16年目で初の税務調査が入った

 ふるさと回帰支援センターは11月で設立16年になるが、この程、初めて税務調査が入った。えっ、非営利の団体にも入るんだと驚いた。2名体制で3日間にわたり、3年分をしっかり精査いただいた。とりわけ何があるからということで来たわけではありませんと言っていた。そして、帳簿類はしっかり整理されているとおほめに預かった。二人とも九州出身で、一人の方は鹿児島出身で将来鹿児島に帰りたいといっていた。個人的には好感の持てる方々だった。そして、国の徴税システムの末端を垣間見た。

 来客は9日午後に鳥取県琴浦町議会9名の視察があった。にぎやかな視察団で会話も盛り上がった。夜は山口県周防大島町の議員団と交流会。大島のさらに先の沖家室島の泊清寺に早稲田の先輩のお墓があることから何回もお邪魔しており、楽しいひと時であった。11日は岩手県雫石町の2名の議員団の視察。12日には千葉県鴨川市にある加藤登紀子さんの鴨川自然王国の宮田君が来訪。13日には静岡県牧之原市の杉本市長他の来訪があり、意見交換を行った。
 週が変わって16日には大分県津久見市議会の9名の議員団の視察をいただいた。最盛時には4万人近くもいた人口が1万7000人と減っており、何とかしたいということであった。人口減に特効薬はないがじっくり腰を据えて移住者の受け入れに取り組みましょうと激励。また、お会いしたい方々だった。

 セミナーは10月の開催予定は8階のふるさと回帰支援センターにある2カ所のセミナースペースで33回、12階のイベントスペースで6回、6階のLEAGUE有楽町で5回、3階のグリーンルームで3回の計47回と7月に次ぐ多さとなっている。
先週は10日の夕方から広島が「HIROBIROひろしまinトーキョー 古民家レストラン編」を世羅町とコラボして開催。23名の参加。世羅町のセミナー参加は初めてのこと。ゲストは世羅町で古民家を改装しカフェを開いた方。自分がカフェを開店する夢を語り、面白かった。

 12日は静岡県南伊豆町の「ミートアップ~南伊豆出身者・南伊豆ファンの交流会~」で地域おこし協力隊からゲストハウスを起業した人の報告。満員の盛況であった。この日は、山梨県の「やまなしUJIターン Night for20’sand 30’s inTokyo―あなたの為のオリジナル就職相談会―」もあった。
 13日土曜日は埼玉県の「秩父ちかいなか暮らしセミナー(秩父の移住者大集合)」が9名の参加。高知県の「高知×継業or開業~オーナーへの道~」は20名の定員で18名の参加で開催され、高知市内から香美市へ移住、地域の商店を引き継ぎ、商店+食堂を開いた移住者がその経験談を語った。また、県からはこうした取り組みの支援情報の提供もあり、盛況であった。三重県鳥羽市は「空き家を利用した商い創りセミナー『商いのゆりかご 鳥羽なかまち』」を開き、5名の参加。うち一人は30代の移住確定者で2名の子ども連れ。興味深いセミナーとなった。この日、佐賀県も「人生に新たな感動を!!農業の新3Kとはなにか 『住まなきゃ損SAGAセミナー』」を開き、13組14名の参加。JAとJAから自立して農業を実践している二人からの話しがあった。因みに、3Kとは稼げる・かっこいい・感動する農業とのこと。
 14日日曜日も宮城県ほか静岡県・山形県・徳島県の4県がセミナーを開催。宮城県は「第4回みやぎ移住フェア 五感で四季を感じることのできる九の“まち”仙南~SENNAN~」を18組27名の参加で開催。白石市・蔵王町・角田市・丸森町など9自治体が参加した。静岡県は「『移住×起業=静岡県』セミナー~森町・沼津市・富士市・清水町~」を7名の参加で。徳島県は「オーガニックな暮らし方 魅力体感!とくしま移住体験ツアーのすすめ」を開き17組21名の参加。山形県は「やまがたハッピーライフカフェ~地域おこし協力隊&田舎暮らし大相談会!~」を開いた。

