ふるさとブログ

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メーデーを前に想うこと

今年の桜は例年より幾分早いようだ。今日来た福島市の担当者は、もう山の上の方に桜は行ってしまっていると言っていた。連休には桜を追いかけて東北へ行きたいと思っているが、はたしてどうなることやら。 TPP交渉がオバマ大統領の来日にあわせ本格化したが、妥結に至らなかった。アメリカは何とか妥結したかったようだが、甘利担当大臣は頑張ったようだ。かつての自民党のように大統領が来日したのだからとかいうことでご祝儀として妥協なんていうことは今回はないようだ。それだけ交渉に慣れてきているのであろうか。巷間聞くところによればオバマ大統領はビジネスライクな人のようで、その辺はあっさり割りきる人だそうな、そんなことも聞こえてくる。恨みを買って、後でしっぺ返しなどなければと思うのは考え過ぎか。憶測の域は出ていないのだが。 うれしい悲鳴だが、相変わらず来客が多い。入れ代わり立ち代わり自治体関係者が訪ねてくる。仕事が手につかないくらいだ。このブログもだいぶ間が空く始末だ。その多くは情報を取りに来る。最近ふるさと回帰希望者が増え、動いているという情報が全国に流れているのだろう。事実、先週より、NHKの取材が入り、明日26日の夜7時のニュースと5月4日のBS1のBiz+サンデーで取り上げられるとのこと。嵩副事務局長がインタビューを受けたので見てほしい。 明日はメーデー。本来メーデーと言う以上、5月に開催されるべきものが4月26日なんてあんまりだと思う。労働者は団結して何ぼ、まして世界中が5月1日にメーデーで統一されることは影響力を行使するためにも重要なことだと思うがいかがであろう。この辺の感覚が若い人は違うようだ。メーデーの歴史を考えればこんなことにはならないのではないだろうか。この格差社会はそれを容認する労働組合があるからこうなったと言う面もあるのではないだろうか。 これも愚痴か!

新年度も来訪者相次ぐ

4月は人事異動の季節、今年も各県の担当者で変わった人がいる。1998年のふるさと回帰運動の立ち上げから一貫してこうした人の入れ替えを見てきたが、担当者によってこの運動は大きく変わる。仕事だからと割り切って無難にこなせばそれはそれなりに回っては行く。しかし、それだけのことである。それが想い入れを持って取り組めば、それが相手に伝わり、相乗効果を生み、運動は大きく伸びる場合が多い。ふるさと回帰運動はいま、月の相談件数が1000件を超えるなど、かつてない盛り上がりの中にあるので、思い入れたっぷりにこの運動に取り組めば大いなる成果につながることに成るので頑張っていただきたい。ふるさと回帰運動は、昨年よりはさらに動きが活発になっており、有楽町の情報センターは人が途切れることがない状況である。 今年の春はことのほか忙しく、仕事に振り回されている。桜とてみる暇がなかった。今年の春のイメージは、暖かくなったら桜のトンネルの下をゆっくり歩くことだったので残念で仕方ない。自治労本部に勤務していた頃は、いつもこの時期はJR四ツ谷駅で下車し、外堀公園の桜のトンネルを市ヶ谷まで歩き、出勤したものだが、それもできなくなって久しい。鶯が鳴き、メジロが花をついばむのを見たのはいつの日だったのか。桜のトンネルと言えば、わがふるさと福島県浜通りのJR夜ノ森駅前の通りが有名だが、いまもあの地域は避難勧告地域で、誰一人見る人もいないのに満開の桜となっていると今日の朝日新聞に写真入りで紹介されていた(写真はつくったように今年秋に結婚する若者が写っていたが)。なんと無残で悲しいことか。季節は巡るのに人は帰らない。誰がこんな現実を招いたのか。誰も責任を果たさず、みんな知らない顔を決め込んでいる。 ふるさと回帰運動の広がりを感じさせる事例を紹介します。今年、2名の学生が卒論でふるさと回帰運動を取り上げた。先進地域である長野県飯山市や千葉県鴨川市を取材し、この運動の可能性に肉薄している。うれしい限りである。ふるさと回帰運動が、こうした若者たちの希望になればさらにうれしい。次年度以降もこうしたことにチャレンジする若者が生まれてくることを祈念し、期待したい。 4月に入って各自治体からの来訪者も多い。一昨日は3月に訪れた徳島県三好市の黒川市長が全国市長会出席の途中に寄っていただいた。ふるさと回帰支援センターの団体会員にも入っていただき、シニア世代のふるさと回帰に取り組みたいと決意をのべておられた。また、昨日は山形県小国町の盛田町長にもお訪ねいただいた。団体会員になっていただき、今後とも連携を深めていくことになった。この打ち合わせには見城理事長も参加された。また、今日は三重県尾鷲市の担当者がやっと予算が取れましたので団体会員になって頑張りたいと決意を述べられた。かの地域は紀伊半島の先端に位置し、黒潮に洗われる地域で素晴らしい眺望を楽しめるのではないだろうか。一度訪れたい地域である。

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桜はまだか

ここ2~3日、朝夕はまだ寒いが日中はすっかり春めいてきた。コートを脱ぐのもあとわずかでないだろうか。桜も昨日、開花宣言が発せられた。春は冬の厳しい寒さがあるからまた一段と季節の移ろいに対する喜びが深いのかもしれない。 春を想うとまず目に浮かぶのは菜の花畑、あの菜の花の匂いはふるさとを思い起こさせる。そして、小川のせせらぎ。透き通るようなきれいな水の中を泳ぐ小鮒のスリムな姿は私を夢中にしたものだ。まさに、小鮒釣りしかの川がふるさとにはあったのだ。しかし、その川も小鮒もすっかり見ることはなくなった。淋しい限りだ。私たちの心を励まし、慰める自然の崩壊は激しい勢いで進んでいるようだ。その結果、人心の荒廃は進んでいるようだ。失ったものは帰らない。大切にしなければと思う今日この頃だ。 18日には久しぶりに山梨県に呼ばれて講演にいった。昨年6月のブース開設以降、人気沸騰という感じの山梨県であるが、さらに地域の受け皿を強化しようと従来からあった富士の国やまなし農村休暇邑協会とやまなし二地域居住推進協議会が合体し、あらたに「富士の国やまなし移住・交流推進協議会」を設立することになり、その総会で講演したのだ。この協議会には県下7市町村をはじめ、農林業団体、商工業団体、観光業団体、不動産業団体などが参加している。山梨県は人気は高いが地域の受け皿がもう一つと言われてきたが、その課題の克服に向けて体制が確立されたようだ。 先週の連休の谷間の土曜日に長野県のセミナーが開かれた。大町市や長野市、木島平村、原村、辰野町などが一堂に会した。さすが人気の長野県、そこに64名の移住希望者が集まった。会場は人気むんむん。子連れのお母さんと若者の姿が目立った。最近、ジワリと若者のUターンが増えていると聞くが、なるほどと思わせるものがあった。また、今週の日曜日はこれまた人気の飯山市。すでに25名の申し込みが寄せられている。年度末ということもあるのだろうが若者の姿が目立つようだ。 3月は別れの季節といわれるが、ふるさと回帰支援センターでも3名の方が巣立っていった。とくに星君は5年頑張っていただいた。当初から5年を目途にということだったので、満期終了ということになる。少ない人数の中で頑張ってもらった。心から感謝したい。そして、幸多い人生を祈りたい。  

今年、ふるさと回帰運動が爆発するか?

