7月のセミナー開催62回と新記録

 東京も先週、梅雨が上がった。毎日、激しい暑さにめまいがしそうな陽気となっている。7月も残り少なくなったが、今月は毎週末のセミナー開催が花盛りで、月に62回という記録的な開催実績となった。1日に7回もの開催となった23日は、3階のグリーンルームでしまねUターンIターン相談会、8階セミナースペースAでは栃木県の「キッカケをつくる場#01とちぎで見つけたわたしのローカル」と静岡県南伊豆町「南伊豆移住起業塾2017事前説明会」、セミナースペースBでは石川県七尾市「田舎(能登)で生きる。~地域の仕事のつくり方」と「かごしま暮らしセミナーin東京」、12階カトレアサロンでは「オール山梨[移住セミナー&相談会]山梨相談会」、ダイヤモンドホールでは「第1回東北U・Iターン大相談会」と5会場で一斉に開催された。また、有楽町駅の反対側の国際フォーラムでは「やまぐちのわいわい楽しい暮らしを実感!やまぐち暮らしフェア」が知事をはじめ8市1町の市長・町長が参加し、県下全19市町村が勢ぞろいする形で初めて開催された。また、国際フォーラムの地下のイベントスペースでは「新農業人フェア」も開催され、有楽町は1年に1回あるかないかの移住関連イベントエリアと化した。12階のオール山梨のセミナーは全自治体が参加してのセミナーで、昨年人気ランキングNO1の貫録を見せて512名を集め、賑わった。ブランド品の桃も即売され、彩りを添えた。東北U・Iターン大相談会は初めて東北6県が勢ぞろいし、258組302名と昨年の北東北フェアの倍の人数を集め、気を吐いた。ただ、両方とも移住相談に訪れる人が少ない自治体もあり、課題を残した。そうした自治体こそ移住者が必要な面もあり、集客に更なる工夫が必要なことが確認された。この東北大相談会は、一昨年、昨年と北東北3県で開催してきたものをスケールアップして開催したもので、次年度以降に期待を感じさせるものとなった。
 7月に入って、長野と静岡両県の市町村デスクが再開されている。それぞれの移住者の受け入れに熱心な自治体の移住担当者が交代で両県デスクに座り、移住相談に応じる仕組みで、この方式は山梨で成果を上げている。長野は7月に入ってまず人気の飯山市からスタートを切った。こうした日常的な取り組みが成果につながっているということを実感させられる取り組みである。また、21日は北海道歌志内市議団の視察があった。歌志内市は日本一小さな市として知られるところで、かつては炭鉱の町として栄え、人口も4万を超える市であったが、炭鉱閉山後徐々に人口が減り、現在は4000人を割り込むところまで来ている。現地を見ずに軽々にものをいうことは控えなければならないが、まず地元の人が動き出し、それを周りから支える仕組みを作ることが前提のような気がする。聞くところによると、春の山菜は自慢できるということなので、まずその時期に移住体験ツアーを山菜取りとその加工をセットにして実施してはどうかと提案した。具体化のためには、せめて受け皿を作ってほしいとお願いした。乞うご期待!!23日には宮城県栗原市議会議員の視察もあり、上記のセミナー開催の様子を見て、移住希望者の多さにも驚き、受け入れ態勢の整備を確認して帰られた。宮城県は他県に比べ、若干取り組みが遅れ気味ということもあり、何か期するものがあったようである。

