2023年7月

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長野県、東北6県のフェア、過去最高の参加者に

22日、やっと梅雨明けが宣言された。東京はこのまま暑い日が続くようだ。そうした中で山形県尾花沢市の結城市長が立ち寄られ、名産のスイカの差し入れがあり、職員たちを喜ばせた。2週間ほど前には恒例となっている鳥取県の名産「大栄西瓜」の差し入れがあり、職員を喜ばせていた。 前回のブログで予告したように先週末は移住セミナーやフェアで賑わった。特に22日土曜日の12階ダイヤモンドホールなどで開いた「信州で暮らす・働くフェア2023」は353組495名の参加と、過去最高の集客になった。このフェアには県企画振興部長を始め、信州暮らし推進課長などラインの関係者が集まり、意気込みを感じさせた。また、同日の12階で開かれた「四国・愛媛・宇和島圏域連携移住フェアえひめ南ラフLifeー移住者たちが“いなか”のリアル話しますー」も、家族連れを中心に136組198人とにぎわった。日曜日の12階イベントホール「東北移住&つながり大相談会2023~あなたの“暮らしたい”“知りたい”がきっと見つかる~」は、福島県の33ブースを初め東北6県の参加自治体が108と過去最高を記録し、集客も279組328名と過去最高となった。福島県は最近、県下の全市が自治体会員になるなど受け入れ態勢が整い始めており、移住者の誘致に成果を上げている。この日は山口県も「やまぐちと津和野のんびり移住Life2023~知る・見る・楽しむ~」を3階グリーンルームで7市町の参加で開催、55組が参加。各自治体ブースには移住希望者が相談に訪れ、にぎわっていた。 また、各県の動向では、青森県が6月としては過去最高の相談件数を記録。相談のきっかけは家族や友人からの口コミ、県が開催した若者向けの移住イベントも参加者が多く、にぎわった。相談者の属性は様々ではあるものの、最も目立ったのが20歳代~30歳代のカップルやご家族。そのどちらかが青森県内の出身(Uターン)で、結婚やお子さんの誕生会などをきっかけに青森で新生活を始めたいという前向きな相談が多かった。仕事も様々ではあるものの、医療・福祉職に従事されている方の相談が目立った。それは、今年度から「あおもり医療・福祉職の子育て世帯のための移住支援金」を実施予定。医療・福祉職の資格を持つ子育て世帯や、医療・福祉職の資格取得をめざす子育て世帯に支援金を支給するというもの。こうしたケースもあり、人材不足の解消に少しでもつながればという期待がかかっている。 取材・来客は、14日は岩手県遠野市の山里暮らしネットワークの菊池会長ほかが来訪、意見交換。ハナマルキャリアの上田代表が来訪、懇談。岐阜県清流の国推進部長、同課長が来訪、意見交換。20日、岐阜県下呂市長視察。静岡県議会議員視察。22日は長崎県対馬振興局長視察。山口市ふるさと産業振興課長来訪。日本政策金融公庫信越地区統括室長来訪挨拶。長野県木祖村村長視察、会員化に前向きの考えを示された。23日は青森県五戸町若宮町長がフェアの窓口に座り、状況を視察。                  山形県尾花沢市の結城市長と                   岐阜県下呂市の山内市長と