もう、今日は彼岸の入りとか、やっと待ちに待った春がそこまで来ているようだ。昨日の日曜日は日差しが強く、春本番のような陽気でした。散歩したのですがいたるところの梅が満開でした。桜もいいが、梅はまた格別の趣きがあるように思います。 そうしたなかで30年近い付き合いの山口県知事であった山本繁太郎氏の訃報が届いた。体調を崩し、退職したばかり。マスコミ報道によれば胃がんだったとのこと。志半ばでの退職はさぞ無念であったのではないだろうか。人一倍責任感の強い男だっただけに。何年か前に、福田内閣の目玉の政策であった地域再生統合本部事務局長に就任した時、これで「ハムさんとふるさと回帰運動を一緒にできるね」と言ってくれた。その後、数カ月で衆議院選挙に立候補した。彼は官僚として、この仕事を全うしたいと言っていた。だが、官僚は政治家から声がかかったら断れない運命なんだと言っていた。断ったらその時は官僚をやめることが前提であると言っていた。昨年3月、早稲田の先輩の彦由さんの17回忌で周防大島に行ったとき、わざわざ駆けつけてくれた。そして、義兄弟の錦帯橋の棟梁・海老崎さんが持ってきた獺祭の大吟醸で乾杯し、再会を約束した。心から冥福を祈りたい。 13日から14日にかけて徳島県三好市に行ってきた。池田町など数自治体が合併してできた市で、自治労の仲間の黒川さんが市長を務めている。シニア世代のU・Iターンを受け入れて地域再生をめざしたいと意気込んでいた。徳島県が全く動かない中でよくぞ決意していただいたと心強かった。さっそく会員になり、頑張りたいと言っていた。今年は地元の池田高校も久しぶりに選抜に出場する。活躍を期待したい。この地では7年前からNPO「ふるさと力」がクラインガルテン事業を県産材を活用した積み木ハウスで手がけ、成功している。大いに期待できそうだ。東京へ帰ってきたら徳島県の美波町が初めてセミナーを開催していた。そこになんと40名の移住希望者が集まった。三好市と言い、美波町と言い、やっと徳島県の自治体が動き出した。四国の人気は高知と言われ、それなりに結果を出しているが、気候、人柄、食べ物など徳島は高知にそん色がない。コラボを強め、協力して売り出したら大いに人気が出ること間違いなしと思うがいかがであろうか。 何と、最近わかったが1月、2月と相談件数が1000件を上回った。昨年7月以来の大台だ。どうも今年はふるさと回帰運動が爆発しそうな予感がする。自治体の皆さん、仕掛けるなら今ですよ。

東北はいったいどうなってしまうのか

今日3月11日は東日本大震災から3年になる。早いものである。しかし、現地はどうなのだろうか。人口の流失に歯止めがかからないという話を聞くと胸が押しつぶされそうな息苦しさを禁じ得ない。復興が遅々として進んでいないのである。政治が機能していないのではないかと思われる。復興庁はなにをしているのかと思う。一昨日、テレビを見ていたら宮城県知事が復興計画について委員会の決定を待って決めたいと言っていた。すでに災害から3年もたっているというのに何を言っているのかと思った。そんな悠長なことを言っている場合かと思った。委員会では、それぞれ勝手なことを言うにきまっている。3年たっても議論しているようじゃ10年たってもまだ議論することになるのに決まっている。被災者の気持ちがわからないのだ。この現状は、政治が機能していないといっていい。政治家として最低の素養である責任を取るという視点がないのだ。 私が生まれ、育った福島の浜通りは、被災3県の内でもさらに人口の流失が激しいようだ。とくに福島第一原発からの放射能に汚染された水の流出はどうにもならない。一日400トンもの汚染水が出され、抜本的な対策ができない状態だ。にもかかわらず、政府は原発の再稼働の政策を進めようとしている。先の大戦についても誰も責任を取らなかったが、今回の原発事故も誰も責任を取らず、なし崩し的に原発の再稼働を行おうとしている。この国は、こうした大きな過ちについてはすべてほっかぶりを決め込み、曖昧にして同じ過ちを繰り返してきた。懲りない国民性ともいうべきものがあるようだ。しかし、希望はある。一昨日の脱原発集会には3万2000人が集まったという。この時代、これが希望でなくてなんだというのか。しかし脱原発集会が希望とは、戦後こんなに悲しい時代はあったのだろうか・・・。 昨日発売の月刊文芸春秋の特集は「第二の敗戦 団塊こそが戦犯だ」。売るために編集者もいろいろ考えるのだろうが、それにしても酷過ぎる。この国は欧米に比べても徹底して学生運動をした団塊世代の活動家を社会から排除してきた。そのつけが、いままわってきていると言ってもいいだろう。あの時代、優秀だった奴は学生運動をやっていた。学生運動をやらないような奴は信用されなかった。ベトナム戦争が闘われ、爆撃機は沖縄からベトナムへ出撃していた。こうしたやむに已まれぬ社会に対する想いが学生運動に走らせた。先の大戦においても特攻を志願した兵は何としても祖国を守らなければという想いから特攻を志願したのだった。基本のところは同じで、分かる気がする。 東日本大震災からすでに3年。わが東北はこれからどうなっていくのだろうか。そして、齢66歳の私にできることはあるのだろうか。 大震災 ふるさと想い 涙する

春はまだか

 2月は過ぎるのが早かったような気がする。寒い日も多かった。大雪だって2回も降った。2回目は珍しく10日以上いつまでもという感じで残った。しかし、3月に入って梅は満開で、日当たりの良いところは菜の花だってさき始めている。高校はもう休みに入っているようで朝の通勤電車は大分すいていて座れ、楽である。季節の変わり目、学生たちの旅立ちの季節なのだ。大学・社会それぞれの道はあるのだろうが、是非希望を失いことなく、全力投球で頑張ってほしい。いまの日本は若者にとって希望の持ちにくい世の中となっているが、しかし希望を失うことなく挑戦し続ければ、自ずと道はまだ開くことはできると思う。もし、そうでなかったらこの国は一挙にしぼんでしまうことになりかねない。  過日、宮崎県の西都市がセミナーを開催した。県央に位置し、日本一と言われる宮崎牛とピーマンなどの施設園芸が盛んな地域で、おいしいが高いことで一躍有名になった完熟マンゴーの産地でもある。東日本ではそれほど知られる地域ではないが豊かで温暖な地域である。このセミナーにも11名の相談者が訪れ、熱心な応答が行われた。これにも私は移住先としての九州の人気ぶりを見た思いがする。  また、新年度からのブース開設が明らかになってきた。現段階では、県議会の承認の関係で明らかにできないがいくつかの県が開設で予算を計上している。東北のある県は専従相談員を配置して取り組むことにしている。これは最近、粘り強い取り組みで目に見える形で成果を上げてきている秋田県に続けとばかりの姿勢だ。また、大阪にもあらたに中国地方のある県と一時お休みしていたハウスメーカーが復活する。そのほかにもいくつかの県がブース開設に向けて検討を続けている。ふるさと回帰運動は次年度、さらに大きく羽ばたく勢いである。  個人的なことだが、昨日は1960年の安保闘争を指導した全学連委員長の唐牛健太郎さんの30回忌であった。すでに70歳代も半ばとなったかつての勇者たち約200名が国会前の憲政記念館に集まり往時をしのんだ。10年遅れの70年安保闘争を全共闘の一人として戦った小生も出席、事務方を担った。また7月5日(土)午後3時にはお墓のある函館市民墓地集合で墓参会も計画されている。

