2022年10月

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10月30日、センターのセミナールームが8階へ移動! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

10月30日、センターのセミナールームが8階へ移動!

先週のブログでも紹介したとおり、11月3日に20周年記念レセプションを予定しているが、あわせて10月30日に4階にあるセミナールームと総務部、そして理事長室を8階に引っ越すことにした。結果として体力勝負の肉体労働がどっと押し寄せ、大変なことになっている。整理したはずの書類もダンボールで15箱、でもまだ足らない。来月、後期高齢者の仲間入りする身にとっては辛い日々となっている。 取材・来客は、25日に熊本県荒尾市浅田市長が視察に。26日には茨城県結城副市長が北関東の移住動向が知りたいと見えられた。27日は週刊朝日の取材。北関東3県の移住について意見交換。27日、宮崎県の河野知事が来訪。28日は愛媛県宇和島市議会議員6名が視察。午後、新潟県柏崎市議会議員の視察。ここに来て自治体議員など自治体関係者の視察が増加している印象がある。どこも人口減で、移住希望者を受け入れたいがどうしたものかと足を運んでいただいている。この取り組み、まだまだ先は長い・・・。              宮崎県の河野知事が視察に             宇和島市議会議員の方々と 地方移住セミナーは17回開催した。 18日には愛媛県が「春採用はいよいよ佳境だよSP!4週連続 協力隊トークセッション協力隊って実際どうなの?を相談できちゃう愛媛県オンライン移住相談会」をオンライン開催。松山市と新居浜市の離島に住む地域おこし協力隊をゲストに、来年度の採用に向けて、どんな仕事を、どのような環境でしているのかなどリアルな声で紹介。ネット環境や住居について等具体的な質問がチャットで寄せられた。11名が参加した。 19日は北海道日高地域が「北海道“ひだか”オンライン移住カフェ~しごと編~」と題して、「仕事」をテーマに管内の一次産業を中心に紹介。38名の参加者は、前回からのリピーターも目立ち、着実に日高エリアのファンが拡大していると感じられた。 栃木県小山市・那須塩原市は「東京に近い!テレワーク移住に最適!「とかいなか」とちぎのアクセス事情」として、テレワーク移住や二地域居住がしやすい栃木の魅力をオンラインで紹介。実際に移住したテレワーカーや、仕事と子育てに奮闘中の女性をゲストに、東京から近い栃木のメリットや地域の暮らしの魅力、移住の注意点などを聞いた。今年度4回目となるオンラインセミナーで、39名と最多の参加人数を記録した。 21日、佐賀県が「〜起業で開く NEXT DOOR〜 「おもしろそう」から始めるわくわくの生み出し方、教えます!」を会場とオンラインのミックス開催。ゲストの合同会社Lightgear代表取締役の山本卓さんは、2019年の九州・山口・沖縄のイベントをきっかけに東京から佐賀県へ移住を決定。地方ビジネスを始める際、相手のために「ちょっと得意なことを生かす」ことや、「おもしろそう」とワクワクすることの大切さを自身の体験談をもとに話された。笑顔と魅力的な語り口で、佐賀県で起業をめざす参加者の背中を押すような内容だった。13名が参加し、質問の多さからも参加者の関心度の高さが伺えた。 群馬県みなかみ町は「みなかみで見つけた!移住女子4人の『自然の中での自然な暮らし』」 をオンライン開催。「SDGs未来推進都市」でもある当町へ移住した4名の女性から話を聞いた。利根川源流域の自然豊かさは、暮らしを送る上では厳しいものと言い換えられる。「幸せとは、豊かさとは何か」を自分に問い続けた女性達が、環境保全の活動を通して、他者や地域とつながり力強く生きる様子を、朗らかなトークで展開。29名が参加した。 22日、宮崎県が「移住者が比べてみました!東京と日南の『暮らし・働き方・お金』ー宮崎県日南市単独移住相談会ー」をリアル開催した。移住して3年の移住アンバサダーが東京との暮らしを比較し、生活にかかるお金や働き方などの違いをざっくばらんに紹介。比較する点のバランスが程良く、わかりやすかったと好評だった。グループトークでは時間が足りないほど話が盛り上がった。30代~60代の10組14名が参加。 愛媛県は「えひめ地域おこし協力隊オンライン募集説明会」をオンラインで。四国中央市の地域おこし協力隊卒業生と、内子町の地域おこし協力隊がゲストに迎え、地域での活動について具体的に紹介した。また、協力体制度について、サポート団体のえひめ暮らしネットワークから説明があった。活動地域などについて具体的な質問もチャットで受け付けた。9名が参加した。 富山県は「コミュニケーションが苦手でも 地方移住ってできますか?」と題したオンラインセミナーを開催。地方は都会に比べて人間関係が濃い、と言われるが人付き合いが苦手でも地方移住はできるのか、最低限必要なことといったテーマを、おすすめエリア別に開催。架空の相談者を設定し、その質問に各自治体が回答していくという形式。