セミナー報告 7月12日~16日

7月12日~16日は、地方移住セミナーを11回開催した。 12日は、福島県が「いわき い~住チャンネル Vol.2『実は〇〇』いわきの山ぐらし」をオンラインで開催。生配信+アーカイブに残すことによって、移住希望者がいつでも好きなテーマを視聴できる。今回は、いわき市の中山間地域の中でも最も人口減少が深刻な「川前地区」をロケ場所とし、そこでの暮らしや地域への入り方を発信した。視聴者数は最高78名。時間帯によって増減はあったが、開始30分以降は常時60人以上をキープした。地元の人々が出演し、いわきの方言や郷土料理の隠し味などの地域情報を届けた。チャット機能を利用した視聴者との双方向のやりとりも活発に行われ、「現地に行ってみたい。」「郷土料理を食べてみたい。」とコメントする視聴者も多く、セミナーを通して中山間地域での暮らしを魅力的に感じたり、移住を考えるきっかけづくりになったようだ。 富山県は「とやまで育つ!~子育てで気づいた富山の魅力~とやま移住セミナー2023【第4回】」をオンライン開催した。氷見市、射水市に移住したゲスト二人に富山での子育ての魅力をそれぞれの視点から語ってもらった。「東京では子育てに対して罪悪感すら感じる場面も多かったが、富山では本当に地域の目が暖かく、子宝として接してくれる」という話が印象的だった。11名が参加した。19:30~20:30というのは子育て世代には参加しにくい時間だったかもしれない。 14日は、長野県上田市が「農ある暮らし 上田で始める農業のイロハ 上田市就農セミナー」を会場で開催した。JAの子会社「信州うえだふぁーむ」では、新規就農希望者を雇用、2年間の栽培技術や経営管理などの研修を通じて独立をサポート、これまで55名の研修生が独立就農している。特にりんごなど果樹の担い手育成に力を入れている。参加者は20代後半から50代後半の10名。熱心にメモをとるなどの姿が見られた。研修制度が確立され実績のある新規就農者育成事業への興味は大きそうであった。 福島県は「GOOD FRAME CATCH FUKUSHIMA トークとワークショップで「だから福島が好き」を見つけよう!~食×まちおこし編~」を会場とオンラインのミックス開催。 「ゲストトーク」「ワークショップ」「おみやげ」3つのコンテンツを通して、福島のことを深く知っていきながら、実際に「福島に行ってみたい」と思えるような気持ちを参加者に持ち帰っていただいた。10代から60代まで幅広い層から23名が参加。参加者同士でコミュニケーションを取る様子も見られた。 15日は、富山県南砺市が「富山県南砺市移住セミナー 空き家DIYで作る理想の住まい」をミックス開催。空き家DIYを実践している2名がゲストが、それぞれ現地からの中継と東京会場での参加。今の家を見つける経緯やDIYの行程、かかった費用などを詳しく聞いた。8名が参加、以前南砺市の移住ツアーに参加したことがある相談者さんも来場し、全体的にアットホームな雰囲気で開催することができた。 東京都は「移住するなら東京の島「三宅島」~リアルな生活とは~」を会場で開催。昨年のセミナーに参加していた方が、今年は移住し役場職員として登壇し「去年はそちら側に座っていたんです」と自己紹介。他にも島で生まれ育った役場職員と地域おこし協力隊の3名が、自身の移住や引っ越し、家探しや現在暮らしている家、家賃や生活費等についても赤裸々に話してくれた。お試し移住ができる「島暮らし体験事業」が紹介され、過去64名が参加し22名が移住した実績が紹介された。参加者は3名。 新潟県魚沼市は「魚沼市移住セミナー 結・魚沼 ~魚沼の人とくらしごと結びます~」を会場で開催。UIターンの先輩が魚沼市について本音で語るセミナー。直前キャンセルなどが相次ぎ、参加は2名。急遽ゲストを縮小しセミナー形式から個別相談形式に変更して開催した。個別相談のようなアットホームな会となったが、参加者は十分に話を聞くことができ、満足した様子だった。 宮崎県は「宮崎県小林市 地域おこし協力隊募集説明会&移住相談会」を会場で開催した. 元地域おこし協力隊で地域商社を起業した移住者が登壇し、小林市の魅力とともに小林市の地域おこし協力隊の特長を市職員とトークセッション形式で説明した。2組2名が参加した。 16日は、島根県が「しまねアグリセミナーin東京 ~島根の就農制度と津和野の魅力~」を会場で開催した。しまね農業振興公社より、就農制度や就農に向けたツアー等の紹介を行い、ツアー訪問先5市町のPRや、県以内で新規就農者の募集が多い地域や品目について聞いた。2名が相談に参加した。今後も方法や内容を検討し、開催していきたい。 静岡県は「“畑のある暮らし”セミナー」を会場で開催。家庭菜園と半農半Xを実践している2組のゲストを招いて話を聞いた。30代から70代までの18名の参加があり、セミナー後の個別相談も時間ぎりぎりまで盛り上がっていた。

