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セミナー報告 6月14~18日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月14~18日

6月14~18日は地方移住セミナーを9回行った。 14日、富山県は、とやま移住セミナー2023の第2回として「通勤ストレス、さようなら! 富山のリアルな交通のはなし」をオンラインで開催した。最初に県全体の公共交通機関を案内、その後大きな市(富山市、高岡市)と小さな町(朝日町)の事情を伝えた。現在車を所有していないゲストが、車がなくても生活できるが、「あったほうがいいかな」とか、車生活だけど、たまに「鉄道を使うことが、家族のイベントになる」などを面白く語った。56名が参加し、チャットでの質問も多かった。 15日は、群馬県が「農業学〜異業種から『農業』への転身!秋間梅林から見る “農ある暮らし” の可能性〜」をオンラインで開催。藤岡市の移住コーディネーター岩本氏を校長として、安中市の梅農家起業者と地域おこし協力隊員の2名をゲストにトークをおこなった。起業者と協力隊は双子の姉妹で、司会者の誘導でにぎやかで明るい感じの梅農家事業の紹介ができた。88名が参加した。 16日、広島県は「人気移住先 尾道で叶える海のしごとと暮らし」をオンラインで行った。移住先として人気の尾道で、盛んな産業である造船業の企業で働く移住者を紹介したセミナー。造船業での働き方や仕事のやりがい、しまなみ海道での休日の暮らし方など、仕事も暮らしも充実している様子を聞くことができた。特に「船を造ること」は、目に見えない都会の仕事とは違うやりがいのある働き方だと感じた。また、サイクリングやツーリングにのめりこんでしまう魅力も、尾道にはあるようだ。14名が参加した。 17日は、山形県遊佐町が「ゆざを楽しむ愉快な仲間達~鳥海山のふもと町の豊かな暮らしを知るセミナー」をセミナールームで実施した。遊佐町の海や、鳥海山でアウトドアを楽しむ先輩移住者のゲスト2名を呼び、ゲストトークと座談会を展開した。既に協力隊に応募している人や、何度か遊佐町に足を運んでいる人もおり、本気度の高い参加者が多かった。7名が参加し、少人数ながら和気あいあいとした雰囲気で、最後まで残って話をする参加者が多かった。 千葉県は「千葉に住んで“農業”をライフワークに!~千葉県立農業大学校で研修して就農する~」を会場とオンラインのミックスで開催した。県内農業の現状、就農までのステップ、千葉県立農業大学校で学べる実践的な知識や技術、具体的な研修内容について、スペシャリスト3名が丁寧に説明した。ゲストスピーカーとして、農業大学校を卒業し、新規就農を実現したいちご農家の37歳の男性が登壇。農業を始めるまでの経緯や苦労、農家の日々の暮らしなどを、軽快なトークで語った。セミナー後の個別相談会では、終了ギリギリまで参加者が積極的に質問する様子が印象的だった。20~60代の15名が参加した。 新潟県は「長岡の魅力マシマシトーク~長岡お試し移住 認知度爆上げセッション~」をミックス開催。長岡市が7月から始めるお試し移住体験を前に、体験内容や長岡暮らしのリアルを発信する目的で実施した。1部では、昨年度の移住体験経験に参加し、名古屋から新潟へ移住したゲストのトークで、天気や低い気圧などネガティブな情報含めリアルに伝えた。2部の座談会では、長岡市生まれ、長岡市在住の2人のトークで、世話好きの長岡人気質などが楽しく伝えられた。会場とオンライン合わせて20~60代の49名が参加した。3部は場所を変えての懇親会で、地元クラフトビールで盛り上がった。 兵庫県は「【兵庫の暮らしと仕事】支援制度を活用した就職・転職のススメ」をオンラインで開催した。1部では、西日本トップクラスの面積を誇る兵庫県の5つのエリアの異なる魅力や特徴を紹介した。また、就職に関して、支援制度やサポート窓口についてご紹介した。2部はキャリアアドバイザーとの個別面談を行った。20~60代までの15名が参加、うち1/3が20代だった。 18日は福島県の石川町・玉川村・平田村・浅川町・古殿町が「ふくしまのど真ん中ぐらし 地域おこし協力隊合同募集セミナー&個別移住相談会」を会場で開催した。地域おこし協力隊の現役隊員や定住した元協力隊員が、地方での暮らしや協力隊の活動、卒隊後の働き方などについて語るセミナー。3人のゲスト全員がIターン者で、移住を検討している参加者の共感を得られたようだ。また、5町村の担当者が参加者と個別相談も行った。6組8名の全ての参加者が相談に参加し、それぞれの地域の暮らしや募集中の協力隊の任務について熱心に聞き入っていた。 岡山県倉敷市は「おかやま不便だけどいい暮らし ~移住者と海・山・街生活を語ろう!~」を会場で開催した。岡山県の海・山・街から1組ずつ異なる暮らし方をしているゲストが3名登壇。交通網や暮らしについてのトークセッションをし、2部では参加者、ゲスト、市役所職員との座談会を行った。希望者はじっくりと個別相談をしていた。26名が参加、会話を中心としたセミナーのため少人数の定員にしており、満員御礼でにぎわっていた。

セミナー報告 6月7日~11日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 6月7日~11日

6月7日~11日は、10回の地方移住セミナー、イベントを行った。 7日は、富山県が「とやま地域おこし協力隊募集セミナー」をオンラインで開催。魚津市、氷見市、小矢部市の3市が募集内容の告知を行った。3年間の年ごとの活動イメージ、退任後の選択肢の提示など、具体的な説明で、途中離脱者もなく、充実したセミナーとなった。13名が参加した。 9日は、長野県が「信州やまほいくを知ろう!オンライン移住セミナー」を実施。長野県にしかない信州型自然保育(信州やまほいく)認定制度を紹介し、のびのびと自然の中で子育てができる環境への移住を提案した。信州やまほいく実践園を利用する4名の保護者にインタビュー。園舎や園庭、そばの山での活動により子どもたちがたくましく成長している様子を紹介。保育士が子どもの人数に対して多く、目が届いている安心感も伝えた。一方で高校や大学の選択肢は都会に比べやや少なくなるという現実も話題になった。後半は5市町村による子育て環境などをPR。「質の高い保育環境を整えるという点は、大切にしたい視点だ」などの声がアンケートから聞かれた。12名が参加した。 10日は、山梨県が「やまなし移住xテレワークのすすめ 入門編」をオンラインで開催した。テレワーク実践企業とテレワーク実践者をゲストに招き、企業の取組や働き方改革について、また実践者のリアルな二地域居住での働き方を聞いた。質問もチャットを通して多く出て、コンパクトながら非常に盛り上がるセミナーとなった。アンケートも回答率が高く好評であったため、今後に繋げる対応をしていきたい。8名が参加した。 長野県伊那市は「伊那市出張就農相談会 農地法の一部改正で農業はやりやすくなる!?」と題して、会場でリアルセミナーを行った。古くから農業が盛んな伊那市で農業をするにはどんな手立てがあるのか、就農の担当者と移住の担当者がタッグを組んだ初めての相談会。じっくり相談できることを目指した。40代と50代のそれぞれ3組、計6組10名の参加だった。男女比は、ご夫婦・ファミリーがいたため6対4で、参加者の傾向は伊那市に絞って本気度の高い人と、決まっていないが話を聞きに来た人が半々だった。 北海道は「北海道移住のすゝめ In Tokyo」を会場で開催。道内自治体有志により構成され、コロナ禍からオンラインで移住イベントを開催していた団体「移住のすゝめ」が満を持してリアル交流会を行った。楽し気な雰囲気で始まり、各移住コーディネーターから貴重な体験談が語られ、たっぷりと質問をぶつける時間もあり、終始熱気に包まれた開催となった。15名が来場した。 新潟県は「にいがた暮らしセミナーvol.1 ~新潟・十日町の“雪里留学”から考える~ 子どもの“感性”を育てる地域って?」をオンラインで開催。田舎暮らしの子育てについて、地方の教育の観点から考えるセミナーで、十日町市で実施している「雪里留学」に焦点を当てた。「雪里留学」とは、学区外から就学でき、長期のお試し移住ができる制度だ。自然とアウトドア資源を生かし、特色あるカリキュラムを持つ、小中一貫校の「松之山学園」での学びを紹介。UターンとIターンの子育て経験者をゲストに招き、学園生活を伝えた。質問も多くあるセミナーだった。20-40代の31名が参加した。 高知県は「高知暮らしフェア2023夏」を東京交通会館12階で開催し、県内34市町村と事業者が出展した。自治体ブースに隣接させて県内事業者も出展し、連携による相乗効果が生まれたようだ。エリアごとに分かれた情報収集コーナーでは、掲載内容に統一感を持たせて見やすくする工夫をした。集客ではSNS広告に動画を活用したり、インスタグラムで人気の移住漫画家の方がセミナー登壇するなど、ターゲット層に合わせた方法を取った。152名が来場した。 11日は大分県が「おおいたで暮らそう 移住相談会」を会場で開催。大分県は東京、大坂、福岡で毎月移住セミナーを開催しており、ふるさと回帰支援センターが東京開催の拠点となっている。5月末に『九州山口沖縄フェア 暮らシゴト2023』が開催されたため、今回は個別相談会のみにしぼった。芸術活動をしたい方、3世代移住の検討など、相談の内容が多岐に渡った。17組28名が来場し、7割がIターン希望者であった。 三重県「ええとこやんか三重移住相談セミナー 農ある暮らし」をオンラインで行った。県内の3つの市町(津市、名張市、南伊勢町)の移住担当者が地域の紹介をした。また、テーマに沿って、津市美杉地域で農業に携わっている方、家庭菜園が得意な南伊勢町の担当者、市役所の仲間と市民農園での野菜作りを始めた名張市の担当者が、相談者からの質問に答えた。各市町の制度だけではなく、家庭菜園の楽しみや大変さ、工夫するところなどを聞くことが出来た。12名が参加した。 香川県は「トカイナカがわ! 香川県移住フェア in 東京2023」を交通会館12階で開催した。毎年行っている県最大の移住イベントで、全17市町に加え、宅建協会、移住就職支援センター、就農、子育てなど計25の出展数。「農業 x 空き家」「転職 x 子育て」「島 x 二拠点」をテーマにした先輩移住者の体験談や、県産のギフトセットなどが当たるスタンプラリーも行った。110名が来場し、内訳は10代から80代と幅広く男女の比率は6:4だった。

セミナー報告 5月30日~6月3日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 5月30日~6月3日

先週は地方移住セミナーを5回開催した。 5月30日は、北海道上士幌町が「北海道十勝上士幌町移住歴別暮らしのルーティーン ~移住歴3か月から4年まで~」と題したオンラインセミナーを開催した。UIターン者である4名の役場関係者が、移住した経緯や現在の生活を詳しく紹介。それぞれのストーリーが、参加者の気持ちと重なる部分も多かったようで、「とても参考になった」「勇気をもらった」等の感想が寄せられた。23名が参加し、関東圏とそれ以外のエリアからの参加者がほぼ同数であった。 北海道十勝 上士幌町移住歴別暮らしのルーティーン~移住歴3か月から4年まで~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 31日には、富山県が「全部伝えます!富山県移住セミナー2023 みんなの知らない、立山連峰の世界」をオンラインで開催。立山連峰を通して富山での生活の魅力を感じてもらうセミナーで、県のシンボル立山連峰を自然(登山)と文化(曼荼羅)の両面から紹介した。さらに暮らしの中で立山信仰を感じられる部分を紹介。ゲスト2人の専門的な話から、自治体関係者の身近な話まで幅広く伝える内容。終了直後、話が面白く、富山に行ってみたくなったという反響のメールが参加者より届いた。86名が参加した。SNS広告では、登山に関心のある女性をターゲットとした写真を使用。狙い通りの集客につながり、富山移住に対する関心につながる結果となった。 全部伝えます!富山県移住セミナー2023 みんなの知らない、立山連峰の世界 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 6月2日は、岡山県岡山市が「おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会」をオンラインで行った。一般参加者、県内11市町、当センター相談員がクローズの場で交流をする座談会。関東・関西・東海など様々な地域から12名が参加がした。住まい、子育て、仕事(テレワーク・就職・起業等)など様々な質問が飛び交い、自治体も積極的に回答した。移住相談のスタートの場となった。 おかやまぐらしオンライン移住ナイター座談会(2023年6月) |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 3日には、愛媛県が「愛あるえひめ暮らしフェアin東京」をセミナールームで開催した。年に4回、東京と大阪で開催している移住セミナーの第一回目。35名が来場し、ご夫婦やお子様連れといった2名以上での参加が目立った。数年後の移住に向けて地域を詳しく知りたい、地域おこし協力隊の募集情報を知りたいといった方の参加もあった。 6/3開催!愛あるえひめ暮らしフェア in 東京 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 石川県は「#能登半島暮らし ~気になる移住後のおしごと~」をオンラインと会場のミックスで開催した。輪島、珠洲、七尾の各市町が地域の紹介や移住支援制度について説明し、その後ゲストの3名の先輩移住者から、どうして移住を考えたのか、移住後の仕事はどう見つけたのかについて語ってもらった。ゲストの方々の本音トークに参加者たちは引き込まれ、家族やお金、気候の話などチャットでの質問も多く出た。会場参加の方達も全員が個別相談に参加され、しっかりと市町やゲストに相談ができたようだ。オンライン12名、会場4名の合計16名が参加した。 #能登半島暮らし ~気になる移住後のおしごと~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)

