2019年8月

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9月6日のNHKドキュメント72時間にセンターが登場

NHKの毎週金曜日の夜10時50分からの「ドキュメント72時間」という番組があるが、9月6日に「さらば東京!移住相談センター」というテーマでふるさと回帰支援センターが取り上げられる。是非、見てほしい。 https://www4.nhk.or.jp/72hours/x/2019-09-06/21/18685/1199268/ 東京はめっきり朝夕涼しくなってきている。15回目となる「ふるさと回帰フェア2019」まで2週間となり、慌ただしさに拍車がかかっている。とくに東京交通会館12階での開催は初めての開催となることから人の流れをどうするのかが課題となり、その対応に苦慮している。また、12階の会場への誘導のためにJR有楽町駅前の広場に10張りのテント村と東京交通会館1階のマルシェスペースで各地の果物や野菜などの販売を予定しているがまだ最終の配置の確定がなされておらず、気をもんでいる。 視察・来客・取材は、8月21日に福井県が組織改革を行い、新たに移住・定住担当となった交流文化部長が顔を見せられた。また、徳島県議会総務委員会8名の視察、宮崎県議員2名の視察があった。22日は出身地の福島県いわき市の応援大使を仰せつかっている関係で市の交流の夕べが新橋第一ホテルで開かれ、出席。23日は和歌山県移住担当局長が24日の初めての山梨県とのコラボによる移住セミナー「東と西のSweet Life~フルーツのある心豊かな生活~」に参加のために来局され、久しぶりに意見交換を行った。また、この日は初めて婦人公論9月号に「ふるさと回帰フェア2019」の開催広告を打ったことから編集者と打ち合わせを行った。27日は前回のブログで紹介した民間法人による移住セミナーなどにおける「サクラ動員」に対する対応について内閣府とその善後策について打ち合わせを行った。 セミナー開催は12回で、23日夕刻からは北海道留萌中北部地域(遠別町・天塩町・初山別村・羽幌町・苫前町)の「行きたい!住みたい!夕日絶景のオロロンライン~5町村合同セミナー~」が行われ、16名の参加と健闘した。このセミナーのサブタイトルは北海道移住への架け橋で、ゲストは遠別町に地域おこし協力隊としてUターンし、ウェイブメデア「遠農物語」を運営している原田氏であった。長野県駒ヶ根市の「【駒ヶ根暮らしセミナー】駒ヶ根で『しごと』探しませんか?」には12組16名の参加。地元の特産品の提供もあってアットホームなセミナーとなった。 24日は静岡県が「オリンピック・パラリンピック間近!一足先に楽しむサイクリングライフ」を移住セミナーの裾野を広げることを狙って開催され、サイクリングに興味のある7組9名が参加。栃木県は「いちご生産量日本一のとちぎでいちご農家はじめませんか?」と栃木の強みを生かしたズバリのテーマでセミナーを開催し、10組13名を集めた。3組が就農を決意し、熱心に話に聞き入っていたことが印象的であった。上記で紹介した山梨県・和歌山県のコラボセミナーは27組33名の参加。山梨県からは甲州市・山梨市・笛吹市が、和歌山県からは有田市・田辺市・串本町が参加。新潟県の「南魚沼・湯沢あとつぎベンチャーセッション」には16組17名が参加。この地域、後継者不足が課題となっていることから、「あとつぎ」として事業承継やベンチャー起業家のトークセッションを行った。香川県は「U・I(うどん・いりこ)ターン応援女子会~“香川”で見つかる理想の暮らし~」を開き、11組13名の参加。女子会であったが、家族連れの参加が目立った。 25日日曜日、静岡市の「私が静岡市を選んだ理由~静岡市起業セミナー~」には7名が参加。市の商工会議所の協力を得て開催。青年部には起業した人が多く、その経験を学ぶなど手応えのあるセミナーとなった。継続した開催が期待されている。山形県西村山地域の「やまがたハッピーライフカフェ 緑と澄んだ空気のある暮らし~農あるまちでのライフスタイル~」には10組15名の参加。ゲストは2名の移住者で、県の公益財団のやまがた農業支援センターの研修生として学び、就農した千葉出身のさくらんぼ農家と三重出身で地元の東北芸術工科大を出て、朝日町の地域おこし協力隊から定住したデザイナーがそれぞれの暮らしを語った。長野県佐久市は「佐久市移住セミナー 経験者に聞く~SAKU de 子育て~」を開催し、11組21名と健闘した。子育て世代に限定したセミナーで参加者は30代から40代が中心。ゲストはファミリーで移住した人など3名。人気を感じさせるセミナーとなった。岩手県は「イーハトー部文化祭!?『わたしの岩手』を語る会~ツアー先輩移住者と交流しよう~」を開き18組20名を集めた。企画の勝利か。4回計画されている「岩手で『暮らす・働く・生きる』先輩移住者とめぐる旅」を紹介することを通して移住者目線で岩手の魅力や暮らしを考えるセミナーであった。山口県も「“きれいに、輝き、かしこく・かせぐ”~やまぐち農林業女子のステキ・スタイル~<やまぐち移住就業セミナー相談会>」を開いた。

