朝日新聞が全面使って地方移住を特集

東京は9日と11日に今年はじめての雪が降った。例年のことだが2月から3月にかけて雪となることが多い。大陸からの寒気と太平洋上に発生する湾岸低気圧がその原因だが、春遠からじを感じさせる雪でもある。

10日は茨城県の県北中央町村議長会主催の研修会に呼ばれ、大洗町にお邪魔した。茨城県は早い段階から移住に取り組んできたが、もう一つ伸び悩んできたところである。その町村議長会が声をかけてきたので何はともあれ日程を調整し、出掛けた次第。参加いただいたのは大洗町・東海村・茨城町・城里町・大子町の4町1村から77名の議員団。思わず力が入ろうというもの。意のあるところを力説し、急激に増加する移住希望者に対し、受け皿となる自治体の参加が追いつかないとデータに基づいて紹介した。終了後の交流会ではある町の議長から自治体会員の参加申込書を送るようにとの要請を受けた。行っただけのことはあったと喜んでいる。

この程、1月の移住相談者の数が明らかになった。その数は3031件と昨年比327件の減。正月休みが長かった影響かと思われるが、ほぼ昨年並みの相談件数を確保し、まずまずのスタートを切った。11日の朝日新聞13面のオピニオンに地方移住の記事が全面を使って取り上げられた。この間の総理の発言といい、いよいよ地方移住の波が来たことを実感している。

来客・視察等は、6日は国会裏のザ・キャピトルホテル東急で、恒例になっている「『富山のさかな』おもてなしフェア」に参加。「富山湾は天然のいけす」と県民が自慢するだけあって魚が豊富。旬の寒ブリ・白えび・紅かに・まぐろ・和牛など数多の食べ物が振る舞われ、石井知事も出席。PRに努めていた。7日はCCRCを手がける山梨県都留市の企画課長と打ち合わせ。石川県能美市議会議長の視察もあった。12日は山形県南陽市議3名の視察。また、TBSラジオとの打ち合わせ。

セミナーは、6日は広島県が「HIROBIROひろしまinトーキョー 広島の食と観光ビジネスをおいしく語る~お好み焼きを囲んで~」を6階で開催。約50名の参加。満員の盛況ぶり、企画の勝利と言っていい。たまにはこうしたセミナーもあっていいと思った。8日は福岡県糸島市が「『あなた』と『しごと』をマッチング!福岡県糸島市移住セミナー」を、長野県は「移住したい女子のための夜の会 楽園信州移住セミナー」には25名の20代から40代の女性が集まった。スタッフもゲストも女性ばかりで盛り上がった。昨年に続く2回目のセミナー。同日は大阪府岬町も「大阪南端の最先端な暮らし方」を開催。昨年のセミナーに参加し、岬町に移住し、まちづくりエディターをしている方がゲストで、参加者との座談会も盛り上がる楽しいセミナーとなった。

9日土曜日は、岩手県が「オトナ女性のためのセカンドライフ講座~50歳からのイーハトー部~」を開催。この日は雪だったが11名参加。ゲストは50代でUターンした女性と二地域居住の女性で、この二人の話に参加者からは勇気をもらったとの声もあった。こうした相談会は大歓迎の声も。埼玉県北本市・ときがわ町は「~森を感じる心地よい日常~埼玉県ではじめる”ちょこっと”農ある暮らし」を15名の参加で開催。北本市は東京のベットタウン。セミナーには副市長も参加。緑も多く、これからは移住で頑張りたいと決意を語っていた。この日は新潟県新発田市も「しばたでイチゴ農家になる」を5名の参加で開催。終了後には体験ツアーも計画されていた。今年3回のセミナーを単独で開催している。

10日日曜日は5回のセミナーが開催され、それぞれ健闘した。大分県は6階で「第8回おおいた暮らし塾in東京~知っておきたい『移住とお金』~」を杵築市・佐伯市の参加で開催。33組44名の参加。幅広い世代が集まった。ゲストはファイナンシャルプランナー。個別相談会も盛況であった。岡山県北部5市町の「岡山県北部移住・定住セミナー」には津山市・鏡野町・勝中町・久米南町・美咲町が参加。参加は20名ほど。東大生2名がゲストで「どのような教育を受けたら東大生になれるのか」を語った。ほかに、福井県が「ふくいU・Iターン相談会」、宮崎県都城市が「子育て上々!住んで上々!みやこのじょうセミナー」、富山県が「富山県だからこその『地域おこし』を見つけよう!」それぞれ開いた。

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