ふるさと回帰運動が世界へ広がる

有楽町のふるさと回帰支援センターの近く、茨城と福井のアンテナショップの間の道は八重桜の並木道だ。今日は昼休みに散歩に出たら、その桜並木は桜吹雪となっていた。もう、ここまで東京は春が進んだのかと驚いた。


4月だからだと思うがこのところ全国の自治体からの来客が多い。あとから、あとから予約なしでくる。これでは仕事にならない。いや、お相手するのも仕事なのだが、それほど多い。うれしい悲鳴ということ。このくらい移住希望者の来訪が多ければ万々歳なのだがまだそこまではいっていない。もう少し時間が必要なようだ。

4月から専従相談員を配置した各県が五月雨的にオープニングセレモニーを開催している。昨日も群馬県の企画部長が参加してセレモニーが行われた。名物の高崎だるまの進呈も相談員に行われた。それなりに工夫されているようだ。
センター全体のセレモニーは22日午後1時半から交通会館5階で開催される。続々と各県から参加者が報告されてきている。現段階で70名を越える参加者が報告されている。さらに増えそうな勢いである。当日は統一自治体選挙で再選されたばかりの政令市の静岡市の田辺市長も参加される予定だ。

スペースを確保してブースを開設した各県もそれぞれ工夫が施され、人目を引く配置となっている。広島はカープの赤を基調にした配色で統一し、らしさを強調している。高知は県産材を使ったテーブルと椅子を用意した。和歌山はパンダのぬいぐるみを置いてアピール。山梨は富士山のポスターで埋め尽くされている。山形は新幹線初のリゾート列車のポスター「地酒の人も ジュースの人も 次の駅まで 一杯いかが?」の文字入りを正面に飾っている。これ以外の県はこれからの工夫となるようだ。


意外な話をひとつ。昨年、移住人気ランキングでトップとなった山梨県。この情報が世界に向けて発信されたようで、なんとイタリア、アメリカ、カナダなどからの移住希望者が相次いでいる。これらの国の移住希望者は奥様が日本人とのこと。さらにスペインからも移住の相談が山梨県移住相談コーナーに来ているようだ。台湾の大学からは学生の宿泊つきの研修の相談も来ているとのこと。ふるさと回帰も世界化し始めているようだ。

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