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神戸市が県と合同でセミナーを開催

7月2日、東京は梅雨が明けず、はっきりしない天気が続いている。そして、西日本は昨年に続き、今年も長雨で避難勧告も出ているようで、心からのお見舞いを申し上げます。G20も無事終わったが課題が多く、米中の貿易摩擦がどうなるのかに振り回され、期待したほどの成果は挙げられなかったようだ。ただ、トランプの気まぐれは相変わらずで、いきなり電撃的に韓半島の軍事境界線で金正恩委員長と会うなど、来年の米大統領選を意識した話題作りが目を引いた。 また、6月28日には恒例となった2019年度の「移住・定住業務新任者研修会」が新装なった東京交通会館4階のセミナールームで開かれ、39名が参加。第2回目が7月9日に予定され、39名の参加申込と双方とも満員の盛況ぶり。移住・定住政策の重要性が各自治体においても理解が深まっていると考える。 視察・来客は、2日に愛媛県西条市の出口副市長が視察に見えられた。総務省からの出向者で真摯な態度が好印象であった。 セミナー開催は、6回にとどまり少し寂しい感があったがそれぞれ充実したセミナーとなった。29日土曜日は6回と賑わった。まず、岐阜県が「TURNSのがっこう【岐阜科Vol.1~観光まちづくり~】」を27名の参加で開催。30代を中心に若い人が多く、初参加の人もあった。ワークショップ形式で行い、岐阜県に関わりたいという出身者も参加していた。ゲストからは「私に会いに来てください」と呼びかける一幕もあり、「移住は人」を感じさせるセミナーであった。長野県松本市は「信州 松本で、創業してみない?2人の起業家とその魅力を考えよう!」を超満員の29組46名の参加で開催した。ゲストは若いイケイケの移住者でゲストハウスのオーナーとセレクトショップの経営者で盛り上がった。なお、松本市は7月1日から移住情報提供のためのブースを開設し、移住者の受け入れ体制の整備をアピールすることになった。宮城県栗原市は11名の参加で「伊達なくらしセミナー栗原版『農カルライフ@花山』」を開いた。参加者は学生から50代までの幅広い年齢層で、ゲストは移住者3名。うち一人は4姉妹の子どもを持つ女性で、栗原市の子育て環境の良さをアピール。もうひとりは継業で自然薯農家を引き継ぎ、その喜びと経験を語った。山形県尾花沢市は「山形県尾花沢市セミナー」を夏の移住体験ツアーのアピールを兼ねて開催したが5名の参加に留まった。尾花沢市は毎年セミナーを開いているが、その良さがうまくアピールできていないように感じた。東北一のスイカの産地で知られる尾花沢だが、もうひと工夫がいると思った。参加者目線での開催を考えてみよう!岩手県は「雫石町コテージむら滞在モニター募集説明会」は事前告知が一週間しかなく集客に課題を残したが8組9名の参加。殆どが50代で雫石町の紹介を受けての話し合いでは質問も出てそれなりに盛り上がった。 30日日曜日は兵庫県と神戸市の合同で「ベンリな都会とたのしい田舎 ひょうごで『いいトコどりライフ』KOBE×HYOGO 個別移住相談会」を初めて開催。22組24名の参加と賑わった。神戸市は昨年も2回開催するなど移住者の受け入れには熱心だが、県も参加したセミナーは初めてで、4ブースに分かれての個別相談会は当日参加の7名も加えて手応えのある相談会になった。

第22回通常総会が開かれ、方針は原案どおり

ふるさと回帰支援センターの通常総会が6月20日、新たに開設された4階のセミナールームで開かれ、活動方針は原案どおり承認された。また、人事についても提案通り承認された。そして途中、休会に入り、新たに専任された理事の互選で理事長、副理事長は留任となった。任期は2年で、いま大きく花開こうとしているふるさと回帰運動のさらなる拡大に向けて、老骨に鞭打ち、頑張ろうと密かに決意している。各位の応援をよろしくお願いします。また、約2ヶ月前に3回のインタビューを受けた週刊東洋経済の記事が7月1日発売号に掲載られることがこの程連絡があった。是非、読んでほしい。何を考えてふるさと回帰運動に取り組んでいるのか理解していただけると思う。 さらに、恒例となっている初代理事長の作家・立松和平君が北海道知床に建立した毘沙門台の例大祭が23日に行われ、参加した。今年は25回の記念すべき例大祭で全国から400名を超える多くの参列者が集まり、賑わった。この中では奈良法隆寺の大野玄妙貫主、京都仏教会の有馬頼底会長からの講話が行われ、平和の尊さが語られた。また、25日には中越地震からの復興に取り組む長岡市にある「山の暮らし再生機構評議委員会」に出席。1年間の取り組みの報告と新年度の活動目標などの検討を行った。この機構も来年3月を持って、一旦区切りをつけたいとの意向も示された。 先週の視察・来客は、総会などがあったことから26日の国際航業の田中執行役員とNHKの取材にとどまった。NHKの取材は毎週金曜日の22時50分からの「ドキュメント72時間」という番組で、引き続き継続して取材を続けるということになった。 セミナー開催は、12回の開催であった。まず、21日金曜日は香川県の人気の小豆島への移住がテーマの「小豆島居住の手引き」で幅広い世代から約25名程度の参加。盛況であった。22日土曜日は東日本エリアを中心に6回の開催。長野県が「移住したい女子のための会 楽園信州移住セミナー」を開催した。このセミナーは3回目の開催でいつも満員の盛況ぶり。前回参加者のうち、すでに3名が移住している。また、はじめての試みとして山梨県北杜市と北海道北斗市が「いいじゃん、北杜市。いいべえ~、北斗市」合同移住相談会を初開催。それぞれの市の移住相談員による自慢比べトークセッションも行われ、盛り上がった。23組29名の参加。群馬県の館林市は「たてばやし暮らし相談会~東京からちょっと離れたゆとりくらし~」を開催。昨年夏に会員になり、はじめてのセミナー開催であったが7名の参加と苦戦。市長や館林出身の見城美枝子さんも駆けつけたが移住の世界での知名度がもう一つということもあって苦戦。リベンジしたいと決意を語っていた。富山県は「富山移住支援金セミナーVol.2『女性活躍編』」を開き、12名の参加にとどまった。最近女性の移住の増加が話題になっており、初開催ではあったが工夫が必要であったかもしれない。山形県は「とびしまトーク第2回」を開催。昨年の第1回に参加した人がこの5月に移住し、酒田市で日本酒BARを開店予定とか。北海道は「北海道十勝で暮らそう~本別町・足寄町・陸別町~」を開き、15組16名の参加。足寄町には昨年秋北海道テラスに移住相談に来た方が移住し、林業で頑張っているとのこと。 北海道は23日日曜日にも12階のイベントホールで「北海道へ~本気の移住相談会2019~」を開催。道内各地から42市町村が参加し、195組を集め、気を吐いた。広島県もこの日、12階で「ひろしまCターンフェア2019 きっと見つかる、わたしらしい働き方。よくばりな移住ライフ!」を開催し、145組176名を集めた。このフェアには広島広域都市圏の20町村が参加。仕事と住まいの支援機関が集まり、ゲストはカープの北別府投手、賑わった。この日は、静岡県も「静岡まるごと移住フェア」12階で開催し、暫定値ながら176組251名を集めた。他に、栃木県が「とちぎ×お店のはじめ方・継ぎ方」を開催し、12組14名の参加。移住してお店をはじめた人や事業引き継ぎセンターからの話を聞くなど実践編としての話が聞けてよかったの声もあった。三重県も「Meet Mie Café vol.3 たのしさ×つながり 地方で輝く!私の生き方」を開き、6組7名の参加。今回は移住を真剣に考える人に絞って開催。和やかな雰囲気で開催できてよかったとのこと。

16日は7会場に924名が移住相談に

新潟県、山形県を襲った地震で被災された地域の方々に心からのお見舞いを申し上げます。先週、訪問いただいた鶴岡市皆川市長をはじめ、市民のみなさまにこの場を借りてお見舞いを申し上げます。 先週は、その前の週のセミナー開催が4回に留まったことからどうしたことかと心配していたが、13回の開催と例年並みのペースに戻り、ホッとしている。セミナースペースが確保できないと苦情が寄せられていた。それを克服するために4階に新たに3ヶ所のスペースを確保したのにと思った。こうしたことのないようにセミナースペースの予約状況をしっかり管理し、コンスタントなセミナーの開催をめざしたいと考える。 視察・来客は、13日は長崎県の公明党の県議団2名の視察をいただいた。その中では、県内の移住実績は佐世保市が一番人気とかで全国的な傾向などを知りたいということであった。一人の議員は前にも来ていただいており、最近の傾向を中心に話しをした。14日は山口県周防大島町町長が表敬訪問。町内の移住状況などを意見交換した。夕刻には冒頭紹介したように山形県鶴岡市長の訪問を受けた。鶴岡市は地方創生絡みで、就農希望者を対象に宿泊施設を併設した農業学校の開設をめざしているとのことで協力要請があった。しっかり連携していくことを約束した。詳細は別の機会に。 18日は山梨県の本年度の移住政策のヒアリングを行った。県は他県に比べ、若者の移住が少ないことに危機感を持ち、若者の移住対策を重視した施策を展開することを明らかにしていた。センターからは引き続き、連携を密にし、昨年の移住地人気ランキングが4位下がったことをしっかり総括し、上位をめざすことを話し合った。他に、福井県議会議員1名、全農大分の労働力確保の取り組みについての全農本部を含めた意見交換を行った。 セミナー開催は、13回の開催と通常ペースを確保した。特に16日日曜日は1月からリニューアル工事にはいっていた12階のイベントホールで九州・山口・沖縄IJUフェアとあのこの愛媛移住フェア、高知県最大の!Uターン,Iターン相談会「高知暮らしフェア2019夏」が5ヶ月半ぶりに開催され賑わった。集客も661名に達した。 まず、12日の広島県は「HIROBIRO.ひろしまinトーキョー 女性のためのアウトドア入門」を開催し、海側、山側それぞれのアウトドアを楽しむ移住者をゲストに、その楽しみ方を紹介した。参加者は14名で30代の若者が中心であった。15日土曜日は長野県の茅野市、佐久市をはじめ5回のセミナーが開催された。佐久市は「佐久市で『働く」『暮らす』移住相談会in有楽町」を開催し、家族連れを中心に12組18名の参加と健闘した。茅野市は「八ヶ岳の麓で働く茅野市セミナー 地元優良企業のフレゼンもあり!」を開催。参加企業は総合病院・信用金庫・半導体メーカー・設計事務所・一般企業などが参加。それぞれ移住者が勤めているという共通項があり、その方々の経験談も話され、本気度の高い24組27名の参加者を確保。若者の移住のネックは仕事と言われているが、今回の成功は移住者が就職した企業を連れてのセミナーという企画の良さが基本と見たがいかがか。佐賀県は「Simple Life~からつ七つの島留学&移住~」を開催。このセミナー3回目の開催で、子連れの参加者が多く実りあるセミナーとなった。中学生が自分から興味を持って参加するケースもあって、何かが変わり始めているような気をさせられるセミナーであった。山梨県は「韮崎市・大月市・上野原市 やまなし暮らしを始めよう!」を開き、10組13名の参加。長崎県は「長崎県で働こう!U・Iターン転職個別相談会(要予約)」を8組限定で開催。1名のキャンセルが出て7名の参加。じっくりと話し込んだ。 16日日曜日は4階、8階、12階のセミナー会場がフル回転の7会場でセミナーが開催された。まず、新潟県が「にいがた暮らしセミナー~あなた好みの移住体験をご案内します~」を新潟市・柏崎市など12市町村の参加で開催し、21組31名の参加者を集め、好評であった。宮城県も「第2回みやぎ移住フェア」を開き、14組17名の参加。福井県は「『ふくい×ちおこCafé』~第1回福井県地域おこし協力隊募集セミナー~」を開催し、6名の参加。徳島県は「とくしま移住入門」を開き、16名25名の参加。30代から50代が中心。この中ではワクワクパッケージの支援金の説明も行われた。このほか、12階のイベントホールで冒頭紹介した九州・山口・沖縄IJUフェアに338名の参加、高知県の「高知暮らしフェア2019夏」は239名の参加。愛媛県の「あのこの愛媛移住フェア」には約200名の参加とそれぞれ健闘した。セミナー参加者は16日一日で924名に達する盛況ぶりであった。  