セミナー報告 5月23日~28日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 5月23日~28日

5月23日~28日は、地方移住セミナーを6回開催した。 5月23日は、愛媛県が「移住検討の “ファーストステップ” オンラインセミナー」を、移住を検討し始めた方向けに開催した。参加者は幅広い層だったが、質問者は50代以上の方が多い印象だった。「未経験でも農業ができそうか」「外国人でもスムーズに移住できそうか」などの質問がチャットにあがった。53名が参加し、移住の検討方法について、地域選びのヒントや家族間での話し合いについてなど、具体的に知っていただけてよかった。 24日は、群馬県が「シリーズぐんまオンライングルメ旅 高崎の巻 ~公務員からゲストハウス&カフェのオーナーに転身したゲストを訪ねる旅~」を開催。高崎市でテレワーク中の先輩移住者と、高崎市役所を退職しお店を開いた元公務員をゲストを迎えてウェビナーを行った。リノベーションしたゲストハウス&カフェから中継し、オーナー独学によるスパイスカレーと、オーナーの友人が作るケーキを食レポしながらゆるやかな雰囲気で配信。ゲストは「群馬で育つと郷土愛が育つ」「地元に戻る、という意識がない位、高崎と東京は近い」「Uターンをしたおかげで家族や友人と過ごす時間が多くなった」など移住後の過ごし方の変化について、食生活を通して伝えた。60名が参加した。 27日、長崎県が「長崎市”出張”移住相談会in東京」を長崎市初めての個別移住相談会としてセミナールームで開催した。事前予約制で満席であったが、キャンセル等あり2組2名が参加。個別相談という事もあり、参加者、担当者ともにゆっくり話ができ満足度が高かったとのこと。今回はセミナールームを活用したが、7月には相談窓口を利用した出張相談会を開催予定。定期的に相談会ができればと思う。 宮崎県は「宮崎県のお仕事探しはじめの一歩。」をオンラインと会場のミックスで開催。宮崎県の特徴や宮崎の産業・企業についての説明、県が行う就職サポート・就職活動に役立つ情報をお伝えした。20代~60代の幅広い年代の18名が参加。内容についても具体的な情報が得られて良かったと半数以上がとても満足、満足とアンケート返答があり好評だった。 28日、和歌山県は「田舎暮らしとお金のはなし ~ファイナンシャルプランナーに聞く移住とお金のリアル~」をオンラインで開催。海南市に移住したフォトグラファー黒岩正和さんとファイナンシャルプランナーの中村恒瑛さんをゲストに招き、和歌山へ移住した場合の支出入の変化や、引っ越し費用等について、黒岩さんの実体験に基づいて説明を聞いた。30代~50代を中心に幅広い層の90名が参加した。 また、交通会館12階のダイヤモンドホールでは、「九州・山口・沖縄合同移住フェア 暮らシゴト2023 仕事×暮らし~ここから始める心地よい生き方~」が開催された。 詳しくは 九州・山口・沖縄合同フェア、過去最高の集客!

セミナー報告 5月16日~21日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 5月16日~21日

5月16日~21日は6回の地方移住セミナーを行った。 16日は、広島県が「移住相談員に聞く!地域選びのヒント~広島のまちと人を紹介します!~」と題して移住相談員2名が広島の地域をオンラインで紹介した。地域の特徴だけでなく、現地のキーパーソンも紹介し、地域の人とのつながりづくりについても案内した。22名が参加し参加者からの質問も多く、移住への興味関心が高い参加者が多い印象だった。 【オンライン】移住相談員に聞く!地域選びのヒント~広島のまちと人を紹介します!~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   17日、群馬県は「群馬科2023・1限目 リノベーション×小商い学」をオンラインで開催した。古民家を改修してイタリア料理店を開業した方と実家の空き家を改修して本屋と雑貨を運営している方がゲストで参加、中之条町の移住コーディネーターがファシリテーター(校長)としてトークを勧めた。改修から開業に至る苦労話やリノベ協力者との触れ合いなどリアルな体験が聞けて参考になった。145名が参加した。 【群馬科2023・1限目】リノベーション×小商い学 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   20日は、福井県が「福井県地域おこし協力隊募集セミナー」をオンラインと会場のミックスで開催。地方でチャレンジしてみたい方、地方の社会課題解決、観光振興、SDGs推進、若者応援などに興味のある方を対象とし、県と4市(敦賀市、鯖江市、大野市、小浜市)が募集内容を解説した。9名の参加者は全員男性で、20代~40代が8名と多く、50代が1名だった。セミナー後には、個別相談も行った。 福井県地域おこし協力隊募集セミナー |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   長野県天龍村は「自然を五感で感じよう! 天龍村親子留学募集セミナー」を会場で開催した。今年度から始まった天龍村親子留学制度についてのセミナー。小学生、中学生の子供を持つ40代女性2名が参加した。前半は留学の概要と、授業内容、現在留学中の児童の様子なども具体的に紹介。後半は個別相談を実施した。時間を40分延長し、かなり具体的な相談が展開。前回、今年の1月に開催した同セミナーから1人の留学生があり、今回も人数は少なかったが真剣度が高いセミナーになった。 自然を五感で感じよう!天龍村親子留学募集セミナー |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 愛媛県西予市は「\ゲストトークイベント!/ ライフスタイルから考える “移住”という選択」を会場で開催した。募集中の地域おこし協力隊について、西予市の協力隊の特徴や、ミッション内容について説明した。公営塾スタッフ、着地型観光、特産品開発・販売促進に関わる3名の現役協力隊が、移住後の暮らしや活動についてリアルな話を展開した。協力隊や地方暮らしに興味がある様々な年齢層の12名が参加。「卒業後の仕事をどう考えているのか」「卒業生はその後どうしているのか」など具体的な質問が寄せられ、セミナー終了後も会場に残って熱心に相談されている方が多いのが印象的だった。 【西予市】ゲストトークイベント「ライフスタイルから考える“移住”という選択」 |移住関連ベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   21日は、神奈川県逗子市と三浦市が「ゆるやかな海辺暮らし―三浦半島TALK-」と題して、オンライン参加型イベントを開催した。釣りが趣味で三浦へ移住したリモートワーカーのご夫婦と、ゲストハウスを運営する逗子のキーマンをゲストに迎え、参加者と地域とのつながりづくりを目的とした。また、参加自治体からもおススメの場所やイベントを紹介し、地域へ足を運ぶきっかけづくりを目指した。参加者にも自己紹介や、どんな移住を考えているのか話していただき、双方向性を高めたことが、セミナーへの満足度につながったようだ。終了後、参加者から「とてもためになり、楽しくて最高でした!ぜひ一度センターにご相談に行きたい」との感想が届いた。今後は更にゲストと参加者の対話を促すための時間の確保と、カメラオンで積極的に対話していただけるような参加者の集客に努めたい。戦略的に広報を行い、一定の参加者数と参加者の質を高められるようにセミナー全体をデザインできるとよいと思う。 【逗子市・三浦市】ゆるやかな海辺暮らし―三浦半島TALK- |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)        

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セミナー報告 5月11日~14日

5月11日~14日は6回の地方移住セミナーを行った。 11日は、島根県が「しまねの移住サポーターUIターン本音トークvol.1」をオンラインで開催。ゲストの移住サポーターがUターン前後の暮らしについて、楽しみや困りごとなどの他、地域情報も紹介した。「通勤方法」「車は必要か」など、暮らしや働くことをイメージした質問が多く出た。関東、関西、中四国、九州から20代~80代までの9名が参加。ゲストが20代Uターンの方だったためか、参加者も同じ属性の方が昨年と比較して多かった。 しまねの移住サポーターUIターン本音トークvol.1 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 13日、石川県が「何からはじめよう?いしかわ暮らし」をオンラインで開催。移住を考えた時に何から始めれば良いか、先輩移住者から生活にかかわるお金の話を聞き、その後各市町が移住支援制度や助成金について詳しく説明した。質問も多く出て、先輩移住者からのリアルな声を聞くことができたセミナーだった。9名が参加。 何からはじめよう?いしかわ暮らし |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   岡山県は「カフェかも食堂ができるまで~空き家を改修した起業ストーリー~」を会場とオンラインのミックス開催した。ゲストは、県の起業支援金採択者で空き家を改修し、「移住相談ができる交流の場となるカフェ」を立ち上げた移住者。支援金担当者も登壇し、今年度の支援制度について具体的に説明した。後半の座談会では参加者同士、ゲスト、相談員とともに盛り上がった。9組の参加。 カフェかも食堂ができるまで~空き家を改修した起業ストーリー~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   長野県は「~信州らしく暮らそう~長野県とつながる大相談会」をセミナルームで行った。5時間15分間の相談会形式で、自治体、団体全14団体が参加して対応にあたった。52名が参加、一人での参加が最も多かったが、子ども連れの参加も3組あった。起業や転職など具体的にライフスタイルを考えている方も多く、ほとんどの方が複数市町村と相談し、多様な情報を集めていた。混雑回避のため入場時間を3つに分ける工夫をしたため、相談者の相談状況の把握や待ち時間のコントロールができた点がよかった。 【お電話のみ受付】長野県とつながる大相談会~信州らしく暮らそう~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   14日、島根県安来市は「山陰のへそ・やすぎ暮らしセミナー~島根県と鳥取県のいいとこどりが出来ちゃう安来市での暮らし~」をミックスで開催。前半は、島根県・鳥取県の紹介や、安来市での暮らしの様子を紹介、セミナー終了後に、個別相談会を実施した。参加者は会場8名、オンライン11名、年代は50代、60代がボリューム層であった。山陰両県に興味がある方の参加が多かった。 山陰のへそ・やすぎ暮らしセミナー ~島根県と鳥取県のいいとこどりが出来ちゃう安来市での暮らし~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)   群馬県は「空き家セルフリノベーション入門セミナー」をミックスで開催した。中之条町の移住コーディネーターと渋川市の地域おこし協力隊員の方をゲストに、空き家のリノベーションと利活用についてトークを配信した。オンライン35組リアル参加2組で年齢的に高い方の参加が多かった。空き家の購入から改修、活用するまでのリアルな話が聞けて今後の空き家紹介に役立つものと感じた。 空き家セルフリノベーション入門セミナー #ぐんま #渋川 #中之条 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)

セミナー報告 4月21日~23日

GW前の週は、地方移住セミナーを6回開催した。 4月21日、長野県飯山市が「北信越いいやまU・Iターン移住相談会 帰宅MEETS!」を、平日夜の個別相談会として3組限定で企画した。長野県ブースで相談をした2組が、それぞれ登山やスキーが大好きな20代であったため、個別相談会を紹介し参加した。スキーで飯山市の近隣へ行ったことがあっても生活するという視点で地域を見ていないので、市職員からの描写説明がイメージしやすく、共感していたようだ。具体的な賃貸物件の例、今後の地域おこし協力隊募集に関しての未公開情報などの紹介もあった。1時間ずつしっかり対話していたが、まだまだ話足りないようすも見受けられた。今後の現地訪問実現に期待したい。 北信州いいやま U・Iターン移住相談会 帰宅MEETS! |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 22日、岩手県は「いわて暮らしセミナー~U・I ターンにまつわる“お金”について考えよう~」を会場とオンラインのミックスで開催した。毎年春に開催し、好評を得ているセミナーだ。この春から拡充された「移住支援金」の説明と先輩移住者の体験談、自分なりの移住プランを練るための情報提供があった。参加者には岩手県独自の「移住プランシート」を渡し、自分のペースで移住と向き合っていけるよう案内。24名が参加し、セミナー後の個別相談は2名の対応をした。 いわて暮らしセミナー~U・I ターンにまつわる“お金”について考えよう~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 福井県は「地域おこし協力隊希望者必見『ミスマッチしない!地方自治体攻略法(応募・面接編)』」をミックス開催した。地域おこし協力隊の募集要項で確認すべき点や、採用面接でのポイント、自治体の考え方などについて、福井県の地域おこしマネージャーと大野市地域文化課の協力隊担当職員が解説するセミナー。応募のポイントを押さえ、地域とのミスマッチをなくすことを目的として行った。13名の参加者のうち、20代~30代が10名と多く、50代~60代が3名だった。セミナー後の個別相談(事前申込制)では、4名の方との対面・オンライン相談を行った。 地域おこし協力隊希望者必見!!「ミスマッチしない!地方自治体攻略法」〈地域選び・応募編〉 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 鳥取県は「鳥取の空の下で働いてみたら・・・ ~農業・林業を始めた人たち~」と題したセミナーをミックス開催した。何から始めればいいかわからない、という方へ向けてゲストの体験も含めて参加者へ伝える形式。3名の参加者は農業・林業だけに絞らず、公務員やその他の仕事も視野に入れながらセミナーに参加していた。会場は、当センターと、新橋の「とっとり・おかやま新橋館」の2か所で開催したが、やはり今後は一つにした方が良いのではという意見があった。次回からは会場を当センターのみに戻し実施する予定。 鳥取の空の下で働いてみたら・・・~農業・林業を始めた人たち~ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 山梨県は「やまなし暮らしオンラインセミナー【起業編】 地方×ビジネスという選択肢」をオンラインで開催した。参加者は20-40代前半の子育て世代と、50-60代のアクティブシニア層に分かれ、普段の相談者の傾向と同様であった。今回は県担当者が新任でありゲストの資料準備などに不安があったものの、内容は充実しており、起業を検討している参加者からチャットや挙手で積極的に質問があった。参加者10名と、こじんまりとしながらも盛況に終わり、満足のいくアンケート結果が得られ、相談予約にもつながった。参加率の向上に向けて、これまでは前日に開催案内をしていたが、もう少し早い段階で送るように次回以降変更を検討したい。 やまなし暮らしオンラインセミナー【起業編】地方×ビジネスという選択肢 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 23日には、群馬県が「ファイナンシャルプランナーに学ぶ!移住にかかるお金の疑問解決講座」を会場とオンラインのミックスで開催した。ファイナンシャルプランナーの中井惠美子先生から、都内から高崎へ移住した場合にかかる支出入バランスの変化や、子育て世代に必要なお金、移住や起業の準備の心構えについて聞いた。また、中井さん自身も富山県と東京都を二地域居住しながら暮らしており、民泊を経営しながら豊かな自然の中で子育てをしている。35名が参加、起業を検討している方からのコメントも多く、移住後の生業に係るお金についての関心の高さがうかがえた。 ファイナンシャルプランナーに学ぶ!移住にかかるお金の疑問解決講座 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)