9月、今年3回目の4000件の相談件数に

 この季節、一雨ごとに気温が1度下がると言われるがすっかり秋めいてきた。酷暑と言われた今夏の暑さも懐かしさすら覚える。安倍内閣の内閣改造が行われ、梶山大臣から片山大臣に変わった。梶山大臣とはふるさとも近いこともあって率直な意見交換ができていた。今回は才媛とのうわさが高い女性の大臣ということもあり、さらなる進展を期待する。早い段階でお会いしたと思っている。
 9月の移住相談件数が明らかになったが、今年3回目の4000件超えで4036件。昨年の同月は2859件であったから1177件の増であった。多かったのは大分・山梨・広島の順で、大分県と山梨県は12階でのオール県のイベントを開催したことによるもの。面談で多かったのは長野・山梨の順で、静岡・広島は同数。北海道・福岡と続いた。従来から9月は比較的多いが、4000件超えはよく入ったという感がする。
 9月29日に、会員自治体・団体宛に「移住セミナー・相談会の成功に向けたご協力のお願いについて」という文書を出した。この文書は、セミナー開催が500回に迫ろうとする中で、集客にバラつきが目立ち始めたことから、改めてセミナーの開催にあたってのお願い事項を整理して出したもの。是非、ご一読いただきたい。
 来客は、3日に長崎県松浦市議会の議員団6名の視察。4日は長野県木島平村の前芳川村長。5日はまち・ひと・しごと創生本部の広報担当3名、厚労省地域雇用対策課長。9日は高知県前連合会長。取材も7日に政府広報のインタビューが収録され、BS-TBSで11月18日の12時から30分のワクで、再放送が25日の同時間帯で放映される。
 セミナーの開催は6日と7日の2日間に集中し、8回。6日土曜日は佐賀県のコスメテッククラスターの実現をめざす唐津市が「ゼロからはじめるコスメ起業家セミナー」を開催。50名を越える参加者があり、70%以上が女性。今年2回目ながら多くの参加者を集めた。なぜ唐津なのかと言えば、かんきつ類などの天然資源が豊富で、創業の支援・サポート体制が充実。知る人ぞ知るところで目が離せないようだ。和歌山県は「なにする?わかやま~起業編~『先輩移住者と語る会』」を開いた。和歌山県は全国に先駆けて起業家支援を展開してきた県で15名の参加。お茶とせんべいが出され、グループ討論を行うなど中身のあるセミナーとなった。ゲストは先輩移住者で起業家。三重県は「みえ女子トークカフェ」を開催。13名の参加。参加自治体は海辺の鳥羽市・紀北町・御浜町。埼玉県は「県東部で挑戦!野菜・果物就農セミナー~はすだ暮らしのススメ~」には8名の参加。.山梨県は「第5回やまなし暮らしセミナー『富士川流域移住セミナー』」を開催。富士川沿いの峡南エリアの身延町・早川町・富士川町・市川美郷町・南部町が参加、セミナーの内容などがもう一つあいまいで6名の参加に留まった。
 7日日曜日は長野県が「楽園信州移住セミナー 人生二毛作のススメ 第2弾」を、昨年も好評だったことから開催、47名の参加。シニア世代に的を絞ったことが当たり、多くの人を集めた。長野県は県内エリアごと10カ所のシニア大学があり、定年後の暮らし方や地域の歴史、新聞の読み方などを学んでいる。年会費1万円で60時間のセミナーが受講可能。滋賀県は「起業より企業で働く魅力に迫る!しが移住相談会」を開催し、9名を集めた。他に、新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングVol4『ウインタースポーツ×新潟』~雪からはじまる新潟的暮らし~」を開いた。

今年、移住セミナー開催526回の予定に

 9月30日の台風24号には驚かされた。首都圏では8時以降、JRをはじめ各会社が電車を止めた。電車はダイヤ通りに運転されるものだと思っている人間にとっては、台風が来るから電車を運行停止にするという発想が理解できない。今年のように自然災害が多発する現状で、公共交通機関が一方的にこれを止めるということがあっていいのだろうか。これでは都市機能はストップする。国民への影響をどう考えるのか、あるべき姿をしっかり議論すべきことではないだろうか。
 ところで、26日夕方、広島県の移住相談ブースにNHKのTVカメラが入った。何事かと思えば、広島県は5月に160組を集めた「Cターンフェア『移住で始まるスポーツのある暮らし』」を開催。今回の広島カープのセ・リーグ優勝をきっかけに、スポーツのある暮らしを希望する移住者の動向を取材に来たもの。広島県の移住窓口には、こうした暮らしを希望する移住相談者が毎月来るなど反響は大きいものがあるようだ。
 今週も来客は少なかった。台風の影響もあったのかもしれないが、28日に岐阜県議会松村議員と本巣市議会議員2名、前全国市長会会長で新潟県長岡市長であった森民夫さんが。10月2日には青森県三沢市の米田副市長に訪れていただいた。
 今週のセミナーは台風の来襲もあり、30日の宮崎県の「“星降るまち”をふるさとに ~あなたの『田舎暮らし』を考える移住相談会~」、三重県の「Meet Mie café vol.4 あなたが受け継ぐ!!技と想いの継業編」、京都府の「京都移住のイロハ~移住って何から始めたらいいの?~@東京」が中止となり、8回に留まった。28日は「北海道暮らしmini暮らしフェア」が住んでみたい北海道推進会議の主催で開かれ、定員通りの17組20名が集まった。自治体は名寄市・鷹栖町・上川町・東川町・下川町が参加。傍聴で沼田町・幌加内町・小平町が参加するなど道内各自治体の移住への期待を感じさせるセミナーであった。神奈川県の「『ちょこっと田舎』な神奈川で暮らす」は当初7月に予定されていたが台風で中止になっていたもの。県内の人口減地域と言われる県西地域と三浦半島の小田原市・南足柄市・三浦市・中井町・真鶴町・松田町などが参加してグループ討論を行うなど、26組32名の参加と賑わった。
 29日土曜日は島根県が「しまねアグリセミナーin東京~島根らしい就農スタイルを知る~」を開催し、12名の参加。北関東・磐越5県合同の「テーマで見つけるローカルライフseasonⅡ~新潟・福島・茨城・栃木・群馬移住フェア~」を3階グリーンルームで73組92名の参加。2回目の開催だがテーマが絞り切れてない感があった。千葉県の「南房総市&館山市二地域居住セミナー 南房総のつかいかたーふるさとは一つじゃないー」は定員10名のところに13組16名の参加と盛況。南房総だから可能な二地域居住という暮らしと実践者の話、こうした方々を支援するNPOのキーパーソンもいることを紹介するなど具体的で実り多いセミナーとなった。他に、山形県、米沢市、栃木県日光市などそれぞれ工夫を凝らしたセミナーを開いた。30日日曜日は山口県と福島県のセミナーが台風来襲をものともせず開催。それなりの集客もあった。
 このほど、12月末までのセミナー開催予定が明らかになったが、9月30日現在で526回の予約があるなど、当初の目標を上回ることが明らかになった。こうしたところからも、移住・定住の取り組みの確実な前進を感じさせられている。

