多様なセミナー開催で賑わった

週末もまた台風20号の影響で雨。それにしてもの不順な天気である。19号台風の傷も癒えない中での再びの台風の襲来による不順な天候は気がめいる。19号台風では東日本の約50の河川の堤防が決壊したとか、先の15号台風では千葉県内の送電線が多数倒壊したとか、基本的な社会資本が大きなダメージを受けている。抜本的な国土計画の見直しが必要になっている。この一連の天候不順が地球温暖化に帰するものであれば、来年も同じことが繰り返される。18日に、この間、何回かお会いしている全農大分の花木営農対策課長が全農部長とJA全中課長とともに来訪。開口一番、この間の経過報告に来ましたということで、九州・山口労働力支援協議会を9月下旬に設立したことなど、農業現場への労働力支援事業の現段階の取り組みを語ってくれた。そして、移住希望者の移住希望地での「お試し居住」にあたっては、積極的に農家民泊を利用することを通して農業体験や生活に馴染んでもらってはとの提案を受けた。すでに大分県では16地域にグリーンツーリズムの取り組みで受け皿となる農家民泊施設があり、これとふるさと回帰運動の連携もあるのではということになった。31日には「まち・ひと・しごと創生本部」に要請を行うことにしている。

来客・視察は、17日に岐阜県東白川村の村長他全村議会議員が視察に。これまで多くの視察があったが村長ほか全議員というのは初めて。村としては最大の課題は人口減対策であり、担当課も一本化し、光ファイバーも整備し、地域おこし協力隊の定着もいいと語っていた。こちらからは、空き家バンクを整備し、仕事を用意し、そして移住者を支援する組織を作り、東白川村だから可能な生活をアピールするためにふるさと回帰支援センターで移住セミナーを開催し、粘り強い移住者受け入れ運動に取りむことをアドバイスした。18日は、今年度から移住相談コーナーを開設し、移住者の受け入れに力を入れている滋賀県市町振興課長の訪問もあった。

セミナー開催は先の台風19号で被災した丸森町や大崎市などを抱える宮城県などが予定していた「みやぎ移住フェア」などを除き、17回の開催と健闘した。しかし、台風19号により東日本の多くの地域が被災した関係もあり、全体としてはいつもと違い、盛り上がりに欠けるような気配が感じられる状況であった。まず、16日は広島県が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー“水際生活都市”中心市街地リノベーション創業編」を三原市の初イベントとして開催し、21名の参加。同市出身者の参加もあり、盛り上がった。18日は宮崎県新富町が「農業未体験でもOK!みやざき【新富町】就農セミナー」を開催し、4名の参加。

19日、土曜日は8回の開催で、まず群馬県が「ぐんま西上州があなたにおくる移住相談会」を開き、7名の参加。千葉県は「はたらく×くらす ちょうどいい千葉 千葉の魅力発信セミナー」を勝浦市・君津市・市原市・山武市の参加で開催し、14組18名の参加と健闘した。三重県は「Meet Mie Café vol6空き家とお店の始め方~地域で愛されるパン屋さんの物語~」を7組8名の参加で開催した。ゲストからは空き家の探し方や移住して1年目でパン屋を開業した苦労話など具体的な話が紹介され、好評だった。山形県北村山地域は「やまがたハッピーライフカフェ≪北村山≫やまがたの仕事と暮らしに触れてみませんか?」を11組12名の参加で開催し、常連お断りとしたので初参加者が多く、大いに盛り上がった。栃木県那珂川町は「『那珂川町を知る』日帰りバスツアー事前セミナー」を開いた。北海道は「大自然で暮らそう!初心者のための週末農業講座」を3回シリーズの2回目として開催。新篠津村の大塚ファ-ムからゲストが来た。8名の参加。長野県上伊那地域は学生をターゲットに12階のカトレアサロンBで「かみいなシゴトフェスinTOKYO 長野県の企業と本音で話そう!」を駒ヶ根市・伊奈市・辰野町・宮田村と22企業が参加して開催したが25名の参加に留まった。やはり、先の台風19号での被災の影響が出たようだ。長野県伊那市は「岸野家のかぞくの話~長野県伊那市へ移住して、そば職人になるお話~」を神戸から伊那のそばを食べて感動し、移住に踏み切った実践事例として開き、3組5名の参加。

20日、日曜日はバラエティに富んだ7パターンのセミナーやフェアが開催され賑わった。まず、新潟県は「地方で起業・複業!あなたに『ちょ~どいい』働き方、新潟ではじめよう!」を14組16名の参加で開催、起業・複業とタイムリーな話題で健闘した。茨城県は「第2回いばらき暮らしセミナー 地域ではじめた、オリジナルな暮らし 私らしく生きるために~水戸の本格フランス菓子店オーナーシェフWenikoさんの開業ストーリー~」とテーマは思い入れがあってよかったが集客は9名と苦戦。参加は北茨城市・日立市・笠間市・筑西市・常総市・茨城町の5市1町。県北の知られた自治体の参加だったが集客に課題があり、きめ細やかな集客対策が必要だったようだ。神奈川県小田原市は初めての単独開催セミナーで「小田原市UJIターン就職応援合同説明会」を地元の12社が参加して行われた。参加者は12名と苦戦。集客に課題が残ったようだ。11月には移住セミナーも予定されている。栃木県は昨年に次いで2回目の「栃木ではぐくむ理想のミライ。オールとちぎ 暮らしとしごとフェア」を12階ダイヤモンドホールで開催し、122組166名の参加。21市町が参加。4市が台風で被災し、参加を見送った。熊本県は人気の「くまもん」も参加して「くまもと暮らしフェア『くまパーティー』」を初開催。108組170名の参加と健闘した。岩手県も「いわてー風と土の集いin東京~イーハトー部の暮らしと移住の始め方~ー」をこれも初開催。22自治体が参加。こちらも台風で被災した自治体のキャンセルが出た。166名の参加。山口県は3階グリーンルームで「やまぐち農業法人就業セミナー・相談会~やまぐちの農業法人で働いてみませんか?~」を開催。県内の15農業法人と山口市・柳井市・防府市・萩市・阿武町が参加。農業大学校のカリキュラムの説明や法人で働いている人の仕事の説明、4本のミニ講演会など盛りたくさんのセミナーとなり、その場で移住を決めた人も出て、42組48名の参加と賑わった。

