2021年2月

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政令2市が初の移住セミナー開催!

今週で2月は終わる。首都圏の梅は今が盛り。天気予報は桜の開花は早く、東京は3月19日が開花予報ということのようだ。20日土曜日は、移住相談の来客が33組もあった。寒さが一段落つき始めたこともあるのか、最近は週末の来訪者は多め。それに各自治体のオンラインによる個別相談も増加の傾向にある。 このところ、緊急事態宣言下ということもあって来訪、取材は少ない。こうした中で、19日に岡山市に拠点を構える山陽新聞の取材があった。また、ふるさと総研の玉田社長の来訪もあった。24日にはオルタナ・オンラインの取材があり、最近の移住情勢の話しをした。 現在、ふるさと回帰支援センターには41道府県2政令市が移住相談員を配置しているが、この2政令市が27日(明日)13時からオンラインで「静岡市✕神戸市どっちの移住ショー」を初開催する。この2政令市、意外と共通項がある。移住先としても人気が高い。是非、参加してほしいと思う。 先週の移住セミナーは20回と最近ではおやっという多さである。まず16日は福島市が「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMAライフスタイル編 from福島市」を「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA」という3回シリーズの1回目で、以降、テーマと地域を変えてオンライン配信するという企画。今回は福島市の暮らしがテーマで、2018年に福島市に移住した子育て中の女性がゲスト。福島市の利便性の高い暮らしの実情や地域の活動に参加して友達の輪が広がった経験を語り、県都・福島市の暮らしの魅力を紹介した。参加者は20名(速報値)、第一回目としてまずまずのスタートとなった。 17日は同じく福島県須賀川市・猪苗代町が「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA 仕事編from須賀川市・猪苗代町」を33名(速報値)の参加で3回シリーズの2回目として開催。テーマは「仕事」で、須賀川市に移住してカフェを経営している男性と、猪苗代町で里山を生かした保育サークルを営む女性が、地域の方と関わるからこそ実現できている充実した働き方について語った。 18日は三重県が「見て・聞いて・みえの企業説明会」をオンラインで、新卒者を対象に3名の参加で開催。参加企業は県内の水産業、自動車部品メーカー、システム会社の3社で参加者からは若手社員による活気あるプレゼンに分かりやすかったとの声もあった。福島県本宮市・矢吹町の「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA 地域の関わりしろ編from本宮市&矢吹町」は22名の参加(速報値)で、3回シリーズの3回目として行われた。今回のテーマは「地域との関わりしろ」で、地震の影響で本宮市の出演が見送られ、矢吹町の担当者と同町の地域おこし協力隊として活躍中の若者がどのようにして地域の方々と関わりを作っていったのかを手作りの紙芝居などを活用して説明した。 19日は福岡県が「夜の移住・就職個別相談会」を4組5名の参加で、オンラインで開催。5回目の開催で、45分✕2枠を2ローテーションで回した。就職相談員の福岡での暮らしと仕事のバランスの取り方などについての話しは具体的で分かりやすかった。山梨県は山梨県✕TURNS✕TOKYOFMのコラボイベントの全3回の第2回目として「デュアルでルルル♪あなたもできる!自分のスキルを生かして地域に貢献するデュアルライフ」を、山梨県をメインに東京と2拠点生活を送る2名のゲストトークで行った。参加者は15名(速報値)でオンラインだから出来た企画で、東京にはない地域での触れ合いやスキルを生かした地域貢献など実体験に基づいた話が聞けた。石川県は「いしかわで叶える ~地域おこし協力隊で理想の暮らし~」を珠洲市、かほく市が参加してオンラインで、9名の参加で開催した。まず、協力隊の募集内容の紹介、珠洲市で協力隊として活躍中の馬場さんからは隊員としての活動や暮らしなどが紹介された。質疑応答では隊員の年齢制限についての質問も出たが、協力隊募集に年齢制限はない。