セミナーをなんと一週間で22回開く

11月30日、久しぶりに仙台に行った。仙台に本社がある河北新報社主催の公開連続講座の第40回仙山カレッジで講演とパネルディスカッションに参加した。すでに森の都は晩秋でしっかり紅葉し、街路樹のイチョウが綺麗であった。このカレッジ、2003年に河北新報社が創設し、宮城県・山形県に係る地域課題について学んでいる。今回は「移住・定住が地域を変えるー広がる居住のかたち」をテーマに開かれたもので、声がかかった。河北新報は小学校の修学旅行で訪れたところでもある。この地域、全国的に見ても移住・定住の取り組みが進んでいるとは言い難い地域であり、新聞社が中心になって、企業や女性団体なども参加するかたちで、こうした取り組みが行われるということは力強いことと感心した。詳細は、そのうち河北新報で記事になるので読んでほしい。また、12月2日はTVKテレビ神奈川の毎週金曜日の深夜番組、SDG’sとサステナブルに生きる人を紹介する「大人のサスティナイト」の録画に参加した。放映は12月中。是非、見てほしい。

来客・視察は、11月26日は学生時代からの友人の前早大総長の鎌田薫さんと懇談、意見交換を行った。28日、週刊新潮の取材。連載が始まった菅原文太さんについて思い出話しを語った。

セミナー開催は、22回と大忙しだった。11月21日は福島県福島市が「ふくしまで子育てしたい。自分らしい子育てができる場所」を開催。6組7名の参加。参加者はすべて移住を前提にした福島市出身者という濃い中身のセミナーとなった。28日は山口県が恒例となりつつある「やまぐち暮らし夜の相談会/やまぐち移住創業相談会in東京」を開催。3組の参加。29日は山形県遊佐町が「ゆざを楽しむ愉快な仲間達vol.8」を開き、8組9名の参加。ゲストは遊佐町出身の主人と結婚した女性。初めての就農と知らない土地での生活、その苦労話しをした。構成は前後に個別相談会、間に愉快な仲間達のトークショーを行い、アットホームな雰囲気で参加者の満足度も高いものとなった。参加者の中にはUターン希望者が2名、冬のツアー申し込み者が1名。遊佐町はこのセミナーを通しての移住者が多いようだ。また、前回セミナー参加の7名家族が来月、移住することが決まったとの報告もあり、盛り上がった。長野県辰野町は「二地域暮らしの始め方 たつのまち×パラレルキャリア」は14名の参加と盛り上がった。宮城県栗原市は「くりはら夜カフェ@有楽町」は8組9名の参加。地元出身者が多く集まり、これからの栗原をどうするか、地元の六日町商店街はどうなるのか、などの話で盛り上がった。

30日土曜日は、香川県が満員御礼で「香川県UJIターン就職・転職セミナー」を開催。21組23名の参加。山梨県北杜市、長野県富士見町・原町が「八ヶ岳で暮らそう!相談会」を開いた。それぞれ人気の自治体が参加し、33組49名の参加と盛り上がった。北海道胆振地域は登別市など3市5町が初開催で「一緒に暮らしてみないか?北海道いぶり暮らしセミナー」を開き、16組18名の参加と初開催としては健闘した。宮城県加美町は「神戸女子が新規就農?!都会暮らしの彼女が田舎で就農できたわけ~新しい自分と出会う かみまち農ある暮らしセミナー」を町長も参加して開催。12組13名の参加。猪股町長の「移住ソング」も披露され、これからの加美町も紹介され、中身のあるセミナーとなった。長野県麻積村は「さらば!窮屈な生活。小さな村だからできるあなたらしい暮らし」をテーマに開き、10組15名の参加と盛り上がった。思い切ったテーマが良かったようだ。福島県南会津地域は南会津町・只見町・下郷町が参加して「南会津で始める『失敗しない!?トマト農家?』」を開き、7名の参加。この地域は空き家も多く、県の建築事務所なども出席し、セミナーを支えた。農業関係セミナーとしてはテーマも良かった。

12月1日の北海道は「北海道で探す!農林漁業LIFE~農林漁で働いたら私の生活どう変わる~」を7月に続いて2回目のセミナーを開催。道庁から農林漁業のそれぞれの担当者が座談会形式で一次産業の暮らしや働き方を紹介。7組10名の参加者も疑問点などが解消できたようであった。山梨県富士川エリアは「やまなし富士川エリア農ある暮らしのはじめ方<市川三郷町・富士川町・身延町・南部町・早川町>」は13組18名の参加。テーマをわかりやすくし、ゲストも若い人を用意、農ある暮らしの楽しさを語った。長野県は「デンマークの{HYGGE・ヒユッゲ}から学ぶ長野のハッピーライフ~ぐるっとながのの移住相談会”19冬~<長野市・須坂市・千曲市・坂城町・富山村・信濃町・飯綱町・小川村>」を11組15名の参加で開催。テーマがわかりにくかったようで長野県としてはもう一つの集客であった。岩手県は「北いわて暮らしセミナー~海VS山!どっちのLIFEショー~」を開いた。海側自治体は久慈市・洋野町・野田村・普代村、山側は二戸市・一戸町・軽米町・九戸村が参加。北いわては海側と山側は暮らしのスタイルが大きく異なり、それぞれに住む人が本音で語り合い、ユニークなセミナーとなった。16組19名の参加。滋賀県は「滋賀移住ラボ~ビワイチ(びわ湖一周サイクリング)×空き家ぐらし編~」を13組16名の参加で開催。長崎県は要予約で定番の「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を7名の参加で開催。賑わった。神奈川県は「三浦半島で暮らそう 第6回神奈川移住セミナー」を19組28名の参加で開いた。山形県は初開催の「山形県U・Iターンフェア やまがた暮らし大相談会」を12階のダイヤモンドホールで全35自治体が参加して開き、230組410名を集めた。大健闘と言っていいだろう。高知県も12階のカトレアサロンAで「Uターン・Iターン相談会『高知暮らしフェア2019冬』」を開いた。参加自治体は34自治体中31自治体が参加。参加者も速報値で226組325名と健闘した。また、愛媛県は「愛媛県地域おこし協力隊合同説明会」を3階グリーンルームで開催。27組33名と集まった。山口県は4回目となる「やまぐちYYターンカレッジ~やまぐちを彩る~」を6階のGoodOfficeで開き、萩市で若者たちがやりたいと思っていることを15組コーディーネートした人がゲスト。対象が35歳以下と限定したが34組36名の参加と大賑わい。

 