高知、社団法人で移住受け入れ組織立ち上げ

 まだ、梅雨あけは宣言されていないが、酷暑が続いている。そうした中で、来客が続いている。過日は、高知県の担当課長が来た。移住促進・人材確保のための体制強化を図るとして、あらたに一般社団法人を7月に立ち上げることにしたとのこと。役員体制は代表理事に副知事を置き、副理事長・専務理事・理事・監事。設立時の社員は県、全市町村、農協・漁協・森林組合・商工会議所・県社協・県宅建協会など各産業団体8団体など43団体。運営資金は基本的に県からの補助金。業務内容は、移住相談・中核人材確保・U Iターン就職などの相談窓口の一元化、移住や就職に関する情報発信、関連イベントの実施、市町村の移住相談員の人材育成など。全国では初めてのケースで、従来まで県や市町村の担当者が人事異動などで変わることによって、一時的にも取り組みが停滞することが課題になっていたが、こうした全県的な移住・定住の推進組織が立ち上がることによって、こうした停滞が一掃されるとともに、経験が蓄積され、人材育成にもつながることになる。こうした組織は全国的にも例がなく、画期的で意欲的なことといえる。また、石川県企画振興部長、富山県観光交通局長、三重県副知事、高知県梼原(ゆすはら)町矢野町長が表敬訪問。視察も佐賀県嬉野市市議団、北海道足寄町議員団、長崎市市議団、島根県公明党県議団、秋田県由利本荘市議団、山梨県北杜市議団があった。梼原町は、坂本竜馬などが脱藩したときに通った道があるところで知られ、町が無償で空き家を借り受け、その後空き家を35戸もリフォームし、格安料金で移住希望者に貸し出すなど、いくつかの画期的な取り組みを行っている。
 セミナーも先週は9回開催され、15日の土曜日は長野県の山ノ内町と木島平村の「美味づくりをなりわいに!農業移住相談会」を行い、農業で移住した人を含め、4名の農家の経験談を聞いた。参加は11家族18名。他に早稲田の学生4名も学びたいと木島平村に連絡し、参加。この日は北海道と福井県の地域おこし協力隊の募集フェアもそれぞれ行われ、双方の募集フェアに参加者が参加する光景も見られた。福井県には12名の参加。16日は、やまなし暮らしセミナー「おひさまのくに 山梨 子育て移住セミナー~森のようちえん~」5家族10名の参加。山梨県は9月県議会に子育て条例が議員提案で出される動きもあり、関心が高まっている。他に静岡県の「海と暮らすセミナー」も下田市、御前崎市、牧之原市、吉田町など3市1町の参加で行われた。下田市は初参加で、移住ニーズが高くなっていることを知ってもらうだけでも参加してもらった意味があったと担当相談員は語っていた。吉田町は大井川の河口近くに位置し、ウナギ屋が多いことでも知られる。なお、今週末の23日にはオール山梨移住セミナー&相談会が予定され、「山梨が移住先人気No1の理由を見に行こう!!」とキャンペーンが展開されている。当日は、東北6県の移住相談会や山口県の移住セミナーも有楽町の国際フォーラムで予定され、合計7回の移住セミナーが企画され、有楽町はふるさと回帰支援センター主催のセミナーで埋め尽くされることになる。ふるさと回帰支援センターのHPを確認し、是非あなたの移住先を探しに有楽町まで足を運んでいただきたい。

夏を前に、6月の移住相談3000件突破!