能登は世界の旅行ガイドブックでも話題に

2月は逃げるように終わると言われますが、今日はもう24日。早いもので残すところあと4日です。しかし、今年は記録的な大雪が2回も降り、長く記憶にとどめられるのではないでしょうか。 昨日はまだところどころに残雪がある近所を散歩しましたが、梅がもう満開のところもあり、甘い香りを漂わせていました。確実に季節は巡りつつあるようです。 週末の22日(土)には久しぶりに石川県がセミナー開催しました。 来年春、待望の新幹線が長野を経て北陸まで入ることもあって、北陸地域では観光、移住、二地域居住への期待が高まっており、そのための県主催の懇談会もすでにスタートしています。 こうした動きを背景にセミナーの参加者は21名に達し、手ごたえを感じ取っていたようです。参加した県内の受け皿の一つである能登定住・交流機構の高峰事務局長もこれからと決意を固めていました。2月8日(土)には石川県の穴水町が初めてのセミナーを開催する予定でしたが、大雪のためにやむを得ず開催中止に至った穴水町の担当者も挨拶にお越しになりました。是非セミナー開催に向けて、再チャレンジを目指したいと言っておられました。 オーストラリアの若者の旅行バイブルと言われている「ロンリープラネット」という旅行ガイドブックは、世界中で親しまれています。この「ロンリープラネット」が発表した「Best in Travel 2014」の地域部門(お勧めの観光地)で“北陸”が第4位に選ばれました。このように北陸はいろんなところで話題になっているようです。 そして、23日(日)には、山梨県のセミナー開催枠を利用して、韮崎市が初めてセミナーを開催しました。こちらも28名の参加者を集め、初開催としては手ごたえのある実績を積んだようです。 昨年6月に移住と就職の相談体制を構築した山梨県は市町村の受け皿の整備が課題でしたが、こうして1か所ずつ整備が進めば、移住者も増えていくことになるのは明らかで、さら期待が膨らみます。

大雪でも広島県がセミナー開催

東京は2月8日、朝から45年ぶりの記録的な大雪となりました。都心でもところによっては30センチになろうかという積雪でした。45年前の大雪は覚えており、図書館でアルバイトをした帰り、都電も止まり、神楽坂まで歩いて帰った記憶があります。 この日は、前理事長の立松和平君の4回忌。彼が作家としてデビューし、最初に売れ、映画化もされた遠雷という小説に因んで昨年から遠雷忌と命名し、執り行うことになって2回目になります。あいにくの雪ということで遠方からの参加者は交通の関係で参加をあきらめた方もあり、30名弱の参加者でした。深々と降る雪のなかに福島泰樹住職の読経が消えてゆく様は心震えるものがありました。 その後の講演も福島住職に話していただきました。最初に会ったのが1970年であったこと。立松君は当時流行であった肩までの長髪であったことなどが語られました。みんな元気がありましたが明日が見えない、辛く苦しい時代でした。 その後、雪の降り振りは酷くなっていきましたが、せっかく予約したのだからと直会に行ったのですが、気がつけば外はすでに20センチは雪が積もっている状況でした。予想外の大雪で交通網は寸断され、普通は1時間のところも2時間はゆうに掛る混乱ぶりでした。 9日は都知事選挙の投票日だったが予想通り投票率は伸びず、既成政党に乗った候補の圧勝となりました。結果をみると田母神氏が意外と善戦、若者の票を集めたとのこと。やはり、脱原発派は統一候補を探ることなく自公の押した舛添候補に勝てるはずはなく、残念なことです。選挙は、まず勝つことなく何も変わらないことは自明で、主義や主張を優先させる限り、何もまた変わらないことも自明。これが戦後日本の政治であった。いつになったら政治とは何かを理解し、一歩踏み込んだ対応でこの閉塞状況を突破できるのかと思ってしまいます。 大雪の8日も有楽町のふるさと暮らし情報センターではセミナーが開催されました。開催したのは広島県。人気の中国地方で、もう一つ動きの見えなかった広島県でしたが、やっと動き出しました。参加した自治体は呉市をはじめ9団体。雪をものともせずに参加した移住希望者は何と32名を超え、中国地方の人気の高さを証明する形となりました。 日も雪の残る中、長野県が開催。一部キャンセルした自治体も出たが8自治体が参加し、そこに40から50名の移住希望者が参加という状況でした。 こうした話しを聞くと、丁寧に、丁寧に、移住希望者の思いを大切に相談に乗っていきたいものと思うばかりです。

今日は節分

今日は節分、季節を分ける日だ。明日から立春。「春は名のみの風の寒さや」という歌があるが、それでも暦の上では春なのだ。ちらほらと梅の便りも聞く。今日までの農水省の六次化の起業家育成のセミナー開催地の和歌山県古座川町の定住センターの圃場の梅も満開のはずだ。 先週30日、帝国ホテルで自治労結成60周年の集いがあり、出席すべく日比谷を歩いていたら鹿児島県のアンテナショップの前で、指宿の菜の花を配っていた。思わず立ち寄り、一輪いただき、家に持ち帰って飾ったら、我が家は一気に春となった。この時期のこうしたプレゼントは心和ませるものがある。 指宿には一昨年の12月、宮崎県の高原町に講演に行った折に足を延ばし、砂風呂に浸かった。その時も菜の花は満開で、空豆の白い花も満開であったような気がする。私の机の前には、開聞岳の麓が菜の花で埋め尽くされた絵葉書が張ってある。沖縄戦で知覧から出撃した特攻隊の若者たちが最後に日本に別れを告げた山である。開聞岳を見るたびにそのことを想い出し、思わず涙する。 年が明けても、ふるさと暮らしセミナーの開催は順調に推移している。1月31日(金)は新潟県上越市が久しぶりにセミナーを開催し、テレビ新潟も取材に入った。翌2月1日(土)は千葉県主催で9市町村が集まってのセミナーを開催し、20家族31名が参加した。各自治体のブースには数組ずつの相談者が相談に押しかけた。さすが人気の千葉県というところか。午後からは会津振興局が開催、こちらも若者の移住希望者が熱心に相談する姿があった。 昨日は都知事選挙の投票日までの最後の日曜日。銀座は候補者が入れ代わり立ち代わり街頭演説に押し掛け、大変な熱気だったとか。事務所の下は有楽町イトシア前ということで時々候補者が来て、演説会を開く。ついこの間も小泉元総理が青いダウンを着込み、元気な声を張り上げていた。2001年のヨハネスブルクでの環境サミットでお会いして以来、初めて本人を見たが、齢は否めなかったが、それでも元気であった。なにが元総理を街頭に立たせるのか、大いに見習いたいと思った次第。いずれにしても選挙戦はあと5日だ。皆さん、投票に行きましょう。