福島県県中振興局は「移住促進オンライン・トークセッション『地域おこしのススメ』~地域おこし協力隊卒業⇒定住した若者たち~」を開催。参加者は15名で、田村市・玉川村の地域おこし協力隊を経て、地域に定住した若者をゲストに、入隊→活動→卒業してから現在に至るまでの体験を語ってもらった。その中では、やりたいことがそこで実現できるのか、協力隊の受け入れ体制ができているのか、現地の人とうまくやれるのか、が重要で、募集要項だけで判断するのではなく、実際に現地で確認することが大切と語った。 20日は北海道函館市が「『はこだて暮らし✕しごと」~移住者も活躍するIT企業編~」を8組10名の参加で開催。1月に引き続いて本年度2回目の開催。移住者も活躍している市内のIT企業4社に協力していただき、函館市で暮らす魅力、先輩移住者としての経験談を話してもらった。そして、地方でも、最先端の技術に触れ、専門を生かしてチャレンジできる環境にあることをアピールした。20代から60代までの幅広い参加があった。奈良県は「奈良で働く相談会―~『奈良で働き、暮らす』を考える~―」を県内の都市部・郊外・山間部での生活モデルケースを紹介し、奈良県で暮らす具体的イメージを提供した。13組14名の幅広い年齢層が集まった。チャット機能は質疑だけではなく参加者との交流にも活用し、双方向のコミュニケーションが実現できた。広島県は「継業を知るセミナー~移住して継業する新しいカタチ~」をオンラインで開いた。このセミナー1月にも同じタイトルで開催しており、2回目。事業引継センターの職員をゲストに、後継者不足のリアルな現実や実例の紹介を行った。参加者は14名(速報値)で初回は大阪からの参加が多かったが、今回は関東圏からの参加が多かった。このセミナー基本は聴講型のセミナーだが、希望者には後日個別相談も行う予定。愛媛県は「えひめとつながる移住・お仕事セミナー宇和島市編」を開催した。地方での働き方に焦点を当てたセミナーで、市の水産商社・IT系・介護系のリアルな話を聞くことができた。ゲストトークでは先輩移住者から移住のきっかけやこれからの夢について話していただいた。チャットで質疑応答を受け付けた。22名(速報値)の参加。熊本県は「KUMAMOTO LIFEオンラインセミナーvol.10くまもとならではの働き方」を熊本市・菊池市・上天草市・小国町・御船町が参加して、地域の特性に合わせた暮らしと働き方を紹介した。山梨県は「やまなし暮らしの魅力を再発見 ―子育て・ワーケーション・二拠点生活をまるっと知ろうー」を14名の参加で開いた。このセミナーは子育て・ワーケーション・二拠点生活のテーマでのお役たちセミナーで17市町村が個別相談を行った。二拠点生活を希望する人の参加が多かった。新潟県上越市は「上越市での仕事の探し方」をオンラインで開催。参加者は2名。実際に上越市にUターンし、市内で福祉サービス業・製造業に従事する2名のゲストが移住のきっかけや仕事の探し方のコツを語った。参加者は本気度の高い参加者だった。宮崎県串間市は「移住✕本気で農業~宮崎県串間市の農業のリアルを語ります~」を18組24名の参加で開催。ゲストは新規就農に向けて地域おこし協力隊として活動している2名。串間市を選んだ理由や協力隊での活動、農業に対する考えや生活コストなどお金の話し、など幅広い分野の話しが報告された。参加者は首都圏、北海道、大阪、台湾などからもあった。茨城県那珂市は「いい那珂・いい仕事・いい暮らしフェア」を6名の参加で開催。ゲストは月数回の都内通勤のリモートワーカーで、那珂市を選んだのは定期的なDMの発送で、こうした親身なフォローが決め手となったと語った。山形市は昨年に引き続き「山形市 創業ゼミ」を7名の参加で、完全オンラインで開催。香川県は「みとよ&小豆島暮らしセミナー~豊かな瀬戸内暮らしのヒント~」を昨年12月の合同セミナーの2回目として開いた。今回は『家と仕事』がテーマで前半はウェビナーでのセミナー形式で、後半は座談会形式で開催。36名の参加と賑わった。長野県長野地域連携中枢都市圏は「長野地域への移住のカタチ 移住セミナー」を長野市など3市3町2村の参加で開いた。ゲストは長野へ移住し、おやきとベーグルの店を開店した方でその道程を語った。また参加自治体の紹介もあり、各地の魅力を知ることができた。

宮城県、全自治体参加のオンラインセミナー開催!