セミナー報告 7月4日~9日

7月4日~9日は13回の地方移住セミナーを行った。 4日は、新潟県が「にいがた暮らしセミナー2023 vol.2 新潟だからこそできる『リモートワーク・複業』の面白さ」と題してオンラインセミナーを開催した様々な。課題に立ち向かいながらも、新潟移住を実現したゲストをお呼びし、にいがた暮らしの魅力を紹介。体験者ならではの苦労話や現在の暮らし方などを伝えてもらい、チャットでの質問も活発に飛び交っていた。30名が参加した。 5日は、栃木県が「まちと自然のいいとこどり とちぎで子育てライフ」をオンラインで開催した。栃木県が今年度、子育てや自己実現に関心がある方に向けて開催する全6回のイベントの第1弾。鹿沼市と足利市で子育て中の移住者をゲストに招き、体験談を聞いた。63名が参加、栃木県単独開催のセミナーでは過去最高を更新し、注目度の高さが伺えた。 福島県は「関係人口から考える~自分らしく福島と関わり続けるには~」と題して、会場とオンラインのミックスセミナーを実施。関係人口として福島県の食を通じた魅力発信を続けている方、SNSでの情報発信をきっかけに福島の仕事が増えた東京在住の福島出身者、関東からUターンしてスキルの物々交換という形で関わり始めた方、三人三様の関わりが視聴者を引き付けた。20~50代と参加の幅も広く、関東圏だけでなく、福島県内からの視聴者も多かった様子。35名が参加した。 広島県は「アウトドアの聖地『アキオオタ』で実現する趣味全振りの暮らし方!」を会場で実施した。自然豊かでアクティビティも豊富な安芸太田町に移住し、狩猟、釣りやスノーボードなどを楽しむ3名をゲストに招いた。中山間地域といえば、農業やキャンプといった印象が強いが、ひろびろとした環境で、様々な「趣味」を実現できる魅力的な環境であると感じた。また、8月に開催される安芸太田の移住ツアーの案内もあった。15名が参加した。 6日は、長野県平谷村が「何もない小さな村だけど、めちゃ楽しい親子留学!」をオンラインで行った。今回は親子留学中の3人の女性をゲストに留学のリアルを伝えようと企画。参加者は3人の子どもを持つ30代の女性。終始和気あいあいとした雰囲気で、途中からはでゲストと参加者の子どもたちも加わり、おしゃべり会のようなセミナーになった。その日のうちに現地への訪問が決まった。 8日は福井県が「福井の魅力×日本酒~福井テロワール~」をミックスで開催。福井県の魅力発信をすることで県に興味を持っていただき、そこから現地訪問、移住検討に結びつけることを目的とした。清らかな水と米どころとして古くから多くの酒蔵がある福井県の中から、2つの蔵元よりオンラインにて日本酒造りを紹介した。事前申込み138名に対して、実際の参加は38名にとどまった。 香川県は「トカイナカかがわ! 地域おこし協力隊&起業セミナー」をリアルで開催した地域おこし協力隊に関心があるのではなく「起業」に関心のある参加者が大半のようだった。参加は6名で、30代1名、50代3名、60代2名であった。 大分県は「教育移住トークセッション~おおいた暮らし塾~」をミックスで開催した。大分STEAM教育セミナーと個別相談会を実施。大分市、中津市、竹田市、宇佐市、就職、移住全般が相談に対応、相談件数は12件であった。教育セミナーの集客に苦戦したが、個別相談に参加された方の満足度は高かったと思われる。 8日~9日で、長崎県が「五島で暮らすってどんな? 島ぐらしセミナー」をリアルで開催した。セミナーは2部制でおこない、1部は基本情報を題材にしたクイズ大会(暮らしと移住)、島の生活費、環境、島の働き方(職種や求人情報)、移住支援制度を紹介。2部は移住相談員(東京からの先輩移住者)の体験などを交えた内容となっており、島暮らしのメリットやデメリット、離島移住で失敗しやすい人、成功ポイント、島暮らしのアドバイスなど紹介。離島移住の大変さもしっかり伝えた濃い内容のセミナーになった。8日は20代~60代が12名、9日は30代~50代の方が11名参加した。 9日は、神奈川県小田原市が「参加型移住セミナー 小田原子育てSTORY」をミックスで開催した。「移住」と「子育て」という大きなライフイベントを両方経験している先輩移住者と話すことのできる参加型のイベント。小田原の保育園事情や、遊び場、習い事、コミュニティなどを直接相談できる。ゲストスピーカーに加えて、小田原市の保育課の職員も参加し移住する際の保育園の手続き方法なども聞けた。グループに分かれてのフリートークは盛り上がるほど声が大きくなり、聞き取りづらい状況に感じられた。課題としてトークルームに分かれることを検討したい。22名が参加した。 滋賀県は「滋賀・東近江市 移住セミナー&相談会『農あるくらし』」を会場で開催した。東近江市は、近畿最大の耕作面積を誇り、米をはじめブドウ、ナシ、イチゴなど多様な農産物を産出している地域だ。その自然豊かな東近江市で農業を志して移住し、農業法人で活躍されている方をゲストに招いた。参加者は若い方を中心に5名。「移住者の生の声、率直な感想などが聞けて大変参考になった」と好評だった。次回の課題として、テーマを絞り過ぎず、滋賀らしさをもっとアピールできるテーマを選びたい。 長野県は「楽園信州移住セミナー ~夫婦でつくる理想の暮らし!あなたと私の移住計画~」を会場で開催した。20~30代のカップルや夫婦9組が集まった、世代が近いことで会場は一体感があったように思える。内容は、夫婦での移住の進め方や、夫婦での話し合い方のポイントを学び、コロナ禍で移住を実現した先輩移住者のお話を聞くもの。後半は市町村によるPRと個別相談。スクール形式で、熱心にメモをとる様子がみられた。個別相談にも7組の夫婦が残り、時間が押すほど話に花が咲いたようだった。「来てよかった」などの感想もあり、濃厚なセミナーになったと思われる。16名が参加した。

