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2月の移住相談等は過去最高を記録

このほど、2月の移住相談件数が明らかになった。相談件数とセミナー参加者の合計で4,363件と過去最多となっている。昨年9月以降、6ヶ月間4,000件を超える相談件数が続き、コロナ禍での移住相談が高止まりしている。面談件数では福岡県が初めてトップで、鹿児島・静岡・長野・北海道と続く。セミナー参加者では福井・静岡・群馬・宮崎・愛媛の順となる。合計では面談とセミナーの両部門でトップ5に入った静岡がトップで、長野・福井・広島・鹿児島となった。とくに、2月は福井県と鹿児島県の頑張りが目立ち、福井はリアルでの移住セミナーを12階のイベントスペースで開催、140名を超える集客を確保したことが反映された。鹿児島はコロナ禍もあってUターンの相談が多かったようだ。 この1週間の取材・来客は、3日は15日から4月28日までの期間、テーマ別の講演を含む研修内容をオンラインで配信する「都市と農山漁村の交流・移住実務者研修セミナー」の主催者あいさつの収録。今年度の参加者は38道府県から117団体197名と、前年度の参加者数の倍増に近い参加者がある。4日は山梨県の移住相談員面接、11月の設立20周年に合わせて発行する記念誌打ち合わせ。 地方移住セミナーはオンラインを中心に15回行った。 3月1日は、広島県が「Sustainable Life can be realized in Hiroshima」と題して、海外から広島に移住された方をMC&ゲストに迎え、全編英語で開催。丁寧な暮らし方と自分の生業を作ることに興味のある方に向けた内容で、参加者数は集計中だが申し込みは100を超え、関心の高さが伺えた。 山梨県は「TOKYO FM デュアルでルルル♪オンライン座談会」を開催した。「ライフ シフトのヒントを山梨から」がテーマのラジオ番組のパーソナリティーの進行によるオンライン座談会。「やまなし農業女子」の2名をゲストに迎え、就農や日々の暮らし、子育て事情などを楽しく紹介した。テンポよく進行し、あっという間の時間だった。10名が参加した。 4日は、福島県県南地域が「好評につき第2弾 ! 地元工務店が解説 ! リアルな空き家で学ぶツアー」を開催。地元工務店の解説付きで、空き家探し、修繕から入居後の維持管理までの心得を、実在する空き家物件を題材に学ぶセミナー。誰もが疑問を持つポイントを丁寧に説明し、地域事情も織り交ぜて、福島県南部の暮らしをリアルにイメージできる内容となった。15名が参加した。 群馬県沼田町とみなかみ町は「ぐんまのてっぺん!(利根沼田地域)移住者が教える絶品地元メシ!」と題して、県北部の沼田市とみなかみ町に移住したゲスト2名が、地元のグルメをメインテーマに移住生活を語った。名物料理、カフェ、温泉等現地訪問の際に立ち寄りたくなる情報のほか、ご家族が新幹線通勤をするゲストの暮らしぶりなど、56名の参加者の興味をそそる内容であった。 5日は、富山県が「第6回とやま暮らしセミナー  富山で家探し~こんな情報はありがたい~」を開催。参加市町村が、イチオシの物件を中継で紹介し、実際の現地案内のような流れで物件の状態・周囲の環境などをしっかりと見ることが出来た。26名が参加し、井戸水を使える物件・納屋や家庭菜園付きの物件などを見学した。移住担当者から移住支援についての説明もあり、実際の光熱費や地区会費の説明も参考になった。 長野県は「住まいのプロと解決 信州移住オンラインセミナー 長野県の物件探しのノウハウ×古民家リノベ」を開催。長野県宅建協会が主催し、実際の物件を中継で物件見学して、契約の際に確認すべきポイントの紹介など、プロの目線での実用的な話を聞いた。寒冷地ならではの住まいの工夫や断熱使用などの見方、物件のリフォームにかかる費用など具体的に説明し参考になった。22名が参加した。 熊本県は「イジュカツ! くまもと移住活動 熊本のど真ん中にIJUSURU 暮らしの質が上がる秘密」と題して、熊本市近郊の5市町が、都市部の機能と自然とが両方ある生活の魅力を紹介した。各市町の移住担当者のクロストークの後、阿蘇市からは空き家バンクで購入した家をリノベーションした先輩移住者宅から中継も行った。22名が参加した。 宮崎県は「宮崎県北9市町村  移住者トークイベント&ミーティング~meeting himuka life~」を開催。“ひむか共和国”と呼ばれる宮崎県北部の9市町村で制作した、移住者のショートムービー「himuka life」の出演者がイベントを開催した。それぞれの個性が大変面白く、人に魅力を感じる内容であった。17名の参加者を巻き込み、交流できるものとなっていた。 青森県つがる市は「青森県つがる市の『農業』と『観光』に関する課題解決プロジェクト オンライン報告会」を開催。「農業」と「観光」に関する課題解決プロジェクトについて、これまでの取り組みが報告した。7名の参加者はこのプロジェクトに関わってきた方ばかりで、全員顔出しで多くの意見を交わした。今後に向けた提案も多くあり、プロジェクトがこれからどのように形になるのか楽しみな内容だった。 広島県は「広島県移住 フェア 広島で『農あるくらし』や『丁寧なくらし』を始めませんか?」を開催。広島県北部5市町が参加して、オーガニックな高原暮らしをテーマに2部制で開催。それぞれ4名のゲストが登場し、クロストークやブレイクアウトルームでの座談会の時間も設け暮らしの様子を紹介した。ゲストの感性豊かな話ぶりで、都会では感じにくい五感に響く日常の様子が伝わった。 6日には、青森県が「八戸都市圏移住セミナー なんぶぐらしの始め方」を南部地方の8市町村への移住をテーマに開催。起業や就農を果たした先輩移住者3人をゲストに、各自の起業、就農への道のりや現状を紹介した。困りごとを解決するために助けになってくれた人や支援団体なども具体的に紹介し、同様の道に進みたいと考える人に役立つ内容だった。18名が参加した。 長野県長野地域は「ぐるっとながの移住セミナー21冬 教えて!ながのの暮らし方」を開催。3人の先輩移住者ゲストから子育てや冬の暮らし・車事情などについて聞いた。ゲストトークでは保育園の広さや習い事といった子育ての話題、ガソリン代など生活費に関する話題で盛り上がった。後半の深堀トークでは「住まい」「就農」「地域おこし協力隊」の3つのテーマについて、ゲストから更に詳しい内容が紹介された。 同日に、長野県南信州地域は「秘境のひと×暮らし巡り 南信州秘境オンラインツアー」と題し、南信州の「秘境」と呼ばれるエリアに注目したセミナーを開催。天龍村の秘境大学や、売木村の旧旅館を活用したテレワーク施設など参加町村のスポットを中継で紹介した。先輩移住者からは「日々の暮らしに変化があることが楽しい」など移住後の生活の良さを語った。27名が参加した。 静岡県は「静岡まるごと移住フェア」をオンラインで開催。4日間にわたり「相談WEEK」として静岡県内の市町や、仕事・住まいなどの関係団体が参加する大規模な移住相談会を行った。今年度4回目の開催となったが、全国各地より20代~40代の若い世代が多く参加した。 香川県は「島ぐらしの手引き ~子育て×お金編~」を小豆島(+豊島)が開催。子育て世代の先輩移住者2名をゲストに迎え、クロストーク形式で語った。小豆島ならではの子育て(自然、周囲の環境、サポートなど)や、ここが大変(病院事情、買い物事情など)、島での生活費などについて聞いた。11名が参加し、質問も多く出て、正直ベースのリアルな回答が得られたこともあり、島暮らしを考えている方に大変参考になる内容だった。

ロシアがウクライナへ侵攻!岡山・鳥取が過去最高の相談件数

やっと3月になった、と思うほどに今冬は寒かった気がする。歳のせいもあることは承知しているが、梅の開花も遅かった。スマホで1年前、2年前の写真が表示されるが、それぞれ満開の梅が写っているが、今年はちらほらであった。それでもここ最近は急に暖かくなってきている。春は近いのだ。 ロシアのウクライナへの侵攻には驚いた。一挙に攻め込むなど、信じられないことだ。1968年のソビエトのプラハ侵攻を思い出した。この間、アメリカは侵攻が秒読みに入ったと報道していたが、まさかの感じは否めなかった。1989年ベルリンの壁が東側から崩れて33年。以降、かつて東側に属していたポーランドやチェコ、バルト3国などのNATO加盟により、ジワジワと西側からの圧力が強まり、同じ民族とも言えるウクライナがNATO加盟を志向するなど、ロシアにとっては耐えられないことだったのかもしれない。だからといって軍事侵攻はあってはならない。クリミア半島の併合では、それほど大きなリアクションも起こらなかったことから、少し問題を軽く見たのかもしれない。また、18年にも及ぶ独裁体制により、側近をイエスマンで固めたことが、今回の侵攻に繋ったかもしれないし、状況を甘く見たのかもしれない。長期政権は往々にして最後は判断ミスをして自滅するケースが多い。一方、今朝の朝刊によると、ウクライナ在日大使館が義勇兵を募集し、男女70名を超える志願があったという。予断を許さない状況となっているようだ。それにしても、この時代に強行侵攻とは、信じられない暴挙で、このまま許すわけにはいかないのは自明のことだ。ウクライナ国民の徹底したレジスタンスに期待するしかないのか。ウクライナから目が離せない。 昨年来、各県での移住相談が増加しているが、比較的苦戦していた岡山県が2月は過去最高になり、鳥取県も1月は移住相談が過去最高を記録した。徐々にではあるが両県とも増加している。丁寧な、相談者の立場に沿った対応が実を結びつつあることは確かだ。 この1週間の取材・来客は、26日はエリア担当新採者面談。3月1日は新たに相談員を配置する県の新採者面接、日生協伊藤執行役員が退任あいさつ。2日は佐賀県嬉野市村上市長が再選あいさつ。また、11月に予定されるNPO設立20周年記念誌製作の第1回打ち合わせがあった。 地方移住セミナーはオンラインを中心に20回行った。 22日は、愛媛県が「地方移住”ホンネ”サロン#14」えひめのグルメで移住ミートアップ!〜美味しいものを楽しみながらZoomで気軽に移住を語り合いませんか?~」を開催。愛媛の美味しいものを事前に自宅へお送りし、「リモート飲み会」のような参加型の形式で食べながら盛り上がった。22名の参加者の満足度等はこれから検証予定だ。 24日は群馬県「群馬と関わる時間~群馬の給食を生中継で作ります!~」を、学校給食をテーマに開催。郷土食(給食スタイル)を料理研究家の方が生中継で調理される様子を見ながら、群馬県平野郡・前橋市・伊勢崎市・玉村町の話を聞いた。Uターン移住者の料理研究家からは、経緯などを詳しく聞いた。51名が参加し、チャットで積極的に意見交換していた。 広島県は「地方移住に不安がある "あなた" に聞いてもらいたい。あの時の私の悩み、そして今」と題して先輩移住者2名をゲストに迎え、移住の準備期間中の悩みや、どのように解決したのかなどについてパネルトーク形式で開催。センター相談員からは、窓口の利用方法などを紹介。後日個別相談も設定しているため、センターの利用を促進できるセミナーとなった。 25日は宮崎県が「リラックスサーフタウン 宮崎県日向市 サーフィン移住相談会」を開催。サーフィン移住した子育て世代のゲストを迎えて、日向の暮らしを知るセミナー。農業、林業、仕事相談の担当者も登壇し、参加者はブレイクアウトルームを自由に移動して話を聞いた。ゲストは移住前と後の暮らしの変化や家、仕事探し、サーフィンについてもオープンに話し、25名の参加者からも積極的に質問が出た。 長野県平谷村は「平谷村農山村親子留学 説明会~まだ間に合う!ちいさな山の学校で親子留学 一期生募集~」を開催し、先輩移住者、集落支援員、移住相談員が様々な質問に答えた。4名の参加者からは「夏休みに子供が住める場所はあるか」「図書館はある」「親子留学用の住宅はペットOKか」など、具体的な質問が多数寄せられ、本気度が感じられた。 福井県は「福井移住・就職相談会(夜の部)」として就職と移住を併せて相談できる個別相談会を開催。今回は福井県にゆかりがある3名が参加。就職相談員、移住相談員らと面談した。福井県の就職活動で役立つ片道交通費助成や割引制度なども活用するよう促した。 26日は埼玉県秩父市が「暮らす秩父、働く秩父」を開催。秩父市の地元企業で働いて暮らす複業インターン「秩父でプチ移住体験」の参加者3名が、ゲストとして体験談を話した。集落での狩猟体験やキャンプ施設の仕事などを通して、地元の人と関わる楽しさや自然の恵み、暮らす目線で秩父のリアルが紹介された。22名が参加した。 石川県は「いしかわの農林漁業~能登・加賀編~」を開催。農業・林業・漁業に従事しているゲストと、それぞれの支援機関が、石川県の一次産業について話した。ゲストからは異分野に挑戦するに至った経緯や活用した体験制度、移住後の生活の変化、「能登の祭りをきっかけに林業と地域に興味を持った」「未経験でも体験・研修できる制度があったことが移住先との縁になった」などの具体的な話が聞かれた。 岐阜県各務原市は単独のセミナー「Gallery 各務原 ~かかみがはらの魅力発信と移住相談セミナー~」を開催。市名の読み方から、市内の名物スポット、移住者が取り組むリノベーションイベント、職員の撮影した秘蔵ショットの紹介など、短時間で各務原市を幅広く理解できる内容で、Uターン・Iターン問わず参加者の深い頷きぶりが印象的であった。7名が参加した。 鹿児島県は「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー(南国暮らし編)」を、薩摩川内市・霧島市・十島村・屋久島町・天城町・鹿児島県北薩地域振興局が開催した。霧島市へのIターンと屋久島町へのUターン先輩移住者がゲスト。42名の参加者は20代~80代までと幅広く、個別相談の予約も多くあった。 愛媛県は「えひめとつながるオンライン移住セミナー  えひめ移住の職探し ゼロから林業・漁業始めてみませんか?」を林業、漁業をテーマに開催。Iターンで未経験から従事した2名をゲストに迎え、今の仕事に携わるようになった経緯や、支援制度ついて、1日のスケジュール、漁の種類などについて聞いた。7名の参加者からは、チャットを使って多くの質問も寄せられた。林業・漁業は1次産業の中でも農業ほどセミナーも多くないため、仕事の幅を知ることができる貴重な機会になったと思う。 同日に愛媛県が「~好きが仕事に!愛媛ならではの働き方編~」を、働き方をテーマに開催。ゲストは趣味や好きなものをきっかけに、愛媛ならではの仕事についている2名で、内子町で和紙や印刷に携わる仕事をしている方と、宇和島育ちで現在は伊方町で『裂き織り』に携わりつつ民泊をされている方。毎回の傾向ではあるが、すでに愛媛に移住をされている方や、就農をされる予定の方など本気度の高い方が参加され、質問も多く飛び交いリアルな『えひめ暮らし』を知ることができた。 27日は沖縄県が「りっか沖縄移住相談会 ~沖縄で保育士として働こう~」を開催。沖縄県の保育市支援センタ-や、4市の保育園の方々が参加し、沖縄の保育士の現状や支援制度、やりがいや園のPR等を行った。園で働く方々は皆元気いっぱいで、明るい陽ざしと半袖姿に東京との環境の違いを感じた。沖縄らしい仕事、ということで保育士を勧めるのも良いと思った。14名の参加者からの質問も多くあり、優しく丁寧な受け答えで不安が解消されていたように感じた。 新潟県は「新潟で、はじめる。ゆったり子育て!」を開催。Iターンで子育て中の女性のゲスト2名のクロストークの後、ブレイクアウトルームにて少人数で自治体と繋がれる企画。ゲストの親しみやすい語りから、セミナーの雰囲気も良く14名の参加者は、それぞれ個別市町村の部屋で相談をされていた。 長野県諏訪地域は「ググれない!? 諏訪圏×空き家・小商い・冬の暮らし」を開催。諏訪湖・八ヶ岳エリアのリアルを知りたい人向けインターネットでは検索できない、ここでしか聞けないリアルな“諏訪湖・八ヶ岳エリアの日常生活”を伝えるという内容。諏訪湖・八ヶ岳エリアの紹介や空き家・小商い・冬の暮らしについてのプレゼンを行った。30名の参加者からは様々な質問が寄せられ、後半のブレイクアウトルームにも多くの方が参加し盛り上がった。30代~40代参加が多かった。 神奈川県は「ちょこっと田舎な神奈川で暮らそう~二宮・湯河原編~」を開催。湯河原町は、ワーケーションにも適したリトリート施設と、ゲストが家族で満喫する湯河原での暮らしぶりを写真で紹介。二宮町は、吾妻山からのリポート動画と3名の移住者ゲストのトークセッションで生活の様子を紹介した。11名が参加した。 島根県は「島根暮らしセミナー」を開催、関東方面から県内各地に移住した3名のゲストが、移住前との違いを語った。それぞれ仕事や家族構成は違うが共通しているのは「車が必須であること、コミュニティが密であること、歩いている人が少ないこと」など。どれもマイナスに捉えられがちであるが、3名のゲストは、プラスにとる心の柔軟性や理屈で説明できない肌感覚を大事にされているように思った。26名が参加した。 岡山県は「つながりづくり!ОKAYAMA~ネットだけじゃなく、ヒトにもききたくないですか?~」を、コロナ禍で関心が高まっている【二地域居住】をテーマに開催。二地域居住で活躍中の3名と、都市と岡山をつなげる活動をする2名をゲストに、行く側・受け入れる側両面から話を聞いた。それぞれの滞在スケジュールや、交通手段、メリットデメリット、継続するコツなどについて聞くことができた。受け入れる側の意見も聞けたことで、多角的に見ることができる機会となったと思う。39名が参加し、チャットを使用しての質問も多く出て、大変盛り上がった。 香川県は「島ぐらしの手引き~家×お金編~」を開催。土庄町と小豆島の担当者がそれぞれの地域の家探しやお金について話した。家探しで都市部との違いは、ネットやメールが使えないので直に不動産屋に足を運ぶことが大事だそう。また、物件資料の見方や設備関係(ガス、トイレなど)の説明など、島暮らしを希望する方にとって大変丁寧な内容であった。第二部の参加者は、ブレイクアウトルームに分かれて、より具体的な質問タイムをとった。

21年の移住希望地ランキング、静岡が昨年に続いてトップに!

