セミナー報告 2023年12月19日~26日

2023年12月19日~26日は、8回の地方移住セミナーを開催した。

19日は、新潟県が、にいがた暮らしセミナーvol.7「現役の地域おこし協力隊が教える!『好き』や『得意』を新潟で活かし、地域コミュニティと関わる方法」をオンラインで開催した。現役の地域おこし協力隊2名をゲストに迎え、十日町移住コンシェルジュのファシリテーションで地域への関わり方を聞いた。リアルな話が聞け、参加者も積極的に質問していた。経験者の話は関心が高く、時間オーバーとなるほどだった。49名の申し込みで34名参加。

22日は、千葉県(銚子市・旭市・匝瑳市)が「千葉県海匝(かいそう)地域移住セミナー『ちばのとっぱずれ』でくらす」をオンラインで開催した。各市移住担当者が街の魅力を紹介した後、現地コミュニティのキーマン、地域おこし協力隊員、保育士ら先輩移住者3名が登壇。移住のきっかけや移住後のとまどい、田舎ののどかな暮らしについて丁寧に語った。中でも、お手製の紙芝居を見せながら展開したゲストトークが好評で、オンライン参加者から多くのリアクションがあった。個別相談会では、現地案内に参加を決めた方もおり、次のステップへつなげることができた。反省点は、開催の周知期間が短かったこと。次回は、周知期間を十分もうけたい。参加者は40~60代の3名。

23日、奈良県が「奈良で働くセミナー相談会 奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか」を実施した。就職相談会と、奈良県全般を紹介する座談会心の移住セミナー。4組6名が座談会と就職相談に参加、全員から「有意義であった」とのコメントが聞かれた。今後は事前告知を早めにしたい。

山形県置賜(おきたま)地域は「やまがたハッピーライフカフェ くらすべ置賜!おきたまぐらし見にきてけろ」を3市4町が合同で開催をした。それぞれの市町が工夫を凝らした映像を使って地域の魅力を紹介した。先輩移住者2名の仕事や暮らしの移住体験談も非常に興味深く、その後のフリートークや座談会も大いに盛り上がった。具体的に移住を検討している参加者も多く個別相談も終了時間ぎりぎりまで行われた。20代から60代まで幅広い年代の14名が参加した。

長崎県は「町長が来る?!長崎県!スローだけどスローじゃない?!いなかのリアルを知ろう!~ひがしそのぎ郡って知ってますか?~」を開催。東彼杵郡3町(東彼杵町、川棚町、波佐見町)を知ってもらうことを目的に企画した。3町の町長が来場し、わが町自慢を発表。クイズ大会では、参加者、町長、ゲストをニックネームで呼び合い、地域コミュニティに参加している感覚を体験した。座談会では特産のそのぎ茶を波佐見焼の湯飲みに入れて、川棚のかりんとう饅頭と一緒に楽しんだ。湯呑セット、小皿も波佐見町からプレゼントされ、参加者全員が笑顔で帰られたのが印象的だった。23名が参加し、満員御礼となった。来年も3町で開催したいと思う。

24日、青森県は「八戸都市圏移住セミナー 私らしく暮らす、生きる」を開催した。ゲストトークでは、「車の維持費にお金がかかる」「飲み会の後は運転代行を頼む」など、なるほどと思えるような内容もあったが、転勤者や特殊な経緯で地元企業に就職した方だったので、仕事面ではもっと相談者に近い立場の方に依頼するほうがより良いかもしれない。当県としては珍しくIターン希望者が多く、二地域居住希望者、Uターン希望のご家族まで、様々な属性の11名が参加した。日程的に集客に不安があったが、思いのほか多くの方に参加いただけた。

石川県は「加賀に移住した“こだわり”の理由」をオンラインで開催した。白山市、能美市に移住した方をゲストに、こだわりの理由を語ってもらった。自然豊かなこの地域に興味を持てるような話で、十分魅力が伝わる内容だった。しかし、日曜日のクリスマスということもあり参加者が4名と少なく、大勢の人たちに加賀の良さを届けられなかったのが残念。

26日は茨城県行方市が「働き方×暮らし方 提案セミナー ~やりがいある仕事×充実の田舎暮らし~」をオンラインと会場のミックスで行った。就職セミナーとして開催し、企業、自治体含め4団体が参加した。それぞれ特徴と募集スケジュールを説明した後、質問を受け付けた。市からは暮らしについて紹介。市の担当者が地元の高校にセミナーを案内したことが集客につながった。8名の参加者は、10代4名を含む高校生から大学生が多く、ほとんどがオンラインの参加であった。

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