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2024.06.26
首都圏白書、20代の44.8%移住に関心あり
先週、東京も梅雨入りし、はっきりしない天気が続いている。 18日に国土交通省は2024年度版の首都圏白書を公表した。東京圏在住者を対象にした調査で、20代の44.8%が地方移住に関心があると回答したと明らかにした。全年齢では35.1%で、若い世代ほど関心が高い。ただ関心を持つ20代の半数近くが、地方移住の懸念に「仕事や収入」を挙げている。仕事の選択肢を増やして、収入の差を少なくするなどに取り組めば若者の地方移住はさらに拡大する可能性が生まれてくると述べている。その理由として、コロナ禍の前後で価値観やライフスタイルの変化などがみられると説明している。 5月の電話・メール、面談、オンラインの本気度の高い移住相談の結果が明らかになった。その結果、北海道、青森、宮城、栃木、群馬、千葉、東京、新潟、石川、福井、長野、静岡、鳥取、香川、高知、福岡、佐賀、長崎、鹿児島の19都道県が5月として過去最高の相談件数となり、前年同月比121%と相談件数が増えた。このうち、100件を超えた自治体は北海道、宮城、群馬、山梨、長野、静岡、広島、山口、福岡の9県でそれぞれの県の取り組み状況から納得感のある結果といえる。 また、移住者の受け入れ態勢を整え、首都圏からの移住者受け入れに取り組んでいる各県の成果が報告されているが、このほど福島県の23年度の移住実績が過去最高の2,437世帯3,419人となったことが明らかになった。半数以上が首都圏からで、10~40代が70%である。福島県は早い段階から移住者の受け入れに取り組み、センターに移住相談ブースを配置した最初の県でもある。しかし、東日本大震災で福島第一原子力発電所が事故を起こし、浜通りの双葉町や浪江町など、相双地区の住民の多くは他県などに避難するという大変な目にあってきた。ここにきて、徐々に移住者が増加しつつある状況となっている。なお、福島県内全59市町村中、センター会員は53市町村(6月25日現在)となり、移住者受け入れ態勢の整備を急いでいることも今回の実績につながったと考えられる。 第7回通常総会は19日、定款にもとづき、成立を確認して開かれた。冒頭、理事長としてこれまでの経過と2024年度の事業計画案の考え方を話した。その中では、①6万6000件の移住相談をめざす、②移住者受け入れのために全自治体の過半数を超える会員化の達成、③結果の出る、効率的な業務体制の確立と移住希望者本位の相談体制の確立、④急激に進む人口減社会の中で活力ある社会実現に向けて「地方移住推進基本法(仮称)」の制定をめざす、ことを明らかにした。その後、顧問の山田参議院議員、嶋津(一社)地方自治研究機構会長のあいさつがあった。議長を選出し、議事に入った、第1号議案(2023年度事業報告)から2号議案(2024年度事業計画案)、3号議案(定款改定案)、4号議案(役員選任案)まで、それぞれ提案し、質疑応答なしで、原案通り承認され終了した。その後、理事選出団体の人事の関係で年度途中の選出となった全中の藤間理事、パルシステム連合会の渡邊理事、自治労の山﨑理事のあいさつを受けて終了した。