回答にはフリップを用意してもらうことで、オンライン上の画面でも見やすかった。40代が7名と際立った。 茨城県行方市は「田舎で公務員ってアリですか!?」をミックス開催。行方市の地域情報と公務員の実際の仕事内容についてゲストトークを実施。また、行方市の定住移住支援金について紹介し、最後に公務員募集要項を紹介した。5名の参加があった。 愛知県は「あいちの山里&離島Day~体験したい!あいちの山里&離島~」をリアル開催。山里&離島から2人のゲストを迎え、移住への取っ掛かりとなる、体験プログラムなどを紹介。山里パートでは地元で暮らす高齢者から山里暮らしの知恵を学びながら人との交流を作る「おばあちゃんちプロジェクト(豊田市足助地区)」、離島パートでは島外ボランティアと行う海岸の漂着ゴミ拾いや黒壁の家並みの保存活動等の「島の未来を守るSDGs活動(佐久島)」を紹介。参加者からは「リアルな話が聞けてよかった」「虫は嫌いだが山里はやはり良い」「プレ移住のようなプログラムがあるととてもいい」「訪問してみたい」「関わりを持ちたい」と前向きな意見が多数寄せられた。17名が参加した。 山梨県は「二拠点居住とやまなし2022 Vol.3 豊かな自然の中で叶える私らしい暮らし ~富士吉田・都留エリア~」をオンラインで。都留市、富士吉田市杜で活躍する3名が登場、二拠点居住先として人気が高く個性的・特徴的エリアならではのトークを展開。二拠点居住は手段であり目的ではないこと、人が人を呼び、支えられていることが伝わる、和やかな温かいセミナーだった。32名が参加した。 石川県と岐阜県は「5県を巡る暮らしの魅力発見紀行 第1回 岐阜×石川「食」セミナー」をリアルで開催。石川県が中心となって開催する、『世界塗業遺産認定県連携リレーセミナー5県を巡る暮らしの魅力発見紀行』の第1回目。今回は岐阜県と石川県がコラボし、【食】をテーマに開催。ゲストは石川県で地域の食文化の発信事業に携わる方、岐阜県で有機農業を実践している方をお迎えした。セミナー後にもゲストと交流ができる場を設け、終了時間ギリギリまでお話をされている参加者もいた。県の相談ブースの他、暮らしの魅力を伝える写真展を開催するなど展示にも工夫を凝らした。20名の来場があった。 高知県は「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座8 地元民が深~く語る!『この地域のココが良い(おらんく自慢)」 仁淀川×奥四万十×幡多編」を開催。高知県では、全16回の移住講座を開催中で、今回の講座で8回目。東西に長い高知県を6つのブロックに分けた地域紹介の後編として開催した今回は、高知のお笑い芸人・おだちさんによる取材動画を用いて、各ブロックの担当者が地域の魅力紹介(おらんく自慢)を行った。オンラインで配信を行い、計34名が参加。 23日は、高知県が「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座9  起業編『起業×U・Iターン』のロードマップ-高まる地域での起業熱-」を前日に続きオンライン開催。“入門編”では地方で起業をするメリットやその方法についてのセミナー、“事例編”では実際に高知で起業した女性をゲストに招き、現在に至るまでのエピソードなどをトークセッション形式で紹介した。配信はオンラインで行い、累計30名が参加。両日とも、アーカイブ動画は特設サイトに掲載される。https://kochi-iju.jp/lp/iju-maruwakari/ 静岡県静岡市は「ナント!!社長が登場!静岡市へ拠点進出 起業・従業員向け移住セミナー」をミックス開催。コロナ禍を契機に、企業の地方進出やテレワーク移住の機運が高まっている。今回は、移住の課題の1つである「仕事」をテーマに、しずおか焼津信用金庫と連携して、静岡進出した2企業の社長と従業員をゲストに招き、その経緯やメリット、生活環境などの実態を伝え、静岡市で働くイメージを具体化し、企業拠点の進出や従業員の地方移住を促すことを目指した。11名が参加した。 兵庫県は「ひょうごで働こう!おためし企業体験 事前説明会 in TOKYO」をミックス開催した。今回は履歴書や職務経歴書を作成する際のポイントを解説。県内企業2社の人事担当者が自社の募集案件をPRした。集客はリアル4名、オンライン1名。年齢層は20代~50代(推定)。本企画はさらに継続予定だ。 福井県は「ふくいの暮らし&子育て、なぜイイの?ヒミツ大発見!フェア in 東京」を交通会館12階で開催。全17市町のうち15市町が出展した今年度最大の移住イベント。時期・や天候に恵まれたこともあり、385名に来場いただいた。交通会館の外でチラシ・ティッシュ配布や恐竜着ぐるみによる案内や、アンケート回答者に先着250名にプレゼントするということも功を奏したようだ。

11月3日、創立20周年レセプションを麹町で開催! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

11月3日、創立20周年レセプションを麹町で開催!