群馬、山本知事参加でフェアを初開催

23日、滋賀県東近江市に自治労時代の友人に頼まれて滋賀国際映画祭のシンポジウムに参加した。地域活性化の一環で、湖東地域を日本のハリウッドにと、昨年から始めたもので昨年は彦根市で、今年は東近江市で開催された。この映画祭、今年は169本の映画が全国から参加した。なんとか頑張って成功を収め、地域再生に寄与して欲しい思う。そのためには、まずは「継続は力なり」で毎年しっかりと総括しながら取り組むことと激励した。また、彼の地は県内でも紅葉のきれいなところで知られる。シンポジウム終了後、永源寺まで足を伸ばしたが、全山が紅葉し、見事なものでした。

来客・視察は、11月20日は兵庫県井戸知事、同東京事務所所長が初めて視察に見えた。過日は副知事にも来ていただいたが、兵庫県は東京交通会館のB1にあるアンテナショップも拡充し、首都圏から兵庫への人の流れを作るために動き出した。福島県湯川村村長、佐賀県移住推進室長、和歌山県担当局長も顔を出された。21日は神奈川県大磯町のNPOが顔を出した。22日の日曜日は群馬県が初の「ぐんま暮らし体験型移住フェア~オールぐんま暮らしフェア2019~」が12階で開催され、山本一太知事、渋川市市長、桐生市市長も顔を出され、移住の取組みを強化すると決意を語っていた。

セミナー開催は、17回の開催と健闘した。19日は佐賀県が「有田町資本主義×鎌倉資本主義~街づくりに参加したい人集合!地域資本主義と考える地域の魅力づくり~」は34名の参加と大健闘。テーマが重たかったが、要は有田町には資材や資源があり、可能性に満ちているので起業を考えながら地域づくりをめざそうということだった。20日は栃木県が「『したい』を『する』に栃木で酒造・蕎麦商い~好きなことを生業に~」を開き、9組11名の参加。県内で酒蔵や蕎麦屋を経営している方が来て、仕事でのこだわりや経営などについて語り、栃木への移住を呼びかけた。参加者は30代から40代だった。佐賀県は「空き家からはじめる『田舎の家(店舗)の探し方』」を、人気の「間取りスト」に来てもらって可愛いい空き家の探し方のポイントを聞いた。12名の参加。

22日は千葉県が「千葉のとっぱずれで暮らす 海匝地域移住セミナー」を11組13名の参加で開催。参加自治体は銚子市・旭市・匝瑳市。秋田県は久しぶりに「第15回由利本荘まるごと移住相談会」を2組限定で開催。秋田県の移住相談員がUターンし、由利本荘市の移住コンシュルジュをしており、彼女も参加。熱弁をふるっていた。鹿児島県志布志市は初めて「しぶし暮らしセミナー」を6名の参加で開催。初開催としてはまあまあの集客で、今後の継続した取り組みが期待される。志布志市は昨年から東京事務所も開設。佐賀県は「佐賀のIT・WEB企業への転職とフリーランスではたらく魅力」を15名の参加で開催。ゲストは佐賀に移住した女性。WEBデザインをしており、東京の会社の仕事を持ったまま移住し、3日は遠隔でその会社の仕事をし、2日は地元の仕事をし、収入もアップしたという元気の出る話しがあった。23、24日は今週5回目のセミナーの締めくくりとして、佐賀県が「佐賀の和食器で楽しむテーブルスタイリング講座・ティータイム付き♪」を6階のgood officeで2日間にわたって開催。参加者は42名と健闘した。

24日は岡山県倉敷市・井原市が「岡山移住セミナー&個別相談会『デニムのまちで暮らす』」を開催。企画は地域性を発揮した、興味深いものであったが3組4名と苦戦。ゲストはデニムに関わる仕事をと移住した人と西に移住したいと岡山にたどり着いた人がそれぞれの暮らしと生き方を語った。縫製業を目指す人集まれと幅広く呼びかけもあったのかと担当は反省。北海道は「北海道のだいたい真ん中、鷹栖町・上川町で自分らしい仕事と暮らしはじめませんか。」を開催。13組20名と家族連れの参加が多かった。北海道中頓別町も「中頓別町移住フェア~おためし暮らしのススメ~」を15組19名の参加で初開催としては健闘した。自然豊かな中頓別で、長めのおためし暮らしを体験しては、と提案した。神奈川県小田原市は2部構成で1部は「先輩移住女子&ママと小田原スイーツ座談会」、2部は「小田原市『住まい』『創業』のあれこれセミナー」を開催。1部は10名の参加で満員御礼となり、2部は19名の参加。小田原市単独開催のセミナーも定着し始めている感が出てきたようだ。宮崎県都城市も2部構成で「子育て上々!住んで上々!みやこんじょうせみなー」を開催。長野県は「移住したい女子のためのヒーリングヨガ茶会 信濃町×高山村合同移住セミナー」を開催。冒頭にも触れたが、群馬県は初の「ぐんま暮らし体験型移住フェア~オールぐんま暮らしフェア2019~」を開催。参加者は387名、延べ相談件数は479件と初開催としては大健闘。参加自治体も35自治体中33自治体と力の入ったフェア開催となった。群馬県はこれまで団体会員は4自治体と低迷していたが、知事自らが全自治体の会員化を目指すと意気込んでおり、県内会員自治体も急増中である。

NHK BSに、またセンターが登場

深まりゆく秋、通勤途中の線路沿いの道端に白い菊が一輪可憐に咲いていた。17日の日曜日のNHK BS1で18時から45分間、COOL JAPAN「田舎暮らし~Country Life~」という番組で在日の外国人から見た日本の田舎暮らしについての討論番組が放送された。参加したのはアメリカ・カナダ・イタリア・スウエーデン・タイなどの出身者。COOL JAPANの範疇に田舎暮らしが取り上げられたということに感慨深いものを感じた。移住がトレンドになったと言うことなのだろうか。最近のNHKは、さすがという目配りを感じさせるいい番組を制作している。17日に総務省・移住・交流情報ガーデンが横浜のパシフェコ横浜で「移住&地域との関わり創出フェア」を、108自治体を集めて開催したようだが、参加自治体からの情報によると閑古鳥が鳴いていたとか。その話を聞いて率直に思ったことは、「ふるさと回帰支援センター」が果たさなければならない役割の重さであった。道は遠いが、あらためてやらねばと思った。