 九州北部の集中豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
 さて、この程、6月の移住相談件数が明らかになったが、なんと昨年11月以来の2回目の3000件超えを達成した。例年、夏場には移住相談が増加する傾向にあったが、6月の3069件は運動の弾みにもなり、評価できるものだ。今月も順調に相談件数は伸びており、7日の夕方からは福岡県が「ふくおかよかとこ移住セミナー」七夕スペシャル「星に願いを」この夏、福岡県で出会うお試し住宅利用の暮らしを開催し、15名を集めた。この日は、徳島県もとくしま移住セミナー「魅力体感!徳島移住体験ツアー事前セミナー」を開催し、ゲストには高校野球で有名な池田高校蔦監督のお孫さんに当たる映画監督の蔦氏が徳島の魅力を語った。32名の参加。8日の12階のセミナースペースを使った長野、和歌山両県のセミナーはにぎわった。
 長野県は県内25市町村が参加し、「信州で暮らす、働くフェア 長野県最大級の移住イベント」と銘打って開催し、223家族313名が参加。さすが人気の長野県という感じであった。和歌山も「和歌山×ナリワイ×暮らし展~つながる ひろがる わわわの日~」として、昨年比約3倍の255名を集め、人気ランキングベスト20入りに意地を見せた。他にも、静岡市が「暮らしたい場所で思い切り働く」U Iターン転職相談会を開き、14名を集めた。京都府も「京都丹後の豊かな地域と人をつくるこれからの暮らしのデザイン」を開き、27名とそれなりの集客があった。南房総市&鴨川市 移住・二地域居住セミナー 千葉房総で海のある生活をデザインしよう!も季節感の出た企画で盛り上がり、23名を集めた。鹿児島県のSaturday Talking―女(おごじょ)たちのかごしま移住―も3月まで鹿児島県の移住相談員でUターンした方が中心で15家族19名を集め、手応えのあるセミナーとなった。
 9日も岡山と富山の両県が12階セミナースペースで県を挙げてのセミナーを開催、競い合った。岡山はさすが果物王国と言われるだけあって、マスカットとピオーネ、白桃の試食会までやって集客。158名を集めた。富山は県下全市町村が参加し、人気急上昇中の県らしく、「笑顔で!」「おもてなし!」の掛け声をかけながら移住相談に取り組んだ。各自治体とも先輩移住者が同席し、移住相談に応じ、さらに県内20の企業も参加し、就職相談に応じていた。意気込みの感じられるセミナーとなった。参加263人。
 他にも、茨城、熊本、栃木の各県もセミナーを開催。特に茨城県は第1回いばらき暮らしセミナーを日立市・石岡市・大子町など6市町が参加して、「おいしい『さとやま』暮らしはじめませんか」を開催し、30名を集めて、次につながるセミナーとなった。
 今週は議員団の視察も多く、愛知県田原市議団、青森県三沢市議団、大分県玖珠町議員団、新潟県佐渡市議・東京都八丈島町議、静岡県小山町込山町長、徳島県美馬市藤田市長から視察をいただいた。中でも、移住の取り組みが4年目に入った青森県からは初めての視察団が来局し、移住の現状を1時間にわたって説明申し上げ、「知らなかった」の声が聞かれる、実りある視察をいただいた。ありがとうございました。このように、移住の取り組みはこれから夏場に向かって、さらに盛り上げっていく。1つでも多く市町村がこのふるさと回帰運動に参加しますと手を上げていただきますようお願いしたい。

愛知がブース開設、45道府県が勢ぞろい

 7月に入った。そしたら鳥取県から自慢の大栄スイカが届いた。もう何年前になるか、立松和平理事長が健在の時だったから8年ほども前になるか、平井知事と大栄のスイカを食べながら移住セミナーを開催したことがあった。あれ以来、ご縁ができ、スイカをお送りいただいている。このスイカを食すると当時のことを思い出す。食は文化というが、思い出にもつながり、食することは大切なことだと思う。昨日、今日と東京は猛暑となり、台風4号も来襲している。この台風、小型でスピードが速く、九州北部に上陸し、1日で日本列島を縦断し、明日明け方には太平洋に抜けるようだ。これは地球温暖化の影響であることは明らかで、人類の業の結果といって間違いあるまい。
 7月は移住相談件数が例年増加する。今月も、15日までのセミナー開催予定を見ると、なんと29回も予定されている。なかでも8日と9日は、12階のカトレアサロンとダイヤモンドホールの大きなセミナースペースで、8日は長野県・和歌山県、9日は岡山県・富山県が、それぞれ県主催の市町村を集めたセミナーを開催予定。多くの集客が見込まれている。また、1日からは愛知県がブースを開設した。これで、45道府県がブース開設となる。責任の重さを実感している。
 一概に45道府県といっても取り組みには強弱があり、確実に移住者を取り込んでいる県もあれば、まだ受け入れ態勢も十分でないところもある。ばらつきがあるが、それぞれの県の特徴を生かしながら、結果をいかに出すかに知恵を絞りたい。そのためには、結果の出ている県の取り組みをいかに学ぶかだと思う。学ぶも、真似るも同じこと。それが、45県が一堂に会するスケールメリットであり、大いに真似ることを勧めたい。
 1日のセミナーは5回の開催だった。新潟県新発田市は「しばたで自分らしく生きる人たち~就職編~」で予約は7名あり、全員が参加、当日2名で9名。イチゴ農家、稲作農家、地域おこし協力隊からそれぞれ実践的な報告があり、次につながる中身の濃いセミナーとなった。7月22日から1泊2日の体験ツアーも予定されている。同じく、山形県は「やまがたハッピーライフカフェ~農業での暮らしと里山の自然~」を西村山地域の寒河江市など1市5町で開催。8名参加。県は県内6地区ごとの移住交流推進協議会主催のセミナーとツアーを計画している。移住相談員が配置されて初めての滋賀県の「滋賀で暮らそう相談会」は予約が2名。しかし、当日参加があり、8組10名の参加。ほっと胸をなでおろす出来であった。これからに期待したい。2日は3回目の長崎県と佐賀県の「ながさき暮らし・さが暮らしUIJターン相談会」を開催。この相談会、地方創生の連携協定によって2年前から行っているもので今年も73組112人の参加で盛り上がった。同じく山梨県も富士・東部地域8市町合同セミナーを開催。24組38名の参加。山梨県は、今年度は県内を4エリアに分けて合同セミナーの開催を計画中でその一環としての開催であった。