運動は勢いが重要

新年あけましておめでとうございます。 ブログもこれが新年第一号です。なにが発信できるのか心もとない面もありますがよろしくお願いいたします。 本日、会員自治体向けに、ふるさと暮らし情報センターの12月の利用者動向マンスリーレポートを発表しましたが、相談件数県別ランキング1位は山梨県でした。2位に富山県が初めて長野県と同率で入りました。担当者の分析によれば、この要因は富山県単独で達成したというよりは、漠然層は複数の地域で検討しているケースも多く、各来場者が相談したデータをチェックすると、富山県単独の希望者の他、「北陸」「日本海側」「全国」などの複数地域で相談している人も多く、その中で富山県の相談も多かったとのこと。それを裏付けるように、富山県同様、同時期に情報発信に力を入れてきた、新潟県、福井県も10位以内にランキングされています。北陸は前々から生活インフラや食の豊かさなど、その豊かさが話題になっていました。そこに、来年の新幹線の北陸入りもあって地元が盛り上がりを見せており、それがふるさと暮らしにまで波及してきているといっていいようです。 ※マンスリーレポートは会員団体にメールにて毎月送付しています。 1月15日の夕方、山梨県の横内知事がふるさと回帰支援センターまで足を運んでくださいました。昨年6月のブース開設以来、初めての訪問です。山梨ブースの3名の担当者は朝から緊張気味。マンスリーレポートにも示されているように、ブース開設以来、山梨県への相談件数がトップを継続していることから、結果が出ているねと横内知事は嬉しそうにされていました。 今日も秋田県三種町長、長野県大町市長が訪ねてこられました。こうした訪問は、担当相談員を勇気づけ、何とか一人でも多くご案内しなければという気持ちにさせるようです。 来週の1月21日には、3年前に始めた「ふるさと再生行動する首長会議」のフォーラムが予定されています。 記念講演は、東大名誉教授で地方財政審議会会長の神野直彦先生。テーマは「地方財政の観点から今年度予算案を考える ―ふるさと再生の観点から分析する―」です。 このように様々なことが動き出すと、いよいよ新しい1年がスタートしたなという気持ちになります。そういえば、昨夜は生協パルシステムの賀詞交歓会、一昨夜は日本生協連の賀詞交歓会、いずれも食に対する安全・安心を求める気持ちが高まっていることもあり、盛況でありました。やはり、運動は勢いがなくなると人も集まらず、ポシャっていくことを実感しました。

今年のふるさと回帰運動を振り返る

今年も残すところあとわずかになりました。 ふるさと回帰運動の一年を振り返ると、全体としては運動全体の底上げが図られた1年であったと総括できます。 人気県別ランキングのトップ5にランキングされている県がしっかりとこの運動を牽引しており、それらの県に続く10県程度の県が地域に根を張った取り組みで健闘しているようです。そのグループに続く10県程度の県が次年度に向けてブース開設の検討などをはじめ、動き出しているという状況であると考えています。このグループの動きが具体化すれば、ふるさと回帰運動は勝手に走り出すのではないかと考えます。 こうなってくると、やっとふるさと回帰運動が、当初の目標であった国民運動になっていくのではないかと思います。目先のことを考えれば一喜一憂してしまいがちですが、10年単位で地方自治体の今後を考えると人口減と高齢化問題が深刻なものとなり、ズシンと腹に効いてくるような気がします。 日本の人口は2008年をピークに減少に入り、人口は2010年に1億2806万人であったものが27年後の2040年には1憶728万人と2078万人も減少すると推計されています。この人口減少は過疎地から徐々に都市部へと広がっていきます。 持続可能な地域づくりのためには、今がぎりぎりのところに至っているのではないでしょうか。都市と地域の交流・移住における、この運動の重要性が今こそ問われているようです。 先週の土曜日には10月のセミナーが台風の接近で中止になった長崎県が五島市など10自治体の参加のもとでセミナーを開催し、29名の方が参加されました。 このセミナーには県の担当課長も参加され、「たくさんある離島への移住を何としたいのだが……」と言っておられました。「ならば。具体的な離島暮らしの提案をしてみたらどうですか?」とアドバイスしておきました。立ち止まって考えていても何も変わりません。まず、歩き出し、そして考え、さらに歩き続けることが肝要なのではないでしょうか。実現は来年になると思いますが、長崎の離島に絞ったセミナー開催に期待したいものです。 また、日曜日の山梨県と山梨中央銀行がコラボしたセミナーには若者を中心に38名が参加、盛況でした。6月にブース開設し、月の相談係数が200件を超えて人気だった山梨ですが、その頃はシニア世代が60%と他県に比べてシニア世代が多い特徴がありましたが、ここにきてインターネットでの発信も丁寧に行ってきた結果、若者の相談が増えてきているようです。 情報発信に工夫すれば、セミナーの参加者も変わります。当たり前のことですがこれがなかなかできないのが現実です。確実に、誰でもいいからわが町に来てほしいという段階は過ぎているようです。いまやふるさと回帰運動は対象者を絞った提案と、それに見合った・効果的な情報発信の仕方などの工夫が重要になってきています。

秘密保護法に異議あり

寒いと思っていたら、もう12月。11月30日から1泊2日で行った札幌は雪が舞っていた。今回の札幌訪問は、2008年に立ち上げた「ふるさと起業塾」の発展形ともいえる、農水省の6次化人材育成事業の北海道ブロックでの開会式でのあいさつのために訪れた。この事業は全国5か所で6次化による起業を目指す人材を育成するもの。 この時期の北海道は冬へのとば口にたたずむような季節。これから数か月の凍える季節の予感もあり、何かもの悲しい気分にもさせられる、そんな感じの時期だ。景気もあまり良くないようだ。 しかし、泊まったホテルで食べた遅い夕食の海鮮焼きそばは、具の素材がよくおいしいものだった。頭をよぎったのは最近の偽装表示、しかし北海道は食材も豊富、しっかり吟味した食材を使っているようで偽装表示とは無縁のようだ。   ふるさと暮らしセミナーは相変わらず盛況だ。 先の土曜日(11月30日)は、山口県が今年2回目のセミナーを開催した。内容は山口市での就農セミナー。参加者はなんと47人。就農のみをテーマとしたセミナーで50名近い参加は、非常に多い方である。中国地方の人気の高さが伺えた。 日曜日(12月1日)は、長野県が県下の9市町村と1団体の参加で開催し、40名を超える参加者を集めた。ただ、市町村の人気にばらつきもあったようで、受け皿の整備など移住者を受け入れるために必要なことを準備しての参加が求められるものとなった。   最近マスコミを賑わせている秘密保護法について、国民一人ひとりの意思表示が求められているように思う。この法は制度として精度が低く、解釈によっていかようにも取れる内容となっており、危険なものであるように感じる。何を秘密とするのかもあいまいであり、暗黒国家へ進んでいく未来に繋がりかねない。先の大戦時の特別高等警察や治安維持法による無法ぶりは、私らの世代でもそれなりに知っている。こうしたことは繰り返してはならない。それが世代の責任でもあると考える。従って、ダメなものはダメとしっかり発言したい。当面は国会での慎重審議を求めたい。なにも拙速に成立させなければならないことなど何もない。デモをテロとまで言ってしまう与党幹事長の表現の自由に対する認識には驚かされる。   今年もあと1カ月。風邪など引かないようにご自愛ください。忘年会シーズンとなりますが、お酒もほどほどに(ここは自分に言ってもいるものでもあります?)……。