来客・視察は、11月10日は日曜日であったが「北海道暮らしフェア」が12階を借り切って開催することから出勤した。旧知の上士幌の竹中町長とお会いした。世の中には会うと嬉しい人がいるが彼はそうした一人である。12日はNHKの取材、鹿児島県中村副知事の訪問、石川県能登地区議長会の志賀町・宝達志水町・中能登町の議長が来訪。13日は宮崎県の高千穂町・日之影町・五ヶ瀬町の各議長が来訪。群馬県の門倉・加賀谷・金澤の各県議が視察。大分県議の吉村議員の視察。鳥取県西部地区の8名の町村議長団の訪問。14日は徳島県三好市の黒川市長の訪問。15日は宮城県東松島市の渥美市長、19日は宮城県気仙沼市の産業再生戦略課主幹、長崎県大村市議会議長、新潟県柏崎市西巻副市長が来訪。

セミナー開催は、18回とまずまずの実績であった。まず、15日は神奈川県がいつもの「ちょこっと田舎な神奈川で暮らす・働く」を20組25名の参加で開催。神奈川への移住人気は高くコンスタントに人を集めている。小田原市・三浦市・大井町・真鶴町・湯河原町・清川村が参加。山梨県は「やまなしおしゃべりカフェvol1―山梨で発酵しませんか?―」は6回シリーズの1回目で、自治体抜きの移住者中心で開催。18組21名を集め、今後が楽しみなセミナーとなりそう。16日土曜日は徳島県が「とくしま移住入門vol2」を開き10組13名の参加。参加自治体は阿南市・美馬市・三好市・勝浦町・美波町・つるぎ町・東みよし町が参加。富山県は「TOYAMA DE LIFE SHIFT4 とやまで やりくり」では氷見市が出張相談会を行い、14組19名の参加。青森県は「あおもり暮らしまるごと相談会~青森で暮らす!働く!起業・就農で自己実現!~」を開き、16組19名の参加。参加自治体は弘前市・など8市町村。長野県松本市は「松本への転職ポイントセミナー」を開催。モノ作り企業の社長さんたちがきて、テーブルを囲んで話し合うなど本気度の高い人が多く、14組17名の参加。香川県は「うどん県ゼロから始める農業セミナー”2019”~香川県で農業始めませんか~」を開催。11組16名の参加と健闘。先輩移住者と農業支援のプロが来て、香川県への移住と農業を語った。北海道は「北海道地域おこし協力隊合同募集フェア」を開き、道内1市7町が参加して20組21名を集めた。和歌山県は「TURNS×W 和歌山の『地方でお店をはじめよう』」を18組22名の参加で開催。長野県南信州地域は「南信州・移住・Uターン大相談会in東京 企業で働き、自然を楽しむ」を飯田市など14市町村の連携で開催。今年2回目で31組35名の参加と近年人気の上がってきた自治体が多いことから人を集めた。

17日は静岡市が「静岡移住計画~『住まいから、しごと、暮らし、あそび』までワンストップ相談会~」を開催し、16組25名を集めた。このセミナー県内を走る静岡鉄道が来て、仕事から住まいまでが一体となった暮らしのあり方を語った。企画も良かったようだ。岐阜県は「TURNSのがっこう~岐阜科~5限目『デザイン』」を開き、29名の参加。熊本県県南地域は「ぎゃんアッと!?くまもと!!~県南編~県南地域の仕事と田舎暮し」を八代市・人吉市・水俣市など3市5町1村の参加で開催。18組19名の参加と健闘した。同じく熊本県上天草市・天草市は「あまくさ暮らし移住セミナー」を交流会形式で行い、8名の参加。このセミナー、昨年8月以来。知名度も高い地域だけにもう少し多めの開催があってもいいのでは。宮城県は「第5回みやぎ移住フェア☆移住の不安を解消しよう☆」を19組25名の参加で開催。参加自治体は県内10市町。不安解消セミナーのコーナーでは移住相談員が日頃の多種多様な相談を紹介しながら、具体的な移住に関する不安の解消法を伝授した。新潟県は12階のイベントスペースで「にいがたU・Iターンフェア」を開催。最近人気度が上がっている新潟らしく305名の参加と健闘した。19市町50団体が参加。福島県も12階で「福島くらし&しごとフェア2019」を開き、252名の参加。参加自治体は59自治体中29自治体。長野県北信州地域は「一人多役ってなんだ?『あれやこれも』やる北信州のライフスタイル説明会」を開き21名28名の参加。この地域、冬は豪雪地帯で、仕事もパラレルキャリア。2足3足の暮らしが楽しめると逆転の発想で考えると楽しいのでは。

10月、2回目の来訪者5000超え

今日は満月か、冬空とも思える澄んだ晩秋の空に煌々と月が輝いている。11月に入って、10月とは異なり、快晴が続いている。10月は台風が何度も襲来し、いくつもの県が被災したが、ここに来て晴天が続いて救われる地域もあるのではないかと思う。心からお見舞い申し上げます。台風19号の復興カンパにも取り組んでいる。関係各位のご協力を要請したい。

10月の移住相談の来訪者数が明らかになった。なんと9月の5530件を上回る5749件に達し、これまでの記録を更新した。NHKの「ドキュメント72時間」効果もさることながら12階のセミナースペースを使った全県規模のフェアの開催が多かったことによるものと理解している。結果として、セミナーも含んだ三桁の来訪者を記録したのが大分県の578件を筆頭に13県に達し、記録的な集客となったものと考える。11月も北海道の1000件規模の集客がみこめる「北海道暮らしフェア2019」が開催され、5000件を上回る勢いとなっている。また、移住相談員を配置している各県の独自の取り組みとして県下の市町村の担当者が足を運びそれぞれの県のブースで個別相談会を予約制で実施する自治体も増えてきており、10日の日曜日も7市町村が開催し、確実に成果を上げている。移住者の受け入れは、何もしなければそのまま人口減が進むだけ。まず一念発起して、移住希望者受け入れ宣言を行い、「移住セミナー」を開催し、まず一歩踏み出すところから始まる。「移住セミナーへの参加なくして移住なし」。「継続は力」を胸に一歩踏み出すときと考える。

来客・視察は、11月7日に福岡県嘉麻市の市議会議員4名他計7名が視察にきた。遠賀川の上流に位置する市で、五木寛之の「青春の門」の舞台になった飯塚市や田川市の隣の自治体。率直な意見交換ができた。8日は今月30日に宮城県仙台市で開催される河北新報主催の第40回仙山カレッジ「移住・定住が地域を変えるー広がる居住のかたち」に出演することになり、打ち合わせを行った。宮城県仙台市と山形県から仙山カレッジと命名されたようである。

