2021年8月

blog blog

移住相談、セミナー、盛夏の中で盛況

8月中旬の天候不順から、ここに来て夏が戻ってきたかのような8月下旬らしい暑い陽気となっている。一方で、海の向こうの中東、アフガニスタンでは、1975年のベトナム・サイゴンを彷彿させるような事態が起こっている。20年に及んだアメリカのアフガニスタンでの戦争が、アメリカの想定を超えて、一気にイスラム主義組織タリバンが首都カブールを制圧し、国を捨てる多くの人々が空港に殺到し大混乱に陥っているのだ。ミャンマーでは軍事クーデターによる混乱と血なまぐさい騒乱が続いており、収拾の兆しは見えない。 国内的には第5次の緊急事態宣言が発出されているが一向に収まる気配はなく、新たに8道県も追加される事になった。そうした中でパラリンピックも始まった。一方、菅総理が肩入れした横浜市長選挙は大差で野党連合が勝利する事態となっている。 なんとも形容のしようがない苛立ちを含めた、先の見えない焦燥感のようなものが世の中を覆っている。 こうした中で、ふるさと回帰支援センターはコンスタントに、若者が目立つ移住希望者の来訪が続いている。8月8日から9日間の夏休みを挟んで6日から22日までの17県19回のオンラインによる移住セミナーを開催し、各回ともそれぞれ工夫をこらした内容で、それなりの参加者を集めた。 まず、長野市が8月6日、7日の両日、「地域起こし募集協力隊セミナー」を開き、6日は「現役隊員に聞く!協力隊のリアル」を取り上げ、2日目は「元隊員に聞く!協力隊退任後のリアル」をそれぞれ語ってもらった。初日は長野県の県民性や現在募集中の協力隊員のミッションとその地区の紹介。ゲストは協力隊員で、なぜ協力隊員に募集したのか、なぜ農業を選択したのか、なぜ長野市なのかなどの話しを聞き、協力隊員の現状についての認識を深めた。2日目は元協力隊員で、3年間に渡りジビエの振興と有害鳥獣対策に携わり、その後、個人事業者としてジビエの加工施設の運営や農業を営むいまの生活について、実践編として語ってもらった。これから協力隊を募集しようという参加者には参考になったようだ。参加者は初日6名、2日目は3名。埼玉県は「埼玉県移住支度金セミナーアンド個別相談会」を本庄市・ときがわ町・東秩父村など動画参加を含む8市町村が開催した。担当者が参加した3市町村の座談会では移住先での物件探しや就農準備に関する質疑もあった。ただ移住支度金の説明のセミナー参加者が3名と少ないのが気になり、課題として残った。大分県は「未経験からIT業界に転職して大分に移住する!」を7名の参加で開催。県では大分に移住し、IT企業への就職・フリーランス起業を希望する方を対象にIT技術スクールの無料受講、大分までの交通費・宿泊代、その後の移住・就職・起業までをワンパッケージで支援する取り組みを始めている。参加者からは仕事の内容や大分の交通事業などの質問も出るなど双方向の意見交換があった。 7日は香川県が「うどん県ゼロから始める農業セミナー2021」を緊急事態宣言が発せられたことにより、MIX形式からオンラインに変更して開かれた。参加者は13名。ゲストは三木町に移住し、イチゴ農家を経営している方と県農業経営課の職員。移住者からは農業を始めたきっかけや研修など、率直な経験談が語られた。県職員からは香川県の代表的な作物や支援機関や制度などの紹介があった。参加者からも積極的な質問や意見も出され、盛り上がった。和歌山県と兵庫県は初めて「わかやま×ひょうご トカイナカ暮らしセミナー」を開き、11名の参加。ゲストはそれぞれから出て、和歌山はバリ島への海外移住を考えていたが断念し、和歌山の海や田の風景がバリに似ていることから移住した人。この人の場合、大阪までの距離が近く、仕事を変えずに移住できたことも大きかったようだ。もう一人のゲストは淡路島の洲本市に地域おこし協力隊で移住し、東京と洲本市の生活費の違いを詳細な家計簿の公開で明らかにし、リアルな生活の実態を明らかにした。参加者は12名。40代が多く、女性がやや多かった。熊本県は「イジュカツ!熊本県移住相談会&トークイベント」を県・八代市・御船町・美里町・甲佐町の参加で、今年度初めて開催。参加自治体から暮らしの情報や支援制度が紹介された。ゲストは若手俳優の坂ノ上茜さん。阿蘇からの良質な水、温泉、景色、食べ物など熊本の魅力と思い出を若者の視点で語っていただいた。チャットでの質問も多く盛り上がった。参加者は集計中。佐賀県は「さが暮らしセミナーVol,4地域おこし協力隊大募集~多彩なミッションで明日の佐賀をつくる~」を開催。