来週末は有楽町へ!人気の移住セミナーが目白押し | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

来週末は有楽町へ!人気の移住セミナーが目白押し

東京は梅雨の中休みとはいえ、35度を超える猛烈な暑さとなっている。梅雨明けも近いのではなかろうか。一方で、九州・中国地方の一部は線状降水帯による大雨が降り、被害が出ているようだ。心からのお見舞いを申し上げます。 6月の移住相談件数がまとまった。4547件と2019年の4771件にわずかに及ばず、過去2番目の件数となった。移住相談件数に陰りはない。合計の相談件数が多いのは群馬・高知・広島・富山・福岡の順となった。高知のベスト5入りは久しぶりで、移住フェアで216人を集めたことがベスト5入りに繋がった。本気度の高い電話・Eメール・面談による移住相談では広島・群馬・福岡・宮城・静岡の順であり、群馬県以外の各県のセミナー開催はなく、中身の濃い移住相談があったことが伺われる。 7月は例年、移住セミナーの開催が多い。昨年は61回の開催であったが、今年は64回の移住セミナーが予定されている。とくに、子どもたちが夏休みに入る来週末の22日の土曜日は、人気の長野県が「信州で暮らす・働くフェア2023」として12階ダイヤモンドホールで過去最大規模で開催予定。山梨県も3階グリーンルームで「『やまなし移住相談会』子育て・教育セミナー&自治体やプロへの移住相談」など計7回を予定。23日の日曜日は「東北移住&つながり大相談会2023~あなたの“暮らしたい”“知りたい”がきっと見つかる~」が東北6県の100以上の自治体が参加して開催される。この日は山口県も「やまぐちと津和野のんびり移住Life2023~知る・見る・楽しむ~」を3階グリーンルームで予定。あわせて6回が予定されている。是非、有楽町まで足を運んでいただきたい。 取材・来客は、11日は秋田県移住担当課長などが来訪、今後の移住政策推進にいかに取り組むかを巡って意見交換した。宮城県名取市市長、同部長、なとりの魅力創生課長などが来訪、意見交換。和歌山県移住定住推進課杉本課長他来訪。埼玉県移住担当者研修会で15自治体33名が視察に。12日午前は全国市長会立谷相馬市長と情報誌で対談。岐阜県多治見市高木市長ほか来訪。大分県町村議長会会長(玖珠町議会会長)、同事務局長が来訪。13日共同通信取材。島根県の2名の公明党県会議員の視察があった。