セミナー開催は、14回とそこそこの開催実績であった。まず、2日は石川県能登半島の七尾市・穴水町・羽咋市が初の市町合同の個別相談会「能登暮らし相談会」を開催した。参加は5組と少なかったが初開催としては健闘したと言っていい。参加自治体のそれぞれの特徴ある暮らしがアピールできればと思う。これからである。9日土曜日は北海道が「北海道十勝で暮らそう~大自然の中でのびのび移住生活~上士幌町・本別町・足寄町・陸別町~」を午後からと夕方からの2部に分けて開催した。このセミナーは年3回のペースで開かれており、今回は18名の参加で、地域への移住セミナーとして定着しつつあるようだ。神奈川県は「ちょこっと田舎な神奈川で子育て」を茅ヶ崎市・逗子市・南足柄市・松田町・箱根町・清川町の参加で開催され、7名の参加。群馬県吾妻地域は「やりたいことは群馬で見つかる!オーダーメイドの移住先探し!~あがつま移住フェア~」を20組23名の参加で開催し、妻恋村・中之条町・長野原町・草津町・東吾妻町・高山村の4町2村がブースを並べた。最近、群馬県は地域ごとのフェア開催に注力している。福岡県は「福岡県への転職・移住相談会」を開催13名の参加。鹿児島県は「鹿児島で癒やしの島ぐらし<ホップ・ステップ・島々ライフ>」を開催した。

10日日曜日は富山県が「南砺市 空き家×古民家マッチング個別相談会」を開催。参加は5組に留まったが個別の相談が長引き、実り多い相談会となった。静岡県は「浜松市VS静岡市とゆかいな仲間たち」を開催。他に磐田市・焼津市・森町・川根本町などが参加し、県内の中部と西部地域を比べ、それぞれの良さを競って9組13名の参加。長野県は「楽園信州移住セミナー 本気のしごとスペシャルvol.3」を開催。長野市・伊那市・小諸市・茅野市・小海町・宮田村・松川村・木島平村が参加。20組23名の参加。賑わった。宮崎県は小林市・えびの市・高原町など県内の内陸部の自治体が参加して「おじゃったもんせ!暮らしと仕事 宮崎県にしもろ移住セミナー in TOKYO」を開催。ハローワークも参加し、この地域の仕事情報を提供。参加者も30代から60代と幅広い年代から9組10名の参加。長野県伊那市は「最先端フード昆虫食の世界~昆虫食から考える伊那市の文化・仕事・移住~」を10組12名の参加で開催。この地域ならではのザザムシ・イナゴ・蜂の子などの試食もあり、「とても楽しかった」と評価した人も出るなど大いに盛り上り、極みの一つのセミナーといっていい。北海道は12階の全フロアーを使って「北海道暮らしフェア2019」を開催。自治体の参加は町村を中心に67自治体。参加者は1150名と人気の北海道をアピールした。

長野県が目立った1週間であった

ここ数日、急に寒くなり、なんと風邪を引いてしまった。体調は最悪。古稀もすでに過ぎ、気を付けなければと自分を戒めている。W杯は南アの優勝で終わった。それにしてもの盛り上がりで、にわかラクビーファンが急増したようだ。毎週、酒を飲まず、さっさと家に直行し、テレビ観戦したがW杯に出場するチームはさすがにバランスがいい。ホンモノは違うと感じた。武士道に通ずるものがあるのでうまくこの国に根付けば日本のクオリティーの高さに寄与するのではと思った。

過日、長野県ブースにアメリカから一時帰国した女性の来訪が続いた。一人はシアトル、もうひとりはロスアンジェルス。年齢はシニア世代。海外に出たもののシニアになって日本に帰り、暮らしたいということのようだ。この方々もNHKのドキュメント72時間を見て訪ねてきた。NHKの影響はまだ続いている。

来客・視察は、31日は午前中に神戸市担当部長、午後には寺崎神戸市副市長の視察があった。他に長野県駒ヶ根市長が歌手の加藤登紀子さんからですと彼女のサイン入りの日本酒を持って久しぶりに来た。なんでも、センターに来る前にお会いしたとかで、これからセンターに行くと言ったら差し入れを頼まれたとのこと。駒ヶ根市は人気の長野県の中でも移住者の多いことで知られ、ここ数年は毎年100名を超える移住者を受け入れているとのこと。この日は午後、大阪センターの井内所長と新年から新たに所長に就任する山口前自治労大阪府本部委員長が挨拶に来た。山口さんとは福祉8法改正と介護保険制定の取り組みなどを一緒に闘った30年前からの知り合いで、かつての思い出話しも出た。その後の会食には平和フォーラムの福山理事長も同席、意見交換した。11月6日は、新潟県魚沼市佐藤市長、長野県宮田村新谷副村長も初めて顔を出された。

セミナー開催は、週末に3日連休もあり、6回と少なかった。まず、11月2日は長野県原村が「八ヶ岳山麓 原村 田舎暮しのはじめ方~楽じゃないけど面白い~」を開き、17組23名と人気の村だけに人を集めた。ゲストは不動産会社1名と建築会社2名の3名。住まいについての具体的な話が聞けて好評であった。何組もの住まいの相談続いて、途中で帰る参加者もなく盛り上がった。また今月、長野県は10回のセミナーを開催予定している。この日は、埼玉県も「『きっかけが地酒でもいいんじゃない?酒ができる=水がおいしい!米がうまい!』~移住定住促進セミナー行田×加須×羽生~」を初開催。3市の共通点をテーマに選ぶなどこだわりの企画であった。しかし、もう一つ集客につながらなかったが地域のらしさが表現され、継続した取り組みが期待される。ちなみに行田市は秀吉の小田原攻めのときに石田三成が攻めて落とせなかったことで知られる忍城のあったところ。山口県も「『やまぐちYY!ターンカレッジ』公開講座~やまぐちを活かそ。~」を3階グリーンルームで開催。この講座、首都圏に住みながら山口と関わる人を対象に関係人口の拡大を狙って開かれたもので59名の参加と健闘。

3日は日曜日としては珍しく新潟県の「空と大地、そして海が好きな人の移住・転職フェア~糸魚川市・五泉市・佐渡市・魚沼市のない人生はつまらない~」と思い入れたっぷりのセミナーのみの開催であった。このセミナー、魚沼市の佐藤市長の呼びかけで開かれたもので、開催趣旨に賛同した3市が参加。29組39名の参加と3連休の中日で集客に苦戦したが、次にながるセミナーとなった。

4日は広島県の「もっとひろしま U・Iターンフェア2019」と山梨県の「山梨まるごと移住セミナー&相談会」が12階イベントホールで開催された。広島県は広島カープの天谷選手が駆けつけ、フェアを盛り上げ、集客も速報値で400組600名の参加と健闘した。参加企業もマツダ自動車をはじめ地元企業と18自治体が参加し、文字通りプロ野球のある暮らしをアピールした。山梨県も速報値で150組340名の参加と健闘した。

