【移住イベント企画運営】やりがいは「達成感」。たくさんの人の笑顔が見られる仕事
神戸市移住相談員→事業部マネージャー 早川
- 出身
- 兵庫県神戸市
- 勤務開始
- 2020年6月~神戸市移住相談員 / 2022年4月~事業部
- 前職
- 教育系の会社
移住イベントを企画運営する面白さと、苦労
事業部のお仕事について聞かせてください。
移住相談員としてふるさと回帰支援センターに入職後、2022年4月から事業部へ異動となりました。今は主に自治体が主催する「移住フェア」などイベントの企画運営を担当しています。
自治体が公募する「移住フェア」は、企画提案書の作成から始まります。まずはその地域のことを知るために、特色や特徴、過去の取り組み、移住関連施策のリサーチから行います。県庁舎に行ってプレゼンをする機会もあり緊張感がありますが、いろんな地域に足を運べるので、ちょっとした仕事の醍醐味かもしれません。
受託決定後には自治体担当者と内容を詰めながら、イベントを作り上げていきます。チラシやWEBサイトの制作から、出展いただく市町村や企業・団体への説明会の実施。集客のためのプロモーション、会場レイアウトの調整…と業務は多岐に渡り、プロジェクト全体のマネジメントもしています。
移住相談員の頃は、地域のキープレーヤーや行政担当者とつながり、そこから得られた情報を移住検討者に伝えることにやりがいや楽しさを感じていました。今はそれらに加えて、自分たちが普段感じていることを企画にして、もう少し大きな枠組みの中で実現できることが面白いですね。
写真提供:日本仕事百貨
この仕事で大変なことは何ですか?
その県や地域「らしさ」をどのようにカタチにして表現するか、ということでしょうか。特に、企画提案の肝となるコンセプトを考えることは、毎回「生みの苦しみ」を味わいます。クライアントも見つけていないような、インサイト探しが大変ですが、それを企画内容に落とし込めたときは、嬉しくてたまらなくなります。
フェア当日は多くの方が会場の東京・有楽町に集結します。県職員の方、市町村の担当者、移住コーディネーター、先輩移住者、地域おこし協力隊など。関係者の「想い」はかなり強いので、来場者に伝えるためにどんな方法が最適なのか。また、来場者の知りたいことや期待することを、どうやって解消し、次のアクションにつなげられるのか。双方の満足度を常に考えている気がします。ただ来場してもらうだけでなく、出展者との接点を作り、将来の移住候補地として検討いただく…というところまで考えると、二手三手先の行動もイメージしておかなければなりません。
もちろん、当日会場にお客様が来てくれるのだろうか…ということも神経を使いますので、苦労や不安は尽きませんね(笑)
オールとちぎ移住&しごとフェア2023
事業部での仕事のやりがいや醍醐味について教えてください。
仕事は大変ですが、イベントが成功裏に終わったときの達成感はその分大きいです。
県や出展者の方々に、「たくさん来場してもらえてよかった」「地域の魅力を直接伝えることができた」「また来年もお願いしたい」と喜んでいただけると、自分たちも嬉しくなります。特に自治体担当者とは、毎日のようにやりとりをしながら同じ目標に向けて取り組むため、やり遂げた時に感じる「一体感」は忘れられないですね。仕事を通じて成長を感じることができるのも、魅力だと思います。
来場された方の声も支えになります。「イベント後に現地の移住体験ツアーに参加しました」「初めてその地域を知り、気になりました」など。また、最終的に「移住した」という後日談をクライアントと共有できることもあるので、自分たちの仕事が後に続いていると実感できることも醍醐味ですね。
思い出深い移住イベントと、これからのこと
印象に残っているエピソードはありますか?
ふるさと回帰支援センターでイベント受託を始めてから3年。多くの県と関わりましたし、どの仕事にも思い入れがあります。栃木県、群馬県、高知県、富山県、宮城県、山形県、長野県、青森県、岐阜県―。
どれか一つというのは難しいですが、2024年6月の山形県フェアは印象に残ってますね。山形県は、その前までは外部委託せずに自力で運営されていました。そのため、山形県に縁もゆかりもない自分が関係者の賛同を得られるのか、前年よりも良いイベントにできるのか、不安でした。
しかし、始まってみれば前年よりも100名以上も多くの集客ができ、地域らしさを出したワークショップや市町村のPRタイムなど、かなりの盛り上がりに。県の関係者やセンターの移住相談員と、定例でオンラインミーティングを行いながら意見を出し合い、よい関係性で臨めたイベントでしたので、プロジェクトを推進する立場としてもとても良い経験となりました。
やまがた・移住交流フェア2024
栃木県・群馬県のフェアも思い入れがあります。両県とも2022年度から担当をしてきましたが、3回目となる2024年は同日開催。北関東のお隣同士であり、首都圏からの人気が高まっている2県でプレッシャーも大きい仕事だったのですが、両県ともそれぞれの「らしさ」をふんだんに盛り込み、新たに多くの方に知ってもらえるきっかけとなりました。
メインビジュアルやチラシなどのクリエイティブ制作は、県内に移住されたデザイナーさんに担当してもらったのですが、栃木県の担当デザイナーさんが当日会場に家族で来場されたことも嬉しい出来事でした。挙げるとキリがないですね。
群馬県藤岡市の移住定住相談員(左)、「ぐんま移住&交流フェア2024」担当デザイナー(右)と、現地で交流
これからこの仕事で挑戦したいことはありますか?
センターで受託したイベントが好評で、それを見聞きした別の自治体から「ぜひうちの県も」とお声がけいただくことが多くなりました。ありがたいです。部署としては、もっと多くの自治体のイベント作りをご一緒したいと思います。また、各県や地域ごとのプロモーションデータや来場者データを俯瞰することが出来るようになり、得られた知見を次のイベントに活かしたり、他県のイベントと比較してアドバイスができるようになってきました。移住に関する行動データはまだどこにもないことが多いので、これから更にデータを蓄積し、さまざまなことに発展させていきたいです。
個人としては、担当する自治体の地域に、もっと足を運びながら企画を進めたいですね。例えば山形県の移住フェアを、庄内地域で二地域居住しながら準備していく、みたいな。開催地である東京・有楽町の人の流れや興味関心にアンテナを張っておく必要はありますが、もっと地域に入り込んだ出展者目線でのイベント設計も挑戦したいです。
長野県庁
働く環境と、メンバーについて
職場はどんな雰囲気ですか?
当初は、一人ですべての業務を対応していたため手探りで大変でしたが、今はメンバーも増えました。センターで移住相談員を経験し、移住検討者や自治体に近い目線を持っていたり、若い視点で新しい発想と提案力を持っていたり。スタッフの個性も職歴も様々です。
ふるさと回帰支援センターの企画運営は、「現場感」のある内容をきちんと組み入れられることが強みだと考えています。イベント開催すること「だけ」が目的ではなく、来場者や出展者に対して継続的なつながりを作れることも、センターならではです。今はその近い目線で仕事や目標に向き合えるメンバーに恵まれているので、チームワークや雰囲気もとてもいいです!
これから新しく入ってくる方は、地域のことを大切に考えられる方や、地域の人やお祭りなどなんでもいいので関わった経験などを持っていると、「想い」をカタチにすることのできるいい環境なんじゃないかなと思います。どういう企画が実現できると盛り上がるのか、地域貢献できるのか、もっと魅力を伝えられるのか、よりたくさんの人の感謝を集められるのか、いろんなことを一緒に考えたいですね。
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