アットホーム会長の偲ぶ会に参列

7日、東京は梅雨入りが宣言された。あじさいが雨に映え、くちなしも咲いている。6月は嫌いな季節ではない。6月4日は天安門事件から30年ということでマスコミも取り上げ、9日日曜日のNHKは21時から特集を組み、この天安門事件を振り返っていた。結局、中国共産党は党を優先し、人民軍は銃口を人民大衆に向け、力で弾圧した。しかし、全容は明らかになっていないし、決着はついていないのではないかと思った。それにしても時間の流れは早い。当時20歳代の参加者たちはすでに50歳代。多分、彼らはまだ気分的には30年前のことが数年前のような気分で生きているのではないかと思った。 この程、5月の移住相談件数の実績が明らかになった。今年になって初めて相談件数が3000件を下回り、2828件に留まった。昨年5月は2802件だったのでこれは上回り、5月の相談件数の実績としては過去最高であったが、残念な結果に終わった。やはり東京交通会館12階のイベントホールが工事中で使用できなかったことが大きかった。こうした中で健闘したのが広島県で、2位の長野県をダブルスコアで上回り、次いで北海道の順であった。広島はセミナー開催の企画がよく、開催するごとにしっかり集客できていることが今回の成果につながったようだ。 視察・来客は、4日に富山県担当部次長、県立静岡大教授の来訪があった。翌5日は早春の河津桜で有名な伊豆の河津町町長の来訪があった。6日は福島県雇用労政課長、富山県議会副議長の訪問もあった。7日は佐賀県議会議員4名の視察と福島県商工労働部長の視察があった。特に佐賀県は昨年の人気ランキングでいきなり10位にランクインしたこともあり、県内自治体議員団の視察が多くなっているようだ。11日は広島県府中市長の来訪があり、しっかり意見交換させていただき、ふるさと回帰運動への参加を要請した。また、富山県南砺市議会副議長、宮城県加美町猪股町長が表敬訪問に。加美町は9月にバッハホールでセンター理事の加藤登紀子さんを呼んでコンサートを計画しており、その報告に来た。12日はセンター発足の間もない頃から一貫してふるさと回帰運動に賛同し、支援していただいた(株)アットホームの松村会長の偲ぶ会に参列。10年以上渡る支援に感謝の意を表した。また、香川県丸亀市長の訪問もいただいた。 セミナー開催は、4回にとどまり、課題を残した。まず、8日土曜日は長野県南信州地方が「南信州 移住・Uターン大相談会in東京 暮らし・住まい・しごと」を3階グリーンルームで開催した。参加者は54組66名と大健闘。南信州に移住したらこうなった!と移住ファミリーたちの本音トークもあって、盛り上がった。参加自治体は中心の飯田市など1市2町7村で作る「南信州暮らし」応援隊に所属する各自治体。1自治体で集客に不安があるなら広域でセミナー開催し、結果につなげる見本となるようなセミナーであった。この日はもう1か所・長野市が「長野市で働かないか?」をテーマにセミナーを開き20組26名を集客。仕事に特化したセミナーであったために参加者全員が転職希望者という特色のあるセミナーとなった。他に和歌山県が「わかやま移住推進部 現地部員の『声』をお届けします」を開催し、19組25名を集め、成功した。参加自治体は和歌山市・田辺市・海南市・古座川町の3市1町。県は全自治体にワンストップ パーソンを配置し、きめ細やかな移住者支援体制を確立しており、参加前自治体のワンストップパーソンがそれぞれの自治体の現場を紹介し、個別相談に入った。手応えのあるセミナーとなった。 9日日曜日は長野県大町市が「大町暮らし おしゃべりカフェ~身近なアウトドアを楽しむ暮らし~」を開催。19組25名の参加。大町市は何よりも手厚い支援を売りにし、水も良く人気のある移住先であり、今回も老若男女が参加。例年年3回のセミナーを実施し、今回は第1回目。手応えのあるセミナーとなった。

センター会員、400自治体を超える

5月下旬の猛暑も治まり、今週末には梅雨入りかという6月。しかし、6月らしく蒸し蒸し感はあり、梅雨近しを思わせる。 今年のふるさと回帰フェアは、「なぜ、いま若者は地方に向かうのか」をテーマに9月7日と8日の両日に分けて、7日は西日本、8日は東日本エリアと別々に有楽町の東京交通会館12階で開催する。会場が狭いので参加自治体を会員に限定した関係からか、4月、5月と市町村の会員化が進み、400自治体を超えた。ふるさと回帰運動の成否は、受け皿となる会員自治体の数にあると考えているので嬉しい限り。 視察・来客は、前日に全国町村会議長会があった関係からか、29日に徳島県勝名地区町村会議長会の石井町・勝浦町・佐那河内村・神山町・上勝町の議長の方々の視察があった。それぞれユニークな地域活性化の取り組みで知られた町村で話が弾んだ。また、福島県県央町村議長会の視察もあり、石川町・浅川町・古殿町・玉川村・平田村の議長・副議長が参加。この地域、福島飛行場もあり、地域的には田舎暮らしに適した地域であり、受け皿を整備してのふるさと回帰運動への参加が期待されるところである。この日は、いきなり同県の宗方県議と伊達市議の飛び入り参加もあり、あたかも福島デーのような大賑わいの視察となった。さらに、兵庫県丹波篠山市議団3名の初めての視察もあった。 30日はふるさと回帰支援センター立ち上げ時から移住に取り組んできた長野県飯山市の出沢氏が突然、来局された。当時の苦労話に花が咲いた。氏は現在、経済部長の職にあるとのこと。センターに歴史があるように、人にも歴史があることを改めて感じ入った。 31日は長野県下條村の金田村長、岩手県岩手町みらい創造課長、同補佐、鳥取県湯梨浜町の来訪。千葉県房総地区の南房総市・館山市・鴨川市・鋸南町・ハローワーク館山所長の来訪もあり、房総半島の人口減の状況を鑑みて、もう一歩踏み込んだ移住・定住策の強化を話し合った。6月4日には、長野県飯山市長の来訪もあった。 セミナーの開催は、先週は7回に留まった。29日は高知県が「いなか暮らしの魅力発見ミーティング~あなたらしい充実の暮らしを再発見~」をテーマに、移住を通して自分の価値観を再発見してはどうかという提案型のセミナーを開催。イベントサイトでの集客もあって、ウイークデーにもかかわらず27名を集めた。30日は山口県が「やまぐち暮らし夜の相談会」を県外からの移住者2組をゲストに、じっくり相談型のセミナーとして開催。4組6名の参加。 6月1日土曜日は山形県の「やまがたハッピーライフカフェ『リノベで暮らす・もがみではたらく』」が最上地域を対象に11名の参加。山形にある東北芸工大の協力を受けて、3組に分かれて古民家のリノベーションのワークショップを開催。秋にはリノベーションされた古民家を訪ねる体験ツアーも計画される。福井県は「緊急開催!福井で農業・漁業はじめませんか 出張相談会」を7名の参加で開催。このセミナー、毎年好評で6月12日の締切で、22、23日にはバスツアーも計画されている。 2日日曜日は山口県が今年度初の「第1回 やまぐちYY!ターンカレッジ 里の暮らし・海の暮らし」を開いた。ゲストは30代の県外からの移住者で、農業と漁業の暮らしをそれぞれの移住ストーリーとして、きっかけからこれまでのリアルな暮らしを具体的に語っていただいた。49組58名の参加。静岡市は「転職成功者続出!静岡市U・Iターン転職セミナー」を16組20名の参加で開催。ドタキャンなしで、DM以外のエントリーが多く、潜在的なUターンの需要がある感じとのこと。岡山県玉野市・美咲町は「おかやま晴れの国ぐらしセミナー 移住・アート」を開催し、8組12名。それぞれの自治体がファッションとオブジェを売りに座談会も盛り上がった。

宮城県議会人材確保対策調査特別委員会が視察に

トランプ米国大統領が令和になって初の国賓として来日した。その厚遇ぶりがアメリカならず世界の話題になっているようだが、少し冷静になったらどうであろうか。友人関係を強調したいようだが、それとて程度があると思う。 天気の方も、5月下旬というのに連日30度を超え、帯広は38度を超えたとか、盛夏の到来が怖い。 視察・来客は、21日には石川県能美市企画振興部長、滋賀県商工観光労働部長、同労働雇用政策課長が来訪された。22日は宮城県議会産業人材確保対策調査特別委員会の視察があり、各県の移住・定住の取り組みや、東北各県の取り組みに比べ宮城県の状況はどうかなど、熱心に現状を聞いていた。午後も三重県議会副議長、新潟県県民部長、山形県南陽市議会議長の来訪があった。23日は宮崎県東京事務所長が来訪。25日は、昨年いきなり人気ランキング10位に登場した佐賀県から、県都佐賀市の訪問を受けた。佐賀県のさらなるランクアップには佐賀市の健闘が鍵ではと激励した。 24日は6月20日に予定されるふるさと回帰支援センターの第22回総会に向けた会計監査が行われた。 セミナーの開催は、先週は8回と少なかった。まず、22日は広島県が「Hirobiroひろしまinトーキョー アートで生活する10の方法」を開催。広島らしい凝ったセミナーの設定であったが集客は14名といま一歩であった。アートで生活するためにはという課題についてはゲストのアートプロデューサーは①絵書きなら絵を書き続けること、②諦めずにアピールし続けること、などを訴えていた。現地訪問につながる参加者も複数名参加しており、盛り上がった。 24日は岡山県が「岡山暮らしの相談会~岡山で暮らす、岡山で働く~」を開き、6名の参加に留まった。25日土曜日は栃木県が「座って通勤!?栃木で実現、東京通勤スタイル」と銘打って、栃木ならではの特徴を活かしたセミナーを開催して16組21名の参加と健闘した。参加自治体は那須塩原市・小山市・栃木市と特急料金などを補助している自治体が中心。ゲストもこの制度利用者で賑わった。北海道も「はじめの一歩!初心者のための北海道暮らしセミナー」を開催。従来は振興局が中心で開いてきたが、今回は地域戦略課が主催。移住希望の初心者を対象にしたのがあたって18組28名の参加と大健闘し、北海道人気を証明することになった。山形県遊佐町は「ゆざを楽しむ愉快な仲間たちvol.6」を今年度初開催。ゲストは地域おこし協力隊を3年経験して、地域で起業した人。反物をほどき、スカーフなどに加工することで生業を立てている方が遊佐での実践編を語った。8名の参加。遊佐の粘り強い取り組みが全国のモデルになるか? 26日日曜日は宮城県が「第1回みやぎ移住フェア~まずは、宮城県にきてみませんか?~」を開催。参加自治体は移住の取り組みで先行している登米市・栗原市・白石市・加美町・南三陸町・石巻市・気仙沼市・七ケ宿町などが参加。オーダーメードの体験ツアーの案内もあって28組31名の参加と盛況であった。静岡県は「働き方どうする?地方で始める副業・小商い・拠点活用のすすめin shizuoka」を関係人口の拡大をテーマに開催。5組6名の参加。通常はIターンが多い静岡県のセミナーだが、今回はゆかりのある人が多く、本気度の高い参加者が目立った。長野県は「楽園信州移住セミナー人生二毛作のススメ 第3弾」を開き。狙い通りシニア世代が中心のセミナーとなった。12名の参加。上田市・中野市・佐久市・長和町・諏訪圏エリアの各自治体が出席した。真剣な眼差しが印象に残った。