7月、移住相談が5000件を突破した

18日の日曜日、恒例にしている目標1万歩の散歩で3匹のセミの亡骸を確認した。酷暑だった今年の夏もいよいよ往くのかと考えさせられた。11日から1週間のお盆休みも終わり、ふるさと回帰支援センターはこれから9月6日の前夜祭、7日の西日本エリアと8日の東日本エリアのふるさと回帰フェアの成功にむけて、一気に駆け抜けることになる。そうした中で、5年以内に地方移住をめざしているという女性の方から匿名の手紙を頂戴した。内容は民間企業が開催している移住セミナーについて、多くの場合、参加者がサクラというケースが多いという告発の文書であった。税金を使った移住セミナーや移住のためのツアーがこうしたサクラを動員した形で行われることは問題ではないかと指摘するものである。この話は2年前にもあり、各県に情報を提供してきたが、相変わらず同じことが行われていることに驚いている次第。今日来た長野県の担当課長も営業が来ていると語っていた。何らかの善処策を政府の創生本部とも検討したいと考えている。最近、高齢者などを対象にした詐欺行為が多発しているが、地方創生絡みの移住セミナーの参加者にサクラを動員して参加者を確保するなど許されることではなく、この国のモラルハザードぶりに驚愕している。 このように書いて、以下のことを紹介するのは憚れるが、7月の移住相談件数がこの程、明らかになったが、悲願であった月5000件の移住相談の達成を目指してきたがやっと5530件を達成することができた。このためには移住セミナーが56回開催され、そのうち12階での各県単位のセミナーが10回に達していた。喜ばしい限りである。移住相談が多かったのが長野県・富山県・香川県・群馬県・新潟県の順で、他に100件を超えたのが7県あった。 視察・来客・取材は、8月7日に山口県防府市議会議員7名の視察、長崎県佐世保市議会7名の視察、秋田県議会柴田議員の訪問があった。佐世保市は長崎県内で一番の移住実績を誇る自治体で移住に対する関心も高かった。9日は新潟県魚沼市議会副議長の訪問もあった。20日は長野県移住担当の出川課長の訪問もあった。 セミナー開催は、7日夕刻からの福島県の「ふくしまワークセッションvol 伝統✕新化『職人の技を生かし、革新に挑む』」を20代から50代の幅広い年代の16名の参加者で賑わった。酒づくりと民芸品つくりを例に、時代の変化の中でいかに継承していくかを巡って意見交換された。9日は岩手県盛岡エリアの8市町が参加して「盛岡エリアくらしホンネトーク」が初開催された。ゲストはたまたまIターンした人で、苦労話などが紹介された。とくに困ったのは、電話での話しでは相手の身振り、手振りが見えず、話していることがさっぱり理解できなかったことなどが紹介され、盛り上がった。初開催ではあったが参加自治体の満足度は高かった。23名の参加。12日は振替休日であったが新潟県・長野県・山梨県・静岡県中央日本4県合同移住相談会&セミナーが3階のグリーンルームで開催され、昨年を上回る102組152名を集めた。17日は新潟県上越市が「上越ふるさと暮らしセミナー“いいあんばい上越暮らし”」が開かれ5名の参加。Iターンした女性がもんぺ制作工房を経営しながらの上越暮らしを語った。北海道は「北海道移住支度金セミナー ~最大100万円をもらって東京圏から北海道に移住しよう!~」を開き、9名の参加。長野市は17日と18日の両日に渡って「長野を変えてみませんか?長野市地域おこし協力隊・応募前相談会」を開催し、8組9名の相談があった。 18日は大分県が「第4回おおいた暮らし塾in東京 大分県出身アーティストと夏のうちわを作ろう!」を中津市・臼杵市・竹田市・杵築市の参加で、夏休み特集のワークショップとして開催。20組24名を集めた。子供連れを想定したがシニアが多かったが参加自治体のブースは満席で手応えを感じたようだった。愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア」を開き、87組104名の参加。県は年4回の同規模のセミナーを開催中。成果を上げている。

