2017年11月

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福島県が初の全県規模のフェア開催

 11月も残り少なくなってきた。毎月、4回をメドにブログを出してきたが、今月は23日に古稀を迎えたことなどもあり、5回目にチャレンジすることにした。毎日、午前と午後の2回、8階の移住情報センターに行き、相談員と意見交換をしたり、情報の共有化を図ったりしている。その中で、ある県の窓口にUターン希望者が来て、移住相談を受けたそうだ。仕事も、うまい具合に正社員の仕事が見つかった。ところが、それが2か所からOKとなり、どちらも魅力的な条件での雇用となり、どちらに就職すべきか散々悩み、自分では決められず、結局2階にある「占いの店」で決めてもらって、移住したそうだ。ぜいたくな悩みと思った。  11月最後の週も移住セミナーは花盛りで13回の開催。22日夕方6時45分からの京都府のジョブパークUIJターンコーナー主催で「働く@京都の田舎 会社員/伝統産業/インバウンド/ソーシャルマーケテングetc」が開催され、21名の参加。ゲストは移住して就職した人と起業した人で、経験談を聞き、グループ討論に入った。この日は23日休日の前ということで、岡山県の「おかやま晴れの国くらし 移住定住・お金と暮らし」のセミナーも行われた。24日金曜日も栃木県の2回目の「とちぎUIJターン学生等と企業の交流会IN東京」、石川県能登町の「事例から学ぶ、能登の子育て移住と教育」が行われ、それぞれ盛り上がった。25日土曜日は、佐賀県の「山がある。湯がある。狩りガール~はじめよう!あの さが・武雄で狩りガール生活~」には実際の狩猟者と狩りガールが参加。26組31名の参加で盛り上がった。長野県大町市も人気のある地域で「教えて!大町での働き方~いなか暮らし大町セミナー~」には親子や移住をすでに決めている人などを含め12組16名の参加。同じく長野県麻績(おみ)村地域おこし協力隊募集説明会「農家の後継者になろうプロジェクト」にはりんご農家、米農家の担い手を求め、真剣な面談が行われた。参加は7組10名に達した。同日の栃木県大田原市の「大田原市移住・定住セミナー」は本来の移住セミナーらしく、市の現状やIJUサポートセンターの対応などを説明、9組11名の参加で個別相談会にもしっかり参加、参加者の年齢は高めだったが反応もあったようだ。  26日日曜日は福島県が初めて全県を上げた「福島くらし&仕事フェア2017」を12階のカトレアサロンで開催。このセミナー、なんと今年の470回目のセミナー開催となる。出展団体は浜通り・中通り・会津から23団体。参加者は176組209名で賑わった。この日は北海道が函館市暮らしセミナー、オホーツク地域の「あなたの知らないオホーツクがここにある」移住セミナー&個別相談会がそれぞれ行われ、函館市9名、オホーツク地域からは北見市、津別町、大空町、網走西部流域森林・林業活性化協議会が出席。11名の参加があった。 来局は28日に北海道沼田町金平町長、29日は岐阜県西南濃町村会の養老町・安八町・神戸町・垂井町・関ヶ原町・輪之内町の各町長が全国町村会長総会に合わせて初めて視察に来られた。何とか町村会としてのセミナー開催を検討したいと決意を述べて帰られた。また、長野県山形村の村議2名もあいさつに来られた。ありがとうございました。