例年、マスコミなどに取り上げられ、話題になる「移住希望地ランキング」を25日にマスコミ向けに解禁した。結果については、窓口移住相談では、トップは昨年に引き続き静岡県、2位には初めて福岡県が、3位は山梨県、長野県が4位、5位は群馬県が座った。6位は広島県、7位は宮城県、岐阜県、栃木県、神奈川県と続いた。このランキングを見ると、コロナの影響が色濃く出ていると思う。20年1月にコロナが国内で発症し、同年4月、5月の2ヶ月、東京都の要請に従い事務所を閉鎖し、在宅勤務に切り替えたことから年間の相談件数が大きく減ったが、首都圏を取り巻く各県で7、8,9月の相談件数は1,5倍から2倍と前年同月比で増加し、コロナ禍を避けて分散する傾向が明らかになった。それが翌21年になると全国に拡大し、昨年11月には24県が過去最高の相談件数となり、合わせて東北は宮城県が、中国は広島県が、九州は福岡県が大きく相談件数を伸ばした。この傾向がランキングに反映されている。さらに、見てみると静岡県は、ブースを構え、相談員を複数配置している政令市・静岡市の健闘が目立ち、下位に沈んでいる県を上回る相談実績を上げている。このことが2年連続でトップとなった要因と思われる。福岡県、広島県、宮城県は、それぞれの県都が大都市で、東京と比べても就労の場や生活の質、利便性、情報なども見劣りしていないことなどが、東京都の受け皿の役割を果たし、人気になっている。また、17年から3年間、トップだった長野県が4位となったが、山梨県の差はコロナの影響の差ではないかと考える。今回初めて5位に急上昇した群馬県は、山本知事の号令のもと、県下35市町村すべてがセンターの自治体会員となり、県をあげての移住者の受け入れ体制を整備し、工夫をこらした移住セミナーを数多く開催したことなどによると思われる。また、今回8位にランクアップした岐阜県は、これまでの粘り強い取り組みとあわせ、「21年7月8日以降に、岐阜県以外から岐阜県に移住し、5年以上継続して居住する意思のある方」に移住支援補助金(22年2月15日まで)を交付するなどの取り組みが効果を上げたようだ。栃木県と神奈川県はコロナ禍によることが大きいと言える。 昨年からコロナ禍もあって、オンラインによるセミナーが拡大したことからセミナー参加者のランキングを明らかにしている。この結果については、初めて昨年2位の広島県がトップとなった。次いで愛媛県・長野県・北海道・福島県が5位までに入った。6位からは静岡県・和歌山県・佐賀県・新潟県・群馬県・となっている。移住セミナーは年間で過去最高の562回開催されている。 年代別では20歳代以下のベスト3は静岡・広島・宮城。30歳代で静岡・福岡・長野。40歳代で静岡・長野・福岡。50歳代で静岡・山梨・群馬。60歳代で静岡・群馬・長野。 性別では14年以降、徐々に女性が増加し、昨年は過去最高の45.4%に達した。 相談者の年代は20歳代以下が21.9%、30歳代が28.8%、40歳代が22.8%、50歳代が18.2%、60歳代が6.6%。 この1週間の取材・来客は、18日に公益社団 東京自治研究センターの取材。24日は山口県平屋副知事表敬訪問、総務省馬場地域力創造グループ審議官打ち合わせ。25日神奈川県担当者あいさつ。 地方移住セミナーは19回、ほとんどがオンラインで開催された。 2月15日には、群馬県下仁田町・南牧村が「移住先で"challenge"!! ぐんま暮らしセミナー in 下仁田町・南牧村」を開催。ゲストからは地域での暮らしや移住先で起業した経緯や苦労、移住先で何かにチャレンジする際の注意点などを聞いた。両町村への興味が深まる内容で、チャットでのコメントも多く寄せられた。33名が参加した。 16日には、山口県が「やまぐち暮らし 夜の相談会2021⑥」を開催、2名が参加。いずれも起業についての相談で、創業窓口の「やまぐち産業振興財団」の担当者との三者面談を行った。担当者からは、起業地域の情報、事務所探しのコツ、起業支援金の条件などの説明があり、今後の準備に活かせそうな内容であった。 18日は香川県が「瀬戸・たかまつネットワーク移住セミナー 瀬戸内暮らし×仕事 ~瀬戸内でのくらしについて考えてみませんか~」を開催。8市町が参加し、トークセッションでは、各自治体ごとに特徴ある仕事や住まい事情などの詳しい話もあり、比較できて面白かった。終始雰囲気よく和やかに進んだ。 長野県は「長野の暮らしに息づくワイン~信州ワインバレー構想~楽園信州移住セミナー」を開催。6市町村が参加し、ワイン自慢をはさみながら、長野のワインに携わる様々な立場の方々をゲストに、長野とワインの魅力が詰まったセミナーとなった。 福島県は「東京で福島ゆかりの人が集まる新しいコミュニティをつくろう!#2」と題して、居心地の良い居酒屋のような語り場で、参加型のセミナーを実施。4名が参加し、「東京でどんな福島コミュニティがあったらいい?」というテーマはあったが、参加者それぞれの専門分野の視点でも自由に語り合い、大変盛り上がった。 北海道日高地域は「北海道”ひだか”オンライン移住カフェ 冬のくらし編」を開催。7市町村をオンラインでつないで地域の暮らし情報を提供する40分間のカジュアルなセミナーで35名が参加した。街中の積雪の様子を中継したり、FF式ストーブや水道管凍結など寒冷地ならではの普段の生活様式が紹介された。夏、秋にも開催されていてリラックスした雰囲気が参加者を引き込んでいた。 19日には、福島県二本松市が「農活~にほんまつで農業を始めるまで~」として新規就農希望者向けのセミナーを実施。移住の先輩でもある若手農家2人と、それぞれの農業研修の受け入れ先であるベテラン農家2人を迎え、有機農業を中心とした農業および新規就農の実態などを聞いた。農作業の様子を収めた動画も交え、農業やその土地に暮らす人々の魅力が伝わるセミナーだった。8組が参加。 石川県は「石川で地域おこし協力隊やってみんけ?」を開催、七尾市・かほく市・穴水町のそれぞれ担当者から現在募集中の協力隊について説明した後、各市で協力隊員として活動中の方が活動内容や石川県での暮らしなどについて語った。11名が参加した。 神戸市は「こうべぐらし~神戸の西“垂水・長田”で見つける自分らしいくらし~」を開催。長田区・垂水区のまちづくり課と各区在住の先輩移住者をゲストに、それぞれの区の魅力を発信した。長田区からは下町らしい「多文化共生」をキーワードとした人情味あふれるエピソードを、垂水区からはInstagramの写真を見ながら区内のスポットを解説、また関東からの先輩移住者が移住前のイメージと移住後の暮らし方を紹介。終了後も質問で盛り上がった。21名が参加した。 和歌山県は「わかやまセミナー 移住×農業」を開催。新規就農した先輩移住者の就農ストーリーの紹介を中心に、県の就農支援制度の説明や個別相談会を組み合わせたセミナー。日本各地だけでなく海外からの参加者もおり、先輩移住者の話を熱心に聞き入っている様子で、個別相談も申込盛況であった。20名が参加した。 山口県岩国市は「いわくに暮らしセミナー」を開催。ゲストは元自衛官で現在は農業法人を運営されている方と、地域おこし協力隊でグリーンツーリズムを推進されている方のお二人。岩国に移住した経緯などを聞き、後半は少人数のグループトークを行った。趣味の登山の話や、販路、これからの展望など語り合い、大変盛り上がった。8名が参加した。 福井県は、「ふくい移住・就職フェア」を、交通会館12階の会場にて145名の参加者を迎えてリアル開催した。福井市・坂井市・暮らし・仕事・先輩移住者の相談ブースの他、木育体験ができるキッズコーナーや福井の特産品を購入できる物産コーナーなども配置した。開催時間中ノンストップでトークイベントも行い、先輩移住者が、田舎暮らしについての質問に答えていた。 佐賀市は「さが暮らしセミナーVol.14 先輩に聞こう!佐賀市への移住・転職セミナー」と題して佐賀市の暮らしやすさや仕事の探し方を紹介するセミナーを開催。先輩移住者をゲストの職場を動画で撮影して流したり、働き方が具体的にイメージできる内容だった。22名が参加した。 愛媛県は「えひめオンライン移住セミナー第2弾 ”サラリーマン農業”という働き方」を開催。柑橘農家を法人形態で営んでいる代表者の方をゲストに、柑橘農家の暮らしや就農のプロセス、農業法人で働くということについて、1日のスケジュール、脱サラ農業体験なども含めて詳しく話を聞いた。28名が参加した。 山梨県は「やまなし暮らしのリアルを知る相談会」を開催。韮崎市・北杜市・甲府市・甲州市・都留市の他、地元の不動産会社などとの個別相談を行った。山梨移住体験談セミナーでは、星野ソムリエの方やWebフリーランスとして仕事をしながら「人が集まる場づくり」を行う方から、移住までの経緯や現在の暮らし・山梨県の魅力について話を聞いた。 20日には、山梨県が「やまなしの南側 峡南地域の魅力を知る」を開催。温泉やお寺、伝統工芸など観光資源が豊富であり、昨年には高速道路が全線開通し、静岡からのアクセスも良くなった峡南地域の三町について、ゲストに早川町に移住しフリーペーパーHuMaNを発行している方と、南部町で有機農業に従事するご夫妻を迎えて現地の暮らしや魅力を聞き、クロストークも盛り上がった。4名が参加した。 静岡県は「富士山のふもと暮らし移住セミナー」として、富士山麓の5市町合同で、住まいと仕事をテーマにしたセミナーを開催。現地事業者からのコロナ禍での仕事や住宅事情についての説明はタイムリーな内容で、個別相談会は各市町に申し込みがあり盛況であった。40代~50代を中心に、日本各地から31名の参加があった。 宮崎県は「あなたらしいMIYAZAKI LIFEのはじめ方 [賃貸&売買] 物件 オンライン内覧会」と題して宮崎市の不動産会社2社を招き、市内の物件の動画や写真・地図などを見ながら物件を内覧。真剣度の高い方が多かったようで、48名の参加者からは、細かいエリアごとの相場感や、サーファー向けやペット可の物件、移住者の多いエリア、安全な海抜は何メートルかなど様々な角度から質問があり、大変盛り上がった。 神奈川県は「かながわ西エリア~先輩移住者に聞く!本音の話~Part.2」を開催。西部の6市町から移住者をゲストに招き、移住の動機や経緯、都内への通勤事情、空き家や土地の見つけ方や家賃事情、子育て環境、人脈の広げ方など多岐にわたって話を聞いた。様々な移住のスタイルがあり、今の暮らしの楽しみ方があることが伝わるセミナーだった。27名の参加者からも積極的に質問がでていた。

1月の相談件数は過去最高の4876件に

今年は例年以上に雪の多い年になっている。周期的に大雪警報がでている感じがしている。一方、確実に陽が伸びて、朝が早くなってきていることも実感している。コロナは収まる気配はなく、まん延防止等重点措置の期限が20日に迫る21道府県のうち、7道府県が15日に政府に延長を要請する事態となっている。 こうした中で移住相談件数は衰えを見せず、1月の移住相談件数は1月としては4,876件と過去最高を記録した。しかも27県が過去最高の相談件数を達成している。これはコロナ禍における地方移住に陰りが見えず、地方移住志向が全国化しつつあると言っていいようだ。移住相談とセミナー参加を合わせて合計では広島・愛媛・群馬・長野・静岡の順となり、愛媛県はセミナー参加者で順位を上げた。電話・メール・面談の相談件数では広島・福岡・長野・静岡・岐阜の順位となっている。昨年あたりからの岐阜県の健闘が目につく。 この1週間の取材・来客は、15日に新潟日報が取材、16日はハウジング・トリビューン編集部が「地方創生が生み出す未来」と題した連載企画で取材。 地方移住セミナーは14回、ほとんどがオンラインで開催された。 2月10日には、三重県が「三重県UIターン就職情報セミナー みえの企業大研究会」を開催、県内10社が企業案内を実施した。19名の参加者は新卒・Uターンの割合が多く、中には1年後を見据えた大学2年生の参加者もおり、熱心な質疑が多数交わされた。 12日には兵庫県が「ひょうご暮らし・就職ラボ」を実施。兵庫県労政福祉課が企画した全3回のセミナーの3回目。県内企業での就業体験を中心に、移住支援金などの支援制度について紹介。 19名が参加した。 宮崎県は「にしめらオンライン移住セミナー 山の中の0(ゼロ)円子育て」を開催。西米良村の手厚い子育て関連支援をしっかりと説明、参加者は、山の中でも子育てできそう!という気持ちになったようだ。参加者は全国各地から、30代~60代まで幅広い参加があった。 宮城県は「宮城まるごとOnline Meetup! 宮城の地域おこし協力隊」を実施した。6市町が参加し、各地域で活動する地域おこし協力隊やミッションなどについて紹介した。グループトークでは、活動中のお金事情や任期を終えてからの進路などの質問が相次ぎ、関心の高さがうかがえた。12名が参加した。 青森県弘前圏域は「ひろさき圏域合同移住セミナー 前圏域市町村職員の仕事を知ろう!」を開催。7市町村の市町村職員が地域紹介や役場の仕事のイメージを伝えたほか、現役弘前市役所職員の新卒公務員受験体験や現役協力隊の移住体験談が紹介された。8名の参加者はUターン希望の学生が中心で、個別相談でも積極的に情報収集していた。 滋賀県は「つながるshigaフォーラム」を実施した。第一部では滋賀県出身の三遊亭わん丈氏が滋賀県を題材にした落語を披露、第二部は同志社大のゼミ生3名による成果発表会。中でも伝統工芸の「近江上布」を使用した新商品の開発検討などが熱心に発表された。メンターの方の「交流人口から関係人口になり、他人事から自分事になり一定の熟成期間を経て移住へ至る」という言葉が印象的であった。50名が参加した。 栃木県は「理想の暮らしの叶え方!お試し移住からときめく住まいまで」と題し、“家”に焦点を当てたセミナーを実施した。矢板市と茂木町への移住で「理想の暮らし」を手に入れた先輩移住者2名が、グッドデザイン賞を受賞した「理想の住宅」の紹介や、自然に囲まれた場所に家を構えるためのステップ、Iターンでの友人知人の作り方などを語り、チャットも盛り上がった。39名が参加した。 13日は、新潟県上越市が「上越市ふるさと暮らしセミナー 雪国の暮らしって大変?でも楽しそう!」を開催。相談者からの質問も多い「冬の暮らし」をテーマに、米農家+農家民宿を営む方と、高田地区の町家をDIYして生活している方の2人からリアルな話を聞いた。雪かきが地域住民とのコミュニケーションに繋がるなど、雪をポジティブにとらえる様子が印象的だった。参加者は20代~70代まで幅広かった。 山形県は「くらすべ山形」オンライン移住セミナーを開催。こちらも「山形の冬の暮らし」がテーマ。酒田市、戸沢村、小国町在住の先輩移住者3人をゲストに、それぞれの地域の冬の暮らしについて紹介した。同じ県内でも異なる降雪量や雪の積もり具合、家族構成による光熱費の差などをわかりやすく解説。東京での暮らしとの比較などもあり、参考になる内容だった。15名が参加した。 千葉県多古町は「多古ではたらく人に聞きました。先輩移住者が語る田舎での働き方」を、会場とオンラインのミックスで開催。ゲストの黒板チョーク作家とワインソムリエは、都心で培ったノウハウを多古町で活かそうとしたきっかけを紹介、移住コーディネーターは “地域の方から口コミ求人を貰うコツ”について紹介した。会場、オンライン合わせて19名が参加、会場では全員個別相談に繋がり、じっくりと相談されていた。 熊本県は「イジュカツ!くまもと移住活動 ~くまもと移住活動~vol.12 元協力隊が語る!地域とつながる暮らし方」を、山鹿市、菊池市、御船町が参加し開催。ゲストには、元地域おこし協力隊で、卒業後ご自身で起業したり、物産館館長も務める方が、地域での仕事の作り方や、区役への取り組み方など、自身での経験を含めて紹介した。 岩手県雫石町は「田舎暮らしは異世界転生」を開催。キャリアカウンセラーから地域の仕事事情などが紹介され、ゲストトークでは、東京からの先輩移住者が自身の移住&転職体験をゲームなどで人気の「異世界転生」になぞらえて紹介した。申込者全員が参加し、質問も多く寄せられた。タイトルやチラシの作り方など、新しい切り口からの試みは、若者向けに有効だったと思う。また、東京のサラリーマン生活とは異世界の雫石町での暮らしを、写真で比較して見せるなど、参加者に伝わりやすい工夫があった。9名が参加した。

立松初代理事長の遠雷忌も13回目に

今年は寒いと思っていたら、ここに来て北日本は大雪のようで、お見舞い申し上げます。一方で、受付に置いてある山形県のアンテナショップで購入した「啓翁桜」が満開になった。一足早い春の到来で、例年この時期にあがなって楽しんでいる。2月8日は初代理事長の立松和平君の命日。こうしたことから例年2月の第一土曜日に、彼の代表作であり、映画にもなった「遠雷」に因んで「遠雷忌」として、上野・入谷の法昌寺で法要を行ってきた。お墓もそこにある。今年は13回忌であったが、生憎のコロナ禍で参加者は例年の半分程の20数名。記念講演は大地を守る会会長の藤田和芳君が最近上梓した「句集『団塊世代の温泉と句会の旅』と立松和平」を語った。この句集は27年前から友人たち10名ほどと年に2回程度、温泉に浸かりながら句会を行ってきたものを、それが一区切りついたのではということで私家本として発行。友人知人などに配ったもの。メンバーは彦由さん、立松君、藤田君、高橋伴明君などである。映画「遠雷」は1981年に根岸吉太郎監督が作り、東京近郊の農村地帯を舞台にトマトを栽培する青年を描き、日本アカデミー賞最優秀監督賞などを受賞した。 東京のコロナは一向に収まらず、毎日1万人を超えて発症している。そうしたこともあって、移住相談者の来訪は若干減少気味のようだ。 この1週間の取材・来客は、3日にテレビ埼玉の取材。4日は全農と全国労働力支援協議会の設立についての打ち合わせ。この協議会、3月4日に設立総会が開かれる予定で、それへの参加要請のため。目的は「地方創生(地域活性化)に向けた、農業労働力支援による農村部への人口流動、次世代の担い手確保の全国的な検討・実践を進める」こと。5日は上記の通り、遠雷忌出席。 地方移住セミナーは14回、すべてオンラインで開催された。2月1日、広島県は「Forest Work & Life ~マインドフルネスな森で見つける"生きがい"のある暮らし~」を開催した。自伐型林業を行う民間企業「フォレストワーカー」の方と、「ひろしま県民の森」の運営者が、庄原市の紹介や「かっこいい林業」、自然と関わる仕事について話した。コロナ禍で働き方が改めて注目されている現在、前向きに考えることのできるいい機会となった。参加者は22名。 5日は、三重県が「みえDe子育てを楽しもう♪」と題して、県内3市が参加し、子育て情報充実のセミナーを開催した。ゲストは子育て真っ最中の移住者2名で、自然豊かな住環境、近隣住民との関係性、支援センターの活用などの生活体験談を聞いた。また参加者からは移住決断までにかかった期間等について質問があがり、個別相談にもつながった。参加者は5名。 大分県は「第9回おおいた暮らし塾in東京」をオンラインで開催。日田市・佐伯市・臼杵市・竹田市・日出町・起業・就職・県全般が個別相談会に対応した。参加者は9名、20代~50代と幅広く、Iターンが多かった。今年の春から2, 3年後までに移住を検討されている方が多く、熱心にメモをとるなど全体的に真剣度が高かった。 福井県は「福井移住・就職相談会_夜の部」を1月に引き続き、個別の移住・就職相談会を開催した。3名の参加者は、前回同様幅広い年齢層の方で、就職と暮らし両面について相談を行った。 千葉県旭市は「海辺のまちの“ちょいなか暮らし”かっこいい大人になれるまち」を開催。今春オープンの「生涯活躍のまち・みらいあさひ」に関わる方と、移住してガーデニングショップを営む方のトークセッションで進行した。お二人の情熱や、人柄も含め軽妙なトークは、参加者からも「面白かった」という感想がチャット、アンケートで寄せられた。旭市を検討している方には心強いキーマンだと思った。13名が参加した。 奈良県は「第18回奈良で働く相談会 -奈良で働き、暮らす-」と題して、県内での暮らしと就業をテーマにした恒例のセミナーを開催。全国的な知名度は高くないものの、参加した北葛城郡4町の地域愛を込めたPRタイムは、「ちょうどよい田舎」での暮らしを求める参加者に十分伝わる内容であった。5名が参加した。 福島県は「第2回 ふくしま12市町村移住セミナー」を開始した。地域おこし協力隊や起業を通して地域の活性化や街づくりに寄与している4名のゲストが参加。移住の経緯や苦労した点、心構え等について紹介した。自身の経験に基づいた心構えは、移住を考えている参加者の方々に、参考にしてもらいたい内容だった。26名が参加し、盛況であった。 佐賀県伊万里市は「あなたのキャリアを伊万里で活かす」と題して移住+就職セミナーを実施。移住して地域商社「伊万里百貨店」を運営する方と、伊万里市に拠点を置く半導体やIT関連企業4社を招き、佐賀の魅力や企業4社それぞれのPRを聞いた。その後、ブレイクアウトルームに分かれて参加者と直接話せる時間を設けた。16名の参加者は20代~50代、全国各地からの参加があった。 山形県天童市は「真冬のてんどう、どうでしょう~雪国ぐらしの実態☆ちょい見せします!」を開催。「雪国の暮らし」をテーマに、冬の暮らしの様子を伝えた。現地から中継をつないで駐車場の雪かきや雪道運転を実演して見せるなど、よりリアルに楽しく伝える工夫があった。雪かきでは道具の使い分けの方法、雪道運転では除雪後の道を運転する際の注意点など細かく紹介し、参加者からは参考になったとの声が多く聞かれた。17名が参加。 北海道渡島地域は「北海道渡島(おしま)地域の暮らしセミナー 冬の暮らし!ちょっと暮らし!」を開催。地域内全2市8町が参加し、地域の魅力や暮らしぶりを紹介した。「冬の暮らし」では各市町の冬の楽しみのほか、光熱費、雪かき、車の運転など実際に生活していく中で知っておきたいリアルな事情を紹介。また、「ちょっと暮らし」では、お試し暮らしができる体験設備などを紹介した。17名の参加者は関東圏在住者を中心に、50代以上の人が目立った。 6日、茨城県は「大きな公園のある街で暮らす~いばらき暮らしセミナー」を開催した。つくば市は、公園のランニングコースを撮ったYoutube動画を活用し、コース紹介と人気のパン屋さん、スーパーも交えて臨場感ある紹介をした。龍ヶ崎市は職員自身が公園を巡る動画で、体を動かせる施設の紹介が多く町の特徴も分かりやすかった。「大きな公園」を求める子育て世代向けの情報も豊富で、個別相談ではつくば市とひたちなか市が満席となり盛り上がりを見せていた。 鹿児島県「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー(アウトドア編)」を開催。指宿市・西之表市・薩摩川内市・十島村・さつま町・湧水町・東串良町・南種子町・屋久島町・宇検村・鹿児島県北薩地域振興局が参加して、アウトドア天国鹿児島の魅力を伝えた。ゲストの先輩移住者が、島・山エリア・海エリアなどそれぞれの自然の楽しみ方を話した。28名が参加。ご家族やご夫婦での参加も多く賑やかだった。 佐賀県は「佐賀市の地域おこし協力隊になろう!」を開催、現在佐賀市が募集しているフリーミッション型の地域おこし協力隊の説明会を行った。現在フリーミッションで活動する3人の協力隊員をゲストに、活動の内容や今後の計画など詳しい話を聞くことができた。参加者は10名で、20代~60代まで幅広い参加があった。 静岡県は「山里×起業 しずおか移住セミナー -オーナーになって、ゆったりと暮らす-」を開催。静岡県大井川流域の2市町で移住と起業を実現したゲストを迎えたセミナー。地縁の有無、物件との巡り会い方、起業に至る流れなどのエピソードを聞くことができて、中山間エリアでの起業を目指す方には有益な情報提供の機会となった。10名が参加した。  

東京23区、初めて「転出超過」に!

