5カ月連続相談件数が過去最高

 東京は過日、梅雨入りしたがあれから本格的には雨が降ってはいない。11日日曜日は東京交通会館では4カ所で移住セミナーが開催された。8階のふるさと回帰支援センターのセミナースペースAでは楽園信州移住セミナー「子ども一緒に長野で暮らそう!」、昨日の10日にも長野県安曇野市が「安曇野暮らしセミナー~安曇野ではたらく、そだてる~」と子育てをテーマにしたセミナーを連発。安曇野のセミナーでは保育園と子ども園の2名の保母が参加し、ファミリー層を中心に17組27名の参加があった。もう一方のセミナースペースBでは「おかやま晴れの国暮らし~就農相談会~」が開かれた。岡山の就農実績は新規就農研修事業で96%の就農率を誇る。営農継続率10年では83%となっている。この高い就農率の秘訣は何かと尋ねれば、「地域の生産者たちのサポート体制がしっかりしている」とのこと。就農での移住先としては検討に値する数字である。12階のセミナースペースでは「ハローふるさと!ハローローカル!九州・山口・沖縄IJUフェア」が、もう一つの会場では鳥取県がそれぞれ開催。九州などの方は77自治体が参加し、にぎやかなフェアとなった。272組376人(速報値)の参加。なかでも熊本県菊池市は地域おこし協力隊の提案で地元の水で落としたアイスコーヒーが提供された。昨年1年間の移住実績も18家族40名と健闘されたようだ。東京交通会館6階に昨年から移住情報センターを開設している北九州市も参加していて、様々な移住・定住推進事業を行っているが、昨年は「子育て・転入応援メニュー・最大30万円」は163名のU・Iターン就職者に行われたとのことであった。定住・移住促進支援メニュー最大50万も予算一杯の100件が提供されたようだ。こちらも健闘中。
 もう一方の鳥取の「鳥取県I・J・U BIG相談会in東京」には県内17市町村から14市町村が参加。午後には、ほぼすべての自治体ブースに相談者が並ぶなど熱気ある相談会となり、参加は81組100人。昨年から東京での取り組みが本格化している鳥取としてはぎりぎり三桁に載せて、手掛かりをつかんだようだ。10日は静岡県島田市も「島田市移住相談会 自然の中で子育てという選択」を開いた。また、北海道が初めての試みとして6月の7日から7月18日までを3分割し、「しごと×農林漁業ウィーク」「暮らし・子育て×地域ウィーク」「しごと×UIターン・地域おこし協力隊ウィーク」としてセミナーと相談会を開催する。この期間中、ふるさと回帰支援センター内の「どさんこ交流テラス」では週単位で北海道の地域やテーマを設定した情報発信を行う。詳細はふるさと回帰支援センターHPをご覧になってください。
 相変わらず、来客も多く、9日には群馬県大沢知事が視察に見えられ、親しく懇談させていただいた。また先週は全国市長会総会もあったことから、広島県三好市の増田市長、石川県かほく市油野市長、同じく能美市井出市長など、多くの市長さんが顔を出された。香川県議会の2名の監査委員も来られた。
 この程、5月の移住相談件数も明らかになり、2081名の相談件数であった。これで1月から5か月間、各月とも新記録を更新中である。5月はゴールデンウイークもあり、休みが多かったが健闘したといっていい相談件数である。

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