岐阜の移住支援金セミナー Uターン希望者が8割

東京は、今日は本格的な雨。雨が上がれば当分暑い日が続くと気象予報士は言っていた。相変わらず、移住相談者がじわじわと増えている感がある。移住相談員に聞くと、それに伴って、「どこか、いいとこないですか」という漠然移住希望の人がじわりと増えてきたようだととのこと。かつても、こうした漠然派が多かったが、それが少なくなって、また増えてきた。さらに、移住希望者の輪が拡大してきている気がする。 視察・来客は、15日には岐阜県揖斐川町議会議員13名が大挙してお訪ねいただき、率直な意見交換ができた。その後、かつて地域社会雇用創造事業の展開に協力いただいた慶應大SFC研究員が長崎県対馬市前市長を案内してきた。大いに話しが弾んだ。他に広島県理事の訪問も頂いた。16日は朝日新聞の取材があった。17日は朝から旧知の佐賀県唐津市議3名の訪問を受けた。「激励と応援に来ました」とのことで率直な意見交換を行った。他に福岡県企画・地域振興部次長の訪問を受けた。 セミナーの開催は、先週は12回と平均的開催回数に戻った。15日の新潟県の恒例となっている完全予約制の「にいがた暮らしナイター相談会」は3名の参加。17日の福島県の「ふくしま暮らし はじまりの大”縁”会」は16名の参加と夕方からの開催としては健闘。参加者からは現地訪問したときに各振興局に配置されている移住コーディネーターにフォローしていただけてよかったとの声もあった。18日土曜日は山梨県など4回の開催。山梨県は移住支援金をテーマにした初めての「やまなし暮らしガイダンス・セミナー」を開き、参加者は12組17名。30代の男性が中心。従来のセミナーとは顔ぶれが異なった印象。次回は6月15日に予定。鳥取県は「とっとりで、自然に育まれた子育てしています!」を20名の参加で開催。森の幼稚園の西村園長も参加して大賑わいのセミナーとなった。山形県も「やまがた暮らしガイダンス・セミナー」を開き、24名の参加。北海道占冠村も「北海道とつながるカフェ第10回『村のメープルを活かさナイト』」を開催した。 19日の日曜日は6回と多かった。まず佐賀県は「休日はMTB三昧~佐賀市地域おこし協力隊募集~」を行った。岡山県は「おかやまぐらし移住相談会」を岡山市など5市3町の参加で開き、24組50名の参加。宅建協会も参加して各自治体のお試し住宅の説明など実践的・具体的なセミナーとなった。長野県駒ヶ根市は「信州 駒ヶ根暮らしセミナー 今、駒ヶ根の『テレワーク』が面白い」を開催。12組16名の参加と市単独の開催としては健闘。シニアに人気で、移住者が勤務するIT企業も参加し、少し働きたい人を応援していると紹介。移住者本人も大変満足していると語る。普段は自転車のある生活を楽しみ、自転車サークルの結成を考慮中とか。富山県は「TOYAMA DE LIFE SHIFT ①とやまで 遊ぶ」を開催。このセミナー、遊ぶ・都会くらし・子育て・やりくり・働く・住まうの6回シリーズで移住を包括的に捉え、移住支援金で裏打ちする形で移住政策を展開したいと意欲的。2回目は6月22日に予定され、女性が活躍する3社がゲスト。富山県はこの間、796名―905名と移住者を増やしており、今年度1000名の移住者を確保したいと意気込んでいる。岐阜県は「ぎふ 移住支援金・起業支援金 講座」として初めてセミナーを開催し、注目された。参加者は12組17名とそれなりの参加者を集めたが、参加者に特徴があり、Uターン希望の参加者が80%、うち起業希望者が50%となった。 今週も、テーマが絞られた特徴あるセミナーが開催され、運動の手応えを感じている。

上士幌町の「ふるさと創生」が本になった

10日連休の余韻も日々遠のき、忙しい日常が戻ってきている。ただ、セミナーの開催は、先週は7回にとどまり、まだ本格稼働には至っていない。しかし、今週は12回が予定され、いよいよセミナースペースの倍増を受けて、フル活用となるかというところである。 4月分の移住相談件数が明らかになった。先月は2411件と1月から続いていた3000件超えには至らなかったが、昨年までの4月の相談実績は上回った。12階のイベントスペースの使用が6月一杯まで使用できないことが影響していることも間違いない。健闘した県は広島・大分・静岡・高知・長野の順となっている。 令和に入っての初めての視察は2名の和歌山県会議員で、一人は今回の統一自治体選挙で初当選した田辺市職員の方で、市では移住担当責任者をやっていたということで移住の概況には精通している議員であった。14日には徳島県政策創造部地方創生局長、市町村課長、地方創生推進課長の訪問があった。15日には北海道上士幌町の竹中町長が来訪。この程、上士幌町の地方創生の取り組みが「ふるさと創生 北海道上士幌のキセキ(木楽舎刊)」という本になったと報告に来てくれた。 セミナーの開催は、上記のとおり、7回であったがそれぞれ集客も多く、充実した内容のセミナー多かった。5月10日の栃木県大田原市は元号が変わって初の開催であったが3名と苦戦。前回は好評で第2弾「大田原市でとうがらし生産日本一の苗植え体験セミナー」としたが油断があったのかイマイチの集客であった。ただ大田原市は6月1日から一泊2日でとうがらし栽培体験と先輩移住者宅見学会を参加費2000円で募集中。また、お試し住宅もこの程完成し、移住者の受け入れ体制は着々と進んでいる。11日土曜日は広島県他か3県が開催。広島県は3階グリーンルームで「因島移住フェスタMOVE TO INNOSIMA FESTIVAR‘19」を開催。資料が足りなくなるほどの賑わいで143名の参加とグリーンルームが人で埋まった。しかも途中で帰る参加者が少なく、5つのワークショップも満員。広島県の仕掛けのダイナミックさに驚いていた。京都府は「京都移住のイロハ~移住って何からはじめたらいいの?~」をテーマに開催し、27名の参加と健闘。地域活性化担当課長も参加して盛り上がった。茨城県は「いばらきで農業やってみませんかセミナー&就農相談会in東京」と率直な呼びかけで開催。これまでの就農相談会の実績が物を言い24組28名の参加と就農セミナーとしては大成功であった。山形県大江町は初の単独開催で「先輩移住者と話せる!やまがた就農セミナー」を開催。参加者は少なかったが本気の人に参加してほしかったと満足の様子であった。 12日日曜日は長野県伊那市の「食から考える地方移住~空気・水・野菜・そして給食。毎日があたりまえに美味しい生活~」は21組26名と健闘。有機農業者・地域おこし協力隊・地産地消の学校給食を進める校長先生などがそれぞれの思いを語った。新潟県柏崎市の「移住ボードゲームであそぼう~新潟県柏崎市移住セミナー~」は柏崎の暮らしをボードゲームにして説明するなど工夫され、30代から60代の幅広い参加者6名を楽しませていた。

山梨・北杜市の移住実績、昨年は768名に

今年も銀座のマロニエ・ゲートのある1丁目と2丁目の街路樹のマロニエの白い花が咲きだした。ひとつ、ひとつの花が花房状に咲くその花は5月の青空に似合う。10日間の連休も終わり、東京はいつもの忙しい日常が戻ってきている。30年前の昭和から平成の御代代わりと違って、今回はお祭り騒ぎとなって、賑々しく「令和」の世を祝いでいる。ただ、10日間もの連休には、昭和生まれの小生にはある種の違和感がある。この国の抱える多くの課題を考えるとき、このまま浮かれて10日も休んでいいのだろうかという気分になってくる。話しが変わるが、様々なところで地方移住が話題になっているが、なんと山形市にある東北芸術工科大学の入試で、全学部共通の小論文の課題としてふるさと回帰支援センターのデータも活用する形で地方移住がテーマとして取り上げられ、話題となっている。この大学には、かつて「ゆとり教育の推進」を担当した文科省の寺脇研審議官に頼まれて、講演に行ったことがあり、時代の変遷に敏感な大学だけのことがあると感心した次第。 来客・視察は、4月20日は群馬県企画部長、同課長。岩手県八幡平市、福井県小浜市食・地域創生戦略室長の来訪があった。25日は愛媛県企画振興部長、同局長、岡山県中山間地・地域振興課長が見えられた。26日は山梨県北杜市担当課長他の来訪があった。この中では 2017年は834人、2018年は768人の移住実績があり、今年4月からは北杜市の長坂総合支所内に「移住定住・しごと相談窓口」を移転し、3名の相談員を配置し、さらなる移住実績の上積みをめざしたいと決意を語っていた。更に市内在住者のために「空き家の活用」についての相談も受け付けているとのことだった。移住希望地ランキングで常時、上位にランクされている山梨県に置いて、人気ナンバーワンは常に北杜市であったがこれほどの実績があることを聞いて、改めて驚いた次第。また、同市は日照時間が長いことで知られ、太陽光発電が多数の地域で行われていることから移住者からその無秩序な開発にクレームが付くようなところもあったが、この件についても規制条例が6月市議会に提案される事になっているとのこと。27日は代々木公園で中央メーデーが開催され、参加した。ふるさと回帰支援センターのブースでは地方移住の推進のリーフなどを配布したが、合わせて東日本大震災からの復興に取り組む福島県いわき市も復興支援の物販を行った。5月7日には鹿児島県の南日本放送が「令和」に入ってはじめての来客として来て、打ち合わせを行った。九州の中では、他県に比べて遅れている鹿児島県の移住・定住の取り組みの活性化に向けて地方のマスコミとしてどのような役割を果たせるのかを巡って意見交換をした。その中では地方の放送局として、各地域の移住者の暮らしをしっかりフォローする形で、移住者の暮らしの社会化を自治体と組んで発信するようなことも考えたらとアドバイスした。この街に移住したらこんな暮らしが楽しめるということが移住希望者の自治体選びのポイントの一つであることから具体化したら面白い展開になることは確かである。8日は8階フロアーもリニューアルしたことから朝礼を開き、元号も変わったことでもあり、新たな気持で移住相談に取り組もうと挨拶した。午後には、大分県東京事務所次長が新任あいさつに、3年前まで移住担当をしていたとのことであり、大いなる活躍を期待したい。 セミナーの開催は、連休前ということで少なく、4月24日に広島県が「Hirobiroひろしまinトーキョー 湯来温泉復活へ!皆さんのアイデアを募集!」を開催したのみであった。参加者は16名と広島のセミナーとしては少なかったが参加者全員の自己紹介もできて交流は深まり、参加者の中から早速、現地訪問希望者が出るなど成果のあったセミナーとなった。また、連休初日の27日はふるさと回帰支援センター主催で4階のセミナースペースで4月20日に続いて「『はじめての地方暮らしセミナー』失敗しない地方移住のために」を開催し、使用感を試した。20日の参加は15名で単身の若者が多く、27日は夫婦での参加が多く、20名の参加。初参加が70%を占め、終了後8階の移住相談コーナーでの移住相談を案内し、好評であった。集客はWebのみで行ったがそれなりの反響があり、地方移住の波が来ていることを実感させるものがあったった。

