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ふるさと回帰フェア、過去最高の2万1845人が参加!

年間を通しての一大イベントの「ふるさと回帰フェア2023」が終わった。年に一度くらいはお祭りをやろうと、2005年に初めて丸の内の農協ビルを中心にしたエリアで開催して今回が19回目。最初は、参加自治体は48自治体、参加者は約8000名だった。集客のためにお米1000袋を当時のJA全中の原田会長自らが参加して配布したことを覚えている。5回目からは場所を立松理事長などの母校の早稲田大学に移した。そして、10回目からは有楽町の国際フォーラムに場所を移し、参加自治体・団体は319団体、1万7000人の参加者数だった。 今年のテーマは「移住で変えるニッポンの未来」で参加団体は390自治体・団体で参加者は目標にした2万人を超え、2万1845人と過去最高を達成した。 前夜祭はテーマを「社会的共通資本(コモンズ)の視点から考えるこれからのニッポン~都市と地方の役割とは~」とし、中央大学研究開発機構の石川幹子教授に基調講演をお願いした。石川教授は、最近話題の明治神宮外苑の再開発について、持続可能な社会創りといったコモンズ的な発想で地域のあるべき姿を考える必要があるのではないかと、問題提起している。パネル討議は、富山県朝日町長、北海道東川町長、神奈川県真鶴町の担当者も交えコモンズ的発想による地域づくりについて語っていただき、多くの参加者から「面白かった」「参考になった」の声が聞かれ好評であった。 社会的共通資本の考えを提唱した、経済学者の宇沢弘文先生は30数年前、私が自治労にいた頃、自治研集会でお会いし、以降何回か謦咳に接する機会があった。当時よく通っていた新宿ゴールデン街も、ご一緒したこともある。影響を受けた先生の一人である。 また、ふるさと回帰フェアのロビーギャラリー「地方暮らし応援コーナー」には、JA全中を始めとした17団体が出展し、移住希望者のさまざまな質問に答えた。日本全国ふるさとマルシェにも49自治体が店を出し、移住者などが自慢の農作物や季節の果物、加工品などを持ち寄り、販売。こちらにも5000人を超える方々が押しかけ、賑わいに華を添えた。 来年は20回目のふるさと回帰フェアとなる。さらにスケールアップし、9月21日、22日の2日間に渡って開催する予定。初日の夕方からは、参加自治体による交流レセプションを考えている。この運動にご尽力いただいた各方面からのゲストの参加も予定し、これまでの歩みを検証することにしたい。 取材・来客は、17日は先月当選された大分県日田市の椋野市長がフェア視察に。彼女とは厚生労働省課長時代に意見交換してきた関係で、親しい。19日はITmediaの取材。20日は埼玉県副知事の視察。

7月、8月、連続で過去最高の移住相談件数確保へ! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

7月、8月、連続で過去最高の移住相談件数確保へ!

東京は雲ひとつない秋空。かつてない酷暑が続いた今年の夏も行きつつあるのか。JR有楽町駅前の東京交通会館8階のふるさと回帰支援センターの理事長室からは、駅のホームが丸見え。このホーム、周りをぐるりとビルに囲まれ、その上の空はどこまでも青く澄み渡っている。山手線、京浜東北線、東海道線、新幹線がひっきりなしに行き交っている。鉄道マニアには羨ましいような景色ではないだろうか。 さて、週末の19回目の「ふるさと回帰フェア2023」まで、いよいよカウントダウンに入り、センター内はなんとなく落ち着かない雰囲気が漂っている。心配ごとは尽きないが、やはり集客が一番の課題である。昨年は350自治体の参加に1万8,572名の参加であり、今年は390自治体の参加を得たことから、この数字を上回り、2万人を超える参加者を確保し、参加自治体の期待に応えたいと思っている。 8月の移住相談件数が明らかになった。8月は約1週間の夏休みもあり、相談件数は例年、そんなに多くない。まして、今年はかつてない酷暑とあって移住希望者の足も少しは止まるのではと思っていたら、なんと初めて4,000件を超える4,232件と、過去最高を記録した。この結果は、設立20年目にして初めてのことで、ふるさと回帰運動の大都市所在地を中心に、全国への広がりを実感させる意味ある結果と言える。 全国状況を俯瞰すると、セミナー参加者を含む合計では、群馬・長野・広島・宮城・富山の順で頑張られた。富山がベスト5に入ったのは初めてのことで、2名のベテラン相談員の頑張りが花開いたと言っていいのではなかろうか。本気度の高い電話・電話・面談でも広島・宮城・富山・福岡・静岡の順と、富山の頑張りが光った。さらに、面談による移住相談に限定すると長野・静岡・山梨・福岡・北海道の実力県が並び、順当な結果と考える。 8月としての過去最高の相談件数は、青森・宮城・福島・埼玉・千葉・東京・富山・静岡・鳥取・山口・宮崎・鹿児島の12県となった。特に、宮城・富山の2県が前年の2倍の実績を上げた。 取材・来客は、8日は午後、自治労元委員長の氏家氏、千葉県自治研究センター椎名副理事長と会員拡大のための意見交換。12日は、タイのThammasat大学のブンミー・チュンポル教授が来訪、久しぶりに語り合った。14日は自治労大津市労連近藤氏、来訪。14日は三重県議会の中瀬古議員が視察に。15日はデジタル田園都市国家構想実現会議事務局の吉川事務局長ほかが視察、日本経済新聞の取材対応。

セミナー報告 9月5日~10日

9月5日~10日は、15回の地方移住セミナーを開催した。 5日は新潟県が「にいがた暮らしセミナーvol4 新潟で開業! 旅・暮らしの概念を変える“宿”」をオンラインで開催した。新潟へ移住して宿を開業したゲストを迎え、話を聞いた。当事者ならではの開業に関する情報が満載であった。申し込み64組(参加は44名)で、セミナー中も申し込みがあった。チャットでの質問も多く、ゲストの話題も豊富で、時間が足りないと感じられた。 6日、栃木県が「シゴトも暮らしも楽しみたい~わたしのとちぎLife~」をオンラインで実施。女性の移住に焦点を当て、矢板市・茂木町に移住した女性をゲストに、雰囲気も和やかで、終始笑顔の絶えない明るいセミナーとなった。MCの進行やゲストとのトーク展開もテンポよく、移住を検討している方々が「知りたい」と思うような内容となり、セミナー中に寄せられた視聴者からの質問も多かった。71名が参加した。 福井県は「福井県庁ジョブセミナーin東京」と題して、県庁職員募集のためのセミナーを開催。学生及び社会人を対象に、福井県職員の仕事紹介と募集案内をした。1時間単位の2部制。各部ごと県庁の仕事紹介と交流会形式の質疑応答を行った。9組9名の参加。社会人7名(男性)、学生2名(女性)。社会人募集枠(移住定住促進枠)の応募締切が目前の9/19ということもあり、社会人の参加者が多かったようだ。 7日は広島県が「どうしても伝えたい!こだわりの食材と生産者の想いをつなぐ広島の食の魅力」をオンライン開催。G7広島サミットで料理を担当したホテルレストランの料理長と、サミットでふるまわれた牛乳を生産する牧場経営者がゲスト。海や山で様々な食材が採れる広島の食の魅力を伝えるセミナーとなった。加えて、広島には、シェフや生産者を海外に送り出し、それを広島に還元する研修制度が整備されており、より魅力的な食の街「広島」を目指す取り組みについても紹介した。25組が参加。 愛媛県は「えひめの絶景に出逢う旅」と題して、西条市と愛南町に移住したゲスト2名の経験談を中心に、観光情報も同時に紹介するセミナーをオンラインで開催した。二つの市町とも町から海と山と川が身近にある地域。川では今流行のSUPやカヤック、海ではスキューバダイビングなどが盛んで、2人ともインストラクターとして旅行客や移住者とつながり、地域の魅力を発信し続けている。移住したらこんな生活をしてみたいと思える話であった。参加者は15名であった。 和歌山県は「【地方移住”ホンネ”サロン#22】人生を探し辿り着いた和歌山での農のある生活 〜 自分らしい人生の探し方 〜」をオンラインで実施。「農ある生活」を営む海自然農苑の白﨑海さん、株式会社日向屋の田中和広さんの2名をゲストに話を聞いた。対象的な性格のお二人の話を通して、参加者の方の視野が広がる内容のセミナーとなった。70名が視聴した。 9日は、鳥取県と島根県が合同で「とっとり・しまね どっちがどっち!?Part2 ~先輩移住者連れてきました!とっとり・しまねに暮らしたら・・・?」をオンラインで開催した。海辺の地域の暮らしや子育て環境をテーマに、鳥取県岩美町、島根県海士町(隠岐の島)からゲストを2名迎え、普段の暮らしの様子や近所づきあい、移住したきっかけ、お子さんの反応などについて、写真も交えながら語ってもらった。参加は11名。 山口県は「第3回 YY!ターンセミナー オンラインワークショップ やまぐちを食べよう!~山口県民のソウルフードチキンチキンごぼう~」をオンラインで開催した。「チキンチキンごぼう」は学校給食をきっかけに県内全域に広まった山口県民のソウルフード。長門市の移住窓口職員が実際に調理しながら参加者との交流を行った。アンケートでは「早速作ってみたい」「楽しく山口のことを知ることができた」などのほか、自宅では料理しないという担当者が材料を切ったり揚げたりしながら盛り付けまで行ったこともあり「だんだん手つきが良くなって微笑ましかった」などの感想があがった。39名が視聴した。 石川県は「地域の暮らしとキャリアの両立~テレワーク・複業・パラレルキャリアという働き方~」をオンラインで開催。東京から珠洲市へ移住しコワーキングスペースなどを立ち上げたゲストから、地域の暮らしとキャリアについて話を聞いた。現在テレワークをしている参加者からは、「移住の可能性を考えられる面白いセミナーだった」という感想が多くあがった。29名が参加した。 静岡県は「先輩移住者が語るリアル移住!伊豆南部でみつける あなたの仕事とくらし」をセミナールームにて開催。静岡県の伊豆南部地域に移住し、地方公務員、地域おこし協力隊、会社員として働く3名をゲストに迎えて、仕事と暮らしについて話を聞いた。当日参加もあり、幅広い年齢層の8名が参加。質問も多く、盛況だった。 福島県は「福島での暮らしとものづくりを知る、夕暮れワークショップ」をセミナールームで開催、会津木綿のトートバッグ制作のワークショップを行った。会津木綿の制作を行う「株式会社はらっぱ」のサブマネージャーをゲストに招き、リアルな会津の暮らしと会津木綿の魅力について語ってもらった。16名が参加し、裁縫をするのが久しぶりという方も楽しんでいた。アンケート結果は「満足」が80%、「やや満足」までいれると満足度100%となった。ふるさと回帰支援センターに初めて来たという人が約半分いたので、センターのPRにもつながったと思う。 10日は、群馬県が「ぐんま地域おこし協力隊募集相談会」を会場でリアル開催した。地域おこし協力隊を募集中の6市町村が参加。現役・OB協力隊4名をゲストに迎えたトークライブでは、なぜ群馬を選んだか。実際の活動、生活ぶりなど本音を聞くことができた。市町村のPRタイムは動画や画像を使い、現地の環境、各市町村の特徴、求める人物像などが伝わる効果的なプレゼンを実施。来場者5名と少なめではあったが、個別相談会では十分な時間が取れたため、話が盛り上がっているブースも多かった。 同日、群馬県が「【藤岡市】鬼石で誰もがありのままで輝く田舎暮らし~甘酒スムージー作りと発酵講座付き~」をオンラインで開催した。古民家宿を経営する星野潤さんをゲストに迎えたウェビナー。星野さんは東日本大震災をきっかけに食への関心をもち、地域おこし協力隊として県内で移住をした。「発酵食」を活動テーマにして、糀・味噌の製造、ワークショップ開催などをしている。オンライン参加者と一緒に甘酒スムージーを作る内容は女性参加者に好評だった。30名が参加した。 山形県東南村山地域は「仕事×子育てを実現!やまがた移住セミナー」を会場で開催。第1部は、東南村山地域の概要と県市町村の支援制度を紹介。山形市にUターンし、子育てをしながら起業したゲストが山形での暮らしぶりを語った。第二部は、各市町村が個別相談を実施。参加者10組13名のうち、5組が個別相談に残り、真剣に今後の移住について相談する様子が伺えた。 高知県は、ラジオ感覚で気軽に参加できるイベント「高知県移住コンシェルジュが贈る高知家移住ラジオ」の4回目を開催した。3名のコンシェルジュが、秋から冬に向けて開催が増える移住イベントの効率的な活用方法や、おすすめのイベントを紹介した。また、参加者から寄せられた質問にも答えながらトークを展開。計10名が参加した。    

「ふるさと回帰フェア2023」への入場は事前登録制になります! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

「ふるさと回帰フェア2023」への入場は事前登録制になります!