移住相談員の結婚式に移住者が押し掛けた

 6月も残り少なくなってきた。東京は、ここに来てやっと梅雨らしくなってきたようで曇り空の日が多い。今年も、先週末に初代の立松理事長が1995年に音頭を取って始めた知床の毘沙門祭に参加してきた。この祭りは今年で23回目、京都仏教会有馬頼底理事長や奈良・法隆寺の大野玄妙管長など仏教会と地元有志約370名の参加で執り行われた。大野管長は法話で「私たちは過去に戦争や原発事故などさまざまな問題を経験してきた。そのことを忘れないことが大切だ。忘れないことは幸せをもたらすが、忘れることは災いをもたらす」と語り、参加者の心を打った。
 東京の事務局の愛媛県担当の専属相談員がこのほど、ふるさと伊予市双海町で結婚式を挙げた。そのお祝いに、なんとこの相談員が関わった移住者など県内各地から本人に内緒で飛び入り参加し、驚かせた。本人は「びっくりした。こういう輪の中に入るような移住者が増えるように頑張りたい」と喜びを語った。
 静岡県内市町で移住希望者に地元での生活を体験してもらうための施設を整備する動きが強まっている。具体的には空き家や公営住宅の空き室を活用し、500円から1000円の手ごろな利用料で数日から1カ月程度まで暮らせる『お試し住宅』としている。県では17年度は開設予定も含め、8市町が自前や民間との連携で体験施設を整備中と語っている。長野県塩尻市振興公社は24日、市内奈良井宿で空き家の物件見学ツアーを開いた。このツアーにはなんと20組35名の参加があり、5軒の空き家をめぐった。価格は土地・建物を含めて50万円から300万円。改修が必要な物件もあるが、いずれも宿場の通りに面している。公社は今後も同様のツアーを計画するとしている。
 先週末のセミナー開催数は10回に達した。この中では、25日の日曜日に行われた高知暮らしフェアが318人と多くの人を集めた。高知県最大の移住・就職相談会として、暮らしと地域の情報エリアには移住・交流コンシェルジュブースなど36のブースが並び、しごと情報ブースには高知県の求人ブースなど30ブースが並び、賑わった。セミナーエリアにおける先輩移住者セミナーでは愛知と富山からの移住者が高知暮らしの喜びを語った。なお、24日に大阪で行われたセミナーも191組246名と大阪としては過去最高の参加者を集めた。東京の24日のセミナーは4回の開催であった。長野市は移住者起業セミナー&移住なんでも相談会とし13組19名を集め、移住者の起業に当たっては最大100万円の起業資金を提供するなどをアピールした。山形県最上町も単独のふるさと暮らしセミナーを開催したが参加者は3名と少なかったが,Uターンを希望する女性の参加者が熱心に話を聞き、次につながる手ごたえをつかんで帰った。願わくば、最上町ならではの移住暮らしの事例をアピールする必要があったのではと感じた。25日は上記の高知県以外に山口・新潟・福岡・石川の各県がそれぞれセミナーを開催し、20から30名の移住希望者を集めた。