連休明けから4階がオープンします

今年、5月の連休は10日間の休みとか、なんとなく落ち着かない日を送っている。4月16日から4階に新たに100坪のスペースを確保し、3ケ所のセミナースペースを用意した。そして、10階にあった事業部と総務部の機能も一緒に4階に引っ越し、さらに理事長室も新たに開設された。4階のセミナースペースは5月の連休明け以降に使用可能になる。このことに伴って、10階のセミナースペースは2ヶ所から1ヶ所になり、そのスペースは移住相談コーナーとなり、さらにゆったりと移住相談が可能になる。今回のふるさと回帰支援センターのスペースの拡張は、参加自治体の移住セミナーの開催要望に応えきれなかったことを受けてのことで、年間600回の移住セミナー開催を展望している。是非、有効活用していただきたいる。 来客・視察は、16日は福島県東京事務所所長と県雇用労政課長、今年度から課に格上げされた長野県の信州暮らし推進課の出川課長があいさつに見えた。17日は岩手県の全県会議員を会員とした県政調査会で全国的な移住・定住の取り組みなどを話しに行った。岩手県は、今年度から従来地域振興部に置いていた移住・定住担当を商工労働・観光部に一元化し、新たに定住推進・雇用労働室を立ち上げ、東京事務所にも移住担当を配置している。18日は新潟県政策企画員、岐阜県くらし環境部長の来訪があった。また、福島県いわき市が27日の中央メーデーに震災復興支援の物販を予定していることから、打ち合わせを行った。19日は、昨年から初めた各県の移住担当者との懇談会の第1号として石川県と意見交換を行った。この中では、7890万円の地域振興課の予算の中に移住推進グループを置き、昨年より1名増の6名体制で取り組むことなどが報告された。この日は佐賀県嬉野市長の来訪もあった。20日は三重県移住促進監の訪問があり、この中では昨年度から29全市町村に移住の窓口を開設し、受け入れに努めていることなどが報告された。 セミナーの開催は、12日は福岡県と愛媛県がそれぞれ、「ふくおかよかとこ移住セミナー」と「愛あるえひめ暮らし交流会」を開いた。13日は、長崎県が昨年から2か月に1回のペースで8組限定の「長崎で働こう!U・Iターン転職個別相談会」を開催しているが、今年度第一回目が行われた。この相談会、ネットで募集されているが2日で満員という人気ぶり。この日、山梨県も「就農希望者集まれ!~山梨県就農セミナー&相談会~」を開催。個別相談がメインであったが15組17名の参加。14日は日曜日で、静岡県の「しずおかで就農・移住セミナーvol3 研修受け入れ農家と語ろう」は9組11名の参加。高知県は「地方公務員セミナー~県職員・教員・警察職員~」を行い、23名の参加と健闘した。 19日は、山口県がはじめてのウイークデーの夕方から仕事帰りのサラリーマンを対象に「やまぐち暮らしわくわく相談会~移住就業・創業支援金について最新情報お伝えします~」を開催。広報しなかったが24名が参加と大健闘。ニーズに応えた企画が成功したようだ。この日は石川県も「地域おこし協力隊募集と田舎暮らし相談会」を開いた。20日土曜日は5回のセミナーが開催され、大賑わい。まず、富山県が「富山県移住支援金セミナーVol1」を開き、20組22名の参加。対象の企業3社も参加。仕事や暮らしの話しがされ、6月に第2弾で「女性にやさしい暮らし」をテーマにしたセミナーが予定されている。ほかに、長野県佐久市が「移住女子会~女性移住者が語る佐久の暮らし~」を開催。30代から60代の女性が18名も参加。単身者・ファミリー世代・シニア世代と幅広い世代が集まり、それぞれの世代の佐久暮らしを語り合った。岡山県岡山市・倉敷市の「岡山移住”とっても小さな相談会“」は11組16名の参加。Uターン希望者の参加もあり、良かった。岩手県は「岩手移住を応援します!イーハトー部スタートアップ講座」を開催し、21組23名の参加。20歳から30歳代の移住に対する本気度の高い人の参加が多く、手応えが感じられるセミナーとなった。わくわくパッケージの話もあった。三重県は「Meet Mie Café Vol.1まずは知っておきたい!移住とお金編」を開催した。 21日日曜日は大分県が「第1回おおいた暮らし塾in東京」、鳥取県も「とっとりに移住しました!!~移住して解ったこと~」を開催した。

台湾の客家委員会が視察に

東京の桜も散り始め、残念な気がする。今年もゆっくり花見ができなかった。一方で、その分、春がさらに近づいているようで街は花盛りだ。新年度に入り、各自治体の動きも本格化してきたようで、移住・定住推進に取り組む各県をはじめとした関係者の来訪が続いている。感触としては昨年を上回るような来訪者の数でうれしい悲鳴をという状況である。 この程、3月の移住相談件数が明らかになった。その数は3055件と今月も3000件を超えた。12階が工事で使用できないことを考えると健闘していると評価できる。特に、個別面談が900件を超えているのが特徴で、最近の傾向を反映しているようだ。来訪者の多かった県は、広島県・群馬県・長野県・静岡県の順となっている。群馬県が2位に入ったのは2つのセミナーの集客が多かったことによるもの。 9日には初めて台湾の客家委員会の視察があった。聞くところによるとご多分にもれず、台湾でも都市への人口の集中が顕著で、なんとか地方への移住を行いたいとのこと。具体的な取り組み内容を知りたがっていた。センターとしては、①ふるさと回帰支援センターの取り組みは02年以降のことで17年目に入っていること。②この取り組みにあたっては直接、国からに資金援助はなく、非営利のNPOとして取り組んでいること。③移住したい都市住民と移住者を受け入れたい地方自治体の間に立ち、直接連携して取り組んでいること。③ここ数年、国も地方創生に力を入れていることもあり、急速に移住相談が増加し、しかもその内容も若者世代が急増傾向にあること、などを報告した。直接、国からの支援を受けずに取り組んでいることは意外だったらしく驚いていた。台湾は東日本大震災に置いて、多額の義捐金を提供し、親日的であることも知られる国であり、和気相愛の視察受け入れとなった。 来客・視察は、9日は中央公論と読売新聞が、他に茨城県が就農相談をブースで行った関係で県の農業振興公社の理事が初めて来局し、意見交換を行った。茨城県は、昨年は11回の就農相談会を開催し、成果を上げている。しかし、移住者の受け入れには早くから取り組んできたが市町村の受け入れが十分でなく、立地条件が良いのに取り組み自体が遅れていることなどを話し合った。静岡県担当課長、徳島県三好市長が立ち寄られた。 10日は、朝一番でプレジデント・ウーマンの取材があった。その後、岩手県の地域政策部から商工労働観光部に担当が変わり、あらたに定住推進・雇用労働室になり、室長があいさつに見えられた。昼休みには日比谷のプレスセンターで西日本新聞社主催の講演会があり、「移住・定住の現状を語る」として、最近の移住・定住の現状について講演した。西日本新聞社は福岡県博多に本社があり、西日本を代表する新聞社の一つである。群馬県企画部地域政策課長、同次長があいさつに。11日は福島県の佐竹企画調整部長、伊藤地域振興課長が新任あいさつに。12日は滋賀県総務部長が就任あいさつに。静岡市の前田企画部長、同企画課長補佐、同移住・定住推進係長などが見えられた。新任の熊本県担当課長も。              

和歌山で移住者継業支援事業の第1号が開業

東京は桜が満開。開花してから花冷えの日が数日続いたこともあって、まだまだ楽しめそう。新年度に入って今日で5日目。朝、駅のホームで何かがスー、スーと視界を横切る物があると、目を凝らせば、なんとツバメが乱舞していた。今年もそんな季節になったのかと、ツバメの襲来を歓迎してしまった。4月が始まり、各県の担当者の挨拶が続き、朝からてんてこ舞いの状況。例年以上に来客が多いように思われる。これもふるさと回帰運動が大きく広がっていることの表れと感謝している。 来客は、29日は香川県の東京事務所所長があいさつに。この日は3回目の週刊東洋経済のインタビューがあった。他に、雑誌のインタビューも。この日は、年度の最終日ということもあって恒例のスタッフ一同による交流会もセミナースペースで開いた。昨年に続き、福島県相馬市磯部のヒラメ2枚の昆布締めと刺し身を提供した。飲み物もいわき市の吟醸酒又兵衛、長野県のワイン、秋田の生酒など各地の酒が持ち込まれて盛り上がった。昨年度も忙しかったが、今年度も更に忙しそうということからしっかり食べて飲んで心合わせを行った。30日は30年来の友人たちとの42回目の花見の宴を市ヶ谷の勤寿しで。瀬戸内の桜鯛を食べ、酔った勢いで句会まで行った。メンバーは10名。弁護士あり、医師あり、映画監督あり、参議院議員あり、全国紙の社会部長経験者あり、消費者運動家あり、コピーライターありと多彩な人たちで深酒をしてしまった。隣りの私学会館では「噂の真相」の岡留編集長の偲ぶ会が行われており、友人の佐野眞一氏に誘われ、顔を出した。 2日は新年度の初日とあって、朝、全員集会を開いた。「今年度は創生本部の5カ年計画も最終年、移住希望者に寄り添うカタチでしっかり頑張ろう。目標は移住相談5万件、セミナー開催600回、自治体会員500自治体をめざそう!」と挨拶した。新年度の来客第一号は、今年も富山県の移住・UIJターン促進課の舟根課長。なんとか移住実績を年1000名をと決意を語っていた。お土産に名物の鱒寿しを頂いた。この寿し、鱒の厚さと酢飯の厚さが同じくらいという豪華版。担当者でいただきました。3日は長野県秘書課長、福島県いわき市東京事務所所長他、月刊日本主幹、西日本新聞会長。4日は長野県の阿部知事。知事とは総務省過疎対策室長時代からの知り合いで、県として移住・定住のさらなる推進を目指し、新たに今年から「信州暮らし推進課」を置いたと語った。このあと、電通と最近増加傾向にあるUターンによる地方移住のニーズ調査についての打ち合わせを行った。5日は、石川県東京事務所長、いしかわ就職・定住総合サポートセンター長、同県担当課長、埼玉県企画財政部担当局長と課長、山形県市町村課と移住コーディネーター。6日は和歌山県担当局長。 セミナー開催は年度初めとあって6日に福井県の「ふくいUIターンセミナー&相談会~100万円(最大)をもらって福井に住もう~」と和歌山県の「地方での起業ステップ 全国トップクラスの起業支援 和歌山で起業!」の2回のみ。福井県は初の政府のわくわく地方生活パッケージをテーマにしたセミナーで7組8名の参加。これから増えそうなテーマでの開催だが、参加者は今ひとつ。和歌山県は起業支援では実績があり、20名の参加と健闘した。また、継業支援についても県単独事業としても力を入れており、この程、全国初となる移住者継業支援事業で第1号となる成功事例が出た。場所は県内の川湯温泉の民宿で、3月31日に開業し、話題となっている。