東京は9月に入ったにも関わらず酷暑が続いている。温暖化もあってのことと思うがそれにしてもの暑さである。19回目の「ふるさと回帰フェア2023」も来週末に迫り、なんとなくの慌ただしさが加速している感がある。今年のフェアから参加は事前登録制にした。当日でも登録は可ですが、事前登録いただくと入場がスムーズになるので、是非とものご協力をお願いしたい。 我が国を取り巻く状況は、年々深刻なものとなっている。軍備費の増額、少子高齢化、貧困、都市と地方の格差、低迷する食料自給率、温暖化など様々な課題がなし崩し的に拡大・増加している。こうした中で、地方の抱える諸課題もまた深刻なものだ。過疎化の進行などがその最たる問題である。その問題の是正のために都市から地方への人に流れを作り、地域からもう一度この国を活性化させようと20年間取り組んできた。 これまで、意識しなくとも自治体会員は増加してきた。気がつけば、570自治体(7月末現在)が会員になっていただいているが、それを1000自治体まで引き上げることを通して、都市から地方への人の流れをしっかり定着させれば、必然的に地域に有為な人が集まり、地域がにぎわい活性化し、地域からこの国がもう一度元気になる。このためにこれから3年、本気で組織拡大に取り組み、過半数の自治体の総意としてふるさと回帰運動の推進を国民的合意が得られるような体制作りをめざしたい。全国各地の自治体の皆さんの協力もぜひ、お願いしたい。 このことと並行して、首都圏における移住希望者の掘り起こしにも全力で取り組み、地域になじみ地域住民とともに生活していく人材を各地につなぎたい。そのために、地域おこし協力隊事業にも、非営利団体へ門戸を開くよう政府に要請していく。 地域政策は人口減を嘆いてばかりではなんの解決にもならない。ふるさと回帰運動の成功の秘訣は20年間の実践の中にある。そのヒケツを紡ぎ出しながら今年度もしっかり取り組んでいきますのでご期待ください。 取材・来客は、8月31日は福島県二本松市の三保市長が視察に。9月5日には新潟県の元農業普及員の堀井修氏が来訪。旧交を温めた。東京都葛飾区の夏目議員が視察。夕方から総務省の新旧地域力創造審議官と意見交換。6日は山口県総務企画委員会の視察があり、8名の県議団と意見交換。センターのこれまでの取り組みなどを報告し、理解をいただいた。長野県売木村清水村長が久しぶりに来訪、挨拶した。午後には富山県副知事、秋田県副知事が視察に見えられ、挨拶した。中央公論早乙女氏が数年ぶりに来訪、意見交換。夕方からはニューオータニでのJA全中山野徹会長の就任レセプションに出席、山田俊男参議員と懇談。7日はJOINの椎川常勤顧問、嶋津センター顧問、藤田副理事長などと懇談。

セミナー報告 8月23日~27日

8月23日~27日は13回の地方移住セミナーを開催した。 25日は、徳島県が「地方で創る!自分だけの働き方 “新しいふるさと” とご縁をつなぐ “まちしごと”」をオンラインと会場のミックスで開催した。今回のゲストは出身地で藍染め工房を立ち上げた協力隊OGと、孫ターン移住後サテライトオフィス勤務から独立した起業家。開催後には参加者とゲストで各自情報交換を行うなど活気のある会となった。16名が参加した。 福島県は「福島で新規就農した2人が語る農業のイメージが変わる90分」と題したミックスセミナーを開催。ゲスト2人から農業を生業にするなかでの様々な出来事や心の葛藤、苦労話を聞くことが出来てとても興味深かった。就農支援制度や具体的な就農方法のセミナーが多い中、2人のゲストの話から、生産から販売に至る中で「農業」という仕事がいかに他者とのつながりが重要であるかを知ることができた。 長野県は「8人の山マニアに聞く!信州秋山の魅力!楽園信州オンライン移住セミナー」を開催した。初心者向けの山の楽しみ方や、先輩移住者による「身近に山がある暮らし」について聞いた。山が好きで移住したり、登山中心の生活をしたり、世界初の SEA TO SEVEN SUMMITS(海抜0mから人力のみで七大陸最高峰を登る)に挑戦中の冒険家がトレーニングする話などを紹介。「トレイルランにはまり、大会で長野に多く行くようになったのがきっかけで地方移住を検討中」「ゲストの話は、登山の醍醐味を聞けて楽しかった」「8つの市町村それぞれに山との暮らしがあることを改めて実感」などの感想が聞かれた。 スクール形式にしたことでメモをしやすい環境だったためか、熱心にメモをとる様子がみられた。個別相談にも7組の夫婦が残り、時間が押すほど話に花が咲いたようだった。30~40代中心の42名が参加。首都圏だけでなく関西方面からの参加もあった。 岡山県は「\島暮らしの不安・疑問解消/ 島ぐらしの説明書」と題して、笠岡諸島に焦点を当てたオンラインセミナーを開催。離島に移住をした子育て中の2名のゲストが島ぐらしの魅力だけでなくデメリットを含めて本音を話した。「人とのご縁により直感で移住を決めた」という言葉が印象的だった。15名が参加した。 26日は、兵庫県が「みんなで考えよう!《移住×防災》」と題して、9月1日の防災の日を前に、「暮らしの中の防災」をテーマにミックスセミナーを開催した。被災地県としての創造的復興の歩みに加え、移住者であり防災士のゲストを迎えて話を聞き、後半は2つの参加型ワークショップを行った。40代~80代の10名が参加した。 静岡県静岡市は「静岡移住計画セミナー&個別相談会 ~静岡市の『暮らし』と『住まい』と『仕事』」を会場で開催した。静岡市移住支援センターが「静岡市で暮らす」、静岡鉄道株式会社が「静岡市に住む」、株式会社TurnXが「静岡市で働く」、市役所移住相談員が「静岡市の移住施策やイベント」を紹介。トークセッションでは、移住までの具体的なスケジュールなどの話に熱心にメモを取る参加者が多く、質疑応答も活発だった。セミナー後の個別相談会は全員が参加、今後のまち歩き案内、お試し住宅、お試しテレワーク体験、就職相談など具体的な移住促進へ繋がった。参加者6名。 岩手県は「いわてローカルトーク!~遠野市・一関市~」をミックスで開催した。担当者が知るホットな地域情報(スポーツ、文化、仕事)を参加者に伝えることをコンセプトに、遠野市と一関市の協力で開催した。13名の参加者は30代~40代が中心。参加者同士でも会話が盛り上がっていた。 茨城県は「出会って、知って、見つかる茨城~自然と暮らしながら、豊かにあそび楽しむことのススメ~」をセミナー会場で開催した。5テーブル設定し、各テーブルに市の担当者を配置。4市からは自慢の地域やイベントなどを全体に向けて紹介。交流会形式で各テーブルにて交流会を実施した。その後個別相談会を実施した。13名が来場した。 群馬県は「移住希望者と県内企業との交流会 ~ぐんまの魅力ある企業を知ろう編~」をオンラインで実施。設計事務所、小売業、製造業、新進気鋭のベンチャーと幅広いラインナップの企業が参加。ZOOMのブレイクアウトルームを利用し、企業ごとのルームに分かれる仕組みで活発に交流していた。後半では、先輩移住者との座談会でリアルな体験談を聞くことができた。U・Iターンの就職希望者11名が参加した。 27日は、福島県が「福島県南会津U・Iターンセミナー 南会津で始める憧れの里山暮らし~わたし達が思う移住とは~」を会場で開催。2名の先輩移住者が南会津地域での「暮らし」「仕事」「子育て」のリアルを語った。参加町村からの「お試し移住」「住宅支援」等の支援制度の説明、参加町村との個別相談会も行われた。参加者は5名と少なかったが、町村が自ら東京に来て個別相談会を通じて地域ならではの情報を伝えるセミナー手法は、意味があると思う。 和歌山県は「空き家ではじめる新しいコト ~先輩移住者が伝授する活用のヒケツ~」をオンラインで実施した。空き家をリノベーションして飲食店やゲストハウスを営んでいる先輩移住者2名をゲストに迎え、空き家改装の過程や費用面について経験談をもとに話を聞いた。質疑応答の時間も多く取り、空き家の購入やリノベに興味がある人にとっては、具体的な話を聞くことができる満足度の高いセミナーとなった。95名が参加した。 愛知県豊橋市は「『TOYOHASHI RECRUIT』- 豊橋市役所採用ガイダンス in 東京 -」を会場で開催、豊橋市が9月より募集する採用に先立つガイダンスであった。セミナールーム内に4つの小ブースを設け、参加者は一定時間ごとにそのブースを回って話を聞くという形態。6名が参加。和やかな雰囲気の中、ほぼマンツーマンで職員から直に話を聞けた点は良かったようである。会を締めた後も、残って質問している参加者もいた。 長野県下諏訪町と新潟県三条市は、「空き家・移住セミナー」を開催した。地域おこし協力隊のつながりで実現した県を超えての初コラボ。1部は新潟県三条市で空き家のセミナーを、2部はセンターで移住セミナーを行った。どちらも会場とオンラインの両方で行い、主にオンラインでの参加者が多かったが、リアルにも4組参加があった。魅力度対決では、最後に両市町の首長も参加して、双方の魅力についてプレゼンし、参加者の投票で最終的に三条市に軍配があがった。移住した人たちが楽しそうに生活している様子が伝わったようだ。

日韓親善交流事業で青少年交流団30名が視察に! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

日韓親善交流事業で青少年交流団30名が視察に!