日々、秋が深まりつつある。銀座の街路樹も紅葉が始まっている。ふるさと回帰支援センターは11月に創立20周年を迎える。3日の文化の日には祝賀レセプションを予定し、その準備に追われている。振り返れば、よくぞ20年もやってこられたものと思ってしまうことが時々ある。このレセプション、誰に参加していただくか人選に苦労している。あまりにも多くの方々にお世話になり、ご協力いただいたことから苦慮している。また、20年記念誌を当日参加者にお配りすることにし、やっと84頁を校了したところだ。自治体会員や個人会員の方などにもお送りいたしますので、楽しみにしていただければと思う。 18日から大正大学社会共生学部の3年生2名がインターンで来ている。当面2週間の予定でがんばっている。今日も「どう、中身が濃いんじゃない?」と聞いたら「ハイ」と答えた。なぜなら、初日から全国ハイヤー・タクシー連合会の要請行動に、相手の了解のもと同席し、具体的なやり取りをヒアリングした。午後も和歌山県企画部長が意見交換に2名で来たので、そこにも同席させたからだ。ただ、最近学生個人のレポートや卒論のためのヒアリングが多くなり、仕事に差し障りが出かねないようになり、苦慮している。 6月以降、熊本県の移住相談が急増し、9月には100件を超えた。どうしたことかと原因を聞いたら、現地訪問の旅費支給をほぼ無条件で3万円を支給しはじめたことが寄与しているのでは、ということであった。いくつかの県も交通費の支給を行っているが条件はついている。この現象、地方移住のニーズが相変わらず高いことの一つのあらわれと言っていいようだ。また、各県の9月の移住相談のうち、同月比過去最高は13県となり、うち広島県の204件が最高で、100件を超えている県は7県となっている。 取材・来客は、11日は、岩手県雫石町議会加藤議長、同小志戸前議会事務局長が視察に。14日は共同通信取材、自治労共済専務ほか2名が意見交換。18日は自治労前委員長が意見交換に。午後、全国ハイヤー・タクシー連合会が要請行動に、和歌山県企画部長表敬訪問。19日は福島県湯川村村議会議員8名が視察、福島県東京事務所所長表敬訪問。日経新聞取材。20日は鹿児島県日置市長が視察に。21日午前は山梨県韮崎市長が視察。午後、上毛新聞取材。 山梨県韮崎市の内藤久夫市長と 地方移住セミナーは17回開催した。 10月12日には群馬県が「群馬課2022 “継ぐ” から始まる『地域ビジネス』の可能性」と題したオンラインセミナーを開催。事業継承、共同経営、スモールビジネスをテーマに話を展開した。ゲストは川場村で家業の継業をしながら、地域活性化に関わるプロジェクトデザインを行う方と、片品村で第三者継承として「自然体験活動」に取り組む方。終始笑いがあり、楽しいセミナーとなった。家族継承と他人継承という形の違いによる、それぞれの課題が分かり参考になった。51名が参加した。 14日には、群馬県が「やりたいことを仕事に!地域おこし協力隊の魅力!~碓氷峠鉄道文化むらの魅力再発見!~」をオンライン開催。安中市を舞台に、群馬から軽井沢までをつないでいた信越線・碓井峠の鉄道文化を配信しながら、地域おこし協力隊をゲストにトークするウェビナーセミナー。情報発信する隊員と、全国2位の生産量を誇る梅林で梅農家を継ぐ隊員それぞれの活動から、「自分の好きな事を仕事にする」エネルギーを感じるトークを繰り広げた。49名の参加者が集まった。 長野県は、「楽園信州移住セミナー 消費するのに疲れた人へ 地球と一緒に共存する生活」をオンライン開催。「環境、社会、人などに配慮した消費(=エシカル消費)」や暮らしを実践している方の話を聞いた。長野市、阿智村、信濃町、宅建協会からの取り組みの紹介、長野県庁から長野県ゼロカーボン戦略について説明があった。畑やニワトリとの生活を営む自然食品店店主、プロスノーボーダーで自伐型林業を行う女性、エネルギー循環型の地域づくりを実行中の方によるクロストークでは、地球や地域に根差し、肩の力を抜いた暮らしや考え方が語られ、自然の中で暮らす心地良さを共有した。参加者は27名で、20代から50代まで男女比は半々。主に首都圏からの視聴参加が多かった。「東京の消費生活、湿度の高い気候に疲れており、移住を考えています。山村地域など憧れますが、まずは今の暮らしに近い市街地に家を探してみようと思います」などの声も聞かれた。 15日は徳島県・香川県・愛媛県・高知県が「四国暮らしフェア2022 in 東京」を東京交通会館12階カトレアサロンにて開催。四国4県の相談員による各県紹介セミナー、先輩移住者によるパネルディスカッション、先輩移住者との個別相談会などを行った。