新年度、山形県が新たな一歩を踏み出しそう

桜の開花は3月20日。今日、市ヶ谷に行ったら靖国通りや外濠公園の桜は6分咲きという感じ、一挙に華やいだ雰囲気となっていた。やはり、この時期の桜は日本人でよかったと思わせるものがあると思った次第。いよいよ年度末ということで来客も少なく、ただ地方自治体関係者の人事移動の挨拶回りが多くなり、慌ただしさが募っている。 視察・来客は、20日にはTBSがドラマの時代考証を要請に来た。何年か前に「ノルウェイの森」という村上春樹原作の映画の時代考証を母校から頼まれ引き受けたが、それ以来のこと。時間が取れたらという条件付けで引き受けた。この日は今年の人気ランキングでいきなり10位にランクされた佐賀県の担当が挨拶に来た。セミナーの企画力がランクアップにつながったのでは話した。22日は厚労省職安局の課長が意見交換をしたいと言ってきた。現在のセンターに置いてあるハローワークの機能の充実を検討しているとのことであり、移住実績を上げるためにもさらに連携を深めることはこちらからもお願いしたいと話し、継続した話し合いを確認した。この日は週刊東洋経済の取材もあり、記者は継続的に3回ほど取材を行い、人のコーナーで取り上げたいとのこと。理事長の仕事のうちと割り切ってお引き受けした。25日は山形県の企画調整部長が来訪。意見交換をした。県は次年度を準備期間とし、20年度から移住・定住の政策を一般社団を立ち上げ、推進する予定で準備を進めることにしたようだ。これが立ち上げれば、高知県に続く組織形態での取り組みとなり、大きな話題となりそう。山形県の移住・定住の取り組みが大きく花開かないのは市町村における受け入れ体制の構築が先進県に比べ遅れていることにあると考える。26日は埼玉県の地域政策局長、地域政策課長が退任の挨拶に。今年度からの埼玉県の移住・定住政策の基盤をしっかり構築した2名の移動は痛い。27日は北海道上士幌町長、秋田県三種町のNPO一里塚の清水理事長がひょっこり顔を出した。10年以上前から地域での移住者受け入れにご尽力いただいた方で嬉しかった。 またこの間、いくつかの県の移住相談員の退職による採用面接を行っているが、今年は粒選りの若者たちの応募があり、戦力になりそうな人が多い。この傾向は、最近の移住希望者が20代から30代が全体の50%を占めることにみられるように若者の社会貢献に対する積極的な姿勢がみられることを裏付けるものがあることを証明しているようにも考える。 セミナー開催は年度末ということで、6回にとどまった。23日土曜日は長野県伊那市が9名の参加で「森と触れ合う移住セミナー&木を削るワークショップ~伊那市の子育て・学び・仕事~」を開いた。実際にヒノキやヒバの木を持ち込み、カンナで削ることを通して森と触れ合う、面白い企画と言えよう。静岡県は「伊豆で家庭菜園を楽しもう!」セミナーを企画。18名の参加と健闘した。同じく、岩手県は「いい景色で農的暮らし 移住セミナー&相談会~雫石町南畑・コテージむらのご案内~」を開催し、予定を上回る17組20名を集めた。このセミナーは県の農業公社が企画したもので、コテージむらで土地を買って、住宅を建て、農ある暮らしを楽しみませんかというコンセプト。年1回のペースでこれまでも開催してきた。富山県は「とやまIJUカフェVol.3 地域のなりわい×起業編~起業男子とます寿し王子~」を開き、5種類の富山名物のます寿しの食べ比べも行った。ます寿しの食べ比べに誘われたからではないが16名の参加。参加者は全く味が違うと驚いていたとか。同県の上市町は翌24日日曜日に「かみいち暮らしセミナー『富山県上市町に移住して・・・何が変わった?!どう変わった?!』」を開き、7名の参加。この日は神戸市も「神戸で働く!~個別相談会@東京~」を開催した。個別相談会は予約制で移住と就職について一人30分で受付、事前予約が15名以上、当日参加を含め18組20名と人気の高さを示した。26日は広島県が「身も心もよろこぶ お寺で『精進ITALIAN』」を開催。定員30名のところに61名の応募。キャンセル待ちも同数と超がつく人気ぶり。食文化を通して広島をアピールした。前回は広島名物のお好み焼きを供してのセミナーと奮闘している。30日は今年度の最後のセミナーとして宮崎県西都市が「稼ぐ農業×すくすく子育て 九州 宮崎 西都市で暮らす」を開催予定。乞うご期待!!

群馬・山梨が広域でのセミナーで成果

東京の桜の開花予報は3月21日、例年にない早さです。今年の冬は結局下着を1枚で通すことができました。暖冬だったと実感しています。 16日は50年来の友人の北川フラムさんの文化功労賞の受賞パーティーが渋谷のヒカリエであり、初めてヒカリエに入りました。若者向きのスペースということで少々落ち着きませんでした。パーティーには「芸術祭」で地域活性化をめざす自治体の首長も来ておられ、香川県の浜田知事や長野県大町市の牛越市長に挨拶ができました。他にも建築関係などの多数の著名人の顔がありました。 視察・来客は、13日には全中の支援部長が来訪され、今後のふるさと回帰支援センターとの連携についての相談ができた。また、静岡県島田市長が来訪。15日は和歌山県の下副知事が、初めて来られた。和歌山県は移住相談員が県庁職員による出向という形で勤めていることから激励を兼ねて来たもの。世代が近いこともあって、共通のお知り合いが居たりして、こちらの関係でも話が盛り上がった(なお、広島県も同様に県庁職員の出向による移住相談員を配置している)。山口県美祢市長の訪問もあった。19日は秋田県東京事務所の金子所長が退任挨拶に。午後は信濃毎日新聞論説委員の取材があった。 今週のセミナー開催は13回であった。13日は夕方5時45分から新潟県による4組限定での「にいがた暮らしナイター相談会」があり、5組8名の参加。4組が新規の相談。このセミナーは今年度6回開催され、成果が出ており、次年度は月1回開催を展望しているとか。 14日も夕方から福島県県南地域が「先輩移住者が語る”移住のリアル“~パートナーの地元に行くことになった私の体験談~」を開催し、参加者7名であったが内容の濃いセミナーとなった。最近こうした移住のケースも増えていることからテーマ設定が良かった。 15日は金曜日であったが夕方から2組のセミナーが開かれた。ひとつは神奈川県で「第7回神奈川県移住セミナー『ちょこっと田舎』な神奈川で暮らす」で27組30名の参加。三浦市・二宮町・山北町・愛川町が就農相談などを受けた。県からも農政課が参加。菜園感覚で農をという相談者が多かった。もう一つは佐賀県で「ロボットでかなえる新しい農業のカタチ~リアル下町ロケット~」で20名の参加。きゅうりやアスパラの収穫をロボットで行っている現地・太良町には3名が訪問することになった。 16日土曜日は大分県が「第9回おおいた暮らし塾in東京 おんせん県に住んでみたい!魅力大解剖」は6階LEAGUE有楽町で開催され、32組44名と大健闘した。この日は岩手県岩泉町も「岩泉町の日本一をみんなで支えよう~地域おこし協力隊募集セミナー~」を開催、8名が参加した。岡山県倉敷市・香川県高松市の「瀬戸内で暮らす移住×就労セミナー」は瀬戸内海を挟んだ両市がお互いの似ているところとそうでないところを比較して、参加者に希望先を競った。14組18名の参加。石川県は「いしかわ移住 みんな気になるお金の話」はワークショップ形式で行われ、20名の参加。他に青森県は3組限定で今年度から起業の相談会をブースで開催しており、これまですでに4組が起業している。 17日日曜日は群馬県の「初開催!ぐんま西上州6市町村があなたにおくる 移住相談会」には23組30名が参加。富岡市・下仁田町・南牧村・甘楽町・藤岡市・神流町がそれぞれの自治体に移住した人たちの体験談を聞いて盛り上がった。西上州は埼玉県の県境に位置し、初開催とは遅すぎた。 山梨県も「『山から街まで』山梨県中北地域合同セミナー」を開催し、26組34名の参加と群馬県と甲乙つけがたい盛況ぶり。埼玉県は「埼玉県で始める森の暮らし・森の仕事 featuring農のある暮らし 飯能住まい」を13組15名の参加で開催。しっかり結果を残したセミナーとなった。和歌山県は「“なにする?わかやま。”空き家活用編 ゲストハウスをデザインする」を開催し、予定を大幅に上回る45組48名を集め、和歌山に底力を見せつけた。  

2月の移住相談、初の3000件超え

3月も中旬、すっかり春めいて来た。有楽町の空も気のせいか、今日は春霞がかかったような陽気となっている。 8日は日帰りで宮城県角田市へ。角田市農業経営者会議に呼ばれて講演に行った。角田市は生まれ故郷の相馬市から60年前には国鉄バスが運行しており、文化・気候も同じようなところ。昨年秋に墓参りがてら行こうかということで引き受けていたもの。市長のあの山の向こうが相馬ですよという説明に懐かしさが募った。故郷には2011年の東日本大震災の津波で実家が流されて以降、帰ってはいない。 この程、2月の相談件数が明らかになったが、初めて3029件と3000件を上回った。この数字、画期的な数字で、12階のイベントホールが工事で大きなフェアやセミナーが開催できない中で、日々の個別移住相談の積み上げによる結果で、意味ある数字といえる。相談件数の多かった県は広島、山梨、長野、静岡、群馬の順で、注目は北関東3県の頑張りで、群馬が5位に入ったことは意味あることと評価したい。 今週も来客・視察はなかった。ただ7日に集英社のBAILA(バイラ)という30代前半の女性を対象にした月刊誌の取材を受けた。最近、単身女性の地方暮らしが密かなブームとかで、特集を組みたいとのことであった。5月発売号とか、乞うご期待!!11日には毎日新聞朝刊の「くらしナビ ライフスタイル」というコーナーに団塊の世代その後ということで、写真入りで紹介された。多くの友人達から電話やメールがきた。運動の拡大に伴ってマスコミへの露出が多くなってきているようだ。 今週のセミナー開催は先週と同数の11回であった。まず8日には長野県上田市が「上田市移住セミナー~上田の暮らしで結ばれる縁~」を開催し、参加者は20代から70代までの幅広い年代から8名が参加。地元自治会への参加などを通してつながっていく縁の大切さが語られた。この日は宮崎県も「あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVol9」を開いた。      9日土曜日は山口県が今年度6回目の「やまぐちYY!ターンカレッジ 文化編 やまぐちの文化を知る」を39組42名の参加で開催。テーマは「地域文化を創る」で山口情報芸術センターからの講演もあった。また、今回のカレッジにはあらたに移住が決まった3名の方からも報告があった。このカレッジ、次年度も開催予定。山口への移住を検討している方は外せないセミナーとなっている。長野県飯山市は「北信州いいやま百姓塾 大空で深呼吸!田舎暮らし&就農セミナー」の3回目を開催し、14組17名の参加。農ある暮らしや就農を希望する参加者が多かった。富山県南砺市・朝日町の両首長も参加した通算2回目となる「南砺市&朝日町しあわせな田舎の移住相談会」には14組17名の参加。世界遺産の合掌造りの集落がある南砺市と海・山・川がある朝日町、昨年同様に本気度の高いセミナーとなった。長野県駒ヶ根市は「信州『駒ヶ根で暮らす』セミナー~多様性と山があるからできる暮らし~」には7組-9名の参加。座談会形式で、先輩移住者を囲んで2つのアルプスにか揉まれた駒ヶ根での暮らしについて語り合った。2組の参加者が現地訪問を決めた。栃木県は「私の移住宣言!~みんなの想いを聞いてみよう~<那須塩原市・那須町・下野市・小山市>」を開き、参加者が移住してこんな暮らしがしたいとそれぞれの希望を語り合った。ありそうでなかったユニークなセミナーで面白かったようだ。 10日日曜日は、宮城県・広島県が3回目となるジョイントセミナー「宮城県・広島県共同移住セミナー」を6階LEAGUE有楽町で開催。36組39名を集めた。トークイベントが中心で、参加者には特産のイチゴが配られた。この日は静岡市も「しずおかし子連れDE移住セミナー」を開き、4組7名を集めた。その中では家族3名での参加者もあった。ゲストはラジオ番組を持つローカルスターで、アットホーム的なセミナーとなり、開いてよかったとの感想をもらしていた。他に、鳥取県が「とっとりで新しい暮らしを始めませんか!~自分流のライフスタイルを実現できます~」を、香川県が「島とアートと移住~瀬戸内国際芸術祭2019~『瀬戸内をきっかけとした地域活動から移住へ』」をそれぞれ開催した。