次年度からセミナースペースは3カ所に

 今秋は台風も多いが、雨も多い。季節の移ろいも早く、彼岸に咲くから彼岸花といわれる曼珠沙華も、今年は彼岸にはすでに盛りが過ぎていた。暖かな秋の陽を背中に受けて、ゆっくりと散歩を楽しむのが私の休日の喜びの最たるものだが、今年はそんな機会は少ない気がする。窓から見える有楽町のビル群は今日も雨に煙っている。

 各自治体からセミナーの会場が取りにくいとの声が寄せられて久しいが、この程、東京交通会館の4階に来年4月に空きスペースが確保できる見込みが立ち、セミナー会場を現在の2カ所から3ヵ所に増設する方向で検討に入った。言わずもがななことではあるが、JR有楽町の駅前という立地条件から部屋代も飛びぬけて高い。それが頭痛の種ではあるが、先行投資と割り切ってなんとかすると決意を固めている。乞う!ご期待!

 来客は、20日に徳島県黒川三好市長がひょっこり顔を出した。21日には福井県の若者・定住支援課長が初めて訪れ、全国的な取り組み状況の中の福井県の状況について、率直な意見交換をさせていただいた。この日は、富山県の担当課長も政府のヒアリングがあったとかで顔を出され、近況報告を取り交わした。香川県直島の担当者にも初めて立ち寄っていただいた。初めてお訪ねいただくというのはうれしく、是非頑張っているふるさと回帰支援センターを知ってほしいと思う次第だ。

 先週のセミナーは、この間積極的にセミナー開催に取り組んでいる19日の新潟県の「にいがたライフスタイルミーテイング『地域旅×新潟―Local Life Trip―』」ほか、10回の開催。この日は広島県竹原市が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー 観光ビジネス編」を開いた。竹原市は毎年1回のペースでセミナーを開催し、参加者は30名を越えた。ゲストは街のツアーガイド、花カフェ経営者など3名。竹原市は人気アニメ「たまゆら」の舞台になっていることから集客に成功したようだ。

 21日は静岡市が「静岡市で創業・起業しよう!静岡市×私×創業セミナー」を開き、11名の参加。ゲストはふるさと回帰支援センターの静岡市窓口経由で葵区に移住。洋裁師として生業を立て、繁盛している方で話しが具体的で好評であった。静岡市は東京事務所の副所長が前の移住担当者で、さらに連携が深まっている。福岡県は「ふくおかよかとこ移住セミナー 福岡県の地域おこし協力隊はおもしろい!」を小竹町・香春町の協力隊募集で開催。22組24名の参加。