セミナー報告 6月27日~7月2日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月27日~7月2日

6月27日の週は、12回の地方移住セミナーを行った。 28日、鹿児島県は「鹿児島移住セミナー  #憧れの離島暮らし編」をオンラインで開催した。ゲストに東京から奄美大島・龍郷町へ移住したプロボディボーダーで、普段はご夫婦で「たぐちうどん店」を営む田口裕子さんを迎え、島暮らしの魅力、苦労や大変な面も含めてざっくばらんに聞いた。参加者からの質問も台風、買い物、地域コミュニティなど多岐に渡り、離島暮らしへの関心の高さを実感する非常に熱量の高いセミナーとなった。申込数は93組、当日参加は51組だった。当日不参加の場合も後日アーカイブ視聴可能な形式であった。 富山県は「先輩に学ぶ、ソロ移住のヒント ~とやま移住セミナー2023【第3回】~」をオンラインで開催。単身で移住した先輩移住者3人をゲストに迎え、きっかけや、目標、それぞれの生活について伺った。現在進行形で語っていただくため、移住経験の浅い方をゲストとして選定した。市町紹介の部分でも単身で移住した方に向けた支援策を中心に紹介。受け入れ態勢が整っていることが伝わったと思う。32名が参加した。 29日、和歌山県は「古民家でつくる『しごと』と『暮らし』」をオンラインで実施。しごと暮らし体験の受入を行っている古民家カフェを営む美浜町の山本三紗さんと、古座川町の久保拓也さんをゲストに招き、空き家を利活用するにあたっての経験談ややりがいを話してもらった。しごと暮らし体験を検討している方をはじめ、さまざまな方81名が参加した。 群馬県みどり市は「日本の旧石器時代の始まりの地『岩宿遺跡』から生配信! ~岩宿博物館オンラインツアー&石器づくりワークショップ~」をオンラインで開催した。歴史文化を子どもも一緒に学びながら地域を知るウェビナー。申込者へは事前に「黒曜石」をお送りし、当日は“石のエキスパート”小菅将夫学芸員による石器づくりの様子を見ながら、古代の人の暮らしや自然環境について学ぶ内容。ゲストは地域おこし協力隊OGで現在は古民家でパン屋を営業している子育て中の女性。家族で耕作放棄地を耕し、小麦を栽培している様子や、渡良瀬川流域での自然と隣り合ったゆとりある暮らしの風景を写真映像で見ながら市の魅力を伝えた。28名が参加した。 6月30日は、兵庫県が「古民家リノベーション×里山暮らしの再生」をオンラインで開催した。古民家リノベーションと周辺の里山再生に取り組むゲストの話を中心にしたセミナー。17名が参加し、オンラインのためか近畿圏からの参加者が多かった。「リノベの信念とやり抜く力に共感」「良い意味でのこだわりがすばらしい」といった感想が聞かれた。 7月1日は、徳島県が「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」を会場とオンラインのミックスで開催。毎年恒例の移住相談会で、自然の豊かさを活かしたアクティビティ、都会へのアクセスの良さを中心としたとくしま暮らしの魅力紹介し、移住の極意を伝えた後で個別相談に対応した。徳島へ行ったことがない方から移住決定済みの方まで幅広く12名が参加した。 山口県は「やまぐちYY!ターンセミナーVol.1 やまぐちで子どもを育てよう!~子育て&教育の話~」を会場で開催した。県内の特徴的な子育て・教育環境づくりの活動として、周南市の6人の子供を持つお母さんの「異世代交流子育てサロン」活動と、元サッカー日本代表が塾長を務めテーマ別の体験を通じて成長を促す美祢市の公設塾「mineto」を紹介。28名が来場。子どもと一緒に参加した家族もあり、会場が賑わった。各市担当者との個別相談会も盛況で、本気度の高い方々が多く参加したセミナーとなった。 山形県は「子どもも親も のびのび暮らせる山形暮らし~山形で子育て移住~」をオンラインで開催した。県内から参加希望自治体を募り、15市町村が参加。3名の移住者インタビュー動画と、県と市町村がそれぞれ子育て環境や支援制度などを紹介、個別相談も実施した。6名の参加者があった。 岩手県は「いわてで看護師 スタートアップセミナー」を会場とオンラインのミックスで開催した。岩手県医療局、医療政策室と連携し、初めて看護師向けのセミナーを開催した。岩手県にU・Iターンした看護師4名から、移住前と後の仕事、暮らし、休日について紹介があった。会場とオンライン合計で6名が参加、参加者からの質問もあり、少人数ながらアットホームに盛り上がった。 佐賀県は「さが暮らしセミナーVol.1 佐賀県職員として働きませんか?」をミックスで開催。「公務員という職種はない」というキャッチコピーで、従来の堅苦しいイメージを払拭するユニークな視点の佐賀県公務員セミナー。先輩職員の体験談では、首都圏からUJIターン枠で佐賀県庁に転職した後の仕事内容、佐賀での暮らし、移住のきっかけ等リアルな声を聞くことができた。2部のグループトークでは、会場・オンラインチームに分かれたが、どちらも質問が絶えず参加者の本気度の高さが伺えた。28名が参加した。 7月2日は、神奈川県が「【山北・箱根・湯河原】山だけじゃない!? おすすめの あしがらいふ」をオンラインで実施。県西の足柄エリア山北、箱根、湯河原の3町からゲストを迎えた参加型イベント。交流を促すことで地域とのつながりづくりを目的とした。参加自治体からもおススメの場所やイベントを紹介し、地域へ足を運ぶきっかけをつくった。参加者にもカメラオンの方には自己紹介や、どんな移住を考えているのか等をお話いただき、双方向性を高め場へのコミットを強化したので、情報提供のみの一方通行のセミナーと違い、手応えのあるセミナーとなった。13名が参加、アンケートからも「和気あいあいとした会話に参加しやすい雰囲気が良かった」「初めての参加で、緊張したが、あっという間だった。もっと、いろいろなセミナーに参加したい」「各自治体でのサポートの熱量や体制がわかり、今後移住を検討する中で心強い窓口を得られた」等、嬉しい回答が多かった。 東京都青梅市は「青梅市移住・定住セミナー ~街と里山が交わる陸の汽水域~」をミックスで開催。自然豊かな地域ならではの暮らし方ができる一方、新宿まで電車で1時間という交通の利便性の良さ。何も捨てない、諦めない、そんな歴史ある青梅市のPRがされた。 また都内では初である市独自の移住支援金制度をはじめ、様々な制度の説明があり、今後もどんどん充実させていくつもりと説明された。15名が参加した。

