ふるさと回帰支援センター

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移住の風が吹いているのか、セミナーが盛況に

今日は啓蟄とか。沈丁花も咲き出し春は近いという感を強くしている。 この時期、3月議会も開会中ということで各自治体関係者の訪問が少なくちょっと寂しい感じはするが、セミナー開催はいつものペースで11回開催され、集客も昨年比で多めという感じ。また、昨年度末もそうであったが、相談員の入れ替わりが若干名出ている。残念なことですが諸般の事情もあって無理に引き止めることもできず、もったいないと思っている。やめる方々には心からご苦労様でしたと申し上げたい。また、NPOで働いてみたいという方がいればふるさと回帰支援センターのHPで求人募集をしているので覗いてほしい。 セミナーの開催状況は、2月27日は福島県の「ふくしまワークセッション特別編~ヨソモノ×ワカモノ目線で考える『関係人口と地方の仕事』~」が11名の学生を含む26名の参加。食・酒・スポーツ・祭の4グループに分れ、学生がファシリテーターで入ってテーブルトークを行った。突っ込んだ議論も行われ、成功した。 3月1日は新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングvol.7 『ローカル家計簿×新潟 ~OL・サラリーマン・起業のお財布事情~』」を開き、16名の参加。新潟市・三条市・小千谷市への移住者の家計簿を公開し、その視点から移住生活を語った。終了後は懇親会も行われ、8名が参加するなど、次へのステップに繋がるセミナーとなった。 2日土曜日は5回のセミナー開催と賑った。まず、滋賀県は「~滋賀で公務員になろう!~滋賀県自治体就職セミナー」を開催。3名の参加にとどまり、しっかり総括を要するセミナーとなった。東近江市・長浜市・甲賀町が参加。宮崎県は「あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVol.8」を企業説明会として開催し、10名の参加。内訳は新卒1名、30代5名、40代3名で転職希望者が多かった。岡山県は「『継業』という働き方セミナー」を開き、8組13名の参加。事業引き継ぎ相談センターが来て、相談に応じていた。長野県松川町は「今、松川が面白い!地域おこし協力隊(6名)募集セミナー」を開き、6名の参加と健闘した。秋田県にかほ市は「第2回にかほ移住&就業相談会~あなたは農業派!?それとも林業派!?~」を開き、10名の参加と健闘した。セミナーの前半は就農アドバイザーと森林組合がにかほ暮らしのメリット、デミリットを具体的に説明。後半はゲストスピーカーの「アスパラおじさん」が、東北の名峰・鳥海山の豊かな水に支えられ、1年を通して稼げるにかほの農業の魅力を語った。 3日 日曜日は群馬県が「あなたの夢×移住先マッチングフェア~“群馬”で見つかる理想の暮らし~」を開催した。生憎の雨と東京マラソンが行われるという条件下で、21自治体に36組58名が集まり、大いに健闘したと評価できるものとなった。内容的にも親子連れを対象に、群馬の特徴を出したセミナーを志向し、成功したようだ。長野県は「ゆるーくがっつり農業 楽園信州移住セミナー」を20組31名の集客で開催。このセミナーは「農ある暮らし」がテーマ、3年間続けて開催しているが常にコンスタントに集客に成功し、ニーズの高さを証明しているようだ。他の自治体も参考にしたら良いのではと思う。福岡県の「ふくおかよかとこ移住セミナー 先輩移住者に学ぶ移住のポイント」は糸島市・小竹町が主催。31名の参加と大盛況。ゲストの移住者は移住したポイントと感想を率直に述べて好評であった。この地域は福岡市のとなりに位置し、人気のあるところだが、それにしてもの集客で、移住の風が吹いている感じがするようであった。夕方からは奈良県が「第6回 奈良で働く相談会in有楽町」を開いた。

春に先駆け、セミナーが花盛り

「春に3日の晴の日なし」とか、今週はそのような天気予報。やっと季節が動き始めたようだ。気が早いが、オーバーからコートに外套を変えて1週間になる。 来客・視察は21日は岐阜県可児市長の訪問のみであった。可児市は来年のNHK大河ドラマの主人公・明智光秀の生誕の地で知られ、鑑賞事業だけでなく市民の文化活動を支援できる可児市文化創造センターala(アーラ)があるところでも知られる。名古屋への通勤圏ということで人口も増え、国際交流も盛んな所。地方移住の輪が広がっていることから視察いただいた次第。話は盛り上がった。alaの館長は早大時代の友人、学生演劇で知られる早稲田の自由舞台出身の論客。 セミナーの開催は11回で、20日は福島県県中地域が「ふくしま移住計画~若手社員が地方転職のリアルを語る~」を開催。Uターンして酒造メーカーへ転職した人、ITの会社へ勤務した人などがゲスト。地方への転職もいいのではというソフトなセミナーで若者を中心に15組17名の参加。 22日は初めて全国新規就農相談センターが「就農ガイダンス 農業を始める『選択』応援します」を開催。27名の参加と賑わった。脱サラして就農した人の話は具体的でわかりやすかったと好評。この日は、神奈川県も「第6回神奈川県移住セミナー~かながわ西エリアでの暮らし方・働き方~」を25組32名の参加で開催。参加自治体は小田原市・山北町・中井町・湯河原町。NPOを始め、様々な働き方をしているゲストを集めてトークセッションを展開。暮らし方×働き方をテーマに大盛況。神奈川人気を証明した。 23日土曜日は山梨県が3階グリーンルームで「富士の国やまなし 移住相談会」を開き、43組64名。不動産・住宅関係の出展も多く、移住に踏み切る相談者を想定したようだ。参加自治体は韮崎市・都留市など8自治体。この日は人気の長野県松本市も「信州・松本 農を楽しむStyle 松本で農業ができるんです」を開き、33組47名と超満員。転職支援のプロや農を楽しむスタイルの実践ゲストも参加して超人気のセミナーとなった。 宮崎県えびの市・小林市・高原町の「星降るまちをふるさとに~あなたの『田舎暮らし』を考える移住相談会~」は10組15名の参加。移住へのステップを踏む話しをじっくり聞くセミナーとなり、2名が現地を体験しに行くようだ。兵庫県豊岡市の「ウミチカ暮らし~雑談だから聞ける移住者の幸せ話&苦労話~」は参加9名。移住した子育て世代2組と地域おこし協力隊として着任後、NPOを立ち上げた人をゲストスピーカーにざっくばらんな話を聞いた。座談会形式で行い、ゲストと参加者の距離も近く、アットホームなセミナーとなった。 三重県の「Meet Mie Café Vol.4あなたが受け継ぐ!技と想いの継業編」には9組12名が参加。90年続く鳥羽市の豆腐屋さんが来て、なんで90年も続いたのかを語った。その秘訣は、常に地域のニーズに答えることを心がけてきたことによるものとのこと。 24日日曜日は鳥取県が「とっとり暮らし、“東京にはない!”魅力をお伝えします」は7名の参加。2名の移住者が、移住の費用や移住して何が変わったのか?何をして稼いでいるのかなどを率直に語った。富山県セミナー「とやまIJUカフェVol2~起業×二拠点移住編~」は13組16名の参加。人脈を求める参加者が多く、多彩な参加者で賑わった。参加自治体は県・砺波市・小矢部市など。先輩移住者のトークセッションも行われた。他に、茨城県が「移住相談会&地域お越し協力隊募集説明会」を行った。

長野がトップ、移住希望地ランキング発表

東京は、今日は春の陽気とかで19℃まで気温が上がるとか、もう冬から春への季節の変わり目によく現れる3寒4温に突入したのかと思われる陽気だ。 18年の移住希望地人気ランキングをこの程発表した。今年のランキングの特徴は①長野県が2年連続でトップを維持していること。②静岡が2位に上がったこと。③北海道が昨年の16位から3位に上がったこと。④常に上位にいた山梨が4位に下がったこと。⑤圏外だった佐賀県が10位、香川が17位に登場したこと、などが特徴的な事柄である。また、傾向として、昨年539回のセミナーを開催したが、ほぼセミナー開催実績とランキングが連動していることも明らかになった。さらに、ふるさと回帰支援センターに配置されている移住相談員と各県移住担当者とのコラボレーションがうまくできていること、つまり各県の移住情報やセミナー開催にあたっての集客方法やテーマ設定などの傾向などを勘案し、対応を行っている県が人気ランキング上昇につながっているようだ。 18、19の両日、この時期の恒例となっている「2018年度都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー」を永田町のビジョンセンター永田町6階で開催、29府県126名が参加した。冒頭、主催者挨拶で「今年、ふるさと回帰支援センターは創生本部創設5年目を迎える中で、真価が問われる1年となる。移住相談も4万件を超え、移住セミナーも500回を超えるなど順調に運動が拡大しているが、しっかりと都市住民を地方移住へ案内できるように常に初心に帰って頑張ろう」と決意を語った。基調講演は「移住施策における広報コミュニケーションの重要性について」を元博報堂の高嶋哲夫氏が行った。次いで、総務省地域自立応援課、国土交通省地域振興課、農林水産省都市農村交流課、内閣府まち・ひと・しごと創生本部など、関係省庁から担当課長・参事官に来ていただいて移住・定住関連2019年度予算解説をしていただいた。また、移住・交流に関する事例報告では、「地域とつながる、地域を活かす プロボノの可能性」、【しごと】「生きるように働く・・・日本仕事百貨が伝える地方で働く魅力」、【すまい】「物件の注意点と移住者への伝え方」、【コミュニテイ】「『集落の教科書』の基本理念 良いことも、そうでないことも、ちゃんと伝える」をテーマに実践報告を頂いた。参加者からはそれぞれ大いに参考になり、参加してよかったとの感想を頂いた。 来客・視察等は、13日は月刊「家の光」6月号の取材。地方移住の特集を考えており、3から5地域の移住者を取材したいということで、全面協力を約束した。14日は山口県岩国市議会議員団の視察。18から19日は上記の通り実務者研修セミナー。20日は岡山県新見市議会の7名の議員団視察。毎日新聞取材。またこの日は、昨年Uターンの傾向の実態調査を行って、報告書をまとめた(株)電通に佐賀県唐津市の市議会志政会の研修会で講演していただいた。その報告を受けた。 セミナー等の開催は12回。13日は富山県の「『大人の進路相談』~富山の特産品を味わいながら、地方の仕事を考える~」水曜日の午後6時半開催で行い、8組11名を集めた。名物の鱒寿司が提供され、Uターンして起業したゲストがその思いを語った。14日は群馬県が「企業と求職者との交流会~群馬で働くイメージをつかもう~」を開き18名の参加。15日は宮崎県日向市・門川町が「地方での仕事の見つけ方、作り方 日向市・門川町合同セミナー」を初開催。21名の参加と健闘した。地方でどう仕事を見つけるかを巡って熱心な議論が続けられた。この日は高知県も「こうち東部移住フェア」を室戸市・奈半利町・田野町・安田町・安芸市・芸西村の2市3町1村の広域連携ではじめて開催。17名の参加と賑わった。16日土曜日は栃木県が「観光地で働きたい方へ」を宇都宮市・益子町・那須町・那須塩原市の参加で開催。13組17名の参加で開いた。ゲストは益子町に移住した女子の陶芸家で、とりわけの縁はないが益子町へ。道の駅で「埴輪」を焼いて販売している。この日は他に3回のセミナーが開催された。栃木県桐生市は「桐生においでよ!桐生暮らし相談会~先輩移住者に聞く、桐生の暮らし方~」を開催。桐生市は年1回のペースでセミナーを開催。県内でも受け皿がしっかりしていることでも知られ、今回も26名の参加。盛会であった。今後、現地でのセミナーも予定されている。静岡県西部地域、浜松市ほかは「本音が聞ける静岡の里山暮らし」セミナーをゲストに里山に移住した人を迎えて開催。良かったこと、苦労したことなどが率直に語られ、共感を得ていた。山梨県は山梨市・笛吹市・甲州市が「山梨に住んでぶどうなど果物を作るセミナー」開催。22組32名と満員のセミナーとなった。わかりやすいネーミングが功を奏したようだ。ゲストは各市からそれぞれ1名がきて、その3名に質問をぶつける形式で行われた。17日日曜日は岐阜県、熊本県荒玉地域、徳島県阿南市、和歌山県もそれぞれ行った。