移住の風が吹いているのか、セミナーが盛況に

今日は啓蟄とか。沈丁花も咲き出し春は近いという感を強くしている。 この時期、3月議会も開会中ということで各自治体関係者の訪問が少なくちょっと寂しい感じはするが、セミナー開催はいつものペースで11回開催され、集客も昨年比で多めという感じ。また、昨年度末もそうであったが、相談員の入れ替わりが若干名出ている。残念なことですが諸般の事情もあって無理に引き止めることもできず、もったいないと思っている。やめる方々には心からご苦労様でしたと申し上げたい。また、NPOで働いてみたいという方がいればふるさと回帰支援センターのHPで求人募集をしているので覗いてほしい。 セミナーの開催状況は、2月27日は福島県の「ふくしまワークセッション特別編~ヨソモノ×ワカモノ目線で考える『関係人口と地方の仕事』~」が11名の学生を含む26名の参加。食・酒・スポーツ・祭の4グループに分れ、学生がファシリテーターで入ってテーブルトークを行った。突っ込んだ議論も行われ、成功した。 3月1日は新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングvol.7 『ローカル家計簿×新潟 ~OL・サラリーマン・起業のお財布事情~』」を開き、16名の参加。新潟市・三条市・小千谷市への移住者の家計簿を公開し、その視点から移住生活を語った。終了後は懇親会も行われ、8名が参加するなど、次へのステップに繋がるセミナーとなった。 2日土曜日は5回のセミナー開催と賑った。まず、滋賀県は「~滋賀で公務員になろう!~滋賀県自治体就職セミナー」を開催。3名の参加にとどまり、しっかり総括を要するセミナーとなった。東近江市・長浜市・甲賀町が参加。宮崎県は「あったか宮崎ひなた暮らしセミナーVol.8」を企業説明会として開催し、10名の参加。内訳は新卒1名、30代5名、40代3名で転職希望者が多かった。岡山県は「『継業』という働き方セミナー」を開き、8組13名の参加。事業引き継ぎ相談センターが来て、相談に応じていた。長野県松川町は「今、松川が面白い!地域おこし協力隊(6名)募集セミナー」を開き、6名の参加と健闘した。秋田県にかほ市は「第2回にかほ移住&就業相談会~あなたは農業派!?それとも林業派!?~」を開き、10名の参加と健闘した。セミナーの前半は就農アドバイザーと森林組合がにかほ暮らしのメリット、デミリットを具体的に説明。後半はゲストスピーカーの「アスパラおじさん」が、東北の名峰・鳥海山の豊かな水に支えられ、1年を通して稼げるにかほの農業の魅力を語った。 3日 日曜日は群馬県が「あなたの夢×移住先マッチングフェア~“群馬”で見つかる理想の暮らし~」を開催した。生憎の雨と東京マラソンが行われるという条件下で、21自治体に36組58名が集まり、大いに健闘したと評価できるものとなった。内容的にも親子連れを対象に、群馬の特徴を出したセミナーを志向し、成功したようだ。長野県は「ゆるーくがっつり農業 楽園信州移住セミナー」を20組31名の集客で開催。このセミナーは「農ある暮らし」がテーマ、3年間続けて開催しているが常にコンスタントに集客に成功し、ニーズの高さを証明しているようだ。他の自治体も参考にしたら良いのではと思う。福岡県の「ふくおかよかとこ移住セミナー 先輩移住者に学ぶ移住のポイント」は糸島市・小竹町が主催。31名の参加と大盛況。ゲストの移住者は移住したポイントと感想を率直に述べて好評であった。この地域は福岡市のとなりに位置し、人気のあるところだが、それにしてもの集客で、移住の風が吹いている感じがするようであった。夕方からは奈良県が「第6回 奈良で働く相談会in有楽町」を開いた。

春に先駆け、セミナーが花盛り

「春に3日の晴の日なし」とか、今週はそのような天気予報。やっと季節が動き始めたようだ。気が早いが、オーバーからコートに外套を変えて1週間になる。 来客・視察は21日は岐阜県可児市長の訪問のみであった。可児市は来年のNHK大河ドラマの主人公・明智光秀の生誕の地で知られ、鑑賞事業だけでなく市民の文化活動を支援できる可児市文化創造センターala(アーラ)があるところでも知られる。名古屋への通勤圏ということで人口も増え、国際交流も盛んな所。地方移住の輪が広がっていることから視察いただいた次第。話は盛り上がった。alaの館長は早大時代の友人、学生演劇で知られる早稲田の自由舞台出身の論客。 セミナーの開催は11回で、20日は福島県県中地域が「ふくしま移住計画~若手社員が地方転職のリアルを語る~」を開催。Uターンして酒造メーカーへ転職した人、ITの会社へ勤務した人などがゲスト。地方への転職もいいのではというソフトなセミナーで若者を中心に15組17名の参加。 22日は初めて全国新規就農相談センターが「就農ガイダンス 農業を始める『選択』応援します」を開催。27名の参加と賑わった。脱サラして就農した人の話は具体的でわかりやすかったと好評。この日は、神奈川県も「第6回神奈川県移住セミナー~かながわ西エリアでの暮らし方・働き方~」を25組32名の参加で開催。参加自治体は小田原市・山北町・中井町・湯河原町。NPOを始め、様々な働き方をしているゲストを集めてトークセッションを展開。暮らし方×働き方をテーマに大盛況。神奈川人気を証明した。 23日土曜日は山梨県が3階グリーンルームで「富士の国やまなし 移住相談会」を開き、43組64名。不動産・住宅関係の出展も多く、移住に踏み切る相談者を想定したようだ。参加自治体は韮崎市・都留市など8自治体。この日は人気の長野県松本市も「信州・松本 農を楽しむStyle 松本で農業ができるんです」を開き、33組47名と超満員。転職支援のプロや農を楽しむスタイルの実践ゲストも参加して超人気のセミナーとなった。 宮崎県えびの市・小林市・高原町の「星降るまちをふるさとに~あなたの『田舎暮らし』を考える移住相談会~」は10組15名の参加。移住へのステップを踏む話しをじっくり聞くセミナーとなり、2名が現地を体験しに行くようだ。兵庫県豊岡市の「ウミチカ暮らし~雑談だから聞ける移住者の幸せ話&苦労話~」は参加9名。移住した子育て世代2組と地域おこし協力隊として着任後、NPOを立ち上げた人をゲストスピーカーにざっくばらんな話を聞いた。座談会形式で行い、ゲストと参加者の距離も近く、アットホームなセミナーとなった。 三重県の「Meet Mie Café Vol.4あなたが受け継ぐ!技と想いの継業編」には9組12名が参加。90年続く鳥羽市の豆腐屋さんが来て、なんで90年も続いたのかを語った。その秘訣は、常に地域のニーズに答えることを心がけてきたことによるものとのこと。 24日日曜日は鳥取県が「とっとり暮らし、“東京にはない!”魅力をお伝えします」は7名の参加。2名の移住者が、移住の費用や移住して何が変わったのか?何をして稼いでいるのかなどを率直に語った。富山県セミナー「とやまIJUカフェVol2~起業×二拠点移住編~」は13組16名の参加。人脈を求める参加者が多く、多彩な参加者で賑わった。参加自治体は県・砺波市・小矢部市など。先輩移住者のトークセッションも行われた。他に、茨城県が「移住相談会&地域お越し協力隊募集説明会」を行った。

長野がトップ、移住希望地ランキング発表

東京は、今日は春の陽気とかで19℃まで気温が上がるとか、もう冬から春への季節の変わり目によく現れる3寒4温に突入したのかと思われる陽気だ。 18年の移住希望地人気ランキングをこの程発表した。今年のランキングの特徴は①長野県が2年連続でトップを維持していること。②静岡が2位に上がったこと。③北海道が昨年の16位から3位に上がったこと。④常に上位にいた山梨が4位に下がったこと。⑤圏外だった佐賀県が10位、香川が17位に登場したこと、などが特徴的な事柄である。また、傾向として、昨年539回のセミナーを開催したが、ほぼセミナー開催実績とランキングが連動していることも明らかになった。さらに、ふるさと回帰支援センターに配置されている移住相談員と各県移住担当者とのコラボレーションがうまくできていること、つまり各県の移住情報やセミナー開催にあたっての集客方法やテーマ設定などの傾向などを勘案し、対応を行っている県が人気ランキング上昇につながっているようだ。 18、19の両日、この時期の恒例となっている「2018年度都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー」を永田町のビジョンセンター永田町6階で開催、29府県126名が参加した。冒頭、主催者挨拶で「今年、ふるさと回帰支援センターは創生本部創設5年目を迎える中で、真価が問われる1年となる。移住相談も4万件を超え、移住セミナーも500回を超えるなど順調に運動が拡大しているが、しっかりと都市住民を地方移住へ案内できるように常に初心に帰って頑張ろう」と決意を語った。基調講演は「移住施策における広報コミュニケーションの重要性について」を元博報堂の高嶋哲夫氏が行った。次いで、総務省地域自立応援課、国土交通省地域振興課、農林水産省都市農村交流課、内閣府まち・ひと・しごと創生本部など、関係省庁から担当課長・参事官に来ていただいて移住・定住関連2019年度予算解説をしていただいた。また、移住・交流に関する事例報告では、「地域とつながる、地域を活かす プロボノの可能性」、【しごと】「生きるように働く・・・日本仕事百貨が伝える地方で働く魅力」、【すまい】「物件の注意点と移住者への伝え方」、【コミュニテイ】「『集落の教科書』の基本理念 良いことも、そうでないことも、ちゃんと伝える」をテーマに実践報告を頂いた。参加者からはそれぞれ大いに参考になり、参加してよかったとの感想を頂いた。 来客・視察等は、13日は月刊「家の光」6月号の取材。地方移住の特集を考えており、3から5地域の移住者を取材したいということで、全面協力を約束した。14日は山口県岩国市議会議員団の視察。18から19日は上記の通り実務者研修セミナー。20日は岡山県新見市議会の7名の議員団視察。毎日新聞取材。またこの日は、昨年Uターンの傾向の実態調査を行って、報告書をまとめた(株)電通に佐賀県唐津市の市議会志政会の研修会で講演していただいた。その報告を受けた。 セミナー等の開催は12回。13日は富山県の「『大人の進路相談』~富山の特産品を味わいながら、地方の仕事を考える~」水曜日の午後6時半開催で行い、8組11名を集めた。名物の鱒寿司が提供され、Uターンして起業したゲストがその思いを語った。14日は群馬県が「企業と求職者との交流会~群馬で働くイメージをつかもう~」を開き18名の参加。15日は宮崎県日向市・門川町が「地方での仕事の見つけ方、作り方 日向市・門川町合同セミナー」を初開催。21名の参加と健闘した。地方でどう仕事を見つけるかを巡って熱心な議論が続けられた。この日は高知県も「こうち東部移住フェア」を室戸市・奈半利町・田野町・安田町・安芸市・芸西村の2市3町1村の広域連携ではじめて開催。17名の参加と賑わった。16日土曜日は栃木県が「観光地で働きたい方へ」を宇都宮市・益子町・那須町・那須塩原市の参加で開催。13組17名の参加で開いた。ゲストは益子町に移住した女子の陶芸家で、とりわけの縁はないが益子町へ。道の駅で「埴輪」を焼いて販売している。この日は他に3回のセミナーが開催された。栃木県桐生市は「桐生においでよ!桐生暮らし相談会~先輩移住者に聞く、桐生の暮らし方~」を開催。桐生市は年1回のペースでセミナーを開催。県内でも受け皿がしっかりしていることでも知られ、今回も26名の参加。盛会であった。今後、現地でのセミナーも予定されている。静岡県西部地域、浜松市ほかは「本音が聞ける静岡の里山暮らし」セミナーをゲストに里山に移住した人を迎えて開催。良かったこと、苦労したことなどが率直に語られ、共感を得ていた。山梨県は山梨市・笛吹市・甲州市が「山梨に住んでぶどうなど果物を作るセミナー」開催。22組32名と満員のセミナーとなった。わかりやすいネーミングが功を奏したようだ。ゲストは各市からそれぞれ1名がきて、その3名に質問をぶつける形式で行われた。17日日曜日は岐阜県、熊本県荒玉地域、徳島県阿南市、和歌山県もそれぞれ行った。