女性参加が過半数、移住・定住担当者会議開く | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

女性参加が過半数、移住・定住担当者会議開く

1年の半分が終わり、7月も今日は七夕。月日の流れは早く、駆け足で過ぎていくような気がする。また、7月は霞が関の人事の季節でもある。内閣官房 デジタル田園都市国家構想実現会議事務局長と総務省地域力創造審議官の両名も異動になった。腰を据えて地方創生や地方移住の現状やあり方を意見交換し、さらにこの20年のふるさと回帰運動の取り組み経験を踏まえた、意見具申をと思っていたのに残念であった。両名のさらなる活躍を祈念したい。 6月30日には3年ぶりに「2023年度移住・定住業務新任者担当研修会」が有楽町のふるさと回帰支援センターで14県、3団体(県レベル)、43市町村の参加で開かれた。今年の特徴は女性の参加者が半数を超え、和気あいあいとした雰囲気の中で開かれた。講義は「移住・定住と地域づくり」と「移住相談員の心構えとセンターとの連携」で、終了後は交流会も行われた。短い時間であったが集中して開催され、参加者は「大いに役に立った」、「役に立った」と概ね好評であった。また、感想も「移住・定住の取り組みの意義などを知ることができた」「他府県の取り組みが知ることができてよかった」「なんのために移住促進するのか、目的がきちんと定まった」「移住者のための移住施策と思っていたが、地域づくり、市民のためのものとの視点が重要ということに気づいた」など多彩な意見が出た。次年度も開催予定で、参加者は県や市町村の移住担当者で、具体的で実践的な移住相談やその取り組みを共有化するために開催しており、さらに幅広い参加が望まれる。 取材・来客は、28日は元大津市労連近藤氏。29日は椎名千葉自治研センター副理事長来訪、打ち合わせ、宮城県東松島市長来訪。30日小島弁護士打ち合わせ。7月1日は法政大学大学院連帯社会インステイテュート「連帯社会とサードセクター」で講演。ハウジングトリビューン取材。5日はデジタル田園都市国家構想実現会議事務局長退任挨拶、ふるさと鳥取県定住機構に就任した理事長懇談。彼は、以前県の移住担当課長経験者で、話は盛り上がった。ふるさと回帰支援センターの退任理事と懇談。今春の選挙で初当選された北海道滝上町清原町長来訪、意見交換。7日は長崎県松浦市川下市議が視察に来訪、意見交換。