13日深夜の地震には驚かされた。10年前の東日本大震災があった日も近いことから嫌な感じがした。寝入りばなだったこともあり、どうなることかとベットの中で様子を見ていたが、揺れが長かった。震源地は福島県沖ということだった。あの辺り出身の私は、昔から「100年一遍は大きな地震が来る」とよく親父に聞かされていたものだ。 東京はここに来てだいぶ寒さも緩んできた感がある。寒かった分、春が待ち遠しい。緊急事態宣言が継続中ということもあるが、来客はない。取材は18日にテレ朝があったのみ。 移住セミナーは前週と12回の開催。まず9日は愛媛県が「聞ける!深める!ここから広がる!えひめテレワーク移住者オープン交流会」を先週の2日に引き続く第5弾として8名の参加で開催。参加は西条市・松山市・八幡浜市。参加者は15分ごと3交代でグループトークを行った。 10日は熊本県が「KUMAMOTO LIFE オンラインセミナー くまもとよるカフェ わたしのローカルライフ」を小国町・御船町・甲佐町・山都町・上天草市の1市4町の参加で開催。セミナーはまず、参加自治体の紹介が行われ、山都町に移住した女性がゲストで、7名の40代以上を中心とした参加者に女性一人での田舎暮しの現実や移住前の地域との御縁つくりの大切さ、地方暮らしの夢など移住ストーリーを熱く語り、共感を得た。高知県は「高知でなにか始めたい人大集合!~起業支援の使い方~」を県内で起業したい人を対象に9名の参加で開催。参加者の年齢は多様で、このテーマは幅広い世代に関心のあるテーマであることを裏付けた。セミナーの内容は、参加者に起業のための気づきを与えるもので、個別相談へのスムーズな流れにつながったようだ。 12日は山梨県韮崎市が「韮崎市オンライン移住相談会」を5組7名の参加で開催。ゲストはコロナ禍で韮崎市に移住し、空き家バンク物件に住むイゲル(米国人)さん夫妻で、空き家バンクを利用した韮崎市での暮らしを語った。参加者には2組の夫婦もあり、アットホームな雰囲気のセミナーとなった。個別相談では地域おこし協力隊の募集についての相談もあった。熊本市は「熊本市★夜のオンライン移住相談デスク」を当日の18時から21時の日程で行われ、20代と30代の各1名、2名の参加。一名あたり1時間で3枠を用意して行い、市の移住支援専門員が対応した。どちらも真剣度の高い参加者であった。 13日は千葉県旭市がオンラインで「私らしく暮らす・働く 旭で始まる新しい介護のカタチ」を27組29名の参加で開催。旭市は「みらいあさひ」という将来構想の中で生涯活躍のまち・多世代交流拠点づくりを目指しており、参加者の1/3は市内在住者、出身者で、セミナー参加の理由は「まちづくりに関心がある」「旭市が好きだから」であった。こうしたこともあって官民連携が取れており、介護という一見ネガティブなイメージが持たれやすい分野で働く人や高齢者から暮らしやすい地域と紹介された。旭市や多古町は千葉県内でも最近は人気が高くなっている地域で、今回も多くの参加者を集めた。愛媛県八幡浜市は「みかんの聖地で始める農業 愛媛・八幡浜お仕事セミナー」を速報値であるが27名と多くの参加者を集めて開催。市の基幹産業である柑橘農業にテーマをしぼり、現役研修生と新規農業者をゲストに招き、それぞれの柑橘栽培にかける思いを語ってもらった。兵庫県は「兵庫県地域おこし協力隊・移住マッチングセミナー」をオンラインで開催。5名の参加。ゲストは県内の地域おこし協力隊OB2名で、入隊の動機や活動後の移住など、それぞれの体験を語った。参加者の内訳は男性3名、女性2名。年齢構成は20代から50代で今年に入って最初の開催。宮崎県日向市・川南町は「うみくら移住相談会~海が魅力な暮らし~」を8組11名の参加で土曜日の夕方から開催。