 22日土曜日は山口県など5回の開催。山口県は「やまぐち農業体験ツアー説明会」を開き、宇部市・長門市・山口市が参加。他に農業法人なども参加して13名の参加と盛り上がった。来る10月6日から2泊3日の日程で「やまぐち就農ゆめツアー」を予定、参加者を募集中。埼玉県は「~埼玉のまんなか~川越&比企エリアで見つける!あなたらしい暮らし」を初開催。ゲストは和光市在住で越生町でカフェ経営を計画する2段階移住者。新しい形の移住を提案して盛り上がった。長野県辰野町は「たつの暮らし×子育てカフェ やさしさはどこから育つ?」をテーマに初開催。2組の家族連れを含む6名の参加。山形県は大江町が「やまがたハッピーライフカフェ~移住・創業セミナー~」を開いた。ゲストは移住してカフェを開いた体験談を語り好評。20名を越える参加者を集めた。香川県も「うどん県 ゼロから始める農業セミナー」を開催。JAや県農政部も参加して具体的な就農相談ができた。14名の参加。

 23日は休日ではあったが大分県のほぼ全自治体が参加した「おんせん県おおいた暮らしフェア」を12階のイベントホールで開催し、666名の参加。県内4自治体が自慢の水を提供し、飲み比べもあった。人気の豊後高田市は子育て世帯の相談が目を引いた。おんせん県ということもあり、中高年が若干多めという感じ。

遊佐町セミナー、3回目で満員に

 秋雨前線が停滞していることから東京は雨が多く、すっきりしない天気が続いている。季節が動いていることを実感している。

 今回のふるさと回帰フェアは参加人数が初めて2万人を超えたことから、運動への手応えを感じた人も多かったようだ。8月の移住相談件数は2816件と8月としては過去最高となった。移住相談件数の多かった県は、宮崎・長野・静岡・広島の順となっている。宮崎はオール宮崎のフェアで160名を越える参加者を集めたことが大きかった。面談件数は静岡・山梨・北海道・福岡の順となっている。
 ふるさと回帰フェアの補足情報では、鹿児島県が昨年比1.7倍の139組の相談があり、中でも奄美群島が25組35名と突出した集客があった。また、神奈川県も相模原市・大磯町・二宮町・山北町が参加したが111組の相談と健闘した。鹿児島は少なからずNHKの大河ドラマの人気が影響した感はあるようだ。

 来客は、今週は少なく、13日に埼玉県秩父振興センターの副所長、課長の視察があり、今日、18日はノンフィクション作家の黒川克行氏の来訪があった。

 この1週間のセミナーは、12日水曜日の新潟県の「にいがた暮らしナイター相談会」を皮切りに9回の開催。このナイター相談会は年6回の開催予定で、移住を前提にした完全予約制。仕事と住まいについて、具体的で突っ込んだ内容の相談会となっている。今回は予約4名であった。

 14日は「\鳥取県におもしろい仕事あります/とっとりくるーとNight in 有楽町」を17名の参加で開催。首都圏に住む鳥取出身者を中心に開催。複数名が移住のための下見に行く予定など、成果の出たセミナーとなった。
 15日土曜日は青森県を始め4回の開催。青森県は「Uターン目線で故郷を盛り上げよう」がテーマ。14組17名の参加であった。多くはUターン希望者。ゲスト2名もUターン者。一人は鶴田町にUターンしてワイナリーを立ち上げ、もう一人は平内町で家業の石材店を継ぎ、商工会で活躍している人。テーマも良く、盛り上がった。
 新潟県佐渡市の「佐渡暮らしセミナー」は20組23名の参加。佐渡は年1回のペースでセミナーを開催し、今回は移住者を受け入れる側の地域の人が来て、住宅情報と移住してきてほしい人について率直な話しがされた。全員が個別相談会に参加し、交流会にも参加と盛り上がった。人間関係が濃い、離島らしい内容のセミナーとなった。
 山形県遊佐町の「ゆざを楽しむ愉快な仲間達 Vol.3」は14組21名と満員御礼となった。ゲストは母親と二人で移住してきた若い女性の地域おこし協力隊員で、遊佐町ならでの暮らしを紹介した。遊佐町のセミナーは今年3回目で回を重ねるごとに参加者が増加するなど、手応えのあるセミナーとなっている。
 静岡県磐田市の「移住・転職交流会TO静岡―海と山のあるまち いわたでみつける『いいわたし』―」は30代以下の若い人6名の参加。数は少なかったが移住が決まりそうな人もいて和気あいあいのセミナーとなった。交流会も住宅や仕事についての率直な質問も出て、実りあるものとなった。
 19日日曜日は長野県飯山市など3回のセミナーが開かれ、飯山市の「Enjoy The Snow!雪国の暮らしを楽しもう」は6名の参加ではあったが、ファミリーでの参加者とUターン希望者、起業希望の女性、スキーが好きなシニアと多彩な参加者でそれぞれ満足できる内容となった。ゲストは9年前の農水省の「田舎で働き隊!」のプログラムで移住した人で飯山暮らしの喜びを語り、さすが飯山市のセミナーと好評であった。
 栃木県那須烏山市の「“なすから“で働こう!ふるさと暮らしセミナー」は4名の参加。このセミナー、年一回のペースで開催しており、今回は後継者不足から継業をどうするかの話しであった。
 熊本県は「くまもと暮らしセミナー~農業編パートⅡ~」で、ゲストは横浜市からのIターン者で、山都町で有機農業の傍らミュージシャンとして活躍している人。山都町での暮らしの充実ぶりを語った。