ついに「くまモン」登場しました | ふるさと回帰支援センター VIEW MORE

ついに「くまモン」登場しました

ついに、噂の「くまモン」がふるさと回帰支援センターに登場しました。 先週の土曜日16日、久しぶりに熊本県のセミナーが開催されました。県内10自治体が勢ぞろい、その応援で「くまモン」が来た次第です。事前の周知に努めたこともあり、センター入り口には人の山ができ、大変な騒ぎとなりました。ゆるキャラの代名詞ともなっている「くまモン」だけのことはあると驚きました。副事務局長の嵩君も二人の女の子(小学生と幼稚園)を連れ、仲良く記念写真に納まっていました。 3・11の大震災以降、放射能を避けて子育て世代の移住先として九州は人気です。しかし、受け皿が盤石ではなくなかなか受け止めきれずにいましたが、久しぶりにその人気の高さを実感させられました。   アンケートも実施し、現在集計作業を行っていますが、ざっと目を通した限り、Jターンというか、九州出身者の移住相談が多かったようです。改めて、九州各県の移住者向けの受け皿の整備が望まれるところです。   翌17日の日曜日は、FIT地域(福島・茨城・栃木)と、群馬県、新潟県の5県合同の移住セミナーが東京交通会館3階で開催されました。こうした広域でのイベント開催は初めての経験でした。11月は農産物の収穫の季節ということもあり、一階のマルシェコーナーは黒山の人だかりで各地の農産物が販売されていました。3階も、何と91組の相談者が各県や20市町村のブースに押しかけ嬉しい悲鳴が上がっていました。しかも、かつてあった冷やかしの相談者は少なく、それなりの手ごたえを感じたようでした。出来れば、県単独も良いのですが、相乗効果や地域を幅広く知って頂く機会になりえますので、近隣の自治体なり、近隣県との合同のセミナーの開催なども検討してみてはいかがでしょうか。   時代はいま、ふるさと回帰です。 秋は夕焼けがきれいな季節です。そして、ふるさとが偲ばれる季節です。風邪などひかないようご活躍ください。 ふるさとを 捨つる勿れと 柿赤し  (山崎みのる句)

木枯らし一番が吹いた

一昨夜、木枯らし一番が吹いた。寒気団が南下しているようで今日も寒い。コートを引っ張り出し、首にはマフラーを巻いて出勤した。北国では雪も降ったようだ。   本日、毎月出している相談センターのマンスリーレポートがまとまった。東京、大阪ともに10月の相談件数は890件台、健闘しているといっていいようだ。 傾向は、50代、60代で全体の50%を占めていること。定年延長も終わり、やっと団塊世代が動き出したとみていいだろう。 さらに、特徴としては秋田県が健闘し、相談件数ランキングでも4位につけていることだ。秋田県は、東北では福島県に次いで早い段階からふるさと回帰運動に取り組んできた。しかし思ったほどには成果につながらなかったが、粘り強く取り組みを継続してきたことが功を奏している。加えて、3・11の東日本大震災以降、学生のUターンが増加傾向にあり、さらに成人のUターンも増えていることから、毎週土曜日にふるさと回帰支援センターで行っているAターン(秋田のA)も人気となり、成果を上げているのだ。この取り組み、半年や一年では簡単に結果は出ないが、継続的に取り組めば自ずと結果につながる。秋田は良い例のようだ。また、今年になって県内にNPO法人秋田移住定住総合支援センターが設立し、定年後Uターンした荒谷氏を理事長に迎え、受け皿づくりもできたことも大きいのではないだろうか。この荒谷氏、弁も立ち、行動力がある。地元秋田魁新聞にコラムを連載している優れ者、面白い展開になりつつある。   今日は朝から「ふるさと再生行動する首長会議」の打ち合わせを行った。たまたま上京した市段階の代表世話人の熊本県天草の安田市長と久しぶりに話した。安田氏は、かの細川護煕元総理の秘書だった人で、人脈も広く話題も豊富な人で盛り上がった。首長会議は、一昨年の9月に3年1期でスタートした。ちょうど今年が3年目、なにが出来て何が出来なかったのか大いに反省しなければならないところだが、解散するには惜しい。いま頭を悩ませているのは、これを今後どうするか。誰か運営を支えていただける方がいれば、何とか継続していきたいと思っている。   過日、山陽新聞の東京支局長が訪ねてきた。用件は、日比谷のプレスセンターに入っている地方紙8社の支局長会で最近のふるさと回帰運動の話をしてほしいということであった。それが、今日の昼食時にあった。大分合同、秋田魁、新潟日報、信濃毎日、高知の各新聞が集まった。初めてのことだが、こうした会に声がかかるのはそれだけ運動が社会化したことだ。これらのすべての新聞で過去に取り上げてもらったことがあり、和気あいあいで楽しいひと時を過ごした。

有楽町でセンター初の物産展を実施

今日は立冬だ。一年が過ぎていくのが早く感じる。9月のふるさと回帰フェアとて、もう2カ月も前のことになる。 そのフェアの特集号となる「100万人のふるさと 2013秋号」は11月15日に発行となる。巻頭言は県民人口が60万人を割り込み、懸命に移住者の呼び込みに奮闘する鳥取県の平井知事にご寄稿頂いた。鳥取県は平成24年実績で434世帯706名の移住者を受け入れるなど、成果を上げている。これからがいよいよ本番、大いなる成果を期待したい。知事自らが奮闘する鳥取県は受け皿もしっかりしており、お勧めの移住先の一つである。 先週の週末、事務所がある有楽町駅前の東京交通会館の1階のマルシェスペースで、ふるさと回帰支援センターとして初めての物産展を行った。 福島県の川俣町から、今年の農作物のテスト販売をしたいので協力してほしいとの要望を受け、その物産展の企画及び運営を請け負った。コーナーには大勢の方が買い物に来られ、中には段ボールで大量に買い物をする方もあり、地元から参加された生産者の方々は大満足で帰られた。 せっかく交通の便がいい交通会館に拠点を構えているので、有効活用しない手はなく、今後とも希望があれば各地の物産の販売に協力したいと考えている。特に、有楽町は各道府県のアンテナショップが軒を連ね、各地の生産品を買い求めるお客は引きも切らず、各地の名産品のテスト販売には絶好の場所のようで、週末ともなればこの会館の一階はお祭り騒ぎという状況だ。 過日の園遊会で山本太郎参議院議員が陛下に手紙をお渡ししたことがマスコミを賑わせている。直訴に及ぶとは何事だと怒る人もいれば、かつてのような権限もないのだからいいではないかという人もいる。さらには、平成の田中正造だと持ち上げる人もいる。 私に言わせれば、ちょっと軽率過ぎはしないかというのが率直な感想だ。直訴されても陛下もお困りではないだろうか。まして平成の田中正造など、評価し過ぎもいいところだ。田中正造は、議員を辞職し、遺書をしたためて直訴に及んでいる。まさに命を賭しての直訴であり、比べようもないことである。田中正造については、わがふるさと回帰支援センターの前理事長の立松和平氏も何冊か小説に書いている。興味のある人はセンターにある立松和平文庫から借りて、一読を進めたい。