昨年4月からセンターに移住相談ブースを開設した東京都は、25・26の両日にJR有楽町駅の広場と東京交通会館1・3階のイベントスペースを使って初めての「多摩島しょ移住・定住フェア2023」を開催した。土曜日はあいにくの雨模様とあって広場の集客はもう一つであったが、3階のセミナースペースでの「知れば住みたくなるたましまセミナー」には三宅島など5つのエリアの紹介イベントがあり、それぞれ定員いっぱいの参加者がありにぎわった。 この週末は、茨城・和歌山・福島・群馬・兵庫・愛知・長野・岩手・静岡市など9県・市が多岐にわたるテーマの移住セミナーを開き、にぎわった。なかには兵庫県のように「みんなで考えよう!《移住×防災》」、茨城県の「出会って、知って、見つかる茨城~自然と暮らしながら、豊かにあそび楽しむことのススメ~」、和歌山県の「空き家ではじめる新しいコト~先輩移住者が伝授する活用のヒケツ~」などユニークなテーマでの移住セミナーも開催され、話題になった。 9月に入る、今週末の2日、3日も宮崎、山形、島根、千葉、鳥取、福井、広島・山口・島根は3県の合同、東京、徳島、岡山、石川の13県が移住セミナーを予定している。なかでも、福井県は12階のイベントスペースで「移住交流フェアWelcome!!福井県~旅する!関わる!暮らす!~」を12市町の参加で開催。ほかに総合案内や観光案内、若狭塗り体験コーナーなどもあってにぎやかなフェアとなる予定。広島・山口・島根の3県は合同で「ひろしま広域都市圏移住フェア2023」を開催。山口県からは周防大島町・上関町が参加。島根県からは美郷町が参加。全体で19自治体が集合する。石川県も「いしかわUIターン大相談会in東京」を予定している。例年のことながら、9月以降は移住セミナーやフェアが1年の中でも一番開催数が多い時期に入り、移住を考えている人にとっては目が離せない時期となる。 22日から1泊2日の日程で和歌山県へ。和歌山放送主催の「人口減少シンポジウム『移住・定住問題を中心に』」に参加。出席者は130名で自治体関係者を中心に集まった。4名のパネリスト移住者のうち、3名がセンターを利用して移住した方々でそれぞれが元気に移住生活を送っていることが報告され、嬉しかった。また、自治体を代表して参加された、すさみ町長の岩田氏は元漁師とのことでざっくばらんな話し方で好感が持てた。和歌山県は全国で唯一の定住センターが古座川町にあり、その維持管理運営業務をセンターが約10年間請け負い、毎年通ったところで、前仁坂知事には大変お世話になった。 取材・来客は、24日に(一財)青少年国際交流推進センターの紹介で30名の韓国の親善交流団が来訪。東京以上にソウルへの一極集中が進む韓国で、NPOによる移住支援団体の存在に大いに興味を持ったようで、活発な意見交換が行われた。25日は山口県周防大島町にある周防大島高校太田校長が来訪。率直な意見交換をした。26日は岐阜県大垣市副市長が視察に。前東京都の島しょ振興公社事務局長が有楽町駅前広場などで開催されたイベント参加後、表敬訪問に来られ意見交換。30日は長崎県議会副議長が視察に見えられた。夕方には山口県下松市長が視察に。7年ぶりに人口減になったということで総務省の帰りに立ち寄られた。そこで話し込んでいる中で元山口県知事の山本繁太郎氏の話になった。山本氏とは30年ほど前の彼が建設省住宅局長時代に高齢社会の住宅政策の勉強会を厚生省の担当者と自治労でやっていたことがあり、ひとしきり思い出話に花が咲いた。市長も山本氏にはとりわけの思い入れがあり、初めて会ったが大いに盛り上がった。

7月の相談件数5686件、7月としては過去最高!

東京は連日、猛暑日が続き、データ的には過去最高の暑い夏となっている。過日の台風7号も紀伊半島に上陸し、列島を横断し、鳥取県を始め、各地で猛烈な雨が振り、被害が出ている。一方で、首都圏は雨が少なく、酷暑となっていることもあり、水源地の水不足が懸念され始めている。 センターは、恒例の夏休みも17日で終わり、18日からフル回転の活動となっている。19日には早速、12階全体(カトレアホール、ダイアモンドホール)を確保した静岡県の「静岡まるごと移住・就職フェア」が開催され、昨年並みの150組255名の参加があった。この猛暑日の中の参加ということから健闘したと言っていい状況であった。また、この日は今年始めて、ブース出展のない奈良県が奈良で働く相談会セミナー「奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか」をオンラインで県と橿原市が共同で企画、開催した。参加者は13名。ゲストは橿原市に移住した人で参加者は半数が奈良県相談者であった。今春、知事も変わられたこともあり、奈良県のふるさと回帰センターへの出展も検討していただきたいと思う次第である。 暫定値だが7月の移住相談件数がまとまった。総数は7月としては2019年7月の5530件以来、過去最高の5686件と多かった。これは移住セミナーが62回の開催と、多かったことも影響している。電話・Eメール・面談の本気度の高い相談件数では、広島・北海道・宮城・福岡・静岡の順となっている。これにセミナーを加えた合計では長野・群馬・富山・福島・愛媛の順となり、長野・群馬は、セミナーでの集客で成果を上げた。また、7月としての過去最高の相談件数は北海道・青森・宮城・山形・群馬・千葉・東京・富山・静岡・滋賀・兵庫・長崎・熊本の13県にのぼった。 取材・来客は、お盆休みもあってほとんどなく、10日の岐阜県高山市副市長が来訪。22日は宮城県加美町の猪俣町長が退任挨拶。8月の町長選で4期目をめざしたが惜敗。町長は早い段階から地方創生に取り組み、センターにも上京するたびに顔を出し、意見交換してきた。移住者もこれまで410名を受け入れるなど、成果を出してきた。個人的には捲土重来を期待したい。

テーマから探す移住フェアに335組が参加! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

テーマから探す移住フェアに335組が参加!

ふるさと回帰支援センターは11日から17日まで1週間、恒例となっている夏休みに入ります。センター設立当時からお盆には故郷に帰り、しっかり故郷の今を見てきて、ふるさと回帰運動に活かしてほしいと恒例としてきた。そして、夏休みが終われば、9月16日前夜祭、17日は本番の19回目となる「ふるさと回帰フェア2023」が控えている。場所は有楽町の国際フォーラム。今年のフェアには過去最高の390自治体が参加。2万人の参加を見込んでいる。また、いつもの移住者の作った野菜の販売など、マルシェも48店が店を出す。前夜祭は明治神宮外苑の再開発がホットな話題になっている中、その問題点を指摘する石川幹子中大研究開発機構・機構教授が「社会的共通資本(コモンズ)の視点から考えるこれからの日本~都市と地方の役割とは~」を話す。パネルディスカッションは、コモンズ的考え方で地域づくりを展開している3自治体が登場する。是非ともの参加を期待したい(事前登録制)。 7月の移住セミナーは64回と健闘した。8月はお盆の休みも入ることから46回と若干開催数は少ないが、8月6日に開催された「テーマから探す!移住フェア」は、今年初めてセンター主催で開催し335組の参加と集客に成功した。会場は12階のイベントスペースで、参加自治体は「住まい」「テレワーク」「農林漁業」「地域ならではの仕事」」「子育て」「ライフスタイル」「暮らしの環境」などのカテゴリーごとに90自治体ブースが並び、あたかも夏祭りのような盛り上がりとなった。このフェアの特徴は、興味・関心のある分野ごと地域を探すことができる。従来の移住したい自治体を探すフェアとは逆の発想で、移住者目線で地域も探しやすいと話題になっている。 各県の動向では、鳥取県が動いている。鳥取県は東銀座にセンターがあった時代からこの運動に参加し、ブース開設も最初の5県のうちの一つである。5日に12階で開いた「住む・働く鳥取県移住フェア」は完全リアルで開催、54組77名の参加と健闘した。このフェアはU・J・Iターン希望者が移住と就職の両方の相談ができ、先輩移住者とも直接話ができることをPRした。参加自治体は11自治体。その他、ハローワーク、住宅・就職関係団体、政策金融公庫、県人事委員会、事業継承関係で県産業未来創造課が参加。また、(財団)鳥取県ふるさと定住機構理事長に「とっとり暮らし支援課」元課長が就任し、移住・定住政策の強化を図っている。 取材・来客は、4日は宮崎県五ヶ瀬町小迫町長が来訪。共通の友人の話しが出て盛り上がった。5日、いわき市小名浜花火大会参加。6日は12階で初開催となった「テーマから探す移住フェア」に参加、NHKの取材。回帰フェア前夜祭の記念講演の石川教授と打ち合わせ。2時間以上の打ち合わせで盛り上がった。小島敏郎弁護士同席。熊本県荒尾市長来訪、あいさつ。8日は静岡県議会議員5名が視察。春の自治体選挙で初当選した5名の方々で活発な意見交換ができた。石川県議会善田議員が視察。1日に8名の能美市議会議員の視察を受け、参加された市議会議員からの紹介・要請もあって視察に。熱心な意見交換ができた。9日は鳥取県の東京本部副本部長と懇談。              宮崎県五ヶ瀬町小迫町長と               静岡県議会議員ら6名と             石川県議会善田議員と

栃木県が活性化、宇都宮市が移住・定住相談窓口を昨年開設!

今年の7月の平均温度は過去最高になったとマスコミが報じた。8月に入ってもその暑さに陰りはない。先週末の隅田川の花火は多くの見物客が押しかけるなど、コロナ禍で開催が見送られてきた分、盛り上がったようだ。また、宮城県・三陸沿岸の塩竈港や気仙沼港でクロマグロやカツオの水揚げが本格化している。塩釜港は6年連続クロマグロ水揚げ日本一になったとか。気仙沼港はカツオ漁が早くも昨季超え、連日豊漁に湧いているようだ。 センターへの来客は、夏休みに入っていることもあるが、この暑さの中、週末に限定せず一週間を通して多く移住相談者がきている。中には、TVを見たので来てみたという人もあるようだ。前にも報告したように相変わらず漠然相談が多く、また予約無しでの来訪者が目立つとの報告を受けている。 さらに、市議会などの議員団の視察もコンスタントにある。一人でも多くの議員の方々にセンターの取組みの重要さをアピールするよう心がけている。 各県の動向では、栃木県の取り組みが活発化している。昨年11月からは、宇都宮市が駅前の再開発に伴って、JR宇都宮駅東口に宇都宮市移住定住相談窓口『ミヤカム』を開設。2名の相談員を配置して、これまでの8ヶ月累計で203件の相談を受け、来訪が130件、メールが54件と成果を上げている。また、8月には移住体験ツアーを25日から2泊3日で計画。場所は那珂川町、大田原市で対象は栃木県に移住を検討している方。参加費は中学生以上が10000円、小学生は3000円となっている。 取材・来客は、25日は大正大学塚崎教授がインターン希望の学生2名と来訪、懇談。26日は北海道上士幌町竹中町長来訪。27日熊本県八代市議会議員団12名視察。フリーの記者から移住ビジネスについての取材あり。北海道歌志内市長視察。28日はトレジオン社謝罪に来訪。1日は静岡県袋井市自民・公明市議団視察9名。石川県能美市議団7名視察。大阪センター所長、同次期所長候補来訪、懇談。山田参議院議員、柴田・秋田県議会議員と懇談。2日はいわき市東京事務所所長来訪。静岡県裾野市議員視察、福島県矢祭町長来訪懇談。日経取材。センター内のハラスメント研修会で挨拶。

