昨年、移住相談4万1518件。セミナー開催539回達成!

 1月も今日は15日。東京は、数日前には初雪も観測されるなど、それなりの寒さとなっている。ふるさと回帰支援センターは6日が仕事始め。セミナーも先週から始まり、12、13日の2日間で11回の開催と通常ペースの開催となっている。

 総理には、年末の官邸での「まち・ひと・しごと創生会議」に続いて、新年4日の年頭記者会見でも、地方創生の実績を記者から問われ、「東京にあるふるさと回帰支援センターでも、10年前に比べ、移住相談が10倍、そのうち9割が50歳以下の現役世代に占められている。正に地方にこそチャンスがあると考え、地方に飛び込んでいこうとする若者が出てきている」と活動実績の一端を紹介いただいた。そして、大都市から地方への人の流れを分厚いものにし、その為の支援もしっかり行なっていきたいという政府の決意をしっかり受け止め、今年一年、期待に応える移住支援に全力を上げたいと考える。

 この程、昨年12月の移住相談件数が明らかになった。その数は3194件となり、一昨年12月の1961件を1233件上回り、年間で4万1518件となった。セミナー開催は539回と500回を越えた。

 来客は、8日に今年の最初として富山県の舟根担当課長が来て、今年一年の移住推進の進め方などを意見交換した。10日には長野県の出川室長が、新年度からの楽園信州・移住推進室としての取り組みを報告いただき、意見交換した。翌11日は山口県の担当副課長も立ち寄っていただき、懸案事項などについての意見交換を行った。それぞれ、今年に賭ける意気込みを感じさせる面談で、今年こそはと心に誓わざるを得ない面談であった。

 今年初めての12階のイベントホールでのフェアは、12日土曜日の静岡県の「31市町が大集合!『暮らし』・『住まい』・『仕事』がまるごとわかる!静岡まるごと移住フェア」で234組300名を越える移住希望者が集まり、新年早々から、昨年の勢いを引き継ぐ盛況ぶりであった。13日には同じく静岡市が「静岡市U・Iターン転職セミナー」を開催した。このセミナーは個人面談方式で行われ、満員御礼の12名の参加であった。

 12日は、他に長野県が「南信州移住Uターン大相談会in東京 『暮らし』『住まい』『しごと』」は50名と健闘した。この参加者はダイレクトメールなどを見ての参加ではなく、全員が自分で情報を集めて参加という、本気度の高い人の参加であった。旭川地域は「北海道のだいたい真ん中。旭川市・鷹栖町・比布町・上川町で自分らしい仕事と暮らしはじめませんか」は19組24名と健闘した。このセミナー、圏域50万人の地域で新しい仕事に挑戦したい人や継業に興味のある人など5項目のテーマを列挙して集客に努めるなど、工夫が出たいいセミナーであった。富山県は「とやま暮らしの家計簿大公開!ここが知りたい!移住のイロハとお金のお話」は都会と富山の家計簿の収支を比較して富山暮らしをアピール。本気で移住を検討している人13組14名を集め、手ごたえを感じ取っていた。石川県は「“農”“林”“漁”自然の中のお仕事セミナー」を開催。農林漁業に従事している方の経験談を聞いた後、座談会を開いた。14名の参加の内、約半数が個別面談を希望するなど、こちらも移住につながる感触を得るセミナーとなった。香川県は「香川県内地域おこし協力隊合同募集説明会 in 東京〜地域の顔が見える化〜」を開き、4名の参加。

 13日日曜日は島根県など4県がセミナー開催。島根県は「しまねUターンIターン相談会in東京」を3階グリーンルームで開催し、111組139名を集めた。さすがに年間移住者4000名を誇るだけある人気ぶり。宮城県は「みやぎ県の県北地域ってなじょなとこ祭」を開催した。この県北地域は、比較的早い段階から移住者の受け入れに努力してきた地域で、このセミナーも2回目。37組40名の参加と上々の滑り出しだった。長野県は、起業をテーマに「楽園信州移住セミナー 田舎で起業が意外にいい!」を初めて開催。15組26名を集めた。このテーマ、移住が前提になるので本気度の高い、移住に前向きな人の参加が多かった。ほかに熊本県が「くまもと暮らしセミナー~森のお仕事と田舎の暮らし編~」を開催し、13名の参加。

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