地球環境は傷んでいる自然との共生・持続可能な暮らしを目指して

今年は台風の当たり年のようで、10月も下旬だというのに毎週のように台風が日本列島を襲ってきている。先週、伊豆大島では数百年前の三原山の噴火で降り積もった火山灰が、台風26号による800mmともいわれる降雨の影響で地滑りを起こし、10月22日現在で29名にも達する死亡者が出ている。恐ろしいことである。 まず、800mmにも達する降雨など信じられない雨量である。これも地球温暖化によるものであることは自明だ。今年は海水温が通常より3度も高いという。高いから台風が発生しやすく、しかも大型になりやすい。 伊豆大島の地滑りについては、道路を作ったことがきっかけになっているのではないかと友人が指摘している。数百年前に降り積もった火山灰はそれなりに固まっていた。しかし、道路を敷くためにその一部を削り取った。そこに大量の雨水が浸み込み、地滑りを起こしたのではないかというのだ。ありえないことだとは言えない。人間の過信がなせることで、大島に住むことのできる人数のキャパシティを超えて人が住み、乱開発されたことが根源にあるのではないだろうか。 今日現在、南太平洋には27号、28号と二つの台風が日本列島を窺っている。週末にはまた日本に近づくようだ。先週の台風で大きな被害を出している伊豆大島町は、高齢者や社会的弱者の希望者に対して島外避難者を実施するようだ。「備えあれば憂いなし」。無事を祈らざるをえない。 一方で、中国東北地方のハルビンでは、このところの寒さで一斉にストーブを炊き始め、昨年くらいからマスコミを賑わせているPM2.5が街全体を覆い、10m先も見えないということだ。かつて、昭和の高度成長期には日本もスモッグが発生し視界がきかないこともあったが、10mということはなかった。まだ10月である。これから本格的な寒さがやってくる。これから一体どうなるのか。 当然、偏西風に乗ってこのPM2.5は日本にも流れてくる。しかし、今のところ有効な対策の打ちようがない。「臭い匂いは元から断たなきゃダメ」などというコマーシャルが過去にあったような気がするが、日本的には公害対策の技術援助も検討されなければならないようだ。一衣帯水の関係にある日中関係だが、尖閣問題や歴史認識の違いで角を突き合わせている場合ではないのではないか。 さらに、中国的にはがむしゃらな経済発展よりは、自然との共生・持続可能な暮らしなど、さすが社会主義国家と世界が羨むような国家づくりをめざしてほしい。それにしても中国は、いい意味でも悪い意味でも起こる事象のスケールが大きいように感じる。

消費税増税はもっと議論を

消費税増税が来年4月から導入することが決まった。しかし、一方では景気対策として5兆円の予算を組むという。これでは何のための消費税増税か分からない。もともとは社会保障・税の一体改革として提案された増税であったはずだがその議論との整合性が検討された節がない。政府はアベノミクスへの影響のみを検討したようだ。多くの国民はアベノミクスを評価しているようだが、これとてどうなるか怪しいものがある。 まず、アメリカ経済がはっきりしない。上院と下院のねじれ現象で予算が通らず、一部国営施設が閉鎖されている。下院共和党の若手議員が強硬のようで簡単には妥協しないようだ。さらに、赤字国債の発行限度額まで赤字国債の発行が進み、デフォルトの懸念が指摘されているのだ。 政府関係者は、消費税増税は国会が機能していない、今こそチャンスと何が何でも上げることで総理に迫っていたが、もう少し丁寧な議論こそが肝要ではなかったのではないだろうか。上げるのであれば、改めて何のために上げるのかを整理して国民に説明すべきだったと考える。バラマキの公共事業で景気対策なんていうのではいつか来た道である。さらに低所得者に対する現金給付など目くらまし政策で笑止千万である。すでに明らかなように、消費税増税は低所得者に厳しいものだ。しかし残念ながら、近年の格差社会の拡大の中で若い貧困層はものを言わない。それをいいことに政府は強行の姿勢だ。さらに企業に対する復興増税を前倒して廃止するとか。その財源はどこから持ってくるのか。現場に行けばわかるが復興はほとんど進んでいないのが実情だ。   ところで今日の朝日新聞に嬉しい記事が載っていた。南相馬市で海岸に小高い丘を瓦礫などで作り、そこに深く根を張る雑木を全国から集まったボランティアが植えたと。横国大宮脇名誉教授が提案する「緑の長城」の一環のようだ。10数メートルの堤防建設などゼネコンが喜ぶだけである。堤防に囲まれて暮らすなど漁師の末裔としては狂気の沙汰であると考える。

ふるさと回帰フェアが終了しました

今年のふるさと回帰フェアは無事に東京、大阪ともに終了しました。東京は参加者が1万2166人と午後雨に見舞われたこともあって昨年よりは若干少なかったものの、この間のふるさと回帰運動の盛り上がりを反映した中身の濃いフェアになりました。メインの自治体相談コーナーには201団体が出展し、それぞれが工夫を凝らしたブースを構え、移住希望者の呼び込みに頑張っていただきました。 今回は昨年までの早稲田大学の10号館から8号館へ会場が変更になり、勝手が違う面がありましたが、エレベーターやエスカレーターがあり、階段を上る不便さは克服されました。しかし、スペース的には狭かったり、一部薄暗いところがあったりと改善の余地がある会場設定になりました。さらにふるさと市場には26団体の参加があり賑わいましたが、3号館の建て替え中とあって入場者の導線が確保できないなど課題を残しました。 しかし、全体としては当初の目的であった、移住希望者と全国各地の自治体の出会いの場の提供という目的は果たされたものと思っています。参加者の顔触れもシニアあり、子育て世代あり、若者ありというもので、最近の相談者の年齢構成を反映したものでした。 大阪は参加団体が100団体と昨年並みの参加でしたが、移住希望者の参加者が2602人に止まり東京と比べるとふるさと回帰運動の浸透がまだ十分ではないようで、今回7回目の開催としては課題が残るものとなりました。会場はホテルの宴会場を利用してのフェアとあって使い勝手もよく、天気も快晴と条件は良かったのですが、東京の熱気を知っているだけに工夫の余地を感じた次第です。 このフェアは来年10回と記念すべき開催となります。早い段階から準備を進め、より参加者・出展者の思いに寄り添うフェアをめざしたいと思っています。 7月の東京の相談件数が1000件を越えたことは先に紹介したとおりですが、8月もお盆の休みで1週間お休みにしたものの900件を超え、それなりのものとなっています。 秋は夕焼けがきれいだったり、赤とんぼが飛んだり、黄金色に輝く稲穂の波が見られたり、ふるさとが偲ばれる季節です。秋の夜長、自分にとってのふるさととは何かを考えて見てはいかがでしょうか。かくいう小生もふるさとを離れ今年で50年となってしまいました。

