2017年8月

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滋賀県議員団、移住への期待高し

8月も終わろうとしている。ここ2~3日、東京は夏が戻ってきたような陽気ではあるが、照りつける太陽の光はすでに真夏のそれとはちがう様な気がする。 7月から移住相談員を配置した滋賀県の県議団の視察が続いた。3日には自民党県議団が、23日には野党系の「チームしが」県議団が。そして24日には西嶋副知事にそれぞれ視察いただいた。期待の大きさを感じさせる動きである。滋賀県は大阪のベットタウン的な役割を果たし、人口減も大きくはなかったがここに来て、それが増加傾向にあることから移住政策の強化に踏み切った感がある。副知事にも腰を据えた取り組みを要請した。また、24日には青森市議1名が視察に、初めてのことで、じっくりと青森の県内の受け入れ状況と現状を話した。 今月発売の9月号の中央公論に9月9・10日の「ふるさと回帰フェア2017」に合わせた広報活動の一環として、7県3市1町1村の協力を得て行った特別企画「今、地方活性化のためになすべきこと」に資料請求はがきを付けたが、この反響が出始めている。岐阜県移住相談員からこのハガキの返信があり、「反響があるというのはうれしいですね」との声が上がった。この企画は昨年に続くもので、次年度も計画中。次年度概算要求での広報戦略の一部として予算化をご検討いただきたい。ふるさと移住関係の広報で福井県が高速バスの座席ポケットに、お盆に福井市で開催する移住相談会と各地の移住相談窓口案内を掲載したリーフレットを入れた。特急しらさぎ、サンダーバードにはドア横に移住ポスターを掲示、それぞれ反響が大きかったとの報告があった。こうしたきめの細かい知恵を出した広報活動は効果が表れやすく面白い。 ふるさと回帰フェアの広報も順次展開され、首都圏の京浜東北線の車内広告が9月4日から10日まで行われる。また、朝日新聞社社会面全国版には5段組みの広告が9月第1週、テレビ欄には8月最終週にそれぞれ掲載される。東京・毎日・読売・日経・サンケイの各紙には都内版広告伝言板に囲みの広告がそれぞれ掲載予定。他にWEB広告が展開されることになっている。 セミナーも25日は金曜日にもかかわらず、初開催の北海道遠別町他の「きた北海道~留萌地域~」、「山口移住就職セミナー」、「先輩移住者アキタライフ交流会③」、「静岡市U・Iターン転職セミナー」がそれぞれ開催される。26日も青森県合同フェアなど6回、27日も徳島県の「海陽町に住みましょう!」など3回が開催される。