静岡市、移住者100名を突破

 東京の空は、今日は冬晴れのような快晴。空気は澄み、気持ちがいい。2015年4月からふるさと回帰支援センターに政令市で初めてブースを構え、2名の移住相談員を配置して頑張ってきた静岡市。この程、2年6カ月で窓口から送り出した移住者が100名を越えたようだ。取り組みの特徴は、受け皿がしっかりしていることから、確実に右肩上がりで移住者が増加していること。回帰センターの移住相談件数が伸びていることに呼応した形となっているところで、これからも移住者の増加が期待できそう。20日月曜日は定休日だが、栃木県大田原市の津久井市長が上京。お会いしたが、なんと政府の地方自治法施行70周年記念式典で市町村を対象にした団体表彰を「自らの創意工夫により、優れた施策を実施し、地方自治の充実発展に寄与」したとして栃木県代表として表彰されたようだ。施策的には「大田原市グリーン・ツーリズム構想」による都市との交流や農家民泊によるツーリズムの展開、「大田原移住定住サポートセンター」の設立と2名の常駐移住相談員の配置による移住から定住までの一貫したコーディネートの実現などがあげられている。  先週のセミナーは16日木曜日の徳島県の「魅力体感!とくしま移住体験ツアー事前セミナー」など13回。徳島県の移住体験ツアーのセミナーには約30名が参加。小松島市出身の音楽家が講演し、地域の文化や魅力を語った。県では年間4回の移住体験ツアーを計画、成果を上げている。17日の愛媛県宇和島圏域の「極南予移住フェア 愛媛・宇和島圏域連携移住フェア」は愛媛県では初めての定住自立圏でのフェアで本気度の高い参加者が多く、19名22名の参加。18日の「ひろびろ広島暮らしフェア2017vol3『山のくらし入門』」は山側の三次市・府中市・広島市など6市3町が参加。とっておきの仕事・子育て・就農・趣味 アウトドアなど、テーマごとにブースを設けて意見交換。参加は50名程度。同日の山梨県の第7回やまなし暮らしセミナー「山を見て暮らす」はテーマも良く、新規の相談者が多く、36名の参加。南アルプス市に2年前に移住し、就農。桃・さくらんぼなどを作っている佐藤さんから実践報告を受けた。熊本県は17、18日の2回のセミナーを開催。18日金曜日のくまもと移住フェアは「~くまもと暮らしをジブンゴト化してみよう!~」で29組33名が参加、子ども向けのワークショップも開催され、盛り上がった。19日日曜日の新潟県は12階のダイヤモンドホールを会場に初のBIGイベント「新潟が大集合!新潟U・Iターンフェア2017―新潟の仕事・暮らし食が見える1日―」を開催。302組381名と健闘した。会場には企業エリア・公務員エリア・サポートエリア・市町村エリア・教育エリア・食の魅力エリアと多彩なブースが設営され、来場者の相談に対応していた。特に市町村エリアには下越・中越・上越の各自治体から20市町村が参加した。同日の宮崎県は「みやざき波乗り生活~サーフィン移住~」をテーマに12名17名の参加。参加者は男女半々、子ども連れも居て、多彩な参加者で賑わった。スピーカーはハワイ帰りのサーファーで車座になって情報交換をするなど盛り上がった。  来訪者も多く、17日には北海道高橋知事、徳島県三好市黒川市長、福島県玉川町長。20日は大田原市津久井市長。21日は岐阜県高山市国島市長、宮城県議会中島議長、北海道鷹栖町木下議長などの訪問・視察をいただいた。