理事長に就任しました

 今年はカラ梅雨になるのか、ほとんど雨らしき雨は降っていない。過日のワイドショーでは静岡の安倍川が干しあがっていると報じていた。雨が多いのも困るが、ないのはさらに困る。とくに、成長期に入っている作物には雨は欠かせないのに。
 去る16日に開催されたNPOの定期総会で理事長に就任することになった。理事長は発足時の立松和平理事長、そして見城美枝子と二代続いて、著名人が理事長だったのでちょっと荷が重いが、いよいよ佳境に入ってきたふるさと回帰運動。総会での基本的考え方の中でも明らかにしたように、「結果の出るふるさと回帰運動をめざしたい」と考えています。そんな中で、今月発売の月刊誌「ダイヤモンド・ザイZAi」8月号の「どこから来て どこへ行くのか 日本国」というノンフィクションマンガの「雇用状況の悪化などで地方移住が増加する日」というページで小生がマンガとなって登場している。はずかしいことだが、役割と割り切り取材を受けた。参考までに是非ご一読ください。
 20日、能登定住・交流機構の高峰代表が事務所に顔を出された。話を聞くと、5月下旬に、あらたに「加賀白山定住機構」が立ち上がったとのこと。石川県内では能登定住・交流機構に次ぐ組織で、さらに県内の移住者の受け入れ態勢が整うことになった。乞うご期待というところか。今日、21日は初めて「まち・ひと・しごと創生本部」の広報についてのヒアリングがあった。具体的な地方創生の取り組みの中で移住・定住に関する現状やどのような移住相談者の傾向があるのかを率直に意見交換した。創生本部の活動には期待するところが大で、さらなる活動強化を期待したい。
 セミナーの開催状況は、15日の夕方から広島県三次市が初のセミナーを開催。「山の恵みガストロノミー(鹿ジビエ)編」で28名の参加。ジビエをテーマにしたセミナーは珍しく、第2部のシカ肉を使ったあらたなビジネスの可能性では、ジビエビジネスの現状と今後の可能性をめぐって活発な議論が行われた。17日、18日の週末のセミナーでは、福井県のふくいUIターン就職相談会は18名の参加で、うちUターンが6から7割を占め、真剣度の高いセミナーとなった。北海道は、17日は農林漁業セミナー、北海道の第1次産業に就く!は13名の参加で自治体からは利尻漁協、農業担い手センター、十勝管内の北村林業、知内町林業担い手確保推進協議会、紋別市が参加。農業の話しを聞きに来たが林業も視野に入れる参加者も出て、それなりの手ごたえを感じたようだ。北海道は23日にも本別町・足寄町・陸別町の3町合同で「子育ては自然豊かな北海道十勝の大地で~本別・足寄・陸別移住セミナー~」を開催。この3町は合同でブース開設を行うなど、積極的にふるさと回帰運動に参加しており、受け皿も整備され、お試し住宅もあるところ。一度移住体験に、この夏訪れることをお勧めしたい。岩手県も18日に2部構成でいわて暮らしセミナー「イーハトーブー×子育て×暮らし」と「これからのいわてライフのための”キャリア”を考えるミニセミナー」を開催。それぞれ17名と7名の参加。三重県も17日と18日の両日、それぞれ地域おこし協力隊募集説明会とUIターン就職セミナーを開催し、人を集めた。
 今日は夏至。いよいよ夏本番となる。良き思い出をつくられるように・・・。