1月28日、総務省は2021年の人口移動報告を発表した。その中で東京都から転出した人数は、コロナ禍もあって41万4734人と20年から約1万3000人が増加し、転入した数が2年連続で減少した。とくに23区は比較可能な2014年以降で初めて、域外からの転入者が転出者を上回った。また、東京に埼玉県、千葉県、神奈川県の3県を加えた「東京圏」では30から34歳で比較可能な2014年以降、初めて転出超過となっている。その関係でマスコミから今後の見通しについて、コメントを求める取材があった。今後の動向については、ふるさと回帰支援センターに参加して、本気で移住者を受け入れ、地域の再生をめざす自治体が今は476自治体に留まっているが、この数を倍増させることができれば、移住希望先もその分増加し、選択肢もそのことに比例して多様化し、増加すると考えられること。また、コロナ禍もあって移住相談が20年は「関東圏」が、21年はそれが全国に拡大している中で、希望した移住生活が実現できた好事例を集約し、事例集などにまとめ、社会化できれば、地方移住の波は更に拡大していくと考えられる、と応えている。 多くの自治体の広報誌がセンターに送られてきているが、この程、静岡県浜松市の「広報 はままつ①」が目についた。①とナンバーリングが打ってあるから新年号なのかもしれないが、【<特集>求む、移住者!~「ハマライフ」オススメします~】とあって4ページにわたって移住を取り上げている。内容は、Uターン者と中山間地へのIターンの具体的な事例報告、市役所内の移住者支援窓口の紹介、移住コーディネーターの紹介、UJIターン就職寄り添い相談の紹介、はじめようハマライフ助成事業の紹介、コミュニテイビジネス等起業資金貸与などの情報が紹介されていて、移住者受け入れの市役所の熱意が伺われるものとなっている。往々にして自治体の広報誌は自治体側からの最低必要な情報が載せられているものが多く、必要なことや知りたいことがなければあまり読む気にならないが、浜松市の広報誌は読ませる工夫があって、好感が持たれた。住民に読まれてこそ意味ある広報誌、是非読まれる広報誌をめざしてほしいものである。 この1週間の取材・来客は、27日に読売新聞取材。28日神戸市東京事務所長来訪、懇談。毎日新聞取材。2月1日東京交通会館営業と打ち合わせと8階視察。2日は地域活性化センター椎川理事長と打ち合わせ、日テレ取材。 地方移住セミナーは19回、すべてオンラインで開催された。1月27日には、広島県は「地域"芸能"をデザインする ~広島神楽の課題とインバウンドの可能性~」を開催した。新しい関係人口をつくるという発想のもと、地域の賑わいづくりの中心にある「神楽」の現状と課題、今後の方向性について語り合った。「神楽のまち」を掲げる安芸高田市の職員、日大藝術学部の教授、広島県を拠点にした海外向け観光コンサルタントをゲストに、講義と質疑を組み合わせて行った。現地ツアー開催前の前哨セミナーとして、安芸高田市の郷土への誇りが伝わる内容であり、神楽を通して市を応援するにはどうすればいいかといった質問もあった。47名が参加した。 北海道檜山地域は「“北海道檜山(ひやま)”でのんびり・やさしい暮らし“ひやまで働く”」と題したセミナーを、昼休み等に気軽に見てもらえるよう、平日のランチタイムに開催した。管内全7町が参加し、「働く」をテーマに先輩移住者が各々の移住のきっかけや仕事の様子等を紹介。道内、首都圏の他、関西から計15名の参加があった。 愛媛県は「地方移住”ホンネ”サロン 私達はなぜ20〜30代で愛媛に戻ったのか? ―Uターンを考えはじめた人へのヒント―」を開催。愛媛に縁があって移住した20~30代の移住者3人をゲストに、ファシリテーターを加えた計4人で、「移住初心者向けに頭の整理やヒントになる場を提供する」というテーマで開催した。「移住」という言葉を軽やかにとらえる若者ならではの体験談やトークが展開され、「重たく考える必要はない一方で、1年過ごしてみると自分に合っているか否かの判断基準もできる」など、移住検討中の人に響くキーワードが聞かれた、本音の聞けるセミナーだった。 28日は、北海道根室地域が「自然とともに北海道で働く!釧路・根室で酪農を始める相談会」を開催した。釧路市の酪農ユーチューバーと、東京から羅臼町に移住して酪農家になった移住者を迎え、釧路根室地域の酪農の魅力を伝えた。信頼できる現地担当者と出会えたことが、羅臼への移住と酪農の研修、就農に結びついたと経緯を紹介。「暮らしの理想や目標を持ったうえで、規模ややり方を考えることは大切」と話していた。14名が参加し、13市町との個別相談も実施した。 茨城県那珂市は、「いぃ那珂-農ある-暮らしミーティング移住・地域おこし協力隊オンライン相談会」を開催。市内で代々農業を営むゲストを迎え、栽培品目や土壌の特徴のほか、人的なネットワークづくりの重要性などを話した。参加者は5名と少なかったが、真剣に検討しているからこその質疑が交わされた。 鹿児島県は「かごしま連携中枢都市圏 移住かごトーク!!」を開催。鹿児島県内4市(日置市・いちき串木野市・姶良市・鹿児島市)の担当者が参加し、各地域の魅力PRのほか、参加者からの質問に答えた。27名の参加。生活の利便性や、桜島の火山灰や台風といった鹿児島ならではのことまで多様な質問が寄せられ、各担当者から本音とユーモアを交えて丁寧に回答があった。 山梨県は「やまなしU・Iターン 企業研究フェア」と題し、山梨県出身者、山梨県で新たなチャレンジをしたい人と地元企業とのマッチングイベントを開催。学生を対象に、就職活動が本格化する前の企業研究の第1歩として、地元企業49社と県の就職担当者が参加者の個別相談に応じた。36名が参加した。 福島県は「ふくしまで移住体験してみない?~ほとんどを地元の人で呑んでしまう貴重な地酒で乾杯!パワフルな商店街と酒蔵のオンライン見学会~」を開催した。本宮市地域ディレクター2名をゲストに迎え、現地で共にお酒を酌み交わしているような雰囲気で、本宮市の魅力を知るセミナーで11名が参加した。オンラインで現地商店街や酒蔵の見学を交えながら、ゲストのパワフルな地元愛が込められたトークに、「本宮市に行ってみたい」という参加者の声が聞かれた。 29日は、石川県が「北陸の冬ってどうですか?」と題して、石川県への移住を検討する際に気になる降雪量や冬の過ごし方をテーマに開催した。加賀地域・中能登地域・能登地域に分かれて、地域の様子紹介。農業従事者、伝統工芸の継承者、カフェ経営者など様々な暮らし方をする5人のゲストから移住した経緯や、たった今経験している「冬暮らし」について良さと大変さを正直に伝えた。20~60代と幅広い年代の35名が参加した。 山形県遊佐町は「ゆざを楽しむ愉快な仲間達@オンラインvol.2」を、単独で開催した。遊佐町に地域おこし協力隊としてUターンし、カメラマンとしても活躍する先輩移住者をゲストに、 Uターンのきっかけやクリアした課題、現在の仕事などを紹介した。自身が撮影した四季折々の写真のほか、遊佐町クイズやチャットでの質疑応答などを通じて参加者を巻き込み、遊佐の魅力を伝えた。10名が参加した。 長野県安曇野市は「曇野市移住セミナー 移住で気になる シゴトの話」を開催。大阪出身で移住後に電機メーカーに勤める方と、ITコンサルタント会社に勤務しながら芸術家としても活躍する方の2名をゲストに迎えた。移住までの経緯や仕事を見つけるまでの過程、二地域居住の生活の経験などを語った。地方就職の際のポイントをハローワークの担当者が説明するなど、参考になるセミナーとなった。43名の参加者は40代以上が比較的多かった。 富山県は「おうちでとやまさんぽ~冬の富山はこんな感じ~」と題して、参加市町を訪れて散歩をしている気分を味わっていただくセミナーを開催。小矢部市は冬の雪かきのコツをストーリー仕立てにして紹介したり、南砺市は雪の中でテントサウナを楽しむ様子を、黒部市はスノーアクティビティや地元食材で鍋を作る様子を伝えた。富山の冬の暮らしがリアルにイメージできる内容で、25名の参加者にも十分伝わったのではないだろうか。 鹿児島県さつま町は「おいしいお湯割りの作り方講座と移住相談会」を始めて単独で開催。コロナの影響でリアルでの開催は断念したが、オンラインを活かし自宅に焼酎をお送りして、乾杯でスタート。美味しいお湯割りの作り方だけでなく、ゲストの堀之内酒店さんが尽力する焼酎を通した地域活性の取り組みの話も聞けて、町のよさが伝わってきた。4名という少人数でしっぽりと和やかな時間となった。次回は、ぜひ町を訪れていただきたい。 新潟県は「にいがた・くらし・はっけんオンラインセミナー“GATA LIVE -ガタリブ-”」と題して、幅広い方に新潟暮らしを知ってもらうことを目的に開催した。新潟在住芸人2名によるトークショー、相談員が新潟暮らしの気になることに答えるコーナー、新潟クイズバトルというプログラム構成で、楽しく新潟暮らしを紹介した。90名が参加し、チャットでは終始活発で多くのコメントが寄せられ、「新潟に行きたい」や「相談員に会いに相談窓口に行ってみたい」など次につながるコメントもあり、盛況であった。 30日は、北海道函館市が「はこだて暮らし×西部地区 ~観光地で生活してみて~」を観光地域である西部地区で暮らし、働くことをテーマに開催した。仕事を持ってUターンしてきた人、やりたい仕事を求めてIターンした人、函館の街が気に入って移住した人という3人がゲスト。三者三様の暮らしや働き方と共に、西部地区で暮らすことの良い点や困りごとを共有した。特に冬場の光熱費や雪かき事情などは参加者からも質問が相次いだ。23名が参加し、関東圏在住、40代以上の方が多かった。 香川県は「香川県UJIターン就職・転職セミナー」を3部構成で開催した。第一部は3人の転職活動者の生の声を動画で配信。それぞれのライフスタイルに合わせた転職の事例を生の声で聴けるので非常に説得力があった。第二部はプロフェッショナル人材戦略拠点による県内企業の紹介など。うどんのテーブルマークなどを手掛けるニッチトップな企業が多数あり、正社員の求人倍率も関東を上回る倍率で、香川県の転職移住を考える方の後押しをする内容であった。第三部は個別相談会で8名が参加した。 山口県は「<やまぐちYYターンカレッジ>やまぐち×農ある暮らし」を開催。県内で唐辛子の6次化に携わっている方や、トマトとお米の農家の方、農業法人で活躍されている方の3名がゲスト。(全員Iターンの移住者) 自営就農と法人就農の日常スケジュールなど違いや、農業大学校などの研修制度について聞いた。三者三様、農との関わりがあり、可能性を感じることができるセミナーだったと思う。32名が参加、グループトークにも10名相談者の方が参加し盛り上がった。 静岡県は「静岡まるごと移住フェア」を開催。8日間にわたり「相談WEEK」と銘打ち、静岡県内35市町が参加する大規模な移住相談会。センターの静岡県相談員は20代~40代5組の移住相談を受けたが、内容の濃い質疑で真剣度の高さを肌で感じる内容であった。 神奈川県は「かながわ西エリア~先輩移住者に聞く!本音の話~Part.1」を、県内で“ちょこっと田舎”をイメージしやすい県西エリアの小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町、湯河原町が参加して開催。各市町より先輩移住者が登壇し、移住までの経緯で苦労した点や移住にかかった費用や、移住の決め手などを紹介した。東京の隣県にも「自然と共に暮らす」ことを実現できる地域があり、移住者を積極的にサポートする先輩移住者の存在が心強さを感じさせるセミナーであった。35名が参加した。

連日、マスコミ取材が・・・

1月も残すところあと僅か。厳しい寒さが続いている。こうした中、オミクロン株によるコロナは急激に拡大し、26日現在、34都道府県に「まん延防止等重点措置」が出された。また、総務省の人口移動報告が28日に明らかになることから、コロナ禍による地方移住の実態はどうなっているのかと、マスコミの取材が多くなっている。地方移住の実態を掌握するためには時間がかかるが、コロナ禍の中、昨年11月は24県が過去最高の相談件数を記録し、12月も15県が過去最高の移住相談を記録するなど、確実に地方移住の相談件数は拡大していることは確かで、地域にばらつきはあるが、西高東低の傾向が明らかとなっている。 また、オミクロン株によるコロナが全国的に急激に拡大していることもあって、この間視察が予定されていた自治体議員団の視察が全てキャンセルとなっている。仕方がないことであるが、今年こそは、と張り切って新年を迎えただけに寂しさは否めない。ここはじっくりと腰を据えて、これからのふるさと回帰支援センターのあり方や会員拡大の戦略を練り直そうと考えている。 この1週間の取材・来客は、20日に共同通信取材。21日時事通信取材。25日はNHK取材。26日は日経新聞、東京新聞取材。また、この日は山口県岩国市市長が2重マスクで来訪、地方移住の現状について懇談した。 地方移住セミナーは21回、ほとんどがオンラインで開催された。20日は、福島県が「福島で起業を考えてみない?第4回先輩移住起業家に体験談や成功の秘訣を聞いてみよう!」を開催。昨年10月から4回にわたって開催してきたセミナーで、最終回は、会津で飲食店を立ち上げた先輩移住者をゲストに、10名参加して体験談や成功の秘訣を聞いた。移住前の準備や課題の解決法を具体的に紹介し、起業を目指す人にとっては大いにヒントになる内容だった。 広島県は、「歴史情緒あふれる竹原で “本業+α” ワーケーション」と題して、空港に近く、歴史ある街並みが人気の竹原市でのワーケーションや2地域居住をテーマに開催。43名が参加した。東京が本社で竹原市に拠点を構えた企業に勤め、2地域居住を実践している先輩移住者と、家業を継続する一方、地域づくり事業を展開する先輩Uターン者をゲストに、竹原市で働く魅力や、仕事やライフスタイルの広がり、可能性について紹介した。 21日は福井県が「福井移住・就職相談会_夜の部」を開催した。相談者は20代男性2名、50代男性1名。3名とも転職活動中で就職相談がメインであっただが、2名はIターンとの事で移住相談も盛り上がっていた様子。金曜夜(仕事終わり)の個別相談はニーズが高いように感じる。 広島県は、「“ツナガル”尾道体験セミナー」を開催した。移住先として人気の尾道。その人気を支える「人」にフォーカスしたセミナーで、56名が参加した。移住者を”繋げる人”と”繋がった人(移住者)”が一斉に登壇し、繋がり方の実例や繋がるポイントは「『好きなこと』・『やりたいこと』を伝える」ことにあると紹介があった。現地訪問の際に「この人に会いに行こう」と目的が“人”と“繋がる”事へ自然と流れを作っているからこそ、多様な暮らしを楽しむ人が集まる場所なんだと感じるセミナーだった。 京都府は「京都府しごと&くらしお悩み相談会」を実施。農家を目指す若い単身女性、地域づくりのスペシャリスト、日本の伝統文化を海外に発信したいというドイツから帰国予定のご夫婦(奥様が日本人)などバラエティに富んだ相談者の方々で、相談対応もハードルが高めであったが、それぞれの方が密度の濃い相談内容であった。 21~22日には、兵庫県洲本市が2日間にわたって「淡路島 洲本市 おせちを食べながらちょっと遅めの新春移住交流会」を計5回実施、合計で43組57名が参加した。参加者に淡路島産食材を使用したおせちをあらかじめ送付し、食を楽しみながら視聴していただいた。ゲストは最近大阪より移住したリモートワーカーや子育て世帯の方などで、参加者からの質問も活発に寄せられた。それぞれにネットでは分からない地域情報を語って頂き、満足度の高いセミナーであった。 22日は新潟県が「新潟で、はじめる。ゆったり子育て!~にいがた暮らしセミナーVol.7」を開催。東京から新潟県長岡市にUターン移住した夫婦をゲストに迎え、ご主人様は農家、奥様は会社員として働く様子や、子育てしやすい環境などについてうかがった。後半は希望の市町村に直接質問ができる個別ルームで参加者とコミュニケーションすることが出来た。22名が参加した。 静岡県は「伊豆地域移住セミナー~伊豆で見つけた私の暮らし方~」と題して伊豆半島南部の6市町が参加し、移住者ゲストによるライフスタイル紹介をメインとしたセミナーを開催。11名が参加。40~50代がメインの参加者からは、伊豆半島での暮らしや就業に関する質問が多く寄せられ、伊豆半島への移住に意欲的な様子がうかがえた。 北海道は「北海道・オホーツクで暮らそう!オンライン移住セミナー&相談会~“オホーツクール”な移住生活~」を開催。ゲストは地域おこし協力隊や七面鳥生産組合の3名。オホーツク地域の新しく挑戦できる環境や、今後スタートさせたい事業などについて語った。また、移住の際に感じたマイナスポイントなども率直に伝え、参考になる内容だった。17名が参加した。 宮城県は「宮城まるごとOnline Meetup!第2回 ~宮城だからできる暮らし」を開催。第2回となる今回は、県内8市町が参加した。移住の先輩でもある担当者が、住んでみて分かったことや地域ならではの習慣などを紹介。その後、9名の参加者が数名ずつに分かれてのグループトークを実施し、参加者と地域が交流を深める機会があった。 佐賀県佐賀市は「先輩に聞こう!佐賀市への移住・転職セミナー」を開催。佐賀市の暮らしやすさや仕事の探し方を紹介するセミナー、19名が参加した。先輩移住者をゲストに、地元のエージェントや企業の紹介などもあり、どんな企業があってどんな働き方ができるか等、具体的にイメージできるようなセミナーであった。 愛媛県は、同日にセミナーと交流会を開催した。「えひめとつながるオンライン移住セミナー~ときめきはココにある、えひめの海暮らし山暮らし」では、観光船の船長をしている方と、久万高原町で移住定住支援員や農に携わっている方、海と山、それぞれの地域で生活する移住者をゲストに、リアルな暮らしについて話を聞いた。50名が参加し、気候や地域との交流などについて多くの質問がチャットで寄せられ、理解が深まるセミナーとなった。「田舎暮らしの極意はセンパイに聞け!移住者と話すホンネ交流会~今こそ知るべきワーケーション編」は、毎回好評の移住者と話すホンネ交流会の今年初セミナー。今回はワーケーションをテーマに、コワーキングスペースを運営する2名の方をゲストに迎えた。新居浜・大三島での生活を軸に、リモートでの働き方なども含めてざっくばらんにお話いただいた。5名が参加。本気度の高い参加者もいて、地域のことなど具体的な質問も出て盛り上がった。 23日は、山形県の「やまがたハッピーライフカフェ(置賜地域)~おきたま暮らしのススメ」が行われた。県の南の玄関口・置賜(おきたま)地域にある8市町(米沢市、長井市、南陽市、高畠町、川西町、小国町、白鷹町、飯豊町)による地域紹介と、先輩移住者3名によるトークセッションの2部構成。地域紹介では現地中継を交えるなどの工夫があり、トークセッションでは、ご近所づきあいや子育て環境など、身近な話題で盛り上がった。13名が参加した。 岡山県は「赤磐市・和気町・瀬戸内市 合同移住相談会」を会場とオンラインのミックス開催。18名の参加者は関東を中心に関西や中国地方の方も。内容は、子育て世帯の移住者先輩による移住体験談、移住担当者による推しスポットや生活インフラについてなど。詳しく街や移住後の生活を知っていただくきっかけとなったと思う。最後の個別相談では、移住をしたい地域が決まっていない方も多く参加し、地域選定のヒントになったという意見も聞かれた。 岩手県は「いわて暮らしセミナー~いわてさんりく移住女子会~」を開催した。ゲストに宮古市、釜石市、大槌町へ移住した女性3人を迎え、移住までの経緯や今の暮らしについて語ってもらった。参加者は6名で、内陸の暮らしとの違いや方言の壁、震災後の町の様子、人間関係の築き方など紆余曲折ありながらもゲストが今の暮らしを楽しむ様子を聞いた。3市町に加え陸前高田市、山田町も参加しており、それぞれが相談窓口を紹介した。 長野県は、「長野県移住者交流会を のぞき見するオンライン会 楽園信州移住セミナー」を開催し、43名が参加した。今回は移住者の本音がききたいという方向けに、「のぞき見する感覚で聞かせてもらう」というテーマ。子育て世代のパパグループでは子どもの小学校の雰囲気について、単身移住グループでは友達作りになるサークルが意外に多いこと、田舎暮らしグループでは宅配便は職場に届く、など地域や地元のリアルな意見や田舎あるあるなど移住者同士での会話を聞くことが出来、盛り上がった。 群馬県は、「私達“○○○○○○○○”ので、『たのふじおか』に移住しました。」というユニークなタイトルのセミナーを開催。藤岡市・神流町・上野村へ移住したゲストを迎え、群馬県神流町恐竜センターから中継にて実施した。藤岡市と上野村からは地域おこし協力隊が参加。神流町からは、恐竜センターへの訪問を機に、地域の自然に魅せられ移住し、今は神流川森林組合に勤務される方が登壇した。39名が参加。恐竜センターへ関心があったのか中学生の参加もあった。 神奈川県は「三浦市移住セミナー 海沿いの暮らし-三浦市の住宅環境-」と題して、二地域生活やリモートワーカーに人気の地、三浦市の単独セミナーを行った。市からトライアルステイの運営と空家相談事業を請け負う不動産事業者と、コロナ過でリモートワークになった方をゲスト迎えた。三浦市の住環境について、地域情報に精通している不動産事業者目線で説明があった。リモートワーカーからは「理想の物件を見つけるコツ」と「移住後に地域の方と馴染む秘訣」について実体験を交えた紹介があった。官民連携が移住者受入実績に繋がっていることが実感できるセミナーで18名が参加。 福島県は「ちょっとディープなふくしまを知る~世界中を旅して開業したゲストハウスオーナーの想いを聞くvol.2」と題して、昨年好評を得たセミナーの第2弾を開催。世界中を旅して福島県内にゲストハウスを開いた2人の先輩移住者が、それぞれの体験談やグローバルな視点からの福島県の魅力、今後の夢などを語った。17名が参加、関東だけでなく大阪や奈良からの参加もあり、グループトークでは移住の悩みやゲストハウスを運営するためのノウハウなども共有し、満足度の高いセミナーとなった。

昨年12月、移住相談4339件で過去最高に!