群馬の動きが台風の目になるか

週初めに懸案であった庄内地方を訪ねた。昨年、明治維新150年であったこともあり、東北出身としては戊辰戦争で会津が落ちた後も、最後まで薩長軍と闘った庄内の風土なり、人となりを感じてみたく2年越しで行った次第。

来客・視察は、24日は北海道美唄市副市長が顔を出された。25日は北海道比布町の村中町長ほか12名の職員が研修の一環で視察に来た。5年に一回のローテーションで職員の視察を行っているとのこと。49歳の若い町長と職員の距離も近く、好感の持てる視察であった。この日は静岡市の梅ヶ島小学校の修学旅行で生徒1名が来た。校長と担任が同行。生徒は移住者の子ども。センターへの修学旅行は今年で3年目。この修学旅行が生徒の心に何を感じさせたのか、聞いてみたかった。こうした修学旅行でセンターを訪ねるのは政令市で唯一移住相談員を配置している静岡市だからのことと評価している。
27日は群馬県渋川市髙木市長が来訪した。なんでも過日、山本知事から直接、電話があり、ふるさと回帰支援センターの会員になったらと誘われたのでどんなところかと視察に来たとのこと。知事の動きも早いが、それに応える市長の動きも早い。群馬は台風の目となってふるさと回帰運動に旋風を巻き起こしそう。期待すること大である。今週は、町長が職員と一緒に視察旅行に来たり、修学旅行があったり、県知事が目の前で市町村に会員化を要請したり、といつもと違う変わった動きがあった一週間であった。

セミナー開催は今週も賑わった。まず、25日に福島県が「ワークセッションVol,3『ふくしまで学ぶ×遊ぶ』」を開き、6名の参加。同じく鹿児島県東串良町が「かごしま おおすみ ちいさな町の写真と和カフェ~『知る』から始めるローカルライフ~」を初開催。5名の参加であったが地域おこし協力隊や町職員の頑張りもあり、次に繋がる良いセミナーになったようだ。

26日、土曜日は長崎県が完全予約制で「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を開催。移住相談に来た本気度の高い人に絞って予約制で行っているユニークなこだわり相談会。6名の予約あり。鳥取県は「とっとりに移住しました!~移住前にやっててよかった!知っててよかった!成功談・失敗談お教えします!~」と最も関心の高いテーマのセミナーを開催。17名の参加と健闘した。東京と大阪からそれぞれ岩美町と大山町に移住したゲストが「古民家は下見が前提である」などと実践編を語った。長野県は人気の安曇野市が「安曇野暮らしセミナー~安曇野の住まい探しの秘訣~」をテーマに開催。28名の参加と健闘した。三重県は「三重るん♪第2回就職・転職相談イベント」を開催。地元から3社が参加。16組19名の参加。広島県呉市は「海とつながる暮らしセミナー~ほどよく田舎~ほどよく便利~」を9名の参加で開催。ゲストは関東から倉橋島に移住した夫婦が島での暮らしを語った。京都府は「就職&移住個別相談会Vol.1~京都ではたらく・くらす~」を開催した。「北陸新幹線で気ままに探す自分好みの暮らし方~長野・新潟・富山・石川~」は3年目の開催で49組66名の参加と人気の4県の共催セミナーとしてはもう一つ集客が足りなかった。次回につなげるためには集客にもうひと工夫がいるセミナーとなった。

29日、日曜日は9回の開催と盛りだくさんのセミナー開催となった。まず、埼玉県は「都心から通える北本市・鴻巣市・ではじめよう『農ある暮らし』」を初めて開催。6組7名の参加。初開催としてはまずまず、北本市・鴻巣市も移住受け入れに取り組み始めたとアピールしたことを評価したい。栃木県は大田原市・那須塩原市・那須町・塩谷町が参加して「Uは何しに県北へ?」を開催。セミナーの模様はYoutubeでライブ配信しつつ、13名の参加。この企画は参加自治体がポスターを含め、作り上げたもの。焙煎の大田原コーヒーも出された。想いのこもった良いセミナーといえる。長野県松本市は「松本で子育てしてみない」を開き、5組のキャンセルがあったものの14組35名の参加と賑わった。新潟県妙高市は切り口を変えて「頑張っているあなたを応援したい!シングルママ&パパ移住セミナー」を開催。キャンセルがあったものの1組3名の参加。このセミナー、企画は面白そうだったが参加がいまいち、どう情報を発信したのか聞いてみたいところだった。福岡県は「産地見学ツアー&就農スタートアップ講座説明会」を開催。この説明会、12月に3回の産地見学ツアーが予定されていることから開いたもの。集客に課題が残った。静岡県は「伊豆半島移住相談会」を3回グリーンルームで開催。オープンと同時にそれぞれの参加自治体に参加者が詰め枯れるという状況。予約時点で100組を超え、最終的に173名の参加、熱気ムンムンでさすがの人気ぶりを示した。大分県は「~実感!おおいた。家族が嬉しい!魅力満載!~みんなおいでよ!おんせん県 おおいた♨わくわくフェア」を12階カトレアサロンBで開催。速報値ながら307組545名と大賑わいとなった。四国4県はカトレアサロンAで「四国暮らしフェアin東京2019」を開催。192名の参加と賑わった。和歌山県はカトレアサロンBで「和歌山移住ジャム」を開催。参加自治体は13自治体。参加自治体の物産販売を行うマルシェと移住相談を行って207組257名の参加と昨年を大幅に上回る参加者を集め、賑わった。入口には自慢のみかんが山のように積み上げられ、移住推進の強化に一歩踏み出し、参加者を楽しませた。

多様なセミナー開催で賑わった

週末もまた台風20号の影響で雨。それにしてもの不順な天気である。19号台風の傷も癒えない中での再びの台風の襲来による不順な天候は気がめいる。19号台風では東日本の約50の河川の堤防が決壊したとか、先の15号台風では千葉県内の送電線が多数倒壊したとか、基本的な社会資本が大きなダメージを受けている。抜本的な国土計画の見直しが必要になっている。この一連の天候不順が地球温暖化に帰するものであれば、来年も同じことが繰り返される。18日に、この間、何回かお会いしている全農大分の花木営農対策課長が全農部長とJA全中課長とともに来訪。開口一番、この間の経過報告に来ましたということで、九州・山口労働力支援協議会を9月下旬に設立したことなど、農業現場への労働力支援事業の現段階の取り組みを語ってくれた。そして、移住希望者の移住希望地での「お試し居住」にあたっては、積極的に農家民泊を利用することを通して農業体験や生活に馴染んでもらってはとの提案を受けた。すでに大分県では16地域にグリーンツーリズムの取り組みで受け皿となる農家民泊施設があり、これとふるさと回帰運動の連携もあるのではということになった。31日には「まち・ひと・しごと創生本部」に要請を行うことにしている。