朝日新聞が全面使って地方移住を特集

東京は9日と11日に今年はじめての雪が降った。例年のことだが2月から3月にかけて雪となることが多い。大陸からの寒気と太平洋上に発生する湾岸低気圧がその原因だが、春遠からじを感じさせる雪でもある。 10日は茨城県の県北中央町村議長会主催の研修会に呼ばれ、大洗町にお邪魔した。茨城県は早い段階から移住に取り組んできたが、もう一つ伸び悩んできたところである。その町村議長会が声をかけてきたので何はともあれ日程を調整し、出掛けた次第。参加いただいたのは大洗町・東海村・茨城町・城里町・大子町の4町1村から77名の議員団。思わず力が入ろうというもの。意のあるところを力説し、急激に増加する移住希望者に対し、受け皿となる自治体の参加が追いつかないとデータに基づいて紹介した。終了後の交流会ではある町の議長から自治体会員の参加申込書を送るようにとの要請を受けた。行っただけのことはあったと喜んでいる。 この程、1月の移住相談者の数が明らかになった。その数は3031件と昨年比327件の減。正月休みが長かった影響かと思われるが、ほぼ昨年並みの相談件数を確保し、まずまずのスタートを切った。11日の朝日新聞13面のオピニオンに地方移住の記事が全面を使って取り上げられた。この間の総理の発言といい、いよいよ地方移住の波が来たことを実感している。 来客・視察等は、6日は国会裏のザ・キャピトルホテル東急で、恒例になっている「『富山のさかな』おもてなしフェア」に参加。「富山湾は天然のいけす」と県民が自慢するだけあって魚が豊富。旬の寒ブリ・白えび・紅かに・まぐろ・和牛など数多の食べ物が振る舞われ、石井知事も出席。PRに努めていた。7日はCCRCを手がける山梨県都留市の企画課長と打ち合わせ。石川県能美市議会議長の視察もあった。12日は山形県南陽市議3名の視察。また、TBSラジオとの打ち合わせ。 セミナーは、6日は広島県が「HIROBIROひろしまinトーキョー 広島の食と観光ビジネスをおいしく語る~お好み焼きを囲んで~」を6階で開催。約50名の参加。満員の盛況ぶり、企画の勝利と言っていい。たまにはこうしたセミナーもあっていいと思った。8日は福岡県糸島市が「『あなた』と『しごと』をマッチング!福岡県糸島市移住セミナー」を、長野県は「移住したい女子のための夜の会 楽園信州移住セミナー」には25名の20代から40代の女性が集まった。スタッフもゲストも女性ばかりで盛り上がった。昨年に続く2回目のセミナー。同日は大阪府岬町も「大阪南端の最先端な暮らし方」を開催。昨年のセミナーに参加し、岬町に移住し、まちづくりエディターをしている方がゲストで、参加者との座談会も盛り上がる楽しいセミナーとなった。 9日土曜日は、岩手県が「オトナ女性のためのセカンドライフ講座~50歳からのイーハトー部~」を開催。この日は雪だったが11名参加。ゲストは50代でUターンした女性と二地域居住の女性で、この二人の話に参加者からは勇気をもらったとの声もあった。こうした相談会は大歓迎の声も。埼玉県北本市・ときがわ町は「~森を感じる心地よい日常~埼玉県ではじめる”ちょこっと”農ある暮らし」を15名の参加で開催。北本市は東京のベットタウン。セミナーには副市長も参加。緑も多く、これからは移住で頑張りたいと決意を語っていた。この日は新潟県新発田市も「しばたでイチゴ農家になる」を5名の参加で開催。終了後には体験ツアーも計画されていた。今年3回のセミナーを単独で開催している。 10日日曜日は5回のセミナーが開催され、それぞれ健闘した。大分県は6階で「第8回おおいた暮らし塾in東京~知っておきたい『移住とお金』~」を杵築市・佐伯市の参加で開催。33組44名の参加。幅広い世代が集まった。ゲストはファイナンシャルプランナー。個別相談会も盛況であった。岡山県北部5市町の「岡山県北部移住・定住セミナー」には津山市・鏡野町・勝中町・久米南町・美咲町が参加。参加は20名ほど。東大生2名がゲストで「どのような教育を受けたら東大生になれるのか」を語った。ほかに、福井県が「ふくいU・Iターン相談会」、宮崎県都城市が「子育て上々!住んで上々!みやこのじょうセミナー」、富山県が「富山県だからこその『地域おこし』を見つけよう!」それぞれ開いた。

長野・飯山市、移住者1年で113名に

 4日は立春、東京は気温が18℃に上がり、4月上旬の気温となった。寒い、寒いと言っていたが、今年も季節が動き始めたようだ。うれしい!!歳のせいか、すっかり寒さに弱くなった。  さて、東京交通会館の12階のイベントスペースが2月から5月いっぱいまで、内装のために使用できなくなっている。12階では昨年は毎週のように各県の移住フェアが開催されてきたが、4カ月間も使えないのは痛い。集客に影響がでるかもしれない。一方で、5月からセミナースペースが2ヶ所から3カ所に増えるので幾分かはカバーできるのではと思っている。御理解願いたい。  1月16日に視察に訪れていただいた愛媛県議会議員団の横田議員が早速、県議会で質問に立ち、移住政策の充実を求めた。なお、愛媛県は17年度で移住実績は1085名とのこと。  2日は初代理事長の立松和平君の10回忌(遠雷忌)を入谷の法昌寺で約30名の参加で執り行った。歳月の流れるのは早いことを改めて実感した次第。  来客・視察は次の通り。1月30日は島根県移住財団との次年度の新規事業について打ち合わせ。31日は長野県飯山市議員団4名が視察に。率直な意見交換をした。2018年の移住実績は113名で、外人の移住者も増えているとのことであった。夕方には首都大学東京の山下佑介教授と意見交換。2月1日は北九州都市圏広域行政推進協議会の北九州市・中間市・岡垣町・遠賀町・水巻町・芦屋町などから8名の視察。5日はロイター通信の取材、宮城県亘理町山田町長の視察。  セミナーの開催は次の通り。1日は埼玉県行田市初めてセミナー「ランナーにやさしいまち!?~行田を走ろう!行田移住相談会~」を単独で開催。都市近郊らしいテーマで5名の参加。テーマがユニーク。ランナーから見た行田市の魅力をゲストが語った。行田市は昨年6月から移住・定住相談窓口が市役所に開設された。この日は神奈川県も「第5回神奈川県移住セミナー~かながわ西エリアでの暮らし方・働き方~」を開き、6名の参加。南足柄市・松田町・大井町・真鶴町が参加。次回は22日。小田原市・湯河原町などが参加。  2日は栃木県さくら市が単独で「【さくら市】ちょうどいい暮らし方講座」を開催し、12組14名の参加。JR東日本も参加。移住者向け分譲地を紹介した。この日は山梨県北杜市が長野県の富士見町・原村と連携し、「八ヶ岳で暮らそう!相談会」を開催。26名の参加と盛況。個別相談会も行い、参加者は昨年比で若者が多かった。静岡県は「とりあえず行ってみる やれることをやってみる それでいいのだin静岡」をテーマに定員15名で開催。モヤモヤと移住を考えている人を対象に、答えは現地にあるのではと提案。ほぼ満員の盛況であった。問題提起の勝利か?北海道も「北海道地域おこし協力隊合同募集フェア」を開催。  3日は山口県が「やまぐちYY!ターンカレッジ まち編 やまぐちのまちの暮らしを知る」を6階のLEAGUE有楽町で開催。移住前のネットワーク作りをテーマに開催し、47名の参加。このテーマでのセミナーが定着しつつあり、結果を出している。香川県は「香川県UJIターン就職・転職セミナー」を開催。このテーマで、2年間で10回の開催。今年は4回目の開催で約80名の参加。すでに15名ほどが移住。準備から転職までをフォローしている。参加者は毎回異なるなど粘り強い取り組みとなっている。他に、愛媛県、福島県県北地域、三重県、滋賀県がセミナーを開催した。

総理、施政方針で移住相談実績を紹介

1月も残り少なくなってきた。街を歩けば早咲きの梅やロウバイが咲きだしている。28日からは通常国会が始まり、総理の施政方針演説の地方創生に関するところで、ふるさと回帰支援センターの移住相談実績が紹介された。是非、確認していただきたい。過日の日経にアメリカの若者の間で「経済的に自立し、早く引退し、自分の好きなことをしよう」というFIRE運動が流行っているとあった。わが国の最近の若者の地方移住に通ずるものがあるのではと思った。今後の動向を注視したい。 23日、招待状が届いたので日比谷の東宝ツインタワー1階に開店した兵庫県洲本市のアンテナショップ「スモトのおべんと」に行ってきた。ショップの名前に「おべんとう」がつくのも珍しいが、大きな海苔を巻いたおにぎりなど品揃えも豊富であった。かの地の瀬戸内に面した浜辺も映像で紹介され、打ち寄せる波と潮騒の音も聞けるコーナーがあった。疲れた時の気分転換に瀬戸内海の潮騒を聞くのもいいと思った。成功を祈念したい。 視察・訪問は、23日は福井県地域農業課長が先の技官の訪問に引き続き、新規就農の取り組みについて打ち合わせた。24日は富山県高岡市長、労働金庫連合会打ち合わせ、監査との打ち合わせ。25日は愛媛県西予市長、TBSラジオ「AI時代のラジオ・好奇心プラス」に地方移住の現状について、1時間出演。29日は長野県全域の市町村から県庁に出向している33名自治研修ゼミで来訪。富山県魚津市議会議員団が議長ほか7名で視察。魚津市は昨年度は45名の移住実績とか。 セミナーは13回の開催。25日は岐阜県の「世界とつながる保存食~山里の暮らしの技を学ぶ~」は15名の参加と盛り上がり、ゲストからは山の手入れが食べ物の確保にもつながっていることなどが紹介された。農産物の保存食のテーストも行われ、活発な意見交換もあった。愛媛県西予市の「移住交流セミナー 仕事と移住」には菅家市長も参加し、温暖な気候の西予をアピールした。参加は20名を超え、西予市の海・里・山の幸が用意され、交流会&試食会も盛り上がった。 26日土曜日は、前日に引き続き愛媛県が「愛あるえひめ暮らし交流会―地域とつながるライフワークー」を8名の参加で開いた。ゲストは経営コンサルタントと自治体の移住交流担当者で、しまなみ街道での取り組みや山村地域での農産品の事例紹介などの地域情報の交換が行われた。鳥取県は「Tottori night ~鳥取県におもしろい仕事あります~」を開催し、17名の参加。ゲストは年間35万人も集客するパンケーキ屋さん、介護職、IT起業家など3名。参加者の多くは鳥取未体験者でどのような仕事があるのかと参加した人もあり、良かった。 北海道留萌エリアは「北海道移住への架け橋 住んだ夜空と潮風感じる合同セミナー<遠別町・天塩町・羽幌町・苫前町>」には9名の参加。この地は海沿いの街で、移住者も参加。トークセッション形式で率直な意見交換を行った。青森県は「青森暮らしセミナー~地域の仕事編~」を開き11名が参加。自治体は青森市や弘前市など5市1町が。山形県遊佐町は5回目となる「ゆざを楽しむ愉快な仲間達vol.5」を開き、12名の参加と健闘。有機農法で農家を営むゲストが遊佐の暮らしの楽しみ方を語った。また、セミナーを5回開催したことについては、移住者も数名決定。交流の輪も広がったと評価し、次年度以降も継続を検討している。 27日日曜日は6回の開催。12階のダイヤモンドホールで開催した岡山市は「おかやまぐらし移住相談会with香川県高松市」には38組53名の参加。参加自治体は岡山市・津山市・玉野市・総社市・備前市・瀬戸内市・赤穂市・和気町・美咲町・吉備中央町・高松市が参加。人気の岡山県と高松市の合同開催にしては集客面で課題が残ったようだ。福島県は、「就業?起業?就農?先輩移住者が語る『福島圏域』~あなたの理想の暮らしを福島圏域で見つけませんか~」を宮城県南の白石市も参加して開催した。このセミナー、昨年から初めて4回目の開催で13名の参加。企画は面白いが、どのような暮らしがこの地域では可能なのかが明らかになるといいのではと感じた。 和歌山県は「“なにする?わかやま。”農ある暮らし暮らし編~農に親しむローカルな暮らし~」に27名の予約で開催。盛況であった。栃木県は「住まいの探し方講座」を専門家を招いて、年1回のペースで開催してきており、話しが具体的で好評であり、12名の参加。その他に群馬県、熊本県玉名地域もそれぞれ開催した。