9月の移住相談は4669件に

今回の台風19号で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。亡くなられた方々に対しても心から哀悼の意を表します。それにしても近年の自然災害の多さには驚かされる。北海道から九州まで、ここ数年で被災しなかった地域がないような状況である。とくに19号台風は10月に入ってからの台風で、これにも驚かされた。やはり地球温暖化の影響と言っていいだろうと思うが、日々の暮らしから持続可能な暮らしを心がけていくことが何よりも大切なことではないかと改めて思わされた。

この程、9月の移住相談件数が明らかになったが、なんと4669件と、9月としては過去最高の件数となった。とくに驚いたのは個別面談数が1879件と過去最高を記録したことだ。各県とも従来の倍増、さらに神奈川県のように前月比3倍増と昼食も取れないような忙しさとなった。これは9月6日金曜日の夜のNHKの「ドキュメント72時間」でふるさと回帰支援センターが取り上げられたことが大きかったようで、2週間後に再放送され、さらに移住相談が伸びた。あらためてNHKの影響力の大きさに驚かされた。相談件数の多かった県は広島・長野・静岡・佐賀・福岡の順で、個別面談の多さでは長野・静岡・福岡・広島・山梨の順となった。この顔ぶれは、人気ランキングの常連が並んだようで実力を示した。

来客・視察は、9日には山口県議会の総務・企画委員会の視察があり、率直な意見交換ができた。11日は結成30年を迎えた連合のレセプションが日比谷の帝国ホテルで午後1時半から行われ,OBの一人として江森事務局長とともに出席した。
15日は愛媛県東温市の4名の議員の視察があった。メンバーは副議長・議運委員長・監査委員・JAえひめ中央経営管理委員の方々であった。市議会の中心の方々で今後の取り組みに期待を持たせるものとなった。
16日は北九州市議会の宮崎議員の視察があり、問題意識の高さに驚いた。他に、岡山県菊池副知事、群馬県の山本知事の視察があった。山本知事とは1998年のCOP4(地球温暖化防止条約締結国会議ボン会議)でドイツのボンでお会いして以来。相変わらずのフットワークの良さで、なぜ群馬県が移住人気ランキングで14位に低迷しているのかと聞かれたので、県内自治体35団体の中でふるさと回帰支援センターの会員となって移住希望者の受け入れに努力している自治体が4団体に留まっていることが理由の一つではないかと話した。そうしたら、目の前で2つの自治体の首長に電話し、自ら会員化を要請。快諾をいただくなど本格的に移住・定住政策推進に取り組む決意を実践してみせた。
17日は茶どころで知られる岐阜県東白川村の全議員と村長が視察に見えられた。村長と全議員参加の視察は、数多ある議会議員の視察では初めてのケースで、置かれている現実の厳しさとやる気の強さに感じ入った。今後の受け皿作りに期待したい。

セミナー開催は台風19号の影響で12日の岡山毛県の「晴れの国おかやま『就農セミナーin東京』」ほか5回のセミナーと13日群馬県利根沼田地域の「季節の変化を感じて田舎暮らし~利根沼田で自分に合った働き方を見つけませんか~ぐんま利根沼田移住相談会」ほか2回のセミナーが延期ないしは中止となった。

なお、今週は19日、20日を中心に21回の移住セミナーなどが予定されている。内容などについては「ふるさと回帰支援センター」のHPで確認していただきたい。

厚労省が新規事業開始で説明会

今年は例年になく台風が多く、10月に入っても今週末に、また大型の台風が本土を直撃するようだ。場合によっては13日の日曜日に予定される日本VSスコットランドのラクビーも中止になるようだ。残念である。4日には厚労省が新たに移住希望地・移住時期が決まっている移住希望者の中で、いくつかの条件を満たしている「重点支援対象者」のための個別支援のための新規求人開拓や条件緩和交渉を行うことを決め、その説明会をセンターの移住相談員を対象に行った。厚労省も地方移住支援に本腰が入ってきたようだ。

来客・視察は、2日には福島県郡山市の品川市長が初めて顔を出された。郡山市は30万人を超える県中央に位置する中核市で移住人気も高い。この日は長野県伊南地域の駒ヶ根市・飯島町・宮田村・中川村の議員団の視察があった。この地域は移住希望者も多く、人気も高い地域で、率直な意見交換ができた。3日は福井県中村副知事、兵庫県金澤副知事、富山県朝日町の笹原町長、長野県阿智村熊谷村長の訪問を頂いた。4日は「まち・ひと・しごと創生本部」の木下総括官が着任以降、初めて視察に来た。8日は午前に三重県四日市市の「リベラル21」の6名の議員団の視察を頂いた。午後には新潟県魚沼市議会の遠藤議長外8名の視察を受け、今後の取組などの意見交換を行った。また、新しく市長に就任した山口県周南市の藤井市長も挨拶に寄られた。