73組89名の来場があった。 山形県は「移住×起業スタートアップ in YAMAGATA」を会場とオンラインのミックスで開催。地域おこし協力隊をしながら副業で起業を目指すことについて、山形大学の小野寺氏が「ソーシャルイノベーション」をテーマに講演。鮭川村の協力隊と役場職員が、実際の取り組みや現状を語った。会場、オンライン合わせて34名が参加、20~30代の若年層の参加が目立った。 奈良県は「奈良で働く相談会-奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか-第1回副業できる地域おこし協力隊でソーシャルイノベーション!」と題して、県内での暮らしと仕事をテーマにした恒例のセミナーをオンライン開催。3名の参加であったが、アットホームで親しみのある進行は、参加者との双方向な交流につながり、今後より詳しい移住相談希望の声が聞かれた。 新潟県は「にいがた暮らしセミナーvol.5 地方移住して変化した『夫婦のカタチ』と「子育て」教えます!」をオンライン開催。新潟市でテレワークをしながら子育中の方と、長岡市でこども園を開所したご夫婦がゲスト。新潟県が子育てしやすく、地域の方も子育てに理解がある環境だという話だった。9名が参加。地域との関わり方や物件の探し方などの質問があがり、本気度の高さがうかがえた。集客が今度の課題だと感じる。 宮城県加美町は「かみカフェへようこそ~「移住」をゆったり対話しよう~」をリアル開催。ワールドカフェ形式で加美町について語り合うセミナーを目指していたが、相談者は0組であった。セミナー企画内容や集客のあり方に課題を残した。 長野県松本地域は「暮らす・働く 信州まつもと広域圏まるごと移住相談会-信州まつもと地域をまるごとご紹介します!-」を東京交通会館3階グリーンルームで開催。3市5村が勢ぞろいし、地域の魅力のPRとセミナー、住宅・就職相談、市町村との個別相談を行った。ゲストは、40代5人家族で大阪から安曇野市へ移住した中学校の教師の方、30代で東京から筑北村へ2段階移住した茅葺き職人の方で、移住する決断のポイントを紹介。また、長野県ハローワークが松本地域の就業状況を解説した。出だしこそ人が多かったが、後半は伸び悩んだのが残念だった。しかし、人気の松本、安曇野に集中すると思われた相談が、意外にどの市村にもまんべんなくあったことはよかった。30、40代のファミリーが圧倒的に多く、複数の市町村とじっくり話す様子が見られた。外国人の相談が5件あったことも印象的だった。「皆さんがとても温かく、移住するのに前向きになった」「移住するための要点が一度に学べて有意義だった」との感想が聞かれた。74名が来場。 群馬県は「ぐんま暮らし交流会【県内UIターン歓迎企業と交流会】」と題して、群馬県内企業4社による企業説明会をオンラインで開催。4社の説明を求職者が交互に参加して質疑応答を行った。以前はリアル面談だったものがコロナ禍ですべてオンラインとなった。東京の求職者にとっても便利になったが、どうしても距離感がある。その点、運営のジョブカフェ担当者がかなり工夫していて、リアルに近い反応となっていた。19名が参加。 16日、高知県は「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座7 地元民が深~く語る!この地域のココが良い(おらんく自慢)東部×まんなか×れいほく編」を開催。「移住まるわかり講座(全16回)」の第7回。東西に長い高知県を6つのブロックに分けた地域紹介の前編として開催した今回は、高知のお笑い芸人・おだちさんによる取材動画を用いて、各ブロックの担当者が地域の魅力紹介(おらんく自慢)を行った。今回はオンライン配信のみで、計28名が参加。アーカイブ動画は特設サイトに掲載する。https://kochi-iju.jp/lp/iju-maruwakari/ 北海道士別市と上川町は「北海道のだいたい真ん中 旭川圏域 士別市・上川町で自分らしい仕事と暮らしはじめませんか。」をリアル会場で行った。キャリアバンク(株)より北海道の求人の特徴等を、大雪カムイミンタラDMO(観光地域づくり法人)からは、エリアの魅力と北海道の四季の暮らしを具体的に話した。大雪山系の素晴らしさを体感したくなる内容であった。5名が来場した。 宮城県丸森町は「のんびり子育てしませんか~丸森町ゆるいじゅー相談会②~」をリアル会場で。町のPRと古民家活用を例にした移住者実例を、柔らかな雰囲気のなかで紹介された。