創立20年でHPが全面リニューアルしました!

12月に入ったらすかさず寒波が到来した。北海道や北東北は雪とか。東京はどんよりとした曇り空。心はあんまり弾まない。創立20周年事業の一環でHPの全面リニューアルを目指してきたが、11月30日に、そのサイトが立ち上がった。だいぶ使い勝手がよくなったのではないだろうか。是非、のぞいていただきたい。早速、移住相談の予約申し込みが相次いだと広報チームは喜んでいた。

NTT東日本は働き改革の一環で人事制度を変え、7割を超える社員のテレワーク勤務が7月から可能になった。これは自宅がオフィスになることを意味し、今後は地方移住や2地域居住へのニーズが高まってくると考えられる。こうしたことから、NTT東日本と連携して、対象となる3万人の社員に向けて、センターの移住セミナーなどの開催日程を社内向けSNSで11月から定期的に情報提供することになった。ITに強いNTT職員が地域に住めば、地域の可能性は高まる。働き方改革と地方移住、これがトレンドになればさらに生き方・暮らし方の多様性も高まり、分権・分散化が進むものと期待している。

11月26日、宇都宮市がJR宇都宮駅東口の再開発地区に移住相談センターを開設した。このため、市からセンターにこの運営を委託したいと要請があった。コロナ禍で北関東3県の移住先としての人気もこのところ高くなってきており、協力することにした。担当を稲垣副事務局長にし、当面軌道に乗るまでしっかり支えることにした。

取材・来客は、29日はTV制作会社と移住の現況について意見交換。朝日新聞都内版担当の取材。30日は読売新聞富山支局取材。

地方移住セミナーは20回開催した。

22日、福島県県北地域が「おいでよ。FUKUSHIMA オンラインセミナー~故郷を出て戻ってきたからわかる福島の仕事と暮らし。~」をオンラインで実施。4名のゲストを迎え、移住の動機、起業や就農に至る経緯についてのトークセッションを展開、当時の不安を赤裸々に語っていただいた。福島には、移住者を気にかけ、助けてくれる人がいたという話は、強い応援メッセージだと感じた。後半は、「Uターン起業・まちづくり」、「Uターン就職・就農」の2テーマに分けて、参加者がゲストに聞きたい事を質問できるセッション。リアル会場で実施出来たらもっと迫力ある内容になったかと思う。福島にはチャンスがあると感じさせる内容だった。21名が参加した。

兵庫県は「ひょうごで働こう!おためし企業体験 事前説明会 in TOKYO」を会場とオンラインのミックス開催。兵庫県労政福祉課の説明をメインとしたセミナーの5回目。事業説明以外では、ビジネスマナーや面接の際の第一印象に関する内容だった。集客はリアル1名、オンライン2名。本企画はさらに継続予定だ。

千葉県鴨川市は「『知りたい!カモワーク。』~鴨川市お仕事事情をリサーチしよう!~」と題して、豊かな自然環境と温暖な気候、観光資源にも恵まれた鴨川市が、仕事に特化したオンラインセミナーを開催。サービス業、医療機関等、3つの現地法人が業務内容や職種、どんな働き方ができるかを丁寧に説明した。現在募集中の求人情報も紹介した。移住し入社した職員からは、地域と関わりの深い仕事のため、現地になじみやすかったこと、通勤時間が短縮され暮らしに余裕が生まれたことが語られた。20~60代の10名が参加。半数以上が男性であった。

23日には高知県が、移住フェアと就職フェアを東京交通会館の12階で開催した。移住フェアの「高知暮らしフェア2022冬」では、県内全34市町村や各就業分野の担当者がブースを構えたほか、先輩移住者交流会、高知県地域おこし協力隊サミットなど多彩なプログラムを用意し、‟オール高知“の体制で移住検討者を迎えた。当日はあいにくの雨だったが、130組180名(速報値)が来場した。