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長野県、東北6県のフェア、過去最高の参加者に

22日、やっと梅雨明けが宣言された。東京はこのまま暑い日が続くようだ。そうした中で山形県尾花沢市の結城市長が立ち寄られ、名産のスイカの差し入れがあり、職員たちを喜ばせた。2週間ほど前には恒例となっている鳥取県の名産「大栄西瓜」の差し入れがあり、職員を喜ばせていた。 前回のブログで予告したように先週末は移住セミナーやフェアで賑わった。特に22日土曜日の12階ダイヤモンドホールなどで開いた「信州で暮らす・働くフェア2023」は353組495名の参加と、過去最高の集客になった。このフェアには県企画振興部長を始め、信州暮らし推進課長などラインの関係者が集まり、意気込みを感じさせた。また、同日の12階で開かれた「四国・愛媛・宇和島圏域連携移住フェアえひめ南ラフLifeー移住者たちが“いなか”のリアル話しますー」も、家族連れを中心に136組198人とにぎわった。日曜日の12階イベントホール「東北移住&つながり大相談会2023~あなたの“暮らしたい”“知りたい”がきっと見つかる~」は、福島県の33ブースを初め東北6県の参加自治体が108と過去最高を記録し、集客も279組328名と過去最高となった。福島県は最近、県下の全市が自治体会員になるなど受け入れ態勢が整い始めており、移住者の誘致に成果を上げている。この日は山口県も「やまぐちと津和野のんびり移住Life2023~知る・見る・楽しむ~」を3階グリーンルームで7市町の参加で開催、55組が参加。各自治体ブースには移住希望者が相談に訪れ、にぎわっていた。 また、各県の動向では、青森県が6月としては過去最高の相談件数を記録。相談のきっかけは家族や友人からの口コミ、県が開催した若者向けの移住イベントも参加者が多く、にぎわった。相談者の属性は様々ではあるものの、最も目立ったのが20歳代~30歳代のカップルやご家族。そのどちらかが青森県内の出身(Uターン)で、結婚やお子さんの誕生会などをきっかけに青森で新生活を始めたいという前向きな相談が多かった。仕事も様々ではあるものの、医療・福祉職に従事されている方の相談が目立った。それは、今年度から「あおもり医療・福祉職の子育て世帯のための移住支援金」を実施予定。医療・福祉職の資格を持つ子育て世帯や、医療・福祉職の資格取得をめざす子育て世帯に支援金を支給するというもの。こうしたケースもあり、人材不足の解消に少しでもつながればという期待がかかっている。 取材・来客は、14日は岩手県遠野市の山里暮らしネットワークの菊池会長ほかが来訪、意見交換。ハナマルキャリアの上田代表が来訪、懇談。岐阜県清流の国推進部長、同課長が来訪、意見交換。20日、岐阜県下呂市長視察。静岡県議会議員視察。22日は長崎県対馬振興局長視察。山口市ふるさと産業振興課長来訪。日本政策金融公庫信越地区統括室長来訪挨拶。長野県木祖村村長視察、会員化に前向きの考えを示された。23日は青森県五戸町若宮町長がフェアの窓口に座り、状況を視察。                  山形県尾花沢市の結城市長と                   岐阜県下呂市の山内市長と

セミナー報告 7月12日~16日

7月12日~16日は、地方移住セミナーを11回開催した。 12日は、福島県が「いわき い~住チャンネル Vol.2『実は〇〇』いわきの山ぐらし」をオンラインで開催。生配信+アーカイブに残すことによって、移住希望者がいつでも好きなテーマを視聴できる。今回は、いわき市の中山間地域の中でも最も人口減少が深刻な「川前地区」をロケ場所とし、そこでの暮らしや地域への入り方を発信した。視聴者数は最高78名。時間帯によって増減はあったが、開始30分以降は常時60人以上をキープした。地元の人々が出演し、いわきの方言や郷土料理の隠し味などの地域情報を届けた。チャット機能を利用した視聴者との双方向のやりとりも活発に行われ、「現地に行ってみたい。」「郷土料理を食べてみたい。」とコメントする視聴者も多く、セミナーを通して中山間地域での暮らしを魅力的に感じたり、移住を考えるきっかけづくりになったようだ。 富山県は「とやまで育つ!~子育てで気づいた富山の魅力~とやま移住セミナー2023【第4回】」をオンライン開催した。氷見市、射水市に移住したゲスト二人に富山での子育ての魅力をそれぞれの視点から語ってもらった。「東京では子育てに対して罪悪感すら感じる場面も多かったが、富山では本当に地域の目が暖かく、子宝として接してくれる」という話が印象的だった。11名が参加した。19:30~20:30というのは子育て世代には参加しにくい時間だったかもしれない。 14日は、長野県上田市が「農ある暮らし 上田で始める農業のイロハ 上田市就農セミナー」を会場で開催した。JAの子会社「信州うえだふぁーむ」では、新規就農希望者を雇用、2年間の栽培技術や経営管理などの研修を通じて独立をサポート、これまで55名の研修生が独立就農している。特にりんごなど果樹の担い手育成に力を入れている。参加者は20代後半から50代後半の10名。熱心にメモをとるなどの姿が見られた。研修制度が確立され実績のある新規就農者育成事業への興味は大きそうであった。 福島県は「GOOD FRAME CATCH FUKUSHIMA トークとワークショップで「だから福島が好き」を見つけよう!~食×まちおこし編~」を会場とオンラインのミックス開催。 「ゲストトーク」「ワークショップ」「おみやげ」3つのコンテンツを通して、福島のことを深く知っていきながら、実際に「福島に行ってみたい」と思えるような気持ちを参加者に持ち帰っていただいた。10代から60代まで幅広い層から23名が参加。参加者同士でコミュニケーションを取る様子も見られた。 15日は、富山県南砺市が「富山県南砺市移住セミナー 空き家DIYで作る理想の住まい」をミックス開催。空き家DIYを実践している2名がゲストが、それぞれ現地からの中継と東京会場での参加。今の家を見つける経緯やDIYの行程、かかった費用などを詳しく聞いた。8名が参加、以前南砺市の移住ツアーに参加したことがある相談者さんも来場し、全体的にアットホームな雰囲気で開催することができた。 東京都は「移住するなら東京の島「三宅島」~リアルな生活とは~」を会場で開催。昨年のセミナーに参加していた方が、今年は移住し役場職員として登壇し「去年はそちら側に座っていたんです」と自己紹介。他にも島で生まれ育った役場職員と地域おこし協力隊の3名が、自身の移住や引っ越し、家探しや現在暮らしている家、家賃や生活費等についても赤裸々に話してくれた。お試し移住ができる「島暮らし体験事業」が紹介され、過去64名が参加し22名が移住した実績が紹介された。参加者は3名。 新潟県魚沼市は「魚沼市移住セミナー 結・魚沼 ~魚沼の人とくらしごと結びます~」を会場で開催。UIターンの先輩が魚沼市について本音で語るセミナー。直前キャンセルなどが相次ぎ、参加は2名。急遽ゲストを縮小しセミナー形式から個別相談形式に変更して開催した。個別相談のようなアットホームな会となったが、参加者は十分に話を聞くことができ、満足した様子だった。 宮崎県は「宮崎県小林市 地域おこし協力隊募集説明会&移住相談会」を会場で開催した. 元地域おこし協力隊で地域商社を起業した移住者が登壇し、小林市の魅力とともに小林市の地域おこし協力隊の特長を市職員とトークセッション形式で説明した。2組2名が参加した。 16日は、島根県が「しまねアグリセミナーin東京 ~島根の就農制度と津和野の魅力~」を会場で開催した。しまね農業振興公社より、就農制度や就農に向けたツアー等の紹介を行い、ツアー訪問先5市町のPRや、県以内で新規就農者の募集が多い地域や品目について聞いた。2名が相談に参加した。今後も方法や内容を検討し、開催していきたい。 静岡県は「“畑のある暮らし”セミナー」を会場で開催。家庭菜園と半農半Xを実践している2組のゲストを招いて話を聞いた。30代から70代までの18名の参加があり、セミナー後の個別相談も時間ぎりぎりまで盛り上がっていた。

セミナー報告 7月4日~9日

7月4日~9日は13回の地方移住セミナーを行った。 4日は、新潟県が「にいがた暮らしセミナー2023 vol.2 新潟だからこそできる『リモートワーク・複業』の面白さ」と題してオンラインセミナーを開催した様々な。課題に立ち向かいながらも、新潟移住を実現したゲストをお呼びし、にいがた暮らしの魅力を紹介。体験者ならではの苦労話や現在の暮らし方などを伝えてもらい、チャットでの質問も活発に飛び交っていた。30名が参加した。 5日は、栃木県が「まちと自然のいいとこどり とちぎで子育てライフ」をオンラインで開催した。栃木県が今年度、子育てや自己実現に関心がある方に向けて開催する全6回のイベントの第1弾。鹿沼市と足利市で子育て中の移住者をゲストに招き、体験談を聞いた。63名が参加、栃木県単独開催のセミナーでは過去最高を更新し、注目度の高さが伺えた。 福島県は「関係人口から考える~自分らしく福島と関わり続けるには~」と題して、会場とオンラインのミックスセミナーを実施。関係人口として福島県の食を通じた魅力発信を続けている方、SNSでの情報発信をきっかけに福島の仕事が増えた東京在住の福島出身者、関東からUターンしてスキルの物々交換という形で関わり始めた方、三人三様の関わりが視聴者を引き付けた。20~50代と参加の幅も広く、関東圏だけでなく、福島県内からの視聴者も多かった様子。35名が参加した。 広島県は「アウトドアの聖地『アキオオタ』で実現する趣味全振りの暮らし方!」を会場で実施した。自然豊かでアクティビティも豊富な安芸太田町に移住し、狩猟、釣りやスノーボードなどを楽しむ3名をゲストに招いた。中山間地域といえば、農業やキャンプといった印象が強いが、ひろびろとした環境で、様々な「趣味」を実現できる魅力的な環境であると感じた。また、8月に開催される安芸太田の移住ツアーの案内もあった。15名が参加した。 6日は、長野県平谷村が「何もない小さな村だけど、めちゃ楽しい親子留学!」をオンラインで行った。今回は親子留学中の3人の女性をゲストに留学のリアルを伝えようと企画。参加者は3人の子どもを持つ30代の女性。終始和気あいあいとした雰囲気で、途中からはでゲストと参加者の子どもたちも加わり、おしゃべり会のようなセミナーになった。その日のうちに現地への訪問が決まった。 8日は福井県が「福井の魅力×日本酒~福井テロワール~」をミックスで開催。福井県の魅力発信をすることで県に興味を持っていただき、そこから現地訪問、移住検討に結びつけることを目的とした。清らかな水と米どころとして古くから多くの酒蔵がある福井県の中から、2つの蔵元よりオンラインにて日本酒造りを紹介した。事前申込み138名に対して、実際の参加は38名にとどまった。 香川県は「トカイナカかがわ! 地域おこし協力隊&起業セミナー」をリアルで開催した地域おこし協力隊に関心があるのではなく「起業」に関心のある参加者が大半のようだった。参加は6名で、30代1名、50代3名、60代2名であった。 大分県は「教育移住トークセッション~おおいた暮らし塾~」をミックスで開催した。大分STEAM教育セミナーと個別相談会を実施。大分市、中津市、竹田市、宇佐市、就職、移住全般が相談に対応、相談件数は12件であった。教育セミナーの集客に苦戦したが、個別相談に参加された方の満足度は高かったと思われる。 8日~9日で、長崎県が「五島で暮らすってどんな? 島ぐらしセミナー」をリアルで開催した。セミナーは2部制でおこない、1部は基本情報を題材にしたクイズ大会(暮らしと移住)、島の生活費、環境、島の働き方(職種や求人情報)、移住支援制度を紹介。2部は移住相談員(東京からの先輩移住者)の体験などを交えた内容となっており、島暮らしのメリットやデメリット、離島移住で失敗しやすい人、成功ポイント、島暮らしのアドバイスなど紹介。離島移住の大変さもしっかり伝えた濃い内容のセミナーになった。8日は20代~60代が12名、9日は30代~50代の方が11名参加した。 9日は、神奈川県小田原市が「参加型移住セミナー 小田原子育てSTORY」をミックスで開催した。「移住」と「子育て」という大きなライフイベントを両方経験している先輩移住者と話すことのできる参加型のイベント。小田原の保育園事情や、遊び場、習い事、コミュニティなどを直接相談できる。ゲストスピーカーに加えて、小田原市の保育課の職員も参加し移住する際の保育園の手続き方法なども聞けた。グループに分かれてのフリートークは盛り上がるほど声が大きくなり、聞き取りづらい状況に感じられた。課題としてトークルームに分かれることを検討したい。22名が参加した。 滋賀県は「滋賀・東近江市 移住セミナー&相談会『農あるくらし』」を会場で開催した。東近江市は、近畿最大の耕作面積を誇り、米をはじめブドウ、ナシ、イチゴなど多様な農産物を産出している地域だ。その自然豊かな東近江市で農業を志して移住し、農業法人で活躍されている方をゲストに招いた。参加者は若い方を中心に5名。「移住者の生の声、率直な感想などが聞けて大変参考になった」と好評だった。次回の課題として、テーマを絞り過ぎず、滋賀らしさをもっとアピールできるテーマを選びたい。 長野県は「楽園信州移住セミナー ~夫婦でつくる理想の暮らし!あなたと私の移住計画~」を会場で開催した。20~30代のカップルや夫婦9組が集まった、世代が近いことで会場は一体感があったように思える。内容は、夫婦での移住の進め方や、夫婦での話し合い方のポイントを学び、コロナ禍で移住を実現した先輩移住者のお話を聞くもの。後半は市町村によるPRと個別相談。スクール形式で、熱心にメモをとる様子がみられた。個別相談にも7組の夫婦が残り、時間が押すほど話に花が咲いたようだった。「来てよかった」などの感想もあり、濃厚なセミナーになったと思われる。16名が参加した。