ふるさと回帰フェア2017へ準備急ピッチ

 6日間のお盆休みも終わった。同じように、夏も終わったかのような雨が降っている。40年ぶりの長雨になっていると天気予報は報じている。日照不足もそろそろ語られ始め、夏野菜も値上がりしているとのこと。東北出身の私には、こうした天気は辛く、「ヤマセ」が吹いていると思う。「ヤマセ」は冷害に直結すると言われてきた。事実、このままでは今年はコメが値上がりするとの声も聞かれる。40年前には何をしていたのかと考えたら、30歳を前にしたこの年の9月から自治労本部に入職した年であることに気がついた。あの年はこんなに雨が多かったのか記憶にはない。ただ、過去をそれなりに整理し、労働運動に一生を賭けようと決意した年であったのは事実だ。そして、40年。過去は遠い。  お盆休みで一週間、事務所を閉めたが、それでもセミナー開催は38回も予定されている。内訳をみると北海道から長崎県まで、29県がセミナー開催を予定している。よく分散していると思う。ただ、ここに来て、セミナー会場が取りにくいとの声も聞かれる。何とかしたいと考えるが、スペースの問題であり、妙策はない。ただ、今月のセミナーのラインアップを見ると3階のグリーンルームでの開催が4回予定され、費用が掛かるがここでの開催も一つではないだろうか。さらに、これまた費用が掛かるが6階のLEAGUE有楽町を借りるのもあるかもしれない。あるいは、今月も長野地域や北海道遠別町ほか、福島県相双地域、山梨県山梨市・甲州市・笛吹市のように地域で開催することも集客を考えると有利なのではと考えられる。テーマを明確にしてセミナーを開催すれば移住希望者は集まる。それだけニーズが高くなっているといっていいだろう。また、ほかの場所で開催するセミナーよりふるさと回帰支援センターのある有楽町に移住相談に来る人はレベルが高いという評判もあるとか、是非、東京交通会館でのセミナー開催を考えていただきたい。  お盆明け2日目。来客も増え始めている。時々、立ち寄られる栃木県小山市の大久保市長が顔を見せた。和服姿がよく似合う市長で、3月いっぱいで農協中央会に戻られた小山市在住の大森事務局長がいないのを残念がっていた。また、愛媛県のきくち県会議員も視察に来られた。栃木県の総合政策監も30日の「とちぎ地方創生推進会議」での講演の打ち合わせにも見えられた。移住相談も家族連れが幾分多いような気がする。  9月9日、10日の「ふるさと回帰フェア2017」まで残すところ20日。ポスターやチラシの配布も終了し、前夜祭の出演者のチェックを行ったり、パネルデスカッションの詳細を確認したりと忙しくしている。特に、9日のフェア前日は東京交通会館12階で岡山市と香川県がそれぞれカトレアサロンAとB、広島県がダイアモンドホールで、南信州広域連合3階のグリーンルームでそれぞれ移住相談会を予定しており、ふるさと回帰支援センター職員も大忙しになりそう。前夜祭は大手町のサンケイホールで参加申し込みを募集中。終了後はふるさと回帰支援センター結成15周年のレセプションも予定され、大忙しの2日間となりそうである。是非、前夜祭への参加を申し込むことをお勧めしたい。

7月、移住相談が4838件と過去最高に

 さんざん気をもませた台風5号は日本海に抜けたようで、東京は晴れてきた。空は高く、秋さえも感じさせるような空模様だ。まだ、十分に夏を堪能していない。夏が往くのは早すぎると思った。ふるさと回帰支援センターは11日から6日間のお盆休みに入る。せめてお盆くらいはふるさとに帰ろうということで休みにしてから何年になるのだろうか、ふるさと回帰支援センターらしい、いい作風になってきていると思う。今日、一人ひとり声をかけて歩いたが、皆さんそれなりに、ふるさと回帰する気持ちになっているようであった。是非、英気を養い、秋の陣に備えていただければと思う。9月に入ればすぐに「ふるさと回帰フェア2017」、担当はふうふう言っているが準備もなんとか整えつつある。  今日、7月の移住相談件数が明らかになったが、なんといきなり4838件と過去最高を記録した。理由は明らかで、62回とこれまた過去最高のセミナー開催実績である。しかも、富山・山梨・長野・和歌山・島根・岡山・広島の7県が全県規模のセミナーを12階のイベントホールを借り切って開催したことが大きかった。特に山梨県の558名、長野県356名、富山県263参加のセミナー開催が大幅増に寄与した形となった。個別面談では、山梨57件、静岡55件、北海道46件、長野45件、秋田34件、福岡32件、鹿児島30件となっている。その他、長崎・神奈川・広島・宮崎・和歌山・鳥取・群馬と続き、移住地域人気ランキングを反映したような順番となっている。  8月第一週のセミナーは8回。5、6日と4回ずつの開催となった。5日の土曜日は栃木、群馬の北関東の両県が一回ずつ開催。この両県、ここに来て動きがいい。栃木は、この間テーマを絞った企画でセミナーを開催し、今回も「移住×お店のはじめ方―栃木で見つける『自分らしい』くらしー」と地方でお店を開きたい人を対象に、予定時間を越えて意見交換を行って盛り上がった。参加自治体は宇都宮市・鹿沼市・真岡市・益子町・高根沢町の5市町で16組19名の参加。群馬は「ぐんま暮らし相談会」を開催し、中之条町の定住コーディネーター、高山町の地域おこし協力隊として村の文化や伝統を発信している方、Uターンした前橋在住の新幹線通勤者などから、それぞれ定住の経験談を聞いた。参加市町村は3市6町3村。また、佐賀県も「佐賀の『食』と暮らしに触れる」としてあんことお茶を楽しみながら、盛り上がった。19組22名の参加。6日は秋田県が「先輩移住者アキタライフ交流会①かづのclassy~秋田の晴れの日レシピ~」を開催。13名の参加。この企画は、18日と25日の3週連続企画となっている。  26日土曜日は初の青森県移住フェアを三村知事も参加して3階グリーンルームで開催予定。乞うご期待!  また、10日発売の中央公論9月号で、この間各県などにお願いしてきた広告と対談の特集が掲載される。対談は9月9日の前夜祭のパネリストでもあるふるさと納税推進に取り組むふるさとチョイスの須永社長と私の対談が掲載されているので是非ご覧になってください。よいお盆休みを!