朝日新聞が全面使って地方移住を特集

東京は9日と11日に今年はじめての雪が降った。例年のことだが2月から3月にかけて雪となることが多い。大陸からの寒気と太平洋上に発生する湾岸低気圧がその原因だが、春遠からじを感じさせる雪でもある。 10日は茨城県の県北中央町村議長会主催の研修会に呼ばれ、大洗町にお邪魔した。茨城県は早い段階から移住に取り組んできたが、もう一つ伸び悩んできたところである。その町村議長会が声をかけてきたので何はともあれ日程を調整し、出掛けた次第。参加いただいたのは大洗町・東海村・茨城町・城里町・大子町の4町1村から77名の議員団。思わず力が入ろうというもの。意のあるところを力説し、急激に増加する移住希望者に対し、受け皿となる自治体の参加が追いつかないとデータに基づいて紹介した。終了後の交流会ではある町の議長から自治体会員の参加申込書を送るようにとの要請を受けた。行っただけのことはあったと喜んでいる。 この程、1月の移住相談者の数が明らかになった。その数は3031件と昨年比327件の減。正月休みが長かった影響かと思われるが、ほぼ昨年並みの相談件数を確保し、まずまずのスタートを切った。11日の朝日新聞13面のオピニオンに地方移住の記事が全面を使って取り上げられた。この間の総理の発言といい、いよいよ地方移住の波が来たことを実感している。 来客・視察等は、6日は国会裏のザ・キャピトルホテル東急で、恒例になっている「『富山のさかな』おもてなしフェア」に参加。「富山湾は天然のいけす」と県民が自慢するだけあって魚が豊富。旬の寒ブリ・白えび・紅かに・まぐろ・和牛など数多の食べ物が振る舞われ、石井知事も出席。PRに努めていた。7日はCCRCを手がける山梨県都留市の企画課長と打ち合わせ。石川県能美市議会議長の視察もあった。12日は山形県南陽市議3名の視察。また、TBSラジオとの打ち合わせ。 セミナーは、6日は広島県が「HIROBIROひろしまinトーキョー 広島の食と観光ビジネスをおいしく語る~お好み焼きを囲んで~」を6階で開催。約50名の参加。満員の盛況ぶり、企画の勝利と言っていい。たまにはこうしたセミナーもあっていいと思った。8日は福岡県糸島市が「『あなた』と『しごと』をマッチング!福岡県糸島市移住セミナー」を、長野県は「移住したい女子のための夜の会 楽園信州移住セミナー」には25名の20代から40代の女性が集まった。スタッフもゲストも女性ばかりで盛り上がった。昨年に続く2回目のセミナー。同日は大阪府岬町も「大阪南端の最先端な暮らし方」を開催。昨年のセミナーに参加し、岬町に移住し、まちづくりエディターをしている方がゲストで、参加者との座談会も盛り上がる楽しいセミナーとなった。 9日土曜日は、岩手県が「オトナ女性のためのセカンドライフ講座~50歳からのイーハトー部~」を開催。この日は雪だったが11名参加。ゲストは50代でUターンした女性と二地域居住の女性で、この二人の話に参加者からは勇気をもらったとの声もあった。こうした相談会は大歓迎の声も。埼玉県北本市・ときがわ町は「~森を感じる心地よい日常~埼玉県ではじめる”ちょこっと”農ある暮らし」を15名の参加で開催。北本市は東京のベットタウン。セミナーには副市長も参加。緑も多く、これからは移住で頑張りたいと決意を語っていた。この日は新潟県新発田市も「しばたでイチゴ農家になる」を5名の参加で開催。終了後には体験ツアーも計画されていた。今年3回のセミナーを単独で開催している。 10日日曜日は5回のセミナーが開催され、それぞれ健闘した。大分県は6階で「第8回おおいた暮らし塾in東京~知っておきたい『移住とお金』~」を杵築市・佐伯市の参加で開催。33組44名の参加。幅広い世代が集まった。ゲストはファイナンシャルプランナー。個別相談会も盛況であった。岡山県北部5市町の「岡山県北部移住・定住セミナー」には津山市・鏡野町・勝中町・久米南町・美咲町が参加。参加は20名ほど。東大生2名がゲストで「どのような教育を受けたら東大生になれるのか」を語った。ほかに、福井県が「ふくいU・Iターン相談会」、宮崎県都城市が「子育て上々!住んで上々!みやこのじょうセミナー」、富山県が「富山県だからこその『地域おこし』を見つけよう!」それぞれ開いた。

長野・飯山市、移住者1年で113名に

 4日は立春、東京は気温が18℃に上がり、4月上旬の気温となった。寒い、寒いと言っていたが、今年も季節が動き始めたようだ。うれしい!!歳のせいか、すっかり寒さに弱くなった。  さて、東京交通会館の12階のイベントスペースが2月から5月いっぱいまで、内装のために使用できなくなっている。12階では昨年は毎週のように各県の移住フェアが開催されてきたが、4カ月間も使えないのは痛い。集客に影響がでるかもしれない。一方で、5月からセミナースペースが2ヶ所から3カ所に増えるので幾分かはカバーできるのではと思っている。御理解願いたい。  1月16日に視察に訪れていただいた愛媛県議会議員団の横田議員が早速、県議会で質問に立ち、移住政策の充実を求めた。なお、愛媛県は17年度で移住実績は1085名とのこと。  2日は初代理事長の立松和平君の10回忌(遠雷忌)を入谷の法昌寺で約30名の参加で執り行った。歳月の流れるのは早いことを改めて実感した次第。  来客・視察は次の通り。1月30日は島根県移住財団との次年度の新規事業について打ち合わせ。31日は長野県飯山市議員団4名が視察に。率直な意見交換をした。2018年の移住実績は113名で、外人の移住者も増えているとのことであった。夕方には首都大学東京の山下佑介教授と意見交換。2月1日は北九州都市圏広域行政推進協議会の北九州市・中間市・岡垣町・遠賀町・水巻町・芦屋町などから8名の視察。5日はロイター通信の取材、宮城県亘理町山田町長の視察。  セミナーの開催は次の通り。1日は埼玉県行田市初めてセミナー「ランナーにやさしいまち!?~行田を走ろう!行田移住相談会~」を単独で開催。都市近郊らしいテーマで5名の参加。テーマがユニーク。ランナーから見た行田市の魅力をゲストが語った。行田市は昨年6月から移住・定住相談窓口が市役所に開設された。この日は神奈川県も「第5回神奈川県移住セミナー~かながわ西エリアでの暮らし方・働き方~」を開き、6名の参加。南足柄市・松田町・大井町・真鶴町が参加。次回は22日。小田原市・湯河原町などが参加。  2日は栃木県さくら市が単独で「【さくら市】ちょうどいい暮らし方講座」を開催し、12組14名の参加。JR東日本も参加。移住者向け分譲地を紹介した。この日は山梨県北杜市が長野県の富士見町・原村と連携し、「八ヶ岳で暮らそう!相談会」を開催。26名の参加と盛況。個別相談会も行い、参加者は昨年比で若者が多かった。静岡県は「とりあえず行ってみる やれることをやってみる それでいいのだin静岡」をテーマに定員15名で開催。モヤモヤと移住を考えている人を対象に、答えは現地にあるのではと提案。ほぼ満員の盛況であった。問題提起の勝利か?北海道も「北海道地域おこし協力隊合同募集フェア」を開催。  3日は山口県が「やまぐちYY!ターンカレッジ まち編 やまぐちのまちの暮らしを知る」を6階のLEAGUE有楽町で開催。移住前のネットワーク作りをテーマに開催し、47名の参加。このテーマでのセミナーが定着しつつあり、結果を出している。香川県は「香川県UJIターン就職・転職セミナー」を開催。このテーマで、2年間で10回の開催。今年は4回目の開催で約80名の参加。すでに15名ほどが移住。準備から転職までをフォローしている。参加者は毎回異なるなど粘り強い取り組みとなっている。他に、愛媛県、福島県県北地域、三重県、滋賀県がセミナーを開催した。

総理、施政方針で移住相談実績を紹介

1月も残り少なくなってきた。街を歩けば早咲きの梅やロウバイが咲きだしている。28日からは通常国会が始まり、総理の施政方針演説の地方創生に関するところで、ふるさと回帰支援センターの移住相談実績が紹介された。是非、確認していただきたい。過日の日経にアメリカの若者の間で「経済的に自立し、早く引退し、自分の好きなことをしよう」というFIRE運動が流行っているとあった。わが国の最近の若者の地方移住に通ずるものがあるのではと思った。今後の動向を注視したい。 23日、招待状が届いたので日比谷の東宝ツインタワー1階に開店した兵庫県洲本市のアンテナショップ「スモトのおべんと」に行ってきた。ショップの名前に「おべんとう」がつくのも珍しいが、大きな海苔を巻いたおにぎりなど品揃えも豊富であった。かの地の瀬戸内に面した浜辺も映像で紹介され、打ち寄せる波と潮騒の音も聞けるコーナーがあった。疲れた時の気分転換に瀬戸内海の潮騒を聞くのもいいと思った。成功を祈念したい。 視察・訪問は、23日は福井県地域農業課長が先の技官の訪問に引き続き、新規就農の取り組みについて打ち合わせた。24日は富山県高岡市長、労働金庫連合会打ち合わせ、監査との打ち合わせ。25日は愛媛県西予市長、TBSラジオ「AI時代のラジオ・好奇心プラス」に地方移住の現状について、1時間出演。29日は長野県全域の市町村から県庁に出向している33名自治研修ゼミで来訪。富山県魚津市議会議員団が議長ほか7名で視察。魚津市は昨年度は45名の移住実績とか。 セミナーは13回の開催。25日は岐阜県の「世界とつながる保存食~山里の暮らしの技を学ぶ~」は15名の参加と盛り上がり、ゲストからは山の手入れが食べ物の確保にもつながっていることなどが紹介された。農産物の保存食のテーストも行われ、活発な意見交換もあった。愛媛県西予市の「移住交流セミナー 仕事と移住」には菅家市長も参加し、温暖な気候の西予をアピールした。参加は20名を超え、西予市の海・里・山の幸が用意され、交流会&試食会も盛り上がった。 26日土曜日は、前日に引き続き愛媛県が「愛あるえひめ暮らし交流会―地域とつながるライフワークー」を8名の参加で開いた。ゲストは経営コンサルタントと自治体の移住交流担当者で、しまなみ街道での取り組みや山村地域での農産品の事例紹介などの地域情報の交換が行われた。鳥取県は「Tottori night ~鳥取県におもしろい仕事あります~」を開催し、17名の参加。ゲストは年間35万人も集客するパンケーキ屋さん、介護職、IT起業家など3名。参加者の多くは鳥取未体験者でどのような仕事があるのかと参加した人もあり、良かった。 北海道留萌エリアは「北海道移住への架け橋 住んだ夜空と潮風感じる合同セミナー<遠別町・天塩町・羽幌町・苫前町>」には9名の参加。この地は海沿いの街で、移住者も参加。トークセッション形式で率直な意見交換を行った。青森県は「青森暮らしセミナー~地域の仕事編~」を開き11名が参加。自治体は青森市や弘前市など5市1町が。山形県遊佐町は5回目となる「ゆざを楽しむ愉快な仲間達vol.5」を開き、12名の参加と健闘。有機農法で農家を営むゲストが遊佐の暮らしの楽しみ方を語った。また、セミナーを5回開催したことについては、移住者も数名決定。交流の輪も広がったと評価し、次年度以降も継続を検討している。 27日日曜日は6回の開催。12階のダイヤモンドホールで開催した岡山市は「おかやまぐらし移住相談会with香川県高松市」には38組53名の参加。参加自治体は岡山市・津山市・玉野市・総社市・備前市・瀬戸内市・赤穂市・和気町・美咲町・吉備中央町・高松市が参加。人気の岡山県と高松市の合同開催にしては集客面で課題が残ったようだ。福島県は、「就業?起業?就農?先輩移住者が語る『福島圏域』~あなたの理想の暮らしを福島圏域で見つけませんか~」を宮城県南の白石市も参加して開催した。このセミナー、昨年から初めて4回目の開催で13名の参加。企画は面白いが、どのような暮らしがこの地域では可能なのかが明らかになるといいのではと感じた。 和歌山県は「“なにする?わかやま。”農ある暮らし暮らし編~農に親しむローカルな暮らし~」に27名の予約で開催。盛況であった。栃木県は「住まいの探し方講座」を専門家を招いて、年1回のペースで開催してきており、話しが具体的で好評であり、12名の参加。その他に群馬県、熊本県玉名地域もそれぞれ開催した。