セミナー開催は今週も多く、18回を数えた。まず、3日は香川県小豆島が2つの町の町長が揃って参加して「小豆島移住の手引」を初開催、18組22名の参加があった。4日は福島県南会津地域が「南会津の楽しい田舎暮らし。」を開催。7名の参加と若干淋しかったがゲストの四季のはっきりした会津の暮らしの報告に聞き入った。ゲストは山の中で暮らす30歳前後の地域おこし協力隊。佐賀県は「佐賀県移住体感ツアー連動セミナー~唐津市・多久市&鹿島市・白石町~」を開き、37名の参加。格安の体感ツアーのためのセミナーということで参加者が多かったようだ。

5日土曜日は8回の開催と賑わった。まず、北海道函館市が「はこだて暮らし~移住者の本音のハナシ」を開き、18組25名の参加。企画管理課が主催し、初参加の人が多かった。富山県朝日町は「富山でNOW!業しませんか!?」を町長も参加して開かれたが4名の参加と内容が良かったのに残念であった。参加者には自慢の新米が配られた。熊本県は「ぎゃんアッと!?くまもと!!~県央・天草編~『仕事✕暮らし』組み合わせは無限大」を開き20組26名の参加と盛況であった。栃木県日光市は「日光ではじめる起業と暮らし」をテーマに開催し、11組14名の参加。ゲストの移住者は、インバウンドで外国人の観光客が増加し、ビジネスチャンスも多くなっていることをアピールした。新潟県新発田市・胎内市は「新発田市・胎内市セミナー 若者✕仕事=働き方無限大∞」を開催し、6組8名の参加。主催者の想いがもう一つ伝わらなかったようだ。今後に期待したい。福岡県八女市・朝倉市が主催した「ふくおかよかとこ移住セミナーvol.3『就農―ふくおか農業人のすすめー』」は8組9名の参加。福井県は「しあわせふくいとの新しいかかわり方・くらし方フェア」を12階ダイヤモンドホールで開催。昨年を上回る144組202名の参加。VRを使い、地元とつなぎ、バーチャル体験もできるなど工夫を凝らした。家族連れも多かった。また、3階のグリーンルームでは新潟・福島・茨城・栃木・群馬の5県が「見て!聞いて!都心に近い田舎でのびのび子育てライフ!移住交流フェア」を開催し、そこから足を伸ばした参加者もあった。5県のフェアは参加者が36組54名に留まるなど、それぞれの県の特徴がうまく表現できていなかったなど課題を残した。

6日日曜日の鹿児島県の「クリエイトライフinかごしま~鹿児島でクリエイターはできる!~」は11組12名の参加。富山県の「TOYAMA DE LIFE SHIFT(3)とやまで子育て」は4名の参加と苦戦。ゲストは移住2年半の元気な女性だった。青森県弘前圏域・五所川原圏域は「青森暮らしセミナー ~青森県のひだりがわ編~青森県のひだりがわで楽しむ人たち~」を14市町村が参加して開かれた。参加者は残念ながら14組15名であったが、青森らしさが出た意欲的な企画であり、懲りずに、移住希望者の理解が深まるまで粘り強く取り組んでほしいと切に思う。まだ、主催者の思い込みが強すぎたかも。滋賀県は「#ほどほど田舎 ほどほど都会 滋賀移住ラボ ~伝統工芸 ~信楽焼編」を開催し、11組12名の参加。このセミナー3回目の開催。継続的な開催は、集客にとってもプラスに働いているようだ。鹿児島県奄美大島は「鹿児島県龍郷町地域おこし協力隊募集説明会」を開き、8組10名を集め、健闘した。山梨県は「富士の国山梨移住相談会」を開き、46名の参加と健闘した。佐賀県は「人生に新たな価値創造を!佐賀のIT企業にJOB CHANGE」を地元の2社が参加して開催したが4名の参加。ただ4名とも本気で、実のあるセミナーとなった。

移住セミナー、1週間で21回開く

10月に入ったが残暑がまだ残り、昼休みともなれば有楽町は半袖のサラリーマンが闊歩している。W杯は過日のアイルランド戦で日本が勝ち、ムードはヒートアップ状態、今後の展開に目が話せない状況になっている。

先週は、なんとセミナーが初めて21回も開催され、週末のセンターはNHKの「ドキュメント72時間」効果もあって大賑わい。各県の移住相談ブースも大忙しの状況が続いている。まず、9月26日は山口県が「やまぐち暮らし夜の相談会+やまぐち移住創業相談会in東京」を予約制で開催。4名の参加で移住相談や起業相談を行った。起業については200万円✕10名の今年度枠はすでに締め切った。

27日は、神奈川県がいつもの「ちょこっと田舎な神奈川の農ある暮らし」を24名の参加で相模原市・山北町・愛川町・二宮町が出席して開催。賑わった。和歌山県は19名の参加で「TURNS✕W 和歌山の『食でつながる人とまち』~クラフトビール移住~」を開催。宮崎県は「『継業』について学ぶセミナー 宮崎県内の後継者を探すお店や会社・農業を引き継ぐには?」には20名以上が参加して、県内の継業のための具体的な5事例が紹介され、参加者も多かった。

28日土曜日は8回の開催と多く、まず静岡市が「静岡市創業セミナー」を個人面談方式で行い、3組4名の参加があった。この中では飲食業での創業などの希望が出され、腰を据えた相談が行われた。新潟県は「にいがた住宅事情~新潟で見つける『ちょうどいい』住まい~」は18組23名の参加。個人面接を目当てに参加した人が多く、自治体も新潟市と三条市が出席、実りある相談会となった。石川県能美市は初めての開催で「子育て✕移住フェア」を行い、8名の参加と健闘した。継続した取り組みが望まれる。愛媛県は「愛あるえひめ暮らしセミナー 就職先の探し方編」を開き、Iターン者2名を含む20名の参加。岐阜県飛騨地域は「飛騨地域『仕事』と『暮らし』相談会~飛騨高山・飛騨古川・下呂温泉・白川郷~」を開いたが3名の参加に留まった。地方暮らしをめざすためには魅力的なところではあるがセミナー開催にあたっての準備不足が否めず残念だった。香川県三豊市の「みとよ暮らしの手引き」は15名の参加と健闘した。福島県県南地域は「福島県白河地方 地域のキーパーソンによる個別相談会」を開催したが具体性に賭け欠け、苦戦した。広島県北部地域は「ひろしまで始まる新しい食と農業~山の恵みでワールドカフェ&食の仕事・個別相談会~」を35名の参加で開き、盛況であった。参加自治体は三好市・庄原市・安芸高田市・安芸太田町・北広島町で1部はジビエを含む食材を囲み、懇談。2部は個別相談会の形式で行われた。さすがの集客であった。