ふるさと回帰フェアには安倍総理夫人も参加 

9回目のふるさと回帰フェア(東京会場)は無事、終了しました。心配された雨も2時頃までは何とか持ち堪え、大きな影響を受けることもなく、胸を撫で下ろしているところです。ただ、天気の関係もあり、昨年よりは若干来場者が少ないのかなという印象でした。 全体としては、この間の底上げが図られたような盛り上がりの中にあるふるさと回帰運動を反映し、真剣にふるさと暮らしを検討している人の相談が多かったという印象です。参加した自治体の多くからも参加して良かったという声を頂きました。それも、具体的な相談が多かったとのこと。参加者も子育て世代、子連れの相談者が例年にも増して多かったようです。それは、我がふるさと回帰支援センターの調査結果を裏打ちするものでした。 会場は昨年までの早稲田大学の10号館から8号館に変更になりました。一部に証明が少し暗いところや狭いところもあり、ご迷惑をお掛けしましたが、エスカレーターやエレベーターが完備し、その面の従来からの課題は解消されたようです。 催し物については例年よりは充実していたと自負しております。とくに前夜祭については、スーパー公務員と言われる石川県羽咋市の高野誠鮮さん、コミュニティテーデザイナーの山崎亮さんの話題提供が参加者の常識を超えるもので評判がよく、面白かったという声が圧倒的でした。私はあまりテレビを見ないのですが、お2人はテレビの常連出演者のようで、会場の大隈講堂1階はほぼ満員の盛況ぶりでした。 この中で高野さんは前歴踏襲の公務員社会を批判し、結果こそが大事とアクティブに行動してきた事例を熱っぽく語られました。その秘訣は「成功するまでやめないこと」とユーモアを込めて語ったところが面白く、11年目に入ったふるさと回帰運動と重なり、共感するところが多かったです。 山崎さんはデザイナーとして取り組んできた事例から島根県の海士町で取り組みを報告、離島の地域おこしについて、入念な調査に基づいた住民の意思を重視した取り組みを報告されました。海士町は前回紹介した観光甲子園の第一回のグランプリに輝いた隠岐島前高校のあるところで、すでに多くの移住者が移り住むなど、話題の島でもあり、参加者の関心を引きました。 8日の野良着ファッションッショー(地元仕事着コレクション)の審査員には安倍総理の安倍昭恵夫人も参加し、大いに盛り上がりました。夫人はフットワークが軽く、山口県のブースにまで足を延ばし、激励するとともに、福島県金山町の市場に立ち寄り、試食したかぼちゃをおいしいと買って帰られました。地元仕事着コレクションの出演は、山形県山形市高瀬のベニバナ娘、静岡の菊川市の茶摘み娘、福島県会津地方の会津木綿を使ったさっぱがま、農家のこせがれネットワークの代表理事脇坂氏が展開するNo Logicの現代風の農作業服、いま話題の岩手・久慈市の高校生海女ちゃんなど5団体が参加。おもひでぽろぽろの舞台ともなったベニバナ娘が一等となりました。一等賞の景品は山梨市から提供された巨峰ひと箱でした。 東京のフェアの参加は42道府県201団体、1万2166名。40以上の団体が初めての参加でした。

いよいよ今週末にふるさと回帰フェアが開催します

9月7、8日に開催する「ふるさと回帰フェア2013」まで残すところ2日。 ふるさと回帰フェア担当の電話はこの間、鳴りっぱなしの状態となっている。うれしい悲鳴である。   事前申し込み制となっている前夜祭のシンポジウムや8日の田舎暮らし実践者による「仕事」と「農」トークセッションの申し込みも順調だ。コミュニティデザイナーの山崎亮氏、ローマ法王に米を食わせた男である高野誠鮮氏と、話題のパネリストが登場するとあって前夜祭の事前申し込みは400名を超えている。事務局内も緊張感が高まっている。 当日、海外出張が入っている早稲田大学の鎌田総長からのお祝いメッセージも届けられた。彼とは同世代で、在学中からの知り合いだ。総長就任を聞いた時は、時代の流れを実感させられた。 昨日4日の昼前、偶然テレビをつけてNHKを見ていたところ、ふるさと回帰フェアの開催について紹介されていた。移住を具体的に考える人から、物産・交流を希望する人まで、幅広い方が楽しめるイベントとして知名度が上がってきていることを実感している。 また、過日は最近主張が明確で面白いと評判の東京新聞が取材に来てくれた。8日の日曜日に少し大き目に紙面を割いて相談件数が急増している田舎暮らしを取り上げたいといってきた。是非、読んでほしい。 昨日届いた、有機野菜の宅配などを実施している「大地を守る会」の会報誌でもふるさと回帰フェアが取り上げられていた。大地を守る会はNPOとしての発足前からこの運動に参加いただき、事務局構成団体の一つでもある。大地を守る会は最近、中国・北京でも野菜などの宅配事業を始めるなど、積極的な事業展開を行っている。 このように、多くのメディアや協力団体を通じて、ふるさと回帰運動や活動について周知していただけるようになったことは喜ばしい。 ぜひ、全国の地域について情報を知る機会として、ふるさと回帰フェアにみなさんに足を運んでいただきたい。

原発議論は民主主義の究極の試金石になる哲学的課題である

昨日の朝日新聞の社会面でふるさと・福島の松川浦漁港の漁師が取り上げられていた。最近明らかになった福島第一原発の放射能で汚染された水の海への流失問題に絡んで現場の漁師たちはどうしているのかという記事であった。せっかくここまで耐えてきて、試験操業も始めつつある中での、量的にも大量の汚水の垂れ流し。これではもう、漁師はやっていられないという記事であった。海の匂いから路地裏までを知る地域のことゆえ、他人事とも思えず、こうした事態を招いた東電の無責任な対応にふつふつと怒りがわいて来るのを抑えられなかった。やってはいけないことをやって、居直り、誰も責任を取らず知らん顔をするなんて言うことがまかり通れば、この国は荒廃の一途をたどるだろう。   ところで最近読んだ公益社団福島原発行動隊のSVCF通信8月2日号に慶応大小熊英二教授の発言が紹介されていた。「原発というものは、最悪の場合には誰かに死んでもらう命令を出さなければならないものであり、日本にはその仕組みがない、ということは指摘しておいていいことだと思います。原発を維持するなら、死ぬ可能性がある命令に従う技術集団をどこかにつくらないと、制度的および倫理的な欠陥、情緒論ではなくロジカルな意味での倫理学的な欠陥があることになります。だからマイケル・サンデルなども、福島の事故の直後に、原発議論は民主主義の究極の試金石になる哲学的課題だと述べたわけで、これは地方と東京の格差関係といった民主主義の枠内で解決が探れる問題とは少し別のことです。」 ズバリ本質を突いた鋭い指摘です。この認識のない企業に原発を動かす資格がないといっていいでしょう。