浜松市の移住相談日がスタート

 今年は冬が早いとテレビの気象予報士は言っていたが、そんな感じの今日この頃です。10月の移住相談件数が3019件と過日発表した。昨年同月を500件上回る実績で、これで10ヵ月連続昨年実績を上回った。11月の移住セミナーも52回の開催が予定され、順調に開催数を伸ばしている。昨日は朝から埼玉県のブースの名称が「住むならさいたま移住サポートセンター」と変更になり、そのセレモニーがあり、立ち会った。担当課長は「埼玉は圏央道を境に北は人口減が激しく、次年度はしっかり予算を確保し、頑張りたい」と決意を語っていた。一昨日の朝日新聞夕刊に県民手帳の囲み記事があった。それによると青森県の県民手帳が人気で、15、16年が全国トップで、17年が2番とあった。ふるさと回帰支援センター内の青森暮らしサポートセンターにも5色の手帳の見本が置いてあり、好評である。また、静岡県の移住相談コーナーでは、浜松市の月1回の移住相談日が今月11日から始まり、話題となっている。この市町村移住相談日は山梨県や長野県でも行っており、それぞれ成果を上げているところである。  今月に入ってからの来訪者は、1日に栃木県広報課長、青森市議1名、産業雇用安定センター、2日は青森・野辺地町中谷町長、広島市谷副市長、JA全中馬場参与、8日は福岡県議員団、長崎・南島原市議員団、宮城県議1名、滋賀県総合政策部長、宮崎・新富町議員団、10日は三重・鳥羽市議員団、14日は広島・世羅町議員団、栃木県議員団、山梨・韮崎市議会議長、鹿児島・さつま町日高町長他、15日は愛媛県議会毛利議長他などがあった。  セミナーは今週、12回開催された。12日の熊本県菊池市の「癒しの里菊池 移住・就農セミナー」には5名の参加。酪農での就農を訴えていた。同日は北海道のリゾート地、後志(ShiriBeshi)の暮らしがわかるセミナーも開催され、ニセコ町・岩内町・積丹町が参加した。11日土曜日も4回のセミナーが開催され、中でも愛媛県西予市の「西予市移住交流セミナー 海・里・山で暮らしをつくる~私たちの選択~」には管市長も参加。さらに地域おこし協力隊員7名も加わって大いににぎわい、参加者も38名に達した。また、埼玉県の「新しい生き方、暮らし方を探している方、集まれ!~秩父市でいつまでも自分らしく暮らす~」にはシニア世代を中心に10組12名の参加。アクティブシニアが活躍できる街をめざすCCRCの話しやお試し住宅の受付などもあって盛り上がった。12日の四国4県暮らしフェアin東京2017には141組185名が参加。昨年比の7割程度と天気も良かったこともあり、他に人が奪われた感があったようだ。同日は北海道十勝暮らしセミナー<本別町・足寄町・陸別町・上士幌町・池田町>があり、一部・二部を合わせ21組31名が参加。参加自治体の地域おこし協力隊がそれぞれの自治体を紹介し、3名の移住者から移住体験談が報告された。鹿児島県暮らしセミナー(農業編)―鹿児島でかなえる新規就農―は10組16名の参加。指宿市で新規就農し、おくらやそら豆などを栽培している移住者の経験談をめぐって話し合った。

初の移住相談スキルアップ研修会開く

 8日は立冬、日が沈むのも早くなってきた。街を行く人もコートを羽織った人が目立つようになり、秋がいよいよ深まってきている。相変わらずふるさと回帰支援センターは忙しい日が続く。11月1日は夜10時からのBS日テレの深層NEWSに久しぶりに出演した。『人生100年時代へ・・・老後の”理想”と現実』がテーマであった。私の方からはふるさと回帰運動の現状と移住するにあたっての心構えなどについて報告させていただいた。驚いたことに、その後の反響が大きく、翌日からシニア世代の移住相談が相次いだ。6日月曜日は「移住相談スキルアップ研修会」を東京交通会館12階で全移住相談員を対象に行った。初めてのことで午前は山梨県の移住相談員の倉田さんから「すぐに役に立つ移住相談ノウハウ」をテーマに、これまでの経験を踏まえて実践的な講演をいただき、その後、①移住相談、②地域からの情報収集、③市町村対応、④その他、に分かれてグループ討論を行った。講演した倉田さんはJAL国際線のスチュアーデス経験者という接客のプロで、山梨県を移住先希望人気ランキング1位に引き上げた功労者の一人という実績からお願いしたもの。出席者の評価もおおむね良好で、参考になり、良かったというものであった。午後からは、「移住相談者に寄り添ったきめ細かな対応をめざして」をテーマに、東京都職能開発協会キャリア形成サポーターの平井美知子さんから講演をうけ、その後グループワークを行った。  セミナー開催は11回、多岐にわたったテーマが用意され、聞き逃せない、興味深いものが多かった。2日木曜日夜の神奈川県は「ちょこっと田舎で『海が見える暮らし』と『かながわで漁師になろう』」をテーマに開催。18組25名が参加。若者が多く、雰囲気も良く、ほとんどの参加者が相談会に残った。県からは水産課職員が参加し、具体化にあたっては「窓口なります」と決意が語られ、盛り上がった。4日の山形県は置賜地域の自治体が参加、12組13名の参加。スピーカーは福島出身で、長井市で起業した方が登場。テーマは「県内出身の若者と地元産業とのマッチング」であった。同日の静岡県は浜松市・掛川市・磐田市などの県西部地域の「遠州で実現するライフスタイルセミナー」で、この地域は就職に強い所であり、参加者も若い女性と子ども連れが多く、21名の参加。同じく新潟県新発田市はセミナー企画を地域の若者に委託し、「東京暮らしのあなたへ、疲れをいやす『底シゲキ・高タンパク』なまち暮らしのススメ」をテーマにグループワークを行った。5日日曜日も盛りだくさんのセミナーが開催され、12階のイベントスペースでは岡山県と長野県が合同移住相談会を初めて開催。210組317名と賑わった。双方の県ともフルーツの産地で、当日も岡山のぶどう、長野のりんごの試食も行われ、盛り上がった。大分県も12階で「おんせん県おおいた暮らしフェア」を開き、来場者663名、移住相談件数136件253名と健闘した。8階のセミナースペースでは岩手県がいわて暮らしセミナー「岩手×若手 ~「若手」から「岩手」のリアルを聞こう!~」を開催し、若者を中心に31組36名を集め、盛り上がった。  来訪者も多かったが、詳細は次号に譲り、変わったところでは東大付属中高校の生徒が見学に訪れ、嵩副事務局長の説明を受け、元気よく帰ったことのみ記載することにする。