29日日曜日は9回の開催でこの日も大賑わい。まず、福井県が「地域おこし協力隊・農林漁業コラボセミナー」を開き、5名の参加。栃木県は「県央エリア版とちぎ暮らしセミナー『宇都宮のトナリ』~宇都宮と隣接3市町比べてみました~」を開催。参加自治体は西隣りの鹿沼市・東隣りのさくら市・南隣りの上三川町でそれぞれの地域の特徴が紹介され、アットホームな雰囲気がでた、にぎやかなセミナーとなった。15名の参加。山梨県は「第5回やまなし暮らしセミナー 韮崎市・北杜市合同移住相談会2019」を開き、人気の自治体版ということで38名の参加。奈良県は「第8回奈良で働く相談会in有楽町」を開催し,Iターン希望の夫婦をはじめ6名の参加。首都圏で働く関西圏出身の人が多かった。三重県は「あなたが作る、新たな価値~三重での継業という生き方~」をテーマに開催し、2名の参加だが、仕事があれば南伊勢町にUターンしたいなど本気度の高い人が来た。京都府は「あなたの目指す農スタイルは?~生涯現役!YouTuber専業農家or小さな農ある暮らし・半農半X~」がテーマで夫婦での参加が多く、11組13名と健闘した。特徴のあるセミナーで京都らしさが出た。埼玉県は「移住支度金&地域おこし協力隊働き方セミナーin有楽町」13組17名の参加。面談希望者が多かったようだ。これも健闘したといえよう。長崎県は12階のカトレアサロンで「しまの暮らし相談会」を開催。37組60名の参加。昨年比で見ると参加者が若干減少。当日、人気の五島列島が別な会場でもセミナーを開催するなど課題が残った。しかし、それでも五島列島のブースには相談者の列ができた。この人気は人が人を呼ぶ、好循環の輪ができていることにあるようだ。また、長崎市はこの夏、駅前ターミナルにテントを開いて移住相談を開き、県内でも話題になったようだ。最後は山口県が「第3回やまぐちYY!ターン『やまぐちで学ぼ!』」を31組36名の参加で開き、自治体は子育て教育で特徴的な取り組みをしている光市・周防大島町が出席。周防大島町は周防大島高校生がプレゼンを行うなど特徴を出した。

視察・来客・取材は、9月25日に岩手県雫石町長が来訪。雫石町は4月からブースを開設し、移住情報の提供に努め、移住者の受け入れに積極的だ。また、過日3選なった宮城県加美町長にも来訪いただき、意見交換した。26日は和歌山県担当課長も打ち合わせに見えた。この日は朝日新聞の取材もあった。28日は山口県周防大島町議員と懇談。10月1日には宮城県佐野副知事の訪問があり、東北各県の移住動向などを意見交換した。

W杯ラクビーを横浜で観戦しました

今年は台風の当たり年のようで、毎週のように日本列島を襲っている。今度は17号で日本海を北上し、熱帯性低気圧になったが北日本から北海道へと向っている。収穫間近のりんごなど農作物への影響が心配される。こうしたなかで、ラグビーのワールドカップが20日に開幕された。ふるさと回帰支援センターの顧問をお願いしている嶋津昭さん(元総務相事務次官)が組織委員会の事務総長をされている関係で、より身近なものとして関心を持ってきた。22日には横浜日産スタジアムでのスコットランド対アイルランド戦を観戦した。かつて、関東大学リーグ戦などを時々秩父宮ラクビー場や国立競技場に観に行った。今回は本場のラクビーで、結果は優勝候補のアイルランドの一方的な試合となったが本物の肉弾戦を堪能した。初のアジア開催のW杯、近年実力をつけてきた日本がどこまで頑張れるか興味が尽きない。

視察・来客・取材は、9月24日に前全国市長会会長の森民夫さんが顔を出された。森さんは長岡市長を4期され、その間2期全国市長会会長をされた。彼とは、彼が建設省住宅局の頃に知り合い、新宿ゴールデン街などで酒を酌み交わし、語り合った中である。

セミナー開催は、9月18日は水曜日にもかかわらず、3県がセミナーを開催。福島県が「ふくしまワークセッションvol.2ふくしまでリモートワーク」。広島県竹原市が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー“幸せのハート探しin竹原”」を開催。観光船の船長・空き家を改修したレストラン経営者・古民家カフェ・道の駅レストランのシェフなどの起業家の経験談を聞きながら竹原市での暮らしを紹介。22名の参加と盛況であった。北海道が「北海道とつながるカフェ みそぎの郷でおもてなしナイト」を開催。今回は新幹線が停まるまち・木古内町へUターンした女性の観光コンシェルジュがゲスト。16名の参加と健闘。この「北海道とつながるナイトシリーズ」は企画もよく、期待が持てるセミナーとなっている。