うみくらとは「海が魅力の暮らし」のことで、サーフィン移住で人気の日向市と知る人ぞ知る川南町が合同で企画。形式は個別相談会で、両方の自治体の話を聞いてもらい、それぞれの良さを知ってもらった。参加者は30代が中心でサーフィンに関心のある本気度の高い人が集まった。宮城県は13・14の両日に渡って「宮城まるごとオンライン移住セミナー」を開催。宮城県初の県内全自治体が集うオンラインエベント。地震の影響で山元町が参加を見送ったが34市町村が参加。個別相談の事前予約は210組に達した。 14日日曜日は和歌山県が今年はじめての「わかやま地方移住✕起業セミナー~経験者に聞く『ローカルの可能性』~」を18名の参加で、オンラインで開催。起業をテーマに補助金を利用しながら起業した2名のゲストのフリートーク、クロストークを行った。また、県内の特徴ある取り組みも紹介。最後に、県の産業振興財団から起業に対する補助金の説明も行われ実践編のセミナーとなった。山形県天童市は初開催となる「てんどう、どうでしょう~そろそろ移住?いつかは移住~」を9組13名の参加で開催。ゲストはUターンして果樹農園で働く女性、ご主人のUターンがきっかけで移住したリモートワーカーの女性、地域おこし協力隊の男性で、それぞれの暮らしを語り、市の担当者が市街地からの中継も交え、幸福度の高い暮らしを発信した。参加者は30代が中心で子育て世代の参加が目立った。    

移住相談、緊急事態宣言下で2.24倍増!

コロナ対策の一環としての緊急事態宣言は今週から2ヶ月目に入った。2ヶ月目ということもあるのか通勤電車は若干少なめという感じで、有楽町駅前の人通りも昨年4、5月に比べれば少なくなっていない。慣れが出ている感は否めない。 1月の移住相談件数が明らかになった。総数は3618件で昨年の1月の4118件に比べ500件少ないが、コロナ禍による緊急事態宣言が発出され、センターの出勤体制を半分としたことを勘案すると健闘していると思う。相談件数の多かった県は長野・広島・新潟・宮城・岐阜の順番となっている。面談が多かったのは静岡・福岡・広島・山梨・福島となっている。また、昨年4月の緊急事態宣言発出中の面談・メール・電話での移住相談と今年1月の緊急事態宣言発令中の移住相談件数は、単純に比較はできないが参考値として昨年4月の865件に対し、1月は1936件と2.24倍と大幅に増加している。移住への想いは強いものがあることは事実といっていいようだ。 マスコミの取材は相変わらずの状況で多いが、今週はそれが具体化している。6日の日経夕刊では一面のトップ記事で「移住呼び込み 知恵比べ」として各地の自治体などの取り組みが紹介され、ふるさと回帰支援センターではHPへのアクセス数が月平均21万件と一昨年より3万件以上増加しているなどと書かれている。また、今月発売中の雑誌「サライ」では26ページにわたってシニア世代の「移住のすすめ」を特集している。過日取材を受けた日本古民家再生協会の情報誌のインタビュー記事も4月号に発行される予定となっている。なお、こうした記事情報はHPで「メディア掲載情報」として閲覧できるようになっている。ぜひ、読んでほしい。 来客は9日に宮城県の担当課長が見えられ、意見交換した。宮城県が動けば東北が動く。ぜひともの頑張りを期待したい。 移住セミナーは前週と同じ11回の開催。まず2日は愛媛県が「えひめテレワーク移住 コミュニティ代表者に聞くセミナー」をテレワークと移住を絡めたシリーズの第4弾として開催。23名の参加で、西条市・松山市・八幡浜市が参加。それぞれのコワーキングスペース運営者がZoomのチャットを利用し、どのように地域の人とつながり、関わっていくかを質疑応答し、アドバイスした。 5日は、北海道胆振総合振興局が「北国だけど、雪国じゃない?北海道『いぶり』移住相談会~第3弾 苫小牧市・登別市・白老町・安平町~」を6組7名の参加で開催。