セミナー報告 6月20日~25日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月20日~25日

6月20日~25日は、16回の地方移住セミナーを行った。 20日は、愛媛県が「移住検討のファーストステップセミナー ~移住先はどこが良い?より良い移住先と出会うコツ~」をオンラインで開催した。思い立ってから実際に移住するまでのステップについて、「なぜ移住したいのか」に主眼をおいた内容。参加者からは住い探しや仕事探しの情報、必要な費用、ご当地ルールなどについて様々な質問が飛び交い、相談員も経験を踏まえた回答をした。海外在住の方も含め、様々な地域から57名が参加した。 21日、栃木県が「栃木県オンライン移住セミナーvol.1私たち、栃木に移住して起業しました」をオンラインで開催した。実際に移住して起業したゲスト2名から「とちぎを選んだきっかけ」「起業にあたり大変だったこと」など赤裸々に話してもらった。ラストの市町ごとの質疑応答タイムでは、参加者から多くの質問があがり、終始盛り上がりを見せていた。44名が参加、栃木県単独のセミナーとしては過去最多となり、よいスタートを切れたと思う。 群馬県は「バリアフリーな #ぐんまな日々 車いすの熱きテレワーカーが語る!ココロFreeなぐんま暮らしへ」をオンラインで実施した。バリアフリー情報の取集・発信を行う渋川市出身の20代の女性ゲストは、筋ジストロフィーという難病を抱え、現在は電動車いすでの生活をしている。「旅行がしたい!」という願いから全国の情報を調べるうちに、群馬では未だバリアフリーツアーの情報が少ないことから、自身で現地へ足を運び当事者の声を伝える活動を開始。“無い答えは自分で解決する” 群馬の女性の芯の強さが伝わり、また「上毛かるた」をユニバーサルな手法で体験できることなどを聞いた。10名が参加した。 22日は広島県が「現役司法書士&都会からの家族移住 島のかんきつ農家継業ばなし」を会場とオンラインのミックスで行った。日本一のレモン・柑橘の島である尾道・生口島で柑橘農家を承継した司法書士と、千葉県からの移住者をゲストに迎えた。事業承継までの過程や農家としての働き方、田舎ならではの人間関係など、リアルな話を聞いた。例えば、田舎への移住では、「余った野菜をもらえる」と聞くが、それは受入側にとって「どのような移住者か見定める」行為でもある、という話など、島暮らしならではの人付き合いについても赤裸々に語っていた。21名が参加した。 23日と24日は、長野県長野市が「長野市地域おこし協力隊募集相談会」を2日間にわたり会場で開催した。20~30代で協力隊に関心ある方が4名、それぞれ1対1でじっくり相談した。長野県出身者、パートナーが県内出身、登山好き、農業ボランティア多数経験者という方だった。 23日、東京都あきる野市が「自然と遊ぶ 秋川渓谷アドベンチャーライフのはじめ方」を会場とオンラインのミックスで開催。ダイアローグと題し、対話する事に主眼を置いた今回のセミナー、行政職員からのPRなどは最小限にした。ゲストやファシリテーターが一方的に話す場面はほとんどなく、会場で車座になり参加者も話の輪に入り、大いに盛り上がった。オンライン参加者からも、チャットで沢山の質問が寄せられ、それらに対しても丁寧な回答がされた。ファシリテーター主催のイベントが翌日開催されるという告知に、参加者から「明日私も参加したいです!」との声も上がり、短時間ながらダイアローグの効果を実感できたセミナーとなった。18名が参加した。 24日は、山梨県が「やまなし暮らしオンラインセミナー 農業編 ー移住・就農ステップや雇用就農を知るー」をオンラインで開催。先輩移住者農家と、研修生受入農家をゲストに招いた。