21日土曜日は北海道が「北海道移住セミナー~北海道で暮らしたい。働きたい。遊びたい。学びたい~」を開催。旭川市・千歳市・上士幌町・名寄市が参加し、27名の参加と大健闘。山形県東南村山地域が「やまがたハッピーライフカフェ~やまがたの仕事と暮らし~」を開催し、15組18名を集めた。このセミナーには山形市・上ノ山市・天童市・中山町・山辺町が参加。移住者が移住者目線でセミナーチラシを作成するなど盛況であった。長野県は「小海町・南相木村 移住相談カフェ」を開き、16名を集めた。栃木県那珂川町は「寒暖差が美味しさの秘訣!栃木県で有機農業始めませんか?新規農業セミナー」を10名定員で開催。現地とテレビ中継でつなぎ、移住して有機野菜を栽培している方の実践報告も聞いた。10月にはグリーンツーリズムの一環として現地体験ツアーも計画。山形県遊佐町は「ゆざを楽しむ愉快な仲間達vol.7」を開催。定員15名のところ18名の参加。遊佐町は昨年は5回のセミナー開催に挑戦。成果を上げ、今年も11月と来年1月にも開催予定。本気の移住者受け入れが話題となって、成果を上げている。ゲストはIターン者だが父が鶴岡出身で夏休みに遊びに行き、遊佐町の人柄に行かれて移住したとのこと。茨城県は「いばらき農業アカデミー 農業体験講座 就農セミナー」を開き、13名の参加と結果を出した。今後2ヶ月に1回のペースで定員10名の参加費3000円で農業体験ツアーを計画中。詳しくふるさと回帰支援センター内いばらき暮らしサポートセンターへ。

22日日曜日は岐阜県が「TURNSのがっこう~岐阜科~3限目『空き家の利活用』」を満員御礼の30名弱を集めた。

8月の相談件数が初の3000件超え

先週、関東を襲った台風15号は千葉県を中心に大きな被害がでている。とくに送電線などの倒壊による停電は地域に深刻な影響を与えている。マスコミ報道によればこの送電線、強度は風速40メートルを想定して造られており、近年の台風の大型化には対応できないことが今回の台風で明らかになったようだ。昨年の北海道地震によるブラックアウトによる停電といい、自然災害が日本列島全体を襲っている感じでいつ、どこで、何があっても不思議ではない感じとなっている。

NHKの「ドキュメント72時間」が14日の昼に再放送されたが、これでまた相談者が目に見える形で増えており、相談部門では嬉しい悲鳴が上がっている。さすがNHKの影響力はすごいと改めて感心している。

8月の移住相談件数が明らかになった。3225件と8月としては初めて3000件を超えた。例年、8月はお盆休みがあり、稼働日が少ないことから昨年は2816件、一昨年は2483件に留まっていた。3000件超えの実績はすごいことで、頑張った県は広島・長野・愛媛・福岡・山口の順となっている。猛暑の中の各県の頑張りに敬意を評したい。

視察・来客・取材は、また、山形県市町村化地域活力創造室長の来訪もあり、東北全体の移住動向とその中における山形県の状況を話し合った。13日は神奈川県大磯町のNPOと意見交換。本格的に移住政策にも取り組みたいとの話があり、意見交換した。17日は久しぶりに山形県白鷹町の議員団が視察に来た。町議全員参加の視察で意気込みを感じさせた。

セミナー開催は.ふるさと回帰フェアも終わりホッと一息という気分であったが、先週も12回の開催で盛り上がった。まず、恒例化している新潟県の「にいがた暮らしナイター相談会」。この相談会、水曜日のノー残業デーに完全予約制で夕方5時半スタートの個別相談会。今回も5名の参加。中身の濃い相談会となっている。13日は岐阜県が6時半スタートで「若者ガヤガヤ会議in東京」を開き、9名の参加。岐阜出身者で30歳までの方を対象に開いたもので、自治体などが移住を呼びかけているが、誰に向かって、何を求めて政策を打っているのかわからない。メッセージが伝わってこないなど率直な意見が出された。14日土曜日は7回のセミナー開催と賑わった。まず、長野県飯山市は「田舎暮しはラクじゃない?!~めんどくさがりやの古民家移住体験談~」を開催。10名の参加。ゲストはニューヨーク生まれの日本人。各地で古民家を探したが結局、ここ以上のところはないと飯山に決めたとその良さを語った。岩手県県南地域は「南いわて暮らしセミナー」を14組18名の参加で開催。花巻市など5市3町が参加。企業も5社が来て、求人募集を行った。本気度の高い参加者が多く、応募者も出て、成果のあったセミナーとなった。埼玉県は「林業後継者募集 川越&比企エリアで見つける!あなたらしい暮らし~移住✕クリエーター編~」を川越市・東松山市など2市4町1村の参加に20組24名が集まった。このセミナートークセッションと交流会の二部構成でそれぞれの地域の暮らしを語った。群馬県は「群馬県地域おこし協力隊募集相談会」を開催、27名の参加。大賑わいとなった。山形県大江町は「先輩移住者と話せる!やまがた就農就農セミナー」は3名の参加と苦戦。粘り強い組みが求められる。

佐賀県は「さがMONTHLYセミナー第2弾!さが暮らしセミナーin東京」を初めて開催。なにか特徴のあるセミナーをと計画したもの。佐賀に就職したい人のためのツアーも計画している。福島県は「福島圏域移住・定住セミナー相談会 5人の先輩移住者が語る『私たちが移住した理由』」を20名弱の参加で開催した。参加自治体は福島県北9市町村と宮城県1市。各自治体ブースでの移住相談、先輩移住者のトークセッションと盛りだくさん。意気込みを感じさせる企画であったが集客がいまいち、工夫のいるセミナーであった。