ふるさと回帰フェア2018に参加者2万人以上

ふるさと回帰フェア2018へのご参加・ご支援をありがとうございました。お陰様で無事終了し、参加人数も昨年を上回る2万686人の参加を得て、悲願だった2万人を越えることができました。

今日もすでに、朝からふるさと回帰フェアに参加した移住希望者の来訪者がみられるなど、早速成果が出ている県もある。また、今回は直前に北海道地震があった関係で芦別市・別海町・浜中町・弟子屈町の4自治体が不参加となったことは残念であった。しかし、こうした事態に対し、参加自治体から支援カンパや激励の寄せ書きを行ったらという声が寄せられ、実施した。

今年のふるさと回帰フェアの状況は、昨年の傾向を引き継ぐ形で、若者やファミリー層の参加が多く、移住につながる相談が多かったようで、入り口の外に置いたラックの各県資料の減りが激しく、補充が大変だったという声も聞かれた。また、ロビーギャラリーに開設したハローワークの就職相談も悲鳴が上がるほどの活況ぶりだったようで、産業雇用安定センターの就職相談も賑わいをみせていた。

全体的には一部の県を除き、おおむね昨年以上の相談件数であったとの報告が寄せられている。また、例年にも増して、事前にしっかり調べ上げて参加し、めざす県に直行する相談者の姿も多く見られ、結果、人気県に人が集中した。これは、常日頃から情報の発信に努め、定期的に移住セミナーを開催している県はその成果が表れていたといってもいい。この地道な取り組みを怠っている自治体がいきなりフェアに参加しても、努力している県や自治体と比べれば自ずと差が出ることはやむを得ないことといっていい。会場の配置によって、移住相談者の数に差が出る傾向が従来からあったが、上記のことから全体的にはその傾向は少なくなってきている感触があった。

各県の状況は、人気の長野県は4時半の終了時間が来ても移住相談が続くなど、盛況。山梨県は、昨年を越える相談件数であったが、それよりも実のある相談が多かったとのこと。静岡県は昨年が良すぎたこともあり、今年はそこまではという感じ。しかし、浜松市は30件を越える相談があり健闘した。参加者の傾向は、入り口近くというもあり漠然層が多かった。静岡市も昨年を上回る相談者を確保した。広島県は先の集中豪雨の関係もあり、2自治体の出展に留まった。新潟県は、参加自治体数は10自治体と変わらなかったが、全体として移住相談件数が伸びており、評価している。

他に、福岡県は県の他4市が出展。どこも相談件数が伸び、全体で90組を超える相談があった。山口県は昨年に比べ、この間の頑張りが出て、若い夫婦を中心にメチャメチャよかったと評価。夫婦が多かったのは群馬県も同じ。大分県は昨年比3割増しの244名と健闘した。香川県は昨年の倍の相談者を確保した。京都府は、昨年並みか、若干良かったが、次につながる相談もあり、切れ目なく相談があった。福井県は3町の参加ではあったが、25組の相談と健闘した。山形県は酒田市や朝日町が20組を超える相談があるなど健闘。全体で100組を超えた。宮城県も昨年より多く、新規の相談が70%を超えるなど健闘した。富山・三重・茨城・鳥取・青森も昨年より良かったようだ。

ふるさと回帰フェア2019の来年の予定がほぼ固まった。来年はオリンピックの前年で、その関係で都内のイベントスペースはすべて抑えられていることから、ふるさと回帰フェアは9月7日(土)・8日(日)の予定で、東京交通会館12階のイベントスペースで東西に分けて開催することにした。詳細は後日ということにしたい。参加できる自治体数は今年並みとなる予定。

