セミナー報告 7月12日~16日

7月12日~16日は、地方移住セミナーを11回開催した。

12日は、福島県が「いわき い~住チャンネル Vol.2『実は〇〇』いわきの山ぐらし」をオンラインで開催。生配信+アーカイブに残すことによって、移住希望者がいつでも好きなテーマを視聴できる。今回は、いわき市の中山間地域の中でも最も人口減少が深刻な「川前地区」をロケ場所とし、そこでの暮らしや地域への入り方を発信した。視聴者数は最高78名。時間帯によって増減はあったが、開始30分以降は常時60人以上をキープした。地元の人々が出演し、いわきの方言や郷土料理の隠し味などの地域情報を届けた。チャット機能を利用した視聴者との双方向のやりとりも活発に行われ、「現地に行ってみたい。」「郷土料理を食べてみたい。」とコメントする視聴者も多く、セミナーを通して中山間地域での暮らしを魅力的に感じたり、移住を考えるきっかけづくりになったようだ。

富山県は「とやまで育つ!~子育てで気づいた富山の魅力~とやま移住セミナー2023【第4回】」をオンライン開催した。氷見市、射水市に移住したゲスト二人に富山での子育ての魅力をそれぞれの視点から語ってもらった。「東京では子育てに対して罪悪感すら感じる場面も多かったが、富山では本当に地域の目が暖かく、子宝として接してくれる」という話が印象的だった。11名が参加した。19:30~20:30というのは子育て世代には参加しにくい時間だったかもしれない。

14日は、長野県上田市が「農ある暮らし 上田で始める農業のイロハ 上田市就農セミナー」を会場で開催した。JAの子会社「信州うえだふぁーむ」では、新規就農希望者を雇用、2年間の栽培技術や経営管理などの研修を通じて独立をサポート、これまで55名の研修生が独立就農している。特にりんごなど果樹の担い手育成に力を入れている。参加者は20代後半から50代後半の10名。熱心にメモをとるなどの姿が見られた。研修制度が確立され実績のある新規就農者育成事業への興味は大きそうであった。

福島県は「GOOD FRAME CATCH FUKUSHIMA トークとワークショップで「だから福島が好き」を見つけよう!~食×まちおこし編~」を会場とオンラインのミックス開催。 「ゲストトーク」「ワークショップ」「おみやげ」3つのコンテンツを通して、福島のことを深く知っていきながら、実際に「福島に行ってみたい」と思えるような気持ちを参加者に持ち帰っていただいた。10代から60代まで幅広い層から23名が参加。参加者同士でコミュニケーションを取る様子も見られた。

15日は、富山県南砺市が「富山県南砺市移住セミナー 空き家DIYで作る理想の住まい」をミックス開催。空き家DIYを実践している2名がゲストが、それぞれ現地からの中継と東京会場での参加。今の家を見つける経緯やDIYの行程、かかった費用などを詳しく聞いた。8名が参加、以前南砺市の移住ツアーに参加したことがある相談者さんも来場し、全体的にアットホームな雰囲気で開催することができた。

東京都は「移住するなら東京の島「三宅島」~リアルな生活とは~」を会場で開催。昨年のセミナーに参加していた方が、今年は移住し役場職員として登壇し「去年はそちら側に座っていたんです」と自己紹介。他にも島で生まれ育った役場職員と地域おこし協力隊の3名が、自身の移住や引っ越し、家探しや現在暮らしている家、家賃や生活費等についても赤裸々に話してくれた。お試し移住ができる「島暮らし体験事業」が紹介され、過去64名が参加し22名が移住した実績が紹介された。参加者は3名。

新潟県魚沼市は「魚沼市移住セミナー 結・魚沼 ~魚沼の人とくらしごと結びます~」を会場で開催。UIターンの先輩が魚沼市について本音で語るセミナー。直前キャンセルなどが相次ぎ、参加は2名。急遽ゲストを縮小しセミナー形式から個別相談形式に変更して開催した。個別相談のようなアットホームな会となったが、参加者は十分に話を聞くことができ、満足した様子だった。

宮崎県は「宮崎県小林市 地域おこし協力隊募集説明会&移住相談会」を会場で開催した.
元地域おこし協力隊で地域商社を起業した移住者が登壇し、小林市の魅力とともに小林市の地域おこし協力隊の特長を市職員とトークセッション形式で説明した。2組2名が参加した。

16日は、島根県が「しまねアグリセミナーin東京 ~島根の就農制度と津和野の魅力~」を会場で開催した。しまね農業振興公社より、就農制度や就農に向けたツアー等の紹介を行い、ツアー訪問先5市町のPRや、県以内で新規就農者の募集が多い地域や品目について聞いた。2名が相談に参加した。今後も方法や内容を検討し、開催していきたい。

静岡県は「“畑のある暮らし”セミナー」を会場で開催。家庭菜園と半農半Xを実践している2組のゲストを招いて話を聞いた。30代から70代までの18名の参加があり、セミナー後の個別相談も時間ぎりぎりまで盛り上がっていた。

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