15日日曜日は北海道の十勝東北部移住サポートセンターが「冬もあおぞら!雪の少ない・北海道十勝で暮らそう~本別町・足寄町・陸別町~」を予約8名、15名の参加で開いた。セミナーのネーミングが良かった。岩手県は「みやこにおでんせ!~宮古市地域おこし協力隊募集&移住相談会~あなたの『知りたい』に『答えます』」は初めての開催で18組20名の参加。これからに期待したい。佐賀県は「【満員御礼】ITエンジニア街コン【~佐賀と出会う一日~】」は12階のカトレアで90名の参加で開催。会費1000円で軽食付きでIT関係の人とそのような人に出会いたい人のイベント。新しい取り組みに注目したい。

「ふるさと回帰フェア2019」に8791人が参加

昨日の台風15号は関東地方を直撃した。3年ぶりとのこと。朝からJRを始め、私鉄も運休し、首都圏は大混乱。ただ西武鉄道は若干の遅れが出たがほぼ通常通りのダイヤで運行。この違いは一体何なのか、国民の足である公共交通機関が、いとも簡単に計画運休する、これで公共交通と言えるのだろうか。是非、識者に聞いてみたい。西武鉄道にできて、なぜJRにできないのかを。定刻運行に命を賭けていた国労(国鉄労働組合)が頑張っていた頃を知る者にとっては違和感がある。JRなどはお金儲けだけではなく、本来の業務に徹していただきたい。

「ふるさと回帰フェア2019」は無事終了した。西日本エリア、東日本エリアをあわせて、移住相談相談コーナーのみの比較では8791人と昨年と比べて51%と大幅に減った。これは会場の関係で、参加自治体を会員自治体限定にした関係で昨年比116団体少なく、会場も12階ということで少し入りにくかったようだ。こうしたことにより各県の相談件数は概ね昨年比では少なかったが、その分相談内容は時代を反映し、移住を前提に具体的で、しかも子供連れなど家族連れが多かったという声が聞かれた。とくに、キッズスペースは終日満員の状況であった。こうした中で、福岡県や高知県、広島県などは健闘し、福岡県は過去最高の件数に達し、長野県は昨年に負けない相談件数に達したようだ。また、関係県や自治体などの協力を得て有楽町駅前にテント村をつくり、さらに東京交通会館1階のマルシェスペースも確保し、物販の販売などを行いながら12階への誘導を図ったが、それは思ったほどの成果には至らなかった。それぞれの客筋は別だったようだ。ただ参加した自治体の反応は概ね、昨年ほどではなかったが熱心な相談者が多く、手応えのあるものであったと評価していただいた。また、6日夜のNHK「ドキュメント72時間」は見た人も多かったようで「ここだ」「ここだ」と訪ねてくる人が今日もあった。また、この番組は14日土曜日11時25分から再放送される。見られなかった方々には是非見ていただきたい。

視察・来客・取材は、9月5日に広島県地域政策部の西野部長と栃木県岡本副知事の来訪があり、それぞれ意見交換をさせていただいた。6日は北陸中日新聞の論説委員の取材があった。さらに、岡山県の県民生活部の房野部長の訪問もあった。7日は東京新聞の水野記者の取材もあった。この日は夕方から有楽町の朝日ホールでテーマを「なぜいま若者は地方をめざすのか」にした前夜祭が行われ、416名の参加があった。10日は読売新聞大阪本社経済部の取材があった。

セミナー開催は、先週は「第15回のふるさと回帰フェア2019」があった関係で開催されなかった。ただ、7日は西日本エリアのフェアが3846名の参加で開催され、8日は4171名の参加で東日本エリアのフェアが開催されたので、8階の移住相談エリアは通常の出勤体制で移住相談業務を行った。

50年ぶり、あんた!変わんないね

いよいよ週末の9月6日が前夜祭(有楽町・朝日ホール)、7日が西日本エリア(東京交通会館12階)、8日が東日本エリア(東京交通会館12階)を対象にした「ふるさと回帰フェア2019」が間近に迫った。初日の6日の夜の10時50分からの「ドキュメント72時間」で「さらば東京!移住相談センター」でふるさと回帰支援センターが取り上げられるので、集客が読めず、心配している。

最近、多くの県の自治体担当者が出張して来て、各県の移住相談デスクで「個別移住相談会」を開いている。9月1日の日曜日も長野県の佐久市・松本市が、群馬県が日曜日U・Iターン就職相談会を、宮城県の角田市が、滋賀県は高島市が初めて開催。とくに高島市は4名の移住相談者が来て賑わった。一歩踏み込んだ新たな試みが始まっているといえる。

視察・来客・取材は、8月28日に7月6日号の週刊「東洋経済」の第56回ひと烈風録に私が紹介されたことから、なんと50年ぶりに早稲田時代の友人が訪ねてきた。開口一番、「あんた!変わんないね」。他に「まち・ひと・しごと創生本部」の木下総括官と面談。創生本部は前任者以外、歴代厚労省出身がそのポストに座ってきた。今回の木下さんも前年金局長ということで厚労省出身。自治労時代に厚生省を長い間担当してきたこともあり、共通の知人も多く、率直な意見交換ができた。

セミナー開催は16回と多かった。まず、28日は18時39分から佐賀県が「それぞれの開業Story 佐賀でゲストハウス始めました!」を20組23名の参加で開催。3名のゲストが知人友人に声をかけたこともあって大いに盛り上がった。佐賀のセミナーは企画が面白い。30日も佐賀が「佐賀で”咲くCession”~感性を活かす手シゴトはいかが~」で7名の参加。ゲストは庭師とラーメン店主。この日は広島県も「HIROBIROひろしまinトーキョー~移住者の妻たち編~」を開催。広島らしいテーマで8名の参加。ゲストは2名で1名の方は夫がUターン。不安いっぱいで広島まで行ったがという話しで盛り上がった。