来客・視察は、17日に岐阜県東白川村の村長他全村議会議員が視察に。これまで多くの視察があったが村長ほか全議員というのは初めて。村としては最大の課題は人口減対策であり、担当課も一本化し、光ファイバーも整備し、地域おこし協力隊の定着もいいと語っていた。こちらからは、空き家バンクを整備し、仕事を用意し、そして移住者を支援する組織を作り、東白川村だから可能な生活をアピールするためにふるさと回帰支援センターで移住セミナーを開催し、粘り強い移住者受け入れ運動に取りむことをアドバイスした。18日は、今年度から移住相談コーナーを開設し、移住者の受け入れに力を入れている滋賀県市町振興課長の訪問もあった。

セミナー開催は先の台風19号で被災した丸森町や大崎市などを抱える宮城県などが予定していた「みやぎ移住フェア」などを除き、17回の開催と健闘した。しかし、台風19号により東日本の多くの地域が被災した関係もあり、全体としてはいつもと違い、盛り上がりに欠けるような気配が感じられる状況であった。まず、16日は広島県が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー“水際生活都市”中心市街地リノベーション創業編」を三原市の初イベントとして開催し、21名の参加。同市出身者の参加もあり、盛り上がった。18日は宮崎県新富町が「農業未体験でもOK!みやざき【新富町】就農セミナー」を開催し、4名の参加。

19日、土曜日は8回の開催で、まず群馬県が「ぐんま西上州があなたにおくる移住相談会」を開き、7名の参加。千葉県は「はたらく×くらす ちょうどいい千葉 千葉の魅力発信セミナー」を勝浦市・君津市・市原市・山武市の参加で開催し、14組18名の参加と健闘した。三重県は「Meet Mie Café vol6空き家とお店の始め方~地域で愛されるパン屋さんの物語~」を7組8名の参加で開催した。ゲストからは空き家の探し方や移住して1年目でパン屋を開業した苦労話など具体的な話が紹介され、好評だった。山形県北村山地域は「やまがたハッピーライフカフェ≪北村山≫やまがたの仕事と暮らしに触れてみませんか?」を11組12名の参加で開催し、常連お断りとしたので初参加者が多く、大いに盛り上がった。栃木県那珂川町は「『那珂川町を知る』日帰りバスツアー事前セミナー」を開いた。北海道は「大自然で暮らそう!初心者のための週末農業講座」を3回シリーズの2回目として開催。新篠津村の大塚ファ-ムからゲストが来た。8名の参加。長野県上伊那地域は学生をターゲットに12階のカトレアサロンBで「かみいなシゴトフェスinTOKYO 長野県の企業と本音で話そう!」を駒ヶ根市・伊奈市・辰野町・宮田村と22企業が参加して開催したが25名の参加に留まった。やはり、先の台風19号での被災の影響が出たようだ。長野県伊那市は「岸野家のかぞくの話~長野県伊那市へ移住して、そば職人になるお話~」を神戸から伊那のそばを食べて感動し、移住に踏み切った実践事例として開き、3組5名の参加。

20日、日曜日はバラエティに富んだ7パターンのセミナーやフェアが開催され賑わった。まず、新潟県は「地方で起業・複業!あなたに『ちょ~どいい』働き方、新潟ではじめよう!」を14組16名の参加で開催、起業・複業とタイムリーな話題で健闘した。茨城県は「第2回いばらき暮らしセミナー 地域ではじめた、オリジナルな暮らし 私らしく生きるために~水戸の本格フランス菓子店オーナーシェフWenikoさんの開業ストーリー~」とテーマは思い入れがあってよかったが集客は9名と苦戦。参加は北茨城市・日立市・笠間市・筑西市・常総市・茨城町の5市1町。県北の知られた自治体の参加だったが集客に課題があり、きめ細やかな集客対策が必要だったようだ。神奈川県小田原市は初めての単独開催セミナーで「小田原市UJIターン就職応援合同説明会」を地元の12社が参加して行われた。参加者は12名と苦戦。集客に課題が残ったようだ。11月には移住セミナーも予定されている。栃木県は昨年に次いで2回目の「栃木ではぐくむ理想のミライ。オールとちぎ 暮らしとしごとフェア」を12階ダイヤモンドホールで開催し、122組166名の参加。21市町が参加。4市が台風で被災し、参加を見送った。熊本県は人気の「くまもん」も参加して「くまもと暮らしフェア『くまパーティー』」を初開催。108組170名の参加と健闘した。岩手県も「いわてー風と土の集いin東京~イーハトー部の暮らしと移住の始め方~ー」をこれも初開催。22自治体が参加。こちらも台風で被災した自治体のキャンセルが出た。166名の参加。山口県は3階グリーンルームで「やまぐち農業法人就業セミナー・相談会~やまぐちの農業法人で働いてみませんか?~」を開催。県内の15農業法人と山口市・柳井市・防府市・萩市・阿武町が参加。農業大学校のカリキュラムの説明や法人で働いている人の仕事の説明、4本のミニ講演会など盛りたくさんのセミナーとなり、その場で移住を決めた人も出て、42組48名の参加と賑わった。

9月の移住相談は4669件に

今回の台風19号で被災された方々に心からお見舞い申し上げます。亡くなられた方々に対しても心から哀悼の意を表します。それにしても近年の自然災害の多さには驚かされる。北海道から九州まで、ここ数年で被災しなかった地域がないような状況である。とくに19号台風は10月に入ってからの台風で、これにも驚かされた。やはり地球温暖化の影響と言っていいだろうと思うが、日々の暮らしから持続可能な暮らしを心がけていくことが何よりも大切なことではないかと改めて思わされた。

この程、9月の移住相談件数が明らかになったが、なんと4669件と、9月としては過去最高の件数となった。とくに驚いたのは個別面談数が1879件と過去最高を記録したことだ。各県とも従来の倍増、さらに神奈川県のように前月比3倍増と昼食も取れないような忙しさとなった。これは9月6日金曜日の夜のNHKの「ドキュメント72時間」でふるさと回帰支援センターが取り上げられたことが大きかったようで、2週間後に再放送され、さらに移住相談が伸びた。あらためてNHKの影響力の大きさに驚かされた。相談件数の多かった県は広島・長野・静岡・佐賀・福岡の順で、個別面談の多さでは長野・静岡・福岡・広島・山梨の順となった。この顔ぶれは、人気ランキングの常連が並んだようで実力を示した。