就職フェアである「U・Iターン相談会 高知就職・転職フェア2022冬」では、製造業を中心に8業種33社が出展し、52名が来場。参加者アンケートでは、ブース訪問をした企業について「就職・転職したい」が回答者の42%、「会社見学や再度面接したい」が11%、「もっと詳しい情報を知りたい」が45%という結果で、フェアの参加により、高知の企業への就職意欲が高まった方が目立った。

25日は、東京都青梅市が「青梅を知る、見る、聞いてみる~東京で山のある暮らし~」をミックス開催。山や多摩川のある、自然豊かな地域での暮らし方を市職員より説明。その後、先輩移住者から自然との触れ合いや子育てのエピソード、NPO「かぷかぷ山の幼稚園」「森のとしょかん」の活動を紹介した。質疑応答では会場、オンラインともに参加者から多くの質問が出て、活発なやり取りが見られた。数人の参加者が先輩移住者の活動に共感、ボランティアを兼ねて訪れる約束をしていたのが印象的だった。13名が参加。

北海道南空知地域は「『北』にあるけど『南』そらち ほどよい田舎の先輩移住者と語ろう!オンラインセミナー Part 1 ~岩見沢市・南幌町・由仁町~」をオンラインで。移住するならここしかない!と大阪府岸和田市から4人のお子さんを連れて岩見沢市に移住した方が、豪雪地帯での子育て、豊かになった暮らしを語った。3市町とも日本ハムファイターズ新球場から近く利便性も高い。10名が参加した。

群馬県東吾妻町は「カタテマグンマTALKING~土偶界のスーパースター『ハート型土偶』作りワークショップ~」をオンライン開催。「緑のふるさと協力隊」をきっかけに大阪府から移住した20代女性をゲストに迎え、縁もゆかりもなかった群馬での地元住民との交流や、地域おこし協力隊として過ごした3年の活動について聞いた。同町で出土した、日本を代表する原始造形ともいわれるハート形土偶の制作ワークショップも同時開催し、画面越しに親子でぐんま暮らしを体感いただいた。34名が参加。

三重県は「三重県UIターン就職情報セミナー みえの田舎ぐらしと仕事について語ろう!」と題して、地元企業を迎えて暮らしと仕事をテーマにしたセミナーをミックス開催。企業紹介の他、先輩移住者が就職先の探し方、移住前と移住後の違いなどを紹介した。実際の経験に基づく話を聞くことができ、20~50代の4名の参加者からは「移住のリアルな話が聞け興味深かった」との感想があった。

26日、和歌山県は「メルカリshops×和歌山県 和歌山県から発信する地方ビジネスの可能性」と題して、ECサイト「メルカリShops」を手がける株式会社ソウゾウの協力のもとオンラインで開催。メルカリ社員からのメルカリShopsの概要説明の後、実際に活用されている県内在住者からそのコツを聞いた。56名が参加(後日アーカイブ視聴を含む)。

兵庫県は「幸せ運ぶひょうご移住セミナー『ひょうご暮らしのリアル教えます』in東京」をミックス開催。「若い層、子育て層」をターゲットに、peatixを使って参加者を募集した。「地方暮らしの魅力」を的確に伝えるプレゼンや、ある牧場に一目ぼれしてまっしぐらに移住したゲストの話が印象的だった。11名が参加した。

福島県南会津地域は「南会津U・Iターンセミナー~豪雪地域の暮らしと南郷トマト農家~」を開催。南会津地域の本年度初セミナーで、第1部は特色である「豪雪」と「南郷トマト」をテーマにトークセッションを行った。第2部は参加自治体と個別相談。参加自治体は南会津町、只見町、下郷町、南会津建設事務所、南会津農林事務所、トークゲスト2組。30代~70代の幅広い層が参加し、多くの方が個別相談会に残った。個別相談も各自治体が単独で受けるだけでなく、自治体とゲストや関係機関が同席することで丁寧な個別相談になった。