参加者は大学生から50歳代まで幅広く、真剣度の高い人が多かった。途中退場者もなく、今年度一番の盛況なセミナーとなった。参加者は集計中で40名は越えたようだ。 18日は山口県が恒例の「やまぐち暮らし 夜の相談会2021③」を完全予約で行った。予約者2名。1組は現在ハワイ在住で、光市へUターンを考えている方。もう1名は継続相談で、現在国産バナナの栽培事業に取り組み、新規事業用地を探している方。最近、オンライン相談が可能になり、海外など所在地を限定せずに相談ができるようになり、ターゲットが広がったという印象があるとのことであった。 19日は、広島県の福山市が「都市×自然×コミュニティとつくる『親子ワーケーション』」を開催。ゲストは福山市でワーケーションやまちづくりに関する事業を行う5名で、ワーケーションとはなにか?という説明から始まり、「親子のワーケーション」の良さ、ワーケーションのその先にある二地域居住・移住などについて語ってもらった。このセミナーを通して、参加者には都市と自然の両方が味わえる福山市の魅力も伝わったようだ。 20日は島根県が「島根移住ステップセミナー第1回『基礎編』島根ってどんなところ?―島根を知れば好きになる!―」を、移住を考え始めた人をターゲットに、移住に向けた準備のステップを踏んでいく全5回のセミナーの第1回目。島根出身者が気候風土、地形、文化、地域ごとの暮らしや特徴などを、写真を共有しながら説明した。参加者は12名。今後の展開が期待される。群馬県は「群馬の古墳de大コーフン!夜の博物館リモートツアー」という企画を提案し、普段は入ることが出来ない夜の博物館のオンラインツアーを切り口に、暮らしのすぐそばに「古墳」がある群馬の特徴的な地域性を紹介。群馬県への興味を喚起するセミナーをめざした。参加者は速報値で115名。企画が当たり、大成功のセミナーとなった。 21日は徳島県が2部構成の「とくしま農・林・漁業オンライン相談会」を開いた。テーマは1次産業で、1時間半のセミナーを2巡。それぞれのエキスパートが農林漁業(農業:きゅうり塾、林業;スマート林業など)の特徴や支援制度などについて説明した。その後、業種別の座談会を行った。参加者は6組7名。愛媛県は「移住者と話すホンネ交流会~住まいのなぜなぜ賃貸VS空き家編~」を開催。このシリーズは定期的に開催。移住者と話すホンネ交流会シリーズ。今回は住まいにスポットを当て、松山市の賃貸マンションに暮らす移住者と内子町の古民家で暮らす地域おこし協力隊に話を聞いた。この中では地方都市での交流スタイルや古民家に住みながら地域との交流のアレコレを話してもらった。参加者からは生活費やペットを飼うことの有無、通勤での混雑状況など、具体的な生活のアレコレについて質問があった。愛媛県は「えひめ×起業セミナー~えひめとつながるオンライン移住セミナー~」を49名の参加で開催。ゲストは大三島でサイクリスト向けの総合施設を運営している方、創業支援を行っている方とビジネスアシスト四国の代表。愛媛県での起業の方法や支援制度について説明の後、それぞれのゲストから初めて起業を考えている参加者にそのポイントについて話があった。ゲストからは物件探しに苦労したことや行政や銀行の人たちが協力的であったことなどが紹介された。起業した後も日々、勉強して新たなサービスを仕掛けていることなども語られた。福島県はいわき市が「ふくしまプライド!『食』がつないだ人とまち」をテーマに開催。市内にあるトマトのテーマパーク・ワンダーランドファームから生中継し、「食」に繋がる人と町の姿を紹介するオンラインで紹介。食を通じて人と人が繋がり、新たなプロジェクトやコミュニティが生まれているいわき市の魅力をアピールした。参加者は集計中。 22日は茨城県が「第4回いばらき暮らしセミナー『スポーツライフのススメ』」を開催、県央エリアの水戸市・茨城町・城里町・笠間市・石岡町・かすみがうら市の参加。参加各自治体がそれぞれをPRした。今年度4回目となるセミナーで第1回から参加の方が1組いたが、自治体のPRからセカンドアクションをどう提案するのかが問われているように感じた。大分県は今年度4回目の「第4回おおいた暮らし塾in東京」を緊急事態宣言下ということでオンラインの完全個別相談会形式で6名の参加で開いた。参加自治体は佐伯市・豊後高田市・国東市・日出町・中津市・日田市・九重町・玖珠町・就農・就職・移住全般の12ブースが参加したが首都圏は、急増するコロナ感染者の影響もあり、人流が抑えられ、残念な結果となった。再度のチャレンジをぜひ要請したい。