大阪フェアに1904組3259名が参加

忙しかった7月も往き、8月4日となった。迷走を続けた台風5号も動き始め、1週間以上も梅雨が逆戻りしたようなはっきりしない関東地方の天気も、来週には夏の晴天が戻るのではと期待している。 過日、視察に来ていただいた北海道歌志内市の議員から自慢のたけのこの水煮の瓶詰めと塩漬けのフキがたくさん送られてきた。職員は大喜びで調理法を話し合っている。また、能登の志賀町からはスイカの差し入れもあり、二日にわたって味見をし、夏を満喫した。山梨県のブースには今年で3年目となる鉢植えのぶどう・デラウェアが今年も置かれ、秋近しを実感させられている。かつて、私が勤務していた自治労にも全国各地の季節の産物などが届けられ、大いににぎわっていた。ふるさと回帰支援センターのいまは、そうした往時をしのばせるほどに人の出入りが多く、各地の名菓・名産品などが寄せられている。 来客が相変わらず多い。夏休みに入っていることもあるのかもしれないが、一方で国の次年度概算要求が佳境に入っていることもあり、その要請行動のついでにということかもしれない。この間も鹿児島県町村会の町村長14名、北海道上士幌町竹中町長、広島県世羅町奥田町長、同議会議長、同府中市長、栃木県塩谷町長、宮城県白石市山田市長、岐阜県中津川市部長、埼玉県農林部副部長、宮城県課長、長野県飯山市農政課長、栃木県担当課長、滋賀県自民党県議団18名などの視察や訪問をいただいた。一様に、移住相談者の多さと若者の移住希望者が急増していることに驚きの声を上げられていた。 今年の東京でのふるさと回帰フェアは9月9日が前夜祭、本祭は10日。前夜祭の場所は大手町のサンケイホール、本祭は有楽町の国際フォーラム。ポスター・チラシも出来上がり、順次、発送を始めている。詳細はHPを参照していただきたい。今年のポスターの原画は初代理事長の立松和平君の令嬢・山中桃子さんの手を煩わせた。東京に先駆け、大阪は7月29日に天満橋の大阪マーチャンダイズマートで約200団体の出展で開催された。来場者数はほぼ昨年並みの1904組3259名。大阪でのフェア開催の定着を実感させるものとなった。 7月最後の週末のセミナーは10回の開催。28日金曜日は長野県南信州地域の飯田市や最南端の天竜村など7市町村が「南信州暮らし♪~いいとこなんだに、おいなんよ 南信州~」が開かれ、16組19名が参加。29日は広島県が「HIROBIRO 広島暮らしフェア自分らしく働く 自分らしく暮らす」を県下20市町の参加で、12階ダイヤモンドホールで開催。県庁が自分の足で掘り起こした県内20社以上のとっておきの仕事情報を提供するなど、思いのこもったフェアとなった。参加者は30歳代中心の101組130名。同日は、新潟県小千谷市が「ふるさとおぢやUターン交流会」を開催。当日参加を中心に11名の参加。継続した取り組みが望まれる。30日の千葉県の「ちょうしがよくなる銚子と旭の移住セミナー」は移住者のゲストトークと「新しい生活の魅力と不安」をテーマにしたクロストークの2本立て、21名の参加と盛り上がった。

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