「ちば移住支援センター」移住コーディネーター 髙羽

表情豊かな千葉県の魅力を伝えたい!いろいろな暮らし方に応えられる場所です。

「ちば移住支援センター」移住コーディネーター 髙羽

生まれ育った千葉県の魅力を、今でも新しく発見する日々を送る高羽さん。相談業務を始めたきっけかけや応対で心がけていることをうかがいました。

高羽さんインタビュー(2022年着任)

-相談員となった経緯を教えてください。

千葉県出身です。東京都内に15年住みましたが、現在は県内に住んでいます。 前職は出版業界で編集者、ライターとして働いていました。旅、郷土料理、ガーデニングなどの記事を手がけていたので、地方取材が多く、取材先の方から土地の魅力をうかがう機会がたくさんありました。今まで関わってきたことが、相手の話を聞きながら千葉の魅力をお伝えするという今の仕事につながっていると思います。
地方移住をした友人がいて、その話を聞いたり、あるいは地方移住を扱ったWebのコンテンツ制作をしたりした経験から「移住」というキーワードに興味を持つようになりました。
そんな中、ふるさと回帰支援センターに千葉県の相談窓口「ちば移住支援センター」が開設され、ご縁があって、最初の移住コーディネーターとして着任しました。

-千葉県の魅力は何でしょうか

千葉県は面白いです。土地ごとに違う表情の豊かさがあります。都市部は東京に通勤通学する人も多いので「千葉都民」の居住地とも言われます。海は外房、内房で特性が違いますし、低山、川など変化に富んでいます。海のイメージが強いせいか、農業が盛んな県であることは、意外と知られていません。農業生産額は全国トップクラスで落花生、ダイコンなど全国1位の産品もたくさんあります。お米も美味しいです。「多古(たこ)米」「長狭(ながさ)米」「いすみ米」と呼ばれる三大ブランドは耳にされた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

鴨川市の「大山千枚田」は、都心から一番近い棚田

地理的な東京への近さ、アクセスの良さは言うまでもないです。東京湾アクアラインができたことで、神奈川県もすごく身近になりました。だから移住するにしても、完全に移り住むだけでなく二地域居住も考えやすいです。それぞれの方に応じたスタイルが選べます。

東京湾側から眺める富士山。海に憧れて千葉県への移住を検討する方も

-相談にいらっしゃるのはどのような方が多いですか。

偏りなく各年代の方がいらっしゃいます。自然の豊かさを求める子育て世代は、千葉県は大学までの教育施設が充実しているので、移住候補地として考えやすいようです。働き盛りの世代は新型コロナウイルス禍を経て普及したリモートワークで、二地域居住を考える方もいます。50代は定年後の準備として住む場所を今のうちに移しておくことを検討されます。さらに上の世代は「海の見える暖かいところでのんびりしたい」とか、道の駅で見た地場野菜の種類の豊富さに惹かれて「土いじりをしながらの生活」をしたいとか。
共通しているのは「豊かな自然」そしてQOLです。東京、神奈川の方が多いのですが、興味深いのは千葉県内の都市部居住の方々が、結構相談にいらっしゃることです。他県ではあまりない例かもしれません。

移住推進に熱心な自治体がメディアに取り上げられたのを見て、ピンポイントでその市町の移住を検討される方もいらっしゃいます。そのほか、休日にキャンプを楽しみたい、夏に開かれる大規模野外音楽フェスティバルに行きたい、オーガニック食材に興味がある、家庭菜園で野菜を育てたい、サーフィンや海釣りをしたい、新鮮でおいしい野菜や魚を食べたい!とか、千葉県に移住を希望するきっかけは本当にいろいろです。帰省に便利だから成田空港の近くに住みたいという声も聞いたことがあります。我が故郷ながら、わくわくさせてくれるおもしろい場所だなとあらためて感じます。

-相談業務の上で心がけていることはなんでしょうか。

話をしっかりうかがうということにつきると思います。相談者からの質問には誠実にお答えする。答えられないことは後で調べて、追加でお知らせする。やりとりの手間を惜しまない。決して私だけで完結しないで、自治体の担当者にもつなぐようにすることも大事です。
現地を実際に見てくださいと強調するようにしています。しかも一回だけではなくできれば、何度か足を運んでいただきたい。回数を重ねることで現地の暮らしのイメージが具体化してきます。幸い千葉県は東京などから近いので下見に行きやすいという強みがあります。

-移住を考えている方へのメッセージを。

移住先として検討されている場所で、ぜひ現地の方とコミュニケーションを取ってほしいです。インターネットでは分からないリアルな暮らしの情報がたくさん得られるはずです。現地の移住コーディネーターや移住経験者のご紹介など、様々なサポートを用意していますので、お気軽に相談にいらしてください。

髙羽さん

(※このインタビューは2022年10月に行われました)

「ちば移住支援センター」移住コーディネーター 髙羽

ちば移住支援センター 移住コーディネーター 髙羽(たかは)

プロフィール

生まれも育ちも千葉県。都内で15年間過ごした後、千葉県内に住まいを移す。出版社勤務、フリーランスのエディトリアルライターを経て、2022年4月より現職。

相談員からひとこと

写真が趣味の私は休日にカメラを片手に千葉県内各地へ出向くのを楽しみとしていますが、自然や町、そして人が織りなす様々な表情に「ああ、豊かだなぁ…」と思わずつぶやいてしまいます。
東京へのアクセスも良好!都市機能と自然の豊かさ、そして食の宝庫でもある千葉県への移住に興味を持った方は、お気軽にご相談ください。千葉の魅力を共有しましょう!

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