東京も昨年末以降、オミクロン株によるコロナ感染者が急激な勢いで増加している。その影響もあってか、1月に予定されている移住セミナーもオンラインへの切り替えやキャンセルが出ている。とくに移住セミナーは過去最高の65回の開催が予定されているがどうなることか、心配である。また、先週あたりから各県の市議団などの視察が軒並みキャンセルとなり、大阪事務所が計画していた1月23日の移住フェア「いなスタ(田舎暮しのスタイルを見つけよう)」も中止となった。やっと昨秋以降、コロナ克服の一条の明かりが見え始めたと思ったら、また先の見えない3年目に入りつつある。「明けない夜はない」の諺もある。いまはその日のためにじーっと我慢のときなのかもしれないが、地方移住のニーズは高まっている。 この程、昨年12月の移住相談件数が明らかになった。総数は概報の通り過去最高の4万9,514件に達し、年間最高であった2019年の4万9,401件を超えた。順位は広島・福島・高知・群馬・佐賀県となり、それぞれ移住セミナーでの集客が多かった。電話・メール・面談の本気度の高い相談は広島・福岡・宮城・静岡・岐阜県となった。とくに福岡・岐阜県はセミナー開催がゼロでの5位以内に入ったのは日頃からの丁寧な移住相談の賜物と思っている。 それにしても、コロナ禍には腹が立つ。順調に実績を積み上げてきて、2019年には過去最高の移住相談件数を達成し、2020年にはがくんと落ちたが、2021年は2019年までの勢いを取り戻し、さらなるステップ・アップと思っていた矢先にオミクロン株の蔓延は言葉がない。しかし、東京1極集中には陰りが生じ、地方分散は確実に進みつつあることは確かで、地方移住によって手にすることのできるゆとりある暮らし、豊かさが実感できる人生を社会的に共有することができれば、さらにこの運動は拡大していくと考えられる。何が何でも東京でなければという価値観をどう克服していけるのか、それが決め手になるのではないかと考える。その切り札の一つはデジタル化の推進であることは確かなことである。だからといって、岸田総理の施政方針演説の中に地方創生がないのは政策の継続性という観点からも残念なことである。 この1週間の取材・来客は、13日に野田聖子内閣府特命担当大臣と情報誌「100万人のふるさと」新春号で対談。14日は島根県益田市議会議員団の視察が予定されていたがコロナでキャンセル。18日も広島市議団の視察、東温市市議団の視察が予定されていたがこれもキャンセル。これ以降も各級議員団の視察が予定されているが全てキャンセルとなっている。 地方移住セミナーは13回の開催。 14日。群馬県は、オンラインで「自分に合う『空き家』を見つけて、 リノベでおしゃれに暮らす」と題して、桐生市で不動産会社を経営する夫婦をゲストに招き、住宅事情や空き家の活用について考えるセミナーを開催した。具体的なリノベ事例を紹介しながら、街づくりへの思いや、リノベを考える際のポイント、不動産会社ができる所有者と移住者とのつなぎ役などについて語った。アイデア豊富なゲストの話に対して、参加者からのコメント書き込みもあり、盛り上がった。147名がオンラインで参加した。 15日には、宮崎県が「ンダモシタン小林 トークセッション  ほどよい田舎の仕事と暮らし~」をオンラインで開催した。地域商社やゲストハウスを運営する元協力隊員や、東京からUターンしてアパレルショップを立ち上げた先輩移住者をゲストに、小林市での仕事の仕方や魅力等を伝えた。11名が参加し、ゲストより年上の方が多かったが、若者が小林市でチャレンジする姿に影響を受けたのではないか。同じく起業を考えている方の参加もあり、さまざなな意見が飛びかった。 福島県会津地域は「ちょっと! 会津に来てみない? 帰ってみない?」を会場とオンラインのミックスで、会津若松市出身の民謡アイドルによる講演会、個別相談会、赤べこ絵付け体験の3本立てで開催した。新型コロナ感染拡大時期にも関わらず、会津地方への移住を検討している本気度の高い20~40代の方11人が来場、5名がオンラインで参加し、熱心に話を聞いていた。 和歌山県は「地方移住!3児のママのわかやまLIFE」をミックスで開催。かつらぎ町在住のゲストと県庁職員によるトークで進行。3人の子育てをしながら、困難を抱えて無添加のお菓子(グミ)を開発するまでの話と、広大な土地を開墾して建てた広々とした家と庭の様子も紹介された。彼女の人柄やライフスタイルに惹かれ、関東在住の20代の人が続々と移住しているとのこと。彼女を中心に移住の輪が広がっている様子がイメージできるセミナーであった。3名の会場参加と約40名のオンライン参加の申込があり和歌山の移住人気が伺えた。 北海道北見市は「北海道北見市 UIJターン希望者向け企業説明会」と「北見市地域おこし協力隊 募集説明会・個別相談会」を開催した。企業説明会は、北見市近郊に移住し、市内企業に就業を希望する方に、企業の採用担当者が直接、会社の概要や求人情報を伝えた。2社が会場参加、9社がオンライン参加。合計7名の参加者が会場とオンラインで個別相談した。北海道ふるさと回帰支援センターによる、北見市の地域おこし協力隊の募集説明会は、ミックス開催の予定だったが、新型コロナ感染拡大のため完全オンラインに切り替えて実施。30~50代が4名参加。北見市にゆかりのある参加者もいて、前向きな質問が多く寄せられていた。 兵庫県は「丹波篠山市の移住事情~家庭菜園やお仕事 移住者さんの声、まとめてお届けします!~」をオンラインで開催。丹波篠山市へ移住した2名のゲストに、それぞれの移住事情を聞いた。1人目は、大阪から家族で農業移住された方。農業や子育て環境、地域の暮らし方についてお話いただいた。2人目はリモートワークを機に移住された方で、自然豊かな環境を身近に感じながらのリモートワークは感性が磨かれ、都会で仕事するよりはかどるとのことだった。14名の参加者は丹波篠山市に移住を決めている本気度の高い方ばかりで、後半の質疑応答ではそれぞれの方が具体的な質問を熱心にされていたのが印象的であった。 鳥取県は、15、16日の2日間にわたって「鳥取県IJUターンBIG相談会」を開催した。当初は会場開催の予定だったが、感染拡大に伴って、昨年に引き続き、今年もオンラインでの開催となった。鳥取県内の18市町、約40社の県内企業、農業・林業の専門相談員が集結し、あらゆる相談に対応することが出来、かつ具体的な話まで進められたようだ。94名が参加。皆さんが次のステップに進まれることを期待したい。 16日は、徳島県が「カフェ&スイーツ店オーナー秘話~地方開業ここだけの話~」と題して、徳島で夢を実現したい方向けのセミナーを会場とオンラインで開催した。県内で「自分らしい生き方」を実現している女性をゲストに迎え、地方での開業の仕方や働き方について聞いた。実際にスイーツ店やカフェをオープンしているオーナー2名が登壇し、自身の「とくしま暮らし」について話をしていただいたが、「食」という観点から徳島県民の好みなどが見え、大変興味深い内容だった。ウェビナーでの実施だったが、質問も多く出て双方向の交流ができたセミナーだった。会場6名、オンライン20名が参加した。 岡山県備前市は「備前市オンライン移住セミナー」をオンラインで実施、「フリーミッション型地域おこし協力隊」をテーマにOBによる体験談、現在募集中のミッション内容のほか、備前市の気候や交通アクセス、買い物エリアなどについて話を聞いた。17名が参加し、セミナー終了後も質問が飛び交い盛り上がった。関東圏を中心に、中四国、関西、沖縄など幅広い県からの参加があった。 茨城県は「~おためし移住のススメ~いばらき暮らしセミナー」をオンラインで開催。日立市、常陸太田市、北茨城市、笠間市、茨城町の5自治体がお試し住宅を実況中継しながら紹介した。施設内の設備紹介とお勧めの過ごし方、必要に応じてコーディネーターが滞在中の行程をプランニングするなど特色についてもPRがあった。常陸太田市からは施設を管理するオーナーさんも登壇。「山奥にある施設だが周辺に生活に必要な施設が集まっているので、車なしで滞在した方もいる」と紹介されていた。北茨城市は、移住を進めるにあたり不安になる「仕事」と「家」の探し方や相談できる先輩移住者の紹介もあり、お試し住宅活用後のビジョンまで明確に提案していた。15名が参加した。 島根県は「島根移住ステップセミナー#5移住その後編」をオンラインで開催した。地域おこし協力隊のゲストと島根県スタッフのトークで、テーマは移住その後編。ゲストは任期満了後に農地付き古民家を購入し、ゲストハウスを経営。地域の人との付き合い方から公共料金の値段など細かい情報までざっくばらんにお話頂いた。また、島根は地域おこし協力隊ネットワークもあり、横のつながりが太いので、移住を検討している方には入り口としておすすめしますとの事。参加者は概算17名で初参加の方が多かったが活発にチャットが入り和気あいあいとしたムードであった。 大分県は「第8回おおいた暮らし塾in東京」をセンタ―会場でリアル開催した。参加者は20代~70代と幅広く、Uターン1組・Iターン9組とIターンの相談が多かった。コロナウィルスの感染が拡大する中、なんとか対面で相談いただけて良い機会となった。

2021年移住相談件数が過去最高に!

東京は年明け早々に雪となった。例年に比べちょっと早いのではないかと思ったが都心でも5センチほど積もった。9日の東北U・Iターン大相談会に参加した青森市の参加者に聞いたら、昨年も数年ぶりに多かったが、今年もそれに負けないくらいの雪となっていると語っていた。 ふるさと回帰支援センターの2021年の移住相談件数が4万9514件とコロナ以前の2019年の4万9401件をわずかながら上回り、過去最高となった。これはコロナ禍の中でもオンラインでの開催が中心であった移住セミナー開催が565件と、過去最高であった2019年の545回を20回上回ったこと。さらに、近年急増しているオンラインを中心にした各道府県の移住相談ブースでの市町村の個別出張相談デスクを499回も実施したことによるもの。この結果は、コロナ禍の中での移住ニーズの高まりもあって、コロナを跳ね返し、獲得出きた数字で手前味噌ながら大いに評価したいと思っている。 この個別自治体による出張相談デスクは2015年から始め、2019年には500回と過去最高を記録している。相談内容は当然のことながら移住相談がトップで、自然景観のいいところ、地方都市、就職、働き方、交流・体験、創業・起業、子育て、農業、2地域居住など多岐にわたっている。ただ実施している県は30県程度で、全く手を付けていない県や年に数回程度しか取り組んでいないところも多い。移住ランキングで人気のある県はしっかり取り組み、多いところで年間60数件に達している。 この1週間の取材・来客は、年始ということで少なく、6日には宮城県の境県議が2月議会で質問に立ちたいと久しぶりに視察に来られた。7日は静岡市葵区の区長が担当課長などと来訪。意見交換した。11日は仙台市東京事務所所長などが来訪。全国の政令市の状況などを意見交換した。この打ち合わせには神戸市担当の移住相談員も同席。取り組みの報告も行った。12日はNHK報道局取材センター経済部と読売新聞の取材があった。 2022年の移住セミナー開催は7日から始まり、1月は65回(予定含む)と例年にない多さで、幸先の良いスタートとなっている。9日の第4回東北U・Iターン大相談会はコロナ禍もあって2年ぶりの開催となった。75ブース(対面61ブース、オンライン14ブース)の参加で、来場者は152組226名。東京は、ここにきて新型コロナウイルスの変異型「オミクロン型」の感染拡大があって、出展キャンセルが10団体も出た。参加者はこの影響で減った感があり、盛り上がりに水を差した。ただ、山形は前回に比べ4自治体が新たに参加し、17自治体の参加と移住者の受け皿が強化されているようだ。 新年第1回目は、1月7日、8日の2日間にわたり、長野県長野市が「地域おこし協力隊募集 相談会」をリアルで開催した。長沼地区、川中島地区、鬼無里(きなさ)地区、中条地区の4地域4つのミッションの募集に対して、2日間で5名の参加者との個別相談が行われた。地域の紹介から、ミッション、任期終了後の暮らしなどについて、担当者と1対1で話をしていただいた。参加者は20代~50代と幅広く、女性が多かった。時間の許す限りじっくり話をしていたい方ばかりだった。 1月8日には、福島県が「オンライン 福島ではじめる『移住』×『起業』」を開催し、16名が参加した。「移住先でのチャレンジ!」をテーマに、県内各地(南相馬市、磐梯町、郡山市)に移住し、起業をした4人の先輩移住者の体験談を紹介。移住を決めるに至った地域の魅力や人とのかかわりのほか、県の創業補助金、起業型の地域おこし協力隊の制度、お試し移住体験など、4人が実際に利用した支援制度など具体的な助言もあり、参加者の参考になる内容だった。 1月9日には、長野県茅野市「八ヶ岳のふもと ちのくらしセミナー ◆築150年の古民家で営むカフェ・ゲストハウス&ムラ作り」をオンラインで実施した。茅野市へ移住し築150年ほどの古民家を改築して「ゲストハウス・カフェ&イベントスペース」をオープンしたゲストの話を中心に、宅建協会も参加してのセミナー。ゲストからは移住の経緯や現在の活動について、地域の人との関わり、カフェを起業したい方へのアドバイスなどが語られ、宅建協会からも茅野市の住宅事情や古民家を探す際の注意点、冬の設備関することなどが紹介された。7名が参加し、茅野での暮らしを具体的に考える方、カフェなどの起業を考える方にも参考になる内容だった。

ふるさと回帰フェア、参加自治体満足度86.1%!

ふるさと回帰支援センターは正月4日から通常業務に入った。10時からは全員参加の朝礼を開き、「11月には設立20周年を迎えるので、しっかり心して移住促進に励み、なんとか昨年を上回る成果を勝ち取っていただきたい」と希望を述べた。新年度から、現在の42道府県2政令市の移住相談ブースに複数県が参加するとの情報もあり、さらにスケールアップされる見通しとなっている。 こうした中で、昨年10月16、17日に開催された「第17回ふるさと回帰フェア2021」についての出展者アンケート結果が明らかになった。今回は、コロナ禍で国際フォーラムからソーシャルディスタンスの確保が求められ、さらにコロナもあってキャンセルも出た関係で、センター会員自治体限定の173ブースで開催。なんと参加自治体の満足度が「満足」「やや満足」が86.1%に達した。相談件数は1ブースあたり15.6組、31組以上が8.1%あった。地域別に見ると関東が518組、甲信越が494組、九州が390組の順となっている。相談人数は1ブースあたり20.4人。相談者の本気度傾向は「地域は決まっていないが興味がある」が33.8%、「非常に熱心で具体的相談がある」は32.4%で合計66.2%。今回のフェア参加者は本気度の高い相談者が多かったという感想を持っていたが、それが裏付けされた。年齢は40代、50代、30代の順であった。 この1週間の取材・来客は、年末、年始ということで5日に読売新聞大阪本社社会部があったのみ。 2021年最後の地方移住セミナーは、広島県、群馬県、佐賀県がすべてオンラインで実施した。 12月21日は広島県が「ローカルを元気にするクラフトビール ~地域をつなげるビール醸造家の話~」を開催した。28名が参加し、地域に根差したクラフトビールを作っている尾道ブルワリー、広島北ビールからお二人をゲストに、ビールの誕生秘話や地域とのつながりなどを聞いた。進行役は、食と酒を専門とする編集者の方。ウェビナーでの開催だったが、クロストーク形式で、視聴者もチャットで積極的に意見を書き込んでおり盛り上がった。 22日は、群馬県が「地域のママクリエイター・ライターから学ぶ情報発信講座」を開催。地域で暮らし、働くための学びを得るセミナー「群馬科」の3日目。今回はデザイナーやライターとして地域で活躍したい人に向け、情報発信をテーマに開催した。富岡市、太田市で、ママライター、ママクリエイターとして活躍する先輩移住者をゲストに、それぞれの仕事や子育て事情などについて紹介。人気の職種ということもあり、30代を中心に予約が70名を上回り、参加率も高かった。 佐賀県は「さが暮らしセミナーVol.11“アスキー移住体験団”がガジェットテレワークに挑戦! in 佐賀」を実施、139名が参加した。デジタル情報メディア「アスキー」とのコラボ企画で、YouTubeのライブ配信でさまざまな角度から佐賀県の魅力を紹介するシリーズの最終回。今回はアスキーの編集部員2名が、佐賀で移住体験をした様子を伝えた。体験住宅のインターネット環境やテレワークをやってみての感想など、リアルな体験談のほか、テレワーク移住にオススメのツールやアプリなどの情報も織り込み、参加者からは多くのコメントが寄せられた。

移住セミナーと個別相談会、合計1000回開催!

冬至も過ぎ、今年も残すところあと僅か。ふるさとブログも今日が今年の最終回。1年間ご愛読ありがとうございました。 今年も、昨年に引き続きコロナ禍に振り回された1年でした。しかし、地方移住の勢いは続き、移住セミナーは1月からの1年間で565回と過去最高を記録した。さらに、42道府県2政令市の移住相談窓口で、各市町村がオンラインで行っている個別移住相談会も499回に達し、合計1064回とかつてない勢いで拡大している。また、こうした勢いを裏付けるように、年11月の各県の移住相談件数は24県で過去最高を記録した。 昨年4,5月の第1波の新型コロナの緊急事態宣言以降、首都圏近郊の各県の移住相談が前年同月比で1.5倍から2.0倍に移住相談が増加したが、今年に入って、それが全国化し、とくに東北は宮城県、中国は広島県、九州は福岡県などの大都市を抱える県での移住相談件数もはっきりと増加の傾向を示している。 こうした状況から、しっかりと移住相談をフォローしていけば、この地方移住の動きはさらに拡大していくのではないかと考える。その理由は、若者の価値観の多様化、さらにバブル崩壊以降の新自由主義的発想に基づく規制緩和や過度な競争の推進などにより貧富の差の拡大等が「失われた30年」と言われるような未曾有のデフレを招いており、地方移住への流れを後押ししているからである。 来年は、なんとしてもこのふるさと回帰、地方移住の流れをさらに定着させ、この国を希望の持てる国へと変えていければと思っている。 この1週間の取材・来客は、14日に愛知県東三河総局と打ち合わせ、神戸市東京事務所長と打ち合わせ。15朝日新聞社打ち合わせ、雑誌「LIFULL」取材。17日NHK福井が電話取材、まち・ひと・しごと創生本部総括官と意見交換。18日長野県宮田村小田切村長と懇談。21日は中小企業振興センター面談。22日テレビ制作会社テムジン他2社と懇談、読売新聞編集委員と懇談。23日読売新聞名古屋本社取材、広報ブレイス社長面談。 地方移住セミナーはオンライン・リアル会場含め、24回も開催された。 14日には、福島県が「Withコロナの「働き方」~副業・テレワーク、だったらふくしま!~」と題して、コロナ禍での『働き方』をテーマに24名が参加してオンラインセミナーを開催した。人材マッチングサイトを利用して、福島と関わっている方をゲストに「福島とつながるきっかけ」や、時間の有効活用法など、副業ならではのリアルな話を聞くことができ、今後働き方を変えていきたい人にとって大変参考になるセミナーだったと思う。 広島県は、「地方都市・住民参加のまちづくり!~本業・複業・地域貢献、にぎわいづくりの関わり方~」をオンラインで開催。県内のまちづくりの実践者や、全国で活躍するプレイヤーを招き、地方都市でのまちづくりへの関わり方を提案したセミナー。Uターン人材の活躍や、Iターン時の具体的な事例もあり盛り上がった。 15日は、山梨県が「二拠点居住と山梨 Vol.3」をオンラインで実施した。県内でコワーキングスペースを運営している女性2人をゲストに、都留市と品川との二地域居住で子育てしている様子や、富士吉田市で異業種交流会を開催して首都圏からリモートワーカーを呼び寄せる活動が紹介された。40名が参加し、山梨県を舞台にした多様な暮らし方、働き方の可能性に聞き入っていた。 福島県は、「福島で起業を考えてみない?第3回 起業するなら知っておくべき! 事業計画とは何か?」を22名が参加してオンライン開催。「福島駅⻄口インキュベートルーム」の統括マネージャーである新城榮一氏を迎えて、事業計画書づくりのノウハウや、「事業計画書をつくることは自分の事業をデザインすること」など、将来をデザインすることの大切さについて聞いた。 16日は、福島県が「コロナ禍における都市部と地方の住宅事情~ふくしまお試し移住のススメ~」をオンライン開催。「LIFULL HOME'S PRESS」の編集長と、元地域おこし協力隊で空き家を活用した商店を経営する方をゲストに迎え、コロナ禍で変わった都市部と地方の住宅事情や、空き家の利活用方法などを伺った。具体的な家賃相場や、コロナ前後の変化などをデータで示すなど分かりやすい内容だった。 17日は、福井県が「福井県地域おこし協力隊募集セミナー」を実施。福井県永平寺町の協力隊募集をメインに、協力隊制度や募集内容について紹介した。永平寺町の担当者が、動画を交えながら「ブドウの栽培管理」「魅力発信イベント企画」「漁協の各種業務」の3業務活動について説明したほか、どのような方に活躍してほしいかを伝えた。参加者は個別相談にも参加して、より具体的な情報を得ることが出来たようだ。 佐賀県は、「さが暮らしセミナーVol.10佐賀でステキな仕事を継いでみませんか?」を参加者5名でオンライン開催。佐賀県唐津市の離島・高島をテーマにした、地域と仕事紹介を兼ねたセミナー。降雪の中でのオンライン配信となり、高島暮らしのリアルな一面が垣間見られたほか、「最終便を逃したら帰宅できないか?」など離島暮らしならではの質疑もあり、少人数ではあったが濃い内容となった。 福島県は、「福島で見つける理想の『仕事』と『暮らし』」をオンライン開催。移住をきっかけに理想とする暮らしと仕事を実現しているゲスト3名を迎えたセミナー。41名が参加し、終始なごやかな雰囲気でセミナーは進行、地域おこし協力隊の仕事などゲストへの関心の高さがうかがえる質疑が交わされた。 宮崎県は、「『継業』について学ぶセミナー~宮崎県内の後継者を探すお店や会社を引き継ぎませんか?」を会場とオンラインのミックスで開催した。参加者限定で、普段は公開していない継業案件を9事例紹介。参加者からは、具体的な案件を見られる機会が少ないので参考になったという声が多くあった。会場は10名、オンラインは35名の参加。参加者の年齢は幅広く特に40~50代の男性が多く、ご夫婦での参加もあった。 18日は、兵庫県が「ひょうご暮らし・就職ラボ DAY2」をミックス開催。兵庫県の概要、企業紹介、移住準備等のレクチャーのあと、質疑応答と移住計画プランニング講座をワークショップ形式で行った。リアル・オンラインとも申込者はほぼ参加され、ワークショップに取り組む様子からも真剣度の高さが伺えた。 長野県は、「地方移住してふつうの転職ってどうしたらいいのかを学ぶ夜 楽園信州移住セミナー」をリアル開催、12名が参加した。キャリアコンサルタントによる長野県の産業、求人内容、必要とされている人材などについてのセミナーの後、参加市町村が、まちのPRと求人紹介をした。参加者は定員いっぱいで、ほとんどの方が残って参加市町村と個別相談をし、盛況であった。 山形県天童市は「第2回天童市移住セミナー オンライン芋煮会」と題して、山形の風物詩「芋煮会」をオンラインで開催。自治体職員、地域おこし協力隊、料理指導などをされている方や先輩移住者が、芋煮を食べながら、オンラインで10名の参加者と交流をした。参加者には事前に芋煮を届けており、和やかな雰囲気の中、チャットでは多くの質問やコメントが寄せられていた。 栃木県は、「ワーケーション?アウトドア?新しいライフスタイルのススメ」をオンラインで開催。株式会社ライフルの担当者から、リゾートワークを実践するうえでのポイントや、充実したワーケーション環境について紹介があった。日光市と鹿沼市からIターン女性を迎え、情報収集で活用したサイトや仕事の探し方、友人の作り方など紹介がありチャットへの質問も盛り上がりを見せていた。21名の参加者のうち、ワーケーションを検討しているミドル世代の男性が多かった。 三重県は、「2021年三重県庁の仕事はじめてセミナー~若手職員にフリーに聞いてみよう~」をミックス開催。会場参加者6名、オンライン12名で、ほぼ全員が20代であった。交流の時間を多く設けたのが特徴で、参加者は県庁の若手職員とのグループトークで公務員としての働き方や心構えなどを質問し、熱心にメモを走らせていた。 広島県は、「瀬戸内発まちと繋がる私の暮らし~私の思いが生きる、SDGsと関わる暮らし~」をオンライン開催。広島県と山口県にまたがる広島広域都市圏の23自治体が参加し、セミナーと個別相談を行った。市町PRのほか、地域やまちづくりに関わる仕事について、などのミニセミナーを行い、様々な角度から魅力をPRした。特設サイトから動画視聴が可能で、興味のあるセミナーをピンポイントで見ることもでき好評であった。当日の個別相談の申し込みが可能だったため、PRを聞いて関心のある自治体についてすぐに相談ができる仕様となっていた。 徳島県は、「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」をミックス開催。徳島県、徳島市、小松島市の3県市が東京に来場したほか、10市町がオンラインで参加。移住のプロの方からの移住の極意についてのセミナーや、希望者には個別相談も行った。徳島県に興味がある方だけでなく、漠然と移住をしたい方に向けてもわかりやすいセミナーであり、リアル・オンラインともに満員御礼となった。 岩手県は、「いわて暮らしセミナー ~地方公務員の暮らし~」をミックス開催。首都圏から県内各地にUターンした職種の異なる5人の公務員が、それぞれの働き方や暮らしぶり、Uターンして気付いた岩手暮らしの良さなどを紹介した。また、来年度の採用スケジュールや転職活動の進め方についても5人の体験を交えながらレクチャー。会場、オンライン合わせて12名が参加、学生の参加もあり、セミナー後の個別相談も盛況であった。 19日は、富山県が「だから移住した/移住しない大討論会」を21名が参加してオンライン開催。富山県出身で大学入学を機に上京、現在は富山に移住した人と、東京で活躍している2人が討論をするという内容。移住の理由、休日の過ごし方、お金事情などざっくばらんに話し、U・Iターンを迷っている方にも参考になる内容であった。参加自治体からも自治会費やゴミの出し方などリアルな情報を聞くことが出来た。 北海道函館市は、「はこだて暮らし×テレワーク ~移住者が語る“ここでもできること”~」を10名が参加しオンラインで開催した。東京から結婚を機にUターンし函館でテレワークをしている女性と、カナダの企業に所属しテレワークで働くカナダ人男性をゲストに、函館でのテレワーク事情、暮らしぶりを聞いた。テレワークのメリット、デメリット、東京で働いていた時との比較など具体的な話が多く、イメージが伝わりやすかった。市内のワーケーション施設や体験ツアーの紹介もあり、テレワークに関心のある人が同市に足を運ぶきっかけになればと思う。 鹿児島県は、「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー【お仕事編】」を今年初めてのリアルセミナーとして14組17名の参加で開催。鹿児島の就職事情や就職先の探し方、暮らしについて聞いた。前半はセミナー形式で自治体の紹介や先輩移住者のトーク。後半は個別相談で、就職から3ブース、自治体からは鹿児島市・薩摩川内市・霧島市・南大隅町が出展。若い方の参加が多く、Uターンの相談もあった。 沖縄県は、「はじめての沖縄移住相談会」を会場でリアル開催した。沖縄県・久米島町・就職の3ブースが出展。日曜日夜の時間帯だったからか、参加者は20~30代の若い方が多く、9組10名と満員御礼。複数のブースを回られた方もおり、変わらぬ沖縄の人気の高さがうかがえた。 愛媛県は、「愛あるえひめ暮らしフェアin東京」を会場でリアル開催した。セミナーコーナーでは 『移住体験プログラム 』や 『地域おこし協力隊トークセッション』 を実施。市町村単位の出展ではなく、【島】【海】【山】【街】と、わかりやすい4カテゴリーに分け、相談対応を行った。そのほか、JAによる就農ブースや、仕事相談窓口も設けた。70名が来場し、じっくりと相談している様子だった。