来週末は有楽町へ!人気の移住セミナーが目白押し | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

来週末は有楽町へ!人気の移住セミナーが目白押し

東京は梅雨の中休みとはいえ、35度を超える猛烈な暑さとなっている。梅雨明けも近いのではなかろうか。一方で、九州・中国地方の一部は線状降水帯による大雨が降り、被害が出ているようだ。心からのお見舞いを申し上げます。 6月の移住相談件数がまとまった。4547件と2019年の4771件にわずかに及ばず、過去2番目の件数となった。移住相談件数に陰りはない。合計の相談件数が多いのは群馬・高知・広島・富山・福岡の順となった。高知のベスト5入りは久しぶりで、移住フェアで216人を集めたことがベスト5入りに繋がった。本気度の高い電話・Eメール・面談による移住相談では広島・群馬・福岡・宮城・静岡の順であり、群馬県以外の各県のセミナー開催はなく、中身の濃い移住相談があったことが伺われる。 7月は例年、移住セミナーの開催が多い。昨年は61回の開催であったが、今年は64回の移住セミナーが予定されている。とくに、子どもたちが夏休みに入る来週末の22日の土曜日は、人気の長野県が「信州で暮らす・働くフェア2023」として12階ダイヤモンドホールで過去最大規模で開催予定。山梨県も3階グリーンルームで「『やまなし移住相談会』子育て・教育セミナー&自治体やプロへの移住相談」など計7回を予定。23日の日曜日は「東北移住&つながり大相談会2023~あなたの“暮らしたい”“知りたい”がきっと見つかる~」が東北6県の100以上の自治体が参加して開催される。この日は山口県も「やまぐちと津和野のんびり移住Life2023~知る・見る・楽しむ~」を3階グリーンルームで予定。あわせて6回が予定されている。是非、有楽町まで足を運んでいただきたい。 取材・来客は、11日は秋田県移住担当課長などが来訪、今後の移住政策推進にいかに取り組むかを巡って意見交換した。宮城県名取市市長、同部長、なとりの魅力創生課長などが来訪、意見交換。和歌山県移住定住推進課杉本課長他来訪。埼玉県移住担当者研修会で15自治体33名が視察に。12日午前は全国市長会立谷相馬市長と情報誌で対談。岐阜県多治見市高木市長ほか来訪。大分県町村議長会会長(玖珠町議会会長)、同事務局長が来訪。13日共同通信取材。島根県の2名の公明党県会議員の視察があった。

セミナー報告 6月27日~7月2日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月27日~7月2日

6月27日の週は、12回の地方移住セミナーを行った。 28日、鹿児島県は「鹿児島移住セミナー  #憧れの離島暮らし編」をオンラインで開催した。ゲストに東京から奄美大島・龍郷町へ移住したプロボディボーダーで、普段はご夫婦で「たぐちうどん店」を営む田口裕子さんを迎え、島暮らしの魅力、苦労や大変な面も含めてざっくばらんに聞いた。参加者からの質問も台風、買い物、地域コミュニティなど多岐に渡り、離島暮らしへの関心の高さを実感する非常に熱量の高いセミナーとなった。申込数は93組、当日参加は51組だった。当日不参加の場合も後日アーカイブ視聴可能な形式であった。 富山県は「先輩に学ぶ、ソロ移住のヒント ~とやま移住セミナー2023【第3回】~」をオンラインで開催。単身で移住した先輩移住者3人をゲストに迎え、きっかけや、目標、それぞれの生活について伺った。現在進行形で語っていただくため、移住経験の浅い方をゲストとして選定した。市町紹介の部分でも単身で移住した方に向けた支援策を中心に紹介。受け入れ態勢が整っていることが伝わったと思う。32名が参加した。 29日、和歌山県は「古民家でつくる『しごと』と『暮らし』」をオンラインで実施。しごと暮らし体験の受入を行っている古民家カフェを営む美浜町の山本三紗さんと、古座川町の久保拓也さんをゲストに招き、空き家を利活用するにあたっての経験談ややりがいを話してもらった。しごと暮らし体験を検討している方をはじめ、さまざまな方81名が参加した。 群馬県みどり市は「日本の旧石器時代の始まりの地『岩宿遺跡』から生配信! ~岩宿博物館オンラインツアー&石器づくりワークショップ~」をオンラインで開催した。歴史文化を子どもも一緒に学びながら地域を知るウェビナー。申込者へは事前に「黒曜石」をお送りし、当日は“石のエキスパート”小菅将夫学芸員による石器づくりの様子を見ながら、古代の人の暮らしや自然環境について学ぶ内容。ゲストは地域おこし協力隊OGで現在は古民家でパン屋を営業している子育て中の女性。家族で耕作放棄地を耕し、小麦を栽培している様子や、渡良瀬川流域での自然と隣り合ったゆとりある暮らしの風景を写真映像で見ながら市の魅力を伝えた。28名が参加した。 6月30日は、兵庫県が「古民家リノベーション×里山暮らしの再生」をオンラインで開催した。古民家リノベーションと周辺の里山再生に取り組むゲストの話を中心にしたセミナー。17名が参加し、オンラインのためか近畿圏からの参加者が多かった。「リノベの信念とやり抜く力に共感」「良い意味でのこだわりがすばらしい」といった感想が聞かれた。 7月1日は、徳島県が「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」を会場とオンラインのミックスで開催。毎年恒例の移住相談会で、自然の豊かさを活かしたアクティビティ、都会へのアクセスの良さを中心としたとくしま暮らしの魅力紹介し、移住の極意を伝えた後で個別相談に対応した。徳島へ行ったことがない方から移住決定済みの方まで幅広く12名が参加した。 山口県は「やまぐちYY!ターンセミナーVol.1 やまぐちで子どもを育てよう!~子育て&教育の話~」を会場で開催した。県内の特徴的な子育て・教育環境づくりの活動として、周南市の6人の子供を持つお母さんの「異世代交流子育てサロン」活動と、元サッカー日本代表が塾長を務めテーマ別の体験を通じて成長を促す美祢市の公設塾「mineto」を紹介。28名が来場。子どもと一緒に参加した家族もあり、会場が賑わった。各市担当者との個別相談会も盛況で、本気度の高い方々が多く参加したセミナーとなった。 山形県は「子どもも親も のびのび暮らせる山形暮らし~山形で子育て移住~」をオンラインで開催した。県内から参加希望自治体を募り、15市町村が参加。3名の移住者インタビュー動画と、県と市町村がそれぞれ子育て環境や支援制度などを紹介、個別相談も実施した。6名の参加者があった。 岩手県は「いわてで看護師 スタートアップセミナー」を会場とオンラインのミックスで開催した。岩手県医療局、医療政策室と連携し、初めて看護師向けのセミナーを開催した。岩手県にU・Iターンした看護師4名から、移住前と後の仕事、暮らし、休日について紹介があった。会場とオンライン合計で6名が参加、参加者からの質問もあり、少人数ながらアットホームに盛り上がった。 佐賀県は「さが暮らしセミナーVol.1 佐賀県職員として働きませんか?」をミックスで開催。「公務員という職種はない」というキャッチコピーで、従来の堅苦しいイメージを払拭するユニークな視点の佐賀県公務員セミナー。先輩職員の体験談では、首都圏からUJIターン枠で佐賀県庁に転職した後の仕事内容、佐賀での暮らし、移住のきっかけ等リアルな声を聞くことができた。2部のグループトークでは、会場・オンラインチームに分かれたが、どちらも質問が絶えず参加者の本気度の高さが伺えた。28名が参加した。 7月2日は、神奈川県が「【山北・箱根・湯河原】山だけじゃない!? おすすめの あしがらいふ」をオンラインで実施。県西の足柄エリア山北、箱根、湯河原の3町からゲストを迎えた参加型イベント。交流を促すことで地域とのつながりづくりを目的とした。参加自治体からもおススメの場所やイベントを紹介し、地域へ足を運ぶきっかけをつくった。参加者にもカメラオンの方には自己紹介や、どんな移住を考えているのか等をお話いただき、双方向性を高め場へのコミットを強化したので、情報提供のみの一方通行のセミナーと違い、手応えのあるセミナーとなった。13名が参加、アンケートからも「和気あいあいとした会話に参加しやすい雰囲気が良かった」「初めての参加で、緊張したが、あっという間だった。もっと、いろいろなセミナーに参加したい」「各自治体でのサポートの熱量や体制がわかり、今後移住を検討する中で心強い窓口を得られた」等、嬉しい回答が多かった。 東京都青梅市は「青梅市移住・定住セミナー ~街と里山が交わる陸の汽水域~」をミックスで開催。自然豊かな地域ならではの暮らし方ができる一方、新宿まで電車で1時間という交通の利便性の良さ。何も捨てない、諦めない、そんな歴史ある青梅市のPRがされた。 また都内では初である市独自の移住支援金制度をはじめ、様々な制度の説明があり、今後もどんどん充実させていくつもりと説明された。15名が参加した。

女性参加が過半数、移住・定住担当者会議開く | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

女性参加が過半数、移住・定住担当者会議開く

1年の半分が終わり、7月も今日は七夕。月日の流れは早く、駆け足で過ぎていくような気がする。また、7月は霞が関の人事の季節でもある。内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局長と総務省地域力創造審議官の両名も異動になった。腰を据えて地方創生や地方移住の現状やあり方を意見交換し、さらにこの20年のふるさと回帰運動の取り組み経験を踏まえた、意見具申をと思っていたのに残念であった。両名のさらなる活躍を祈念したい。 6月30日には3年ぶりに「2023年度移住・定住業務新任者担当研修会」が有楽町のふるさと回帰支援センターで14県、3団体(県レベル)、43市町村の参加で開かれた。今年の特徴は女性の参加者が半数を超え、和気あいあいとした雰囲気の中で開かれた。講義は「移住・定住と地域づくり」と「移住相談員の心構えとセンターとの連携」で、終了後は交流会も行われた。短い時間であったが集中して開催され、参加者は「大いに役に立った」、「役に立った」と概ね好評であった。また、感想も「移住・定住の取り組みの意義などを知ることができた」「他府県の取り組みが知ることができてよかった」「なんのために移住促進するのか、目的がきちんと定まった」「移住者のための移住施策と思っていたが、地域づくり、市民のためのものとの視点が重要ということに気づいた」など多彩な意見が出た。次年度も開催予定で、参加者は県や市町村の移住担当者で、具体的で実践的な移住相談やその取り組みを共有化するために開催しており、さらに幅広い参加が望まれる。 取材・来客は、28日は元大津市労連近藤氏。29日は椎名千葉自治研センター副理事長来訪、打ち合わせ、宮城県東松島市長来訪。30日小島弁護士打ち合わせ。7月1日は法政大学大学院連帯社会インステイテュート「連帯社会とサードセクター」で講演。ハウジングトリビューン取材。5日はデジタル田園都市国家構想実現会議事務局長退任挨拶、ふるさと鳥取県定住機構に就任した理事長懇談。彼は、以前県の移住担当課長経験者で、話は盛り上がった。ふるさと回帰支援センターの退任理事と懇談。今春の選挙で初当選された北海道滝上町清原町長来訪、意見交換。7日は長崎県松浦市川下市議が視察に来訪、意見交換。

