セミナー報告 9月13日~24日

8月13日~24日まで、ふるさと回帰フェア以外に13回の地方移住セミナーを行った。

13日、福島県が「『ふくしまのゲストハウスは地域の関係案内所!宣言』 〜浜通り相馬地域で自分だけの“よりみち”に出会おう〜」をオンラインで開催した。相馬市のゲストハウス「mawari」のオーナーと、南相馬市移住相談窓口「よりみち」のスタッフがゲストに登壇。どちらも地域への関わり方のハードルを下げながら若い世代を中心に受け入れており、参加者も行ってみたくなるような内容であった。20代~40代がメインの13名が参加した。

20日は、鹿児島県が「鹿児島移住セミナー #移住で叶える古民家暮らし編」をオンラインで実施。伊佐市の地域おこし協力隊として活躍したのち、宿「その火暮らし」を営む先輩移住者をゲストに迎えた。築100年を超える古民家の改修・DIY、生計の立て方、地域の方々や宿泊客との交流など古民家暮らしの魅力をたっぷりと聞いた。事前申込みは81組、リアルタイムで44組が参加した。(申込者は後日アーカイブ視聴可能)

広島県は「趣味も起業も、ぜんぶ移住が叶えてくれた!〜ゼロから始めて竹原で豊かな暮らしを手に入れた先輩移住者と巡る移住体験ツアー開催決定!〜」と題して、オンラインセミナーを実施。竹原に移住してイタリアンレストランを経営しながら趣味を満喫しているゲストが、起業にかかった資金等リアルな話から、食材の生産者と地域との関わり方、地域での起業に必要なことを話した。加えて、都会では体験できない自然の中での子育てや、瀬戸内で、夫婦で趣味のサイクリングを楽しむ様子まで、「可能性があふれたまち」竹原での豊かな暮らしについて紹介し、18名が参加した。

21日は、京都府が「京都暮らし おしゃべりCafe ~海の京都編~」をオンラインで実施。京都府北部の自治体の移住担当者が主役となり、移住検討者の方に向けて地域の魅力などをPRした。今回の企画を皮切りに今年度は全3回実施予定。7名が参加した。

22日は、愛知県が「あいちの山里&離島暮らしのリアル! Vol.1 愛に行こう!体験紹介編」をセミナールームで開催した。地域に詳しい「案内人」が、関人口づくりについて最新情報を話した。買い物はどこでするか、仕事の紹介や住居、バスの運行情報など移住を念頭においた質問もあった。参加者は50-60代がメインの10名。「訪ねてみたい」、「体験してみたい」という興味を大いに持っていただけたようであった。

栃木県は「栃木県移住セミナー『U字工事さん!栃木県で暮らす魅力を教えて!!』」をオンラインと会場のミックスで行った。スペシャルゲストとして栃木県出身のお笑い芸人「U字工事」の二人を招き、「栃木県で暮らす魅力」を栃木愛あふれる漫才とトークで紹介。最後まで笑いの絶えない賑やかなセミナーとなった。会場・オンライン併せて81名が参加し、栃木県主催の単独セミナーでは過去最高の参加人数となった。

24日、愛知県は「あいちの山里&離島暮らしのリアル!Vol.2 愛に行こう!交流拠点編」を会場でリアル開催。民泊やレンタルスペースなど、豊田市と岡崎市それぞれの “交流拠点” とその取り組みを紹介し、山里暮らしのリアルな情報を伝えた。3名のゲストは、リラックスした和やかな雰囲気のなか、自身の運営する交流拠点と取り組みについて、熱のこもった話をした。田舎での人付き合いについての質問にも真摯に答え、他の参加者にも参考になったのではないか。アンケートでは「機会があれば民泊などで(紹介された拠点を)利用したい」などの感想があった。7名の参加者は50代以上がメインとなった。

高知県は「移住者が活躍できるまち、東洋町に会いに行こう」を会場でリアル開催。町単独の移住イベントは初めてとなる。東京交通会館1階マルシェコーナーで町の特産品販売ブース、8階セミナールームでは先輩移住者や役場担当者たちとの交流をしながら町の暮らしや仕事の特徴を紹介し、計9名が参加した。

奈良県は「奈良で働くセミナー相談会 奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか」を会場で実施した。奈良県職員や他の参加者とざっくばらんに話す座談会も織り込み、参加者の間に「奈良県への親しみやすさ」を創出していたことが印象的であった。また、今回は特に、奥大和地域活力推進課職員が参加し、首都圏の人にあまり知られていない奥大和エリアの紹介と個別相談会を実施。8名が参加。

青森県は「青森県UIターン・交流フェア2023」を12階のダイヤモンドホールで開催。年に一度の青森県最大の移住イベントで、2回目の開催。元むつ市長の宮下知事の初参加もあり、下北地域、上北地域出身者の参加も増。197名が来場し、各ブースでの相談は長時間におよび、市町村の満足度も高かった。12階カトレアサロンでは、青森にUIJターンしたい首都圏在住のIT人材向け交流会「#交流しようぜ2023」を同時開催した。青森でのIT業界の最新動向の把握や、県内IT企業の経営者・人事担当とのマッチングの機会を提供するイベント。毎年好評で、このイベントがきっかけで移住と仕事が決まった方もいる。25名が来場し、今回もUターン希望の方を中心に活発な交流が行われた。

和歌山県は「わかやまデリシャスLIFE~ホントにおいしい地元ご当地グルメ~」をオンラインで開催した。阪神百貨店梅田本店で開催中の和歌山物産展の会場から生中継という形で、物産展に出店している先輩移住者や、自治体関係者が地域の魅力や和歌山の食の魅力を語るというスタイル。関西圏の30代を中心の73名が参加、「食」をきっかけに和歌山に興味を持っていただける内容となった。

長野県は「何にもない小さな村だけど、めちゃ楽しい親子留学!長野県平谷村」をオンラインで開催。7月に続き、今年2回目の親子留学相談会。前回参加した1組はすでに留学が決まっている。1回目と同様、すでに留学した2組がゲストで実際の移住後の生活や子どもの変化を披露した。30代、40代の家族が3組参加し、具体的な質問も多く上がった。1組は現地ツアーに参加することが即日決まった。

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