福島県、この4ヶ月で33回セミナー開く!

今年もだいぶ押し迫ってきましたが、今秋以降、福島県の移住セミナー開催が活発だ。9、10、11、12の4ヶ月でなんと33回の多さで、東日本大震災から10年ということもあるのか、10年ぶりに突然、目覚めたようだ。福島県は2010年までの3年間は、連続して移住希望地ランキングでトップを占めていた。しかし、東日本大震災がおき、東京電力の原発事故で浜通りの12市町村などが放射能で汚染され、住民の方々は全国各地に避難した。現在まで、地域にもよるが浜通りを中心に20数%の避難者しか戻っていない地域もある。久方ぶりに福島県の動きが活発になっていることは出身者としても嬉しい。内訳を見ると県が中心で開催したセミナーが4回、民間企業の協力を得て県が開催した起業セミナーなどが8回、県内の7カ所ある振興局が広域で開催したセミナーが9回、市町村が連携して開いたものが5回などである。 11月の移住相談件数が明らかになった。その合計は5,715件と過去4番目の多さである。コロナの感染者数が下火になっているとはいえ、先月の6,181件もすごいが、11月の5,715件も驚くような件数である。全国的に地方移住希望者が増加し、自治体の地方移住希望者受け入れの取り組みが活発化していることを表していると言って過言ではあるまい。総計のトップは初めて北海道で2016年にブースを開設して5年、初めてのことである。以下、群馬・長野・富山・福島の順となっている。これらの各県は移住セミナーでの集客が影響した。また、電話・メール・面談の本気度の高い相談件数では広島・福岡がワン、ツーで、岐阜・静岡・山口県が同数で並んだ。これも初めてのことで、努力している県が確実に結果を出している。 12日、東京交通会館12階で開かれた「高知暮らしフェア2021冬」は県下すべての34自治体(1自治体がオンライン)が参加して開かれ、141組215名の参加と健闘した。昨年はハイブリット型で開催し、51組の参加。2019年は186組の参加と徐々にコロナ禍前に戻りつつある。高知県は全国に先駆けて取り組み主体を一般社団法人高知県移住促進・人材確保センターにして、特徴を出している。 9日発行の全国農業会議所の「iju info 2021冬号」は「都市と農山漁村を結ぶ!ふるさと回帰支援センター」を特集している。購読したい方はふるさと回帰支援センターまでご連絡ください。無料で送付いたします。 この1週間の取材・来客は、9日に青柳元文化庁長官、高橋伴明・惠子夫妻、山田顧問などと懇談。10日は三重県今井県議と意見交換。12日は高知県フェアで挨拶。 地方移住セミナーは23回開催した。8日は、群馬県が「『テレワーク』と『複業』でライフスタイルを豊かにする方法」と題し、中之条町、みなかみ町の先輩移住者をゲストに迎え、オンライン参加者55名で開催した。それぞれの経験談、各町でテレワークに利用できる施設や利用実態のほか、ワーケーションなど様々な働き方についても紹介。参加者からの質問も多く、関心の高さがうかがえた。 広島県は、「瀬戸内でおしゃべり会~フリーランスのお仕事と地域とつながる私の時間~」を今週開催中の「ひろしまU・Iターンフェア2021」のコンテンツの1つとして開催。三原市、尾道市、福山市にそれぞれ移住し、フリーランスで働く女性3人をゲストに、暮らしや働き方についての体験談を聞いた。移住までの経緯や仕事の見つけ方、移住する際の不安やその乗り越え方など、三者三様の思いや移住先での暮らしの楽しみ方を共有した。 9日は、引き続き広島県が「KENZO Paris Japanの元トップが挑む 広島での企業ブランディング」を開催。広島に移住して老舗企業のブランディングに携わるゲストと、その企業担当者が登場。東京や世界で活躍した人材を受け入れて挑戦する現状について語り合った。センターからは、東京の相談窓口と県庁が連携して相談者と企業をマッチングした経緯を紹介。ゲストは「移住して今のキャリアを広島で生かしてほしい」と呼び掛けていた。 10日は、千葉県旭市が「クリエーターなワタシが旭市で働き続ける理由(わけ) ~海辺のまちの『ちょいなか暮らし』移住セミナー ~」を開催。来春オープンの生涯活躍のまち「みらいあさひ」が、シニア・子育て世代が暮らしやすいコンパクトシティとして紹介された。また、雑貨屋を会場に、移住者でオーナーのゲストから4年間の歩みをお聞きした。現在はお店でワークショップを開くなど、客同士の交流が活発になっていることに喜びを感じているそうである。参加は6組8名で女性がほとんどであった。 福島県は、「地域おこし協力隊オンライントークセッション『卒業』⇒『定住』した隊員たち」と題し、卒業後に定住して県中地域で働いている元協力隊員を迎えてのトークセッションを、ウェビナー形式で配信。協力隊としての経験や地方での暮らし、働き方について語っていただいた。県中地域における地域おこし協力隊の募集に関する説明もあり、「活動地を決めるには現地を訪問してほしい」というアドバイスが語られた。オンラインで10名が参加。 愛媛県は、「<瀬戸内海・離島暮らしのリアル>上島町セミナー『島暮らしへのセカンドステップ 住居編』」を会場開催。地域おこし協力隊をゲストに迎え、空き家の見つけ方を中心に展開した。移住にあたり気になることのひとつである住宅事情に関するセミナーということで、6名の参加者は熱心に聞き入っていた。 広島県は、「ひろしまU・Iターンフェア2021海・山・都市で楽しむアクティビティ×キャンプ」として、まちと自然が近接する広島県ならではの暮らしの魅力を、3人のゲストによるトークで紹介した。写真や映像を多用し、アクティビティとキャンプを組み合わせた一日の楽しみ方や広島県の穴場スポットが次々に登場し、広島でこんな楽しい生活がしたいという気持ちを喚起させるようなセミナーであった。 11日には山形県が「山形県西村山地移住セミナー『雪降るまちの積もる話』」として降雪地域の冬の暮らしをテーマにしたセミナーを開催。先輩移住者2名の体験談と、西村山地域にある5市町(寒河江町、河北町、西川町、朝日町、大江町)のPR&グループトークの2部構成で展開した。雪のある暮らしの実態のほか、雪があるからこその楽しみを紹介し、地域の魅力を伝えた。4名の参加者からは、子育て環境や現在の積雪の様子など、さまざまな質問が寄せられた。 岩手県雫石町は、「田舎の住まい探し~家探しの選択とチェックポイント~」を1年以上ぶりにリアル会場を含むハイブリッド形式で開催、15名が参加した。宅地建物取引士で、地域おこし協力隊として空き家対策に取り組む先輩移住者をゲストに、町内の住宅事情や住まい探しの実態を紹介。空き家の事例や物件を見る際のチェックポイントなど具体的な助言もあり、参加者は熱心に聞き入っていた。 新潟県は、「にいがた暮らしセミナーvol.6地域とつながる、私のしあわせ」と題し、オンラインセミナーを開催。糸魚川市へUターンし、駅北広場の運営に携わる方と、三条市へ移住しウコン農家・ものづくり企業の企画業務を行う方の2名をゲストに、まちづくりや地域コミュニティの再生、継業、農業の6次産業化などについて語っていただいた。それぞれの地域に対する思いと地域の文化や暮らしを受け継ぎながら、新たな交流を生みだしている様子が印象的だった。 和歌山県が「わかやま林業体感セミナー2021」の2回目をリアル会場で開催、14名が参加した。1部は「林業の基礎知識と和歌山県の林業」の紹介、2部は林業従事者によるトークセッションが行われ、参加者からは「ボランティアなど手伝いをしながら山の事は勉強できる」という質問や「雨の日の作業内容」について質問があった。1回目から継続参加している方、昨年から複数回参加している方、ミドル世代の女性2名の参加も印象的であった。終了後も個別で相談している方が多く、相談者の熱量の高さを感じた。 静岡県は、「どぼくっておもしろい!伊豆って最高!~建設業と伊豆の魅力をお届けします~」と題し、伊豆エリアの建設業の魅力とともに、リゾート地での暮らしぶりを伝えるオンラインセミナーを開催。建設業に従事するゲストからは、建設業・暮らし・移住について幅広く語っていただいた。9名の参加者からは「建設業への転職の心構え」「女性の働きやすさ」など踏み込んだ質問が見られた。 奈良県は、「奈良で働く相談会 -女性でも男性でも活躍できる奈良-」をオンライン開催。女性の働きがいや起業支援制度の紹介を中心に、働く女性のインタビュー動画を交えた構成で進められた。事前申込のあった12名全員が参加し、関心の高いテーマであったことがうかがえた。 静岡市は「静岡市職員採用オンラインセミナー出没!シズ街ック天国」をオンライン開催。毎回多数の参加者でにぎわう恒例の静岡市職員採用セミナーで、今回も申込時点で100名に達した。参加者の殆どが20代で、学生が大多数を占めていた。人気TV番組を模して静岡市役所の仕事ぶりをランキング形式で紹介し、職場の雰囲気の良さが存分に伝わる内容であった。 宮城県は「宮城まるごとOnline Meetup!宮城で自分らしく働く」を参加者7名でオンライン開催。参加市町は気仙沼市、栗原市、登米市、仙台市、丸森町、南三陸町の7市町。2グループに分かれて参加者に地域情報を紹介した。市町側にはUIターン者もいたため自身の経験を語り、参加者へPRしていた。 宮城県石巻市は「宮城県いしのまき移住フェア<しごと・働きかた編>」をリアル会場で開催した。11名の参加者は、学生を含む20-40代の参加者が中心。Iターンしたゲストが、暮らしの変化にポジティブに対応し暮らしを楽しむ様子を語った。参加者は個別相談や座談会グループに参加して交流を深めた。参加者からは「聞きたいことを直接聞けて良かった」と好評だったようだ。 12日には、和歌山県「わかやま移住相談会~わかやまで“あたたかい”暮らしをはじめよう~」を会場とオンラインのミックス開催。ミニセミナーとして和歌山市他の紹介のあと、有田市・田辺市・串本町・県庁のブースを設けて個別相談会を開催、12名参加した。全市町に申込があり、和歌山県の移住人気が伺えた。 滋賀県は、「そうか、滋賀があったか!滋賀ぐらし万華鏡(かれいどすこうぷ)~滋賀のパワースポット編~」を20名の参加者とともにオンラインで開催した。滋賀のパワースポットをテーマに、滋賀県各地の神社・仏閣・明智光秀縁の坂本城などから、サンショウウオまで歴史的な伝承と共に紹介された。また京都から滋賀県大津市の比叡平に移住された2組のゲストは、いずれも京都の狭い住宅から大津の広い庭のある住宅へ移住し、のびのびと田舎暮らしを満喫している様子を語っていた。 島根県は、「島根移住ステップセミナー 第4回『暮らし編』:どこに住む?まちなか・山あい・島の暮らしと住まい探し」として、「住まい」をテーマに各地の住まいと暮らし方を紹介した。ゲストは東京出身で仕事を失ったことを機に移住を考え、全国の空き家バンクから島根県を選ばれた方。移住後に大変な思いをされたそうで、その様子を忌憚なく語られた。空き家バンクで住まいを探されている方の参考になる内容であった。7名が参加した。 広島県は、『ひろしまU・Iターンフェア2021~ポストコロナ、Well-Beingな暮らしのはじめ方~』の最終回をオンラインで開催。第1部はワークショップ形式で広島風お好み焼きを作る内容を実施。講師にオタフクソース株式会社のお好み焼きのプロをお呼びし、お好み焼きの歴史や、おいしく作るコツを教えていただいた。チャットで質問も飛び交い、盛り上がった。2部では、エンディングトークとして広島出身のお笑い芸人『アンガールズ』さんと瀬戸内隠れ家リゾート代表の高掛氏から、「Well-Being」な暮らしについて伺った。こちらもチャットでも感想が寄せられ、大変にぎわった。 群馬県高崎市は「親子で参加!クリスマスツリー作りワークショップ~ぐんまな日々・地方都市のファミリー編~」をオンライン28組46名参加でにぎやかに開催した。市内で親子コミュニティづくりをしている移住者ママ2名が、布のクリスマスツリーづくりを紹介。参加者には事前にキットが送られており、配信を見ながら一緒に布のクリスマスツリーを完成させた。参加者は親子が大半。ボランティアによる交流活動の紹介や元気に遊びまわる子供たちの様子も中継され、地方都市高崎市での暮らしが伝わった。 高知県は、冒頭でも触れたとおり、「高知暮らしフェア2021」を開催。コロナ対策として、3部制としたほか、1度に入場できる人数に制限を設けるなど徹底していた。セミナー会場では、高知県の特色紹介や、移住者交流会、地域おこし協力隊セミナーなども行った。県内全自治体が参加し、個別相談ブースでも随時相談が行われ、盛り上がっていた。

所信表明、地方創生に言及なし!