今年は自治体の首長や議員の視察が増加しそう

 今年も大寒に入り、寒さも一段と厳しくなってきた。しかし、微かに日は長くなってきているような気がする。1月20日はJOINの「移住・交流&地域おこしフェア」が東京ビッグサイトで開かれたようだが、前日にはこのフェアに参加する全国各地の自治体の方々がふるさと回帰支援センターに見えられ、訪問ネームプレートが不足するような盛況ぶりであった。  先週の訪問・視察は次の通り。16日は今年の視察のトップバッターとして、愛媛県議会総務企画委員会の10名が来て、現況などについてヒアリングされ、気候が温暖で、文化度も高い愛媛をどう売り出すべきかなどについて意見交換した。他に、福島県会津美里町の副町長、宮城県加美町長、同川崎町長、同県震災復興・企画部副次長。17日は埼玉県北本市副市長。18日は宮城県大崎市議員団7名とは率直な意見交換ができ、この地域は平成の合併でできた市で、伊達家の発祥の地の岩出山町や鳴子温泉なども含まれる県北の有力な市とのことである。19日は鳥取県のセミナー「たっぷりとっとり楽しまナイト 若者交流会inTOKYO」に参加する平井知事。「4月に選挙ですが、なんとか再選し、また来ます」と決意を述べられていた。22日は岡山県担当課長、和歌山県担当課長、宮城県涌谷町長、静岡県御前崎市長においで頂いた。  セミナーは、16日は栃木県の「移住女子~私の生活スタイルのここを変えたい!~」と新潟県の「にいがた暮らしナイター相談会」が開かれた。にいがた暮らしナイター相談会は個別相談会で3組の相談で1組は農業を希望、残りはUターン希望者で仕事が決まり次第4月から移住と言うことであった。18日金曜日は北海道さっぽろ圏の「さっぽろ圏移住相談会」で20組23名の参加。札幌市・北広島市・千歳市・江別市恵庭市・石狩市・当別町・新篠津村など8市町村が参加。石狩管内全員集合として賑わった。北海道は翌19日も個別相談会として「北海道UIターン就職相談会&そらち・デ・ビューしませんか」として、UIターン就職相談会道庁職員が対応。空知地域(夕張市・岩見沢市・美唄市・芦別市・沼田町)の5市町が移住相談を受付た。このところ北海道の各自治体のセミナーの開催が目立ってきている。それだけ危機感の強いということだろうと考える。その割には受け皿の整備がイマイチの感がある。これからの活動に期待したい。  19日は、ほかに山口県が「来て見てビックリ!やまぐち就農夢ツアー説明会」を開催。新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングVOL6『新潟×食と農』~地域食をデザインする働き方~」を開催。23名を集めた。参加者はUターンやIターン希望者も多く、ゲストもそうした人に来てもらって、2部の個別相談まで途中で帰る人もなく、盛況であった。岡山県が「おかやま井笠圏域移住相談会」、宮城県も「みやぎ移住スタイル『地方都市と森・里・海が織りなす多様な暮らし』(第6回宮城移住フェア)」を開催。長野県東御市が単独でしかも初開催で「ほどよく田舎の『信州とうみ』にはどんな働き方があるのかを知るセミナー」を開催し17組19名と健闘した。率直なネーミングが人を集めたようだ。ゲストも移住者のみの4名。共感の輪が広がったようだ。  20日は青森県が「ローカルプロジェクト車座会議」を、山梨県が「こんな子育っちいました!やまなし山村留学セミナー」、鹿児島県が【霧島市/薩摩川内市】地域おこし協力隊募集説明会を開催した。とくに、山梨県の早川町・小菅村・丹波山村が参加した山村留学セミナーは初開催で、JOINのフェアとバッテングした関係もあり集客が2組4名と苦戦したが、ニーズもあり、今後とも継続したいと各自治体は意気込んでいる。このセミナーの特徴は参加した子どもたちにも話をさせるところにあり、今後の取組に期待したい。

昨年、移住相談4万1518件。セミナー開催539回達成!

 1月も今日は15日。東京は、数日前には初雪も観測されるなど、それなりの寒さとなっている。ふるさと回帰支援センターは6日が仕事始め。セミナーも先週から始まり、12、13日の2日間で11回の開催と通常ペースの開催となっている。  総理には、年末の官邸での「まち・ひと・しごと創生会議」に続いて、新年4日の年頭記者会見でも、地方創生の実績を記者から問われ、「東京にあるふるさと回帰支援センターでも、10年前に比べ、移住相談が10倍、そのうち9割が50歳以下の現役世代に占められている。正に地方にこそチャンスがあると考え、地方に飛び込んでいこうとする若者が出てきている」と活動実績の一端を紹介いただいた。そして、大都市から地方への人の流れを分厚いものにし、その為の支援もしっかり行なっていきたいという政府の決意をしっかり受け止め、今年一年、期待に応える移住支援に全力を上げたいと考える。  この程、昨年12月の移住相談件数が明らかになった。その数は3194件となり、一昨年12月の1961件を1233件上回り、年間で4万1518件となった。セミナー開催は539回と500回を越えた。  来客は、8日に今年の最初として富山県の舟根担当課長が来て、今年一年の移住推進の進め方などを意見交換した。10日には長野県の出川室長が、新年度からの楽園信州・移住推進室としての取り組みを報告いただき、意見交換した。翌11日は山口県の担当副課長も立ち寄っていただき、懸案事項などについての意見交換を行った。それぞれ、今年に賭ける意気込みを感じさせる面談で、今年こそはと心に誓わざるを得ない面談であった。  今年初めての12階のイベントホールでのフェアは、12日土曜日の静岡県の「31市町が大集合!『暮らし』・『住まい』・『仕事』がまるごとわかる!静岡まるごと移住フェア」で234組300名を越える移住希望者が集まり、新年早々から、昨年の勢いを引き継ぐ盛況ぶりであった。13日には同じく静岡市が「静岡市U・Iターン転職セミナー」を開催した。このセミナーは個人面談方式で行われ、満員御礼の12名の参加であった。  12日は、他に長野県が「南信州移住Uターン大相談会in東京 『暮らし』『住まい』『しごと』」は50名と健闘した。この参加者はダイレクトメールなどを見ての参加ではなく、全員が自分で情報を集めて参加という、本気度の高い人の参加であった。旭川地域は「北海道のだいたい真ん中。旭川市・鷹栖町・比布町・上川町で自分らしい仕事と暮らしはじめませんか」は19組24名と健闘した。このセミナー、圏域50万人の地域で新しい仕事に挑戦したい人や継業に興味のある人など5項目のテーマを列挙して集客に努めるなど、工夫が出たいいセミナーであった。富山県は「とやま暮らしの家計簿大公開!ここが知りたい!移住のイロハとお金のお話」は都会と富山の家計簿の収支を比較して富山暮らしをアピール。本気で移住を検討している人13組14名を集め、手ごたえを感じ取っていた。石川県は「“農”“林”“漁”自然の中のお仕事セミナー」を開催。農林漁業に従事している方の経験談を聞いた後、座談会を開いた。14名の参加の内、約半数が個別面談を希望するなど、こちらも移住につながる感触を得るセミナーとなった。香川県は「香川県内地域おこし協力隊合同募集説明会 in 東京〜地域の顔が見える化〜」を開き、4名の参加。  13日日曜日は島根県など4県がセミナー開催。島根県は「しまねUターンIターン相談会in東京」を3階グリーンルームで開催し、111組139名を集めた。さすがに年間移住者4000名を誇るだけある人気ぶり。宮城県は「みやぎ県の県北地域ってなじょなとこ祭」を開催した。この県北地域は、比較的早い段階から移住者の受け入れに努力してきた地域で、このセミナーも2回目。37組40名の参加と上々の滑り出しだった。長野県は、起業をテーマに「楽園信州移住セミナー 田舎で起業が意外にいい!」を初めて開催。15組26名を集めた。このテーマ、移住が前提になるので本気度の高い、移住に前向きな人の参加が多かった。ほかに熊本県が「くまもと暮らしセミナー~森のお仕事と田舎の暮らし編~」を開催し、13名の参加。

2019年頭のあいさつ

今年は国内外とも先が見通せず、難しい状況になることは明らかだ。 国外は、相変わらずアメリカ・トランプ政権は「アメリカ第一主義」のもと、歴史を逆戻りさせるような政策を連発し、世界を混乱させている。特に、米中貿易問題は世界経済に与える影響は大きく、1月4日の株価が大きく値を下げたことからも明らかなように予断を許さない。隣国韓国との間も中傷合戦に終始しており、ロシアとの北方領土問題も新たな次元に入りそうである。イギリスのEUからの離脱も先が見えない状況である。国内的には国会軽視の安倍内閣を国民がどう評価するのか、7月の参議院選挙と4月に地方選挙への影響がどうなるのか、景気も10月に予定される消費税の10%への引き上げがどう影響するのか先が読みにくいものとなっている。 今年、2019年はふるさと回帰支援センターが設立して17年となる。ふるさと回帰支援センターは2014年秋の「まち・ひと・しごと創生本部」の設立もあって、都市と地方の交流・移住・定住をめざすふるさと回帰支援センターの運動は飛躍的に拡大し、年末の官邸で開催された「まち・ひと・しごと創生会議」では、総理からふるさと回帰センターの移住相談のことが報告されるなど、国レベルでも取り組みが評価されるところまで来ている。 その創生本部が地方創生政策推進にあたって取りまとめた地方創生推進総合戦略は今年最終年の5年目になる。政府は、この5年を総括し、新たな5カ年計画の策定を明らかにし、2024年度までの地方創生の継続を明らかにしている。しかし、今夏の参院選の結果次第ではどうなるか分からない。1年ごとに厳しくその成果が問われることは当然のことである。 ふるさと回帰支援センターは、こうした背景の中で、各県の地方創生の推進の中の移住・定住政策推進を業務委託として引き受け、この4年間頑張ってきた。当然、毎年その成果が問われてきた。とりわけ、今年は新5カ年計画策定につなぐためにも、従来にも増して総括と成果が問われることになることは明らかである。こうしたことから、各県の移住政策推進の意向を十分に受け止め、各県の動向なども掌握する中からそれぞれの県の担当との連携を密にし、移住政策の推進の一翼を担っていきたい。そのためには、常に気持ちをあらたにして移住相談やセミナーの計画・開催などに取り組んでいきたい。また、この分野への営利を目的としたベンチャーの参入などが行われていることから、「新しい公共」を担うというスタンスで、非営利でこの事業に取り組んでいるふるさと回帰支援センターの特徴を生かした対応(移住相談者に寄り添うという目線)を忘れずに行っていきたい。 健康に留意し、今年も気持ちを一つにしてふるさと回帰運動に取り組んでいくよう、年頭のあいさつとします。 2019年1月6日 認定NPOふるさと回帰支援センター 理事長 高橋 公

