天孫降臨の町を訪ねて

新年あけましておめでとうございます。

ふるさと回帰支援センターは、新年は7日からのスタートでした。正月は久しぶりにゆっくりし、昨年話題になった「海賊と呼ばれた男(上・下巻)」を読みました。出光興産の出光佐三氏の自伝ともいえるような本で、明治人の気骨溢れる奮闘記、経営理念も学ぶべきところもあり、面白く読ませていただきました。

年末には、宮崎県高原(たかはる)町に呼ばれ、ふるさと回帰運動の現状、これから取り組むための必要なこと、いまなぜふるさと回帰なのかなどについて話をさせていただきました。全国的には遅きに失した感はありますが、3・11以降のふるさと回帰運動の設立以降のかつてない盛り上がり、とりわけ瀬戸内・九州が人気という背景もあり、成果が期待できそうです。町は、人口減に歯止めをという町長の固い決意のもと、町を上げて取り組む決意をし、すでに役場を横断したプロジェクトも立ち上がっています。高原町は霧島連山のふもとに位置する風光明媚な町で、天孫降臨の神話のふるさとで知られています。移住者アンケートの立地条件の第一には「自然環境のいいこと」が挙げられており、その条件にぴったりというところです。

 

政権交代した安倍自民党は、喜びを隠しきれないような雰囲気を漂わせながらスタートしています。7日の連合の賀詞交換会では、かつての60年安保闘争で退陣した岸内閣を引き継いだ池田内閣を彷彿させるような経済政策、とりわけ給与所得の引き上げを語っていました。一方、民主党はあいさつの場すら無いような有様で、悲哀を囲うような状況でありました。安倍総理は、20年にも及ぶこの国を覆う閉塞感を一掃しようとの想いなのでしょうが、危うさが否めません。ただ市場の反応は早く、株は急速な勢いで上がっています。今夏の参議院選挙まで、政治も株価も目が離せないようです。

 

ふるさと回帰運動は、引き続き丁寧な対応でこの盛り上がりを引き継いでいく決意です。

本年もよろしくお願いいたします。