子育て世帯と子育てを終了した世帯の3組に対してオーダーメイド型の相談を個別にうけたところ、3組ともに、現地での体験ツアーをその場で申し込むことになった。満足度の高いセミナーとなった 岩手県雫石町は「クリエーター移住~手製本ノート作家さんの古民家新生活~」をミックスで行った。クリエーター移住として手に職のある方、また古民家での暮らしを伝えるテーマで開催。手製本ノートの販売をしている方をゲストに、雫石町でも更に山奥での暮らしの魅力を語っていただいた。ゲストにも告知のご協力をいただき、30代~40代を中心に14名参加があった。 香川県は「移住・UJIターン相談会」を開催。就職、転職、就農、起業、住まい、子育てなど移住全般の相談をオンラインおよび、リアルにて受付。参加者は44歳と41歳の男性2名であった。 島根県は「しまね移住の先輩が語る!地方暮らしのアレやコレvol.3 ~気になる!離島暮らし編~」をオンライン開催。隠岐諸島の海士町の先輩移住者の実体験や地域の情報について話を聞いた。現地訪問のときに活用した支援制度や、現在の仕事に就くまでの経緯などのほか、引っ越しの際、引っ越し業者へ依頼するよりも宅配便の方がお得な場合もあるといった離島特有の話は参加者の参考になった。そのほか、休日の過ごし方や子育て環境など、島暮らしを意識した質問があがった。単身4組、ファミリー3組の7組10名が参加。年代は20代~50代、男女比も約半々であった。 熊本県は、3年ぶりの大規模相談会「くまもと移住祭!~~暮らす・働く・楽しむ まるごと大相談会~」をリアル開催。前回より多く18市町村の参加となり、スタンプラリーのおかげか各市町村の個別相談もそれなりに対応だった。ステージではくまモンが2回登場し、熊本出身の行定勲監督のトーク、先輩移住者トーク、リノベ宅からの生中継など開催、ミニ物産展も好評だったよう。自治体からは先日のふるさと回帰フェアよりも、具体的な相談者が多かったとの感想があった。187組が来場、3年前の108組と比較して大幅に来場者が増えた。

10月、セミナーが花盛り、70回も開催!

先週のブログでも触れたように、10月は例年移住セミナーが多いが、今年も70回の開催予定と盛り上がっている。9日には山形県が今年で4回目となる、全市町村が参加する「くらすべ山形移住・交流フェア」を開催した。山形県の特徴は、一般社団のふるさと山形移住・定住推進センターが実施主体で行われているところだが、その特徴がうまく生かされているのかが問われているようだ。一部オンライン参加があったが、全自治体が参加しているのは評価できる。言い方を変えれば、移住者の受け入れ体制がほぼ完成したとも言える。次は集客をどうするかが課題だ。また、8日には愛知県が初めて「あいちの山里&離島Day~みたことない!あいちの山里&離島~」を開催し、移住者の受け入れに一歩踏み出した。 この程、9月の移住相談実績が明らかになった。総件数は4594件で前年比104.3%増となっている。頑張った県は栃木・長野・富山・群馬・広島の順で栃木県のトップは初めて、セミナーでの集客が幸いした。相談件数では広島・福岡・山梨・静岡と熊本が同数となっている。 取材・来客は、7日は産経新聞取材。鳥取県東京事務所本部長、副本部長表敬訪問。副本部長は10数年ぶりの東京勤務ということで、東銀座の事務所で平井知事、立松初代理事長と移住セッションをした思い出話もでて、往時を懐かしんで盛り上がった。9日は3年目となる「くらすべ山形!移住交流フェア」で共催あいさつ。その後、主催の一般社団・駒林専務(兼)事務局長等と意見交換。午後は北海道滝上町斎藤副町長と懇談。11日は朝日新聞熊本総局取材。午後は共同通信取材。北海道森町の岡嶋町長がふらりと立ち寄られ、意見交換し、移住に取り組みたいので会員化を検討したいと語る。12日は群馬県西担当副部長、公立高崎経済大大宮名誉教授とランチ。大宮教授は2010年からの内閣府補助事業「農村六起」のビジネスコンペの審査委員をお願いし、ご協力いただいた。往時の思い出話しに花が咲いた。 先週は12回の地方移住セミナーを行った。 10月5日には、広島県が「『瀬戸内』×『古民家』ではじめる自由自在な暮らし方。~実践者&専門家が語る 空き家の探し方・活用のリアル~」をオンラインで開催。ゲストは、島で移住相談や空き家案内を行う男性、高専の講師として空き家の活用に携わる専門家、空き家に特化した不動産を営む男性の3名。移住するうえでの空き家の探し方や、修繕の方法、住む以外の活用方法について聞いた。25名の参加があった。 