このシリーズの最終回で参加自治体が動画やパワーポイントを活用し、それぞれの地域の現在を紹介。参加者は30代から50代で西日本からの参加者が目立った。 6日は福島県県北地方振興局が「オンライン福かふぇ ~新しい土地で仲間を見つける方法@ふくしま県北~」を開催。県北は、福島市・二本松市・伊達市・本宮市・桑折町・国見町・川俣町・大玉村からなる地域。参加者は全員女性で20代から50代の幅広い年代から8名。転勤や結婚でこの土地で暮らすことになった3名のゲストが、知らない土地で友達を作る方法や子育て事情を語った。フランス人の参加もあった。岐阜県は「古民家・空き家再生で心地よい暮らしをつくる」を中津川市・恵那市・美濃加茂市・瑞浪市・山県市の参加で開催。参加者は36名と盛況。古民家・空き家再生という人気のテーマで参加者も多く、ゲストによる空き家の改修の体験談や参加自治体の空き家物件紹介などをライブ中継で行い、一緒に内覧しているような臨場感あふれるセミナーとなった。北海道は「自然とともに北海道で働く!釧路・根室で酪農を始める相談会」を釧路市・厚岸町・浜中町・標茶町・弟子屈町・鶴居村・根室市・別海町・中標津町・標津町の10市町村とオンラインでつないで開催。ゲストは帯広出身の北大卒の酪農家で、その魅力や根釧地域の研修施設などを語った。具体的かつ専門的な質問も飛び交い、参加者は酪農に対する学びを深めることが出来たと好評であった。参加者は12組14名で学生の参加が目立った。 石川県は「いしかわの“農林漁業”を知る~自然に移り住み、ともに働くとは~」をテーマにオンラインで12名の参加で開催。ゲストは農林漁業に従事する方々と農林漁業の就業支援を行う担当者がそれぞれ、仕事の内容や生活について具体的に説明。第1次産業に興味のある男女12名(速報値)の20代から50代が参加。岩手県は「いわて暮らしセミナー~地域おこし協力隊という働き方~」を20代、30代の13名の参加で開催。洋野町の地域おこし協力隊員と矢巾町のOG隊員が隊員としての体験談を語り、九戸町の担当者も期待する隊員像を語った。その後、個別相談に入った。長野県は「ゼロから始める農ある暮らし楽園信州オンラインセミナー」を17名の参加で開催。参加者はまず、「がっつり就農」か「ゆるーく家庭菜園」か、希望のグループに参加。県内11市町村が、就農までのステップや支援、家庭菜園を楽しむ施設や物件の探し方を具体的にプレゼンした。参加者は農ある暮らしへのイメージが膨らんだと好評であった。 7日は三重県が「ええとこやんか三重移住セミナー~伊勢志摩の暮らしを知る~」を伊勢市・鳥羽市・志摩市・度会町・南伊勢町の参加で開き、7名の参加。このセミナー、東京事務所職員がオンラインで旅する設定で、参加自治体を訪問して話を聞くストーリーに仕立てて、それぞれの地域の魅力や移住支援制度などを紹介した。参加者は40代を中心に幅広い年齢層が集まった。神奈川県小田原市は「小田原移住について考える1日」をテーマに開催し、ゲストのゲストハウスオーナー・外国人夫妻・東京通勤者が、それぞれの移住までの経緯やなぜ移住に踏み切ったのか、移住してどのようなメリットがあったのかなどの体験を語った。参加者からは非常に参考になったとの声も聞かれた。最後は、香川県で今年度全4回の最後のセミナーで、「第4回香川県UJIターン就職・転職セミナー」として開催され、10名の参加。主催者からは香川県の転職市場についての詳しい説明があり、現職を退職した後の移住までのスパンやWEB面接のポイントの説明など、最新の情報が提供された。セミナー後はキャリアコンサルタントとの個別面談も設定され、真剣度の高いセミナーとなった。  

緊急事態宣言下でも各自治体が特徴を活かした移住セミナーを開催中!