セミナー報告 4月5日~16日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 4月5日~16日

新年度に入り、自治体による地方移住セミナーが始まった。先週までに4回のオンラインセミナーを開催した。 4月5日、高知県が「UIターンコンシェルジュが送る『高知家移住ラジオ』」と題して、ラジオ感覚で楽しめるイベントを開催。3名のコンシェルジュが参加者から事前に寄せられた質問に答える形式で、土佐弁を交えながらトークを展開した。チャットでの質問もリアルタイムで受け付け、おすすめスポットや仕事、住まいなど幅広いコメントが寄せられた。計30名が参加した。 第3回【オンライン】高知県UIターンコンシェルジュが贈る「高知家移住ラジオ」 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 11日は、群馬県が「『群馬科2023』〜改めて考える、群馬の魅力って?〜」をオンラインで開催した。今年度10回を予定しているシリーズの1回目。ゲストは、中之条町移住コーディネーターと、藤岡市鬼石Jターン移住者(この春から藤岡市移住コーディネーター)、片品村Uターン移住者の3名。年間テーマを「空き家」「ゲストハウス」「地域コミュニティ」とし、それぞれのゲストを“地域の校長”として企画している。本セミナーはそのキックオフとして、幅広く移住に関心のある方の参加があった。107名が参加。 【キックオフセミナー】『群馬科2023』 〜改めて考える、群馬の魅力って?〜 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 14日は、群馬県が「今宵、『古民家BAR久美子』にて」を開催。群馬県と中之条町移住コーディネーターによる好評企画で、昨年度より継続して開催している。今回は『古民家BAR』オーナー・村上久美子移住コーディネーターが、ぐんま暮らし支援センター、館林市移住、藤岡市、渋川市地域から移住相談員、移住コーディネーター、地域おこし協力隊をオンラインゲストとして招き、群馬県の特徴、地域の人との関わり方や移住後のギャップ等について話を聞いた。古民家を改修した場所で開催したこともあり、開業資金や起業の心構えなどオンライン参加者からの質問も飛び交った。31名が参加。 今宵、『古民家BAR久美子』にて【2023.春】 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 16日は、三重県の伊賀市・亀山市・南伊勢町・紀宝町が「ええとこやんか三重移住セミナー『移住のいろは』」をオンラインで開催し、4つの市町の移住担当者が地域の紹介、移住の進め方などについて質問に答えた。物件探しについては「海側のエリアだと物件の痛みが早い場合もある」などの話や、「移住をする前に何度か地域を訪問し知り合いを作ってから移住をする」「子育て支援が充実している」といった移住の基礎となる情報を紹介することができた。10名が参加した。 ええとこやんか三重移住相談セミナー「移住のいろは」 |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)

セミナー報告 2023年3月22日~25日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年3月22日~25日

3月22日~25日は6回の地方移住セミナーを開催した。 22日は、山口県が「やまぐち夜カフェ オンライン交流&相談会《山口県が気になる女子大集合!》」と題して、県内8市町の移住窓口担当者と参加者が、地域の暮らしや仕事についてクロストークする相談会を開催した。3年間の移住活動を経て山口県に移住決定した相談者から、「コロナ禍だったが、自分の希望を話したら関係する人につないでくれる山口県の体制は良かった」との言葉をいただいた。市町や移住者の話のほか “移住活動中の先輩” がどのように検討しているかを知りたいという意見もあり、そうした情報のニーズも感じた。13名が参加し、初参加は2組3名だった。参加自治体は、山口市、防府市、光市、長門市、柳井市、周南市、山陽小野田市、周防大島町の8市町。 3/22オンライン交流&相談会《山口県が気になる女子大集合!》やまぐち夜カフェ⑤ |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 23日は東京都島しょ地域が「島暮らしの魅力セミナー」をオンラインで開催した。人口約7100人の八丈島と、人口約300人の利島から、先輩移住者でもある移住担当者をゲストに迎え、第1部でそれぞれの移住のきっかけや島での暮らしについて聞いた。第2部では新島に約15年間暮らした経験のある「東京多摩島しょ移住定住相談窓口」の相談員がファシリテーターとなり、ゲストの2人と軽快にトーク。島での住宅・仕事の探し方や引っ越しの方法などの実情や、船欠航時にパンや乳製品が商店から消える、同じ東京都なのに内地の事を東京と呼ぶなど “島あるある” を紹介。参加者からの質問もたくさん寄せられ、オンラインながら楽しく活気のあるセミナーとなった。11名が参加した。 島暮らしの魅力セミナー |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 24日、長野県飯山市が「北信州いいやまU・Iターン移住相談会 帰宅MEETS!」を平日夜の個別相談会として企画。残念ながら予約がなく、当日飛びこみの相談もなかった。日ごろから都内で相談会を頻繁に開催し、オンライン相談も受けていることもあって、予約がなかったと思われる。 北信州いいやま U・Iターン移住相談会 帰宅MEETS! |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 25日は、宮城県栗原市が「故郷くりはらは遠くにありて想うものセミナー」を会場でリアル開催。栗原市ならではの風景や住みやすさを、生活費・生活環境を東京と比較しながら紹介した。現地中継では、実際にUターンしたゲストを呼び、移住に至った背景を聞いた。現地には市の広報で呼びかけた地元の人たちも参加しており、セミナー参加者との交流や方言クイズを楽しんだ。後半の個別相談では、待機者がでるほど盛り上がりを見せた。10名が来場。 故郷くりはらは遠くにありて想うものセミナー |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 奈良県は「奈良で働く相談会-奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか-」を会場で開催。県内での暮らしぶりを気軽に質問できる座談会と、事前予約制の就職相談会の2本立てセミナー。待望のリアル開催で、相談会は当初枠を大幅に超える申し込みがあり、急遽相談員を増員し合計8組が対面相談を受けた。土曜に奈良県就職相談を受けられるメリットもあり、ほぼ全員から高い満足度であったとのアンケート回答があった。10組13名が参加した。 奈良で働く相談会 -奈良で働いてみませんか、暮らしてみませんか- |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp) 鳥取県は「移住したらどうなる?とっとりの子育てと教育事情(後編)」を会場とオンラインのミックスで開催。漠然と地方で子育てを考えている層に向けて、どれくらいの学費がかかるのか具体的金額を提示して説明した。同時に鳥取県や各自治体からの支援政策を紹介。セミナー中は、2名の参加者からは質問も多く出て、今回を機に移住に向けて実際に現地訪問するなど、動き出すきっかけとなることを期待している。 移住したらどうなる?とっとりの子育てと教育事情(後編) |移住関連イベント情報|FURUSATO (furusato-web.jp)  

セミナー報告 2023年3月14~19日 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年3月14~19日

3月14~19日には、17回の地方移住セミナーを開催した。 14日は、兵庫県洲本市が「移住者が“本音”で語る移住セミナー お金編」をオンラインで開催した。淡路島・洲本市が実施するテーマ別セミナー2回シリーズの2回目。現役地域おこし協力隊のゲストが、自分の家計をオープンにして、実際の暮らしぶりを見せ、東京時代と比較。参加者からは非常にわかりやすく具体的な計画につながる、移住が身近に感じられる、非常に好評であった。12名が参加した。 16日には、富山県が「地域おこし協力隊募集セミナー <氷見市・黒部市>」をオンラインで開催した。両市の地域おこし協力隊の募集業務の説明に加え、募集の背景も丁寧にお知らせした。具体的な就業時間や、住むところの質問の他、任務終了後(3年後)についてなど、真剣に応募を検討されている方が多かったと推測。12名が参加した。 福島県は「動画やブログのその先を学ぶ 実践!セルフリノベーション」をオンライン開催。インターネットの動画やブログなどで紹介されることが少ない、空き家リノベーションの“リアルな問題とその対処方法”を、現在実際にリノベーションを行っている先輩移住者から聞くセミナーだ。参加者14名中7名は女性。参加者の現住所は北海道から奈良県迄広域に渡る。空き家を安く取得して自分好みに自由カスタマイズして住みたいニーズを持つ方が日本中に多くいることが分かった。あえて福島県県南地域を強く打ち出すことなく、地域のブランディングや、関係人口の作り方のヒントとして有意義なセミナーとなった。 18日、長野県松本市が「松本で深呼吸!自分らしいライフスタイルに出会うセミナー」を会場で開催した。松本市で実現できる様々なライフスタイルを知ってもらうことが目的。参加者は20代から60代まで幅広く、20代が一番多く5組7名、男女比はほぼ半々だった。市街地に住む転職した会社員と、郊外に住み起業したゲスト、二地域居住をしている人など20代から40代までの多様なライフスタイルを紹介。会場からの質問も多く、40分延長するなど個別相談も盛況だった。 宮崎県は「宮崎県のお仕事探しはじめの一歩。」を会場で実施した。当日は悪天候のため、申込み8名に対し3名参加と寂しい結果ではあったが、開催後のアンケートは概ね満足との回答が多かった。参加の3名はいずれも男性で30代後半1名と50代前半2名、いずれも宮崎県にゆかりのある方だった。 宮城県名取市は「なとり移住・定住リアルトークフェア ~なんでも便利で子育てしやすいまち~」をリアル開催。名取市の住みよさや特徴などを簡単に紹介したあと、市にちなんだゲーム大会を開催した。名取市は東北最大都市の仙台市と隣接しているので、市内の特徴だけではなく仙台市への利便性の良さなどもPR。後半の個別相談では、各組盛り上がりを見せた。20~50代の幅広い世代から7名の参加があった。 岩手県の一関市と八幡平市は「『一』か『八』かのいわて暮らしセミナー」と題し、県南に位置する一関市と県北の八幡平市、2つの地域の共通点と違いを深掘りし、暮らすことの魅力を知ってもらうことを目的に会場とオンラインのミックス開催。先輩移住者と移住コーディネーターが、2つの市それぞれの魅力を伝えた。観光や特産品、伝統工芸などの文化のほか、買い物する場所なども紹介した。12名が参加、トークセッション後の個別相談にも参加者全員が残り、交流を楽しんだ。 長野県千曲市は「長野県千曲市個別移住相談会」を、会場で開催。単身、家族連れの若い世代の相談者が3名参加した。自治体も親身に話を聞き、盛り上がっている様子だった。2日連続の企画で、翌日は銀座NAGANOにて実施した。 長野県泰阜村は「RE:COHOs(コーホーズ) 再び泰阜の地へ~関係人口~」をリアルに開催。泰阜村の出身者と関係人口の県外在住者による泰阜村応援組織 COHOs(コーホーズ)に興味がある人が集合。30代から70代までの7名が集まり、泰阜村のプレゼンを聞きながら意見を交換することで泰阜村の今後に役立てることが目的。セミナー後には懇親会も行われ親交を深めた。 石川県は「いなか暮らし、いくらかかるの?」と題した、地方暮らしでの出費の変化に焦点を当てたセミナーをオンラインで7回債。石川県能登町にフォーカスして、先輩移住者ゲストから話を聞いた。都心在住亊の住まいと、現在の古民家の間取りや家賃の日買う、医療費や教育費、光熱費についてリアルな声を聞くことができた。質問も多く出て盛り上がり、移住に関わる費用、移住後の生活費や暮らしのイメージを掴めたと思う。18名が参加。 千葉県旭市は「海辺のまちの “ちょいなか暮らし” 移住セミナー  地域おこし協力隊が語る! 旭市の暮らし」を開催。天気がよければ目前に美しい夕景が広がる刑部岬展望台から配信。前半は、旭市の基本情報と、子どもから大人までが生涯活躍できるまちづくり「みらいあさひ」の構想、市街中心地にオープンしたイオンタウン旭「おひさまテラス」の活用状況を紹介。後半は、旭市のPRや移住サポートを行う地域おこし協力隊がゲストとして登場。移住後の暮らしぶりや協力隊の仕事にまつわるエピソードを、軽快なトークで語った。参加者からは、チャットで積極的に質問が寄せられた。旭市のキャラクター“あさぴー”も登場し、終始和やかな雰囲気のオンラインイベントとなった。20~60代の7名が参加した。 19日、神奈川県は「山北町の暮らし~陽だまりで生きる~」をオンラインで開催。事前申し込み不要でウェビナーURLを公開し、ハードル低く間口を広げた配信スタイル。今回で三度目の単独セミナーであったが、先輩移住者の動画のクオリティも上がり、初めてライブ中継にチャレンジするなど視聴者をあきさせない工夫と努力がなされていた。担当者も初めこそ緊張していたが、イキイキと楽しそうに町を紹介しQ&Aへの対応も誠意が感じられ、視聴者の途中離脱もなく最後まで良い雰囲気だった。ただし、15組の参加があったが、アンケート回答は1件のみ。やはり申込み不要で気軽に参加できる分、コミット感は弱い結果となった。チャットでは、ライブ中継は高評価であったし空き家ツアーに行きたい等の反応もあり手応えはあったので、このようなウェビナーで町を紹介しつつ、双方向に交流をしたり、実際に現地に足を運んでもらえる企画をし、目的に合ったコンテンツづくりを丁寧に継続していくしかないと考える。 埼玉県は「埼玉ではじめる農ある暮らし~就農支援&農的暮らし体験編~」をオンラインで実施。まず農林公社の職員による就農支援や事例紹介があった。その後、ときがわ町に移住して有機農家として野菜を生産しながら「無理のない自給自足の生活に触れる宿」をコンセプトに農家民宿を営む方がトーク。「参加者の皆さんに役立つことを提供したい」というゲストの思いが詰まった話を受けて、交流タイムでは18名の参加者の多くが画面をオンにして積極的にゲストに質問したり、中には「いますぐにでも現地に行ってみたい」という方もいた。埼玉近郊に限らず、九州や関西からも参加があった。 岩手県雫石町は「岩手山麓発、新米パパとベテランママの子育てストーリー」を会場とオンラインのミックスで開催。雫石町での子育てをイメージしてもらうことが目的。子育て世帯を中心に7組11名が参加した。子育て歴20年ママと昨年赤ちゃんが生まれた新米パパのゲストが、雫石町での子育てを紹介。子育てと同時に親の働き方も紹介することで、暮らし全体を紹介することができた。 福井県は「福井へようこそ!シニア移住のすゝめ」をミックス開催。今年度前半の相談者に50代・60代の相談者が多かったことを受けて、シニア世代ならではの就職先や移住の進め方を紹介した。シニア世代層の方々の「移住先に歓迎されないのではないか」という不安を払拭する意味も兼ねての開催とした。セミナー後の個別相談では、1名の方との対面相談を行った。40代~70代の12名が参加した。 北海道函館市は「はこだて暮らし×住まい~それぞれ さまざま はこだての家~」をオンラインで開催。冬が厳しいため北海道では数が少ない古民家がテーマ。蔵を改装したゲストのギャラリーから配信し、旧市街の空き家をリノベーションした方や空き家を取り扱う不動産会社の方が登壇。物件を購入する際の価格、改装の様子、古い町並みの残る観光地でのリアルな暮らしについて聞いた。19名が参加した。 熊本県熊本市と北海道札幌市は「熊本×札幌UIJターン合同就職面談会 in東京」を東京交通会館12階で合同開催。札幌からは33社、熊本からは35の企業・団体が参加。はじめにステージイベントで、各市、数社の担当者(いずれも東京在住経験者)がそれぞれの紹介や、クロストークを行った。途中、くまモンが登場したり、札幌、熊本それぞれ航空券が当たるスタンプラリーもあった。熊本市が55名、札幌市が41名の面談を行ったが、多くの企業が参加したので、もう少し来場者が欲しかった。告知方法が次回の課題だ。