前半は県庁より就農希望者向けの支援制度を紹介。後半はインタビュー形式でゲストトークを行い、就農に至った流れや日々の過ごし方について聞いた。参加者は13名にとどまったが30代~60代と幅広く、チャットにて活発に質問が寄せられた。就農支援センターによる個別相談も実施、具体的なこれからの行動がイメージできたと好評であった。 岡山県は「美味しい!絶品・海ぐらし~おかやまの”魚”の魅力~」を会場で開催した。岡山県の「お魚かたりべ」として活躍中のゲストによる魚愛溢れるトークで盛り上がった。瀬戸内海エリアの3市が参加し、それぞれの釣り場や道の駅の情報、暮らしにまつわる情報を聞いた。後半の座談会では、暮らしや食の質問のほか、釣り好き同士による穴場話で盛り上がっていた。会場参加者限定で若海苔のプレゼントも実施した。10組11名の参加。 群馬県は「高崎子育て移住セミナー・ハンドメイドワークショップ」を、高崎市在住のファミリーをゲストにウェビナー形式で開催。会場には子連れファミリー含む4組、オンラインでは17組が参加。エコバッグ作りをしながら、楽しい交流が行われた。適度な自然と共に、習い事や教育も充実していて、様々な経験ができるといったリアルな子育て事情が参加者に伝わったようだ。アンケートでは「都会と田舎の両方のよさを味わえるのが良いと思った」「子ども連れで遊びにいくスポット情報が参考になりました」といった声が届いた。 広島県は「ひろしま瀬戸内移住フェア2023」を東京交通会館3階で開催した。県の東部地域6市町が参加し、転職や創業のブースも設置、3つのテーマ別セミナーも開催した。ブースでは相談が絶えず、相談用のテーブルも足らなくなるほど盛況だった。複数の市町で相談する方も多く、地域は漠然としていても移住への関心は高いことが伺えた。先輩移住者が参加したセミナー会場も多くの席が埋まっていた。現地での暮らしの様子を聞いて、移住に向けて実際に動いていきたいという方も多かった。100名が来場した。 25日は、三重県が「みえのイマドキおしごと事情」をミックス開催した。就職相談アドバイザーから移住や就職の流れ、仕事の探し方の注意点、どのようなところにお金がかかるかなどの紹介をした。実際に移住をし、三重県庁に就職した方は、「転勤などでいろいろな地に住んだが、残りの人生をどんな地で住みたいのか?を考えた時、三重県民の人の好さとのんびりとしているところが気に入り、三重県への移住を決断した」と話していた。人それぞれ選ぶ基準は違うが、移住後の人間関係を考える上でも地域の人々がどのような人達なのかも重要であることがわかった。9名が参加した。 岩手県雫石町は「狩猟って何だろう?移住者のための狩猟セミナー」をミックスで開催。ふるさと回帰支援センターHPを見て参加した方が多く、「狩猟」というテーマは普遍的に人気があると感じた。また、子供連れで参加する方が多かったのが新たな発見だった。オンライン、会場合わせて25名が参加した。 島根県は「しまね移住の先輩に聞く!~悩み多き移住への道~」をオンラインで実施。ゲストの相談員が、転職活動で苦労した体験や地域の情報について話した。「イベントや個別相談などでどんなことを聞いたらいいか」「家賃はどれくらいか」「公共交通の様子はどうか」「自治会活動などは盛んなのか」などの質問があがった。20代~80代の7名が参加した。 高知県は「高知就職・転職フェア2023」を東京交通会館12階で開催した。高知県の優良企業45社や公務員など約50の相談ブースを構え、採用担当者と話せる機会を提供したほか、キャリアカウンセラーによる履歴書・職務経歴書の添削サービスを提供した。熱心な相談者が多く、計64名が参加した。

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