セミナー報告 6月20日~25日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月20日~25日

6月20日~25日は、16回の地方移住セミナーを行った。 20日は、愛媛県が「移住検討のファーストステップセミナー ~移住先はどこが良い?より良い移住先と出会うコツ~」をオンラインで開催した。思い立ってから実際に移住するまでのステップについて、「なぜ移住したいのか」に主眼をおいた内容。参加者からは住い探しや仕事探しの情報、必要な費用、ご当地ルールなどについて様々な質問が飛び交い、相談員も経験を踏まえた回答をした。海外在住の方も含め、様々な地域から57名が参加した。 21日、栃木県が「栃木県オンライン移住セミナーvol.1私たち、栃木に移住して起業しました」をオンラインで開催した。実際に移住して起業したゲスト2名から「とちぎを選んだきっかけ」「起業にあたり大変だったこと」など赤裸々に話してもらった。ラストの市町ごとの質疑応答タイムでは、参加者から多くの質問があがり、終始盛り上がりを見せていた。44名が参加、栃木県単独のセミナーとしては過去最多となり、よいスタートを切れたと思う。 群馬県は「バリアフリーな #ぐんまな日々 車いすの熱きテレワーカーが語る!ココロFreeなぐんま暮らしへ」をオンラインで実施した。バリアフリー情報の取集・発信を行う渋川市出身の20代の女性ゲストは、筋ジストロフィーという難病を抱え、現在は電動車いすでの生活をしている。「旅行がしたい!」という願いから全国の情報を調べるうちに、群馬では未だバリアフリーツアーの情報が少ないことから、自身で現地へ足を運び当事者の声を伝える活動を開始。“無い答えは自分で解決する” 群馬の女性の芯の強さが伝わり、また「上毛かるた」をユニバーサルな手法で体験できることなどを聞いた。10名が参加した。 22日は広島県が「現役司法書士&都会からの家族移住 島のかんきつ農家継業ばなし」を会場とオンラインのミックスで行った。日本一のレモン・柑橘の島である尾道・生口島で柑橘農家を承継した司法書士と、千葉県からの移住者をゲストに迎えた。事業承継までの過程や農家としての働き方、田舎ならではの人間関係など、リアルな話を聞いた。例えば、田舎への移住では、「余った野菜をもらえる」と聞くが、それは受入側にとって「どのような移住者か見定める」行為でもある、という話など、島暮らしならではの人付き合いについても赤裸々に語っていた。21名が参加した。 23日と24日は、長野県長野市が「長野市地域おこし協力隊募集相談会」を2日間にわたり会場で開催した。20~30代で協力隊に関心ある方が4名、それぞれ1対1でじっくり相談した。長野県出身者、パートナーが県内出身、登山好き、農業ボランティア多数経験者という方だった。 23日、東京都あきる野市が「自然と遊ぶ 秋川渓谷アドベンチャーライフのはじめ方」を会場とオンラインのミックスで開催。ダイアローグと題し、対話する事に主眼を置いた今回のセミナー、行政職員からのPRなどは最小限にした。ゲストやファシリテーターが一方的に話す場面はほとんどなく、会場で車座になり参加者も話の輪に入り、大いに盛り上がった。オンライン参加者からも、チャットで沢山の質問が寄せられ、それらに対しても丁寧な回答がされた。ファシリテーター主催のイベントが翌日開催されるという告知に、参加者から「明日私も参加したいです!」との声も上がり、短時間ながらダイアローグの効果を実感できたセミナーとなった。18名が参加した。 24日は、山梨県が「やまなし暮らしオンラインセミナー 農業編 ー移住・就農ステップや雇用就農を知るー」をオンラインで開催。先輩移住者農家と、研修生受入農家をゲストに招いた。前半は県庁より就農希望者向けの支援制度を紹介。後半はインタビュー形式でゲストトークを行い、就農に至った流れや日々の過ごし方について聞いた。参加者は13名にとどまったが30代~60代と幅広く、チャットにて活発に質問が寄せられた。就農支援センターによる個別相談も実施、具体的なこれからの行動がイメージできたと好評であった。 岡山県は「美味しい!絶品・海ぐらし~おかやまの”魚”の魅力~」を会場で開催した。岡山県の「お魚かたりべ」として活躍中のゲストによる魚愛溢れるトークで盛り上がった。瀬戸内海エリアの3市が参加し、それぞれの釣り場や道の駅の情報、暮らしにまつわる情報を聞いた。後半の座談会では、暮らしや食の質問のほか、釣り好き同士による穴場話で盛り上がっていた。会場参加者限定で若海苔のプレゼントも実施した。10組11名の参加。 群馬県は「高崎子育て移住セミナー・ハンドメイドワークショップ」を、高崎市在住のファミリーをゲストにウェビナー形式で開催。会場には子連れファミリー含む4組、オンラインでは17組が参加。エコバッグ作りをしながら、楽しい交流が行われた。適度な自然と共に、習い事や教育も充実していて、様々な経験ができるといったリアルな子育て事情が参加者に伝わったようだ。アンケートでは「都会と田舎の両方のよさを味わえるのが良いと思った」「子ども連れで遊びにいくスポット情報が参考になりました」といった声が届いた。 広島県は「ひろしま瀬戸内移住フェア2023」を東京交通会館3階で開催した。県の東部地域6市町が参加し、転職や創業のブースも設置、3つのテーマ別セミナーも開催した。ブースでは相談が絶えず、相談用のテーブルも足らなくなるほど盛況だった。複数の市町で相談する方も多く、地域は漠然としていても移住への関心は高いことが伺えた。先輩移住者が参加したセミナー会場も多くの席が埋まっていた。現地での暮らしの様子を聞いて、移住に向けて実際に動いていきたいという方も多かった。100名が来場した。 25日は、三重県が「みえのイマドキおしごと事情」をミックス開催した。就職相談アドバイザーから移住や就職の流れ、仕事の探し方の注意点、どのようなところにお金がかかるかなどの紹介をした。実際に移住をし、三重県庁に就職した方は、「転勤などでいろいろな地に住んだが、残りの人生をどんな地で住みたいのか?を考えた時、三重県民の人の好さとのんびりとしているところが気に入り、三重県への移住を決断した」と話していた。人それぞれ選ぶ基準は違うが、移住後の人間関係を考える上でも地域の人々がどのような人達なのかも重要であることがわかった。9名が参加した。 岩手県雫石町は「狩猟って何だろう?移住者のための狩猟セミナー」をミックスで開催。ふるさと回帰支援センターHPを見て参加した方が多く、「狩猟」というテーマは普遍的に人気があると感じた。また、子供連れで参加する方が多かったのが新たな発見だった。オンライン、会場合わせて25名が参加した。 島根県は「しまね移住の先輩に聞く!~悩み多き移住への道~」をオンラインで実施。ゲストの相談員が、転職活動で苦労した体験や地域の情報について話した。「イベントや個別相談などでどんなことを聞いたらいいか」「家賃はどれくらいか」「公共交通の様子はどうか」「自治会活動などは盛んなのか」などの質問があがった。20代~80代の7名が参加した。 高知県は「高知就職・転職フェア2023」を東京交通会館12階で開催した。高知県の優良企業45社や公務員など約50の相談ブースを構え、採用担当者と話せる機会を提供したほか、キャリアカウンセラーによる履歴書・職務経歴書の添削サービスを提供した。熱心な相談者が多く、計64名が参加した。

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第26回通常総会で事業計画など原案通り承認

21日のNPO総会も終わり、暑い夏がやってきます。7月に入れば9月のふるさと回帰フェアまであとわずか。今回は過去最高の388自治体の参加が確定。嬉しい悲鳴を上げています。第26回通常総会は、今年は2年に一度の役員改選の年でしたが、理事長、副理事長は留任となりました。個人的には、これからは1年1年が勝負の年という決意で頑張ろうと思っています。事業計画では今年度は頑張って、自治体会員の拡大に取り組もうと決めました。現在、5月末で全国の545自治体が参加いただいていますが、1718ある自治体のうち、なんとか過半数、目標は1000自治体の参加を達成したいと強く思っています。コロナ禍もあって盛り上がる、移住希望者の希望する地方での生活が実現可能な自治体へとつなぐために、自治体の拡大は不可欠なことだからです。また、今年度の総会では今後3年間の運動を展望する「第3期中期ビジョン」を明らかにして、確認しました。特に、この中ではコロナ後の新しい価値観に基づいた暮らしが可能な社会構築を目指すことにしました。さらに、失われた30年に象徴されるわが国を、もう一度活力ある社会とするためにふるさと回帰運動を“社会インフラ”と位置づけ、国民運動として推進・発展させていくことが確認されました。そのために、これまで以上に協力団体や自治体会員の皆さんと有為な人材を一人でも多く地域に送り出し、地域からわが国を活性化させるという目標を共有化して頑張っていこうと呼びかけました。また、ふるさと回帰運動のさらなる前進を目指すために、懸案であった「地方移住推進基本法」の草案が示され、今後議論を深めながら、その制定を目指すことが再確認されました。こうしたことを盛り込んだ1号議案から5号議案までが、原案通り承認され、終了しました。 取材・来客は、22日は宮崎県木城町の半渡町長、静岡県県議2名が視察。23日は福島県玉川村長、浅川村長、古殿村長が視察、フィンランド通信局STTの移住の現状について取材、大阪府堺市東京事務所長来訪、懇談。24日から25日は北海道知床の初代理事長立松和平設立の毘沙門例大祭出席。27日は兵庫県石井県議、同就労対策官視察。静岡県三島市古長谷市議視察、山田参議院議員打ち合わせ、JA共済連と打ち合わせ。全国ふるさと大使かわら版取材。                宮崎県木城町の半渡町長と