9月最初の土曜、6回のセミナー開く

 東京も9月に入って朝夕若干涼しくなってきたような気がする。しかし、今日は25年ぶりの大型台風21号が徳島県南部に上陸したとか。この影響で大阪センターは臨時休業。一方、ふるさと回帰フェアまで一週間を切り、一部の人は大忙し。今年もしっかり集客できるのか不安もある。成功にむけて様々な広報活動を展開してきたが、果して移住希望者に届いているのかも心配だ。明日、5日の朝日新聞の社会面に5段の広告が出るが、それが最後となる。8日土曜日の有楽町の朝日ホールでの前夜祭は、まだ余力があり、これからでも参加できるので是非、足をお運びいただきたい。
27日には日帰りで秋田県にかほ市にお邪魔した。4月に、あらたに商工会やJA、漁協など8団体による「にかほ市移住・Uターン推進協議会」が設立されたことを記念して開催された講演会に行ったもの。講演では、最近の傾向として移住者受け入れ希望自治体より移住希望者の方が上回っていることから「移住者が住める空き家、仕事、移住者応援組織の受け皿3点セットをしっかり作ってほしい」と訴えた。彼の地は秋田県の最南端に位置し、鳥海山の麓にある。松尾芭蕉が訪ねた奥の細道の最北の地で知られる。市川市長曰く、秋田県一の美人の産地でもあるとか。
来客は、29日には静岡県掛川市議会議員団8名、佐賀県嬉野市村上市長も視察に。31日は山口県美祢市議団5名が視察に。
 セミナーは、29日は新潟県が「にいがたライフスタイルミーテイングvol.2『起業×新潟』~地域資源をデザインする~」を開催。新潟チャレンジと銘打って21名を集めた。終了後はゲストの作ったクラフトビールが提供された懇親会も開かれ、盛り上がった。水曜日の夜ではあったが企画が良ければ集客も見込めることを証明した。31日は岐阜県の「ぎふ『農林業チャレンジフェア』~岐阜県の『農林業』のここがスゴイ~」が開かれ、第一次産業のことなら何でもOKと20名を越える関係者も来て相談に応じた。この日は福岡県も「先輩移住者によるトークライブ『私の移住体験 何でもお答えします』」を開き、3名の移住者を囲んで率直な意見交換が行われ、20名の参加。9月1日は土曜日とあって、6回のセミナーが用意された。3階グリーンルームの高知県は高知市や室戸市、仁淀川町など6市町村が参加して「高知働くフェア」を昨年に引き続き開催。53名の参加。高知市は59歳までのUJIターン者を募集するセミナーを開催し、30名が参加。仕事があれば移住したいというニーズが強いことが証明された。室戸市は廃校水族館が話題となっているが、サラリーマン漁師を募集し、10名が応募するなど手ごたえを感じたフェアとなった。他に、秋田県、新潟県、新潟県柏崎市、熊本県天草市、香川県がそれぞれ開催した。2日は北海道上士幌町が「北海道十勝 上士幌町暮らしセミナー」に18組24名を集めて開催。夫婦の参加が多かった。宮崎県も「あったか宮崎ひなた暮らしセミナーvol.2 宮崎県で働く!宮崎県を楽しむ!」を9組12名の参加で開催。この参加者のうち6名がHPを見て参加。ゲストはIターンのアートデレクターの起業家。参加者の中には移住を検討し、旅行で行ったことのある宮崎をと参加した人も。質の高いセミナーだったとの声も寄せられた。ほかに、群馬県が地域おこし協力隊募集相談会を開催した。

7月も移住相談4000件を越える

 お盆休みも終わり、ふるさと回帰支援センターも17日から通常勤務に戻っている。一部には気分転換ができてない人もいるようだが、今週にはフル回転ということになるはず。22日にはふるさと回帰フェアのプログラムも出き、9月8、9日のふるさと回帰フェアにむけて、気分も盛り上がってきた。今年のプログラムは初めてカラー印刷にした。参加自治体の写真を掲載していることから、自慢の風景などがモノクロでいまひとつ臨場感がないのでは、ということで思い切ってカラーにした次第。また、27日から9日までは京浜東北線で、3日から9日までは山手線の車内吊るし広告が行われる。朝日新聞にも3日から7日の間で社会面に5段組みの広告も掲載されることになっている。
 7月の移住相談件数については、当初、セミナーも68回の開催が予定され、初の5000件突破かと期待したが、下旬に台風の到来があり4回のセミナーがキャンセルとなった。さらに例年になく今年の夏は酷暑が続き、移住希望者の足を止め、4733件に留まった。7月の移住相談件数の多かった県は、長野・富山・新潟の順となっている。これらの県は7月に大きなセミナーを開催したことが相談件数を伸ばしたようだ。
 24日には、「まち・ひと・しごと創生本部」の総括官が変わったことから表敬訪問に伺った。2014年秋の設立から3代目になるが、初めて総務省出身の前消防庁長官の稲山博司さんが就任した。また、同補佐には2年前に国土交通省に戻られた伊藤明子さんが住宅局長から返り咲いた。前任の総務省出身の末宗さんは復興庁へ出られた。このように創生本部は4年目にして幹部人事が大きく変わり、今後の政策展開が注目されることになった。なお、稲山総括官は9月9日のふるさと回帰フェアのオープニングセレモニーに出席して、あいさついただけることになった。25日にはこの間、移住・定住で健闘されている富山県朝日町の笹原町長が同町主催のセミナー「朝日町『コンパクトタウン』のすすめ」に出席し、熱弁を振るわれ、朝日町への移住を訴えていた。26日は佐賀県唐津市の峰市長が地元出身の山下参議員、市議会議員、同市部長など8名で視察に見えられ、率直な意見交換をさせていただいた。市長からは最近途中採用者の応募を行ったが多くのUターン者の応募があり、Uターンを含む移住者の増加を実感しているとの発言もあった。同日は山口県の総合企画部審議監の訪問もあった。
 セミナーの開催もお盆休み明けの18日土曜日には長野県の8組9名の子どもを集めた「楽園信州移住セミナー パパママキッズの幸せ信州」をはじめ、熊本県・長崎県・福井県・岐阜県各務原市が、19日日曜日は愛媛県・岐阜県・熊本県・栃木県・熊本県上天草市がそれぞれ開催した。
 今週のセミナーも24日は北海道留萌エリアが4回目のセミナーとして」「北海道移住の架け橋」として遠別町他3町1村の主催で開催し、7組8名の参加があった。この日は長野県駒ケ根市も「そこが知りたい!田舎暮らしライフ」を開催。有楽町の長野県の窓口で紹介され、駒ケ根に移住した夫婦がゲストで登場し、6名の参加者と懇談し、移住暮らしの喜びを語った。25日土曜日も上記の朝日町を始め、4回のセミナーが開かれた。なかでも大分県の「おんせん県おおいた 田舎暮らしの実際」には4回目ということもあって20名の参加があり、健闘した。26日日曜日も山口県の6回連続の開催が予定される「おいでませ やまぐちYY!ターンカレッジ第1回しごと編 やまぐちのひとが集まる『場』」を始め、5回のセミナーが開催され、いつもの賑わいが戻った。とくに、宮崎県の「あったか宮崎 ひなた暮らし移住相談会」は95組165名もの移住希望者を集めていた。