今日が最後、1年間のご愛読に感謝します

年末寒波が来るという。暖冬と言われた今冬も、冬至が過ぎて、いよいよ本番がやってくる。しかし、「冬至 10日で 日が伸びる」といわれるようにこれからは春がミリ単位で伸びていく。ささやかなことですが、そうした希望が持てるということは、どこか心を和ませるものがある。このブログ、今日が最後。1年間のご愛読ありがとうございました。来年は、「まち・ひと・しごと総合戦略」も最終年。結果が問われる1年となることは明らか。しっかりと結果の出せる1年としたいと思う。また、そうしなければと心に誓っている。とくに猪年生まれのこの身にとってはなおさらのこと。 来客や取材などは、20日にはBE-PALの取材があった。このアウトドア雑誌は40~50代以上が主な読者とのことで、2月10日発売の3月号で8ページ程度の特集を組む予定とか。早速今日センターの取材も行われた。乞うご期待!21日は朝一番で宮城県加美町長があいさつに見えられた。いつものことながら、熱い想いを語られていた。なかでも、この3年間で移住者が123人なったことや2020年のパラリンピックのチリ選手団の合宿地に選ばれたこと、循環型社会構築のための新電力会社の設立・運営に取り組んでいると語った。この日は、ほかに中央公論も打ち合わせに。22日は午後から滋賀県に。夜は元自治労県職員組合の3役の方々と意見交換。野洲市長や守山市議会議員とも現状などについて語り合った。今日、26日は最終日。先の石田総務大臣の訪問に引き続き、今度は鈴木総務副大臣の視察を受けた。この運動の更なる発展のためにも関係省庁の政務三役の方々に現場を知っていただくのは望外の喜びといっていい。この日は、朝一番で静岡県の難波副知事の訪問もあった。 セミナーは、21日は長野県宮田村が「第3弾信州宮田村移住交流会 田舎VS都会 生活・子育て・仕事 移住で何がどう変わる?」を開催。11組15名の参加。ゲストは昨年のセミナーに参加し、移住した2家族が実践編を語り、参加者の心をつかんでいた。宮田村は唯一、村としてブースを開設し、移住者の受け入れに尽力している地域である。この日は千葉県鴨川市も久しぶりに「稲わらで縄網体験も!『ゆるーくつながる農的暮らし』~南房総・鴨川生活~」を開催。11名の参加。加藤登紀子理事の娘さんの歌手のYaeさんも参加して、ワイワイの盛り上がりとなった。22日土曜日は、静岡県浜松市など4地域が開催。浜松市は「まちと田舎のちょうどいい暮らし 移住しやすいまち浜松」を開催。ゲストは、まちづくりに熱心な不動産屋と天竜浜名湖線の営業担当が参加し、街中暮らしと里山暮らしをそれぞれ語り、比較してもらった。参加は13名であったが幅広い年齢層が集まり、中身の濃いセミナーとなった。セミナー開催の参考になるセミナーといっていい。愛媛県宇和島圏域の「極南予(きわみなんよ)移住フェア<宇和島市・松野町・鬼北町・愛南町>」は23組26名の参加。愛媛大好きの人が集まり、ほどほどに盛況。旬のみかんやミカンジュースも配られた。三重県と和歌山県の合同セミナー「世界の訪れるべき地域第5位 紀伊半島の人と魅力をたどるセミナー」は世界の旅雑誌「ロンリープラネット」の2018年版で第5位に選ばれた紀伊半島の魅力を探るということで開催されたもので、移住者と移住アドバイザーがそれぞれ紀伊半島の魅力を語り合った。参加は15名での濃い内容で、第2弾、第3弾と継続してほしい内容であった。神奈川県の「『物件』も『仕事』もまるわかり 第1回三浦市移住セミナー」は地元のハローワークと宅建協会からそれぞれ2名の方が説明に来て、リアルな仕事紹介や具体的な物件の紹介をして好評。14組20名の参加と初回にしては健闘した。23日は愛媛県が「愛あるえひめ暮らしフェア−ストレスオフな暮らし編−」を開催し、約70名の参加であった。 来年は6日日曜日10時からセンターはオープンします。帰省したときの熱い想いを持っての移住相談を歓迎します。よいお年をお迎えください。

はじめて総務大臣が視察に来た

今年も残り少なくなってきた。忙しい一年ではあったが、それなりの成果を出すことができた一年であったと総括できる年であった。とくに移住相談は4000件を越えた月が5カ月に達し、年間で4万件をクリアした。10年前に2400件であったことを考えると信じられない数といっていい。理由はいくつかあるが、東京にはかつてのような勢いもなくなり、求心力もなくなっていることは事実だろう。さらに、若者たちの価値観も大きく変わった。地方には多くの可能性もある。まじめに働けば、自ずと結果はついてくるような気がする。それは、WEBなどに氾濫する移住情報を見れば明らかだ。 また、移住セミナーも530回に達した。昨年485回に留まっていたところを45回も上回った。もうこれが限界と思っていたが、この程東京交通会館4階に約100坪の部屋が空くことになったので、セミナースペースとして来年4月から借りるとこにした。これで、セミナースペースがなくて移住セミナーが開催できないということは一定程度回避できるのではと考えている。セミナーについては、ただ開催すれば人が集まるという段階は過ぎた。530回にもなると数人しか集まらないところも出てくる。多くの参加者を集める自治体は、しっかりとテーマを絞り、わが町に来ればこうした暮らしが可能である、ということをしっかりアピールしている。さらに、移住者の経験談も重要で、その辺のところもカバーされている。移住してできる暮らしも重要なポイントになる。11月、12月は仕事をテーマにしたセミナーも多かった。仕事はその地域の特徴ともつながる。セミナー開催にあたっては、この辺のところをしっかりアピールしてみたいものだ。 来客は年末ということもあって多くはなかった。14日には北海道地域創生局長と新潟県柏崎市長の訪問があった。人口減の激しい北海道は必死の取り組みで、最近、エンジンがかかってきており、過日のフェアには1000人を超える来場者があった。新潟もホップ・ステップ・ジャンプとこの3年人気ランキングを上げてきており注目株だ。 16日の福井県の水産部技幹は農業分野への移住者の取り組みについての問い合わせであったが、現在は茨城県と静岡県が月に1~2回程度農業分野への移住相談会を実施し、受け皿を用意し、成果を上げていることを報告し、今後の展開などについて話し合った。 18日は栃木県副知事と静岡市議の訪問があった。静岡市は政令市で唯一移住相談員を配置していることもあり、関心が高く、昨年もこの時期に査察に来ておられた。 また、この日は午前中に官邸で開かれた「まち・ひと・しごと創生会議」で、総理から移住の取り組みの現況が「ふるさと回帰センターでは移住相談件数が10年で10倍、しかも若者の割合が急増している」と報告されていたようだ。 19日は初めて総務大臣の視察があった。前職が和歌山県海南市の市長であったこともあり、移住には関心が高く、有意義な視察となった。その後、総務省に場所を移して情報誌の来年新春号の対談を行った。 セミナーは年末にもかかわらず14回という多数に上った。14日は北海道と石川県が開き、石川は「いしかわ冬暮らし座談会~冬の味覚を味わいながら話さんけ~」という北陸の冬の暮らしを語り合い、16組18名の参加。15日土曜日は人気の山梨県ほか3県が開催し、山梨県北杜市・韮崎市・甲斐市の「北杜市×韮崎市×甲斐市 合同移住相談会」には32名の参加と賑わった。 16日日曜日は福井県の「ふくい移住・就職フェア」をはじめ8回開かれ、12階のカトレアサロンの福井県は131組177名の参加と気を吐いた。今回は参加自治体がそれぞれ、自分の自治体にU・Iターンした人を伴い、その場で相談できる体制を取ったことが良かったようだ。新潟県も12階のダイヤモンドホールで「にいがたU・Iターンフェア2018」.を開催。なんと274組346名を集めた。その特徴は、参加自治体が50自治体を越え、併せて学生の就職イベントも開催し、成功したようだ。

今年は移住相談4000件超えが5カ月も

今年は、暖冬ということだが今日は寒い。有楽町の駅前では枯れ葉が寒風にあおられ、道行く人はコートの襟を立て、足早に通り過ぎていた。12月に入っても、セミナーの開催は多く、先週は20回の多さであった。一カ月の開催実績では、7月に64回という記録を達成。今月は47回で、9日と16日の日曜日が8回と健闘した。ちなみに今年最後のセミナーは23日日曜日の「愛ある愛媛暮らしセミナー」で締めくくることになる。 11月の移住相談件数が明らかになったが、4564件と9・10・11月と連続で4000件をオーバーした。多かったのが北海道・福島・広島・長野・岡山の順となった。これで今年は6月、7月と合わせて5カ月で4000件を越えた。 来客は、5日に週刊誌「サンデー毎日」、7日に「田舎暮らしの本」の取材があった。7日には日曜日ではあったが、山口県の担当副課長と相談業務のあり方についての意見交換を行った。この日は12階のダイヤモンドホールで高知県が「高知県最大級のUターン・Iターン相談会『高知暮らしフェア2018冬』」を開催。県下34自治体のうち32自治体が参加するという大規模なもので186組245名を集めた。メインプログラムでは地方都市代表と中間地域代表、山里地域代表がそれぞれの地域の暮らしをアピールする比較セミナーを開催するなど、盛り沢山のフェアであった。前の週の1日には大阪でも開催している。 セミナーの開催は、7日が宮崎県と三重県が開催。-宮崎県は「移住者に聞く!『福祉の仕事と宮崎の魅力~あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVOL5~』」を6名の参加で開催した。参加者は少なかったが本気度の高い人が多く、ゲストは宮崎市・小林市・綾町への移住者が実戦経験に基づいた話しをした。8日土曜日は愛媛県他5県が開催し、愛媛県は8・9の両日にわたって「地域おこし協力隊イベント」を開催し、8日は19組21名、9日は24名36名と大健闘した。具体的な内容による相談会であったことが良かった。8日の岩手県一関市・平泉町と宮城県登米市・栗原市の旧伊達藩に属する自治体が合同で「2018伊達なくらしセミナー」を開催。13組20名の参加。来年3月にも予定されている。この日は長野県の北信地域の木島平村・山内町・栄村が「冬と上手につきあう暮らし~冬のお仕事・夏のお仕事ご案内します~」を開催し、10組12人を集めた。この日は旬のりんごや野沢菜を持ち寄り、ワークショップ形式で意見交換をした。和歌山県の「なにする?わかやま、”継業編 地域のナリワイを引き継ぐ”」は11組17名参加で充実したセミナーとなった。和歌山県は国の政策を先取りする形で政策展開をしており、継業の取り組みも評価できるものだ。 9日日曜日は山口県の2回のセミナーなど8回と目いっぱいの開催であった。山口県の「山口県に関わりのある在京者の交流会~触れてみよう地元のこと 働くこと~」には60名を越える参加があった。山口に移住し、活躍している若者を呼んで、彼らの目線での経験を語ってもらい、好評であった。もう一つの「やまぐち暮らし休日相談会~お金のプロに聞く、移住するうえで大切なお金の話~」は27組34名の参加。ファイナンシャルプランナーが、移住するにあたってのお金・しごと・家の問題を年表にして、アドバイス。また、住むエリアによっての収支の違いなども明らかにして相談に応じていた。ほかに、埼玉・青森・秋田・富山などが開催した。埼玉県は「家の建て方・借り方・暮らし方セミナー~埼玉で暮らす~」を加須市・川島町・寄居町・宮代町の参加で開催。ゲストを島根県隠岐から呼んで中心市街地の活性化の取り組みを学んだ。青森県は弘前市・黒石市・三沢市・平内町・田子町・南部町・おいらせ町が参加して「青森暮らしセミナー~子育てのまち編~」を開き、10名の参加。タイトルが抽象的で、参加してみようという気になるものが必要だったかもしれない。7自治体の共催による開催としては少しさびしかった。青森の子育てにはこういうものということが必要だったのでは。富山県の「とやま子育て移住セミナー」は6組11目の参加で子どもが5名。にぎやかなセミナーであった。