セミナー報告 2023年3月7日~12日開催 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年3月7日~12日開催

3月7日~12日まで、地方移住セミナーを18回開催した。 7日は愛知県が「オンライン移住トーク 愛知移住のホンネ~山里&離島編~」として、オンラインで先輩移住者3組によるトークセッションを行った。移住後の暮らしの長所と短所を本音で分かりやすく紹介した。セミナー中にも質問が積極的に寄せられ、ゲストもひとつひとつ丁寧に回答、ゲストと参加者の距離感が近いセミナーになった。アンケートでは「海より山派だったが佐久島もいいなと思えた」「佐久島には何もないと思っていたが、畑仕事とアサリ狩りと自然が豊かなところだなと興味を持てた」「離島暮らしを楽しんでいる女性が素敵だなと思った」と離島からの女性ゲストの評価が総じて高く、離島の認知度アップができた。10名の参加者は20代から40代が中心、かつ女性が8割近くであった。 9日、北海道胆振(いぶり)地域は「北海道“いぶり暮らし”オンラインセミナー~Part 2~」を先週に続きオンライン開催。4市町による中継を中心としたオンラインツアー形式で行った。3組中2名が前回も参加した方。参加人数が少なかったため、人気の自治体と苦戦する自治体の差が出てしまったことが課題。各地域にある注目のスポットからの中継をメインとした内容自体は良かったため、次年度以降、周知方法なども含めて改善していきたい。 徳島県は「徳島県 県職員・警察官採用説明会」を会場で開催。対象年齢は不問だが4名の参加者は全員大学生だった。参加者からは試験の勉強時間や勉強法などの質問が飛び交い、職員からは実体験や励ましの言葉がかけられ賑やかな様子だった。気さくな県民性と実用的な内容から参加者の満足度が高い内容だった。 10日は、東京都東村山市が「東京の郊外、東村山市でのみちたりる暮らし―たのしむらやま生活-」を会場とオンラインのミックス開催。2月に開催予定だったが大雪警報を受け順延になったセミナー。ハイブリットでの開催予定だったが会場参加の申し込みが無かった為オンラインでの開催となった。オンラインは7名の参加。 群馬県甘楽町は「現役プロレスラー&地域おこし協力隊員が語る田舎暮らしの魅力」をオンラインで開催した。神奈川県出身のプロレスラー兼地域おこし協力隊のFUMA(ふうま)氏が、田舎暮らし実践体験を、甘楽町の古民家宿泊施設にて生中継した。異色の経歴と、甘楽町で農業、林業、養蜂と多岐に渡る活動内容が関心を惹き、40~50代の参加が目立った。移住者を町として受け入れてくれるのかという質問にも、地域の受け皿があることや、先輩移住者とのつながりがあることを和やかに伝えた。プロレスラーFUMAの入場曲から始まる登場には、チャットで沢山コメントがあり、活気あるセミナーとなった。 11日は長野県 の岡谷市、飯田市、小諸市、伊那市、中野市、箕輪町、池田町が「長野が気になる女性のための座談会 楽園信州移住セミナー」を会場で開催した。女性限定で、参加者13名のうち、約75%が30代だった。セミナー形式は市町村プレゼン(こちらも全員女性)だけにし、ほかには座談会2クールと個別相談を実施、参加者が話せる時間をできるだけ多く設けた。女性同士かなり打ち解けて話が盛り上がり、自治体や参加者同士で連絡先を交換する様子が見られ、手ごたえが感じられたセミナーだった。 北海道上士幌町は「上士幌移住スタートアップセミナー~後悔しない北海道移住~」をミックス開催した。先輩ゲストは、定年を機に移住し、その後、町議会議員・高校の熱気球部顧問・豆腐屋の開業など積極的に取り組む男性が登壇。いわゆるシニア世代と呼ばれる移住者だが、様々なことに挑戦する姿は参加者にとって大きな刺激になったのではと思う。「移住を決めるのは自分自身」ということを強く伝え、参加者の背中を押した。これまで数多くの移住者・移住希望者を受け入れてきた上士幌だからこそできる中身の濃いセミナーとなった。11名が参加した。 山梨県は「やまなし移住&二拠点居住はじめ方セミナー」をオンラインで開催。9名の参加者は、関東圏在住が多い中、南アルプス市からも1組参加、大多数が夫婦や家族で、半数以上がテレワーク出来る状況であった。今回は移住をはじめる基本となる、“移住をするまで”にフォーカスしたセミナーとした。ゲスト2名の自己紹介の内容が充実しており、自然の豊かさや人・まちとの共存、移住の準備やプロセス、現在の状況を聞いた。トークセッションも、参加者からの質問に対応し盛り上がり、アンケートも移住者の生の声や体験談が聞け、生活が垣間見られて良かったと好評であった。 広島県は「地域に根差したお店を引き継ぐ「継業という選択肢」~尾道の老舗サイダー屋さんの継業~」を会場で開催。瀬戸内の島でサイダー屋を継業したゲストを迎え,継業のきっかけや経営の立て直し,今後の事業展開について聞いた。22名が参加し、セミナー後の継業についての個別相談の参加者も数名おり,本気度の高い様子がうかがえた。 青森県は「青森県の指導主事と現職教員との座談会」をリアル開催した。首都圏勤務の現役教員の方を対象に、県内教育現場での経験が豊富な指導主事を囲んでの座談会。県内の学校・特別支援学校の様子、参加者が移住を考えたきっかけ、それぞれの体験談や思いなどざっくばらんな意見交換を行い、とても和やかな雰囲気だった。9名の参加者の満足度も高く、今後も継続的な開催を予定している。 茨城県は「いばらき暮らしセミナー 出会って、知って、見つかる茨城 〜東京から近いだけじゃない〇〇〜」と題して、日常の生活をテーマにし各市町(大洗町、土浦市、牛久市、取手市、龍ケ崎市)がPRを行った。今後の商業施設の開発や支援制度について話しもあり、その後、交流会と個別相談会開催。14名が来場した。 群馬県は「群馬県立病院オンライン説明会」と題し、職員採用を目的とした説明会を開催。4つのセンター(心臓血管センター、がんセンター、精神医療センター、小児医療センター)の看護部長と職員が業務内容などを説明。テーマは、①福利厚生②病院の特徴③看護の魅力)3つ。さらに県立病院共通の新人教育の特徴と一年間のポートフォリオについての若手看護師のインタビューがあり、教育・研修システムの案内もあった。午前、午後合わせて77名が参加した。参加者は看護学生、既卒者で、男女比は女性80%男性20%であった。 12日は、静岡県と群馬県が初めて合同で「静岡県×群馬県 テレワーク移住の魅力発見セミナー」をミックス開催。両県のテレワーク施設の紹介や、両県からテレワーク移住者をゲストにトークを行い、20代~40代を中心に会場とオンラインあわせて約50組の参加があった。会場参加者との交流会では、ゲストや行政担当者も交えて時間ぎりぎりまで話が盛り上がっていた。 福岡県北九州市と岡山県岡山市は「HAPPY移住♡岡山市・北九州市ぐらし」をミックスで開催した。北九州市のゲストは、お試し居住施設を利用した際に移住を決意したという東京出身の男性。岡山市は震災をきっかけに親子で移住した東京出身の方。会場にゲストを迎えて、移住までのいきさつや今の暮らしの様子を、本音で話してもらった。嫌いなところ、悪いところの話を始めても、結局好きなところという話題に変わり、雰囲気も明るく会場も盛り上がった。参加者は会場13名、オンライン10名、合計23名。参加者も地方都市の暮らしをリアルに感じられたようだ。 神奈川県松田町は「松田町出張移住相談会 “花咲く街” 神奈川県松田町への移住」として、出張移住相談会を開催。30分の個別相談の枠を5つ用意したが、申込は1件のみで寂しい結果となった。知名度の低い町のセミナーは、地道に相談会を繰り返し、セミナー開催を継続することが大切なのだろう。今回の参加者は、農ある暮らしに興味があり、手ごろな住居を購入希望の本気度が高い方だった。町案内も希望されたので、今後の動きに期待が持てる内容だった。 和歌山県は「和歌山市・田辺市 合同移住相談会」を会場で開催した。田辺市や和歌山県、地域おこし協力隊も巻き込んだ個別相談会となり、6組が来場した。お目当ての自治体のほか、はしごして複数相談をする方も見受けられた。 高知県は「高知県の未来を担う!オンライン地方公務員セミナー」をオンラインで開催。前半は高知県庁と高知県警察の採用担当者によるセミナー、現役の高知県職員と、高知県UIターンコンシェルジュによるトークセッションを開催し、27名が聞き入った。後半は1対1で採用担当者と直接話せる個別相談会を開催し、19名が参加した。 山口県は「やまぐちYY!ターンカレッジ 「山口とつながる part.3」~地域に眠る、空き家活用のススメ~」を東京交通会館3階で開催した。空き家をリノベーションしてビジネスを展開している2名より、きっかけ、経緯などを紹介。またアドバイザーが空き家購入を含めた、山口県への移住の心構えや準備のコツを紹介した。参加者からは「自分の思いに具体的な数字を入れて計画をつくり実践する」という説明が現実的に強く感じたという声があった。個別相談では延べ20名が具体的な話を進めていた。35名が来場し、新規参加者の割合は40%、年齢構成は24歳~70歳と幅広かった。  

