セミナー報告 10月31日~11月5日

10月31日~11月5日まで13回の地方移住セミナーを開催した。

10月31日、新潟県は、にいがた暮らしセミナーvol.6として「新潟で二拠点生活・リモートワークを活かす! ローカルプロジェクトのはじめ方」をオンラインで開催した。新潟で生まれたローカルプロジェクトの魅力についての話を聞き、地方での起業について考えるセミナー。参加者からは事前に多くに質問を受け、当日も活発に質問が飛んだ。平日夜の開催は参加しやすいと思われ、多くの参加者が集まった。事前申込55名中33名の参加。

11月1日には、北海道が「北海道の暮らしと仕事セミナー【空港のお仕事編】」をオンラインで実施した。北海道航空課と初のコラボセミナーで、空港で働く人材確保のため、今回は4社が具体的な業務内容や採用情報などを伝えた。20代~60代と幅広い年代の27名が参加し、具体的に企業への応募を検討するという声も多数あった。

宮城県は、今月18日に開催する「みやぎ移住・交流フェア」のプレイベントとしてオンラインイベントを開催。お笑いタレントの「駆け抜けて軽トラ」の2人をはじめ、18日に登壇予定の先輩移住者が気仙沼から参加してトークショーを行った。宮城県=仙台市というイメージが強い中、外の地域にも興味が向く構成だった。具体的に移住を考えていない人でも宮城県に触れてみたいと思うようなイベントだったと思う。17名が視聴した。

広島県は「きっかけはせとうち旅!瀬戸内の景色に感動してスピード移住&長年の夢を叶えて移住!」と題したオンラインセミナーを実施。観光で広島を訪問したことをきっかけに移住したゲストが、移住までの流れや移住後の生活について語った。ゲストの1名は、初めての訪問からわずか数か月で移住し、もう1名は、学生時代からの長年の夢を叶えた移住、それぞれの視点から瀬戸内地域への移住について話してもらった。21名が視聴した。

2日は、長野県が「冬のナガノを楽しむ! わたしの冬の攻略法 楽園信州移住セミナー」をオンラインで開催した。長野県への移住で相談者が不安に思うのは冬の暮らしである。今回はあえてそこにフォーカスし、「冬の攻略法」をテーマにアピールした。豪雪地帯から雪が少ない地域まで7市町村が参加。先輩移住者3人が薪ストーブやスノボなど移住後の生活を紹介するとともに、市町村や宅建協会の担当者が暖かく過ごすためのグッズやポイントなどを披露した。参加者は20代から60代までの22名、半数が2人以上の参加だった。

岡山県は、岡山市、玉野市、総社市、備前市、瀬戸内市、早島町が「おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会」を開催。参加者と市町と当センター岡山県職員が交流をする座談会で、市街地と海暮らしの両方を実現できるエリアが参加した。住まいや仕事のほか、車なしでの生活が可能かどうかなど様々な議題が上がった。2組の参加だったがそのぶんじっくり参加者と向き合うことができた。

11月4日は、栃木県の那須エリア4市町(那須塩原市、大田原市、那須町、那珂川町)が「ようこそ、素の自分と逢える『那須エリア』へ」を、会場とオンラインのミックスで開催。ゲストは大田原市にUターン後カフェを開業した女性と、那須町にIターン移住した女性で、コーヒーを飲みながら交流を行った。那須町の女性はヨガ講師もしており、トークセッションの後はヨガを行った。女性向きの内容で、参加者は40代を中心に15名、ご夫婦や子育て世帯からの参加が目立った。

長野県は「長野県が”推し”ている移住エリア!?~移住モデル地区2カ所をご紹介~」を会場で実施した。「長野県移住モデル地区」を紹介する全3回のセミナーの第1回目で、以下の要件を満たした地区を、長野県がモデル地区に認定している。

  • 移住者の溶け込み支援を官民一体となって積極的に行っていること
  • 積極的に移住者との交流を図る意欲があること
  • 相談やアドバイスのできる人材がいること 

今回は辰野町川島地区と原村を紹介。不便ながらも地元の人や先輩移住者、不動産事業者などによるサポート体制が盤石であることをそれぞれPRした。11名が参加した。

5日は、鹿児島県 が「かごしま移住相談会IN東京」を開催。センターでの相談を経て南九州市へ移住した方をゲストに迎えた。知覧の武家屋敷での和綿栽培や布づくりワークショップ、インドカレーのお弁当販売、スパイスカレー教室の主宰など、移住で叶えた暮らしや夢について話を聞いた。その後、5つのグループに分かれて交流した。参加者からは「現地で暮らしている人たちの話が聞けて良かった」「東京から地方に移住する不安が解消され、楽しみが増してきた」という嬉しい感想が聞かれた。22組30名が参加。

徳島県鳥取県は、初めてのコラボセミナー「地方暮らしの”あるある”聞きたい!」をオンラインで開催。地方暮らしのあるあるをテーマに、暮らしや地方文化にも触れつつ楽しくおしゃべり感覚で伝えた。予約9名だったが、当日は4組4名の参加。参加者との交流もあり、次の第2弾に繋げていきたい。

長野県諏訪地域は「信州諏訪湖・八ヶ岳 わーくわく交流会~自然と共に暮らす諏訪圏新生活セミナー~」を開催した。毎年開催する恒例のセミナーで、今回は第一部として「移住にかかるお金」と「不動産の探し方」をテーマに専門家がトーク、地域おこし協力隊が体験談を披露した。第2部はグループに分かれて座談会を行った。参加者は20代から70代、夫婦やカップルが多く、ほぼ全員が座談会まで、7割の方が個別相談まで残っていた。帰りがけにまた相談したいと話している人が多く、手ごたえを感じた。21名が参加した。

佐賀県は「佐賀さいこう!暮らし&しごと体感フェア ~知って つながり 好きになる~」と題して、初めての佐賀県単独での大規模移住フェアを開催。大学生対象のオープンカンパニーも同時開催、参加企業からは首都圏の大学生と話す機会を喜んでいただいた。当日はマルシェや山の会議(仮)のカフェエリアもあり、参加者の会場での滞在時間が長かったように思える。185名が来場した。

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