コロナ禍の深刻化で移住相談が増加

残暑お見舞い申し上げます。 東京は昨日辺りから青空が顔を出し、夏空が戻ってきている。昨夜は久しぶりに月も顔を出し、久しぶりと挨拶したいような気分で仰ぎ見た。しかし、九州や中国、四国は相変わらずの豪雨、心配なことです。お見舞い申し上げます。 ふるさと回帰支援センターは9日間の夏休みも終わり、17日から緊急事態宣言下の通常勤務(5割出勤体制、移住相談は予約制)になっている。各県ブースに挨拶回りをして、最近の状況を聞いて回った。例年、お盆明けは移住相談が増える傾向があるが、東京など首都圏のコロナ禍がさらに深刻になっていることも反映してか、北海道・山形、新潟、群馬、福井、和歌山、福岡などから、移住相談が増加しているとの報告があった。コロナ禍を一掃する展望がまだ見えないこととも相まって、移住希望者の相談件数は、ここに来て昨年比3割増しになっているのでは、との担当者からの声がある。 取材、来客はこの一週間は次の通り。 6日は西多摩選挙区の清水都議が2回目の視察に見え、全国各地の取組み状況等をつぶさに調べられた。17日は福島県飯舘村の福島再生の会の田尾氏が来訪。復興庁の福島復興再生総局事務局長末宗事務局長、同由良統括官と意見交換。飯舘村への移住を含めた10年前からの活動を踏まえ、これからの活動を巡って意見交換をした。18日は、9月26日早朝に放送予定のNHKラジオ深夜便の収録を行った。慣れないことで幾分上気していたかもしれない。 19日は、一昨年来連携している公益財団法人産業雇用安定センターの岡村常務が着任あいさつで来訪、コロナ禍での移住の現状についての意見交換を行い、移住と仕事はセットでフォローが必要であるとの認識で合意し、引き続き連携して取り組むこととした。 20日は、10月16日(前夜祭)、17日本番で行われる「第17回ふるさと回帰フェア2021」について、総務省顧問・官房審議官・地域振興室長・地域自立応援課長・過疎対策室長、全国市長会、全国町村会、同調村議会議長会に対し、後援要請などを行った。また、全国知事会は一昨日、フェアの後援の承認を行ったことを、総務省を通して確認した。 移住セミナーは6日から7日まで8回開催されたが報告は後日に譲ることにしたい。 また、9月4日に予定されていた「交流&移住井戸端会議」は、コロナ禍による緊急事態宣言が9月12日まで延長されたことに伴って中止、7月25日に予定されていた東北6県UIターン大相談会は来年の1月9日に延期となっています。

7月の移住相談件数は4,679件に

残暑お見舞申し上げます。 ふるさと回帰支援センターは8月8日(日)から8月16日(月)まで恒例の夏季休暇に入ります。ご理解をお願いいたします。 英気を養い、さらにパワーアップして秋の取り組みに備えますのでよろしくおねがいします。読者の皆様、ワクチン注射はお済みでしょうか?コロナに気をつけ、酷暑を乗り越え頑張りましょう。 8月6日の夕方、日テレのNews everyで地方移住の特集が約15分放送された。1ヶ月ほど取材班が来て、カメラを回していたものが、やっと放映された。その直後からHPへのアクセスが急増して、同日の他の時間帯のページビュー数に比べ10倍にぽんと跳ね上がった。翌日の7日土曜日も朝からページビューが増え、土曜日平均の半数を超えるページビューが集中した。この現象は、一昨年9月のNHKの「ドキュメント72時間」に匹敵する反応であった。さすがにテレビの影響はすごいと改めて感じた次第。 7月の移住相談件数が明らかになった。4,679件と昨年同月の3,314件の42%増と、同じコロナ禍の中でも健闘し、コロナ流行後、移住が増加しているというマスコミ報道を裏付けるものとなった。さらにコロナ前の一昨年の5,530件に比べると18%少ない。この年は年間の移住相談が4万9,401件に達するなど過去最高を記録した年である。7月に頑張った県は広島・岩手・長野・静岡・群馬の順となる。面談については長野・静岡・福岡・広島・山梨・福島となっている。山梨と福島は同数。セミナー集客については岩手・広島・長野・富山・群馬となっている。