山口県は「やまぐちYY!カレッジ<第6回>山口とつながる part.2~温泉街のミライをつくる、地域おこし協力隊のススメ~」をリアル開催した。長門市俵山温泉の活性化に地域おこし協力隊が関わり続け、活気を取り戻している取り組みの紹介と、県内3市(長門市、光市、山陽小野田市)の地域紹介・地域おこし協力隊募集案内、3市担当者との個別相談会を実施した。集客は、DMやメールでの直接案内、SNS、県人会経由、外部移住情報サイトの掲載など様々な手法を実施、26名が参加した。

27日、福島県が「福島くらし&しごとフェア2022 移住 with You!」を、県内63団体47市町村が参加し、東京交通会館12階で過去最大規模で開催した。セミナーやイベントは行わず、市町村・仕事(企業・就農・起業・副業・テレワーク・地域おこし協力隊等)・住まい・お試し移住・先輩移住者などのブースを設置し、様々な移住相談に対応できる体制を構築した。150件を超える事前予約もあり、来場者数254人は過去最高となった。本気度が高い幅広い年齢層の方の来場が見受けられた。

岡山県は、「暮らしJUICY!岡山県 秋の大移住祭2022in東京(個別相談会)」を東京交通会館3階で開催。100名を超える来場者に恵まれ、どの市町のブースでも相談が入り、フェア会場が狭く感じるほどの盛況ぶりであった。3テーマで開催された8階セミナーでは、特に「住まい」テーマが人気が高く、3テーマすべてに参加した来場者もいた。

静岡市は「静岡市職員採用セミナー ~まちづくりの舞台裏にプロフェッショナルの仕事がある~」をオンラインで実施。静岡市の職員採用では多様な人材獲得を目指しており、20~40代の学生・社会人を対象に、当市へ移住(UIJターン)して、市職員としてまちづくりに関わる魅力を伝える機会の提供を目的として実施した。73名の参加者があり、ゲストの先輩職員への質問も活発に出て、大盛況であった。

長野県飯山市は「雪なし県から雪国へ!20代夫婦の四季の楽しみ方 北信州いいやまふるさと暮らしセミナー」を会場で開催。都会での暮らしに息が詰まり、アウトドア関連の転職先を探して信州いいやま観光局に就職した先輩移住者の話を聞いた。若い移住者にとって雪国や田舎での暮らしは新鮮なことが多く、地元の人には当たりまえのことがそうではないことも多い。参加者にとって非常にわかりやすい表現、説明であった。移住1年目の冬に買ったものとして、スノーブラシ、こたつとこたつホース、テムレス手袋(防寒、防水加工)、冬用ワイパー、撥水加工のリュックといった紹介は具体的で暮らしがイメージしやすいものだった。4組7名が参加した。

愛知県東三河総局(東三河8市町村)は「愛知県東三河で理想の暮らしを叶えよう vol.1 街で暮らす(豊橋市・豊川市)」をミックス開催した。「街で暮らす」をテーマに豊橋市と豊川市の移住担当職員と、両市への移住者ゲスト2名を迎え、東三河の魅力、移住までの経緯、移住で叶えた暮らし等をトークセッション形式で展開。参加者は20~40代の割合が77%で、全体としては満足と答えた方が多数だったが、ゲストがともに子育て世代(子育て目的の移住)であり、「独身向けの意見が無かった」「人生を見直し移住するシニア世代の事例を聞きたい」という意見も寄せられた。ゲストの属性が被らないことが大事だと感じた。ミックス形式で開催したが、会場1名、オンライン12名という割合だった。同日にサッカーW杯日本戦があったため、オンライン参加が多数であったと推察される。

「東洋のフロリダ」と言われる鹿児島県肝付町は「【鹿児島県肝付(きもつき)町】移住とお金のセミナー」をミックス開催。移住専門のファイナンシャルプランナーが「移住とお金」をテーマに移住資金の計画や助成金についてじっくり説明した。個別相談を希望される方も多く、参加者の真剣度が高いことが印象的だった。会場6名、オンライン22名の計28名が参加した。

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