6日には、福島県いわき市が「いわき い~住 チャンネル vol1. 発見!いわきとの『関わりシロ』」をオンライン開催。YouTubeチャンネルを開設し、いわきの移住・二地域居住・関係人口について配信するセミナー。いわき在住でローカルアクティビストとして活動する小松理虔氏をMCに起用し、フリーライターと、二地域で活動する公認会計士兼税理士の女性をゲストに招いた。第一部では、いわきに住んでいなくても関われる団体・個人や、自分らしい活動をしている人を紹介。第二部ではいわきで起業するメリットや起業までのステップを提示した。39名が参加。セミナーの様子はYouTubeでアーカイブ配信されている。 7日は、石川県能登地域が「能登ってどこ?能登の3勇者がご案内!」を行った。昨年はオンラインでの開催だったが、今年度はミックス形式で開催した。自然栽培、能登地域の起業、狩猟の3つのテーマのゲストから話していただいた。特に狩猟について、狩猟免許を取るフローや、金額だけでなく、猟の種類や実際の活動内容についてもリアルに語っていただき命の大切さを再認識するとともに大変学びの多い内容だった。女性の参加者からも質問が出るなど、石川県の狩猟事情を知ることができる良い機会となったと感じる。14名が参加。 鹿児島県は「鹿児島・移住オンラインセミナー2022 vol.2 #二拠点居住~東京と鹿児島の二拠点で手に入れた”いいとこ取り”の暮らしとは?~」を開催。鹿児島県出水市と東京に拠点を持つステンドグラス作家の夫妻をゲストに迎え、話を聞いた。「時間に追われていないから、描く線に余裕があるかもしれない」という言葉に、出水での伸びやかな暮らしが感じられた。一方で東京では良い刺激も受けているとのこと。働く場所を選ばない人たちへのお手本となるような暮らしぶりに、46名の参加者からは質問も数多く寄せられた。 8日、神奈川県が「大磯暮らしの始め方がわかる秋の移住セミナー」をオンライン開催した。前半は役場から町の概要説明、後半はトークセッションという構成で、行政と民間の協力体制が感じられ、内容もバランスがとれていた。特に、後半の最近移住した先輩移住者のトークセッションでは大磯の魅力や、買い物や病院等の気になる暮らしのポイントが分かりやすくまとめられていた。参加者のうち半分以上がカメラオンで参加していただけたこともあり、参加者の反応をみながらセミナーを進めることができた。告知期間が短かったため申し込み状況が心配されたが、10組の申込みがあり大磯町のポテンシャルの高さが感じられた。逆に言えば、もう少し早くから告知に力を入れることでより集客が見込めたと思われる。 静岡県は「ふじのくに静岡で農業を始めた先輩新規就農者たち」を会場でリアル開催。研修後に独立就農した方と農業法人に就職した方2名を招いて、農業を仕事にしたい方向けのセミナーを開催した。30~40代を中心に8組10人の参加があった。 高知県は「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座 6先輩移住者が語る!『私が高知を選んだワケ』」をミックス開催。高知県では、9/17~11/23にかけて「理想の暮らしを高知で実現 移住まるわかり講座(全16回)」を開催。今回は先輩移住者3名をゲストに、移住までの事前準備、現在の仕事や活動についてトークセッションを行った。会場とオンライン、計28名が参加。アーカイブ動画は特設サイトに掲載する。 愛知県は「あいちの山里&離島Day~見たことない!あいちの山里&離島~」を会場で開催。大都市のイメージが強い愛知県の中で、豊かな自然に囲まれた田舎暮らしができる地域の魅力や半農半Xの暮らしについて、トークセッション。参加者から「地域へ最初の一歩を踏み出した時の印象は?」「半農半X」に興味があり、自分の仕事が地域で実践できるか知りたい」等の真剣度の高い質問が寄せられた。「具体的な話が聞けて刺激になった」「現地を訪問したい」と前向きな感想を多数あった。40代、50代を中心に12名が参加。 石川県は「いしかわUIターン大相談会 in 東京」をダイヤモンドホールで開催。県内の自治体のほぼ全域が参加した。3年ぶりのリアル開催となった今回は、仕事の相談もできるよう14の団体にも出展いただいた。先輩移住者によるセミナーのほか、能登上布のしおりを作成するワークショップも開催した。自治体を表すキーワードを掲示するなど工夫を凝らしたブースもあり、相談者もよく足を止めていた。101名の来場があった。