今年は自治体の首長や議員の視察が増加しそう

 今年も大寒に入り、寒さも一段と厳しくなってきた。しかし、微かに日は長くなってきているような気がする。1月20日はJOINの「移住・交流&地域おこしフェア」が東京ビッグサイトで開かれたようだが、前日にはこのフェアに参加する全国各地の自治体の方々がふるさと回帰支援センターに見えられ、訪問ネームプレートが不足するような盛況ぶりであった。  先週の訪問・視察は次の通り。16日は今年の視察のトップバッターとして、愛媛県議会総務企画委員会の10名が来て、現況などについてヒアリングされ、気候が温暖で、文化度も高い愛媛をどう売り出すべきかなどについて意見交換した。他に、福島県会津美里町の副町長、宮城県加美町長、同川崎町長、同県震災復興・企画部副次長。17日は埼玉県北本市副市長。18日は宮城県大崎市議員団7名とは率直な意見交換ができ、この地域は平成の合併でできた市で、伊達家の発祥の地の岩出山町や鳴子温泉なども含まれる県北の有力な市とのことである。19日は鳥取県のセミナー「たっぷりとっとり楽しまナイト 若者交流会inTOKYO」に参加する平井知事。「4月に選挙ですが、なんとか再選し、また来ます」と決意を述べられていた。22日は岡山県担当課長、和歌山県担当課長、宮城県涌谷町長、静岡県御前崎市長においで頂いた。  セミナーは、16日は栃木県の「移住女子~私の生活スタイルのここを変えたい!~」と新潟県の「にいがた暮らしナイター相談会」が開かれた。にいがた暮らしナイター相談会は個別相談会で3組の相談で1組は農業を希望、残りはUターン希望者で仕事が決まり次第4月から移住と言うことであった。18日金曜日は北海道さっぽろ圏の「さっぽろ圏移住相談会」で20組23名の参加。札幌市・北広島市・千歳市・江別市恵庭市・石狩市・当別町・新篠津村など8市町村が参加。石狩管内全員集合として賑わった。北海道は翌19日も個別相談会として「北海道UIターン就職相談会&そらち・デ・ビューしませんか」として、UIターン就職相談会道庁職員が対応。空知地域(夕張市・岩見沢市・美唄市・芦別市・沼田町)の5市町が移住相談を受付た。このところ北海道の各自治体のセミナーの開催が目立ってきている。それだけ危機感の強いということだろうと考える。その割には受け皿の整備がイマイチの感がある。これからの活動に期待したい。  19日は、ほかに山口県が「来て見てビックリ!やまぐち就農夢ツアー説明会」を開催。新潟県が「にいがたライフスタイルミーティングVOL6『新潟×食と農』~地域食をデザインする働き方~」を開催。23名を集めた。参加者はUターンやIターン希望者も多く、ゲストもそうした人に来てもらって、2部の個別相談まで途中で帰る人もなく、盛況であった。岡山県が「おかやま井笠圏域移住相談会」、宮城県も「みやぎ移住スタイル『地方都市と森・里・海が織りなす多様な暮らし』(第6回宮城移住フェア)」を開催。長野県東御市が単独でしかも初開催で「ほどよく田舎の『信州とうみ』にはどんな働き方があるのかを知るセミナー」を開催し17組19名と健闘した。率直なネーミングが人を集めたようだ。ゲストも移住者のみの4名。共感の輪が広がったようだ。  20日は青森県が「ローカルプロジェクト車座会議」を、山梨県が「こんな子育っちいました!やまなし山村留学セミナー」、鹿児島県が【霧島市/薩摩川内市】地域おこし協力隊募集説明会を開催した。とくに、山梨県の早川町・小菅村・丹波山村が参加した山村留学セミナーは初開催で、JOINのフェアとバッテングした関係もあり集客が2組4名と苦戦したが、ニーズもあり、今後とも継続したいと各自治体は意気込んでいる。このセミナーの特徴は参加した子どもたちにも話をさせるところにあり、今後の取組に期待したい。

昨年、移住相談4万1518件。セミナー開催539回達成!

 1月も今日は15日。東京は、数日前には初雪も観測されるなど、それなりの寒さとなっている。ふるさと回帰支援センターは6日が仕事始め。セミナーも先週から始まり、12、13日の2日間で11回の開催と通常ペースの開催となっている。  総理には、年末の官邸での「まち・ひと・しごと創生会議」に続いて、新年4日の年頭記者会見でも、地方創生の実績を記者から問われ、「東京にあるふるさと回帰支援センターでも、10年前に比べ、移住相談が10倍、そのうち9割が50歳以下の現役世代に占められている。正に地方にこそチャンスがあると考え、地方に飛び込んでいこうとする若者が出てきている」と活動実績の一端を紹介いただいた。そして、大都市から地方への人の流れを分厚いものにし、その為の支援もしっかり行なっていきたいという政府の決意をしっかり受け止め、今年一年、期待に応える移住支援に全力を上げたいと考える。  この程、昨年12月の移住相談件数が明らかになった。その数は3194件となり、一昨年12月の1961件を1233件上回り、年間で4万1518件となった。セミナー開催は539回と500回を越えた。  来客は、8日に今年の最初として富山県の舟根担当課長が来て、今年一年の移住推進の進め方などを意見交換した。10日には長野県の出川室長が、新年度からの楽園信州・移住推進室としての取り組みを報告いただき、意見交換した。翌11日は山口県の担当副課長も立ち寄っていただき、懸案事項などについての意見交換を行った。それぞれ、今年に賭ける意気込みを感じさせる面談で、今年こそはと心に誓わざるを得ない面談であった。  今年初めての12階のイベントホールでのフェアは、12日土曜日の静岡県の「31市町が大集合!『暮らし』・『住まい』・『仕事』がまるごとわかる!静岡まるごと移住フェア」で234組300名を越える移住希望者が集まり、新年早々から、昨年の勢いを引き継ぐ盛況ぶりであった。13日には同じく静岡市が「静岡市U・Iターン転職セミナー」を開催した。このセミナーは個人面談方式で行われ、満員御礼の12名の参加であった。  12日は、他に長野県が「南信州移住Uターン大相談会in東京 『暮らし』『住まい』『しごと』」は50名と健闘した。この参加者はダイレクトメールなどを見ての参加ではなく、全員が自分で情報を集めて参加という、本気度の高い人の参加であった。旭川地域は「北海道のだいたい真ん中。旭川市・鷹栖町・比布町・上川町で自分らしい仕事と暮らしはじめませんか」は19組24名と健闘した。このセミナー、圏域50万人の地域で新しい仕事に挑戦したい人や継業に興味のある人など5項目のテーマを列挙して集客に努めるなど、工夫が出たいいセミナーであった。富山県は「とやま暮らしの家計簿大公開!ここが知りたい!移住のイロハとお金のお話」は都会と富山の家計簿の収支を比較して富山暮らしをアピール。本気で移住を検討している人13組14名を集め、手ごたえを感じ取っていた。石川県は「“農”“林”“漁”自然の中のお仕事セミナー」を開催。農林漁業に従事している方の経験談を聞いた後、座談会を開いた。14名の参加の内、約半数が個別面談を希望するなど、こちらも移住につながる感触を得るセミナーとなった。香川県は「香川県内地域おこし協力隊合同募集説明会 in 東京〜地域の顔が見える化〜」を開き、4名の参加。  13日日曜日は島根県など4県がセミナー開催。島根県は「しまねUターンIターン相談会in東京」を3階グリーンルームで開催し、111組139名を集めた。さすがに年間移住者4000名を誇るだけある人気ぶり。宮城県は「みやぎ県の県北地域ってなじょなとこ祭」を開催した。この県北地域は、比較的早い段階から移住者の受け入れに努力してきた地域で、このセミナーも2回目。37組40名の参加と上々の滑り出しだった。長野県は、起業をテーマに「楽園信州移住セミナー 田舎で起業が意外にいい!」を初めて開催。15組26名を集めた。このテーマ、移住が前提になるので本気度の高い、移住に前向きな人の参加が多かった。ほかに熊本県が「くまもと暮らしセミナー~森のお仕事と田舎の暮らし編~」を開催し、13名の参加。

2019年頭のあいさつ

今年は国内外とも先が見通せず、難しい状況になることは明らかだ。 国外は、相変わらずアメリカ・トランプ政権は「アメリカ第一主義」のもと、歴史を逆戻りさせるような政策を連発し、世界を混乱させている。特に、米中貿易問題は世界経済に与える影響は大きく、1月4日の株価が大きく値を下げたことからも明らかなように予断を許さない。隣国韓国との間も中傷合戦に終始しており、ロシアとの北方領土問題も新たな次元に入りそうである。イギリスのEUからの離脱も先が見えない状況である。国内的には国会軽視の安倍内閣を国民がどう評価するのか、7月の参議院選挙と4月に地方選挙への影響がどうなるのか、景気も10月に予定される消費税の10%への引き上げがどう影響するのか先が読みにくいものとなっている。 今年、2019年はふるさと回帰支援センターが設立して17年となる。ふるさと回帰支援センターは2014年秋の「まち・ひと・しごと創生本部」の設立もあって、都市と地方の交流・移住・定住をめざすふるさと回帰支援センターの運動は飛躍的に拡大し、年末の官邸で開催された「まち・ひと・しごと創生会議」では、総理からふるさと回帰センターの移住相談のことが報告されるなど、国レベルでも取り組みが評価されるところまで来ている。 その創生本部が地方創生政策推進にあたって取りまとめた地方創生推進総合戦略は今年最終年の5年目になる。政府は、この5年を総括し、新たな5カ年計画の策定を明らかにし、2024年度までの地方創生の継続を明らかにしている。しかし、今夏の参院選の結果次第ではどうなるか分からない。1年ごとに厳しくその成果が問われることは当然のことである。 ふるさと回帰支援センターは、こうした背景の中で、各県の地方創生の推進の中の移住・定住政策推進を業務委託として引き受け、この4年間頑張ってきた。当然、毎年その成果が問われてきた。とりわけ、今年は新5カ年計画策定につなぐためにも、従来にも増して総括と成果が問われることになることは明らかである。こうしたことから、各県の移住政策推進の意向を十分に受け止め、各県の動向なども掌握する中からそれぞれの県の担当との連携を密にし、移住政策の推進の一翼を担っていきたい。そのためには、常に気持ちをあらたにして移住相談やセミナーの計画・開催などに取り組んでいきたい。また、この分野への営利を目的としたベンチャーの参入などが行われていることから、「新しい公共」を担うというスタンスで、非営利でこの事業に取り組んでいるふるさと回帰支援センターの特徴を生かした対応(移住相談者に寄り添うという目線)を忘れずに行っていきたい。 健康に留意し、今年も気持ちを一つにしてふるさと回帰運動に取り組んでいくよう、年頭のあいさつとします。 2019年1月6日 認定NPOふるさと回帰支援センター 理事長 高橋 公

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