神山町長など徳島5町村長が視察に

 12月になり、急にあわただしくなってきた。今年は暖冬の予報もあり、今日などは20度になろうかという気温で、銀座も春霞がかかったような気候である。このブログ、先週はお休みをいただいた関係で内容は盛りだくさんの感じになる。  来客は、11月28日は全国町村会があったとかで、長野県阿智村の村長が顔を出していただき、今日付けで会員化の連絡があった。移住実績が積みあがる長野県、さらに会員化が進むことになった。29日は徳島県の勝浦町・上勝町・神山町・石井町・佐那河内村の5町村長が視察に、いずれの町村も全国的に知られた所で、神山町は移住希望者が200名も順番待ちの状況とか。この日は、6名の福島県会議員の視察もあった。30日は全農大分の花木課長が全農としての就農者受け入れの中間報告に来た。さらに、読売・朝日、ベルギーの「ラ・リーブル・ベルジック」紙の取材を受けた。12月1日は富山県黒部市議会の10名の議員の視察も。4日は日本共済協会から「共済と保険」4月号への原稿依頼もあった。この日は午後、まち・ひと・しごと創生本部に来てもらって、新年度予算から6年間にわたって移住者に対する「わくわく地方生活実現政策パッケージに係る要求事項」としての就業・起業に対する国費の提供に関するヒアリングを行った。これは、一部マスコミで移住者に対する資金の提供が行われるとの情報により、移住希望者からの問い合わせが来ていることから行ったもの。創生本部からの説明では、①この事業は移住支援の一環で、各県の手上げ方式で行われるもの。②詳細は現在検討中で、12月21日をメドに決定される。③規模は6年間で6万人。④今後とも必要に応じて意見交換していく、ことなどが確認された。  セミナー等の開催は、21日から25日までの間は石川県の「住んでいる人に聞いてみよう。町家・古家のホントのトコロ」や長野県南信州地域の「リニアでグッと近くなる南信州移住相談会in東京 将来を見据えて移住先を決めよう」など10県11回の開催。  28日から12月2日の間は15回の開催と賑わった。広島県は28日と12月1日の2回開催にチャレンジした。28日は「広島の社長と語ろう”とっておきの仕事ミニセミナー”」にはIT企業のインジニアなど5名の参加。こじんまりとしたセミナーになったが充実したものでゲストは2名。1日は「HIROSIMA.ひろしまinトーキョー『ひろしまにFA宣言!』」ということで、10名の参加。広島カープのある暮らしの楽しみ方などを具体的に紹介。ガンガン盛り上がった。この日は長野県松川町も「求む!保健師『移住定住』×『保健師就職ガイダンス』~あなたの力で松川に健康を~」を開催。参加は1名であったが継続してやっていくことになった。30日は栃木県小山市・那須塩原市が「小山市×那須塩原市セミナー~都会を使いこなす暮らし方~」を開催。宮崎県も「『継業』について学ぶセミナー~あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVol.4~」をほぼ男性ばかりの29名を集めて開催。事業承継センターからのゲストが5つの具体的事例に基づき話し、好評であった。1日は佐賀県武雄市が「星と暮らす 星をシェアする~佐賀・武雄ではじめる花まる生活~」をテーマに官民一体型学校の花まる学園の取り組みを紹介。24名の参加で四国からの参加者もあった。民間のノウハウを生かした公教育の位置づけで展開している。佐賀県は2日にも「豊かな自然でスローな生活!さがの林業について知ってみようセミナー」を開催。山を走るトレイルランを趣味にしている人も山での仕事に変えることを検討して参加。8名が集まった。他に、長野県地域連携中枢都市圏、大町市、神戸市などが開催。大町市は20名の参加でりんごと野沢菜を食べながらテーブルを囲んでのセミナーとなった。神戸市も起業支援が手厚いとのことで23名の参加。2日も富山県、埼玉県、滋賀県、京都府がそれぞれセミナーを開催した。埼玉はときがわ町で起業塾を開いている方がコーディネーターを務め、東京を中心に11名の参加。京都も初めて「京野菜をつくりませんか?」のセミナーを開き、9名の参加。

3日間で九州5県が7回のセミナー開く

 東京も朝夕冷え込み、すっかり神宮外苑の銀杏並木も黄色く色づいたとニュースが報道していた。11月も、もう下旬。暖冬とはいうものの寒くなってきている。  先週は全国市長会も開催されたとのことで来客も多かった。14日は徳島県三好市の黒川市長が顔を出された。新たに採用された徳島県の岩佐移住相談員が同郷ということで来ていたようだ。15日は滋賀県野洲市長の山仲さんが、16日は前全国市長会会長であった森さん、岐阜県白川町長、福岡県副知事、山形県天童市議の視察があった。山仲市長とは30年来の友人で、久しぶりの再会。旧交を温めた。  セミナーは16日からの3日間で16回開催と健闘した。16日金曜日は千葉県海匝地域が「千葉のとっぱずれで暮らす 銚子市・旭市・匝瑳市移住セミナー」を開催。同日は神奈川県も「ちょこっと田舎で『山が見える暮らし』」を開催。佐賀県も「心と体をリラックス・佐賀のくらしサガヨガ茶会~beauty&morning~」を16日、17日の連日、定員20名500円会費で東京交通開館6階のLEAGUE有楽町で開催した。  17日は福岡県も「ふくおかよかとこ移住セミナー 入門編セミナー『移住体験のススメ』」を12名の参加で開催した。佐賀県は18日も長崎県とコラボし、「佐賀県・長崎県合同 Uターン・Iターン相談会」を12階ダイアモンドホールに70組92名集めて開催した。この合同相談会は3回目の開催で、相互乗り入れ効果もあって盛会であった。このように佐賀県は3日連続のセミナー開催と奮闘した。18日は大分県も「おおいた就農・就業フェア×第6回おおいた暮らし塾」を開き、55組68名と健闘したが、この九州3県の同時開催はお互いを刺激しあい、集客が伸びる効果を上げた。先週末は上記のように九州の4県が7回のセミナーを開催し、あたかも九州ウイークのようであった。  17日は、静岡県が「静岡県には、大好きな温泉を好きなだけ楽しめる暮らしがある!」と温泉をテーマにセミナーを行い16名集めた。長野県も「一人多役ってなんだ?『あれやこれも』やる 北信州のライフスタイル説明会」を、山口県は「やまぐち移住就農セミナー」を開いた。山口県のセミナーでは、農業を始めるにあたって農業法人で働きながら独り立ちするという方法を、山芋・いちご・米・野菜・トマトを生産する7法人が具体的提案を行った。18名の参加。さらに、山口は17日と18日の日程で、現地山口でこの間実施しているYYターンカレッジの参加者に絞った体験ツーリズムを10名定員で9名の参加で実施。成果を上げた。この日は青森県も「西北津軽の移住相談会『これが私の暮らす道』」を五所川原市・つがる市など2市5町による開催、8名の参加。ゲストもUターン2名,Iターン1名で地方暮らしの喜びを語った。  翌18日も「青森暮らしセミナー~南部の暮らし編~」を八戸市・十和田市・三沢市など3市4町が開催し、18名が参加した。2日間ともゲストを交え、具体的な青森暮らしの提案を行い、好評であった。17日は岐阜県も「観光のシゴトの魅力に迫る!~岐阜の企業で働こう~」を開催した。  18日は宮城県が「第5回みやぎ移住フェア 海辺のまちの”わくわく“サミット」を気仙沼市・石巻市・南三陸町・女川町・松島町の参加で開催。20代から40代の男性中心のセミナーで気を吐いた。福井県も「ふくいUIターン相談会」を開催し、移住が前提の4名を含む7名の参加と中身のある相談会となった。他に、宮崎県も「自然とともに生きるまち綾 子育てセミナー~あったか宮崎ひなた暮らしせみなーVOL3~」を開いた。

9月、10月と2カ月連続で初の移住相談4000件超

 昨日は長野県の自治研センターに講演に招かれ、久しぶりに長野市を訪れた。山々はすっかり紅葉し、秋本番。駅で「シナノゴールド」という青りんごを購入し、食したが実がしまり、甘みも高くおいしかった。最近、ふるさと回帰支援センターのマスコミへの露出が高くなっているが、なんと5日の参議院予算委員会総括質問で公明党議員の地方創生に関する質問について、総理から「UIJターンを支援するNPO法人では、現在、10年前に比べて相談件数が15倍以上に増えている。そのうち半分以上が30歳代以下の若者のとなっています。」とセンターのデータをもとに回答するという一幕があった。国会答弁のデータでも紹介されるなど、確実に取り組みへの評価が高まってきている。  10月の移住相談件数が明らかになった。4117件と9月に引き続き、2ヶ月連続で4000件を越えた。上位は広島・栃木・群馬の順で、栃木・群馬のベスト3位入りは初めて。いよいよ北関東も動き始めたようだ。ブース開設市町村では相変わらず静岡市がトップをキープ、開設自治体の有効活用が課題となっている。  視察、訪問は、7日に栃木県市長会の視察があった。県内14市の担当者17名で、初めてのこと。県内の移住に対する関心の高まりの一環と評価している。8日は北海道積丹町長、熊本県の西原村副村長、同玉東町町、同大津町長、静岡県島田市長、鹿児島県錦江町議会議員団11名、長野県伊那地方の松川町など4町村長。伊那地方の4町村長との話し合いでは合同の移住セミナーを開催しようかなどの発言も飛び出し、盛り上がった。  セミナーの開催では、7日には広島県の「HIROBIRO.ひろしま 働き方を提案する talking night」はインテリアコーディネイター2名がゲスト。Uターン希望者を含む17名の参加と盛りあった。会費300円でコーヒータイムも用意した。9日金曜日は山口県の「おいしい創業やまぐち」首都圏在住者向け創業セミナーが開催され、20名の定員が満杯になる盛況ぶり。このプログラムは12回のコースで2回目の開催。NPO山口経営者フォーラムが運営。経営者と直接、創業について話せるのが売りで話題となっている。北海道知内町・木古内町・福島町の「みなみ北海道の暮らし紹介します~海、山、大自然の中で憧れのスローライフを~」はオーソドックスな暮らし紹介のセミナーに留まり6名の参加。神奈川県は「ちこっと田舎で『海の見える暮らし』」を横須賀市・三浦市・二宮町・小田原市・湯河原町の参加で開催。ゲストは昨年のセミナーに参加し、二宮町に移住した人。湘南暮らしの楽しみ方をアピール。18組25名の参加。10日は鳥取県が「鳥取でおもしろい仕事あります!TOTTORI Night@有楽町」を6階Leagueで開催。Uターン者がなぜUターンしたのかを人生として語り好評。参加者はIターン希望者が多く盛り上がった。群馬県は「群馬あがつま~星空がきれいに見える地域での働き方・暮らし方~」をテーマに開催。20名の参加。地域の特徴を生かしたセミナーで参加者も多かった。鹿児島県は「夜のかごしま暮らし相談会」を鹿児島移住計画の進行で開催。11組13名の参加。ワークショップ形式で展開した。北海道「北海道十勝で暮らそう~大自然の中でのびのび暮らそう~」は2部形式で上士幌町・本別町・足寄町・陸別町の参加4町ごとにテーブルを囲み、地場の食材を持ち込んで開催。25組30名の参加と健闘した。北海道は11日も朝から12階を借り切って3日連続の「北海道暮らしフェア」を展開。79自治体が参加して1150人の参加と大賑わい。人気の上士幌町は64名の相談件数。北海道は初めての大規模フェア開催で大きな手ごたえを感じたようで、次年度も継続して開催を希望していた。他に、町長自らが出席して移住セミナーを開催して成果を上げている富山県朝日町と宮城県加美町、栃木県、三重県もそれぞれセミナーを開催し、ふるさと回帰支援センターは1日中大賑わいとなった。