6日、第207回臨時国会が始まり、総理の所信表明演説が行われたが、地方創生に関する記述はどこにもなかった。地方創生総合戦略5カ年計画の2期目以降はどうなるのか、今後の展開をしっかり注視していく必要があるようだ。内閣が変わるたびに新たな政策が話題になるが、現在進行中の政策は一体どうなるのか、固唾を飲んで見守るだけでは納得できないこともあると思うがいかに。過日、若かりし頃よく飲みに行った新宿ゴールデン街のスナックでよく一緒になった知り合いが訪ねてきた。どうもテレビか何かに出演したところを見たようだ。近くに来たので寄ったということだった。スナックでは個人的に話した記憶はない。世代は同じで、東京教育大(現筑波大)を出て、都立高の教員をやっていたが、辞めて長野県茅野市に移住。有機野菜を栽培し、注文を受けて宅配で都内のお客さんに届けて生業を立てているとのこと。当時はそうした事するようには見えず、アイビールックが似合いそうな優男であった。時代の先端、流行が似合うということから「今も地方移住で有機農業という時代の先端をいってるね」と言ったが、期せずしてそうなったのか、そうしたことが様になる男なので、茅野市での活躍を期待したい。 昨日、8階の移住相談センター内を歩いていたら「神戸くらしなんでも相談窓口」で相談員と目があった。20~21年の実績・業務報告がまとまったというではないか。神戸市は昨年4月、兵庫県と並んで移住相談ブースを41番目として、ふるさと回帰支援センターに開設。順調に推移し、昨年、今年とそれぞれ4回の移住セミナーを開催。2月には同じ政令市の静岡市とコラボで「静岡市✕神戸市 どっちの移住ショー」を開催するなど話題になった。移住相談実績は20年4月-11月と今年21年4月―11月でなんと255.6%増と大きな成果を上げたようだ。内訳はIターンが53.1%、Jターンが27.7%、Uターンが19.2%。最近のコロナ禍でしっかり発信すれば成果はついてくることは証明されたようだ。 この1週間の取材・来客は、3日にいわき市東京事務所が来訪。4日は青森県企画政策東部長、同次長、地域活力振興課長代理が来訪。最近、移住相談件数が伸びていることを巡って意見交換を行った。7日は宮城県企画部地域振興課総括補佐と意見交換。8日は農協中央会が、担当が変更になったことから挨拶にきた。 先週は19回の地方移住セミナーを行った。12月3日は、福島県県南地方が「地元工務店が解説!リアルな空き家で学ぶツアー」をオンライン開催。地元の工務店と共に、空き家バンクの登録物件を巡り、購入の際の注意点や改修費について学ぶセミナー。特徴のある物件の隅々までカメラで映しながら解説し、改修費といった必要経費がかかるのか等具体的にイメージしやすいものとなっていた。 北海道南空知地域は、「『北』にあるけど『南』そらち 北海道南そらちを知るセミナー」をオンライン開催した。8市町村(夕張市・岩見沢市・美唄市・三笠市・南幌町・由仁町・栗山町・月形町)が参加し、それぞれの市町の特徴や魅力を紹介。12名の参加者は30代を中心に幅広く、関西や中国地方など遠方からの参加もあった。 愛媛県は「瀬戸内海 離島暮らしのリアル@上島町―島暮らしへのファーストステップ 準備編―」をリアル開催した。2週連続の上島町初の単独移住セミナーで、第1回目は、協力隊員から島暮らしの基本情報、先輩移住者のリアルな島暮らし事情をじっくり話していただいた。8名が参加し、相談会が終わった後も自治体とのコミュニケーションが活発に行われた。 千葉県鴨川市は「カモ活のすすめ~千葉県鴨川のコミュニティ、のぞいてみませんか?~」を8名の参加でオンラインで実施した。参加コミュニティは「鴨川市農林業体験交流協会」、「特定非営利活動法人・大山千枚田保存会」、「農事組合法人・鴨川自然王国」とバラエティに富んでおり、移住計画の進捗状況や求める暮らし方によってコミュニティを選択肢できる事が伝わる内容だった。 12月4日は、青森県が「青森県関係人口交流会~関係人口に教わりたい!関係人口のつくり方~」をテーマに、他県で関係人口に関わる活動をしているゲストを招き、課題や思いなどを共有した。具体的に「遊休施設(空き家など)の活用」「地域コーディネーターなどのサポート体制」について事例を交えて意見交換した。関係人口に関心がある参加者にとっては青森とのかかわり方について考える機会となった。会場とオンラインで16名が参加。 福島県は「福島の有機農家と郷土料理を体験 ! 地ビールとワインを味わうオンラインセミナー」を14名の参加者で開催。県北、特に二本松市で活躍する農家、ワイナリー経営者、料理人が日頃の活動や思いを語った。参加者は、手元にあらかじめ届けられた特産品のワインや地ビールを味わいながら、ゲストの話に耳を傾け、暮らしに関する質問をチャットで書き込むなど和やかな雰囲気だった。 三重県「みえの企業とつながろう 正規雇用転職支援セミナー」をオンライン開催。三重県への移住を機に正規雇用で就職できる支援について、県内4つの企業の話を聞いた。参加者は3名と少ないながらも、車通勤や二拠点居住での就業といった地方への転職ならではの質疑が出された。 栃木県は、「地域おこし協力隊市町オンライン合同募集セミナー」をオンラインで実施した。足利市、真岡市、矢板市、那須烏山市、市貝町、塩谷町が協力隊の募集内容について紹介。ゲストに地域おこし協力隊を招き、活動内容や3年間任期の使い方、任期後のビジョンがあると有効的な時間の使い方が出来るなど、5名の参加者は真剣に内容に聞き入っていた。 長崎県は「長崎県で働こう!U・Iターン転職個別相談会」として、今年度2回目の個別就職相談会を会場で実施。5名の参加者は UIターン共に20~30代の若者が多かった。新規相談のほか、継続相談もあり、就職相談員と対面でしっかりとしたコミュニケーションも取れていた。 山口県は「YY!ターンカレッジ公開講座『やまぐち×のびしろ食材』」を24名の参加者とオンライン開催。ゲストに、萩市に移住し古民家カフェをオープンした方を迎え、地域の食材を活かした料理や、食材の可能性についてお話いただいた。実際に料理を作るところを中継したほか、猟友会の話など、興味深い内容であった。ゲストを囲んだグループトークでは、地域との交流など質問も多く出て盛り上がった。 岡山県倉敷市は、「くらしきで暮らす移住相談会」を開催。卒業間近の地域おこし協力隊員3名をゲストに、仕事のやりがいやリアルな生活などについて忌憚なく語っていただいた。後半は交流会を行い、岡山が大好きな大学生やシニアのご夫婦など様々な属性の4名の参加者とゲストが熱心に語り合った。3名のゲストは卒業後も倉敷市で起業、就職など引き続き定住されるそうだ。 宮城県気仙沼市は「朝ドラの舞台であなたの移住プランを一緒に作ろう! オンライン移住相談会」を開催。朝ドラの舞台となった東北3市(宮城県気仙沼市、岩手県久慈市、福島県福島市)による、初の合同セミナー。動画や中継で市の魅力をPRした後、移住プランを作成するワークショップを少人数のグループに分かれて実施した。11名が参加し、「移住について考えるきっかけになった」との声もあるなど好評を得た。 静岡県は「フリーランス直伝!富士山の見える静岡県でかなえる自分らしい暮らし」を17名が参加してオンライン開催。静岡県に移住しフリーランスとして活躍する3名をゲストに迎え、暮らしや仕事ぶりを聞いた。トークセッションに多くの時間をさき、フリーランスへのステップや仕事の探し方、収入のことなど誰もが関心のある話題がでて、大変参考になった。 5日は、北海道十勝地域が「とかちの暮らしにズームイン!~広い大地でうららかに~」と題したオンラインセミナーを開催。広尾町と浦幌町の担当者が映像を交えながら町の魅力や特徴を紹介した。両町が力を入れるワーケーションスタイルのほか、広尾町からは働きながら地方の暮らしを体験できる「ふるさとワーキングホリデー」の制度も紹介。「十勝クイズ」など、楽しみながら参加できる工夫もあり、質問も多く寄せられた。30代を中心に、首都圏などから24名が参加した。 広島県は「オープニングトーク『移動が持つ価値について』先輩移住者訪問バーチャルツアー」を行った。前半は「移動が持つ価値について」を広島県出身の予防医学研究者の石川氏に語っていただいた。移動を人間の特性と定義し、移動の多い人の方がよりクリエイティブで「Well-Bing」であるという理由について、新鮮な切り口で見ることができた。後半は、「先輩移住者訪問バーチャルツアー」を実施。竹原市で地域活性化に携わる方や、尾道市でアクティビティ事業に携わる方などから自身の取り組みなどを聞いた。 熊本県は「イジュ活!熊本移住活動Vol.10 人生とキャンプの共通点とは」を10名の来場者とオンラインのミックス開催。熊本県への移住とキャンプ・アウトドアライフを絡めたユニークなテーマのセミナー。熊本県出身の人気芸人ヒロシさんを交えたトークコーナーでは、参加者が大きく頷くような熊本の良さが伝えられ、個別相談会も参加自治体すべてで相談が行われるなど盛況であった。 神奈川県は「ちょこっと田舎な神奈川の湘南エリアで暮らそう」と題して、17組の参加者とともにオンラインで開催。エリア内で特色が違う事がプレゼン方法から伝わった。茅ヶ崎市は日常の買い物スポットや海を動画で紹介。お洒落な街並みの様子が伝わった。寒川町は、先輩移住2名と小学1年生が登壇。小学1年生のお子様から「12月に向日葵が見れて、色んな学年のお友達と毎日公園で遊べて楽しく、二宮が好き」とのエピソードがあり、和やかな雰囲気が伝わった。

三井グループが取材に!!

気がつけば師走。気分的にもなんか落ち着かない。セミナーは22日の完全オンラインによる群馬県の移住セミナー「市民ライターから学ぶ地域の情報発信方法」まで58回も予定されている。年末までしっかりと頑張ることになりそうである。最近、各方面からの取材のアクセスが多くなったとこれまでも紹介してきたが、12月3日にはなんと「シニア雇用とキャリア活用推進~地域社会で活躍するシニア~」をテーマに、三井グループの「三井業際研究所」の2名の課長が朝から話を聞きたいと来訪。この研究所、三井グループにおいて、異業種間の業際分野における知識集団として機能を果たすこと目的に1978年に設置されているようだ。 この1週間の取材・来客は、26日には高知県の(一社)高知県移住促進・人材確保センターの辻理事長他が来訪し、懇談。28日は12階で開催された山形フェアに来られた(一社)ふるさと山形移住・定住推進センターの駒林専務理事他が来訪、打ち合わせを行い、今後の連携強化を確認した。この打ち合わせにはふるさと総研の玉田社長も同席した。3日は読売新聞長野支局取材。 先週は地方移住セミナーを16回開催した。 24日は佐賀県が「佐賀の魅力を徹底チェック!”佐賀暮らスイッチ”検証スペシャル」と題したオンラインセミナーを実施。雑誌などを手掛けるアスキー社との共催シリーズで、仕事、生活環境を掘り下げた。コワーキングスペースやワーケーションなどの拠点、お試し住宅も紹介。YouTube配信中は参加者からのコメントも入り、佐賀暮らしの良さを共有した。 25日は、徳島県が「地域おこし協力隊起業のリアル TOKUSHIMA地方で未来を創る」を開催。会場とオンラインで20名が参加した。地方での起業に関心のある方に向けて、徳島県内での創業支援施策や、地域おこし協力隊として移住後に創業したゲストの体験談を聞いた。参加者を交えた活発なディスカッションが行われ、本気度の高さがうかがえた。 26日は、群馬県「『自然』の香りとマインドフルネスで 自分を癒す方法」を開催、オンライン参加者40名、会場参加者10名と健闘した。トレッキングガイドや、アロマブランドの代表ご夫婦をゲストに迎え、移住のきっかけや、地域資源を活用した暮らしについて話を聞いた。参加者は30~50代が多く、女性が8割。セミナー後にゲストと話した方も多かったようだ。 長野県は「ながので楽しむ農ある暮らし~秋冬物語~楽園信州移住セミナー」をリアル開催。8名が参加した。長野県の「農ある暮らしアドバイザー」が、秋冬の暮らしぶりについて写真を使って紹介。9市町村・団体のPRと個別相談も行われた。久しぶりのリアルセミナーだったが、話を聞く雰囲気や閉会後にも自治体の方が話をされる様子から、参加者の真剣度が伝わってきた。 兵庫県と神戸市は「週末に考える 農ある暮らしのファーストSTEP 兵庫×神戸」をオンラインで開催した。丹波篠山市、神戸市北区、淡路島でそれぞれ農業を営むゲストの移住の経緯と移住後のよかった点、苦労した点を忌憚なくお話していただいた。まずは地域の人と仲良くなって繋がりを作ることが大事との事。参加者は20名で男女比半々であった。 27日は、福島県が「南会津で働く『南郷トマト農家と林業者』」をオンラインと会場のミックスで7名の参加で開催。南郷トマト生産を営むご夫婦と、林業を営む方をゲストに迎えたトークセッションでは、移住までの家探しの苦労や雪、農業経営について詳しく伺った。代々家業として木こりをされている方は、会津の林業について熱く語られた。後半の個別相談は、どの参加者も時間いっぱいまで熱心に相談した。 鹿児島県志布志市は、「移住者Presents 田舎暮らしのリアルトーク」を会場とオンライン合わせて16組18名の参加で単独のセミナーを開催。先輩移住者2名をゲストに、移住前後のエピソードや実生活のリアルを聞いた。会場参加者とオンライン参加者が一体となって参加できるようにコミュニケーションを工夫しており、とても和やかな雰囲気だった。 岡山県は「岡山県津山圏域移住・定住フェア」として、岡山県北の6市町の紹介と、子育て世代に焦点を当てた、『子育てセミナー』を実施した。会場・オンラインで6名が参加したセミナーでは、先輩移住者家族とオンラインでつながり、子育てについて現状を聞いた。現地の公園や鉄道館からの生配信などの工夫もあり、その後個別相談でも疑問にもお答えするなど、満足度の高い内容であった。 群馬県は、2市5町が「太田・邑楽・館林地域移住相談会 ~都心から約1時間…緑と水辺のある暮らしをあなたに~」をオンラインで開催、12名が参加した。ゲストは、館林へ移住後も首都圏通勤をしている方と、無農薬野菜の農家になったご夫婦。移住後のライフスタイルの変化についてトーク。首都圏にも近く、大型ショッピングモールや買い物スポットの選択肢が多いことなど利便性の高さをPRしていた。 北海道は「北海道とつながるBar ~酔い処 ほっかいどう~」をオンライン開催。今回は「お酒」をテーマに、日本酒の蔵元と、クラフトビールレストランの店主をゲストに迎えた。酒造りの歴史や地域の特産品を使った取り組みを紹介。17名の参加者は50代が最も多く、北海道内からの参加もあった。町に興味がわき、実際に訪問してみたいという人もいて、地域に関心を持ってもらうためのセミナーとして、よい試みだったと思う。 岩手県は「いわてで農業をしよう!(酪農・トマト編)」をミックスで、参加者13名で開催。畜産業を支える酪農ヘルパーと、Uターンでトマト生産を始めた新規就農者にスポットをあて、各々の仕事や暮らし、就農までの道のりなどを具体的に紹介。農業公社の担当者は就農支援制度や活用実態についても紹介した。本気度の高い参加者が多く、個人面談にもつながった。 新潟県は11月27日、28日「にいがたU・Iターンフェア2021」をオンラインと会場のミックスで開催、58名が参加した。会場では、モニターでの配信プログラムの視聴や、現地の市町村・団体等とつないでの個別相談が行われ、会場、オンラインともに充実した2日間となった。 28日には、和歌山県が「わかやま林業体感セミナー2021(第1回)」をリアル開催。県庁担当者による林業の基礎知識のレクチャーに加え、ゲストの「きのくにフォレスター」2名に日々の仕事内容や面白さ・やりがいなど語っていただいた。後半はレイアウトを変更してゲストを囲んで質問タイム。さまざまな質問が飛び交い、盛り上がった。申し込み20名に対し参加者18名と和歌山県の林業の人気がうかがえた。 静岡県は「自分らしいライフスタイルを実現したい!プロに聞くときめく空き家の見つけ方!」をオンライン開催した。住まい探しのスペシャリスト2名をゲストに招いたセミナーで、14名が参加。空き家の見つけ方や想定すべき費用等、実践的な内容が多く、質疑内容もポイントを深掘りする話で盛り上がり、真剣度の高い参加者が集まったと言える。 香川県は「かがわUIターン就活シンポジウム」と題し、東京近郊の大学生(就活生)で香川県に関心のある方を対象としたセミナーをリアル開催。就活スタート講座では、就職活動のノウハウを伝え、パネルディスカッションでは県外大学から香川県内の企業に就職した若手社員から就職の決め手などを共有した。最後に先輩社員を囲んでグループ講座を行い、個別の疑問にも答えた。質問も多く出て盛り上がった。18名が参加した。 山形県は「くらすべ山形! 移住・交流フェア」をリアル開催した。県内全市町村がオンライン又は直接会場で移住相談に対応。住宅相談、仕事相談(看護や福祉介護、一次産業)の相談も実施した。Uターンや何かのご縁がある方の相談が多い中で、理想の暮らしのイメージに合う場所を探すIターン者も。ラ・フランスのお土産も功を奏し、会場は200名の参加者で大いに賑わった。

北海道、移住・交流フェアに483名参加!!

11月も下旬。今週は典型的な冬型の気圧配置で日本海側は大雪のようだ。JR有楽町駅前の街路樹はもう一枚の葉っぱも残していない。1年は早い。10月、11月とセミナー開催も多く忙しい月であった。そして、個人的なことだが、信じられないことに74歳となった。実感はないが遥かに遠くまで来てしまったという感が強い。ふるさと回帰運動はまだ道半ばだが、10月の「ふるさと回帰フェア2021」、76回に達する11月の移住セミナー開催実績等を見ると、コロナ禍の中にありながら、それなりの手応えは感じている。 特に、11月14日の北海道移住・交流フェア2021や21日の「南信州トークイベント『ペアで移住~私・家族・地域の幸せな時間の過ごし方~』を見ると、参加人数もさることながら、しっかり頑張っていることが感じられるフェアなりセミナーになっていると思う。北海道は367名の予約に対し、483名の参加と多くの参加者を結集でき、主催者(一社・北海道移住交流推進協議会・会長上士幌町竹中町長)を喜ばせた。道内179自治体のうち道央、道北を中心に62市町村等がブースを置き、12自治体がオンラインでの移住相談を行った。移住相談は各ブースとも20組を超える相談があったとの報告を受け、これまでの地道な取り組みが成果を上げつつあることを感じさせられる。セミナーも上士幌町や美瑛町、浦河町など自治体主催や地域おこし協力隊員の経験談、北海道で活躍する企業、仕事の探し方やお金の話など8回と盛りだくさんのテーマで開き、立ち見もでる盛況ぶりであった。長野県のトークイベントも23市町村の参加に124組が参加、トークライブも2組の移住者がそれぞれの経験を語った。 この1週間の取材・来客は、19日は京都府農村振興課移住促進係主事が来訪。20日は鹿児島市移住推進室長他と懇談、いい意見交換ができた。福島県相双振興局長と浜通りの震災復興を巡っていい意見交換ができた。24日は和歌山県担当局長、同課長と打ち合わせ、読売新聞大阪本社取材。25日は愛知県豊橋市企画部木和田部長が来訪、大分県玖珠町議会大野議長視察。テレビ朝日の取材。26日は石川県能美市議会沢田議員と懇談、高知県の(一社)高知県移住促進・人材確保センター辻理事長、県移住促進課長他が来訪、胸襟を開いた意見交換ができた。 地方移住セミナーは、オンラインを中心に16回行った。 富山県は1週間、毎日テーマを変えて富山での暮らし方、働き方、楽しみ方を紹介するオンラインイベントを開催中。17日(4日目)は「普通の会社員・公務員の富山移住計画」と題して、夫婦でIターン移住をした先輩移住者の体験談を紹介した。移住というと起業や就農という事例が多い中、普通のサラリーマンの移住についての考え方や移住までの道のりの話は、これから移住をしようという人にとっては身近に感じられる内容だったと思う。28名の参加者があり、質問も相次ぎ盛り上がった。 18日は、福島県が「福島で起業を考えてみない?第2回 地方で生きていく!起業について深掘りしてみよう。」を19名参加でオンライン開催。会津若松市出身の(一社)日本ビジネスインキュベーション協会理事の新城榮一氏が平易で分かりやすい言葉と具体的事例を用いて、地方で起業して⽣きていくためには何が必要か解説した。 19日には、福島県が「ふくしま相双地方移住セミナー」を会場来場者4名とオンラインのミックスで開催。被災地域への移住を促進するセミナーで、浪江町、楢葉町、葛尾村、相馬市で活動するゲスト4名が、地域の方々とともにやりたいことを見つけて暮らす理由を熱く語った。参加者からの「現地の世話役はいるのか」との質問に対し、ゲストが「まだ不十分なので私がやります」と答える場面もあり、今後の受け皿づくりの重要さも認識させられた。 千葉県海匝地域(匝瑳市・旭市・銚子市)は「ちばのとっぱずれでくらす 千葉県海匝地域移住セミナー」と題し、毎年開催しているセミナーを8名の参加でオンライン開催。ゲストからは「東京にあって地域に無いもの」を悲観的に捉えるのではなく、「作り出すチャンスが誰にでもあり、有るものの見方を変える」など暮らしの楽しみ方の紹介があった。 富山県は一週間にわたって開催しているイベントの一環で「オンラインde相席富山」を20組の参加で開催。「子育て世代の生活」と「富山の冬」をテーマに、地元で情報発信をしているゲストがにぎやかにトークを繰り広げた。ゲストの子育てや家族の暮らしに密着した映像で、リアリティのある暮らしぶりを伝えたり、クイズを取り入れたり飽きない工夫がみられた。 20日には8本のセミナーを開催。先に述べた北海道、長野県のほかに、京都府が「『私、一人で移住しました。』~仕事も暮らしも満喫中♪~」と題して、会場とオンラインのミックス開催。ゲストが「20代女性の単身移住の暮らし」をテーマに、京丹後町の人と食の魅力や、仕事・暮らしについて語った。会場には男女各2名の参加者が来場、観光地以外の京都の魅力をしっかりと伝えることができたようだ。 福島県は「カレーを通じて地方とつながるオンラインクッキング 第2回 伝統発酵食品358(さごはち)のいい話とスパイスカレー」を開催。カレー作りを通じて、食と暮らしの魅力を伝える趣向で、参加者には事前に食材が届けられた。当日は伝統発酵食品358や、カレーライス専用米の生産者、シェフとのトークセッションを楽しみながらカレー作りを体験した。26組32名が参加し「農園に食材を買いに行きます」「これからも福島と関わりたい」など、食材や料理への感想のほか地域への想いも聞かれた。話を聞くだけのセミナーではなく、こうした五感をフルに使うイベントは参加者の満足度も高いと思われる。移住にどのようにつなげていくのか、次の施策が期待される。 石川県、金沢市、能登地域交流協議会(羽咋市・中能登町・七尾市)、穴水町の共催で「担当者にきく!『移住のキホン』」として、オンラインで実施。12名が参加し「移住を考え始めたときにまず何をすれば良いか?」「冬の生活は?」「生活コストは?」という誰もが気になる質問に各自治体の担当者がざっくばらんに本音で答えた。参加者からも冬場の車の運転、移住後のコミュニティに関することなど様々な質問が寄せられ、今後の検討材料として大いに役立つと思われた。 静岡県は「静岡まるごと移住フェア しずおか知っトクDAYS ~静岡県の「ザ・リアル」大公開~」をオンラインにて行った。静岡県への移住を後押しする企画として、先輩移住者座談会、トークライブ配信のほか、県内各市町が個別相談会をオンラインで開催した。静岡県への移住をよりリアルに感じられる工夫がなされ、参加者には有意義な情報収集の機会となった。 富山県は、前日に続き「とやま移住転職 WEEK」の最後のセミナー。「立山登山」をテーマに登山メディア『YAMA HACK』編集長、剱岳の山岳ガイド、主婦ハイカーをゲストに迎え、富山県での登山ライフの魅力・楽しみ方などを聞いた。登山初心者も上級者も楽しめる内容で、こうした趣味や関心に特化したコンテンツは、特定の層には非常に魅力的であろう。ほかの地域にも工夫を期待したい。 山口県は、リアル開催するには今しかない!と「YY!ターンカレッジ『やまぐち×自分らしく働ける場所』」を急遽開催した。周防大島町への移住者をゲストに迎え「自分らしく働ける場所」をテーマにトークセッションを行った。宇部市、山口市、光市、柳井市、周防大島町の5つの市町が、それぞれ地域紹介のほか、個別相談会も行った。久しぶりのリアル開催であったが、24組33名が来場と大盛況。満足度の高い内容になったかと思う。 栃木県は「栃木で見つける理想のくらし オールとちぎ暮らしとしごとフェア」をオンラインで開催。県内全25市町及び企業10社の個別相談ブースに加え、移住や子育て、結婚、就職、就農情報などのブースが出展。先輩移住者によるオンラインセミナーでは、自然の中で暮らしている方や、転職、テレワーク経験者など、様々な立場の方の話を、トータルで100名の参加者が聞いた。それぞれ自分ごととして捉え、移住後の暮らしや事前準備について思いをはせていたようだ。 オンライン個別相談会を企画したが残念ながら直前に参加者キャンセルとなり、参加者がゼロとなった自治体もあった。反省点として、まだ知名度の低い地域では、個別相談会は参加のハードルが高いため、漠然層も広く参加しやすい内容を企画し、地域の魅力を伝えることから始めた方がよいと担当者とも話し合った。

10月、18県が過去最高の相談件数達成!!