セミナー報告 2023年2月28日~3月5日開催 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年2月28日~3月5日開催

広島県セミナーの様子(5日開催) 2月28日~3月5日は、地方移住セミナーを25回開催した。 2月28日は愛媛県が「移住相談の歩き方 愛媛」をオンラインで開催。相談員が対談形式で、「移住相談窓口の活用方法」について、ざっくばらんに“ぶっちゃけトーク”をおこなった。参加者に、相談しても良いか迷っているような内容をチャットで質問していただき、それに答えていった。今回のセミナーから、1週間後の個別相談会の参加につながった方もいてよかった。14名が参加した。 北海道日高地区は「北海道“ひだか”オンライン移住カフェ~冬の暮らし編~」をオンラインで開催。今年度3回目の開催で、45名が参加、過去一番の参加人数であった。知人からセミナーのことを紹介されて参加した方も3割ほどいるなど、日高のファン作りが進んできているようだ。 広島県は「The Rewards of Living Sustainably in Rural Japan」と題して、外国人のサステナブルな地方暮らしをテーマにしたオンラインセミナーを開催。広島に移住した外国人3名が、日本に移住した経緯や自然・空き家でのサステナブルな生活について紹介。日本での子育てや日本語の必要性などについてクロストークを行った。114名が参加し、国外からの参加も数名あった。 3月1日は、北海道胆振(いぶり)地域が「北海道“いぶり暮らし”オンラインセミナー~Part 1~」を開催。2週連続開催の1回目だ。エリア紹介のあと、市町のブレイクアウトルームへ分かれて実施。教育や体験談などをテーマとした40分間のフリータイム、参加者には興味のある自治体のルームに入室するという新しい試みに挑戦。トークセッション形式や動画やスライドを使っての紹介など市町ごとに工夫をしながらの実施となった。参加者は10名で、周知期間が短く集客は苦戦。次回以降の課題もあった。 東京都多摩島しょ地域は「たましまセミナー ~ たましまでワーケーションしよう!~」を題したオンラインセミナーを開催。式根島・青ヶ島・あきる野市より、ワーケーション受け入れの取り組みをしている方々をゲストにそれぞれのPR(不便さも含めて)し、その後トークセッションを行った。11名が参加した。 2日は佐賀県が「さが暮らしセミナーVol.15 俳優 伊万里有さん&ヨッピーが佐賀県について語るオンライン飲み会」をオンラインで開催。佐賀県を愛するライター「ヨッピー」さんと、県出身で佐賀にちなんだ芸名にするほど佐賀愛が強い俳優「伊万里 有」さんが、とにかく佐賀県のいいところを語る事とテーマにしたオンライン飲み会。今すぐ佐賀に移住すべき理由を、「グルメ」「住環境」「お出かけスポット」の視点で、伊万里 有さんの体験談を交えながら紹介する内容だった。二人の熱いトークに対し、参加者からは「(佐賀県に)親近感が湧いた」「行ってみたい」とのコメントが寄せられていた。89名が参加した。 兵庫県洲本市は「移住者が“本音”で語る移住セミナー 不動産編」をオンラインで開催。2回シリーズの1回目で、今回の内容は「島内の不動産事情」。長めにとっていた時間いっぱいまで多数質問が出るなど、内容の濃いセミナーとなった。17名が参加した。 3日には、長崎県と大分県が合同で「釣りトーーーク!!釣り好きによる釣り好きのための釣りいじゅ~!」と題したコラボセミナーをオンラインで開催。両県で情報交換した際に、相談者に「釣りが好き、移住後は釣りに挑戦したい」という共通ワードが多いことが判明。『釣り好き』にとって魅力ある県だと気づき、今回のセミナーが実現した。長崎県からは、諫早市、大村市、平戸市、壱岐市、南島原市の5市、大分県からは、臼杵市、佐伯市、津久見市、豊後大野市の4市、計9市が参加。相談員は釣りの素人である為、釣り好きの自治体職員(平戸市からは副議長が参加)、釣りキッカケで移住した先輩移住者を招き、釣りを通して各市の魅力を伝えた。次回も視聴者が参加しやすいクイズ大会など、内容を新たに開催したい。30名が参加した。 長野県東御市は「グルメ×じぶんらしい暮らし オンライン女子会 東御市移住セミナー」をオンラインで実施。日ごろから女性からの移住相談が多いという東御市によるセミナー。じぶんらしい暮らしを実現できるほどよい田舎として、市の魅力を紹介したのち、東御市に移住した3人の女性(30代外資系企業から地域おこし協力隊に転身移住2年目、40代移住5年目、50代夫と子どもは都内在住の二地域居住1年目)の体験談を聞いた。地に足のついた生活やとれたての野菜、新鮮な水で淹れるコーヒー、地元のワイナリーのワインやチーズ専門店、自慢のそば屋などグルメな話題で盛り上がった。20名の参加者は、40~50代の女性が多く、子育てが終わったあとの自分らしい人生を考えている方には響く内容だったようだ。 三重県は「みえの企業 to 大交流会」を県内企業に参加していただき、学生向けにオンラインでセミナーを行った。参加企業が1分間PRプレゼンテーションで企業情報などを紹介した後、個別相談を実施した。企業にはブレイクアウトルームに入り、参加者は4回ターンで各企業の話を聞いた。当日キャンセルが相次ぎ、参加者は1名であったが、その方には興味のある複数の企業と話をしていただく事が出来た。 福島県南会津地域は「田舎で暮らそう。南会津移住相談会」を会場とオンラインのミックスで開催。当初、管内4町村すべて参加する予定だったが、檜枝岐村に参加申込が入らなかった為欠席となった。相談者は6名で、うち4名が新規、2名は継続相談者であった。既に二地域居住を始めている方もおり、空き家の利活用や起業といった具体的な相談が多かった。今回は参加しなかった檜枝岐村も今後移住に力を入れていく最中なので次回はぜひ参加して欲しい。 群馬県沼田市・みなかみ町は「移住して実感した!沼田市・みなかみ町のいいところ!!」をオンラインで実施。谷川岳・尾瀬をはじめとする美しい自然に恵まれた「利根沼田」は多くの人を惹きつけているが、実際の暮らしの上では積雪や交通などの不便さを感じることもある。実際に沼田市とみなかみ町へ移住したゲストから「いいところ!!」を深堀し、田舎暮らしならではの体験談を伝えた。参加者からは「観光で訪ねて雄大な自然や美味しい果物をよく覚えている。移住となると心配な事が多いが良いことも悪いことも移住者が教えてくれてよかった」と学びを得た様子。43名が参加した。 4日は、静岡県「焼津市・吉田町・牧之原市 移住×カッコイイ30代  ~働き方・暮らし方・もっと自分らしく~」を会場で開催。3市町で自分らしく暮らしている20代、30代の3名をゲストに迎え、移住後の生活や海沿い地域の魅力について話を聞いた。4名の方が参加し、特に30代参加者の質問が活発で、ゲストや市町と直接やりとりができて有意義の様子だった。 群馬県・栃木県は合同で「都心から1時間 栃木と群馬が出会う場所~RYOMO~」と題して、県境6市5町からなる両毛地域にスポットを当て、会場とオンラインのミックスで開催した。足利銀行と群馬銀行が、地方暮らしの「お金」「仕事」に関わるトークを提供した。また館林市・足利市・佐野市の移住者をゲストトークに迎え、東京から1時間という田舎過ぎない地方暮らしのきっかけ、両毛地域の自然を活かした事業展望などを聞いた。44名が参加し、漠然と地方暮らしを考える方から「具体的な移住ステップを検討いただく機会になった」との声が聞かれた。 島根県は「しまね移住の先輩が語る!地方暮らしのアレやコレ vol.5 ~仕事探しサポート編~」をミックスで開催。2名の先輩移住者をゲストに、移住のきっかけや支援、移住前後の暮らしの変化について話を聞いた。参加者からは「経験や不安に思っていたことや地域の様子が聞けて参考になった」「自分の移住に伴う仕事探しですべき行動が明確になった」「移住先での働き方、可能性について視野が拡がった」との声が聞かれた。20代~80代まで幅広い年代の15名が参加した。 長野県は「住まいのプロと考える!古民家セルフリノベセミナー」を会場で開催した。センター会員の長野県宅地建物取引業協会が県との共催で年に一度実施しているもので、対面での開催は2019年以来。前半は古民家探しやリノベーションに焦点を当てたセミナー、後半は不動産事業者に物件探しのコツや地域ごとの特徴を聞ける個別相談という構成。飯田市に移住し、地域おこし協力隊として空き家の発掘や販売のサポートをした方がのちに自分も空き家を購入し、セルフリノベーションした体験談が非常に分かりやすく、好評だった。最低限用意すると良い工具の紹介や着工までの段取り、そして想定以上に時間と労力とお金がかかること、モノづくりスキルと知識が上がることなどを説明。具体的に役立つ情報が多く、15名が参加し、メモを取る姿が多くみられた。 同日に長野県が「長野県庁の”ほぼ”すべて、お話しします~ 長野県職員採用試験セミナー&座談会」を隣の会場で実施。2023年度長野県職員採用試験の説明会で、県庁を目指す学生4人と社会人採用を目指す30代男性が参加。少人数のため、県庁職員がリアルな体験談や今の県庁職員の実像を紹介し、ざっくばらんな雰囲気の中で参加者からも多数の質問がでて活発な説明会となった。 愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア」と題して、オンラインでの個別相談会を実施した。過去のセミナーに参加した方の参加が目立った。移住時期については、1から3年後、もしくは仕事が決まったら移住したいという目途の方が多い傾向にあった。35名が参加した。 徳島県は「2028年移住の旅~徳島県小松島市~」をオンラインで開催した。関東圏を中心とした全国的な移住の傾向や、小松島市の住環境を紹介。「5年後を見据えた住みやすいまちづくり」をテーマに、単なるブームで終わらせない「未来の移住の考え方」を伝えた。6名が参加した。 5日は、石川県の能登町と穴水町が「石川県奥能登で協力隊やってみんけ?」と題して、地域おこし協力隊をテーマに、オンラインセミナーを開催した。協力隊として活動中の2名をゲストに、業務内容や地域の方とのコミュニケーションについて聞いた。また協力隊なってみた感想や、予想とのギャップについてもざっくばらんに話があり、地域を問わず参考になるセミナーだと感じられた。7名が参加した。 神奈川県小田原市は「小田原市移住セミナー 自分らしい働き方と暮らし方がはじまった話」を会場とオンラインのミックスで開催した。お試し移住を実施するゲストハウスオーナーと、2名の先輩移住者をゲストに、小田原暮らしの魅力を紹介。現在の働き方や、移住前からのライフスタイルの変化などについて話を聞いた。テーマに沿った、先輩移住者の起業の話は、小田原ならではのコミュニティの力を感じさせ、引き込まれる内容だった。20名が参加し、フリートークも盛り上がっていた。4つのワークスペースを体験できるチケットのプレゼントや、期間中の出張移住相談会やまち歩きイベントの案内等、セミナーだけで終わらず、次のアクションにつながるタッチポイントが準備されているのが素晴らしかった。 青森県の8市町(八戸市・三戸町・五戸町・田子町・南部町・階上町・新郷村・おいらせ町)は「八戸都市圏移住交流会 私らしく暮らす、生きる ~地方就職~」を会場で開催した。地方就職をテーマに先輩移住者3名を招き、就職活動の体験談、地元企業の採用事情等をトークした。参加者からは情報収集方法や、収支の変化への不安な気持ちなど率直な意見や質問が寄せられた。8市町村による個別相談も実施。16名が参加した。 沖縄県は「沖縄移住個別相談会」を会場で実施した。移住相談と就職相談の2つの相談窓口を設置。参加者のほとんどが両方の相談を受けており、真剣度の高さが伺えた。全10枠の相談枠はほぼ満席となった。近々に移住する予定でどのようなステップを踏めばよいか分からない方や、心機一転して新しい生活を営みたいという要望の方など6名が訪れたという。 青森県つがる市は「つがる市“関係人口つながるプロジェクト”活動報告&交流会」を会場で実施。今年度つがる市で実施した関係人口向けの現地ツアーとオンラインツアーの様子を紹介。受入先となった団体や農家とオンラインでつなぎ、振り返りや今後に向けたPRなどを行った。参加者からは「これからもつがる市と交流し続けたい」、「地元のために何かしたい」と前向きな意見が寄せられ、終始なごやかな雰囲気で進んだ。15名が来場した。 広島県は「移住者さん大集合!瀬戸内ひろしま移住の本音フェス」を交通会館3階で開催。県内7市町が参加した移住フェアで、先輩移住者も10名以上参加し,現地の生活について紹介したセミナーは,7~9割近くの席が常に埋まっていた。これまでのフェアと異なり,個別相談よりセミナーへの参加者が目立っていた。71名が来場した。