週末から事務所はお盆休みに

 今週末の11日から16日まで、恒例のお盆休みに入る。前にも書いたが、せめてお盆くらいはふるさとに帰り、ふるさとの夏を満喫してほしいと考えるからだ。そんなこともあって、先週末にふるさと・いわき市に久しぶりに友人の映画監督・高橋伴明君を連れて帰ってきた。県内でも最大規模の小名浜港の花火大会を見るためで、ふるさとの空に上がる花火を満喫した。
来客は、8月1日に岩手県北上市議員団8名の視察。同日は石川県の県議会議員2名も視察。それぞれ最近の移住・定住の状況を確認され、議会での質問等に反映したいと意気込んでおられた。また3日には久しぶりに千葉県いすみ市が、それに山形県最上町、群馬県館林市が顔をだし、館林市は過日の市長の来訪を受けて、担当部長と課長が訪ねられ、団体会員化を含めた取り組み強化を決意されていた。
 セミナー開催は、3日から5日の3日間で宮城県の第3回みやぎ移住フェア地域おこし協力隊トークイベント&募集説明会をはじめ13回。この日は岐阜県も「若者ガヤガヤ会議in東京」をUターン者に特化した形で開催、手ごたえを感じ取ったようだ。4日土曜日は静岡県が「30歳になったら静岡県!移住・就職セミナー」と小山町の「金太郎・森のようちえん・自然塾 インストラクター養成講座」を開催。前段のセミナーはIターン者がUターンよりも多く、15名の参加。プロフィッショナル人材専門の人材紹介のゲストに会いたいと参加者が多かった。小山町のセミナーは保育者が多く、12名の参加。関係人口の増加を狙った地元の金太郎ファミリープロジェクトの取り組み。ほかに栃木県が「初心者・初学者歓迎!基礎からわかる とちぎで始めるホンキの農業」を開き、13組15名の参加。2名のゲストも移住者でそれぞれ農業者として活躍中。出展団体は日本一のいちごの街・真岡市と宇都宮市、益子町。5日日曜日は山梨・静岡・長野・新潟の4県が「中央日本4県合同移住相談会&セミナー」を開催。99組124名と昨年を上回る集客があったが、3階のグリーンルームということで会場が狭く、相談スペースの確保に苦戦したようだった。佐賀県の初開催の「民間等経験者枠採用CAFÉ TIME説明会」には10数名の募集のところに34組42名の参加があり、大いににぎわった。鳥取県の「とっとりの夏の暮らし!~先輩移住者は”鳥取の夏の一週間を”このように暮らしました~」というセミナーには9名の参加。具体的、実践的内容でユニークなセミナーで面白かった。富山県南砺市の「いなか暮らしセミナー~移住の先輩と話そう~」は初の市単独開催とあって3名の参加と苦戦。知名度アップに課題を残したようだ。移住先として魅力的なところであり、継続した取り組みが望まれる。京都府は「『働き方』から考える3つの京都暮らしvol,3 ローカルで見つけた自分の輝く場所×『なりわいづくり・地域で働く』という選択」は3回開催の仕事編の最終回で、ゲストに対し、事前に何を聞きたいのかのアンケートを取るなど工夫を凝らした。ゲストからは地域でいかにして仕事を探したのかの詳細な報告があった。参加者は14組15名。