9月末にNHKラジオ深夜便に出演します

オリンピックも後半戦に入った。金メダルが4日現在19個と過去最高。色々あってもアスリートにはなんの責任も、問題もない。1年の開催延期などコンデションを維持するのには苦労したと思う。勝った人、敗れた人、それぞれに頭が下がる。もっといい環境で、何ものにもとらわれず精一杯頑張ってほしかったと思う。一方で新型コロナは一向に収まる気配がない。デルタ型の変異株が猛威をふるい、緊急事態宣言は8月いっぱいに延長されている。しかし、取り巻く条件は悪く、子どもたちの夏休み、お盆の休みと1年で一番心が開放される時期で、従来どおりの対策ではこの危機を乗り越えることは出来ないのではないか。ロックダウンくらいの思いきった手を打たないと、すでに緊急事態宣言も4回目なので、慣れてしまい、人の流れを止めることは出来ない。中間的にこれまでを総括するとやはり政治家がこの事態を正確に理解せず甘く見て、なんとかなるのではと場当たり的施策を小出しにしてきたことに尽きるようだ。事態を正確に理解し、想像力を働かせ、先を見通した対策を立てることが出来ない為政者は国を誤らせる、その典型例と言えるのではないだろうか。 先週あたりから朝の通勤が楽になった。子どもたちが夏休みになったこともあるのだろうがそれだけではない空き方だ。相変わらず、来客も少ない。28日は月1回の税理士との収支のチックを行う月次報告会。29日は東京交通会館営業担当と会館の空き状況等の意見交換。30日はWebで新潟県との意見交換会に出席。ふるさと回帰運動へのさらなる参加を要請した。また、NHKラジオ深夜便(毎夜11時5分~)への出演を頼まれた。出演予定は9月26日の午前4時から。「明日へのことば」というインタビューコーナーでこれまでの人生を振り返り、いまの想いを語るようです。 移住セミナーは、先週は9回の開催。7月下旬から8月上旬ということで一番暑い盛り、こんなものかと思い、調べたら昨年の7月はコロナ禍で24回しか出来なかった。一昨年は56回と健闘した。そして今年は53回の開催で、しっかり頑張ったと言えよう。しかも、それぞれのセミナーが工夫をこらしたものになっている。セミナーを開催してみようと考える自治体にとっては参考になる内容になっていると思う。 27日はまず、長野県南信州地域が「ゲストハウスを3倍楽しむセミナー~知る×つながる×暮らす~」を飯田市・松川町・高森町・阿智村・平谷村・下條村・売木村・天龍村・泰阜村・豊丘村・大鹿村の1市2町8村の参加で開催。参加者は26組29名。ゲストは南信州地域で活躍しているゲストハウスオーナー(移住者)で、それぞれのゲストハウスを中継で繋ぎ、南信州の概要の紹介、館内の様子やゲストハウスを生業にすることになったきっかけなどを話してもらった。ゲストは気さくな方ばかりで踏み込んだ質問(儲かるのか)にも答えていただき、参加者にゲストハウスオーナーを希望する人も複数名いたので参考になるセミナーであったようだ。 30日は千葉県鴨川市が「Youは何しに鴨川へ?~移住者が語る 半農半Xの暮らし方偏~」を11組12名の参加で開いた。鴨川市は「かもくらセミナー(農家と交流型の農体験イベント)」を従来から開催。このセミナーを経て移住し、農家資格を取得した2名の半農半X 実践者がゲスト。ゲストからは「半農半Xのしごとの探し方」や「畑の借り方」、「就農でなくて半農の理由」など、わかりやすく説明があった。また、「あなたの1日、ついて行ってイイですか?」と密着動画も紹介。時間の使い方がわかる内容で、参加者には参考になったようだ。セミナーは20回以上の年間プログラムを予定しているので、参加者にとっては、農家の方との交流で人脈ができる点も魅力だ。 31日は山形県天童市が「真夏のてんどう、どうでしょう~家族でお出かけスポット編~」を9組15名の参加で開催。