修学旅行で来た生徒から礼状が来た

 11月に入って朝夕すっかり寒くなってきたと思ったら、明日7日は立冬とか。自然は待ってくれません。31日はふるさと回帰支援センターを休みにして、早朝から一日、恒例となっている職員研修を実施した。参加者は81名、多くなったものだ。研修内容は、①NPOで働く~NPOの役割と求められるコンプライアンス~、②個人情報漏えいリスクとセキュリティ対策、③AED講習、④観光以上定住未満~「関係人口」とその可能性~、④移住者のしごとづくりと継業支援、⑤移住者に寄り添った相談対応とは、と幅広い内容でしっかりこれでもかという感じで詰め込んだ。参加者からの反応はおおむね良好で、継続してほしいとの要望も多かったが、もう少し参加者同士の意見交換もほしかったという声もあった。ローカルジャーナリストの田中輝美さんの「観光以上定住未満~『関係人口とその可能性』」は触発されるものがあり、移住に向けた裾野の拡大という観点からも重要な視点で、参考になったとの声が多かった。この中で、島根県の移住実績が紹介され、2016年で4376人、内Iターンが1643人,Uターンが2687人。2017年は若干減少したとのことであった。また、「移住者のしごとづくりと継業支援」は秋田県由利本荘市まるごと営業本部仕事づくり課の長谷部浩司さんが、「移住者に寄り添った相談対応とは」は長野県駒ケ根市移住・交流促進室の移住相談員の山田秀明さんがそれぞれ、現場での経験をもとに、移住者に寄り添う対応の在り方を講演した。  来客は、視察が1日は熊本県の菊池広域連合2市2町の議長の方々、2日は宮城県議会議員2名、6日は島根県益田市議会経済建設常任委員会7名。  セミナーは、2日は愛媛県の「えひめのお仕事&暮らしセミナー」のみで、15名の参加。地元の海運会社、ITベンチャー、コットン製造販売会社の3社が参加し、盛り上がった。3日は文化の日で休日であったが佐賀県が「佐賀で働く・暮らすセミナーin東京~地方で生きる編~」を6階LEAGUE有楽町で開催。35名の参加と賑わった。  4日日曜日は6県がセミナーやフェアを開いた。岡山県は12階カトレアサロンで116名の参加で「来て!見て!晴れの国おかやま移住・定住フェア」を開催。向いのダイヤモンドホールでは福島県が「福島くらし&しごとフェア」を199組248名の参加で開催。一昨年ランキングが19位まで落ちた福島が昨年8位と健闘したが、更なる上位をめざす気概を感じさせるフェアで盛況であった。和歌山県は6階LEAUE有楽町で「Kii Turn~人生が変わる和歌山~」を開催。Kiiを紀伊に掛けたこだわりのセミナーで20名を集めた。長野県は「楽園信州移住セミナー 移住のがっこう」を移住のための入門編として開催。机といすを用意、チャイムを流し、1限目から7限目まで移住に関するカリキュラムを用意した。参加者は8割方が初参加者。22名の参加。奈良県は「第5回 奈良で働く相談会in有楽町」を完全予約制で開催。仕事があれば移住したいという人が対象で3名の参加。北海道は根室地域が「人よりも牛が多い!北海道ねむろ大自然暮らしセミナー」を開催。予約2名、当日参加8名、計10名。Iターンした2名の移住者が根室暮らしを語った。参加者は地元出身者や何回か現地を訪れた人が多く、具体的な内容で中身の濃いセミナーとなった。  先のブログで紹介した静岡市立梅ヶ島小中学校の4名の修学旅行でセンターを訪れた生徒からお礼の手紙が届いた。その中で地域外からの人を受け入れると地域の見直し、再評価が始まるという説明が新鮮だったということが書いてあった。地域のことは地域の人が一番詳しいと思っていたので驚いたとあった。考えさせられる内容である。また、来年来てください。待ってまーす。

絶好調のセミナー相次ぐ、日曜は8回も

 先々週、先週とセミナーが花盛り。お陰様で、2週連続で休みなしで頑張ることになった。先週は3日間で12回のセミナーが開かれ、28日の日曜日は8回の開催と3階、6階、8階、12階と東京交通会館内のセミナースペース4会場がフル回転といった状態だった。その中で、28日の鳥取の「鳥取県IJUターンBIG相談会in東京2018」で9 年前の政府の地域社会雇用創造事業に「農村六起」という地域の起業家の育成事業で参加し、100名の起業家の育成を行ったが、その起業家第1号の瀬尾君と出会った。彼は現在、鳥取県×岡山県共同アンテナショップの新橋館の店長をやっている。地域での起業家志向が評価され、政府の起業資金提供をうけ、その経験がいまの仕事につながった、と感謝された。10年ぶりの出会いであったが、うれしい出会いであった。うれしい話をもう一つ。先週発表の文化功労章に、なんと旧友の北川フラム君が選ばれた。文化勲章や文化功労章なんて、別の世界のことと思っていたが友人がそれをいただくというのは感慨が深い。出会ってから50年、生きて、積み上げてきた実績が社会に評価される年代にわれわれも達しはじめたのかと思った。わがことのようにうれしかった。  来客・視察等は、23日は夕方から岐阜県の交流会に参加。ご祝儀相場もあって、なんと2個で54万円の新しい柿「天下富舞」を試食した。八等分して1片3万円。4片食べたので12万円。値段で驚き、甘さでまた驚いた。 24日、25日は昨年に続き、静岡市の小・中学校4校の修学旅行を受け入れた。お土産はなんと移住促進のポスターなど、中山間地で暮らす子どもたちの生活が、日常が聞けてよかった。25日は山梨県北杜市の市議団7名の視察。北杜市は山梨県一番の人気自治体で全相談件数の45%に達する。率直な意見交換ができた。 26日は福島県の南相馬ふるさと回帰支援センター一行7名の訪問を受けた。28日の宮城県登米市の「登米市の魅力まるごと生LIVE! 登米市で『育む』豊かな暮らしセミナー」には熊谷市長自らが参加、アピールした。  セミナーは、26日は山口県と広島県がそれぞれ開催。広島県は県の真ん中に位置する福富町・豊栄町での既存の型にはまらない自分らしい生き方の選択を提案。23名の参加。山口県は事業継承をテーマに開催し、26名の参加。27日土曜日は香川県観音寺市・愛媛県四国中央市・徳島県三好市の3市合同の「四国まんなか子育てライフ」を開いた。人気の長野県原村も「信州八ヶ岳 原村移住相談会」を、原村を知り尽くした「田舎暮らし案内人」を登場させ、21名の参加と盛況であった。群馬県は「ぐんま利根沼田移住フェア~豊かな自然ある地域で見つける5つの道しるべ~」を開催。このフェアには利根沼田振興局長も参加。意気込みを感じさせ、21名を集めた。千葉県は「千葉の魅力発信セミナー」を南房総市など5市の参加で開催、25名の参加。  28日は上記の通りで大賑わい。四国暮らしフェアin東京2018は四国4県が合同で開催し、121組170名と多くの人を集めた。三重県も初の「三重の暮らしの見本市」に83組120名の参加。日本3大美林の一つの尾鷲檜の木工品の販売も行われた。鳥取県は「鳥取IJUターンBIG相談会in東京」を開催し、98組129名と盛況であった。琴浦町は地域おこし協力隊の募集を行い、「酒米」の生産者募集をアピールした。広島県は先週2回目、昨年に続く「仕事と暮らしを自分でデザイン!~広島”山”の働き方フェア~」を開き、64名の参加。地域の特徴を生かしたセミナー開催で成果を上げている。新潟県は大地の芸術祭で知られる地域が「【越後妻有ファン拡大セミナー】豪雪地と呼ばれるまちで暮らす人たち~津南の『人』を知る、出会う~」を開催。テントまで持ち込み、車座になって話し込んだ。23名の参加。20から30代と子育て世代が多かった。思い入れたっぷりの開催趣旨が良かった。茨城県は「第2回いばらき暮らしセミナー」、熊本県も「くまもと暮らしセミナー」を開催した。

南信州14市町村32名議員団視察に

 ここ数日、朝夕すっかり寒くなり、日一日と秋が深まってくる季節となってきた。地方議会も終わり、次年度予算に対する陳情行動や研修会の時期ということで各級議員の方々の視察も増えてきた。23日には長野県の南信州広域連合の14市町村議員団の32名が視察に見えられた。こんなに大勢の視察団は年に数回のことで、人気ランキングトップの長野県らしく、さらに受け皿つくりに励んでいるのかとそのやる気をしっかり受け止めた。ただ、こうしたまとまった議員団の視察はせめて1時間半くらいの時間を確保しての視察をお願いしたい。先週の17日には上記の南信州エリアに含まれる売木村と天竜村の清水村長と永嶺村長も顔を出された。売木村はマラソンで村興しをめざし、人口の1/3がIターン者という村で知られる。天竜村は南信州の中心都市飯田市に隣接、村に住んで飯田市に通勤も可能なところとアピールしていた。  19日金曜日は久しぶりにNHK首都圏情報ネタドリ!スペシャル「輝け!第二の人生」に生出演した。19時30分から20時42分の生放送にもかかわらず15時30分NHK入りという長時間の拘束。出演は15分程度。たまたま見た人も多く、4名の友人から「変わらないね」などのメールが入り、さすがNHKは視聴者が多いと思った。テーマは3部構成で私はシニア世代の移住に出演。10年前は移住の主流はシニア、近年は若者世代。しかし、シニアの希望者は根強い人気という状況にある。  セミナーは20日と21日の週末の2日間で12回の開催。20日、土曜日は山梨県が「子育て日本一!山梨県移住イベント『やまなし子育てランド』」を12階のカトレアサロンに35組56名を集めて開催。甲府市・北杜市・笛吹市など7自治体が参加。目先を変えた新しい取り組みだった。ほかに、長野・新潟・富山・石川の4県が合同で「北陸新幹線沿線 4県合同フェア」を開催。98組の参加。この合同フェアは今年で4回目の開催ながら期待通りの集客とはならなかった。人気の4県が揃っての開催にもかかわらず、もう一つ何かが足りないようだ。新潟県新発田市は「しばた的空き家を活用した暮らし」と今回も実践的内容のセミナーを開催。今年2回目、毎回テーマを変えてチャレンジ。7名の参加。和歌山県は「しごと×くらしの移住相談会 和歌山で始める、新しいワークスタイル&ライフスタイル」をテーマに13名の参加。長野県南相木村・小海町は11組13名の参加で「深呼吸したくなる暮らし、あります。南相木村・小海町移住座談会カフェ」を開催。空気の良い村をアピール。ヨガの体験もあり、飛び込み参加の夫婦がいきなりお試し住宅を予約するハプニングも。三重県は「余暇を充実させる働き方を三重で探しませんか?U・Iターン就職セミナー」を開き、11名の参加でIターン希望の9名も参加。盛り上がった。  21日日曜日は栃木県と群馬県が12階カトレアサロンで隣り合わせの会場設定。ブース・スタンプラリーやアンケートも共有する形で開催。4回目の開催となる群馬は26自治体の参加で「あなたと移住先の縁むすびフェア~オールぐんま暮らしフェア2018~」、栃木は初の25全自治体の参加で「あなたの理想は栃木にある!『オールとちぎフェア2018』」をテーマに、それぞれ155名と217名の参加という成果をあげ、次につながる健闘ぶりであった。他に、大分県は「おおいたフォーラムin東京 アクティブシニア向け移住セミナー」を3回グリーンルームで開催。31名の参加。岩手県は「イーハトー部に入ろう!~いわての郷土愛と言葉に浸る会~」を開催。ゲストはラグビーワールドカップに湧く釜石市の旅館の女将とカッパ伝説のある遠野市から市公認の「カッパ淵の守り人」がお国言葉で地域の紹介をするなど、テーマ通りに岩手に浸った。27組31名の参加と盛り上がった。長崎県は完全予約制のU・Iターン転職個別相談会、福井県は地域おこし協力隊募集セミナーを開催した。