例年、秋口はふるさと回帰フェアが開催されることもあり、ふるさと回帰支援センターは1年を通して一番忙しい時期を迎える。夏以降、コロナのワクチン接種が進んだこともあって感染者が急激に減少している。こうしたことから、移住セミナーも10月は久しぶりに60回に達し、1月から10月までで395回と、昨年の年間を通した開催実績の394回を超えた。また、11月は昨年、一昨年とコロナ禍でも月64回、68回とそれぞれ年間最高の開催数に達している。今年も39道府県が76回の開催を予定し、過去最高になる。 さらに、10月は電話・メール・面談等による移住相談件数も青森・岩手・福島・栃木・神奈川・新潟・富山・愛知・滋賀・和歌山・島根・広島・山口・徳島・佐賀・熊本・宮崎・鹿児島の18県が過去最高の相談件数になったことが18日の企画会議に報告された。10月の「ふるさと回帰フェア2021」以降の、潮が満ちるようにジワジワと地方移住への広がりが全国化してきているようだ。この広がりを、しっかり受け皿を作って受け入れに努力していただきたい。この動きは全国各地に拡大している感がある。 このように、移住セミナー開催実績から見ても、そして、移住相談件数が地域に偏りなく広がっていることを見ても、昨年来のコロナ禍に背中を押されるように地方移住希望者は確実に右肩あがりで推移している。 11月に入って全国各地の自治体の首長さんたちの来訪も増加し、「時間が空いたので寄りました」という首長さんや、17日には「昨夜、平河町の餃子屋で知り合い、地方移住の話しから回帰センターの話しになった」と福岡県香春町長が北海道妹背牛町長を連れて視察に見えられるなど、地方における移住の取り組みの輪の広がりを感じさせるように増えている。 この1週間の来客は11日が「まち・ひと・しごと創生本部」に出向していた電通の奥泉氏が転職挨拶、宮城県大崎市伊藤市長がJA古川佐々木専務と表敬訪問。12日はFP協会白根理事長と対談、新潟県土田担当課長と懇談、富山県蔵堀副知事と懇談、和歌山県かつらぎ町中坂町長、新潟県魚沼市内田市長挨拶。13日は北海道上士幌町長と懇談、群馬県担当課長と挨拶、全国県議会議長会会長に就任した秋田県議会議員柴田議長と懇談。14日は山口県岩国市担当部長、三重県地域連携部長と挨拶。北海道移住・交流フェア2021に参加した池田町安井町長と懇談。16日は佐世保市副市長、愛知県豊橋市長、兵庫県県議会議長、福岡県直方市長、愛知県総務部長、岡山県美咲長青山町長、長野県山ノ内町竹櫛町長が来訪。豊橋市は翌日、自治体会員の連絡があった。17日は滋賀県甲賀市長、宮城県女川町長、秋田県男鹿市長、長崎県松浦市長、愛知県東三河総局新城設楽振興事務所長の各位が見えた。18日は福島県矢祭町長、同石川郡各町村長、栃木県足利市長と懇談。19日は、都島しょ振興公社事務局長ほか打ち合わせ、岡山県鏡野町長懇談、岩手県定住推進・雇用労働室安藤室長と懇談。以上33自治体関係者とお会いし、懇談した。取材は、毎日新聞福岡本部と読売新聞大阪本社の記者から「地方移住」について、問い合わせがあった。 移住セミナーは、先週も20回開催した。9日は福島県が「NEW LIFE in FUKUSHIMA『地方で起業するということ」をオンライン実施。南相馬市・喜多方市・西会津町で起業した3名の先輩移住者をゲストに、トークセッションを1時間たっぷりとり、起業までの具体的な道のりや地域の方のサポートなど、聞きごたえのあるものとなった。20代~60代まで幅広く参加いただいた。 11日は広島県も起業をテーマに「『好きな地域』で『やりたい』を実現!起業×移住のススメ」をオンライン開催。2名のゲストが移住と起業を本音で語ったほか、移住相談と県の創業サポートの紹介もあった。参加者からは移住と起業の心構えや経験談への質問が相次ぎ、当センターへの相談希望の声もあがるなど、早速行動に移す様子が見られた。 12日には宮崎県串間市が「くしまのリアル」と題して、会場とオンラインのミックスで11組15名が参加して開催。職員や先輩移住者との交流を通じて串間市の良さを知ってもらい、移住体験ツアーの参加につなげる目的で、自治体職員も馬の被り物をかぶって大健闘。セミナー終了後すぐ、参加者から体験ツアーの申込があった。 群馬県桐生市とみどり市は「群馬と関わる時間~桐生みどり地域で自分らしく輝く暮らし~」を40組の参加者を集めてオンライン実施。地域おこし協力隊で活躍する方、協力隊OBの方をゲストに、移住のきっかけや現在の生活について聞いた。ゲストの話が分かりやすく、参加者から質問も多く出て、盛り上がったようだ。 福島県会津地域は、オンラインと会場合わせて19名が参加し「ちょっと会津に来てみない?若者移住者に行く!会津暮らしのコツ~よかったこと、困ったこと」と題してトークセッション。「農業」「起業」「伝統工芸・地域おこし協力隊」をテーマに、ゲストが体験談や熱い思いを語った。自分のやりたい事を実現しつつ地域に馴染んでいる様子がうかがえ、参考になった。 13日には北海道上士幌町が「田舎ってどんな仕事があるの?町で起業した人にきいてみよう!~北海道十勝 上士幌町暮らしセミナー~」を8名参加で久々にリアルで開催。会場装飾などに主催者の“おもてなし精神”があふれ、竹中町長も参加して取り組みをアピール。先輩移住者からは、町の魅力だけでなく不便に感じている面なども語られたほか、仕事紹介もあり、移住を検討している人の役に立つ内容だった。 岐阜県は「美濃和紙にふれよう~ランプシェード作り~」を11名の参加でオンライン開催した。先輩移住者である美濃和紙職人をゲストに、岐阜県への移住ストーリーを聞きながら、美濃和紙ランプシェードづくりワークショップを行うユニークなセミナー。オンラインながら、現地で手を動かして会話しているような臨場感ある演出が印象的であった。 岩手県宮古市の「好きなモノとの暮らし方~宮古市移住相談会~」は、移住して好きなことを仕事にした2名(ゲストハウスの運営者、三陸鉄道の運転手)の体験談をメインに据えたが、残念ながら参加予定者が欠席となってしまった。ゲストには体験談をお話いただき、動画を録画。今後の広報や相談の中で活用していくことを確認した。 香川県は「香川県UJIターン就職・転職セミナー in 東京」を8組参加で、久しぶりにリアルで開催。セミナーでは、人材会社による香川県の就職の現状とコロナ禍での就職について聞き、県の支援策や、プロフェッショナル人材戦略拠点の担当者からお話しいただいた。その後個別相談も行い、参加者も熱心にメモをとる姿が見られた。 山梨県は「やまなし移住相談会~夢を叶える!やまなし暮らしへの第一歩を始めよう~」を会場参加13名+オンラインで開催。ゲストは韮崎市で古民家を改修し指圧院を開業した方、富士河口湖町で富士山アウトドアミュージアムを設立した方の2名。夏と冬の移住体験談に加え、自分から住民の方に自己開示をする大切さや、地域への思いを聞いた。会場参加者は漠然と移住を検討している方から、移住前提で住まいを探している具体的な方まで様々だった。 14日は福島県が「NEW LIFE in FUKUSHIMA親子でのび~るのび~る子育て」をオンラインで開催し、10名が参加。シリーズ最終回は子育てをテーマに、矢吹町に暮らす子育て中の先輩移住者2人をゲストに迎えて日常の子育てと暮らしを聞いた。進学や医療、地元住民との関わりなど実体験を交えて温かい視点で今の暮らしを語るゲストの姿に、安心を感じる参加者も多かったのではと思われる。 静岡市は「静岡市オンライン移住体験ツアー ぷ・ら・り途中下車の旅in静岡市」を実施。静岡市移住コンシェルジュが静岡鉄道に乗車し途中下車をしながら、沿線各エリアの魅力をライブで伝えるというユニークなセミナー。16名がオンラインで参加し、チャットには家賃相場やエリアごとの地形・気候など、暮らしに関する多数の質問が寄せられ、市内での居住地絞り込みに大変役に立つ内容であった。 神奈川県は「自然豊かな神奈川でちょこっと田舎暮らし~神奈川の山エリアをご紹介~」を行った。8名参加のウェビナー形式で、清川村、秦野市、箱根町、中井町が暮らしや移住サポートを紹介。山エリアをテーマにしており、どうしても写真や動画が似てしまうところだが、対話形式で飽きさせない工夫もあった。お試し住宅は、人気で予約が取れないところもあるようだ。 兵庫県の「ひょうご暮らし・就職ラボ」はシリーズの第一回。ゲストに先輩移住者2名を迎え、移住のきっかけや関東と関西の生活の対比などを伺いながら兵庫の就職事情についてトークセッションを行った。その後、地元の魅力企業を紹介。会場参加は40代男性1名とさびしかったが、会場の就職相談員などとも真剣に話をし、満足度していただけたようである。 和歌山県は「本州最南端の町 串本がいま、アツい」と題して、先輩移住者に海底熟成ワイン、ロケット、古民家再生それぞれの「地方創生ビジネス」について「熱い!」ところを語っていただいた。会場参加7名のうち、女性6名と圧倒的に女性が多く、和歌山で起業を検討する若い女性が多いことに頼もしさを感じた。 千葉県は、「南房総市&館山市コラボ移住セミナー ~移住で気になるお金の話、ぶっちゃけます!~」を開催。先輩移住者はオンライン参加。会場には16組27名が参加し、大盛況であった。テーマは「移住に伴うお金事情」で、予測家計簿や、不動産情報検索時のポイントの紹介もあり非常に勉強になった。参加者の温度感の高さが感じることができ、アンケート回収率も100%!参加者さん同士で談笑もあり、会場開催の魅力を再確認できた。 山口県は「やまぐち農林漁業オンラインセミナー はじめの一歩!」オンラインで開催し5名の参加。第一部の新規就業セミナーでは、県内の一次産業について担当者より、必要な準備や資金、研修制度詳しく語っていただいた。第二部はトークセッションを行い、参加者の方にもざっくばらんに話され、充実のセミナーとなった。

10月移住相談過去最高の6181件、セミナーは60回も

寒冷前線が大陸から張り出し、東京は昨日、冷たい雨が降った。有楽町駅前の広場の街路樹も紅葉し、散りはじめ、秋の深まりを教えてくれる。10月は「ふるさと回帰フェア2021」もあったが、それ以外にここに来て、各県や各市町村主催の移住セミナーが増加している。その数が、なんと60回に達した。その内訳は、30道府県(各県の市町村単独開催含む)が開催し、広島・愛媛の両県が5回と健闘した。福島県が4回。山形、石川県が3回と頑張った。また、北海道・岩手・山形県などは広域での開催も行った。 10月の移住相談件数は6,181件と過去最高を記録した。頑張った県は島根・石川・広島・和歌山・佐賀県の順となっている。これは、島根県が30、31の両日にオンラインで開催した「しまね移住ワンダーランド」に1038人を集めたこと。石川県は9日に「いしかわUJIターン大相談会」に600名近くを集めたこと等によるものである。電話・メール・面談による本気度の高い相談は広島・宮城・福岡・岐阜・静岡県の順で、岐阜県の健闘が目立った。 取材・来訪については、11月7日に12階カトレアで開催された岡山県の「暮らしJUICY!岡山フェア」に参加した知事と名刺交換。9日は茨城新聞取材。10日はかんぽ生命人材開発部と移住者が地域のかんぽ生命で働くことの可能性について意見交換。 先週はオンラインを中心に20回の移住セミナーを開催した。11月5日には北海道日高地域が「北海道“ひだか”オンライン移住カフェ『秋のくらし編』」を、夏の開催に続き秋をテーマに14名の参加で実施。秋の海産物や紅葉スポットの写真を交えてPRしたほか、地元の仕事紹介を行い、旬を感じられるセミナーとなった。 福島県は「NEW LIFE IN FUKUSHIMA 地域で生きる!『地域おこし協力隊』」と銘打ち、桃農家、和紙制作、農福連携などの分野で活動中の隊員とOBをゲストに「協力隊のいま」を聞いた。後半は質問タイムを設け、地域おこし協力隊を目指している方には非常に有益なセミナーであった。 6日は山形県最上地域8市町村が参加し「やまがたハッピーライフカフェ最上『最も上質なくらしとしごと』」を10名参加でオンライン開催。前半のバーチャルツアーでは、秋の深まりを感じる風景や、雪国の手仕事文化などを紹介、参加者からは自然の暮らしの豊かさを感じ取れたとの声が上がった。後半のワークショップでは終始なごやかな雰囲気のなか、地域の代表的な手仕事である“わら細工づくり”を楽しんだ。 静岡県浜松市は、オンラインで「意外とイイじゃん 浜松でRe Start!」を開催。当センターを経て浜松市に移住したご夫婦をゲストに、体験を具体的かつリアルに語ってもらった。14名の参加者は、ゲストと同年代の30代の方が多く、参加者の質問に対し即時に対応する移住サポート体制の手厚さが印象的であった。 新潟県は「自分にジャストフィットな暮らしに還(かえ)ろう!Uターンで叶える、わたしの暮らし」をオンライン開催。新発田市出身、都内で映像関係の仕事を経て、現在は新発田市のPR映像制作に携わる方と、長岡市出身でカナダでの酒イベントにて、地元のお酒を紹介したことをきっかけに吉乃川酒造に転職した2名のUターンの方がゲスト。転職を決意した思いや、地元だからこそできること等を語ってもらった。9名の参加者は、20代~30代前半の若い参加者が多く、盛り上がったようだ。 愛媛県は同日に2つの異なるオンラインセミナーを開催。「想いを引き継ぐ!移住と事業承継のセミナー」には、なんと93名が参加。事業承継と移住の組み合わせへの注目の高さがうかがえる。えひめ産業振興財団の担当者から事業継承の種類や、愛媛県ならではの特徴が紹介された後、実際に後継者を募集しているコンビニ店主の方からの話を聞いた。具体的な質問も多く、参加者の本気度が感じられた。夕方には「田舎暮らしの極意は先輩に聞け!移住者と話すホンネ交流会~地域おこし協力隊偏」として、毎回好評の先輩との交流会を開催。今回は地域おこし協力隊として活動されているゲストを迎えた。愛媛に行ったことのない方から、Uターン希望の方まで10名の幅広い層が参加した。 鹿児島県は「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー(自然の恵み編)」を19名が参加してオンラインで開催。県内8市町村と、鹿児島県農業・農村振興協会が中心となり、各地域から生産日本一の特産品のアピールや、仕事探しの選択肢としての農業・畜産業の紹介があり、一次産業になじみのない人にも、検討してみようかなと思える内容であった。 7日には、青森県が「青森県域移住・就農相談フェア」を17名で会場とオンラインで実施。当初リアル開催のみの予定であったが、定員を上回る申し込みがあり、急きょミックス開催に変更した。第1部は先輩移住者のトークセッションと、青森市周辺の5市町村のPR、2部は個別相談会を行った。参加者の半数以上が個別相談にも参加し、手ごたえが感じられた。 三重県は「ええとこやんか三重移住セミナー ~みえ空き家Deリノベーション~」をオンラインで開催。三重県内で空き家をリノベーションして暮らすゲスト4名を迎え、居住地、年代共に幅広い9名が参加。ゲストからは、セルフリノベーションの体験談のほか、適切にプロの支援を受けると良いなど実践的な経験が語られ、大変参考になる内容であった。 神奈川県小田原市は「移住者どうしでつながった3組によるリアル小田原ライフ」をミックス開催。ゲストにテレワーカー2組と雑貨セレクトショップのオーナーを招き、あらかじめ聞いた「先輩移住者目線で事前に検討すべき課題」をキーワードにトークセッション形式で行った。26名の参加と大健闘、うち6名は個別相談にも参加。本気度の高い相談が多く、現地訪問につなげる工夫も見られた。 島根県はシリーズ3回目の「しまね移住ステップセミナー#3しごと編」を開催。東京から津和野にIターンして自然農を始めたゲストから、移住までの経緯や現地での暮らしについて聞いた。農薬・肥料なしの自然農を始めた当初は、かなり苦労されたようだが、ユーモアを交えた語り口に悲壮感はなかった。9名の参加者は男女ほぼ半々。40代以上が多く、海外からの参加もあった。 徳島県はミックスで「とくしま・丸ごと魅力発見!ハイブリッド型移住相談会」を実施した。漠然と移住を検討している方から、徳島県への移住を希望している方まで、16名の幅広い層に対して、移住支援策や先輩移住者からの極意などを伝えた。個別相談会にも、会場・オンラインともに、積極的に参加されていた。  

小平市の中学生が社会勉強で来訪

ここに来て、首都圏のコロナ感染者が激減している。先週はハロウインで渋谷に若者たちが繰り出し、大変な人混みになったとマスコミが報道していた。しかし、コロナがリバウンドしたとは聞かない。このまま収まってくれればいいと思う。衆院選挙は自民党の勝利で自公の連立内閣の継続となった。ただ、自民党甘利幹事長や石原伸晃氏、立憲民主党の小沢一郎氏や中村喜四郎氏などが選挙区で落選するなど世代交代を予感させる結果となったところもあった。また、日本維新の会の予想外の比例区での健闘も目立った。当初のマスコミ報道とは若干異なる結果になり、立憲民主党の枝野代表は責任をとって辞任することになった。ただ今回の総選挙ではっきりしたことは二大政党による政治ではなく、多党分立型の勢力地図が明らかになり、新しき「こと」の始まりを予感させる面がでたような気がする。 取材・来訪については、29日は三重県移住促進監が顔を出され、意見交換した。岡山県県民生活部那須部長ほかが見えられ、取り組みが少し失速気味な面があることから率直な意見交換を行った。午後は福島県避難地域復興局長が顔を出され、意見交換した。前職が会津振興局長とかで熱意を感じさせる方であった。11月2日は鹿児島県担当課長が初めて来られ、意見交換した。静岡新聞の取材もあった。4日は和歌山県の仁坂知事が突然、視察に見えられた。知事とは古座川町に全国で唯一の県の移住支援センターがあり、その運営を10年に渡り、業務委託を受けた関係もあり、何回となく率直な意見交換をさせていただいてきた。今回は突然ではあったが、コロナ禍の移住状況などについて意見交換させていただいた。5日は東京都小平市の中学生6名が、10月に来た三鷹市の中学生に引き続いて、社会見学で企業や警視庁などの中からNPOのふるさと回帰支援センターを選んで、勉強に来た。こうしたことは社会状況を反映しているものと評価している。成り立ちや現在の取り組み状況等を説明した江森事務局長も力が入り、熱弁をふるったようだ。この日は他に月刊テーミスの電話取材、茨城県にある常陽銀行の常陽産業研究所が茨城県、栃木県の移住政策の取組状況について電話取材があった。内閣府の「いいかも地方暮らし」というウェブサイトの取材があった。

自治体関係者の来訪が急増!

緊急事態宣言が解除されて以降、徐々にではあるが銀座周辺の人の流れが増えているようだ。24日には銀座4丁目にある長野県のアンテナショップがリニューアルし、そのセレモニーに呼ばれ、テープカットにも参加したが、大変な人混みであった。コロナの感染者はいまのところ抑えられ、この間東京の感染者は二桁だ。このまま、抑え込めたらと思う。しかし、専門家は、6波はかならず来ると警戒をといてはいない。こうしたことはワクチンの接種率が70%を越したことが大きいようだが、マスク着用をはじめ各自がしっかり感染対策を行っていることも大きいのではと思う。 19日に公示された衆院選は終盤に入り、熱を帯びてきている。日本は国のあり方として大きな曲がり角に差し掛かっていることは確かなことで、何よりもまず、大事な1票を行使していただきたい。 ここに来て、各自治体からの来訪が急速に伸びてきている。率直な意見交換が行えることは喜ばしいことである。考えるに、率直な意見交換ができる関係にある自治体は成果を上げており、相談件数も順調に伸びているように思う。42道府県2政令市がブースを構え、相談員を配置しているので、それぞれの自治体と取り組みや経験を共有化し、課題解決に向けた取り組みなどに活かすことができれば、この運動は飛躍的に拡大すると思っている。 この程、静岡県が7月中旬から8月上旬にかけて実施した「移住に関する意識調査」の概要が明らかになった。その中で、移住を考えた動機については「自然豊かな環境」が複数回答可で61,0%、「地方・田舎の暮らしに関心」が47.6%、「住まい」が42.3%、「都会生活の疲れ」が36.6%などとなっている。また、「移住の決め手」については、「仕事が決まった」が36.4%、「東京圏に近い」が28.8%、「移住相談窓口の担当者が親身になって対応してくれた」が22.7%などとなっている。ふるさと回帰支援センターでの移住相談にあたっては「移住希望者に寄り添う対応を行っていること」が評価を受けていることが明らかになっている。 取材・来訪については、20日は山口県防府市長、同地域交流部長が来訪、広島県竹原市長の来訪があった。21日は産経新聞の電話取材があった。23日は朝日新聞の「50代からの働き方発見EXPO2022」の周知イベントでの講演。24日は長野県アンテナショップ「GINZA長野」のリニュアルオープン参加、山形県南陽市長来訪。26日は埼玉県の担当課長来訪。27日は国土交通省地域振興課係長が二地域居住の推進調査のため来訪。静岡市田辺市長が来訪、滋賀県三日月知事、愛知県松井副知事も来訪していただいた。28日は農水省の都市農村交流課農泊推進室長が一緒に取り組めることがないか意見交換に見えられた。他に読売新聞、静岡新聞、テレビ朝日の取材があった。

フェアに野田大臣出席、本気の移住希望者が急増!