31日土曜日は7回、まず石川県が「<町家・古民家・空き家セミナー>~石川県の古きよき住まい~」を開いた。参加者は幅広い世代で40から50代が多め。金沢の町家と能登の古民家が紹介され、石川県の良さが発揮されたセミナーで42名の参加は納得できる企画であった。長野県は「ゼロからはじめる農ある暮らし 楽園信州移住セミナー」を31組41名の参加で開催。このセミナー、県がテーマを提案し、自治体が応える形で開催されている。今回は、須高地域、飯田市・中野市・茅野市・辰野町・飯島町・池田町・山ノ内町が参加。福島県は「会津若松市移住セミナー スマートシテイAiCTの”なか”の人に聞く~新しい働き~」をエンジニア限定で初開催。5組6名の参加。数名の移住希望者もあって成果があった。山形県は「山形県鮭川村移住セミナーvol.1『協力隊と子育て支援』」を初めて開催。10組12名の参加と健闘した。ファシリテーターをやった協力隊が頑張った。長野県松本市は「松本で働く。松本市転職セミナー」はそのものズバリのテーマで、20組26名と人気の自治体だけあってそれなりの集客を勝ち取った。青森県つがる市は「青森県つがる市こんなまちに住みたい!ワークショップin東京」を16組17名の参加で初めて開催。つがる市をどんなまちにしたら、どうなるのかなどを想定したワークショップが面白かった。移住希望者よりも少しライトな層も参加して実りあるセミナーとなった。高知県は3階のグリーンルームで「#私の働き方改革~高知の場合~」を高知市など3市4町の参加で開催。Uターン就職から地方公務員の中途採用枠の話し、大学から森の幼稚園までの地域の学校の生の声まで聞けて、高知まるごとフェアと言う感じのセミナーを開催。66組77名の参加。盛りだくさんのテーマで頑張った。

9月1日も6回の開催と盛り上がった。北海道上士幌町は「都会と田舎 何が違う?上士幌暮らしの生活事情」を20名の参加予定で開いた。上士幌は道内でも人気の自治体でふるさと納税でも上位をキープ、知られた存在である。新潟県は6月に開いたセミナーが好評だったので追加開催!として「にいがたで探せる!ちょ~どいい暮らし~私好みの移住体験ツアーを考えようvol.2~」を開催。13組20名を集めた。静岡県は「多世代が暮らすまち熱海・伊東」を20名の予約制で初開催。人気が高く、すぐに満員となった。熱海市は6日の前夜祭のパネルに熱海再生のために頑張った市来氏が登場する。乞うご期待!!他に、岩手県雫石町、滋賀県、香川県がセミナーを開催した。

9月6日のNHKドキュメント72時間にセンターが登場

NHKの毎週金曜日の夜10時50分からの「ドキュメント72時間」という番組があるが、9月6日に「さらば東京!移住相談センター」というテーマでふるさと回帰支援センターが取り上げられる。是非、見てほしい。

https://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2019-09-06/21/18685/1199268/

東京はめっきり朝夕涼しくなってきている。15回目となる「ふるさと回帰フェア2019」まで2週間となり、慌ただしさに拍車がかかっている。とくに東京交通会館12階での開催は初めての開催となることから人の流れをどうするのかが課題となり、その対応に苦慮している。また、12階の会場への誘導のためにJR有楽町駅前の広場に10張りのテント村と東京交通会館1階のマルシェスペースで各地の果物や野菜などの販売を予定しているがまだ最終の配置の確定がなされておらず、気をもんでいる。

視察・来客・取材は、8月21日に福井県が組織改革を行い、新たに移住・定住担当となった交流文化部長が顔を見せられた。また、徳島県議会総務委員会8名の視察、宮崎県議員2名の視察があった。22日は出身地の福島県いわき市の応援大使を仰せつかっている関係で市の交流の夕べが新橋第一ホテルで開かれ、出席。23日は和歌山県移住担当局長が24日の初めての山梨県とのコラボによる移住セミナー「東と西のSweet Life~フルーツのある心豊かな生活~」に参加のために来局され、久しぶりに意見交換を行った。また、この日は初めて婦人公論9月号に「ふるさと回帰フェア2019」の開催広告を打ったことから編集者と打ち合わせを行った。27日は前回のブログで紹介した民間法人による移住セミナーなどにおける「サクラ動員」に対する対応について内閣府とその善後策について打ち合わせを行った。

セミナー開催は12回で、23日夕刻からは北海道留萌中北部地域(遠別町・天塩町・初山別村・羽幌町・苫前町)の「行きたい!住みたい!夕日絶景のオロロンライン~5町村合同セミナー~」が行われ、16名の参加と健闘した。このセミナーのサブタイトルは北海道移住への架け橋で、ゲストは遠別町に地域おこし協力隊としてUターンし、ウェイブメデア「遠農物語」を運営している原田氏であった。長野県駒ヶ根市の「【駒ヶ根暮らしセミナー】駒ヶ根で『しごと』探しませんか?」には12組16名の参加。地元の特産品の提供もあってアットホームなセミナーとなった。

24日は静岡県が「オリンピック・パラリンピック間近!一足先に楽しむサイクリングライフ」を移住セミナーの裾野を広げることを狙って開催され、サイクリングに興味のある7組9名が参加。栃木県は「いちご生産量日本一のとちぎでいちご農家はじめませんか?」と栃木の強みを生かしたズバリのテーマでセミナーを開催し、10組13名を集めた。3組が就農を決意し、熱心に話に聞き入っていたことが印象的であった。上記で紹介した山梨県・和歌山県のコラボセミナーは27組33名の参加。山梨県からは甲州市・山梨市・笛吹市が、和歌山県からは有田市・田辺市・串本町が参加。新潟県の「南魚沼・湯沢あとつぎベンチャーセッション」には16組17名が参加。この地域、後継者不足が課題となっていることから、「あとつぎ」として事業承継やベンチャー起業家のトークセッションを行った。香川県は「U・I(うどん・いりこ)ターン応援女子会~“香川”で見つかる理想の暮らし~」を開き、11組13名の参加。女子会であったが、家族連れの参加が目立った。