セミナー報告 2023年2月21日~26日開催 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年2月21日~26日開催

2月21日~26日は、23回の地方移住セミナーを開催した。 21日は、栃木県が「とちまる就活カフェvol.9 学生と企業・団体との交流会」をオンラインで開催した。宇都宮市役所、JA宇都宮、栃木県警、栃木県庁が参加。冒頭にとちぎ暮らしセミナーと公務員セミナーを行い、その後各団体の紹介と質疑などを行った。学生側の参加者は21名で全員顔出しで参加し、各団体への質問も多く寄せられ活況だった。 神奈川県は「先輩移住者に聞いてみよう♪移住のリアルとあのまちの子育て 中井町・愛川町」をオンラインで開催。11月の日曜昼に同内容で予定したが申込みがゼロで中止、今回の平日夜セミナーとして改めて開催に至った。開始前より参加者との会話のキャッチボールがあり雰囲気がよく、目指していた対話型のセミナーとなった。アンケートでの参加者の満足度も高く、中井町は、来月開催のイベント参加にもつながり、自治体側も手応えを感じられるものとなった。申込みは3組で参加率100%となった。2組は赤ちゃんを抱っこしながらの参加で、子育て世代にとって参加しやすい時間帯を考慮する必要はあるようだ。 山口県は「やまぐち夜カフェ オンライン交流&相談会」をオンラインで実施した。山口市、柳井市、周南市、周防大島町、阿武町の県内5市町の移住担当者と参加者が地域の暮らしや仕事について、クロストークで行う相談交流会。12組のうち9名が女性で、2組3名が新規参加。やや年齢層が高めだったが、具体的に視察に行く方、自治体担当者と顔なじみになっている方もあり、本気の熱量を感じた。18名が参加。 栃木県は「第6回栃木県オンライン移住セミナー 古民家あり!お試し移住あり!とちぎで叶う新しい暮らしのはじめ方」を、栃木県の住環境やお試し移住、古民家暮らしに興味のある方に向けてオンラインで開催。足利市と益子町に移住し、古民家を改修後にアトリエをオープンした移住者2名から、地域の暮らしや古民家に住むことの大変さ、メリットなどを聞いた。35名が参加、全6回のセミナーの中で過去最多の申し込みがあり、Q&Aにも質問が寄せられ、盛り上がりを見せた。 24日は「沖縄県久米島町  久米島町出張移住相談会&りっか沖縄就職相談」を会場で開催した。久米島の暮らし、離島留学、沖縄県全体の就職相談に対応するブースを構え、個別相談会を実施した。30~50代の8名が来場。複数ブースで相談をする参加者もおり、移住コーディネーターや相談員の話に熱心に耳を傾ける姿が見られた。 栃木県は「栃木県庁の先輩職員とお話してみませんか?~トークCafe2022vol.7~」を、オンラインで開催した。人事担当者から、県庁職員の仕事や勤務に関することなどの説明の後、栃木県相談窓口からは栃木の概要紹介、移住相談窓口の紹介などを行った。セミナー中盤の質疑応答コーナーでは7名の視聴者全員から積極的な質問があり、終始明るい雰囲気でセミナーが進行し、視聴者にとっても実りある時間となったと思われる。 同じ時間に栃木県日光市が「NIKKOで暮らす 移住×起業」をオンラインで開催。テーマは「移住×起業」とし、日光市に移住してゲストハウスを開業された方を迎え、先輩移住・起業者として経験談を話してもらったほか、日光市の魅力と支援制度を紹介。10名が参加た。 25日には、福島県が「ネットでは検索できない!?福島移住1年生が先輩移住者に聞く How Toリアル福島暮らし」をオンラインで開催した。福島に来てまだ1年経たない女性の疑問を、福島で暮らし始めて数年経つ先輩移住者が答える形式。今回は子供を持つ女性ゲストがそろい、車の必要性や災害の事、仕事の探し方、友人の作り方やコミュニティの探し方まで、ローカルな疑問を実体験から答えてもらった。移住希望者のみならず、県内在住者も参加した。 徳島県は「徳島市オンライン移住体験ツアー 徳島市のものづくり 伝統の技『木工のしごと』」をオンラインで開催した。徳島市は、日本の6大家具産地のひとつであり、津田海岸を臨む「木材団地」にある㈲椅子徳製作所には全国から職人を志す人が集まる。社長と東京から移住した職人へのインタビューや、徳島市の支援情報を紹介した。9名が参加した。 愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア えひめの島暮らし」をオンラインで実施。松山市と上島町それぞれの離島で暮らしている地域おこし協力隊の2人をゲストに迎え、移住に至る経緯や離島暮らしの現実、協力隊の仕事について聞いた。人口が少ない地域に行くと、市では気づかなかった自分の価値に気づくことができた、地域の文化に慣れるとのびのびと生活ができて生きやすさを感じているといった話が印象的だった。52名が参加した。 石川県能美市は「能ん美り のみ暮らしセミナー~自然いっぱい、ちょうどいい田舎で子育て~」を会場とオンラインのミックスで開催した。子育てと仕事にテーマを絞り、4名のゲストから話を聞いた。子育て環境についての話だけでなく、実際に仕事をされているところを中継でつないで話を聞くなど、工夫もされており、現地の様子も知ることができた。具体的な求人紹介や育児休暇についての言及もあった。会場ではワークショップも開催し、九谷焼の破片を使ったアクセサリー作りを楽しみながら、文化に触れることができた。会場とオンライン合わせて14名が参加した。 岡山県は「よくよく調べたら、岡山県。ほどよい田舎赤磐(あかいわ)で暮らすセミナー」をミックスで開催。赤磐市で「農業」「会社員」「フリーランス」というそれぞれ異なる働き方をしている3組をゲストに、体験談、移住の際のアドバイス、メリットとデメリットを本音でトーク。後半は、会場では赤磐市、岡山県担当が個別相談を対応した。オンラインの座談会では本気で就農をしたい方が多く、農業担当や移住者に積極的に質問をし盛り上がった。11名が参加した。 長野県駒ケ根市は「暮らしのかたわらにあるもの 会社員×〇○という生き方」をミックス開催。ターゲットを若い世代に絞り、「会社員+α」の生活をしている20代30代の男性がゲスト。山を中心に生活を楽しんでいる様子がうかがえた。7名の参加者の年齢層は20代から50代で想定よりも高く、1名を除きすべて男性。会場参加の4組は、山が好きという共通点があり、和気あいあいと個別相談まで全員残り盛り上がっていた。 香川県は「うどん県 ゼロから始める農業セミナー2023」をリアル会場で開催した。露地栽培農家(先輩移住者)と香川県農業経営課の職員の2人をゲストとし、移住・就農経験談や県内の農業事情および就農支援制度を紹介してもらった。セミナー後は希望者に対して個別相談を行った。20代~50代の9名が参加した。 北海道の興部町、雄武町、西興部村、滝上町は合同で「北海道オホーツク 西紋別移住フェア~西紋別ってどんなところ?~」を会場で開催した。4町村の担当者がそれぞれまちやエリアの魅力を、笑いを交えながらなごやかな雰囲気で語った。まちの保健師である先輩移住者はオンラインにて登壇。暮らしの良い部分も悪い部分も率直に語り、スローな毎日がいっそう魅力的に映った。参加者は8名。 愛媛県は「移住検討の“ファーストステップ” これでバッチリ!移住の準備で気を付けること」と題して、移住を考え始めた方に向けて、移住のステップについて紹介するオンラインセミナーを開催。「地域が決まっていない漠然とした段階で、相談してもよいのか」など質問も多く上がった。15分延長し、詳しく回答もできてよかった。55名が参加し、今回も前回に続き幅広い年齢層の方が視聴した。 佐賀県佐賀市は「『移住』・『転職』 佐賀を伝えるココだけの話」を交通会館3階とオンラインのミックスで開催。佐賀市へのUIJターンを促進する就職・転職セミナー。佐賀の産業・企業・労働市場の現状、先輩移住者が語る佐賀の魅力、市内の誘致企業(IT企業5社)の紹介など、セミナー参加者だけが知ることができる最新情報が盛りだくさんだった。行政の支援施策を紹介するコーナーでは、UJIターン転職経験者が東京窓口の移住コーディネーターと共に転職当時を振り返り、移住する際の様子を具体的にイメージできる内容だった。当日は、サテライト会場ともオンラインで繋ぎ、多くの方に「佐賀市の魅力」を知ってもらう機会となった。会場45名、オンライン30名が参加。 26日は「いいね!地方の暮らしフェア オンライン」を、センターでの受託事業として企画・運営全般を担当し、23県と合同で、1日を通じて各種セミナーと移住相談をオンライン上で展開した。スペシャルセミナーでは歌手の相川七瀬氏と嵩和雄氏(國學院大學)により、地方での活動を通じた人との関わりや学びの面白さが語られた。その後に続いたセミナーでは先輩移住者や県担当者などが48組が出演。移住先での暮らしを通じた魅力が、エピソードを交えながら紹介され、出展23県それぞれの良さが十人十色の出演者によって伝えられた。個別相談は全県で53件、WEBサイトのアクセスは約2,000であった。 和歌山県紀美野町は「里山で生活する、という選択 ~見渡せば山、見上げれば星、紀美野町~」をオンラインで開催。4名の先輩移住者(地域おこし協力隊、起業、転職)をゲストに、動画を交えつつ、移住のきっかけや、現在の活動についてお話いただいた。申込者限定で、未公開カットを加えたアーカイブ動画を後日案内予定だ。36名が参加した。 静岡県の静岡市・三島市・富士市は「移住者数TOP3 三島×富士×静岡 コラボ移住セミナー」と題して令和3年度における県外からの移住者数が多い上位3市がミックスでコラボセミナーを実施。人気の高い市が連携して情報発信することで、集客及び新規相談者の獲得を図り、各市の特徴や魅力を伝え、具体的な移住相談へとつなげることを目的とした。会場参加者は13組、オンラインは29組で、会場では子連れの家族も4組であった。中心層は30代から40代、参加者全体としては20代から70代までの幅広い年代層の64名が参加した。セミナー後の個別相談でも熱心に相談をされる参加者が多く、とても盛況であった 新潟県は「にいがた暮らしセミナーvol.8 地域に愛されるお店”のつくり方 ―新潟でできる「起業・開業」のヒント―」をオンラインで開催。県のオンラインセミナーの今年度最後の8 回目。小千谷市に U ターンしたバリスタの方と、 佐渡へ孫ターンをして民宿や一棟貸し宿を運営する方をゲストに、それぞれ開業の際の資金や心構えなどリアルな声を聞くことができた。チャットでの質問もかなり多く出て、賑やかだった。73名が参加し、申し込み数は過去最高であった。

セミナー報告 2023年2月16日~19日開催 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年2月16日~19日開催

