ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」の相談員は、橋本さんと大井さんのお二人。相談員になったきっかけや日々の相談業務、そして現在東京で暮らす中で改めて感じる静岡県の魅力についてお話を伺いました。
-まずは静岡県との関わりについて教えてください。
橋本さん:私は東京都の生まれで、父の転勤で小学校入学と同時に静岡県に引っ越してきました。小学校の途中まで御殿場市で、その後高校卒業までを沼津市で過ごし、今でも実家は沼津市にあります。
大井さん:私は静岡県伊豆市出身で、仕事の関係で神奈川に移り住みました。それまではずっと伊豆に住んでいました。
-「“ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」で働き始めたきっかけは何でしょうか?
橋本さん:プライベートで関わっているクラフトイベントが静岡市でも開催されていて、遊びに行った時、素敵な場所やお店などを知り、改めて「静岡っていいな」と思うようになりました。一人一人と関わる仕事をしたいと応募し、2017年4月に着任しました。

橋本さん
大井さん:静岡県内で就職をし、販売員などを経験後、駅弁の開発や老舗旅館の広報といった仕事で地域と関わることが多くなり静岡の魅力を再発見しました。神奈川県に移住後、相談員の募集があることを知り、改めて静岡に関わる仕事がしたいと応募し、2020年4月に着任しました。
静岡はやっぱり海が魅力!
-静岡県のおすすめスポットや、住むならここかなと考えている場所を教えてください。

東伊豆
橋本さん:先日伊豆地域を視察した際に、視界が開けた場所に車を停めてもらったんですが「青い海、青い空、うわー!」って感じで、すごく気持ち良かったです。あと、今になって贅沢だったなと思うのは、御殿場の家や学校の窓から見える大きな富士山です。富士山は少し見えるだけでもテンションが上がりますが、やはり御殿場あたりからの大きな姿を見ると違いますね。静岡県は山も海もあって、どこも特徴がある場所なので、私が住むならどこもいいなと決め切れません。
大井さん: 私が生まれ育った中伊豆エリアでしょうか。田畑や山、川のある自然豊か環境です。また、峠を越えると海が見えてとても気持ち良いです。西伊豆の夕陽や、下田や南伊豆の海の青さなどもとても素敵です。移住者の受け入れにも積極的な地域も多いです。伊豆に限らず、静岡県は美味しいものや美しい景色もたくさんあり、おすすめの地域は絞りきれません。
どの地域が合いそうか、じっくり話を聞いた上で、現地を体験してもらう
-日々の相談業務について、どんな相談者や内容が多いのでしょうか?
橋本さん:20〜40代の子育て世代の方がよくいらっしゃいます。静岡県の中西部は子育て環境を求めてUターンしたいという方、東部は東京から近く、伊豆を訪れたことがあるからか、温暖でのんびりとした所に暮らしたいという動機の方が多いなという印象です。

移住女子会トーク
大井さん:自然豊かな場所で子育てがしたい、東京に帰りやすく自然のある場所で暮らしたい。静岡県内に旅行をした時に、人や町の印象が良かったので移住先として考えたい、など理由は様々です。
-印象に残っている相談や移住者の方はいらっしゃいますか?
橋本さん:先日、伊豆の賀茂地域にあるお試し住宅を視察してきたのですが、ちょうどご夫婦がお試し居住を体験されていました。体験は1ヶ月もなかったそうなのですが、ご近所から貰った柑橘をピールにしてお返ししたりといったコミュニケーションを取られていて、素敵だなと思いました。お試し住宅では、普段から建物の持ち主の方や町役場の方・近所の方とのやりとりがあるみたいなので、その地域に住みたいと思っている方には、お試し住宅での体験はすごくいいと思います。
まずは静岡の人柄に触れて友達になってもらいたい
-静岡県の魅力はどういったところでしょうか?
橋本さん:暖かくて人の感じが良いと言ってくださる方が多く、私も実際にそう思っているので嬉しいです。静岡県は東西に長く、地域によって文化や言葉遣いが違うのも魅力の一つだと思います。東部でしたら首都圏に新幹線通勤、市街地でしたらある程度の便利さを保ちつつのんびりとした暮らし、そして山間部や海沿いでは田舎暮らしと、いろんな生活スタイルが実現できる懐の広さが魅力です。
大井さん:すべての地域が魅力的な点でしょうか。豊富な温泉資源と海と山という自然豊かな伊豆エリア、雄大な富士山の恩恵を受け、首都圏からのアクセスの良さが人気の東部エリア、コンパクトな地方都市生活が可能な静岡市を代表する中部エリア。広大な田園地帯で農産物も豊富で産業も盛んな西部エリアなど、東西に長いこともあり、地域ごとに異なる特性を感じられるのは大きな魅力だと思います。

大井さん
-最後に、静岡県への移住を考えている方にメッセージをお願いします。
橋本さん:最終的に静岡県に移住しなくても、話していく中でその方に合った移住先を見つけていただければいいなと思います。移住後に「こういう暮らしをしたい」という思いを話すことで気持ちの整理がつくと思うので、ちょっとでも引っかかることがあれば話しに来てください。理想の暮らしにぴったりの地域を一緒に見つけていきましょう。
大井さん:首都圏にも中京圏にも近い静岡県は、田舎暮らしも、地方都市の便利な暮らしも可能です。それぞれの地域の魅力をたくさん案内できますので、少しでも静岡に興味がありましたら気軽に相談にお越しください。

”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター 相談員 橋本・大井
プロフィール
橋本:東京郊外に生まれ、小学校入学と同時に父の転勤で静岡県へ。高校卒業までを御殿場市と沼津市で6年間ずつ過ごす。山梨の大学を卒業後、上京。IT業界などを経て、2017年4月より「”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」にて相談員を務める。
大井:静岡県伊豆市出身、中伊豆の田畑や山川のある自然豊かな環境で育つ。静岡県東部・伊豆地区で販売員、講師、営業事務等を経て、駅弁の開発や老舗旅館で営業企画を経験し企業と地域との関わりの大切さを学ぶ。数年前に神奈川県川崎市に移住。2020年4月より「”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センター」にて相談員を務める。
相談員からひとこと
橋本:今の職場のまま新幹線通勤したい。地方で暮らしたいけどある程度の便利さはほしい。海や山のそばでゆっくり田舎暮らしがしたい。そんな様々な思いに応えることができるのが静岡県です。温暖な気候と豊かな自然、のんびり穏やかな人たちに囲まれて、すこやかな毎日を過ごしませんか?こんな生活がしたい、静岡のことが知りたい、などなど、ぜひお話ししにいらしてください!
大井:静岡県は西部・中部・東部・伊豆によってそれぞれ海・山・川・風・田・畑・人の雰囲気が少しずつ異なり、多様性を受け止めてくれているような気がします。また、それぞれの地域から見える富士山のシルエットが違い、自分の好きな風景が心に刻まれていきます。
農業に携わり自然と向き合う生き方もでき、起業する若者も増えつつあります。首都圏や名古屋・大阪にもアクセスが良く「ほどよく地方」というのも魅力のひとつ。
一言では魅力を語り尽くせない静岡県。興味のある方は、お気軽に”ふじのくにに住みかえる”静岡県移住相談センターにお越しください。