9回目のふるさと回帰フェア 

東京はここ数日、めっきり朝夕涼しくなってきました。暑かった夏が通り過ぎようとしているようです。日中の暑さは相変わらずですが、やっぱり暑さの質が違うようです。 今年のふるさと回帰支援センターは早稲田大学の都合で例年より2週間ほど繰り上がり、9月7日(土)前夜祭、8日(日)の両日です。お間違いのないよう日程のチェックをお願いします。 http://www.furusatokaiki.net/fair/2013/ 内容は盛りだくさんで1日だけではもったいないようなものとなっています。 見どころは、メインの「ふるさと暮らし自治体相談コーナー」です。このコーナーには東京・大阪あわせて42都道府県から300団体が参加となりました。北海道から九州まで、これだけの自治体が一堂に会する田舎暮らしのイベントは他にありません。 田舎暮らしは地域ごとの楽しみ方もあります。どのような暮らしが可能なのか、ブースめぐりも楽しいかもしれません。また、今年の特徴は話題の若者が集合し、それぞれの分野での活動を語ることです。近年の若者の田舎暮らし希望者の増加を反映した企画です。きっと田舎暮らしを検討している方の参考になるはずです。 具体的には、前夜祭には石川県羽咋市のローマ法王に羽咋市のお米を食べさせたスーパー公務員として有名な高野誠鮮さん、それにNHKのニュース番組でコメンテーターを務めるコミュニティーデザイナーの山崎亮さんが出演し、「地域おこしの仕掛け方について」をめぐってデスカッションします。 8日の本番では各地の若手の起業家が「地域の未来つくる働き方」をテーマに語り合います。コーディネーターは自らも起業家として知られるナカムラケンタさんです。また、もう一つのコーナーでは「農的ライフを始めよう」をテーマに新規就農者や半農半Xの実践者が、農家のこせがれネットの宮地勇輔さんをコーディネーターにトークセッションを行います。 どちらも、田舎暮らしの内容をさらに豊富化するために欠かせないテーマであり、申し込みも相次いでいます。ふるさと市場の特設ステージでは、ゆるキャラショーのほか、地元仕事着コレクションという農作業や地域産業の作業着に身に纏った、地域のこれからの担い手たちが、地域や産業への魅力を語ります。なんと、朝の連続テレビ小説でも話題の「あまちゃん」のふるさと、岩手県久慈市から現役高校生あまちゃんも登場予定です。 この辺が、現在のふるさと回帰運動の到達点と言ってもいいでしょう。最近のふるさと回帰運動の盛り上がりを反映した中身の濃いフェアを目指しますので、乞うご期待です。 先週の日曜日は、今年で5回目の開催となる観光甲子園に出席するために、神戸夙川学院大学に行きました。初回から審査委員を仰せつかっている関係からの出張でした。北海道から沖縄までの75校が参加し、本選には予備選を勝ち抜いた10校が出場し、グランプリの文部大臣賞、観光庁長官賞を争いました。 年々、レベルが上がり、今年も激戦でした。それぞれの審査委員の着目点が異なる面も在り、票が割れ、いずれも甲乙つけがたく、大変でした。そして、文部科学大臣賞は鳥取県立智頭農林高校、観光庁長官賞には愛知県立愛知商業高校がめでたく選ばれました。地域の文化や歴史、地域の伝統野菜や観光資源などを組み合わせ、高校生ならではの観光企画は郷土愛にあふれたものも多く、ふるさとや地域の見直しにも繋がる素晴らしいものでした。この取り組みがさらに拡大していくことを願わずにはいられませんでした。

四万十川から鮎が消えた

立秋も過ぎ、お盆休みも終わったが東京はまだ暑い。過日は、ついに国内の最高気温が更新された。その記録を更新した四万十市を流れる四万十川から名物の鮎が姿を消したとのこと。調べると川の水温が上がりすぎて、支流からの冷たい水が流れ込む上流に鮎が逃げたとのこと。この鮎、ふるさと回帰支援センターが入っている東京交通会館の裏、銀座1丁目にある高知県のアンテナショップの2階の「おきゃく」というレストランで、炊き込みご飯で食することができる。季節限定で、ちょうど今が旬、一度試したらいかがでしょうか。思わず掻き込みたくなるほどうまい。 7月の問い合わせ件数が明らかになった。その数、悲願であった月1000件をクリアした。一口に1000件と言っても、関係者にとっては夢のような数字である。10年前を思い出すと月20~30件という時代が続いた。それが近年は急増しているのである。しかし、1000件は夢の数字だった。 7月は相談件数が多いのはこの間明らかになっていた。今年、ついに1000件を越えた理由はいくつかあるが、①はセミナーの開催が多かったこと。しかも人気の岡山が250名以上を集めたことが大きい。ふるさと暮らし情報センターで開催されるセミナーだが相談者からも自治体からも人気が高く、すでに予約件数が昨年度を上回り105回に達している。うれしい悲鳴というところである。②しかもこの間、明確な形で田舎暮らしを希望者する人が増えていることは、わざわざ有楽町の事務所まで足を運ぶ人が増えていることからからも明らか。現場にいると、それがはっきりとわかるように状況である。しかも、それがなんとIターンがUターンの3倍もの数になっているのである。都会暮らしに見切りをつけて田舎暮らしを目指す、田舎に戻るのではなく、である。これははっきり言って文明論的観点から何かが始まったのではないだろうかとすら考えてしまう。喜ばしいことである。もうこの辺りで、物質的豊かさを絶対とした価値観を見直す段階に入ってもいいのではないだろうか。 ここにきて今、北陸地方が熱い。2015年春の新幹線の乗り入れを前に、いかにして首都圏から人を呼び込むのかに知恵を絞っている。思うに、北陸地方はその豊かな暮らしがあまり知られていない。その豊かさをもっともっとアピールしてもいいのではないだろうか。富山県の北陸新幹線のキャンペーンのキャッチフレーズがいい、「映画一本の時間で、映画のような世界へ」だ。新幹線が入れば富山まで2時間7分で繋がることからのコピーだ。写真は冬の富山湾の向こうに雪をかぶった真っ白な立山連峰。一度有楽町にそのポスターを見に来てほしい。

芸術・文化の町づくりもある

 8月に入って、猛暑が続いている。40度を超えるというのははっきり言って異常気象と言っていい。中国も上海など南部は猛暑で、黒竜江省など北部は大雨で洪水だそうだ。日本も各地がゲリラ豪雨に見舞われ、被害が出ている。総じて、日本海側の各地がやられているようだ。一方、太平洋側は日照り続きのようで、一般的に雨の多い紀伊半島も水不足が深刻なようで、和歌山県の定住センターがある南紀の古座川町も日照りが続いており、大変だと過日の業務報告にあった。  過日、石川県の2年先に新幹線が入る石川県の対策会議に参加させていただいた。北陸3県の内、石川県だけが私どものふるさと回帰支援センターと本格的な連携が取れていなかった。富山や福井と比べ、金沢を抱えるだけに求心力があり、別に取り立ててふるさと回帰運動に参加しなくても何とか形がついているという認識のようであった。しかし、ここ数年、様子は少し異なってきている。ふるさと回帰運動が活性化してきているようだ。さらに能登を中心に県内も過疎が深刻になり始めてきた。加えて、いよいよ2年先には新幹線が入り、首都圏と2時間半で結ばれる。このチャンスを逃がす手はないと、やっと重い腰を上げ始めたのである。金沢を抱える石川県はなんといっても加賀100万石、文化の香りがする町だ。かつては、団塊世代なら知らない人がいない、かの五木寛之氏も金沢に住んだ時代があり、ちなんだ小説も何冊か書いている。文化を売りにするだけで十分に売りになる。この特徴を生かした暮らし方を提案することは新しいタイプの取り組みになる。県の観光プロデューサー氏も対策会議では「観光の先に移住がある」と話しておられた。  そういえば、10日の朝日新聞のBeに古くからの友人である北川フラム氏が取り上げられていた。40数年前からの知り合いで、懐かしき人である。新潟県の妻有で大地の芸術祭を提案し、成功をおさめ、最近では瀬戸内ビエンナーレを仕掛け、大きな成果を上げている。芸術や文化を媒介にした地域活性化は大きな可能性を含んだ取り組みであると考える。全国各地で、芸術家を受け入れながらの地域再生で成果を上げているのは、最近では徳島県の神谷町がそうだ。 友人の活躍がマスコミに登場することはうれしいことだ。よし、もう少し頑張ってみようかという気になる。さらなる活躍を期待したい。  明日からふるさと回帰支援センターはお盆の休み、頼まれている観光甲子園の審査会の資料を読むことにしている。お盆はふるさとが近くなる時期だ。それぞれのふるさとを考えて見るにはよい機会だ。

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