2月16~19日は、18回の地方移住セミナーを行った。 16日は、福岡県が「選択希望サテライトオフィス指名会議」と題して、県内でサテライトオフィスを開設する6市町村(飯塚市、古賀市、小郡市、豊前市、大任町、東峰村)が、仕事環境のほか暮らしや自然環境などをPRし、参加者とのマッチングを図るセミナーを会場で開催。10名の参加者の半数は、地方移住に関心がある個人事業主だった。ドラフト会議を模した進行で、PRだけではなく、○×クイズやくじ引きで会場を盛り上げるなど準備が行き届いた、3時間の長さを感じさせない充実した内容だった。 北海道 檜山(ひやま)地域は「海道『檜山(ひやま)』で働く!地域おこし協力隊と本音対談!~令和4年度ひやま移住定住セミナー~」を会場とオンラインのミックスで開催。地域おこし協力隊制度の説明のあと、各町の生活情報や支援制度の紹介、募集状況、現役隊員の様子を紹介。現役隊員とOBによる対談もあり、苦労話なども含めリアリティある情報が届けられたのではと思う。応募前に調べておけばよかったことも伝え、今後移住や協力隊応募を考える方には参考になったのではと感じる。7名が参加した。 広島県は「瀬戸内発!まちと人を元気にするローカルワークのはじめ方 ~尾道でチャレンジしたい方募集中!~」をオンラインで開催した。尾道の瀬戸田で、飲食×宿泊の施設を開業するなど地域活性化に取り組む移住者2名、東京とフランスでフランス料理人として務め,尾道で旅館の料理長を務める移住者計3名で移住経緯や地域での活動についてクロストークを実施。3名とも,地域ならではの人とのつながりが地方での暮らしには重要だと語っていた。41名が視聴した。 17日、山口県は「『山口つながる案内所』関係人口プロジェクト報告交流会」をオンラインで開催した。県内各地で活動している団体や地域おこし協力隊員が企画し、実施後は地域内外の交流だけではなく世代間交流も生まれていることが報告された。地域とって、移住者を含め、様々な立場や経験・スキルのある人と交流する絶好の機会となる取り組みだと感じた。69名の参加があった。 愛媛県西予市は「ゲストトークイベント! ライフスタイルから考える、地方移住という選択」を会場で開催した。西予市に移住し、地域おこし協力隊として活躍している3名がゲスト。公営塾やカフェの運営、移住コーディネーターの仕事をしている。西予市での暮らしぶりや働き方について具体的に知ることができた。現在たくさんの協力隊を募集しているので、「お試し協力隊」でまず来てもらうことを勧めていた。参加者は2名。 香川県は「ほどよく都会とほどよい田舎の話が両方聞ける!かがわ県 よくばり移住イベントin東京 2023」を会場で開催。高松市、綾川町、三木町の3市町によるパネルディスカッションと、先輩移住者2名を囲んでのトークディスカッション。参加者は40~50代の男女3名。 東京都島しょ地域は「島での起業・事業継承 ~東京・大島町から~」をオンラインで開催。先輩移住者をゲストに迎え、大島町の魅力や移住までの流れ、移住後のリアルな体験、起業の流れを紹介した。また東京都商工会連合会から、起業や事業承継に関する支援や助成金の紹介があった。8名が参加した。 18日、岐阜県は「清流の国ぎふ暮らしセミナー 岐阜で起業・フリーランス~地方で『好き』を仕事にする~」をウェビナー形式で開催。岐阜へ移住した方などがテーマに沿ってクロストークを展開した。都市部から地方へ移住して起業する生きた情報をいつも以上に幅広く伝えることができた。15名が参加し、アンケートも好評価であった。 愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア in 東京」を会場で開催。県内6市町への移住や就職、起業の相談ができるイベント。23組43名が来場し、夫婦や子供連れの若い世代が目立った。具体的な質問が多く、真剣度の高さも印象的だった。 群馬県は「ぐんま暮らし交流会~R4年度4回目(全4回)~群馬県には地元の優良企業がたくさんあります。」をオンライン開催。県内企業4社が4分割のブレークアウトルームを設定し、就職希望者も4分割し回転させてマッチングした。冒頭でジョブカフェぐんまの担当者から、企業の担当者との面談に備え細かな指導があった。15名の参加者の内訳は学生8名、社会人7名であった。 山形県は「宮城×山形×福島 コラボ移住セミナー ~とことん楽しむ銀世界 冬の南東北はいかがですか?~」をオンラインで開催し冬の楽しみ方を紹介した。各県の移住相談員3人から雪の感覚の違いや、各地の積雪量、冬の服装、靴、よくある交通トラブル、冬におすすめのグルメなどをテーマに「冬トーク」を展開した。18名の参加者はクイズにも積極的に参加しており、チャットでも質問が飛び交うなど、盛り上がる様子が見られた。 徳島県は「徳島市のものづくり 伝統の技 『藍のしごと』」をオンラインで開催。徳島市の主要産業である藍染めがテーマ。「人類最古の染料」と呼ばれる藍の歴史、染めに限らず化粧品や食用など様々な形で身近なものとなっている藍の現在を紹介。ゲストの藍染工房ルアフ代表・林氏は「若い世代が参入できる環境をつくりたい」と語った。参加者は9名。 千葉県は「千葉県就農・移住セミナー&個別相談会~就農相談にワンストップで対応 長生農業独立支援センター~」を会場とオンラインのミックスで開催。長生地域(一宮町、長生村、白子町)の特色や農業の現状、長生農業独立支援センターのサポート体制や具体的な研修内容について説明した。ゲストスピーカーとして、都内から一宮町に移住し、独立就農を実現したネギ農家の男性が登壇。ファシリテーターとの対話形式で、農業を始めるまでの経緯や苦労、日々の暮らしを語った。セミナー後、3町村、長生農業独立支援センター、県内農業漠然相談の5つのテーマごとに相談デスクを設け、個別相談を展開。終了ギリギリまで真剣に相談する参加者の姿が印象的だった。20~60代の20名が参加した。 佐賀県は「仕事と暮らしまるごと相談会 ~あなたにピッタリの佐賀が見つかる!~」を交通会館12階で開催。UIJターンを考えている学生、社会人を対象に、地元の有名企業や佐賀県に進出した企業など全29社が参加。7市町とともに県内の「仕事」と「暮らし」を同時に相談できるこれまでにない貴重な機会となった。76名が来場した。 19日、富山県は「第10回富山移住セミナー『ソロ地方移住』」をオンラインで開催。昨年8月に同テーマで開催し、好評だったため第2弾を実施した。ゲストの移住のきっかけ、移住後の良かったこと、困ったことを多岐にわたって紹介。全15市町村のうち8市町が参加。参加市町の紹介も、テーマに即沿って「ソロ移住者」向けの支援などを紹介し好評だった。28名が参加した。 熊本県は「くまもとに住む、くまもとで働く。」をリアル開催。熊本県菊陽町に世界的企業の半導体工場ができるので、注目のある地域だが、その菊陽町と隣接した2町が参加。内容は個別相談、自治体紹介とパネルディスカッション。仕事を決めるにあたり、近接した3町の聞き比べができたのはよかった。スライドも町の写真が多くイメージがしやすかった。時流に乗ったテーマで28名が参加し、熊本県初の満員となった。参加者が多かったため個別相談は15分制とした。SNS、センターからの集客が多かった。 長崎県は「長崎県で働こう!U・Iターン転職個別相談会in有楽町」と題して、事前予約制の転職個別相談会をリアル開催。事前に履歴書・職務経歴書を提出頂いているため、レジュメを見ながら相談対応した。20代後半から50代7名の参加者で、Uターンは4名、その他Iターンの方。参加者は「参加することを迷っていたが、相談したことで方向性が見えてきた。参加して良かった」「いろいろな情報をもらえて良かった」と笑顔で帰られていた。 福井県は「雪国×地方移住~雪国暮らしのリアルin福井~」を会場とオンラインのミックス開催。県内の中でも雪の多い勝山市に大阪から移住した子育て中のゲストを迎え、雪とともに暮らす移住者の声を聞いてもらった。また、、現地の積雪状況のライブ配信を行い雪国暮らしのリアルを知ってもらった。ライブ配信では現地勝山市の今の雪の状況や、生活の状況を見ることができて参考になったのではないかと思う。セミナー後の個別相談(事前申込)では、2名の方との対面・オンライン相談も行った。11名の参加者の年代は30代~70代までと幅広かった。

セミナー報告 2023年2月7日~12日開催

2月7日~12日は、地方移住セミナーを13回開催した。 7日には、群馬県の前橋市、伊勢崎市、玉村町が「【LIVE♪】ぐんまのまんなかを知っ得!~実は、ウクレレが盛ん!?~」をオンラインで開催した。群馬の“まんなか”の3市町にスポットを当て、関東平野部の暮らしぶりを先輩移住者が伝えた。エリア内にウクレレ生産の全国シェア8割の楽器メーカーがあり、地域内では子どもから大人までウクレレに親しみがあり、音楽を通じた地域とのつながりがあることを知ることができた。「オール群馬サポートチーム」として市町村境界を越えて移住サポートをする前橋市の担当者からは、移住するには「想い」が重要であると話があった。50名が視聴した 8日は、東京多摩島しょ地域が「地域おこし協力隊が語る島の魅力セミナー」をオンライン開催。八丈島、三宅島、利島から現役協力隊が、ミッションや趣味をとおして島の魅力を紹介。移住前に知っておきたかった事などのエピソードを披露し、島暮らしのリアルが聞けた。9名が参加した。 新潟県上越市は「上越市ふるさと暮らしセミナー 趣味から探した私の移住地 『大自然を楽しもう!』」をオンラインで実施した。趣味のスノーボードをするためにIターン移住した2組3名がゲスト。自身の経験から地域との繋がり方をメインに話を聞いた。6名の参加者からも積極的な質問があり「期待以上に楽しめた」とのコメントがあった。 群馬県と愛媛県は「移住相談員おしゃべりセミナー 地域選びのポイント解説!愛媛×群馬」をオンラインでコラボ開催した。全国各地の移住情報があるふるさと回帰支援センターならではのトークセミナー。全国1700以上の自治体から地域を選ぶポイント、移住を漠然と考え始めた方へ向けた解説を、愛媛と群馬の地理・文化、移住者の活動や魅力から伝えた。46名の参加者は20代が半数で、「移住を考え始めて間もない私にとって、とても良い内容でした」「地方に就職して暮らしたいというぼんやりとしたイメージなので、今月中にセンターへ足を運びたい」など、地方暮らしをしたい方々への後押しとなったようだ。 9日、徳島県が「起業チャレンジ!地方に関わるプロジェクト」と題して、信用保証協会との創業支援セミナーを会場とオンラインのミックスで開催。東京会場では年一回開催している。徳島県内で仕事をつくったゲストを招いて講演、意見交換を行い、開催終了後には参加者とゲストで各自情報交換を行うなど活気のある回となった。会場7名、オンライン15名の参加があった。 北海道は「北海道のおしごと事情~北海道の暮らしと仕事セミナー~【農林漁業篇】」をオンライン開催。北海道の農林漁業それぞれの特徴と、1日の働き方、平均年収等を詳しく紹介。首都圏の参加者の他、道内の参加者も3分の1ほどいた。冬の間はどうしているのか等の質問があった。16名が参加した。 埼玉県は「働きながら地域に関わる、小さな仕事のつくりかた」をオンラインで実施した。「移住先で地域の人たちと関わりながら、等身大の自分のまま今やれることを仕事にしていこう」という起業をテーマに開催。 杉戸町を中心に、「月3万円ビジネス」という小さな創業プログラムを県内外に展開している代表者などをゲストに迎えて、プログラムの紹介とそれぞれの移住・起業体験談をフリートークで行なった。「仕事のメガネを掛けかえる」、「自分の旗を立てる」、「急がない」といった、起業にあたっての大切なメッセージが数多くあり 、参加者に響く内容となった。また、女性の参加者が多いことを想定していたが、40名の参加者の内3割以上は男性で、複業への関心度の高さも感じられた。 10日は、長野県が「楽園信州移住セミナー 地域とお酒のいい関係」をオンラインで開催。県産の日本酒、ワイン、クラフトビールを切り口に、醸造などに実際にかかわる人が、長野県のお酒がおいしい理由、こだわり、産地ならではの地域の暮らしや交流について紹介。7市町村は自慢の地酒やワイン、ビール、さらにはクラフトジン、ウィスキーについてPR。嗜好品であるお酒を歴史的に、科学的に深く掘り下げる内容は知的欲求を満たすもので40~50代の参加が多かった。「これまで知らなかった高山村に本格的なワインがあり、びっくりした」という感想があり、現地訪問のきっかけになりそうである。32名が参加した。 福島県は「気軽な福島アウトドアLIFEのススメ」をオンラインで行った。全国有数のアウトドアスポットを数多く持つ福島が、アウトドアを楽しむ人にスポットを当てた企画。季節を問わない楽しみ方と穴場スポットを知り尽くすゲストが出演して魅力を語った。県内在住者からの参加も多く、移住した人にも、住んでいる人にも暮らしを楽しんでもらう発信となった。22名が参加した。 12日、大分県は「市町の担当者に直接聞く!移住個別相談会」をオンラインで開催した。本年度8回目のおおいた暮らし塾で、6組7名が参加した。中津市、佐伯市、竹田市、宇佐市、国東市、豊後大野市、日出町、就職、事業承継、移住全般で相談件数13件。移住全般では3件の相談をうけたが、大分での暮らしを経験している、繰り返し大分を訪れている、という方もおり、おおいた好きの方が多い印象だった。 山形県寒河江市は「寒河江(さがえ)ぐらしのはじめかたvol.2  ~雪のある暮らし編~」をオンラインで実施した。関西生まれの先輩移住者と、初めて雪国での生活を経験した地域おこし協力隊員をゲストに迎え、雪国での苦労や楽しさを、クイズを交えながらリアルに伝えた。また、市職員が駐車場雪かきタイムトライアルを中継し、雪かき終了後には参加者より拍手喝采を浴びた。参加者と一体感が感じられるセミナーで14名の参加があった。 長野県諏訪市・茅野市・原村は、合同で「信州 諏訪湖・八ヶ岳 わーくわく交流会 『ソロ移住、はじめの一歩』」と題して、ソロ移住(単身移住)をテーマに会場でリアル開催した。2人の女性ゲストが体験を語った。19名の参加者は1組の親子以外は全員単身。50代女性が多く、男女比は3:7だった。当初の予定は20代、30代がターゲットだったが、実際の参加者は年齢層が高く本気度が高かった。70%が個別相談まで残り、時間が足りないほど相談が盛り上がっていた。 三重県伊勢志摩地域は「ええとこやんか三重移住セミナー 伊勢志摩移住サミット」を会場でリアル開催した。伊勢志摩エリアの8市町が参加し、伊勢志摩エリア全体を知ってもらうためのセミナー。仕事・住まい・子育てなどをテーマに参加自治体にざっくばらんに話し、同時並行で個別相談も行った。自治体も広報やメールでの呼びかけを行い、多くの方に来ていただく事が出来た。事前予約者の欠席もあったが、その分当日飛込での参加もあり、たいへん賑やかなセミナーとなった。20代から60代までの32名が集まった。 10日に予定されていた、東京都東村山市のセミナーは、多摩地域大雪警報発令のため延期となった。