5カ月連続相談件数が過去最高

 東京は過日、梅雨入りしたがあれから本格的には雨が降ってはいない。11日日曜日は東京交通会館では4カ所で移住セミナーが開催された。8階のふるさと回帰支援センターのセミナースペースAでは楽園信州移住セミナー「子ども一緒に長野で暮らそう!」、昨日の10日にも長野県安曇野市が「安曇野暮らしセミナー~安曇野ではたらく、そだてる~」と子育てをテーマにしたセミナーを連発。安曇野のセミナーでは保育園と子ども園の2名の保母が参加し、ファミリー層を中心に17組27名の参加があった。もう一方のセミナースペースBでは「おかやま晴れの国暮らし~就農相談会~」が開かれた。岡山の就農実績は新規就農研修事業で96%の就農率を誇る。営農継続率10年では83%となっている。この高い就農率の秘訣は何かと尋ねれば、「地域の生産者たちのサポート体制がしっかりしている」とのこと。就農での移住先としては検討に値する数字である。12階のセミナースペースでは「ハローふるさと!ハローローカル!九州・山口・沖縄IJUフェア」が、もう一つの会場では鳥取県がそれぞれ開催。九州などの方は77自治体が参加し、にぎやかなフェアとなった。272組376人(速報値)の参加。なかでも熊本県菊池市は地域おこし協力隊の提案で地元の水で落としたアイスコーヒーが提供された。昨年1年間の移住実績も18家族40名と健闘されたようだ。東京交通会館6階に昨年から移住情報センターを開設している北九州市も参加していて、様々な移住・定住推進事業を行っているが、昨年は「子育て・転入応援メニュー・最大30万円」は163名のU・Iターン就職者に行われたとのことであった。定住・移住促進支援メニュー最大50万も予算一杯の100件が提供されたようだ。こちらも健闘中。
 もう一方の鳥取の「鳥取県I・J・U BIG相談会in東京」には県内17市町村から14市町村が参加。午後には、ほぼすべての自治体ブースに相談者が並ぶなど熱気ある相談会となり、参加は81組100人。昨年から東京での取り組みが本格化している鳥取としてはぎりぎり三桁に載せて、手掛かりをつかんだようだ。10日は静岡県島田市も「島田市移住相談会 自然の中で子育てという選択」を開いた。また、北海道が初めての試みとして6月の7日から7月18日までを3分割し、「しごと×農林漁業ウィーク」「暮らし・子育て×地域ウィーク」「しごと×UIターン・地域おこし協力隊ウィーク」としてセミナーと相談会を開催する。この期間中、ふるさと回帰支援センター内の「どさんこ交流テラス」では週単位で北海道の地域やテーマを設定した情報発信を行う。詳細はふるさと回帰支援センターHPをご覧になってください。
 相変わらず、来客も多く、9日には群馬県大沢知事が視察に見えられ、親しく懇談させていただいた。また先週は全国市長会総会もあったことから、広島県三好市の増田市長、石川県かほく市油野市長、同じく能美市井手市長など、多くの市長さんが顔を出された。香川県議会の2名の監査委員も来られた。
 この程、5月の移住相談件数も明らかになり、2081名の相談件数であった。これで1月から5か月間、各月とも新記録を更新中である。5月はゴールデンウイークもあり、休みが多かったが健闘したといっていい相談件数である。

長野県、移住実績は2084人

6月です。沖縄は梅雨入りしましたが、東京も間もなく梅雨入りという季節です。

昨日は富山県町村議長会の立山町の伊東会長他18名の視察団がお見えになった。また、今日は静岡県西伊豆町の星野町長、同町議会高橋議長が揃って立ち寄られた。星野町長は39歳の県内最年少の町長で日蓮宗の僧侶とのこと。涼しい目をした好漢である。
その後、長野県の移住担当の「楽園信州移住推進室」の丹羽室長が顔を出され、意見交換をした。その中で昨年1年間の移住実績が話題になり、2084人とのこと。受け皿となる県下市町村の体制が充実していることで知られる長野県だが、確実に数を伸ばしているといっていいだろう。
また、青森県のふるさと回帰支援センター内にある「青森暮らしサポートセンター」を利用して移住を決めた人の実績もこのほど明らかになった。25組46人と前年度比11組20人増。相談件数は2.7倍となっている。移住先は13市町村で、青森市・八戸市・弘前市・五戸町と続く。うちUターンは15組と全国的な最近の移住先の傾向を反映したものだった。数は少ないが、相談体制の強化が奏功していると「あおもり移住・交流推進協議会」は評価している。そして、最近、山梨県などのように各県ブースに市町村や関係団体の担当者に来てもらい、移住相談を直接うけることで実績を上げている例を参考に、こうした出張移住相談を行うことを検討しているようだ。
もう一つ県の話題を。岩手の達増知事はサブカチャーが好きとのことで、数年前から年一冊の割合で「コミックいわて」を発刊し、今回で6冊目を出版している。漫画家は岩手県ゆかりの漫画家や在住の人が担い、漫画を通じて岩手の魅力を発信する「いわてマンガプロジェクト」から生まれた。いわて暮らしサポートセンターで閲覧でき、アンテナショップ・銀河プラザで販売しているとのこと。

