セミナー報告 6月14~18日

セミナー報告 6月14~18日 | セミナー

6月14~18日は地方移住セミナーを9回行った。

14日、富山県は、とやま移住セミナー2023の第2回として「通勤ストレス、さようなら! 富山のリアルな交通のはなし」をオンラインで開催した。最初に県全体の公共交通機関を案内、その後大きな市(富山市、高岡市)と小さな町(朝日町)の事情を伝えた。現在車を所有していないゲストが、車がなくても生活できるが、「あったほうがいいかな」とか、車生活だけど、たまに「鉄道を使うことが、家族のイベントになる」などを面白く語った。56名が参加し、チャットでの質問も多かった。

15日は、群馬県が「農業学〜異業種から『農業』への転身!秋間梅林から見る “農ある暮らし” の可能性〜」をオンラインで開催。藤岡市の移住コーディネーター岩本氏を校長として、安中市の梅農家起業者と地域おこし協力隊員の2名をゲストにトークをおこなった。起業者と協力隊は双子の姉妹で、司会者の誘導でにぎやかで明るい感じの梅農家事業の紹介ができた。88名が参加した。

16日、広島県は「人気移住先 尾道で叶える海のしごとと暮らし」をオンラインで行った。移住先として人気の尾道で、盛んな産業である造船業の企業で働く移住者を紹介したセミナー。造船業での働き方や仕事のやりがい、しまなみ海道での休日の暮らし方など、仕事も暮らしも充実している様子を聞くことができた。特に「船を造ること」は、目に見えない都会の仕事とは違うやりがいのある働き方だと感じた。また、サイクリングやツーリングにのめりこんでしまう魅力も、尾道にはあるようだ。14名が参加した。

17日は、山形県遊佐町が「ゆざを楽しむ愉快な仲間達~鳥海山のふもと町の豊かな暮らしを知るセミナー」をセミナールームで実施した。遊佐町の海や、鳥海山でアウトドアを楽しむ先輩移住者のゲスト2名を呼び、ゲストトークと座談会を展開した。既に協力隊に応募している人や、何度か遊佐町に足を運んでいる人もおり、本気度の高い参加者が多かった。7名が参加し、少人数ながら和気あいあいとした雰囲気で、最後まで残って話をする参加者が多かった。

千葉県は「千葉に住んで“農業”をライフワークに!~千葉県立農業大学校で研修して就農する~」を会場とオンラインのミックスで開催した。県内農業の現状、就農までのステップ、千葉県立農業大学校で学べる実践的な知識や技術、具体的な研修内容について、スペシャリスト3名が丁寧に説明した。ゲストスピーカーとして、農業大学校を卒業し、新規就農を実現したいちご農家の37歳の男性が登壇。農業を始めるまでの経緯や苦労、農家の日々の暮らしなどを、軽快なトークで語った。セミナー後の個別相談会では、終了ギリギリまで参加者が積極的に質問する様子が印象的だった。20~60代の15名が参加した。

新潟県は「長岡の魅力マシマシトーク~長岡お試し移住 認知度爆上げセッション~」をミックス開催。長岡市が7月から始めるお試し移住体験を前に、体験内容や長岡暮らしのリアルを発信する目的で実施した。1部では、昨年度の移住体験経験に参加し、名古屋から新潟へ移住したゲストのトークで、天気や低い気圧などネガティブな情報含めリアルに伝えた。2部の座談会では、長岡市生まれ、長岡市在住の2人のトークで、世話好きの長岡人気質などが楽しく伝えられた。会場とオンライン合わせて20~60代の49名が参加した。3部は場所を変えての懇親会で、地元クラフトビールで盛り上がった。

兵庫県は「【兵庫の暮らしと仕事】支援制度を活用した就職・転職のススメ」をオンラインで開催した。1部では、西日本トップクラスの面積を誇る兵庫県の5つのエリアの異なる魅力や特徴を紹介した。また、就職に関して、支援制度やサポート窓口についてご紹介した。2部はキャリアアドバイザーとの個別面談を行った。20~60代までの15名が参加、うち1/3が20代だった。

18日は福島県の石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町が「ふくしまのど真ん中ぐらし 地域おこし協力隊合同募集セミナー&個別移住相談会」を会場で開催した。地域おこし協力隊の現役隊員や定住した元協力隊員が、地方での暮らしや協力隊の活動、卒隊後の働き方などについて語るセミナー。3人のゲスト全員がIターン者で、移住を検討している参加者の共感を得られたようだ。また、5町村の担当者が参加者と個別相談も行った。6組8名の全ての参加者が相談に参加し、それぞれの地域の暮らしや募集中の協力隊の任務について熱心に聞き入っていた。

岡山県倉敷市は「おかやま不便だけどいい暮らし ~移住者と海・山・街生活を語ろう!~」を会場で開催した。岡山県の海・山・街から1組ずつ異なる暮らし方をしているゲストが3名登壇。交通網や暮らしについてのトークセッションをし、2部では参加者、ゲスト、市役所職員との座談会を行った。希望者はじっくりと個別相談をしていた。26名が参加、会話を中心としたセミナーのため少人数の定員にしており、満員御礼でにぎわっていた。

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