大阪の回帰フェアが盛況のうちに終了

 暑い!暑い!といっているうちに季節は8月に入った。皆さんお変わりありませんか。酷暑もこれからが本番と思われます。ご自愛ください。
先週土曜日28日は台風12号の影響もあり、週末のセミナーは中止したものも出るなど若干の混乱もあった。大阪ではふるさと回帰フェア「おいでや 田舎暮らしフェア」が開催された。岡山県や愛媛県内の自治体の一部が災害などの影響で欠席したところもあったが200地域から153ブースが出展。交通機関に影響が出る恐れもあり、890組2618名の来場者で今年も盛況のうちに終わった。この日は日帰りで大阪に向かい、主催者あいさつを行ったが、すでに早朝の東京は風雨が強く、東京に戻れるのかと心配したが、静岡あたりでは晴れ間の覗く空模様。大阪は台風の余波は感じられるものの真夏の暑さだった。各参加自治体のブースを回ったが、どこもにぎやかなものだった。その中で、4月から手掛け始めた高知市の二段階移住の取り組みは、すでに7名の実践者が出たとのことでそれなりの手ごたえを感じているようだ。この二段階移住は、まずいったん高知市内に移住し、慣れたところで中山間地などに本格的に移住するもの。今後の展開が注目される。また、鳥取市は移住者の人気の高い地域ではあるが、なんと昨年度は371世帯487人の移住実績があったとか。これまでの実績は2007年からの12年で400人を超え、昨年急増したのは、「ようこそ移住奨励金事業」を、一定の条件のもとで移住者に対し20万から30万の奨励金を配布したことによるものとか、それにしてもの移住実績であった。
 来客は27日の岩手県保副知事のみであった。時間的余裕があったことから副知事とは東北6県の中の岩手県の移住・定住についての取り組みなどについて率直な意見交換を行った。その中では、東北は全国的には取り組みが遅れ気味であること、とりわけ受け皿となる各自治体の受け入れ態勢が十分ではなく、その強化をめざしてほしいこと。東日本大震災の影響もあるが、だからこそ太平洋側の各自治体には震災復興と合わせた移住者の受け入れ、とくに近年、Uターン者が若者を中心に増加の傾向にあることがはっきりしていることからUターン者への働きかけを強化してほしいこと、そのために県の移住担当の体制の強化も要請した。
 セミナーは、25日は富山県が「とやまでみつけるWork&Life」を開き、10名の参加。ゲストは若いIターン者で、移住後にいかにして地域コミュニティ―に溶け込むのかを語り、笑顔でこちらから地域の方々にアプローチしていくことが重要であることなどが語られた。27日はこの間、3回連続で実施した北海道南空知地域の最終回の「南空知ふるさと暮らしカフェ~夕張市・岩見沢市・美唄市~」で7組8名と健闘。1回目は5組10名、2回目は1名だったが、主催自治体の集客の努力と東京のネットワークを活用した取り組みが結果を生む。北海道の移住セミナーはまだ始まったばかり。「継続は力」を胸に継続した取り組みを期待したい。この日は山口県も、やまぐちYYターンカレッジ「やまぐち暮らし 夜の相談会~やまぐちの山で遊ぶ、山で働く,WOOD LIFEのすすめ~」を開催し23組24名の参加。林業女子を対象にしたが盛況。今後、しごと編・海編・山編・文化編と6回のカレッジを予定。注目したい仕掛けと言える。28日土曜日は台風が関東方面に上陸か、との予報もあって、神奈川県や宮崎県綾町は中止。広島市・新潟県上越市・長野市などは予定通り実施したが、多くのキャンセルが出るなど苦戦した。29日日曜日は台風の余波が残ったものの山口県が「やまぐちYY!ターン 公開講座 ローカルライフの可能性」をカレッジのキックオフと位置付けて、ローカルライフに興味のある人を対象に開催し、56組61名を集め、気を吐いた。山形県も3回目の「やまがたでハッピーライフカフェ~山とアウトドアを満喫する暮らし~」を開き、18名を集めた。新規の人が多く、座談会が盛り上がった。福岡県は「福岡で新しい仕事を見つける!~農業する?起業する?それとも?~」をUターンして就農し、アスパラ・イチゴ・イチジクを作っている移住者をゲストに開催。13組23名の参加。実践編として説得力の話しで盛り上がった。和歌山県は「紀州発『新しい生活のヒント』~山村を楽しむ人たち~」は和歌山らしいテーマ設定で盛り上がり、16名の参加。