セミナー報告 10月13日~15日

10月13日~15日は13回の地方移住セミナーを開催した。

13日栃木県日光市は、「日光市移住促進セミナー“NIKKOで暮らす”&現地見学・交流会」をオンラインで開催した。「起業」をテーマに、Uターン起業し、「自然を身近に感じる働き方」を実践するゲストを迎えて、日光市での暮らしの特徴や楽しみ方について聞いた。13名が参加し、質疑応答の際に多くの質問があがった。翌週予定されていた日帰りの現地交流会にも、セミナー後に早速複数名から申込があったとのことだ。

佐賀県は、「あなたはどっち?佐賀県だから実現したキャリアチェンジ」をオンラインで開催した。初の大学生対象イベントだったが、参加申込が無く急遽対象を20、30代に広げた。参加者は1名で、今後の大学生向けイベントは再考しなければと反省。

愛媛県は「えひめで学び、暮らす。」をオンラインで実施した。愛媛県では県外から高校進学することを「愛顔(えがお)留学」と呼んでいる。セミナーでは、「愛顔留学」を機に移住した三崎高等学校保護者の方ほか、弓削・北宇和高等学校の生徒の皆さんが登場。愛媛の暮らし・実際の学校生活を通して、変化したことについて詳しく聞いた。楽しく充実した生活を送っている様子がゲストの方々の表情や話し方からもよく伝わった。32名が参加した。

広島県は「昭和レトロだけじゃない!?尾道の“3つの島”の違いと魅力体験セミナー ~転職なき移住で叶える多様な暮らしと働き方~」をオンラインで行った。街並みや瀬戸内海が魅力の尾道だが、地元の人や移住者との繋がりからイベントに参加したり、住まいを見つけたりすることも多い。そうした尾道での「人」との素敵な出会いが、移住者が増えている(=移住者が新たな移住者を呼ぶ)要因なのだと感じた。ゲストへの質問も多く寄せられ、参加者の尾道移住への関心の高さが伺えた。セミナーの最後には、市役所職員から尾道の地域の紹介と来月の現地ツアーの説明があった。55名が参加した。

14日、群馬県は「【就農者トークセミナー】ぐんまのまんなかオーガニックマルシェ~移住×有機農業にチャレンジ~」をオンラインで開催した。前橋市、伊勢崎市、玉村町合同の移住イベント。元カメラマンの新規就農者と、実家が養豚業を営んでいた縁でサラリーマンから農業へ転身した2人のゲストから話を聞いた。「有機農業は、まだ一般的には知られていない。付加価値を付けて周知をすることも大切」「移住をしていきなり農業をはじめなくてもよくて、2~3時間のアルバイトでも農業と言えるのではないか。」などの言葉が印象的だった。107人が参加した。

兵庫県は「農業っておもしろい!わたしの農業物語」をオンラインと会場のミックスで行った。「農業」という働き方が気になるけれど、何から始めればいいかわからないという方に向け、49 歳で脱サラしてぶどう農家へ転職した方と、教師から移住相談員を経て農業法人を立ち上げた方の2人をゲストに迎え、それぞれの取り組みや、今だから言える話などを聞いた。20代~80代の18名が参加した。

山口県は「<YY!ターンセミナー>やまぐちで働こう!第4回 ~移住就業・創業の話~」を開催。山口県にIターンして転職した方と、Uターンして起業した方をゲストにむかえ、移住までのプロセスと移住後の生活についての話を聞いた。セミナー後の個別相談会では熱心に相談が行われていた。29名が参加した。

山形県山形市は「山形市まるごと移住相談会 in 東京 ヤマガターンvol.3」を開催した。Uターンして「給与は東京時代よりアップした」というゲストのトークでは、山形での仕事やプライベートの過ごし方、グルメの話題などで盛り上がった。個別相談会では無料体験ツアーに申し込む方など、真剣な相談者が多かった。8名が参加。

佐賀県佐賀市は「『移住』・『転職』 佐賀を伝えるココだけの話2023」を交通会館3階グリーンルームで開催した。5社の企業が自社事業の強みや働きやすさをアピール。また佐賀市のグルメを紹介し、生活の魅力についても語った。イベント後には、個別相談会も行った。40名が来場した。

15日、福井県は「失敗しない!?地方移住の”トリセツ”」をミックスで開催した。移住に興味があるけれど何から始めていいのかわからない、どのように情報収集すればいいのか等の疑問を解消してもらうことが目的。事前質問も多く、福井県への移住に限らず地方移住について参考になったようだ。セミナー後の交流会もゲストと気軽に話ができて好評だった。参加者は20代~60代の19名。

山形県は「最上地域移住セミナー ~雪国で教わる豊かな暮らしのレシピ~」をミックスで開催。ゲストスピーカーに最上地域在住のおばあちゃんを迎え、手間ひまかけた料理や冬期間の厳しい寒さの中でのくらしの知恵や工夫を紹介し「里山暮らし」の魅力を伝えた。8つの自治体もそれぞれ映像や写真を使い、山林が多く積雪量も多いが、恵まれた自然に囲まれて暮らす地域の人々の暮らしを楽しく紹介した。ゲストスピーカーのおばあちゃんの魅力により始終和やかなセミナーだった。17名が参加した。

長野県岡谷市は「岡谷市移住相談会 ~諏訪湖のほとりでゆったり暮らし~」を行った。最大4組の募集に対して3組の予約があり、3組とも50~60代の夫婦。2組はよく諏訪湖畔である岡谷市を訪問し気に入っており、1~3年後の移住に向けて住まい探しや転職、起業など具体的な相談。もう1組は岡谷市についてはほぼ知らない状態だが、3年後に地方移住と起業を実行できるよう長野県内で広く情報収集している。今後のライフスタイルを真剣に考えている方ばかりで、1時間ずつ丁寧な対応を行っていた。

愛媛県は「移住検討のセカンドステップセミナー “愛媛で働く” 愛媛にはどんな仕事があるの?」をオンラインで開催した。日々相談業務にあたっている就職相談員が、愛媛県の就職事情の解説と、事前に参加者から頂いた質問について一つ一つ回答していく内容。63名が参加し、男女比はほぼ同数。申込者全体の年齢構成は40代と50代で約75%、現住所は関東と関西で全体の約70%であった。

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