セミナー報告 6月27日~7月2日

セミナー報告 6月27日~7月2日 | セミナー

6月27日の週は、12回の地方移住セミナーを行った。

28日、鹿児島県は「鹿児島移住セミナー  #憧れの離島暮らし編」をオンラインで開催した。ゲストに東京から奄美大島・龍郷町へ移住したプロボディボーダーで、普段はご夫婦で「たぐちうどん店」を営む田口裕子さんを迎え、島暮らしの魅力、苦労や大変な面も含めてざっくばらんに聞いた。参加者からの質問も台風、買い物、地域コミュニティなど多岐に渡り、離島暮らしへの関心の高さを実感する非常に熱量の高いセミナーとなった。申込数は93組、当日参加は51組だった。当日不参加の場合も後日アーカイブ視聴可能な形式であった。

富山県は「先輩に学ぶ、ソロ移住のヒント ~とやま移住セミナー2023【第3回】~」をオンラインで開催。単身で移住した先輩移住者3人をゲストに迎え、きっかけや、目標、それぞれの生活について伺った。現在進行形で語っていただくため、移住経験の浅い方をゲストとして選定した。市町紹介の部分でも単身で移住した方に向けた支援策を中心に紹介。受け入れ態勢が整っていることが伝わったと思う。32名が参加した。

29日、和歌山県は「古民家でつくる『しごと』と『暮らし』」をオンラインで実施。しごと暮らし体験の受入を行っている古民家カフェを営む美浜町の山本三紗さんと、古座川町の久保拓也さんをゲストに招き、空き家を利活用するにあたっての経験談ややりがいを話してもらった。しごと暮らし体験を検討している方をはじめ、さまざまな方81名が参加した。

群馬県みどり市は「日本の旧石器時代の始まりの地『岩宿遺跡』から生配信! ~岩宿博物館オンラインツアー&石器づくりワークショップ~」をオンラインで開催した。歴史文化を子どもも一緒に学びながら地域を知るウェビナー。申込者へは事前に「黒曜石」をお送りし、当日は“石のエキスパート”小菅将夫学芸員による石器づくりの様子を見ながら、古代の人の暮らしや自然環境について学ぶ内容。ゲストは地域おこし協力隊OGで現在は古民家でパン屋を営業している子育て中の女性。家族で耕作放棄地を耕し、小麦を栽培している様子や、渡良瀬川流域での自然と隣り合ったゆとりある暮らしの風景を写真映像で見ながら市の魅力を伝えた。28名が参加した。

6月30日は、兵庫県が「古民家リノベーション×里山暮らしの再生」をオンラインで開催した。古民家リノベーションと周辺の里山再生に取り組むゲストの話を中心にしたセミナー。17名が参加し、オンラインのためか近畿圏からの参加者が多かった。「リノベの信念とやり抜く力に共感」「良い意味でのこだわりがすばらしい」といった感想が聞かれた。

7月1日は、徳島県が「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」を会場とオンラインのミックスで開催。毎年恒例の移住相談会で、自然の豊かさを活かしたアクティビティ、都会へのアクセスの良さを中心としたとくしま暮らしの魅力紹介し、移住の極意を伝えた後で個別相談に対応した。徳島へ行ったことがない方から移住決定済みの方まで幅広く12名が参加した。

山口県は「やまぐちYY!ターンセミナーVol.1 やまぐちで子どもを育てよう!~子育て&教育の話~」を会場で開催した。県内の特徴的な子育て・教育環境づくりの活動として、周南市の6人の子供を持つお母さんの「異世代交流子育てサロン」活動と、元サッカー日本代表が塾長を務めテーマ別の体験を通じて成長を促す美祢市の公設塾「mineto」を紹介。28名が来場。子どもと一緒に参加した家族もあり、会場が賑わった。各市担当者との個別相談会も盛況で、本気度の高い方々が多く参加したセミナーとなった。

山形県は「子どもも親も のびのび暮らせる山形暮らし~山形で子育て移住~」をオンラインで開催した。県内から参加希望自治体を募り、15市町村が参加。3名の移住者インタビュー動画と、県と市町村がそれぞれ子育て環境や支援制度などを紹介、個別相談も実施した。6名の参加者があった。

岩手県は「いわてで看護師 スタートアップセミナー」を会場とオンラインのミックスで開催した。岩手県医療局、医療政策室と連携し、初めて看護師向けのセミナーを開催した。岩手県にU・Iターンした看護師4名から、移住前と後の仕事、暮らし、休日について紹介があった。会場とオンライン合計で6名が参加、参加者からの質問もあり、少人数ながらアットホームに盛り上がった。

佐賀県は「さが暮らしセミナーVol.1 佐賀県職員として働きませんか?」をミックスで開催。「公務員という職種はない」というキャッチコピーで、従来の堅苦しいイメージを払拭するユニークな視点の佐賀県公務員セミナー。先輩職員の体験談では、首都圏からUJIターン枠で佐賀県庁に転職した後の仕事内容、佐賀での暮らし、移住のきっかけ等リアルな声を聞くことができた。2部のグループトークでは、会場・オンラインチームに分かれたが、どちらも質問が絶えず参加者の本気度の高さが伺えた。28名が参加した。

7月2日は、神奈川県が「【山北・箱根・湯河原】山だけじゃない!? おすすめの あしがらいふ」をオンラインで実施。県西の足柄エリア山北、箱根、湯河原の3町からゲストを迎えた参加型イベント。交流を促すことで地域とのつながりづくりを目的とした。参加自治体からもおススメの場所やイベントを紹介し、地域へ足を運ぶきっかけをつくった。参加者にもカメラオンの方には自己紹介や、どんな移住を考えているのか等をお話いただき、双方向性を高め場へのコミットを強化したので、情報提供のみの一方通行のセミナーと違い、手応えのあるセミナーとなった。13名が参加、アンケートからも「和気あいあいとした会話に参加しやすい雰囲気が良かった」「初めての参加で、緊張したが、あっという間だった。もっと、いろいろなセミナーに参加したい」「各自治体でのサポートの熱量や体制がわかり、今後移住を検討する中で心強い窓口を得られた」等、嬉しい回答が多かった。

東京都青梅市は「青梅市移住・定住セミナー ~街と里山が交わる陸の汽水域~」をミックスで開催。自然豊かな地域ならではの暮らし方ができる一方、新宿まで電車で1時間という交通の利便性の良さ。何も捨てない、諦めない、そんな歴史ある青梅市のPRがされた。 また都内では初である市独自の移住支援金制度をはじめ、様々な制度の説明があり、今後もどんどん充実させていくつもりと説明された。15名が参加した。

1カ所で全国の移住情報を手に入れられるのは国内で唯一、ふるさと回帰支援センターだけ。
移住先が決まってなくても、相談員があなたにぴったりの移住先をご提案いたします。
まずはお気軽にご相談ください。

センターで相談する センターで相談する