16年目で初の税務調査が入った

 ふるさと回帰支援センターは11月で設立16年になるが、この程、初めて税務調査が入った。えっ、非営利の団体にも入るんだと驚いた。2名体制で3日間にわたり、3年分をしっかり精査いただいた。とりわけ何があるからということで来たわけではありませんと言っていた。そして、帳簿類はしっかり整理されているとおほめに預かった。二人とも九州出身で、一人の方は鹿児島出身で将来鹿児島に帰りたいといっていた。個人的には好感の持てる方々だった。そして、国の徴税システムの末端を垣間見た。  来客は9日午後に鳥取県琴浦町議会9名の視察があった。にぎやかな視察団で会話も盛り上がった。夜は山口県周防大島町の議員団と交流会。大島のさらに先の沖家室島の泊清寺に早稲田の先輩のお墓があることから何回もお邪魔しており、楽しいひと時であった。11日は岩手県雫石町の2名の議員団の視察。12日には千葉県鴨川市にある加藤登紀子さんの鴨川自然王国の宮田君が来訪。13日には静岡県牧之原市の杉本市長他の来訪があり、意見交換を行った。  週が変わって16日には大分県津久見市議会の9名の議員団の視察をいただいた。最盛時には4万人近くもいた人口が1万7000人と減っており、何とかしたいということであった。人口減に特効薬はないがじっくり腰を据えて移住者の受け入れに取り組みましょうと激励。また、お会いしたい方々だった。  セミナーは10月の開催予定は8階のふるさと回帰支援センターにある2カ所のセミナースペースで33回、12階のイベントスペースで6回、6階のLEAGUE有楽町で5回、3階のグリーンルームで3回の計47回と7月に次ぐ多さとなっている。 先週は10日の夕方から広島が「HIROBIROひろしまinトーキョー 古民家レストラン編」を世羅町とコラボして開催。23名の参加。世羅町のセミナー参加は初めてのこと。ゲストは世羅町で古民家を改装しカフェを開いた方。自分がカフェを開店する夢を語り、面白かった。  12日は静岡県南伊豆町の「ミートアップ~南伊豆出身者・南伊豆ファンの交流会~」で地域おこし協力隊からゲストハウスを起業した人の報告。満員の盛況であった。この日は、山梨県の「やまなしUJIターン Night for20’sand 30’s inTokyo―あなたの為のオリジナル就職相談会―」もあった。  13日土曜日は埼玉県の「秩父ちかいなか暮らしセミナー(秩父の移住者大集合)」が9名の参加。高知県の「高知×継業or開業~オーナーへの道~」は20名の定員で18名の参加で開催され、高知市内から香美市へ移住、地域の商店を引き継ぎ、商店+食堂を開いた移住者がその経験談を語った。また、県からはこうした取り組みの支援情報の提供もあり、盛況であった。三重県鳥羽市は「空き家を利用した商い創りセミナー『商いのゆりかご 鳥羽なかまち』」を開き、5名の参加。うち一人は30代の移住確定者で2名の子ども連れ。興味深いセミナーとなった。この日、佐賀県も「人生に新たな感動を!!農業の新3Kとはなにか 『住まなきゃ損SAGAセミナー』」を開き、13組14名の参加。JAとJAから自立して農業を実践している二人からの話しがあった。因みに、3Kとは稼げる・かっこいい・感動する農業とのこと。  14日日曜日も宮城県ほか静岡県・山形県・徳島県の4県がセミナーを開催。宮城県は「第4回みやぎ移住フェア 五感で四季を感じることのできる九の“まち”仙南~SENNAN~」を18組27名の参加で開催。白石市・蔵王町・角田市・丸森町など9自治体が参加した。静岡県は「『移住×起業=静岡県』セミナー~森町・沼津市・富士市・清水町~」を7名の参加で。徳島県は「オーガニックな暮らし方 魅力体感!とくしま移住体験ツアーのすすめ」を開き17組21名の参加。山形県は「やまがたハッピーライフカフェ~地域おこし協力隊&田舎暮らし大相談会!~」を開いた。

9月、今年3回目の4000件の相談件数に

 この季節、一雨ごとに気温が1度下がると言われるがすっかり秋めいてきた。酷暑と言われた今夏の暑さも懐かしさすら覚える。安倍内閣の内閣改造が行われ、梶山大臣から片山大臣に変わった。梶山大臣とはふるさとも近いこともあって率直な意見交換ができていた。今回は才媛とのうわさが高い女性の大臣ということもあり、さらなる進展を期待する。早い段階でお会いしたと思っている。  9月の移住相談件数が明らかになったが、今年3回目の4000件超えで4036件。昨年の同月は2859件であったから1177件の増であった。多かったのは大分・山梨・広島の順で、大分県と山梨県は12階でのオール県のイベントを開催したことによるもの。面談で多かったのは長野・山梨の順で、静岡・広島は同数。北海道・福岡と続いた。従来から9月は比較的多いが、4000件超えはよく入ったという感がする。  9月29日に、会員自治体・団体宛に「移住セミナー・相談会の成功に向けたご協力のお願いについて」という文書を出した。この文書は、セミナー開催が500回に迫ろうとする中で、集客にバラつきが目立ち始めたことから、改めてセミナーの開催にあたってのお願い事項を整理して出したもの。是非、ご一読いただきたい。  来客は、3日に長崎県松浦市議会の議員団6名の視察。4日は長野県木島平村の前芳川村長。5日はまち・ひと・しごと創生本部の広報担当3名、厚労省地域雇用対策課長。9日は高知県前連合会長。取材も7日に政府広報のインタビューが収録され、BS-TBSで11月18日の12時から30分のワクで、再放送が25日の同時間帯で放映される。  セミナーの開催は6日と7日の2日間に集中し、8回。6日土曜日は佐賀県のコスメテッククラスターの実現をめざす唐津市が「ゼロからはじめるコスメ起業家セミナー」を開催。50名を越える参加者があり、70%以上が女性。今年2回目ながら多くの参加者を集めた。なぜ唐津なのかと言えば、かんきつ類などの天然資源が豊富で、創業の支援・サポート体制が充実。知る人ぞ知るところで目が離せないようだ。和歌山県は「なにする?わかやま~起業編~『先輩移住者と語る会』」を開いた。和歌山県は全国に先駆けて起業家支援を展開してきた県で15名の参加。お茶とせんべいが出され、グループ討論を行うなど中身のあるセミナーとなった。ゲストは先輩移住者で起業家。三重県は「みえ女子トークカフェ」を開催。13名の参加。参加自治体は海辺の鳥羽市・紀北町・御浜町。埼玉県は「県東部で挑戦!野菜・果物就農セミナー~はすだ暮らしのススメ~」には8名の参加。山梨県は「第5回やまなし暮らしセミナー『富士川流域移住セミナー』」を開催。富士川沿いの峡南エリアの身延町・早川町・富士川町・市川美郷町・南部町が参加、セミナーの内容などがもう一つあいまいで6名の参加に留まった。  7日日曜日は長野県が「楽園信州移住セミナー 人生二毛作のススメ 第2弾」を、昨年も好評だったことから開催、47名の参加。シニア世代に的を絞ったことが当たり、多くの人を集めた。長野県は県内エリアごと10カ所のシニア大学があり、定年後の暮らし方や地域の歴史、新聞の読み方などを学んでいる。年会費1万円で60時間のセミナーが受講可能。滋賀県は「起業より企業で働く魅力に迫る!しが移住相談会」を開催し、9名を集めた。他に、新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングVol4『ウインタースポーツ×新潟』~雪からはじまる新潟的暮らし~」を開いた。

今年、移住セミナー開催526回の予定に

 9月30日の台風24号には驚かされた。首都圏では8時以降、JRをはじめ各会社が電車を止めた。電車はダイヤ通りに運転されるものだと思っている人間にとっては、台風が来るから電車を運行停止にするという発想が理解できない。今年のように自然災害が多発する現状で、公共交通機関が一方的にこれを止めるということがあっていいのだろうか。これでは都市機能はストップする。国民への影響をどう考えるのか、あるべき姿をしっかり議論すべきことではないだろうか。  ところで、26日夕方、広島県の移住相談ブースにNHKのTVカメラが入った。何事かと思えば、広島県は5月に160組を集めた「Cターンフェア『移住で始まるスポーツのある暮らし』」を開催。今回の広島カープのセ・リーグ優勝をきっかけに、スポーツのある暮らしを希望する移住者の動向を取材に来たもの。広島県の移住窓口には、こうした暮らしを希望する移住相談者が毎月来るなど反響は大きいものがあるようだ。  今週も来客は少なかった。台風の影響もあったのかもしれないが、28日に岐阜県議会松村議員と本巣市議会議員2名、前全国市長会会長で新潟県長岡市長であった森民夫さんが。10月2日には青森県三沢市の米田副市長に訪れていただいた。  今週のセミナーは台風の来襲もあり、30日の宮崎県の「“星降るまち”をふるさとに ~あなたの『田舎暮らし』を考える移住相談会~」、三重県の「Meet Mie café vol.4 あなたが受け継ぐ!!技と想いの継業編」、京都府の「京都移住のイロハ~移住って何から始めたらいいの?~@東京」が中止となり、8回に留まった。28日は「北海道暮らしmini暮らしフェア」が住んでみたい北海道推進会議の主催で開かれ、定員通りの17組20名が集まった。自治体は名寄市・鷹栖町・上川町・東川町・下川町が参加。傍聴で沼田町・幌加内町・小平町が参加するなど道内各自治体の移住への期待を感じさせるセミナーであった。神奈川県の「『ちょこっと田舎』な神奈川で暮らす」は当初7月に予定されていたが台風で中止になっていたもの。県内の人口減地域と言われる県西地域と三浦半島の小田原市・南足柄市・三浦市・中井町・真鶴町・松田町などが参加してグループ討論を行うなど、26組32名の参加と賑わった。  29日土曜日は島根県が「しまねアグリセミナーin東京~島根らしい就農スタイルを知る~」を開催し、12名の参加。北関東・磐越5県合同の「テーマで見つけるローカルライフseasonⅡ~新潟・福島・茨城・栃木・群馬移住フェア~」を3階グリーンルームで73組92名の参加。2回目の開催だがテーマが絞り切れてない感があった。千葉県の「南房総市&館山市二地域居住セミナー 南房総のつかいかたーふるさとは一つじゃないー」は定員10名のところに13組16名の参加と盛況。南房総だから可能な二地域居住という暮らしと実践者の話、こうした方々を支援するNPOのキーパーソンもいることを紹介するなど具体的で実り多いセミナーとなった。他に、山形県、米沢市、栃木県日光市などそれぞれ工夫を凝らしたセミナーを開いた。30日日曜日は山口県と福島県のセミナーが台風来襲をものともせず開催。それなりの集客もあった。  このほど、12月末までのセミナー開催予定が明らかになったが、9月30日現在で526回の予約があるなど、当初の目標を上回ることが明らかになった。こうしたところからも、移住・定住の取り組みの確実な前進を感じさせられている。