そのほか、事前に回収したアンケートを個人情報をマスキングした上で、システム上で自治体が見られるようにしブースでの相談の際に参考にできるようにするなど、新たなチャレンジもしたフェアだった。 9日、広島県三次市は「三次まるごと!ツナグセミナー」をリアル開催。広島県の山間部に位置する三次市のセミナーで、ゲストには、三次市長と先輩移住者(2名)をお呼びした。移住希望者にとって、広島県の山間部はイメージがほとんどないため、今回の三次市の単独セミナーは、広島県の新たな側面をPRした。今後も、三次市との接点を持ってもらえるよう、毎年継続して、セミナーに取り組む。仕事が少ない点が課題なので、仕事の発掘は、今後も三次市と協議していきたい。11名が参加した。 大分県は「おんせん県おおいた空き家活用セミナー&移住相談会」をリアル開催。空き家セッションではかかった費用の提示もあり、参考になったとの声が聞かれた。前回セミナーにいらっしゃった方、センターでご相談された方など再度のご参加が4組あり、本気度の高さ、および移住に向けてより詳細な情報を求めてこられる方が多いと感じられた。11名が参加した。 山形県は「くらすべ山形!移住・交流フェア」をダイヤモンドホールで開催した。今回が4回目の開催で全市町村が参加、164名の来場があった。1階のピロティで就農した移住者が農産物の販売を始めて行ったが好評で、早い時間にほとんどの店舗が完売した。  

10月のセミナー、9日までに22回の開催! | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

10月のセミナー、9日までに22回の開催!

東京は今日から天気が崩れ、寒くなると予想されている。季節の変わり目の一日になるようだ。フェアも終わり、ちょっと一服の感はあるが移住相談はそれなりに賑わっている。9日には、今年も山形県が全市町村の参加した形での「くらすべ山形移住・交流フェア」が予定されている。合わせて、1階のピロティでは移住者が生産した美味しい農産物の直売会が10時30分から行われる。このフェアは3年前から開催され、多くの移住希望者を集めている。 今月に入って、9日までの移住セミナーはなんと22回も予定され、活発な展開となっている。1月から7月までのフェア開催は前年比35%増で推移しており、過去最高を更新する勢いとなっている。因みに山形移住・交流フェアは今年、4回目の開催となっている。 取材・来客は、28日は九州朝日放送の取材があった。29日は和歌山県伊都振興局舩富局長と懇談。30日は、午前中は経団連産業政策本部と地方移住についての意見交換、連携を深めることを話し合った。10月4日は日本農業新聞取材、移住の定義、考え方について意見交換した。午後からは福島市木幡市長が来訪、親しく意見交換。同じく福島県の川内村、葛尾村の両副村長が来訪。鹿児島県大崎町長も来訪。5日は共同通信生活報道部兼地域報道部の4人と移住全般について意見交換。岐阜県中津川市青山市長、同柘植市議会議長が見えられ、名刺交換。立憲民主党岩手県選出の階衆議院議員が視察に見えら、移住相談ブースの充実ぶりに驚かれていた。            階衆議院議員と岩手県ブースで 地方移住セミナーは12回開催した。 9月29日は広島県が「\こんなことでも相談していいのかな?!/広島にゆかりのある移住相談員が、そっとサポートします!」をオンライン開催。センターの移住相談員2名がゲストとなり、移住相談窓口をもっと気軽に利用してもらうための移住サポートや、普段の相談の様子について話した。7名が参加した。 長野県南信州地域は「都会×地方~ゆるやかな農住のススメ~」をオンライン開催。古民家を購入し、東京との二地域居住をしながら農ある暮らしを実践しているご夫婦と、食の雑誌「うかたま」編集者のトークセッション、農産物と就農の情報&ワーキングホリデーの紹介、市町村別の相談の3部制とした。真剣な相談者が多く、1年以内のUターンを目指す方や、現地訪問をされる方も。19名が参加し、「今回で3回目のセミナー参加、移住を決心しました」「移住窓口の方とつながることができありがたい」「次回はぜひ相談会にも参加したい」との声が寄せられた。 30日には、「北海道蘭越町、深川市、上川町、栗山町 地域おこし協力隊として働いて、地域を盛り上げませんか?~北海道の仕事と暮らしセミナー~」を会場とオンラインのミックス開催。協力隊として活躍する地域資源プロモーター(深川市)、商工振興支援担当(蘭悦町)、フード、アウトドア、クラフト等のプロデューサー(上川町)、森林サービス産業チャレンジ隊員(栗山町)を紹介し、多様な働き方を提案した。幅広い世代から10名の参加。 