酷暑の中でも移住セミナーは盛況

酷暑の夏、梅雨が明けたと思ったら連日うだるような暑さが続いている。気のせいか電車は幾分空いており、ムードは夏休み気分。 香港は30年くらい前から気分転換によく訪れているが、ここに来て大変なことになっているようで、昨日はゼネストが決行された。ある種の無政府状態と言ってもいい状況だ。あのフリーな雰囲気が好きだったが、展開次第ではどうなるのか。そして、またしても若者の血が流されるのか。一方、日韓問題も抜き差しならない状況になっているようだ。新聞記事からの判断だが、なんか大事な一線を越えてしまったようで、着地点が見えなくなっている。何があっても、隣国という地政学的な条件は変えようがなく、相互理解に努力し、和解する以外にないのでは。 9月の「ふるさと回帰フェア2019」まで1ヶ月を切った。今年は国際フォーラムが来年の東京オリンピックの関係で使えず、集客のために有楽町の駅前に9月7・8の両日、テント村を開設し、東京交通会館1階のマルシェスペースも借りて、農産物の販売などを計画し、12階のフェア会場にお客さんの誘導を考えている。スペースがまだ埋まっていないので、各地のPRのために自慢の物産の販売を計画してはいかがでしょうか。早い者順で現在、募集中。問い合わせは事業部へ。 視察・来客・取材は、7月31日に香川県三豊市議会副議長、政策部長が視察。8月1日は新潟県上越市議会武藤議長、市議会事務局長の訪問があった。2日は宮城県色麻町早坂町長ほか2名の来訪があった。福井県定住交流課武部課長のあいさつもあった。その後、雑誌月刊「公評」の取材もあった。この日は、先の参院選で3回目の当選を果たした山田顧問のお祝い会もあり、出席した。6日は山形県南陽市みらい戦略課の山口課長の訪問が在り、改めて団体会員になり、本格的にふるさと回帰運動に参加したいと決意を語っていただいた。 セミナー開催は、先週は11回の開催で、2日金曜日夕刻からの北海道の「みなみ北海道で暮らしませんか」は知内町・木古内町の参加で相談者は4名。3日土曜日は長野県上田市の「~信州上田・大仕事相談会~仕事さえあれば移住したい人のための相談会」を開き、12組22名の参加。転職者向けの個別相談会で、上田市の社会人枠の公務員採用試験の説明もあり、参加者は真剣な人ばかりという感じであった。神奈川県の「第2回移住セミナーちょこっと田舎で自然豊かな神奈川で暮らす」は15組24名の参加。福岡県は「ふくおかよかとこ移住セミナーvol.2 就職・転職inふくおか」は26組34名の参加で、リピーターあり、Uターンあり、真剣味のある人ばかりで賑わった。 4日日曜日は山形県西川町が「山形県就農セミナー~西川町編~」を開き、2名の参加と苦戦したがじっくり話し込んだ。この地は名峰・月山の麓、月山を見ながら農業ができますが売りとなっている。岡山県倉敷市・総社市は「おかやま晴れの国ぐらしセミナー『古民家×移住』」は9組10名の参加。長野県は「本気のしごとスペシャルvol.1」は14組17名の参加。須坂市など15市町村が参加。転職完全マニュアルセミナーコーナーでは転職にあたっての具体的な対応の仕方も伝授され、好評であった。また、企業もUターン歓迎の4社が参加。長崎県は「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を予約制で開催。満員御礼の14組17名を集めた。栃木県の「北関東最高級の『とかいなか』とちぎ県南大集合!あるある探検隊!」は22組25名の参加。6市町が参加。広島県は「ひろしま瀬戸内移住フェア 2拠点ワークラボ」を3階グリーンホールで開催。三原市・尾道市など県内7市町が参加。約100名の参加と頑張った。佐賀県は「ゼロからはじめる『やま』暮らし~山の魅力をEDITしよう!~」を佐賀のお山で地域おこし協力隊として活躍し、魅力あふれる山の仕事を取材してみませんか?と呼びかけ、9名の参加。今週は仕事関係のセミナーが多かったようだが、いよいよ本格的に移住を考える人が増えてきたのだろうか。

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