次年度からセミナースペースは3カ所に

 今秋は台風も多いが、雨も多い。季節の移ろいも早く、彼岸に咲くから彼岸花といわれる曼珠沙華も、今年は彼岸にはすでに盛りが過ぎていた。暖かな秋の陽を背中に受けて、ゆっくりと散歩を楽しむのが私の休日の喜びの最たるものだが、今年はそんな機会は少ない気がする。窓から見える有楽町のビル群は今日も雨に煙っている。  各自治体からセミナーの会場が取りにくいとの声が寄せられて久しいが、この程、東京交通会館の4階に来年4月に空きスペースが確保できる見込みが立ち、セミナー会場を現在の2カ所から3ヵ所に増設する方向で検討に入った。言わずもがななことではあるが、JR有楽町の駅前という立地条件から部屋代も飛びぬけて高い。それが頭痛の種ではあるが、先行投資と割り切ってなんとかすると決意を固めている。乞う!ご期待!  来客は、20日に徳島県黒川三好市長がひょっこり顔を出した。21日には福井県の若者・定住支援課長が初めて訪れ、全国的な取り組み状況の中の福井県の状況について、率直な意見交換をさせていただいた。この日は、富山県の担当課長も政府のヒアリングがあったとかで顔を出され、近況報告を取り交わした。香川県直島の担当者にも初めて立ち寄っていただいた。初めてお訪ねいただくというのはうれしく、是非頑張っているふるさと回帰支援センターを知ってほしいと思う次第だ。  先週のセミナーは、この間積極的にセミナー開催に取り組んでいる19日の新潟県の「にいがたライフスタイルミーテイング『地域旅×新潟―Local Life Trip―』」ほか、10回の開催。この日は広島県竹原市が「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー 観光ビジネス編」を開いた。竹原市は毎年1回のペースでセミナーを開催し、参加者は30名を越えた。ゲストは街のツアーガイド、花カフェ経営者など3名。竹原市は人気アニメ「たまゆら」の舞台になっていることから集客に成功したようだ。  21日は静岡市が「静岡市で創業・起業しよう!静岡市×私×創業セミナー」を開き、11名の参加。ゲストはふるさと回帰支援センターの静岡市窓口経由で葵区に移住。洋裁師として生計をたて、繁盛している方で話しが具体的で好評であった。静岡市は東京事務所の副所長が前の移住担当者で、さらに連携が深まっている。福岡県は「ふくおかよかとこ移住セミナー 福岡県の地域おこし協力隊はおもしろい!」を小竹町・香春町の協力隊募集で開催。22組24名の参加。  22日土曜日は山口県など5回の開催。山口県は「やまぐち農業体験ツアー説明会」を開き、宇部市・長門市・山口市が参加。他に農業法人なども参加して13名の参加と盛り上がった。来る10月6日から2泊3日の日程で「やまぐち就農ゆめツアー」を予定、参加者を募集中。埼玉県は「~埼玉のまんなか~川越&比企エリアで見つける!あなたらしい暮らし」を初開催。ゲストは和光市在住で越生町でカフェ経営を計画する2段階移住者。新しい形の移住を提案して盛り上がった。長野県辰野町は「たつの暮らし×子育てカフェ やさしさはどこから育つ?」をテーマに初開催。2組の家族連れを含む6名の参加。山形県は大江町が「やまがたハッピーライフカフェ~移住・創業セミナー~」を開いた。ゲストは移住してカフェを開いた体験談を語り好評。20名を越える参加者を集めた。香川県も「うどん県 ゼロから始める農業セミナー」を開催。JAや県農政部も参加して具体的な就農相談ができた。14名の参加。  23日は休日ではあったが大分県のほぼ全自治体が参加した「おんせん県おおいた暮らしフェア」を12階のイベントホールで開催し、666名の参加。県内4自治体が自慢の水を提供し、飲み比べもあった。人気の豊後高田市は子育て世帯の相談が目を引いた。おんせん県ということもあり、中高年が若干多めという感じ。

遊佐町セミナー、3回目で満員に

 秋雨前線が停滞していることから東京は雨が多く、すっきりしない天気が続いている。季節が動いていることを実感している。  今回のふるさと回帰フェアは参加人数が初めて2万人を超えたことから、運動への手応えを感じた人も多かったようだ。8月の移住相談件数は2816件と8月としては過去最高となった。移住相談件数の多かった県は、宮崎・長野・静岡・広島の順となっている。宮崎はオール宮崎のフェアで160名を越える参加者を集めたことが大きかった。面談件数は静岡・山梨・北海道・福岡の順となっている。  ふるさと回帰フェアの補足情報では、鹿児島県が昨年比1.7倍の139組の相談があり、中でも奄美群島が25組35名と突出した集客があった。また、神奈川県も相模原市・大磯町・二宮町・山北町が参加したが111組の相談と健闘した。鹿児島は少なからずNHKの大河ドラマの人気が影響した感はあるようだ。  来客は、今週は少なく、13日に埼玉県秩父振興センターの副所長、課長の視察があり、今日、18日はノンフィクション作家の黒川克行氏の来訪があった。  この1週間のセミナーは、12日水曜日の新潟県の「にいがた暮らしナイター相談会」を皮切りに9回の開催。このナイター相談会は年6回の開催予定で、移住を前提にした完全予約制。仕事と住まいについて、具体的で突っ込んだ内容の相談会となっている。今回は予約4名であった。  14日は「\鳥取県におもしろい仕事あります/とっとりくるーとNight in 有楽町」を17名の参加で開催。首都圏に住む鳥取出身者を中心に開催。複数名が移住のための下見に行く予定など、成果の出たセミナーとなった。  15日土曜日は青森県を始め4回の開催。青森県は「Uターン目線で故郷を盛り上げよう」がテーマ。14組17名の参加であった。多くはUターン希望者。ゲスト2名もUターン者。一人は鶴田町にUターンしてワイナリーを立ち上げ、もう一人は平内町で家業の石材店を継ぎ、商工会で活躍している人。テーマも良く、盛り上がった。  新潟県佐渡市の「佐渡暮らしセミナー」は20組23名の参加。佐渡は年1回のペースでセミナーを開催し、今回は移住者を受け入れる側の地域の人が来て、住宅情報と移住してきてほしい人について率直な話しがされた。全員が個別相談会に参加し、交流会にも参加と盛り上がった。人間関係が濃い、離島らしい内容のセミナーとなった。  山形県遊佐町の「ゆざを楽しむ愉快な仲間達 Vol.3」は14組21名と満員御礼となった。ゲストは母親と二人で移住してきた若い女性の地域おこし協力隊員で、遊佐町ならでの暮らしを紹介した。遊佐町のセミナーは今年3回目で回を重ねるごとに参加者が増加するなど、手応えのあるセミナーとなっている。  静岡県磐田市の「移住・転職交流会TO静岡―海と山のあるまち いわたでみつける『いいわたし』―」は30代以下の若い人6名の参加。数は少なかったが移住が決まりそうな人もいて和気あいあいのセミナーとなった。交流会も住宅や仕事についての率直な質問も出て、実りあるものとなった。  19日日曜日は長野県飯山市など3回のセミナーが開かれ、飯山市の「Enjoy The Snow!雪国の暮らしを楽しもう」は6名の参加ではあったが、ファミリーでの参加者とUターン希望者、起業希望の女性、スキーが好きなシニアと多彩な参加者でそれぞれ満足できる内容となった。ゲストは9年前の農水省の「田舎で働き隊!」のプログラムで移住した人で飯山暮らしの喜びを語り、さすが飯山市のセミナーと好評であった。  栃木県那須烏山市の「“なすから“で働こう!ふるさと暮らしセミナー」は4名の参加。このセミナー、年一回のペースで開催しており、今回は後継者不足から継業をどうするかの話しであった。  熊本県は「くまもと暮らしセミナー~農業編パートⅡ~」で、ゲストは横浜市からのIターン者で、山都町で有機農業の傍らミュージシャンとして活躍している人。山都町での暮らしの充実ぶりを語った。

9月最初の土曜、6回のセミナー開く

 東京も9月に入って朝夕若干涼しくなってきたような気がする。しかし、今日は25年ぶりの大型台風21号が徳島県南部に上陸したとか。この影響で大阪センターは臨時休業。一方、ふるさと回帰フェアまで一週間を切り、一部の人は大忙し。今年もしっかり集客できるのか不安もある。成功にむけて様々な広報活動を展開してきたが、果して移住希望者に届いているのかも心配だ。明日、5日の朝日新聞の社会面に5段の広告が出るが、それが最後となる。8日土曜日の有楽町の朝日ホールでの前夜祭は、まだ余力があり、これからでも参加できるので是非、足をお運びいただきたい。 27日には日帰りで秋田県にかほ市にお邪魔した。4月に、あらたに商工会やJA、漁協など8団体による「にかほ市移住・Uターン推進協議会」が設立されたことを記念して開催された講演会に行ったもの。講演では、最近の傾向として移住者受け入れ希望自治体より移住希望者の方が上回っていることから「移住者が住める空き家、仕事、移住者応援組織の受け皿3点セットをしっかり作ってほしい」と訴えた。彼の地は秋田県の最南端に位置し、鳥海山の麓にある。松尾芭蕉が訪ねた奥の細道の最北の地で知られる。市川市長曰く、秋田県一の美人の産地でもあるとか。 来客は、29日には静岡県掛川市議会議員団8名、佐賀県嬉野市村上市長も視察に。31日は山口県美祢市議団5名が視察に。  セミナーは、29日は新潟県が「にいがたライフスタイルミーテイングvol.2『起業×新潟』~地域資源をデザインする~」を開催。新潟チャレンジと銘打って21名を集めた。終了後はゲストの作ったクラフトビールが提供された懇親会も開かれ、盛り上がった。水曜日の夜ではあったが企画が良ければ集客も見込めることを証明した。31日は岐阜県の「ぎふ『農林業チャレンジフェア』~岐阜県の『農林業』のここがスゴイ~」が開かれ、第一次産業のことなら何でもOKと20名を越える関係者も来て相談に応じた。この日は福岡県も「先輩移住者によるトークライブ『私の移住体験 何でもお答えします』」を開き、3名の移住者を囲んで率直な意見交換が行われ、20名の参加。9月1日は土曜日とあって、6回のセミナーが用意された。3階グリーンルームの高知県は高知市や室戸市、仁淀川町など6市町村が参加して「高知働くフェア」を昨年に引き続き開催。53名の参加。高知市は59歳までのUJIターン者を募集するセミナーを開催し、30名が参加。仕事があれば移住したいというニーズが強いことが証明された。室戸市は廃校水族館が話題となっているが、サラリーマン漁師を募集し、10名が応募するなど手ごたえを感じたフェアとなった。他に、秋田県、新潟県、新潟県柏崎市、熊本県天草市、香川県がそれぞれ開催した。2日は北海道上士幌町が「北海道十勝 上士幌町暮らしセミナー」に18組24名を集めて開催。夫婦の参加が多かった。宮崎県も「あったか宮崎ひなた暮らしセミナーvol.2 宮崎県で働く!宮崎県を楽しむ!」を9組12名の参加で開催。この参加者のうち6名がHPを見て参加。ゲストはIターンのアートデレクターの起業家。参加者の中には移住を検討し、旅行で行ったことのある宮崎をと参加した人も。質の高いセミナーだったとの声も寄せられた。ほかに、群馬県が地域おこし協力隊募集相談会を開催した。

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