ファミリー層向けに、夏休みに家族で楽しめるお出かけスポットをオンラインで紹介する移住体験ツアーだ。果樹園、子育て未来館など市内6箇所をライブ映像でつなぎ、現地の様子を紹介。車で移動しながらの中継や家族連れへのインタビューなど、工夫をこらし、緑豊かでのびのびした子育てができる天童の魅力をアピールした。オンラインならではのセミナーで、県内各自治体主催のセミナーへと繋いでいただきたい。米沢市は第9回米沢市ふるさと暮らしセミナーとして、「目指せ農業遺産!米沢から紅花を発信!~紅花生産者や米沢織の職人と交流しよう~」を昨年秋のオンライン芋煮会に続いて開催。今回は紅花をテーマに開き、地域おこし協力隊が案内人となり、紅花生産者や米沢織の工房、古民家暮らしの移住者によるピアノ演奏をリレー中継で繋いだ。若い世代の参加が多く、リピート率も高い。回を重ねるごとに取り組みの輪が広がっているように感じた。移住希望者の受け入れ先となる各自治体に目を向けた山形県の取り組みは基本的なことで、今後に期待したい。北海道は「第1回北海道・渡島(おしま)地域の暮らしセミナー『住みたいまちを見つけよう!』」を函館市・北斗市・福島町・知内町・木古内町・七飯町・鹿部町・森町・八雲町・長万部町の10市町村の参加で開催。地域の紹介、移住までのステップ、東京から移住して森町で地域おこし協力隊として活躍するデザイナーがその体験を語った。また、当センターのセミナーがきっかけで孫ターンした方が木古内町の移住担当となっており、参加した。今秋にもセミナーが予定され、多くの参加を期待したい。埼玉県飯能市は「埼玉ではじめる農ある暮らし~“農ある暮らし”『飯能住まい』編」を13組14名の参加で開催した。このセミナー、飯能市が提供する土に親しむ生活環境をサポートする独自制度『飯能住まい』を紹介し、この制度を活用して移住を実現した先輩移住者からは、自然環境、農、利便性、子育て環境などから農的暮らしを希望するファミリー層に参考になる体験が語られた。 8月1日は神奈川県が「ちょこっと田舎な神奈川で農ある暮らし」を大井町・山北町・湯河原町・愛川町の参加で、14組15名を集めて開いた。ゲストは愛川町に移住した非農家出身者で、有機農家のスタッフとして指導を受けた経験を持つ先輩移住者。愛川町は都心まで1時間という立地条件を活かし、大消費地をターゲットにするメリットなどの話しがあり、就農後の生計確保のイメージが語られた。宮崎県は「宮崎市 MIYAZAKI LIFE 体験ツアー」を昨年に引き続き、宮崎市の単独開催で36組40名(速報値)の参加で開催。市職員が撮影・編集した宮崎市の紹介動画のクオリティが高く、海の綺麗さやバイクの風をきる音など、臨場感があって、宮崎の良さが伝わり好評であった。現地からのライブ映像は天気が良くなかったがレポーターの元気な様子が好感を持てた。参加者は30代から50代で、夫婦連れの参加も多く、外国人の参加も見られ、和やかな雰囲気行われた。北海道は「町中ぶらり散歩と井戸端会議」を北海道・新ひだか町・美幌町の参加で24名が参加して開かれた。このセミナーは札幌・新ひだか・美瑛の3地域からリアルな北海道暮らしを紹介するもので、移住者の先輩でもある現地スタッフが町を歩きながらライブ中継を行い、移住者の暮らしぶりや町の様子を伝えた。移住者の生の声を数多く紹介したこともあって、参加者の満足度も高かったようだ。

1カ所で全国の移住情報を手に入れられるのは国内で唯一、ふるさと回帰支援センターだけ。
移住先が決まってなくても、相談員があなたにぴったりの移住先をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

センターで相談する センターで相談する