1週間で15回のセミナーに多数の参加者が

 11月、東京も朝夕はすっかり冷え込んできた。スタッフにチラホラ「風邪引きさん」も見受けられる。先週は10月最後の週ということもあってセミナー開催が15回と多く、しかも創意工夫された内容のものが多かった。25日水曜日の栃木県初の「とちぎU・J・Iターン学生と企業の交流会」は地元企業3社と大田原市が参加。学生も20名を越え、率直な意見交換ができたようだ。来年1月にも第2回目が予定される。同日の徳島県の「四国の右下移住相談会」は阿南市・美波町など1市4町の参加だったが、「場所」は明らかだが、どのような暮らしが可能なのかの「こと」がなく、8名の参加に留まった。27日金曜日の富山県の「移住のどうなの?を知り、なぜ?を解決する(かもしれない」セミナー」には25名の参加。夕方からの開催とあって名物の鱒寿司も配られ、盛り上がった。同日の埼玉県の「プレミアムフライデーに贈る埼玉就農支援セミナー」は5名と少なかったが志の高い人が多く、全員が個別相談に参加。県は手ごたえを感じたようだ。28日土曜日は北海道暮らしセミナーなど4回のセミナーが開催。北海道は留萌管内の遠別町・天塩町・羽幌町・苫前町・初山別村など4町1村が参加。「きた・北海道「留萌」~海と酪農があるまち~」をテーマに11名の参加。同日は神戸市も「神戸で働く!個別相談会@東京」を久しぶりに開催。15名の参加。山梨県は中央地域の甲府市・南アルプス市・甲斐市・初参加の中央市の参加で「田舎を楽しむまちに暮らす 山梨移住初心者セミナー」を開催したが9名の参加。移住者目線での開催だったのかの課題が残ったようだ。29日日曜日は生憎の台風直撃と足場が悪かったが、6回のセミナーが開催され、それぞれ健闘した。12階のイベントホールで開催された「オール群馬の☆ぐんま暮らしフェア~彩り豊かに住む・暮らす・働く~」は昨年を上回る51組70名の参加。同じ12階の福井県の「ふくい移住・就職フェア」は10社を超える地元企業と10名の移住者も参加してフェアを盛り上げた。132名の参加。また、長野県の佐久市・中野市・伊那市・小川村・筑北村・北アルプス連携自立圏・諏訪圏移住交流推進事業連絡会が主催した「楽園信州移住セミナー 信州型ワークライフスタイル『一人多役のススメ』仕事はひとつって誰が決めた?」には自分らしい働き方を見つけたいという移住希望者が27組39人も参加、テーマのよさもあって大いに賑わった。  来訪者も26日は、10月から高知県が新たに立ち上げた(一社)高知県移住促進・人材確保センターの専務理事・事務局長が事業内容の説明と連携強化の要請で来局、さらに鹿児島県東條企画部長も。27日は鹿児島県志布志市担当室長、愛媛県内子町副町長、北海道上士幌町「生涯活躍かみしほろ塾」事務局長、31日は熊本県島原市議会産業建設委員会12名、鹿児島県肝属郡監査委員協議会などの視察があった。島原市産業建設委員会所属議員や肝属郡の方々は何とか団体会員化をめざしたいと決意を語っていただいた。

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