セミナーは5月の最後の週の26日、27日、28日の3日間で10回のセミナーが開かれた。長野県の上田市・駒ケ根市・大町市の3回を始め、熊本県天草市など8県と特色のあるセミナーとなった。中でも上田市の5名の先輩移住者がゲストとして参加したセミナーは9組11名の参加であったが、それぞれ違ったタイプの移住生活が紹介され盛り上がった。また、大町市のセミナーでは林業に携わる移住者の移住生活の紹介や移住歴20年の大ベテラン移住者の暮らしが紹介され、こちらも盛り上がった。
栃木県の「片道1,000円で見つけるローカルの暮らし」セミナーでは東武日光線沿線の日光市・栃木市・足利市が主催し、それぞれの市に移住した移住者がその地の暮らしの喜びを語った。20組23名の参加。また、31日の水曜日には新潟県が「にいがた暮らしナイター相談会」を行った。
今週末の3・4日は長野県佐久市、富山県、岩手県、茨城県がそれぞれ工夫を凝らしたセミナーを予定。3日土曜日は富山県が今年度第1回とやま暮らしセミナー「とやまでお試し移住~入門編」を。4日日曜日は「いばらきで農業をやってみませんか~セミナー&就農相談会~」を計画中です。

川場村で協力隊員募集中

 大相撲5月場所が開催中だが、銀座1丁目にある茨城県のアンテナショップでは、地元出身の横綱稀勢の里が勝った日は生ビール一杯サービスを実施中。数日前にスタッフと寄ったら丁度、稀勢の里が勝った日で、全員でこのサービスを受けた次第。入り口には等身大の写真も置いてあり、誇らしげである。大相撲は日本の文化たる由縁か。
 先週から、セミナー開催も本格化し、金・土・日の三日間で10回のセミナーが開催され、今週末も10回のセミナーが開催予定。19日の金曜日の夕方は小豆島内の2町(土庄町と小豆島町)が27家族31名の参加で盛り上がった。同時刻に広島県竹原市が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー「『まちの未来予想図編』」を25名の参加で開催。広島は県内23市町の内、手を挙げた6地区をモデル地区に指定し、移住受け入れに取り組んでいる。竹原市もモデル地区で、市内の大久野島はウサギの繁殖で知られ、観光客も増え、「ウサギカフェ」を検討中。これが未来図のひとつとか。20日は山口、長野、山梨、鹿児島、石川の各県がセミナー。山口県は「実は山口がすごい!やまぐち移住就農セミナー」として、県庁を退職してトマト農家となった人の話しでセミナーが進められた。県は今年6回のセミナーと2回の農家を訪ねるツアーを予定。この日は長野県も今年度2回目の楽園信州移住セミナー「ぶっちゃけ!市町村の自慢&裏トーク」を開催。17家族30名の参加。長野市など2市4町、4村が参加した。ゲストは横浜市から須坂市に移住した高校教師。就農フェアで、移住先の本命ではない須坂市のポスターを見て、須坂市へ移住した。須坂市は近年話題のシャイン・マスカットの生産で話題になっているところで、ゲストもこのぶどうのPR写真に魅せられての移住だったとか。参加自治体の中には人口1000人で村内には信号が一カ所しかない南相木村やホタルの乱舞で知られる辰野町、ウイスキ―の生産で知られる宮田村などが本音のトークで盛り上げた。山梨県は韮崎市×北杜市の組み合わせのセミナーで北杜市が4ブース、韮崎市が2ブースを用意し、しっかりと不動産物件や就職相談を含む移住相談を受けるスタイルで実施した。参加は25家族35名と盛り上がった。石川県は能登半島の穴水町の移住セミナーと相談会。4名の参加だったが2名は穴水町への移住をすでに決めている相談者で、仕事も決まっているとのことで実り多い相談会となったようだ。21日は鳥取、徳島、岡山の各県がセミナーを開催。岡山は12階のセミナースペースを借りて開催したが、この日は首都圏では春の運動会と重なり、子育て世代の移住の受け皿で人気の岡山だけに苦戦し、従来のセミナーの半分の62家族94名に留まった。参加自治体は岡山市など8市3町。民間支援団体からは岡山盛り上げよう会、おいでんせい岡山、こども未来・愛ネットワークが、ほかにハローワークや宅建協会、中国銀行なども参加した。
 来客では福島の奥会津地域の地域おこし協力隊に決まったアメリカ在住25年でカリフォルニアの福島県人会の会員だった方、栃木県民進党県議団、佐賀県嬉野市議会議長・唐津市議会議長・嬉野市議会議長、群馬県川場村外山村長など。外山村長は地域おこし協力隊を募集中だが、1年過ぎてもまだ決まらないとか。対象者にはバイオマス発電の余熱を利用したイチゴ栽培など就農経験をめざす人とか、村長には、協力隊募集のポイントは具体的な役割や仕事内容がイメージできることではないかとアドバイスした。

