2014年2月

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能登は世界の旅行ガイドブックでも話題に

2月は逃げるように終わると言われますが、今日はもう24日。早いもので残すところあと4日です。しかし、今年は記録的な大雪が2回も降り、長く記憶にとどめられるのではないでしょうか。 昨日はまだところどころに残雪がある近所を散歩しましたが、梅がもう満開のところもあり、甘い香りを漂わせていました。確実に季節は巡りつつあるようです。 週末の22日(土)には久しぶりに石川県がセミナー開催しました。 来年春、待望の新幹線が長野を経て北陸まで入ることもあって、北陸地域では観光、移住、二地域居住への期待が高まっており、そのための県主催の懇談会もすでにスタートしています。 こうした動きを背景にセミナーの参加者は21名に達し、手ごたえを感じ取っていたようです。参加した県内の受け皿の一つである能登定住・交流機構の高峰事務局長もこれからと決意を固めていました。2月8日(土)には石川県の穴水町が初めてのセミナーを開催する予定でしたが、大雪のためにやむを得ず開催中止に至った穴水町の担当者も挨拶にお越しになりました。是非セミナー開催に向けて、再チャレンジを目指したいと言っておられました。 オーストラリアの若者の旅行バイブルと言われている「ロンリープラネット」という旅行ガイドブックは、世界中で親しまれています。この「ロンリープラネット」が発表した「Best in Travel 2014」の地域部門(お勧めの観光地)で“北陸”が第4位に選ばれました。このように北陸はいろんなところで話題になっているようです。 そして、23日(日)には、山梨県のセミナー開催枠を利用して、韮崎市が初めてセミナーを開催しました。こちらも28名の参加者を集め、初開催としては手ごたえのある実績を積んだようです。 昨年6月に移住と就職の相談体制を構築した山梨県は市町村の受け皿の整備が課題でしたが、こうして1か所ずつ整備が進めば、移住者も増えていくことになるのは明らかで、さら期待が膨らみます。

大雪でも広島県がセミナー開催

東京は2月8日、朝から45年ぶりの記録的な大雪となりました。都心でもところによっては30センチになろうかという積雪でした。45年前の大雪は覚えており、図書館でアルバイトをした帰り、都電も止まり、神楽坂まで歩いて帰った記憶があります。 この日は、前理事長の立松和平君の4回忌。彼が作家としてデビューし、最初に売れ、映画化もされた遠雷という小説に因んで昨年から遠雷忌と命名し、執り行うことになって2回目になります。あいにくの雪ということで遠方からの参加者は交通の関係で参加をあきらめた方もあり、30名弱の参加者でした。深々と降る雪のなかに福島泰樹住職の読経が消えてゆく様は心震えるものがありました。 その後の講演も福島住職に話していただきました。最初に会ったのが1970年であったこと。立松君は当時流行であった肩までの長髪であったことなどが語られました。みんな元気がありましたが明日が見えない、辛く苦しい時代でした。 その後、雪の降り振りは酷くなっていきましたが、せっかく予約したのだからと直会に行ったのですが、気がつけば外はすでに20センチは雪が積もっている状況でした。予想外の大雪で交通網は寸断され、普通は1時間のところも2時間はゆうに掛る混乱ぶりでした。 9日は都知事選挙の投票日だったが予想通り投票率は伸びず、既成政党に乗った候補の圧勝となりました。結果をみると田母神氏が意外と善戦、若者の票を集めたとのこと。やはり、脱原発派は統一候補を探ることなく自公の押した舛添候補に勝てるはずはなく、残念なことです。選挙は、まず勝つことなく何も変わらないことは自明で、主義や主張を優先させる限り、何もまた変わらないことも自明。これが戦後日本の政治であった。いつになったら政治とは何かを理解し、一歩踏み込んだ対応でこの閉塞状況を突破できるのかと思ってしまいます。 大雪の8日も有楽町のふるさと暮らし情報センターではセミナーが開催されました。開催したのは広島県。人気の中国地方で、もう一つ動きの見えなかった広島県でしたが、やっと動き出しました。参加した自治体は呉市をはじめ9団体。雪をものともせずに参加した移住希望者は何と32名を超え、中国地方の人気の高さを証明する形となりました。 日も雪の残る中、長野県が開催。一部キャンセルした自治体も出たが8自治体が参加し、そこに40から50名の移住希望者が参加という状況でした。 こうした話しを聞くと、丁寧に、丁寧に、移住希望者の思いを大切に相談に乗っていきたいものと思うばかりです。

今日は節分

今日は節分、季節を分ける日だ。明日から立春。「春は名のみの風の寒さや」という歌があるが、それでも暦の上では春なのだ。ちらほらと梅の便りも聞く。今日までの農水省の六次化の起業家育成のセミナー開催地の和歌山県古座川町の定住センターの圃場の梅も満開のはずだ。 先週30日、帝国ホテルで自治労結成60周年の集いがあり、出席すべく日比谷を歩いていたら鹿児島県のアンテナショップの前で、指宿の菜の花を配っていた。思わず立ち寄り、一輪いただき、家に持ち帰って飾ったら、我が家は一気に春となった。この時期のこうしたプレゼントは心和ませるものがある。 指宿には一昨年の12月、宮崎県の高原町に講演に行った折に足を延ばし、砂風呂に浸かった。その時も菜の花は満開で、空豆の白い花も満開であったような気がする。私の机の前には、開聞岳の麓が菜の花で埋め尽くされた絵葉書が張ってある。沖縄戦で知覧から出撃した特攻隊の若者たちが最後に日本に別れを告げた山である。開聞岳を見るたびにそのことを想い出し、思わず涙する。 年が明けても、ふるさと暮らしセミナーの開催は順調に推移している。1月31日(金)は新潟県上越市が久しぶりにセミナーを開催し、テレビ新潟も取材に入った。翌2月1日(土)は千葉県主催で9市町村が集まってのセミナーを開催し、20家族31名が参加した。各自治体のブースには数組ずつの相談者が相談に押しかけた。さすが人気の千葉県というところか。午後からは会津振興局が開催、こちらも若者の移住希望者が熱心に相談する姿があった。 昨日は都知事選挙の投票日までの最後の日曜日。銀座は候補者が入れ代わり立ち代わり街頭演説に押し掛け、大変な熱気だったとか。事務所の下は有楽町イトシア前ということで時々候補者が来て、演説会を開く。ついこの間も小泉元総理が青いダウンを着込み、元気な声を張り上げていた。2001年のヨハネスブルクでの環境サミットでお会いして以来、初めて本人を見たが、齢は否めなかったが、それでも元気であった。なにが元総理を街頭に立たせるのか、大いに見習いたいと思った次第。いずれにしても選挙戦はあと5日だ。皆さん、投票に行きましょう。

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