テレビでは、今回の寒さを連れてきた前線を「衣替え前線」と呼んでいたが、ふるさと回帰フェアが終わって、急に冷え込んできた。気がつくと、周りはもう秋本番という感じ。 今日、19日に衆院選が公示された。コロナ禍もあって、改めて政治の果たす役割の重要性がクローズアップされている。そして、欧米に比べ、我が国の政治の有り様が相対化されたような気もする。コロナ禍という非日常の中で、国民がどのような判断を下すのか興味が持たれる。その前に、なによりも「投票に行くこと」が重要であることを、学んだように思う。 第17回のふるさと回帰フェア2021は無事、終了した。当日は明後日に衆院選を控えた野田聖子地方創生担当大臣も駆けつけ、参加自治体を激励した。参加者は16日の前夜祭が1082人(来場者400人+常設サイトのユニークユーザー682人)、17日のホールでの207自治体が参加した相談コーナー等が6947人。コロナ禍が深刻で、9月末まで6ヶ月、緊急事態宣言下にあり、しかも2年ぶりのリアル形式のフェアでコロナ感染は大丈夫なのかという声もあった。こうした中で、会場内はソーシャルディスタンスの確保が求められた関係で223自治体しかブースの確保できず、参加自治体も今回は会員自治体に限定させていただいた。その後、コロナ感染が心配という理由でキャンセルが21自治体もでた(追加申し込みは5自治体)。こうした限られた条件の中でのフェア開催であったが、ほぼすべての県の窓口の相談員からは異口同音に「本気度の高い相談が多かった」との声が寄せられ、それも5割から7割にも達していたようだ。また、「1年から3年以内に移住したい」「漠然層がなく、次につながる相談が多かった」との声もあった。年齢層は30代から40代が多く、東北の一部を除き、Iターンが多かった。各県の相談件数はすべて二桁にのり、20件を超えたところも多かった。各参加市町の相談件数もほぼ二桁にのった。 主催者として、間にコロナ禍をはさみ、2年ぶりにリスクを覚悟してフェア開催に踏み切ったが、従来とは違って、開会から終了まで人並みが途切れないなど、大いなる手応えを感じた。コロナ禍で地方移住が増えてきたという実感を持っていたが、今回のふるさと回帰フェアはそのことを裏付けるものであり、新たな地平を切り開いたかもしれないという予感を感じさせるものとなった。参加自治体からも、東京ではコロナ禍で地方移住が増えているとのことだが、想定したよりも移住相談が多く、そのことの一部が実感できたとの声もあった。

岸田首相、所信表明で地方創生に触れず!

国会が解散し10月31日の衆院選投開票に向けて、何もかもが選挙一色になるようだ。コロナも東京では二桁台に落ちているが、決して予断は許されない状況にある。さらに、岸田首相の所信表明演説を確認すると「地方創生」という言葉がどこにも見えない。総選挙を意識するあまり、政策が総花的で具体性に欠き、「まち・ひと・しごと創生本部」を軸にこの7年間取り組んできた、地方移住を始めとした地方創生の取り組みはどうなってしまうのか、一抹の不安が感じられるものとなっている。目先のことにとらわれ、コロナ禍によって問われた内政の要とも言うべき東京への一極集中の是正や都市と地方の関係などが、見失われてしまうのではないかという恐れが出てきている。とくに、地方移住の推進は、コロナ禍の全国的感染拡大の中で、改めてその重要性と必要性が、従来からの価値観の転換とも相まって、クローズアップされている。日本の地方移住の取り組みは、世界でも例のない形でNPOふるさと回帰支援センターの努力によって、19年の長きに渡り展開され、一定の成果も勝ち取られてきた。さらなるステップアップの取り組みが視野に入ってきており、岸田政権においても何らかの形で政策の継続性を明確にしていただきたい。 9月の移住相談件数が明らかになった。コロナ禍の中で4402件と4000台をクリアしたことは大きい。特に、面談による移住相談が960件と今年における最高の件数に達していることは評価できる。全体の相談件数では広島・群馬・長野・福島・愛媛の順となっている。特に群馬が2番目にランクされたのは初めて、セミナーへの参加者が多かった。また、コロナ感染が拡大する中でメールによる移住相談が拡大の傾向にあり、9月は1493件もあった。また、最近各県とも移住相談が増加傾向にあるが、青森、和歌山、佐賀が9月としては過去最高を記録した。特に青森は8月中旬に三村知事が東奥日報に「青森で待っているよ!」との新聞折り込みを大々的に展開し、話題になっている。 来客・取材等は、12日に山梨県道志村のふるさと振興課長ほか2名が来訪された。13日は、秋田魁新報の電話取材。15日には東京都三鷹市の中学生が総合学習の一環で、視察とヒアリングに来た。 移住セミナーは週末の16、17日とふるさと回帰フェアが予定されていることから少なかった。報告は、執筆者の事情で当分の間お休みにさせていただいています。

ふるさと回帰フェア、野田担当大臣が出席

10月に入り、東京もすっかり秋めいてきた。1日から緊急事態宣言が解除され、ふるさと回帰支援センターへの来客は、全国の自治体関係者をはじめ、見学者や移住相談者がじわりと増えてきた感がある。JOIN主催の「移住・交流&地域起こしフェア」(1~3日)を、今回初めてのぞいてみた。「ふるさと回帰フェア2021」の参考になった。 「ふるさと回帰フェア」は来週の16、17の両日、2年ぶりに有楽町の国際フォーラムで開催する。こちらもリアルで、対面での開催。コロナ感染の心配があるが、都の基準に従い、しっかり守って、コロナ対策には万全の構えで望むことにしている。また、前夜祭は、夕方から同じ国際フォーラムの「ホールB7」で開催し、ウェブでの同時配信も行う。是非、視聴していただきたい。講演は都立大の宮台真司教授。パネルは、初めて政府から「まち・ひと・しごと創生本部」の高原総括官、地域活性化センターの椎川理事長、と私の3人で「コロナ後の生き方・暮らし方・地方創生を考える」テーマに、現場で何が起こっているのかなど、臨場感のあるパネル討論を目指すので是非参加いただきたい。 17日の本番には、冒頭の開会セレモニーに新任の野田担当大臣の出席、会場視察が行われることになった。フェアまで1週間に迫ったが、コロナによる参加のキャンセルがいくつか出ている。一方、岐阜県八百津町などが新たに参加したいと連絡があり、急遽、参加になった自治体もあり、例年とは異なる動きも出ている。また、司法書士連合会から、ふるさと回帰フェアが会場の関係から会員限定になったことから、来年度のフェア参加を目標に会員化を検討したいと連絡があるなど、従来とはまた異なる動きも見られる。さらに、今年度の農業白書に2ページにわたって、ふるさと回帰支援センターが取り上げられているとの情報が、山田俊男参議院議員から寄せられた。これも画期的で意味あることである。農業分野を対象にした白書に移住が取り上げられるということは、それだけ市民権が確立してきているということだと思う。 来客・取材等は、1日に福井県定住交流課の前田課長が、2日には兵庫県の地域調整局川井局長が顔を出された。6日には宮城県の河北新報の電話取材があった。7日には朝日新聞社会部の取材も。さらに8日には農業会議所の「iju info」40号の特集記事「昨今の移住状況と今後の展望(仮題)」の取材があった。 移住セミナーは16回と多かったが、執筆者の事情で当分の間、お休みとさせていただく。

山形、オンラインセミナー過去最高を記録

29日に行われた自民党の総裁選挙は岸田氏が勝った。宮沢喜一内閣以来、保守本流の宏池会が30年ぶりに政権を担うことになった。前政権、前々政権のような乱暴な政権運営はないと思うが、課題は山積、まず国民の政治に対する不信感を払拭することに取り組んでいただきたい。そのためにはしっかりと説明責任を果たすことが必要だと考える。 コロナはここに来て、急速に感染者が減り、9月いっぱいで緊急事態宣言が解除された。今回の宣言は2度の延長もあって長い宣言であった。これが解除されると、一気に開放されたということで街に繰り出す人が増え、リバウンドする事になりかねない。全国で宣言と重点措置が発令されていない状況になるのは4月4日以来、半年振りとなる。 実は、26日の朝、事前収録したNHKのラジオ深夜便が流された。そうしたら、なんと53年ぶりに学生時代の同級生から電話があった。最初は誰だかわからなかったが、同じクラスの数名の友人の名前が出され、思い出した。他にも複数名の方から連絡があった。朝の4時、そんなに早い時間から起きてラジオを聞いている人がいる事に驚くとともに、NHKの影響力の大きさにも驚いた。また、29日午後にはかねてから依頼があった日本郵政での講演を行った。オンラインでの講演で少し戸惑ったが、時間通り終えることができた。きっかけは6月発行の日本郵政グループ労組の「JP総研Research」という情報誌のインタビューに応じたこと。その後、日本郵政の常務がセンターにお見えになり、意見交換をしたことで、今回の講演に繋がった。地方の過疎化・高齢化によって、郵政事業も少なからず影響を受けており、社内に地方創生部を置いて対応を検討しているようだ。そうしたことから移住に関心を持っていただき、さらには郵政グループとしてなにかできることはないのか、ということになったようだ。講演では、地方移住の現状と課題などについて話した。これをきっかけに連携が一歩前に進むことになれば、ふるさと回帰運動の受け皿が充実し、この運動に参加する自治体の輪がさらに大きく広がることになると思っている。 来客等は、28日に東京都産業労働局雇用就業部就業推進課の方が見えられ、来年の女性の就業推進のイベントへの協力要請があった。さらに、長野県のアンテナショップ「銀座NAGANO」の新所長が見えられ、親しく意見交換した。10月1日は和歌山県橋本市長が視察に見えられた。 移住セミナーは8回と少なく、すべてのセミナーがオンラインで行われた。 22日はまず福島県が「ふくしまで移住体験してみない?~農村体験編(国見町・大玉村)~」を6名の参加で開催。ゲストは地域の魅力をよく知る直売所の店長と地域おこし協力隊で、農村での四季の暮らしを紹介した。このセミナー、県北の国見町と大玉村で予定されている短期移住体験「ふくしまチャレンジ」をPRするために開いた。昨年はコロナ禍でオンライン開催となったプログラムだが、10月以降、現地で開催できることに期待を寄せ、応募を呼びかけている。 25日は人気の長野県飯山市が「東京生まれ、東京育ちの田舎満喫!雪国ライフ」と銘打って、田舎暮らしの経験ゼロから飯山市に単身移住したゲストが写真などを使い、雪国での暮らしを説明した。除雪の仕方や寒さ対策などの工夫、大変さだけでなく雪の魅力や雪を楽しむ様子が紹介された。座談会では、毎年100名を越える移住者を集める飯山市の移住者数や仕事についても質問があった。神奈川県は「ちょこっと田舎で自然豊かな神奈川で暮らそう~ワーケイションの話も聞けます~」を松田町・茅ヶ崎市・逗子市・相模原市の参加で開催。参加者は21組29名。まず参加自治体から、それぞれの地域の自然を楽しむライフスタイルが紹介された。市民が海岸でゆったり過ごす様子や親子のグループが山遊びを満喫する姿が動画で紹介された。また、コロナ禍で関心の高いワーケイションやコワーキングスペース、家の探し方といった情報も紹介。参加者に、参加自治体での暮らしを具体的なイメージが描ける形で提供した。埼玉県は「みやしろ初めてツアー~みやしろの自然と暮らす たくさん遊んで みんなで笑って~」を3組4名の参加で開催。このセミナー宮代町の初めての単独セミナーで、東京まで最短40分で、雑木林や里山風景が広がる宮代町を自撮り動画で、オンラインツアー形式で紹介。ゲストは「地域でハブステイションを運営する女性」と「脱サラし新規就農した男性」、「森のようちえん運営女性」、「地域のママのサードプレイスを運営する女性」の4名で、駅と買い物スポットの距離感や休日子どものプレイスポットなどを紹介した。参加者は40代の男性が多く、内容的には子育て中のママやファミリー向けの内容で、ミスマッチの傾向があったようだ。和歌山県は「田中理恵のjust for you!わかやまオンライン移住フェア2021」を61組78名の参加で開催。和歌山出身の元体操選手の田中理恵さんが有田市にある移住者が経営する「ヤビツビレッジ」を訪問し、4名の先輩移住者(台湾出身の協力隊員、千葉出身の現役格闘家でジビエハンター、神奈川出身のシェフ、大阪出身のビレッジ経営者)とトーク。ゲストからは憧れの生き方を求めて和歌山を選んだきっかけや実際に移住してわかった和歌山の魅力などを紹介。録画とトークライブを数回に分けて行うなど飽きない構成であった。盛り上がった。三重県は「三重県UIターン就職情報セミナー 企業の採用者から聞く みえの就職・業界事情」を尾鷲市2社・四日市市1社・伊勢市1社の県内4社が参加して開催。参加者は20代を中心に10名。事業計画等参加企業への質問だけでなく、移住支援制度約らしに関する質問など、県内への移住・転職をリアルに捉えた質疑が交わされ、盛り上がった。 26日は山形県が「庄内さ、いGO!~秋こそ楽しむ庄内暮らし~」をなんとオンラインセミナーでは過去最高の27組34名を集めて開催。集まった理由を担当に聞くと、「地域の自治体を集め、セミナー開催を重ねてきたことの成果が出てきたのでは」との回答。この形のセミナーはまだまだ続くと決意を語った。また、鶴岡市や遊佐町、酒田市など庄内地方は根強い人気もあるところだ。セミナーの内容は、ぶどう園、お試し暮らし住宅、旅館をイノベーションしたカフェなどから中継を行い、各市町の担当者が、芋煮や鳥海山、移住者交流会の様子など、移住したらどの様な暮らしが待っているのかを臨場感を持って報告した。 福島県は「ちょっとディープなふくしまを知る~世界中を旅して開業したゲストハウスオーナーの想いを聞く~」を22名の参加で開催。ゲストは世界中を旅して、福島市といわき市にそれぞれ移住し、ゲストハウスを開業したオーナー2名。地域の魅力やゲストハウスに込めた想い、今後の展望などを聞いた。ゲストハウスの開業や地域づくりに興味のある参加者もおり、質問も活発で盛り上がった。

島根セミナー10名中9名が女性。 12県がそれぞれ特徴あるセミナーを開催

シルバーウイークというのか、9月中旬の3連休は人の出は多く、仕事に追われていることもあって出勤したが、銀座はこんなに人出が多いのは久しぶりという状況だった。東京は21日のコロナ感染者は253人と3ヶ月ぶりに300を下回り着実に減少している。 来客は少なく、9月15日に共同通信の取材、21日に時事通信の取材とBSテレビ東京の「マネーのまなび」のTV取材があっただけである。 また、ふるさと回帰フェアのプログラムは月末完成予定。情報誌「100万人のふるさと」は10月5日発行で、会員等にはフェアのプログラムと情報誌を同封して送ることになっている。 移住セミナーは13回の予定であったが18日に予定されていた北海道の「北森カレッジ&森林のお仕事ガイダンス」は準備の関係で中止となり、12回となった。北海道はこの間コンスタントに広域でのセミナーを開催し、それなりの成果も出している。さらなる頑張りを期待したい。北海道の特徴は、明治以降全国各地から入植し、開拓に携わった経緯もあり人にやさしく、移住者に対し協力的である。結果として、移住者は地域に溶け込みやすく、移住先としておすすめの場所である。また、先週もすべてのセミナーがオンラインで行われた。 16日はまず広島県が「広島の外食市場を知り尽くしたプロが語る~飲食店開業で押さえるべき3つのポイント~」を開催。ゲストは数々の飲食店を成功に導いてきた専門家で、事業継承にあたってのポイントを解説。居抜きの物件の活用、資金調達、広島ならではの傾向・後継者バンクなどについて語られた。参加者からはキッチンカーについての質問が出るなど、これから広島で飲食店開業をめざす人にとって役に立つ内容であった。 17日は三重県が「ええとこやんか三重移住セミナー~みえde起業して暮らす~」を23組(暫定)参加で開催。ゲストは2名で、一人は3日間の一人旅で訪れた伊勢市で、偶然、飲み屋さんで知り合った地元の人との御縁で移住。BARを創業した女性、もう一人は憧れの山の中にレストランを創業し、さらに映像クリエイターと小さな農業を営む男性。二人からは創業するまでの経緯などが語られた。参加者は関東在住者が多く、年代は20代から50代。それぞれ、自分本位の創業ではなく、地域が求める需要に合った創業を検討することが重要と話した。長野県は「移住女子トークライブ【移住が私の分岐点】楽園信州移住セミナー」を諏訪地域(岡谷市など3市1町1村)、長野市、小諸市、大町市など3町1村が参加して開催。参加人数は24組。ゲストは大きな動機や目的があった訳ではなく受動的に移住したママと10年間のドイツ暮らしを終え、現在は協力隊+ベビーシッター+NPO経営の3役をこなすママで、松本市と長野市の比較やゲストが立ち上げたコミュニティーの活用方法などの紹介があった。ファミリーでも単身でも女性は移住後の自分の居場所に不安を感じやすいので、セミナー参加を繋がり作りの糸口にすればと思ったようだ。 18日は大分県が「就農・就業フェア×大分暮らし塾」を開催。リモートイベントツールRemoを使い、大分県への就農・就業・暮らしについてもまとめて相談できる相談会を開いた。前半はセミナー、後半は個別相談。セミナーでは、国東市で小ネギ農家になった移住者がゲスト。農地を借りる際のサポートが手厚かったことや、頼る人が多すぎて誰に頼ろうか迷ったことなど受け入れ体制ができている大分県の状況が率直に語られた。個別相談では、由布市・豊後大野市・就農全般・しいたけのブース等への相談が多かった。静岡市は「静岡市オンライン移住相談会 静岡市の暮らし、仕事、子育て」を7名の参加で開催。テーマは市内での子育てや保育園事情で、枠いっぱいの参加者で賑わった。全国でも屈指の子育て環境を誇り、静岡市を象徴する子ども未来サポーターや保育コーディネーターが参加、相談者の希望地域に合わせ、保育園の申込み時期や方法など具体的なアドバイスが行われた。岡山県は倉敷市にスポットを当てた「くらしきで暮らす移住相談会 瀬戸内×古民家」を開催した。参加は13名。ゲストは古民家再生に携わっている方で、失敗しない古民家の選び方や瀬戸内海沿いの暮らしの魅力について語った。後半は、参加者の質問にざっくばらんに答える座談会で、先輩移住者も参加し、実際の生活や古民家での暮らしについて生の声を聞くことができて、大いに盛り上がった。鹿児島県は昨年に引き続き、「なんかしたい県かごしま・鹿児島移住セミナー(離島暮らし編)」を事前予約満員御礼で開催。参加者は35組45名と大健闘。参加したのは奄美大島(奄美市・宇検村)・沖永良部島(和泊町)・種子島(西之表市・中種子町)・屋久島(屋久島町)・徳之島(天城町)・喜界島(喜界町)・奄美群島広域事務組合など昨年を上回る5島から9市町村。Zoomの他facebookでも配信。ゲストは奄美・喜界島の先輩移住者で、昨年は参加者だったが、今年はゲストとして参加。移住までの具体的な流れや島暮らしの現実が話され、大いに参考になったようだ。途中、参加9市町村からPRタイムも用意され、それぞれの暮らしぶりなどが紹介された。オンラインだからできた離島のセミナーで、ぜひ次年度も開催していただきたいものだ。福島県は「カレーを通じた地方とつながるオンラインクッキング(第1回)郡山ブランド野菜のいい話とスパイスカレー」を20組25名の参加で開催。県産の食材を使ったカレー作りを通じて、食と暮らしの魅力を伝えるセミナー。参加者には事前に食材を届け、オンラインで解説しながら一緒に調理するという形式は今回が初めての試みで、参加者の満足度も高かった。参加者からは現地に行ってみたいという声が上がるなど反響が大きかったようだ。次回開催にも期待したい。 19日は富山県が氷見市・黒部市・小矢部市・南砺市の4市から中継し、「『おうちでとやまさんぽ』~暑い富山の夏編~」を開催し、富山の魅力を語った。小矢部市は地元の「津沢あんどん祭り」の魅力を伝える体験館からお囃子の生演奏や実際に体験できるミニ行燈の絵付けの様子を伝え、南砺市からは市内でも特に豪雪エリアで民宿を経営する方から冬場の生活の様子が語られた。また、参加4市からのクイズを参加者に答えてもらうなど盛り上がり、地域の雰囲気が伝わる内容だった。兵庫県は「ひょうごで働こう!オンライン就職セミナー&個別相談会」を8名の参加申込みの内4名の参加で開催。現地の就職事情をよく知る就職相談員が兵庫の仕事探しの実際と就職支援、また参加者を首都圏在住者に限定したため、兵庫県を知らない参加者のための「兵庫県ってこんなところ」などの話しもあった。島根県は5回シリーズの2回目として「島根移住ステップセミナー#2『しごと編』」を10名の参加で開催。ゲストは東京から浜田市に転職し、Uターンした人で、現地での面接、採用されるまでの様子を詳細に話してもらった。参加者は11名の申し込みに10名の参加で、男性は1名で、残りはすべて女性。県内出身者は1名で他はすべて他県者。そのため、Iターン移住者の話も聞きたいとの希望も出された。女性が多いというセミナーは珍しく、島根県の特徴なのか知りたいものだ。新潟県は、女性限定で「おしゃべり座談会 これからの“地方暮らし”について考えてみる」を26名の参加で開催。ゲストは、ウコン栽培をしている方、デザインの会社の代表者、空き家をリノベーションして宿を経営している方と様々な経歴を持った3名。保育園の園庭が広いこと、美容院の支出が減ったこと、ご近所さんと仲良くなるコツなど、女性ならではの視点から移住について語られ、盛り上がった。

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