来客・視察は、9日には山口県議会の総務・企画委員会の視察があり、率直な意見交換ができた。11日は結成30年を迎えた連合のレセプションが日比谷の帝国ホテルで午後1時半から行われ,OBの一人として江森事務局長とともに出席した。
15日は愛媛県東温市の4名の議員の視察があった。メンバーは副議長・議運委員長・監査委員・JAえひめ中央経営管理委員の方々であった。市議会の中心の方々で今後の取り組みに期待を持たせるものとなった。
16日は北九州市議会の宮崎議員の視察があり、問題意識の高さに驚いた。他に、岡山県菊池副知事、群馬県の山本知事の視察があった。山本知事とは1998年のCOP4(地球温暖化防止条約締結国会議ボン会議)でドイツのボンでお会いして以来。相変わらずのフットワークの良さで、なぜ群馬県が移住人気ランキングで14位に低迷しているのかと聞かれたので、県内自治体35団体の中でふるさと回帰支援センターの会員となって移住希望者の受け入れに努力している自治体が4団体に留まっていることが理由の一つではないかと話した。そうしたら、目の前で2つの自治体の首長に電話し、自ら会員化を要請。快諾をいただくなど本格的に移住・定住政策推進に取り組む決意を実践してみせた。
17日は茶どころで知られる岐阜県東白川村の全議員と村長が視察に見えられた。村長と全議員参加の視察は、数多ある議会議員の視察では初めてのケースで、置かれている現実の厳しさとやる気の強さに感じ入った。今後の受け皿作りに期待したい。

セミナー開催は台風19号の影響で12日の岡山毛県の「晴れの国おかやま『就農セミナーin東京』」ほか5回のセミナーと13日群馬県利根沼田地域の「季節の変化を感じて田舎暮らし~利根沼田で自分に合った働き方を見つけませんか~ぐんま利根沼田移住相談会」ほか2回のセミナーが延期ないしは中止となった。

なお、今週は19日、20日を中心に21回の移住セミナーなどが予定されている。内容などについては「ふるさと回帰支援センター」のHPで確認していただきたい。

厚労省が新規事業開始で説明会

今年は例年になく台風が多く、10月に入っても今週末に、また大型の台風が本土を直撃するようだ。場合によっては13日の日曜日に予定される日本VSスコットランドのラクビーも中止になるようだ。残念である。4日には厚労省が新たに移住希望地・移住時期が決まっている移住希望者の中で、いくつかの条件を満たしている「重点支援対象者」のための個別支援のための新規求人開拓や条件緩和交渉を行うことを決め、その説明会をセンターの移住相談員を対象に行った。厚労省も地方移住支援に本腰が入ってきたようだ。

来客・視察は、2日には福島県郡山市の品川市長が初めて顔を出された。郡山市は30万人を超える県中央に位置する中核市で移住人気も高い。この日は長野県伊南地域の駒ヶ根市・飯島町・宮田村・中川村の議員団の視察があった。この地域は移住希望者も多く、人気も高い地域で、率直な意見交換ができた。3日は福井県中村副知事、兵庫県金澤副知事、富山県朝日町の笹原町長、長野県阿智村熊谷村長の訪問を頂いた。4日は「まち・ひと・しごと創生本部」の木下総括官が着任以降、初めて視察に来た。8日は午前に三重県四日市市の「リベラル21」の6名の議員団の視察を頂いた。午後には新潟県魚沼市議会の遠藤議長外8名の視察を受け、今後の取組などの意見交換を行った。また、新しく市長に就任した山口県周南市の藤井市長も挨拶に寄られた。

セミナー開催は今週も多く、18回を数えた。まず、3日は香川県小豆島が2つの町の町長が揃って参加して「小豆島移住の手引」を初開催、18組22名の参加があった。4日は福島県南会津地域が「南会津の楽しい田舎暮らし。」を開催。7名の参加と若干淋しかったがゲストの四季のはっきりした会津の暮らしの報告に聞き入った。ゲストは山の中で暮らす30歳前後の地域おこし協力隊。佐賀県は「佐賀県移住体感ツアー連動セミナー~唐津市・多久市&鹿島市・白石町~」を開き、37名の参加。格安の体感ツアーのためのセミナーということで参加者が多かったようだ。

5日土曜日は8回の開催と賑わった。まず、北海道函館市が「はこだて暮らし~移住者の本音のハナシ」を開き、18組25名の参加。企画管理課が主催し、初参加の人が多かった。富山県朝日町は「富山でNOW!業しませんか!?」を町長も参加して開かれたが4名の参加と内容が良かったのに残念であった。参加者には自慢の新米が配られた。熊本県は「ぎゃんアッと!?くまもと!!~県央・天草編~『仕事✕暮らし』組み合わせは無限大」を開き20組26名の参加と盛況であった。栃木県日光市は「日光ではじめる起業と暮らし」をテーマに開催し、11組14名の参加。ゲストの移住者は、インバウンドで外国人の観光客が増加し、ビジネスチャンスも多くなっていることをアピールした。新潟県新発田市・胎内市は「新発田市・胎内市セミナー 若者✕仕事=働き方無限大∞」を開催し、6組8名の参加。主催者の想いがもう一つ伝わらなかったようだ。今後に期待したい。福岡県八女市・朝倉市が主催した「ふくおかよかとこ移住セミナーvol.3『就農―ふくおか農業人のすすめー』」は8組9名の参加。福井県は「しあわせふくいとの新しいかかわり方・くらし方フェア」を12階ダイヤモンドホールで開催。昨年を上回る144組202名の参加。VRを使い、地元とつなぎ、バーチャル体験もできるなど工夫を凝らした。家族連れも多かった。また、3階のグリーンルームでは新潟・福島・茨城・栃木・群馬の5県が「見て!聞いて!都心に近い田舎でのびのび子育てライフ!移住交流フェア」を開催し、そこから足を伸ばした参加者もあった。5県のフェアは参加者が36組54名に留まるなど、それぞれの県の特徴がうまく表現できていなかったなど課題を残した。