10月1日には、福島県が「\わくわくする/ふくしまぐらし。~こんなはずじゃなかった! を解消するお試し移住~」をミックス開催。移住を具体的に進めるためのイロハ、新しい事業として注目されている「お試し移住村」の概要を説明後、「磐梯町」の様々な現地体験プログラムについて説明。参加者は、8名と少なかったが、福島県の県民性や仕事探しについて突っ込んだ質問も出た。 北海道渡島地域は「南北海道どうでしょう! まちの人がリアルな暮らしを伝えます」をオンラインで開催し、函館市をはじめとする管内8市町が参加した。地域の買い物・子育て環境や休日の過ごし方から住民の気質といった情報まで幅広いテーマをトーク形式でテンポよく紹介。町の課題も正直に伝えたことで「逆に好感が持てた」と参加者からは好評。司会や町の担当者の穏やかな人柄が良く伝わったとの声も。10名が参加。 山形県寒河江市は「寒河江ぐらしのはじめ方~就農×子育て編~」をミックス開催。残念ながら集客が伸びずオンライン2名の参加だったが、先輩移住者が就農の魅力や苦労話をしっかり伝え、参加者も積極的に質問をし、濃い内容のセミナーだった。 栃木県日光市は「NIKKOで暮らす」と題して、起業をテーマにしたセミナーを、ミックス開催。日光市の概要から生活環境、支援制度の紹介と、日光市に移住・起業したゲストより、体験談や起業する上でのポイントを解説いただいた。事前予約の段階から具体的な質問もあり、質疑応答では気候や物価、ウェブ環境や公共交通、暮らしの魅力、昨今の観光客数の状況など積極的に質問が上がった。14名が参加した。 徳島県、香川県、愛媛県、高知県は、「【四国移住相談会】四国のあれこれ、ざっくばらんに聞いてみん?」を四国暮らしフェアのプレイベントとして会場で開催した。四国を訪れたことがなく、いろいろな事を知りたい層へ向けた入門編の相談会。2週間後に行う「四国暮らしフェア2022」の予習のような機会として、フェアへの動員につなげたい狙いだ。10名が参加した。 山梨県は「移住・多拠点・ワーケーション。自然と暮らせるヒントを見つけよう。『新しい住まいの見つけ方』」をミックス開催。前回開催時の反省(インフラ不備)を生かし、前半のセミナーはオンラインと対面ミックス、個別相談ブースは対面のみとした。また各エリアごと、市町村及び企業をまとめてブース配置したため、動線もよく、相談もよりスムーズに行うことが出来た。直近まで集客が増えず回帰フェア翌週ということもあり心配したが、結果は速報で45名(オンライン20名、対面25名)と前回を上回る結果となった。年齢層は全体的に50~60代が多かったように思う。 2日には、佐賀県 「さが暮らしセミナー Vol.11 ~起業で開くNEXT DOOR 地域資源でオーガニック・コスメ」をミックス開催。唐津市の離島産の素材を生かしたコスメ原料を企業に提供している株式会Retocos(リトコス)の取り組みを紹介。オーガニックコスメをつくる先には、持続可能な事業の仕組みづくりを実践し、島の課題解決(地域振興)に取り組む姿があった。さらに地元経済の活性化も見据えたゲストの思いを聞き、起業と地方創生の在り方について気づきを得た内容だった。また、当日はオーガニックオイルの「天然の香り」が会場中に広がり、参加者の感性にも訴えかけ記憶に残るセミナーとなった。10名が参加。 高知県は「理想の暮らしを高知で実現!移住まるわかり講座」を全16回に分けて行っている。今回は講座5として「先輩移住者が語る!『私の高知での暮らし方』」を開催。休日の過ごし方や移住後のコミュニティの広げ方などを、3名のゲストがざっくばらんに紹介した。会場とオンライン、どちらでも参加が可能な形式で、計42名が参加。アーカイブ動画は特設サイトに掲載し、当日参加者以外も視聴可能だ。 山口県は「やまぐちYY!ターンカレッジ第4回」として「山口とつながるpart1~地域へのイリグチからシゴトまで~」を交通会館3階で開催した。人気移住地、萩市の伝統的建築物を改修した宿泊施設を営むゲストと、萩市役所から2名というキーマン3名による、地域のイリグチと繋つながり方を伝えるセミナー。元地域おこし協力隊が萩市をテーマにデザインしたイラストを使うカレンダー作りのワークショップも実施。参加者は楽しみながら、さらに萩のことを知ることができた。セミナーの出口としてオンライン移住ツアーを準備しており、今回の参加者からも申し込みにつながった。37名が参加した。

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