25日日曜日、静岡市の「私が静岡市を選んだ理由~静岡市起業セミナー~」には7名が参加。市の商工会議所の協力を得て開催。青年部には起業した人が多く、その経験を学ぶなど手応えのあるセミナーとなった。継続した開催が期待されている。山形県西村山地域の「やまがたハッピーライフカフェ 緑と澄んだ空気のある暮らし~農あるまちでのライフスタイル~」には10組15名の参加。ゲストは2名の移住者で、県の公益財団のやまがた農業支援センターの研修生として学び、就農した千葉出身のさくらんぼ農家と三重出身で地元の東北芸術工科大を出て、朝日町の地域おこし協力隊から定住したデザイナーがそれぞれの暮らしを語った。長野県佐久市は「佐久市移住セミナー 経験者に聞く~SAKU de 子育て~」を開催し、11組21名と健闘した。子育て世代に限定したセミナーで参加者は30代から40代が中心。ゲストはファミリーで移住した人など3名。人気を感じさせるセミナーとなった。岩手県は「イーハトー部文化祭!?『わたしの岩手』を語る会~ツアー先輩移住者と交流しよう~」を開き18組20名を集めた。企画の勝利か。4回計画されている「岩手で『暮らす・働く・生きる』先輩移住者とめぐる旅」を紹介することを通して移住者目線で岩手の魅力や暮らしを考えるセミナーであった。山口県も「“きれいに、輝き、かしこく・かせぐ”~やまぐち農林業女子のステキ・スタイル~<やまぐち移住就業セミナー相談会>」を開いた。

7月、移住相談が5000件を突破した

18日の日曜日、恒例にしている目標1万歩の散歩で3匹のセミの亡骸を確認した。酷暑だった今年の夏もいよいよ往くのかと考えさせられた。11日から1週間のお盆休みも終わり、ふるさと回帰支援センターはこれから9月6日の前夜祭、7日の西日本エリアと8日の東日本エリアのふるさと回帰フェアの成功にむけて、一気に駆け抜けることになる。そうした中で、5年以内に地方移住をめざしているという女性の方から匿名の手紙を頂戴した。内容は民間企業が開催している移住セミナーについて、多くの場合、参加者がサクラというケースが多いという告発の文書であった。税金を使った移住セミナーや移住のためのツアーがこうしたサクラを動員した形で行われることは問題ではないかと指摘するものである。この話は2年前にもあり、各県に情報を提供してきたが、相変わらず同じことが行われていることに驚いている次第。今日来た長野県の担当課長も営業が来ていると語っていた。何らかの善処策を政府の創生本部とも検討したいと考えている。最近、高齢者などを対象にした詐欺行為が多発しているが、地方創生絡みの移住セミナーの参加者にサクラを動員して参加者を確保するなど許されることではなく、この国のモラルハザードぶりに驚愕している。

このように書いて、以下のことを紹介するのは憚れるが、7月の移住相談件数がこの程、明らかになったが、悲願であった月5000件の移住相談の達成を目指してきたがやっと5530件を達成することができた。このためには移住セミナーが56回開催され、そのうち12階での各県単位のセミナーが10回に達していた。喜ばしい限りである。移住相談が多かったのが長野県・富山県・香川県・群馬県・新潟県の順で、他に100件を超えたのが7県あった。

視察・来客・取材は、8月7日に山口県防府市議会議員7名の視察、長崎県佐世保市議会7名の視察、秋田県議会柴田議員の訪問があった。佐世保市は長崎県内で一番の移住実績を誇る自治体で移住に対する関心も高かった。9日は新潟県魚沼市議会副議長の訪問もあった。20日は長野県移住担当の出川課長の訪問もあった。

セミナー開催は、7日夕刻からの福島県の「ふくしまワークセッションvol 伝統✕新化『職人の技を生かし、革新に挑む』」を20代から50代の幅広い年代の16名の参加者で賑わった。酒づくりと民芸品つくりを例に、時代の変化の中でいかに継承していくかを巡って意見交換された。9日は岩手県盛岡エリアの8市町が参加して「盛岡エリアくらしホンネトーク」が初開催された。ゲストはたまたまIターンした人で、苦労話などが紹介された。とくに困ったのは、電話での話しでは相手の身振り、手振りが見えず、話していることがさっぱり理解できなかったことなどが紹介され、盛り上がった。初開催ではあったが参加自治体の満足度は高かった。23名の参加。12日は振替休日であったが新潟県・長野県・山梨県・静岡県中央日本4県合同移住相談会&セミナーが3階のグリーンルームで開催され、昨年を上回る102組152名を集めた。17日は新潟県上越市が「上越ふるさと暮らしセミナー“いいあんばい上越暮らし”」が開かれ5名の参加。Iターンした女性がもんぺ制作工房を経営しながらの上越暮らしを語った。北海道は「北海道移住支度金セミナー ~最大100万円をもらって東京圏から北海道に移住しよう!~」を開き、9名の参加。長野市は17日と18日の両日に渡って「長野を変えてみませんか?長野市地域おこし協力隊・応募前相談会」を開催し、8組9名の相談があった。

18日は大分県が「第4回おおいた暮らし塾in東京 大分県出身アーティストと夏のうちわを作ろう!」を中津市・臼杵市・竹田市・杵築市の参加で、夏休み特集のワークショップとして開催。20組24名を集めた。子供連れを想定したがシニアが多かったが参加自治体のブースは満席で手応えを感じたようだった。愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア」を開き、87組104名の参加。県は年4回の同規模のセミナーを開催中。成果を上げている。