6日日曜日の鹿児島県の「クリエイトライフinかごしま~鹿児島でクリエイターはできる!~」は11組12名の参加。富山県の「TOYAMA DE LIFE SHIFT(3)とやまで子育て」は4名の参加と苦戦。ゲストは移住2年半の元気な女性だった。青森県弘前圏域・五所川原圏域は「青森暮らしセミナー ~青森県のひだりがわ編~青森県のひだりがわで楽しむ人たち~」を14市町村が参加して開かれた。参加者は残念ながら14組15名であったが、青森らしさが出た意欲的な企画であり、懲りずに、移住希望者の理解が深まるまで粘り強く取り組んでほしいと切に思う。まだ、主催者の思い込みが強すぎたかも。滋賀県は「#ほどほど田舎 ほどほど都会 滋賀移住ラボ ~伝統工芸 ~信楽焼編」を開催し、11組12名の参加。このセミナー3回目の開催。継続的な開催は、集客にとってもプラスに働いているようだ。鹿児島県奄美大島は「鹿児島県龍郷町地域おこし協力隊募集説明会」を開き、8組10名を集め、健闘した。山梨県は「富士の国山梨移住相談会」を開き、46名の参加と健闘した。佐賀県は「人生に新たな価値創造を!佐賀のIT企業にJOB CHANGE」を地元の2社が参加して開催したが4名の参加。ただ4名とも本気で、実のあるセミナーとなった。

移住セミナー、1週間で21回開く

10月に入ったが残暑がまだ残り、昼休みともなれば有楽町は半袖のサラリーマンが闊歩している。W杯は過日のアイルランド戦で日本が勝ち、ムードはヒートアップ状態、今後の展開に目が話せない状況になっている。

先週は、なんとセミナーが初めて21回も開催され、週末のセンターはNHKの「ドキュメント72時間」効果もあって大賑わい。各県の移住相談ブースも大忙しの状況が続いている。まず、9月26日は山口県が「やまぐち暮らし夜の相談会+やまぐち移住創業相談会in東京」を予約制で開催。4名の参加で移住相談や起業相談を行った。起業については200万円✕10名の今年度枠はすでに締め切った。

27日は、神奈川県がいつもの「ちょこっと田舎な神奈川の農ある暮らし」を24名の参加で相模原市・山北町・愛川町・二宮町が出席して開催。賑わった。和歌山県は19名の参加で「TURNS✕W 和歌山の『食でつながる人とまち』~クラフトビール移住~」を開催。宮崎県は「『継業』について学ぶセミナー 宮崎県内の後継者を探すお店や会社・農業を引き継ぐには?」には20名以上が参加して、県内の継業のための具体的な5事例が紹介され、参加者も多かった。

28日土曜日は8回の開催と多く、まず静岡市が「静岡市創業セミナー」を個人面談方式で行い、3組4名の参加があった。この中では飲食業での創業などの希望が出され、腰を据えた相談が行われた。新潟県は「にいがた住宅事情~新潟で見つける『ちょうどいい』住まい~」は18組23名の参加。個人面接を目当てに参加した人が多く、自治体も新潟市と三条市が出席、実りある相談会となった。石川県能美市は初めての開催で「子育て✕移住フェア」を行い、8名の参加と健闘した。継続した取り組みが望まれる。愛媛県は「愛あるえひめ暮らしセミナー 就職先の探し方編」を開き、Iターン者2名を含む20名の参加。岐阜県飛騨地域は「飛騨地域『仕事』と『暮らし』相談会~飛騨高山・飛騨古川・下呂温泉・白川郷~」を開いたが3名の参加に留まった。地方暮らしをめざすためには魅力的なところではあるがセミナー開催にあたっての準備不足が否めず残念だった。香川県三豊市の「みとよ暮らしの手引き」は15名の参加と健闘した。福島県県南地域は「福島県白河地方 地域のキーパーソンによる個別相談会」を開催したが具体性に賭け欠け、苦戦した。広島県北部地域は「ひろしまで始まる新しい食と農業~山の恵みでワールドカフェ&食の仕事・個別相談会~」を35名の参加で開き、盛況であった。参加自治体は三好市・庄原市・安芸高田市・安芸太田町・北広島町で1部はジビエを含む食材を囲み、懇談。2部は個別相談会の形式で行われた。さすがの集客であった。

29日日曜日は9回の開催でこの日も大賑わい。まず、福井県が「地域おこし協力隊・農林漁業コラボセミナー」を開き、5名の参加。栃木県は「県央エリア版とちぎ暮らしセミナー『宇都宮のトナリ』~宇都宮と隣接3市町比べてみました~」を開催。参加自治体は西隣りの鹿沼市・東隣りのさくら市・南隣りの上三川町でそれぞれの地域の特徴が紹介され、アットホームな雰囲気がでた、にぎやかなセミナーとなった。15名の参加。山梨県は「第5回やまなし暮らしセミナー 韮崎市・北杜市合同移住相談会2019」を開き、人気の自治体版ということで38名の参加。奈良県は「第8回奈良で働く相談会in有楽町」を開催し,Iターン希望の夫婦をはじめ6名の参加。首都圏で働く関西圏出身の人が多かった。三重県は「あなたが作る、新たな価値~三重での継業という生き方~」をテーマに開催し、2名の参加だが、仕事があれば南伊勢町にUターンしたいなど本気度の高い人が来た。京都府は「あなたの目指す農スタイルは?~生涯現役!YouTuber専業農家or小さな農ある暮らし・半農半X~」がテーマで夫婦での参加が多く、11組13名と健闘した。特徴のあるセミナーで京都らしさが出た。埼玉県は「移住支度金&地域おこし協力隊働き方セミナーin有楽町」13組17名の参加。面談希望者が多かったようだ。これも健闘したといえよう。長崎県は12階のカトレアサロンで「しまの暮らし相談会」を開催。37組60名の参加。昨年比で見ると参加者が若干減少。当日、人気の五島列島が別な会場でもセミナーを開催するなど課題が残った。しかし、それでも五島列島のブースには相談者の列ができた。この人気は人が人を呼ぶ、好循環の輪ができていることにあるようだ。また、長崎市はこの夏、駅前ターミナルにテントを開いて移住相談を開き、県内でも話題になったようだ。最後は山口県が「第3回やまぐちYY!ターン『やまぐちで学ぼ!』」を31組36名の参加で開き、自治体は子育て教育で特徴的な取り組みをしている光市・周防大島町が出席。周防大島町は周防大島高校生がプレゼンを行うなど特徴を出した。

視察・来客・取材は、9月25日に岩手県雫石町長が来訪。雫石町は4月からブースを開設し、移住情報の提供に努め、移住者の受け入れに積極的だ。また、過日3選なった宮城県加美町長にも来訪いただき、意見交換した。26日は和歌山県担当課長も打ち合わせに見えた。この日は朝日新聞の取材もあった。28日は山口県周防大島町議員と懇談。10月1日には宮城県佐野副知事の訪問があり、東北各県の移住動向などを意見交換した。