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セミナー報告 6月14~18日

6月14~18日は地方移住セミナーを9回行った。 14日、富山県は、とやま移住セミナー2023の第2回として「通勤ストレス、さようなら! 富山のリアルな交通のはなし」をオンラインで開催した。最初に県全体の公共交通機関を案内、その後大きな市(富山市、高岡市)と小さな町(朝日町)の事情を伝えた。現在車を所有していないゲストが、車がなくても生活できるが、「あったほうがいいかな」とか、車生活だけど、たまに「鉄道を使うことが、家族のイベントになる」などを面白く語った。56名が参加し、チャットでの質問も多かった。 15日は、群馬県が「農業学〜異業種から『農業』への転身!秋間梅林から見る “農ある暮らし” の可能性〜」をオンラインで開催。藤岡市の移住コーディネーター岩本氏を校長として、安中市の梅農家起業者と地域おこし協力隊員の2名をゲストにトークをおこなった。起業者と協力隊は双子の姉妹で、司会者の誘導でにぎやかで明るい感じの梅農家事業の紹介ができた。88名が参加した。 16日、広島県は「人気移住先 尾道で叶える海のしごとと暮らし」をオンラインで行った。移住先として人気の尾道で、盛んな産業である造船業の企業で働く移住者を紹介したセミナー。造船業での働き方や仕事のやりがい、しまなみ海道での休日の暮らし方など、仕事も暮らしも充実している様子を聞くことができた。特に「船を造ること」は、目に見えない都会の仕事とは違うやりがいのある働き方だと感じた。また、サイクリングやツーリングにのめりこんでしまう魅力も、尾道にはあるようだ。14名が参加した。 17日は、山形県遊佐町が「ゆざを楽しむ愉快な仲間達~鳥海山のふもと町の豊かな暮らしを知るセミナー」をセミナールームで実施した。遊佐町の海や、鳥海山でアウトドアを楽しむ先輩移住者のゲスト2名を呼び、ゲストトークと座談会を展開した。既に協力隊に応募している人や、何度か遊佐町に足を運んでいる人もおり、本気度の高い参加者が多かった。7名が参加し、少人数ながら和気あいあいとした雰囲気で、最後まで残って話をする参加者が多かった。 千葉県は「千葉に住んで“農業”をライフワークに!~千葉県立農業大学校で研修して就農する~」を会場とオンラインのミックスで開催した。県内農業の現状、就農までのステップ、千葉県立農業大学校で学べる実践的な知識や技術、具体的な研修内容について、スペシャリスト3名が丁寧に説明した。ゲストスピーカーとして、農業大学校を卒業し、新規就農を実現したいちご農家の37歳の男性が登壇。農業を始めるまでの経緯や苦労、農家の日々の暮らしなどを、軽快なトークで語った。セミナー後の個別相談会では、終了ギリギリまで参加者が積極的に質問する様子が印象的だった。20~60代の15名が参加した。 新潟県は「長岡の魅力マシマシトーク~長岡お試し移住 認知度爆上げセッション~」をミックス開催。長岡市が7月から始めるお試し移住体験を前に、体験内容や長岡暮らしのリアルを発信する目的で実施した。1部では、昨年度の移住体験経験に参加し、名古屋から新潟へ移住したゲストのトークで、天気や低い気圧などネガティブな情報含めリアルに伝えた。2部の座談会では、長岡市生まれ、長岡市在住の2人のトークで、世話好きの長岡人気質などが楽しく伝えられた。会場とオンライン合わせて20~60代の49名が参加した。3部は場所を変えての懇親会で、地元クラフトビールで盛り上がった。 兵庫県は「【兵庫の暮らしと仕事】支援制度を活用した就職・転職のススメ」をオンラインで開催した。1部では、西日本トップクラスの面積を誇る兵庫県の5つのエリアの異なる魅力や特徴を紹介した。また、就職に関して、支援制度やサポート窓口についてご紹介した。2部はキャリアアドバイザーとの個別面談を行った。20~60代までの15名が参加、うち1/3が20代だった。 18日は福島県の石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町が「ふくしまのど真ん中ぐらし 地域おこし協力隊合同募集セミナー&個別移住相談会」を会場で開催した。地域おこし協力隊の現役隊員や定住した元協力隊員が、地方での暮らしや協力隊の活動、卒隊後の働き方などについて語るセミナー。3人のゲスト全員がIターン者で、移住を検討している参加者の共感を得られたようだ。また、5町村の担当者が参加者と個別相談も行った。6組8名の全ての参加者が相談に参加し、それぞれの地域の暮らしや募集中の協力隊の任務について熱心に聞き入っていた。 岡山県倉敷市は「おかやま不便だけどいい暮らし ~移住者と海・山・街生活を語ろう!~」を会場で開催した。岡山県の海・山・街から1組ずつ異なる暮らし方をしているゲストが3名登壇。交通網や暮らしについてのトークセッションをし、2部では参加者、ゲスト、市役所職員との座談会を行った。希望者はじっくりと個別相談をしていた。26名が参加、会話を中心としたセミナーのため少人数の定員にしており、満員御礼でにぎわっていた。

セミナー報告 6月7日~11日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月7日~11日

6月7日~11日は、10回の地方移住セミナー、イベントを行った。 7日は、富山県が「とやま地域おこし協力隊募集セミナー」をオンラインで開催。魚津市、氷見市、小矢部市の3市が募集内容の告知を行った。3年間の年ごとの活動イメージ、退任後の選択肢の提示など、具体的な説明で、途中離脱者もなく、充実したセミナーとなった。13名が参加した。 9日は、長野県が「信州やまほいくを知ろう!オンライン移住セミナー」を実施。長野県にしかない信州型自然保育(信州やまほいく)認定制度を紹介し、のびのびと自然の中で子育てができる環境への移住を提案した。信州やまほいく実践園を利用する4名の保護者にインタビュー。園舎や園庭、そばの山での活動により子どもたちがたくましく成長している様子を紹介。保育士が子どもの人数に対して多く、目が届いている安心感も伝えた。一方で高校や大学の選択肢は都会に比べやや少なくなるという現実も話題になった。後半は5市町村による子育て環境などをPR。「質の高い保育環境を整えるという点は、大切にしたい視点だ」などの声がアンケートから聞かれた。12名が参加した。 10日は、山梨県が「やまなし移住xテレワークのすすめ 入門編」をオンラインで開催した。テレワーク実践企業とテレワーク実践者をゲストに招き、企業の取組や働き方改革について、また実践者のリアルな二地域居住での働き方を聞いた。質問もチャットを通して多く出て、コンパクトながら非常に盛り上がるセミナーとなった。アンケートも回答率が高く好評であったため、今後に繋げる対応をしていきたい。8名が参加した。 長野県伊那市は「伊那市出張就農相談会 農地法の一部改正で農業はやりやすくなる!?」と題して、会場でリアルセミナーを行った。古くから農業が盛んな伊那市で農業をするにはどんな手立てがあるのか、就農の担当者と移住の担当者がタッグを組んだ初めての相談会。じっくり相談できることを目指した。40代と50代のそれぞれ3組、計6組10名の参加だった。男女比は、ご夫婦・ファミリーがいたため6対4で、参加者の傾向は伊那市に絞って本気度の高い人と、決まっていないが話を聞きに来た人が半々だった。 北海道は「北海道移住のすゝめ In Tokyo」を会場で開催。道内自治体有志により構成され、コロナ禍からオンラインで移住イベントを開催していた団体「移住のすゝめ」が満を持してリアル交流会を行った。楽し気な雰囲気で始まり、各移住コーディネーターから貴重な体験談が語られ、たっぷりと質問をぶつける時間もあり、終始熱気に包まれた開催となった。15名が来場した。 新潟県は「にいがた暮らしセミナーvol.1 ~新潟・十日町の“雪里留学”から考える~ 子どもの“感性”を育てる地域って?」をオンラインで開催。田舎暮らしの子育てについて、地方の教育の観点から考えるセミナーで、十日町市で実施している「雪里留学」に焦点を当てた。「雪里留学」とは、学区外から就学でき、長期のお試し移住ができる制度だ。自然とアウトドア資源を生かし、特色あるカリキュラムを持つ、小中一貫校の「松之山学園」での学びを紹介。UターンとIターンの子育て経験者をゲストに招き、学園生活を伝えた。質問も多くあるセミナーだった。20-40代の31名が参加した。 高知県は「高知暮らしフェア2023夏」を東京交通会館12階で開催し、県内34市町村と事業者が出展した。自治体ブースに隣接させて県内事業者も出展し、連携による相乗効果が生まれたようだ。エリアごとに分かれた情報収集コーナーでは、掲載内容に統一感を持たせて見やすくする工夫をした。集客ではSNS広告に動画を活用したり、インスタグラムで人気の移住漫画家の方がセミナー登壇するなど、ターゲット層に合わせた方法を取った。152名が来場した。 11日は大分県が「おおいたで暮らそう 移住相談会」を会場で開催。大分県は東京、大坂、福岡で毎月移住セミナーを開催しており、ふるさと回帰支援センターが東京開催の拠点となっている。5月末に『九州山口沖縄フェア 暮らシゴト2023』が開催されたため、今回は個別相談会のみにしぼった。芸術活動をしたい方、3世代移住の検討など、相談の内容が多岐に渡った。17組28名が来場し、7割がIターン希望者であった。 三重県「ええとこやんか三重移住相談セミナー 農ある暮らし」をオンラインで行った。県内の3つの市町(津市、名張市、南伊勢町)の移住担当者が地域の紹介をした。また、テーマに沿って、津市美杉地域で農業に携わっている方、家庭菜園が得意な南伊勢町の担当者、市役所の仲間と市民農園での野菜作りを始めた名張市の担当者が、相談者からの質問に答えた。各市町の制度だけではなく、家庭菜園の楽しみや大変さ、工夫するところなどを聞くことが出来た。12名が参加した。 香川県は「トカイナカがわ! 香川県移住フェア in 東京2023」を交通会館12階で開催した。毎年行っている県最大の移住イベントで、全17市町に加え、宅建協会、移住就職支援センター、就農、子育てなど計25の出展数。「農業 x 空き家」「転職 x 子育て」「島 x 二拠点」をテーマにした先輩移住者の体験談や、県産のギフトセットなどが当たるスタンプラリーも行った。110名が来場し、内訳は10代から80代と幅広く男女の比率は6:4だった。

5月の移住相談、4000件で過去最高に! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

5月の移住相談、4000件で過去最高に!

6月も中旬が過ぎ、日々暑さが強まっている。昨年も6月は暑かった記憶があるが、今年はどうだろう。銀座のマロニエ通りは濃い緑の葉が大きく伸び、絶好の日除けとなっている。 5月の相談件数が明らかになった。5月は初めて4000件を超えて4018件となり、5月としては過去最高を記録した。多かったのは群馬県・和歌山県・広島県・富山県・長野県の順となった。月単位で初めてトップとなった群馬県を初め、各県ともセミナーの集客が多く、健闘した。電話・Eメール・面談の本気度の高い相談では、広島・静岡・福岡・宮城・群馬の順となった。また、新年度にはいって7月の移住セミナーが初めて50回を越えて53回が予定されている。6月は41回を予定し、いよいよ移住セミナー開催もエンジンがかかってきたと期待している。そして、思うことは、移住生活の成功のポイントは十分な準備・検討に尽きると思う。20年の歴史があるふるさと回帰支援センターの相談機能の充実ぶりに期待し、率直な移住への思いを語っていただき、移住生活の成功を展望していただきたい。 20日午後、東北大学公共政策大学院の石山教授、准教授2名、院生9名が「2023 公共政策ワークショップ1プロジェクトB」としてセンターを視察、稲垣副事務局長からセンターの取組み報告を受け、質疑討論を行った。 取材・来客は、13日は北海道上士幌町竹中町長が久しぶりに見えられ、意見交換。14日は近くの国際フォーラムで全国市議会議長会定期総会があり、朝から10市の議長が視察に見えられた。山形県尾花沢市、長野県駒ヶ根市、石川県七尾市、静岡県浜松市、同じく菊川市、裾野市、富山県小矢部市、香川県高松市、佐賀県佐賀市、宮崎県西都市。明治安田生命地域リレーション推進部の2名の方が見えられ、連携できることはないかと意見交換。福島県IWAKIふるさと誘致センター運営委員長、同商工会議所専務、同常務他が見えられ、懇談した。15日は大分県佐伯市議会議長が視察。16日は山陰中央新聞取材。17日は久しぶりに山形県遊佐町がセミナー「ゆざを楽しむ愉快な仲間たち」を開き、関係者と懇談した。20日は群馬県地域創生部西副部長が立ち寄り懇談。               石川県七尾市議会の佐藤喜典議長と

NHK「いいいじゅー!!」に、129組の移住者情報集まる! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

NHK「いいいじゅー!!」に、129組の移住者情報集まる!

