投稿日:2023.01.06 最終更新日:2023.01.30
マンネリ化を排し、さらなる前進を目指します!
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
ふるさと回帰支援センターも職員一同、お陰様で無事新年を迎えることができました。4日10時からは全員集会を開き、新たな20年をめざして、マンネリを排し、移住希望者に寄り添う相談の実現に頑張ってほしいと訓示しました。移住希望者を受け入れるための環境整備の一環として、当面100自治体の会員化と、このふるさと回帰運動が国民的運動として社会的に定着させるために目標としての1000自治体の会員化に努力することを要請しました。
政府は次年度予算で移住支援事業について、東京圏から地方に移住する世帯について、子どもを連れて行く場合の移住支度金を一人30万から100万に引き上げることにした。この事により、子ども一人の世帯では最大で合計200万が支給される。ただ、これには条件があり、23区に住んでいるか、東京圏から23区に通勤している人が対象。23年度から実施される。この事業はこれまでも実施されてきたが、おおよそ全国で1300弱の市町村で実施されている。
例年、2月に発表している移住者人気ランキングは今のところ例年並みの2月中旬頃に発表予定である。また、合わせて発表している移住セミナーの開催実績はこの程、速報値が明らかになり、2022年は649回と昨年比で15.5%の87回増加した。ちなみにトップは42回開催した長野県で、内訳は県主催が13回、長野市が5回、平谷村が4回、飯山市が3回、2回が宮田村など3団体。他に自治体・団体と幅広い開催主体が11回、移住セミナーを開催し集客している。一方、5回以下の県は10県に達し、開催していない県も2県ある。
取材・来客は、年末・年始ということで少なく、年末の23日に福島県本宮市総務部長外が見えられた。1月5日は朝日新聞が年始あいさつに。イギリスのBBCが移住全般についてメール取材。
2022年最後の週は、7回の地方移住セミナーを開催した。
12月20日には、広島県が「穏やかな瀬戸内へ転職なき移住!人気3エリアの違いと魅力体験セミナー【現地ツアー開催決定】」をオンラインで開催。尾道・福山・三原のツアー事前セミナーで、26名が参加した。転職なき移住をテーマに、リモートワーク等で移住した方をゲストに迎え転職せず移住する際の流れや移住後の生活について聞いた。ツアーに参加してイメージを醸成することや、移住後のコミュニティへの参加の大切さについて,参加者に伝えることが出来た。
和歌山県は「移住×しにゃごはん 和歌山の旬の食材!やみつきごはん」をオンライン開催。県内在住でフォロワー数44万人超えのインスタグラマー「しにゃさん」、東京から移住され醸造家として活動している方の2名をゲストにYoutubeでライブ配信した。地元の方と移住者、それぞれの視点から和歌山県について語っていただいた。事前申込者(34組39名)限定で、後日アーカイブ動画を案内する。
21日には、東京都多摩地域が「たま暮らしセミナー ー東京が好き 自然が好き だから私は多摩に住む 前編-」をオンラインと会場のミックス開催。地域密着の出版社「けやき出版」の小崎さんから都会でもない田舎でもない(都会もある田舎もある)「トカイナカ」をPR。30市町村を5つのエリアに分けて地域的な特徴について説明、泊まれる酒蔵や罠シェアリング等のコミュニティを紹介した。また地元密着の建設会社社長で地域の仕掛人の相羽さんから、多摩だからできる暮らし方を提案。9名が参加し、多くの質問やコメントが寄せられた。1月18日に開催される(後編)に繋がる内容となった。
山口県は「やまぐち夜カフェ② オンライン交流&相談会」をオンラインで、「女性目線でみた山口県の暮らし」をテーマに、7市町の移住部署の女性担当者(計10名)との情報交流会として開催した。市町の支援情報や下見をした参加者からの現地の印象の紹介、子育て環境の情報など女性目線ならではの関心の高い話題で活発な交流となった。あっという間の1時間となり、再催の希望もあった。参加者は20代~60代で50代が44%(7名)で最多。ご夫婦での参加も1組あった。
22日は、茨城県那珂市が「移住相談会・地域おこし協力隊募集セミナー」をミックス開催した。那珂市の地域情報の提供と地域おこし協力隊員による仕事内容の紹介で、農家さんによるゲストトークを実施。地域おこし隊員の募集要項の説明もあった。最後に個別相談会を行った。合計で6名が参加した。
和歌山県は「ゲストハウスとシェアハウスオーナーが語る「わかやまだからこその魅力」交流会」をオンラインで開催した。和歌山県のプログラム「しごと暮らし体験」をメインにしたイベントで、県内にUIターン移住し、ゲストハウスやシェアハウスを運営しているゲスト3名から、移住のきっかけやその後の活動について語っていただき、後半にはゲストと参加者がグループに別れての交流タイムを設けた。34名が参加した。
年内最後のセミナーとして、23日に埼玉県が「秩父市地域おこし協力隊募集相談会」リアル開催した。秩父市は、2023年度6つの業務で8名の地域おこし協力隊を募集する。年末に差し迫った金曜の夜開催ということで、当初集客を心配していたが、埼玉屈指の人気移住先の秩父だけに会場、オンライン合わせて合計13組14名の参加となった。セミナー前半は秩父や募集業務の説明、現役隊員によるトークを行い、後半は秩父市のスタッフ6名による個別相談会。参加者は終了時間過ぎまで熱心に耳を傾けていた。帰り際に「協力隊に応募します」という力強い参加者の声も聞くことが出来、今年の締め括りに熱気あるセミナーとなった。14名が来場した。