動き始めた!宮城県の市町村

ゴールデンウイーク中の週末は珍しくセミナー開催がなかった。それが13日の土曜日から再開された。この日は長野県諏訪地域、静岡県、福井県が開催した。諏訪地域は圏域のふるさと回帰支援センター団体加盟の茅野市・諏訪市・岡谷市・原村など6市町村が参加。それぞれの自治体の先輩移住者6~7名も参加し、数名ずつ移住者を囲んで移住体験を聞きながら意見交換した。生憎の天気であったが参加者は22組28名。静岡県は「東部地域の首都圏通勤セミナー」と銘打って新幹線通勤可能な三島市・沼津市・富士市など7市2町が参加。新幹線が止まる三島市に限らず通勤可能な沼津市なども参加して盛り上がった。参加は18家族24名。福井県は「ふくいのわvol0.5TOKYO×FUKUI作戦会議!」として地元福井と有楽町をネットで結び、イベント企画のあり方や期待される内容などを語り合った。参加者は福井側が6家族16名の移住者と東京は11名の参加で盛り上がり、新しいセミナーのあり方を提案する内容となった。14日は岡山県、宮城県がセミナーを開催。岡山は「おかやま晴れの国ぐらしセミナー~住まいの相談会~」で23名の参加。移住希望者の多い岡山は住宅の確保が重要で、テーマを住宅に限定したセミナーは注目され、地価・間取り・住宅環境などについての説明となった。チューターは宅建協会の協力を得た。これも新しい試みといえる。宮城県は第1回みやぎ住宅フェア&お試し移住相談会を開催。テーマは「海を見つめる生活」と「大地の息吹を感じる生活」とし、海については、石巻市・南三陸町。大地は大崎市・川崎町・丸森町・七ヶ宿町など9市町村が参加。宮城県の各自治体だから出きる暮らしや生活様式をアピールした。参加は20名。参加の各自治体ではふるさと回帰支援センターでやると人が集まると評判になっているらしい。宮城県は移住については、全国的には後発県のひとつだがいよいよ動き出したと思えるセミナーであった。
 各自治体の新しい取り組みとしては、岐阜県が県外からの移住希望者に「お試し住宅」として各務原市、大垣市、土岐市、高山市の県営住宅を1年以内・家賃1万2400円から3万4000円(所得に応じて)の条件で貸し出すことにした。私の知る限り、兵庫県に次いで2番目。香川県では多度津町が多度津の魅力を発信するための「まねきねこ課」が政策企画課内に立ち上がり、話題になっている。合わせて、今週19日金曜日には「小豆島移住の手引きセミナー」が予定されている。三重県では尾鷲市が3月1日から地域おこし協力隊・定住移住コンシュルジュ4名による「おわせ暮らしサポートセンター」が立ち上がり、空き家バンクの対応や移住に関する相談や移住後の暮らしに関する相談を受け付け始めた。青森県では五所川原市がオリジナル移住ミステリードラマ「五所川原は突然に全5話」を制作・発信中。是非、アクセスしてほしい。
 来客も相変わらず多く、山梨県担当課長、神奈川県担当課長、青森県担当次長・同課長。福島県玉川村長、古殿町長。栃木県塩谷町長、同民進党県議団、和歌山県担当課長など、ありがとうございます。