スッキリしない日が続くと思っていたら、8日に関東も梅雨入りしたようだ。海の向こうのウクライナではダムが決壊し、多くの死傷者や4万人を超える避難民がでているとか。このままでは泥沼化し、両国が疲弊し、両国民が犠牲になるばかり。このダムの決壊、ウクライナとロシア、どちらが仕掛けたか分からないが、水没した地域の住民のことを考えるとき、そこまでやるのかと戦争の悲惨を思わずには居られない。 時々、国内外の学生の論文のためのセンターに取材が入る。今度は英国のケンブリッジ大学修士課程(地域再生学)で研究する日本人からの要請があった。日程を調整し対応したいと思っている。それだけ、さまざまな国や地域で地方移住に取り組むNPOが話題になっているようだ。5月末に取材にきた筑波大の学生からは、本日、お礼状が届いた。人口減が進む中、地方創生や地方移住に興味を持ってくれる若い人たちには、これからもセンターとして丁寧に対応していきたい。 新年度にはいって初めて、7月の移住セミナーが50回以上予定されている。6月は43回ということで、いよいよエンジンがかかってきた。また、5月下旬で締め切った、NHKで毎週火曜日の正午のニュースの後に放送中の「いいいじゅー!!」の第5次募集には、全国の市町村から129組の応募があった。その内容も、カフェや飲食経営、地域おこし協力隊、伝統工芸制作、農業、子育て環境、エコモビリテイ、ゲストハウス経営、クラフトビール製造、モノ作り、古民家リノベーション、デザイナーや建築士など多岐にわたっている。移住して、こうした多様な仕事に従事しながら自分の可能性を探すことは現在の閉塞感あふれるこの国にとって、大いに勇気づけられる生き方と思う。成功を祈念したい。 取材・来客は、6日は岐阜県可児市経済交流経済部長他、藤田副理事長ほか大地を守る会メンバーらと懇談。7日は福島県避難地域復興局長他と懇談。福島県飯舘村福島再生の会代表と懇談。山口県防府市の池田市長視察。9日は和歌山放送社長と打ち合わせ、朝日新聞取材。広島県公明党県議団6名視察。千葉市政策企画課長ほか3名視察。先ごろ、新たに自治体会員になったことから今後の取組を検討するために来訪。10日は(一社)高知県UIターンサポートセンター理事長に挨拶。この日、高知県の「高知暮らしフェア」を事業部が受け、12階で開催したことによる。11日は大阪でも、同じフェアを開催した。13日は京都新聞の取材。                   山口県防府市の池田市長と

セミナー報告 5月30日~6月3日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 5月30日~6月3日

先週は地方移住セミナーを5回開催した。 5月30日は、北海道上士幌町が「北海道十勝上士幌町移住歴別暮らしのルーティーン ~移住歴3か月から4年まで~」と題したオンラインセミナーを開催した。UIターン者である4名の役場関係者が、移住した経緯や現在の生活を詳しく紹介。それぞれのストーリーが、参加者の気持ちと重なる部分も多かったようで、「とても参考になった」「勇気をもらった」等の感想が寄せられた。23名が参加し、関東圏とそれ以外のエリアからの参加者がほぼ同数であった。 北海道十勝 上士幌町移住歴別暮らしのルーティーン~移住歴3か月から4年まで~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 31日には、富山県が「全部伝えます!富山県移住セミナー2023 みんなの知らない、立山連峰の世界」をオンラインで開催。立山連峰を通して富山での生活の魅力を感じてもらうセミナーで、県のシンボル立山連峰を自然(登山)と文化(曼荼羅)の両面から紹介した。さらに暮らしの中で立山信仰を感じられる部分を紹介。ゲスト2人の専門的な話から、自治体関係者の身近な話まで幅広く伝える内容。終了直後、話が面白く、富山に行ってみたくなったという反響のメールが参加者より届いた。86名が参加した。SNS広告では、登山に関心のある女性をターゲットとした写真を使用。狙い通りの集客につながり、富山移住に対する関心につながる結果となった。 全部伝えます!富山県移住セミナー2023 みんなの知らない、立山連峰の世界 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 6月2日は、岡山県岡山市が「おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会」をオンラインで行った。一般参加者、県内11市町、当センター相談員がクローズの場で交流をする座談会。関東・関西・東海など様々な地域から12名が参加がした。住まい、子育て、仕事(テレワーク・就職・起業等)など様々な質問が飛び交い、自治体も積極的に回答した。移住相談のスタートの場となった。 おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会(2023年6月) |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 3日には、愛媛県が「愛あるえひめ暮らしフェアin東京」をセミナールームで開催した。年に4回、東京と大阪で開催している移住セミナーの第一回目。35名が来場し、ご夫婦やお子様連れといった2名以上での参加が目立った。数年後の移住に向けて地域を詳しく知りたい、地域おこし協力隊の募集情報を知りたいといった方の参加もあった。 6/3開催!愛あるえひめ暮らしフェア in 東京 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 石川県は「#能登半島暮らし ~気になる移住後のおしごと~」をオンラインと会場のミックスで開催した。輪島、珠洲、七尾の各市町が地域の紹介や移住支援制度について説明し、その後ゲストの3名の先輩移住者から、どうして移住を考えたのか、移住後の仕事はどう見つけたのかについて語ってもらった。ゲストの方々の本音トークに参加者たちは引き込まれ、家族やお金、気候の話などチャットでの質問も多く出た。会場参加の方達も全員が個別相談に参加され、しっかりと市町やゲストに相談ができたようだ。オンライン12名、会場4名の合計16名が参加した。 #能登半島暮らし ~気になる移住後のおしごと~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)

セミナー報告 5月23日~28日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 5月23日~28日

5月23日~28日は、地方移住セミナーを6回開催した。 5月23日は、愛媛県が「移住検討の “ファーストステップ” オンラインセミナー」を、移住を検討し始めた方向けに開催した。参加者は幅広い層だったが、質問者は50代以上の方が多い印象だった。「未経験でも農業ができそうか」「外国人でもスムーズに移住できそうか」などの質問がチャットにあがった。53名が参加し、移住の検討方法について、地域選びのヒントや家族間での話し合いについてなど、具体的に知っていただけてよかった。 24日は、群馬県が「シリーズぐんまオンライングルメ旅 高崎の巻 ~公務員からゲストハウス&カフェのオーナーに転身したゲストを訪ねる旅~」を開催。高崎市でテレワーク中の先輩移住者と、高崎市役所を退職しお店を開いた元公務員をゲストを迎えてウェビナーを行った。リノベーションしたゲストハウス&カフェから中継し、オーナー独学によるスパイスカレーと、オーナーの友人が作るケーキを食レポしながらゆるやかな雰囲気で配信。ゲストは「群馬で育つと郷土愛が育つ」「地元に戻る、という意識がない位、高崎と東京は近い」「Uターンをしたおかげで家族や友人と過ごす時間が多くなった」など移住後の過ごし方の変化について、食生活を通して伝えた。60名が参加した。 27日、長崎県が「長崎市”出張”移住相談会in東京」を長崎市初めての個別移住相談会としてセミナールームで開催した。事前予約制で満席であったが、キャンセル等あり2組2名が参加。個別相談という事もあり、参加者、担当者ともにゆっくり話ができ満足度が高かったとのこと。今回はセミナールームを活用したが、7月には相談窓口を利用した出張相談会を開催予定。定期的に相談会ができればと思う。 宮崎県は「宮崎県のお仕事探しはじめの一歩。」をオンラインと会場のミックスで開催。宮崎県の特徴や宮崎の産業・企業についての説明、県が行う就職サポート・就職活動に役立つ情報をお伝えした。20代~60代の幅広い年代の18名が参加。内容についても具体的な情報が得られて良かったと半数以上がとても満足、満足とアンケート返答があり好評だった。 28日、和歌山県は「田舎暮らしとお金のはなし ~ファイナンシャルプランナーに聞く移住とお金のリアル~」をオンラインで開催。海南市に移住したフォトグラファー黒岩正和さんとファイナンシャルプランナーの中村恒瑛さんをゲストに招き、和歌山へ移住した場合の支出入の変化や、引っ越し費用等について、黒岩さんの実体験に基づいて説明を聞いた。30代~50代を中心に幅広い層の90名が参加した。 また、交通会館12階のダイヤモンドホールでは、「九州・山口・沖縄合同移住フェア 暮らシゴト2023 仕事×暮らし~ここから始める心地よい生き方~」が開催された。 詳しくは 九州・山口・沖縄合同フェア、過去最高の集客!

九州・山口・沖縄合同フェア、過去最高の集客! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

九州・山口・沖縄合同フェア、過去最高の集客!

センター主催の今年度初となるエリアのフェア「九州・山口・沖縄合同移住フェア・暮らシゴト2023 仕事✕暮らし~ここから始める心地よい生き方~」が5月28日、有楽町の東京交通会館12階ダイヤモンドホールで開かれた。このフェアはコロナが落ち着いていることからリアル形式で、九州エリアの7県に山口県と沖縄県が参加。過去最高の84ブースが出展。昨年から企業にも声をかけ、今年度は20企業が参加して彩りを添えた。参加者は309組413名と過去最高となり、賑わった。会場内のブース配置も、出展した自治体と関係する企業が一体で移住希望者の質問に答えられるように配慮した。 イベントコーナーではハローワーク飯田橋が参加して「地方就職支援コーナーの活用方法」について具体的に説明したほか、長崎県の地域おこし協力隊OGが「変わった?地域おこし協力隊になる前と後」をテーマに語った。ワークショップでは山口へ移住し、地域おこし協力隊として800年以上続く手すき和紙を学んだ女性が「初夏色に染めて作る、徳地和紙のうちわ」を参加者とともに制作を実践した。また、ロサンゼルスから一時帰国した方が山口県ブースに来られ、米国から日本へ逆移住したいと参加された。このフェア、参加自治体の意気込みも熱く、オープニングセレモニーから盛り上がっていた。この熱気が400名を超える移住希望者を集めたようだ。参加自治体の皆さん、ご苦労様でした。 今年度、センターの最重要課題に自治体会員の拡大を提起している。その理解を深めるために、この間、5回に分けて理事長と職員との意見交換会を開いた。同じ話しを5回もするのは骨だが、1回目に出た意見を2回目では補強しながら、積み上げ方式でバージョンアップして話した。今年度は200自治体を目標に置き、2026年度末で1000自治体の参加とした。その心は、全自治体の過半数を組織化し、国民運動にまで高めたいとの思いがあるからだ。こうした気持ちで取り組んでいるのは、結局、この国は、地方を切り捨てるのではないかという危機感があるからだ。事実、バブル崩壊以降の政策は市場経済による効率優先で進められ、地方は高齢化・少子化・過疎化が待ったなしで進行している。 こうした事もあって、4月は16自治体が会員に加入し、5月も18自治体が会員になっていただいた。特に、ここに来て、移住に力がはいっている福島県は郡山市をはじめ、全国市長会会長を出している相馬市、浪江町、塙町の4自治体。栃木県は宇都宮市。愛媛県が宇和島市・伊予市。秋田県男鹿市。兵庫県三田市・神河町・多可町。北海道厚真町・岩内町。長野県箕輪町・南箕輪村・富士見町。福岡県朝倉市。茨城県桜川市。愛知県新城市(順不同)など。  取材・来客は、27日は鹿児島県産業人材確保・移住促進是枝課長来訪。28日福島県塙町町長、教育長など5名来訪、懇談。30日はふるさと山形移住・定住センター事務局長意見交換。長崎県平戸市アンテナショップリニューアルレセプション出席。31日は長崎市都市経営室星原室長来訪、懇談。福島県企画調整部斎藤次長、同ふるさと暮らし推進課主幹来訪、和歌山県担当課長来訪。6月2日第3回理事会。

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