今日は立春。最近、少し陽が長くなった感がある。コロナ対策の一環としての緊急事態宣言は昨夜の総理の記者会見もあって、栃木県を除く10都府県の1ヶ月延長が決まった。沈静化の状況によっては前倒しの可能性を含む条件付きではあるが。 移住相談の動向は、ここに来て週末の家族連れの移住相談がはっきりと増加していることが実感できる状況となっている。こうしたことから各県移住相談員については引き続き半数の在宅勤務は継続にするが、それ以外の職員については土・日曜日はフル出勤で移住相談に応じることにする。このことに伴って、移住相談は原則予約制を優先としますが、見学についても受け入れることにし、移住希望者の期待に応えることにする。この場合のコロナ対策の徹底は言わずもがなです。 来客、取材は、1月30日に神戸市長が久しぶりに視察に来られ、里山などあまり知られてない神戸の特徴を生かしたPRに努められるよう相談員にアドバイスをしていた。取材は相変わらず多く、3日にはなんと上海新聞グループのオンラインによる取材があり、コロナ禍の現況について問われた。 移住セミナーは11回と若干少なめ。まずは愛媛県がテレワークと移住を絡めたシリーズの第3弾を26日に「移住した人✕しない人 トークセッション~地方に憧れる・・・けど移住できない そのワケは?~」を49名の参加で開催。Uターンを考えつつも、県外で暮らす20代女性をゲストに、移住に踏み切れないハードル(仕事・単身の不安など)について、移住コンシェルジュらと語り合った。参加者ともチャットで質疑応答が展開され、一体感のあるセミナーとなった。 27日は、佐賀県が55名の参加で「新しい土地で夢を叶えよう!テレワーク移住in佐賀」を開催。YouTubeで配信し、多数の方が参加。現在の仕事を変えずに佐賀県に移住できることをIT企業の代表やサイボウズの広報担当が佐賀県で実践している事例を紹介した。広島県は「with コロナ時代 地方でのなりわいづくりと暮らし方~この指とまれ!瀬戸内海に浮かぶレトロな町から始めるわくわくする暮らし方~」を開いた。ゲストは瀬戸内海に浮かぶ大崎下島で活躍する3名で、地域資源を生かしたプロジェクトや新たに計画しているプロジェクトなどを紹介した。後半は少人数に分かれて意見交換、盛り上がった。 29日は山梨県が「デユアルでルルル♪カフェvol.1 ―今の暮らしをベースにしたデユアルライフの始め方―」を「二地域居住」をテーマに開催。21名の参加。東京に近い山梨ならではの可能性を感じることが出来た、との参加者の声もあった。 30日は石川県が「北陸・いしかわ冬暮らしの魅力・コツ」を9名の参加で開催。実際の外の風景を中継し、雪が降る情景を感じてもらうなど工夫のあるセミナーとなった。長野県は「信州で暮らす、働くオンラインフェア」を30日、31日の2日間に渡って、長野市・茅野市・佐久市・山ノ内町・宮田村など27市町村が参加して開催した。県下のハローワークもオンライン参加。青木村などからは長野県の今がわかるライブ中継もあって賑わった。参加人数は現在集計中。 31日は新潟県が「【自然のある暮らしNatural Life】にいがた暮らしアウトドアセミナー」を昨年に引き続き開催。参加者は27名。ゲストは男女各1名の2名のUターン者。司会は柏崎市の夢の森公園に勤務のUターン者。長岡市のアウトドアショップから生中継で配信も行った。長野県南信州地域(大鹿村・泰阜村・根羽村)は「注目のいなかの教育力!山村留学の秘密を大公開!」を、親子での参加が目立つ17名の参加で開催。「山村留学」をテーマに、実際に山村留学を行う3村が村の教育環境を語り、好評を得た。富山県は「『普通の会社員』の移住計画」を17名の参加で開催。このテーマでのセミナーは初開催で「企業に転職して移住」した2名の方をゲストに移住までの道のりや苦労した点などを語ってもらった。説得力のセミナーとなった。香川県は「うどん県・香川で起業する!!セミナー~香川で叶えるあなたの夢~」は5名の参加。香川移住を考える始めの1歩となる機会を提供し、潜在的な移住希望者の掘り起こしを目的としたセミナー。アドバイザーの情報提供や先輩移住者の体験談などが語られ、共感を呼んだ。愛媛県は「えひめ先輩移住者を囲む会③~自分らしいワークスタイル編~」を11組14名の参加で開催。このシリーズは人気となっており、今回が第3弾目。松山市に嫁ターンしたプログラマー、八幡浜市に移住した20代のWebライター、今治市でデザイナーとワーキングスペース運営の両立にチャレンジしている子育てママ等、リモートワークで自分らしい働き方を実践している3名をゲストに、グループトークを行った。関西在住の方を含め幅広い世代が参加して盛り上がった。

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