セミナー報告 2023年1月31日~2月5日開催

2023年1月31日~2月5日は、地方移住セミナーを20回開催した。 1月31日は、山口県が「やまぐち夜カフェ③ オンライン交流&相談会」をオンラインで開催した。移住検討ライト層を獲得することを目的として、県内6市の移住担当者が対応するフリーテーマの相談会とした。参加者からは、「移住で気になっていることはみんな同じだなと安心した」、「フレンドリーな雰囲気が分かって相談しやすくなった」という感想があり、今後に繋がっていくきっかけができたのではないかと感じている。参加者は23名で、男女比は半々、年齢構成は20~60代、平均46歳であった。 2月1日と4日、高知県は「第1回 高知県UIターンコンシェルジュが送る『高知家移住ラジオ』」をオンラインで実施。参加者から事前に募った“当日取り上げてほしい内容”をメインにトークを繰り広げたほか、チャットでの質問もリアルタイムで受け付け、多数のコメントが寄せられ盛り上がった。それぞれ、28名、12名が参加した。 2日には、北海道が「北海道のおしごと事情~北海道の暮らしと仕事セミナー~【就業・起業編】」をオンライン開催。北海道庁の移住と雇用の担当者による移住初心者のためのセミナーで、就職の支援制度や補助金制度、事業承継の事例紹介の評判が良かった。東京出身の道職員から、移住者目線での北海道暮らしが語られたのも印象的であった。参加者は20代から50代の24名。 3日、福島県が「第2回 副業・兼業で広げる『ふくしまの輪』」をオンラインで開催。福島県は「パラレルキャリア人材共生促進事業」を通して、専門スキルを持つ人材と事業課題を持つ県内の企業・団体をマッチングして課題解決を行う取り組みを進めている。今回は専門スキルを活かして福島県に貢献したいと考えている方を対象に実施。実際に県内企業の課題解決に関わるゲスト3名が、地域性や関りを持つことになった経緯、どのように課題解決を進めたかを具体的に説明し、参加者からは質問も多くあがった。30名が参加した。 岐阜県各務原市は「かかみがはらで休日ナニする?トークセッション&移住相談」を会場とオンラインで開催。会場、オンライン参加者双方が対話できる交流会とした。事前に顔出しをお願いし実施。オンライン側が想定よりカメラオフが多かったものの、積極的に話をしてくれる参加者もあり、ゲストと市役所職員のトークはテンポが良く、活気ある各務原市の魅力が伝わった。合計11名が参加した。 4日は、愛知県東三河地区が「愛知県東三河で理想の暮らしを叶えよう vol.3 仕事を見つける」をミックス開催した。豊橋市を中心に東三河の企業情報や求人情報を取り扱う「株式会社タスキ」、スタートアップ支援を行う「Startup Garage 」からゲストを招き、東三河の産業構造、健康経営の優良企業の求人情報等、具体的かつ詳細な情報を聞いた。また移住者目線での暮らしの長短や、子育てママ目線での起業支援、実例も紹介され、誰もが起業できる環境やサポートがあることがよくわかった。参加者の満足度は高く、「事例が具体的に示されていたのでイメージが出来た。また、得たい情報の発信場所を教えて頂き、もっと調べてみようという気になった」「移住したい」「関わりを持ちたい」「訪問してみたい」という声も。テーマが仕事ということで、12名の参加者は20~50代の現役世代が占めた。 山口県は「やまぐちYY!ターンカレッジ 山口ではたらく part.2 ~アトツギ大募集! 創業&事業承継のススメ~」を会場で開催した。山口市で製菓店を事業承継した方をゲストに迎え、経緯や事業展開について紹介いただいた。事前予約者が全員参加し、セミナー後の3市との個別相談会でも相談予約枠が満員御礼となったため、山口県ブースで延長相談を行うなど、起業・事業承継や移住への関心の高さを感じた。26名の申込者には開催日前々日に個別リマインドメールを送り、参加への喚起を行ったことが、初の参加率100%に奏功したと考えている。 北海道渡島地域は「南北海道どうでしょう! 冬の暮らしとちょっと暮らし」をオンラインで開催した。渡島総合振興局主催による今年度2回目のセミナーで、冬の暮らしをテーマに雪国の生活事情をトーク形式で展開したほか、体験移住「ちょっと暮らし」のPRも行った。11名の参加者は女性が多く、アンケートも高評価。資料請求に繋がるケースもあった。 山口県岩国市は「市役所まるっと出張!いわくに暮らし相談会」を会場で開催した。「子育てサポート」「働き方」「移住全般」「農業」「英語教育・市政全般」の5テーマで、市役所担当職員との個別相談会として開催。移住検討者が熱心に情報交換を行っていた。事前予約者のほか、同日に開催した山口県セミナー「やまぐちYY!ターンカレッジ」参加者からも3組の参加があり岩国市への関心の高さを感じた。12名が参加した。 熊本県は「くまもとで元気になる。デトックス移住」を会場で開催した。今回は先輩移住者の話のあとに、座談会方式で30分を2回まわした。セミナーによく参加いただいている4自治体の参加だったため、準備や対応もよく、座談会が終わっても皆さん熱心に聞かれていた。「元気になる」というタイトルもよかったのかもしれない。9名が来場した。 鹿児島県と佐賀県は「鹿児島×佐賀 移住・交流セミナー ~離島を知る・好きになる編~」初のコラボ開催。両県は2023年の国体、「エールプロジェクト※」をきっかけに合同セミナーをオンラインで開催した。「離島を知る・好きになる」をテーマに鹿児島の喜界島と佐賀の小川島で地域おこし協力隊として活動する4名のゲストが和気あいあいと楽しいトークを繰り広げた。海を渡る離島への引越しや魚・野菜のお裾分け、台風や船欠航時の暮らしへの影響など地域ならではのトピックスが次々と飛び出し、島暮らしのリアルに触れる聞きごたえのある素晴らしいトークセッションであった。事前申込13組。当日は7組が参加した。 ※エールプロジェクトとは、2023年の「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」及び2024年の「SAGA2024国スポ・全障スポ」が2年連続での九州開催となることから、これを契機として、様々な分野で、佐賀県及び鹿児島県両県の一層の関係深化を図る目的で立ち上がったもの。 5日は、神奈川県が「MIURA 海に囲まれた暮らし~みうらの住環境~」をオンライン開催。先輩移住者と不動産事業者の2名のゲストスピーカーから、三浦の暮らしについて30分ずつたっぷり聞いた。光回線のネットワーク事情、バス・電車・タクシーの使用感や、暮らしの心地よさについて、また不動産事情も下水や都市ガスや家賃相場など細部にわたり説明があった。ただ、一方通行で情報提供をするスタイルのため、参加者の反応がみえなかったのが残念である。スピーカーにとっても視聴者のフィードバックがやる気につながるので、Q&A機能が使えることを冒頭に説明する等、リアクションを促すとよかったかもしれない。また、1時間半ひたすら視聴し続けるのは参加者にとっては疲労感もあり、今後移住を促していきたい若い層はなおさら離脱する可能性が高いと思われる。参加者は13名で、申込みに対して参加率は43%。日曜の午前中開催であり、天気も良く有楽町は人出が多かったので、オンラインセミナー参加のマインドも低下してしまったのかもしれない。 福島県、栃木県、群馬県、新潟県は「都心に近い”ちょい田舎”の暮らしを徹底比較!わが県PR合戦」を4県が合同でオンライン開催した。U・Iターンで各県に移住した4名の方をゲストに迎えた。各県のPR、4人の移住者の方のトークセッション、回帰センターの紹介、フリートークといった内容だった。福島県のゲストはサイボウズに勤めており、テレワーク移住をした方。移住して気づいた地域の良さや、食べ物自慢などで、全体的にほっこりできる内容で楽しめるセミナーだった。地方に転職した当初、収入が2/3程度になったが、副業をすることで、収入が増えかつ勤務時間は減ったという方もいた。こうした事例は、それだけで1つのセミナーを実施してもいいくらい貴重な話ではないかと思う。69名の事前登録に対し47名(オンライン)の出席だった。 静岡県静岡市と富士宮市は、「地方で飲食店・商店を開業するって、どうですか?~静岡市×富士宮市~」を会場で開催した。移住後に、飲食店、商店を開業した方をゲストに迎えて、静岡市はリアル、富士宮市はオンライン出演。移住後に開業を考えている11名の30代~70代の幅広い年齢層が参加した。 千葉県は「第2回千葉県移住相談会 16市町の個別相談イベント!」を題して合同相談会をリアル開催。開場と同時に参加者がなだれ込み、複数の相談デスクで熱心に相談する姿が目立った。県内加工品をプレゼントするスタンプラリーの実施も、多くの市町と相談するきっかけになったようだ。特に南房総方面エリアが盛況。幅広い年齢層の37組56名来場したが、半数以上が30~50代。小さな子供連れの家族も数組見られ、会場は終始にぎやかだった。参加自治体の多くから、全体的に本気度が高く、充実した相談会だったという感想をいただいた。 愛知県東三河地区は「愛知県東三河で理想の暮らしを叶えよう vol.4 農業をはじめる」をミックス開催した。農業が盛んな東三河で、農業を営む方と農家の人手不足を支援する会社の方の2名をゲストに招き、農業を始めるための進め方や問題点について紹介いただいた。「ゆたかわファーム」を経営するゲストは就農までの経緯、現在の活動内容、東三河の就農環境やメリットデメリットについて詳細に説明。もう一人のゲスト、アグリトリオの方は、農家の人手不足の問題をITで支援するサービスを提供している。空いた時間に農家の手伝い(農作業バイト)をするマッチングサービスを通じて、農家を支援すると同時に未経験者に興味関心を持ってもらい、農業振興や裾野拡大に努めている。農業未経験の参加者からも興味を持っていただき、セミナー終了後にはゲストに積極的に話を聞きにいくなど、参加者の真剣度が伝わってきた。11名が参加。 山梨県は「やまなしで地域とかかわりながら暮らす・働く3つのヒント」をオンラインで開催。今回は「山梨に移住したら、どんな地域に関われる?移住して地域貢献出来る仕事ってあるの?」といったテーマで企画し、移住相談員のミニセミナーと先輩移住者2名のトークから、「地域に根差した暮らし方」のヒントを見つけた。ゲスト2名の自己紹介中に通信が途切れるハプニングもあったが、参加者からチャットで質問も出て盛り上がり、アンケートも概ね好評であった。10組12人名の参加者は、全員関東圏在住、単身よりご夫婦やご家族の割合が多かった。 岡山連携中枢都市圏は「おかやまぐらし移住相談会」を交通会館12階で開催した。岡山県内の10市町、住まい、就職の担当が出展。3~4時間程複数のブースをまわりじっくり真剣に相談されている方も多かった。継続相談者からは「移住が具体化するきっかけになり良かった」「知人ができた」などのお声もいただいた。39組55名の参加。    

セミナー報告 2023年1月24日~29日開催 | セミナー VIEW MORE

セミナー報告 2023年1月24日~29日開催

2023年1月24日~29日は、地方移住セミナーを20回開催した。 1月24日は、福島県会津美里町が「会津美里町 地域おこし協力隊募集説明会 ~会津本郷焼技術継承者~」を会場とオンラインのミックス開催。協力隊の活動内容や勤務条件等は、型通りのものだが、きちんと地域自慢の内容が入っていて好感が持てた。本郷焼の窯元で活動中の現役協力隊の2名のゲストトークは、応募者が実施に聞きたい内容で説得力があった。会津美里町での生活の感想や都会では経験しない年中行事、日々の仕事の進め方、周囲の人達の接し方などリアルな内容で有効な情報共有ができた。厳しい寒さにもかかわらず、このご時世でガス・電気代の高騰で暖房費を節約しながら作業している様子も語られた。5名が参加、少人数だが質問も活発に出てよいセミナーだった。 25日は、かごしま連携中枢都市圏(鹿児島市・日置市・いちき串木野市・姶良市)が「かごしまふぉ~らいふ『かごトーーーーク!リモートツアー&なんでも座談会」をオンラインで合同開催した。前半はいちき串木野市の地域おこし協力隊員が作成したオンラインツアー動画で各地域の魅力に触れ、後半のなんでも座談会は2つの部屋に分かれて、参加者と担当者が和気あいあいと交流した。4市それぞれの見どころや担当者の魅力的なキャラクターが際立つ、和やかで楽しいセミナーとなった。申込者は20組、当日の参加者は13組だった。 26日は、福島県が「50代・60代の方歓迎! 経験者に学ぶ 地方移住のはじめ方」を会場で開催した。最近相談が増えている「地方移住で悠々自適な生活をしたい」「若い時に夢見た新しいことにチャレンジしたい」というアクティブシニア向けのセミナー。東京から新幹線で80分の白河市と西郷村にスポットを当てた。最近両地域に移住してやりたかったことを始めた50代・60代の先輩移住者と、60年間西郷村で生活をしている方をゲストに迎え、移住者・受け入れ側双方のリアリティのあるトークセッションを通じて、シニア世代の地方移住の不安や疑問にきめ細かく対応した。8名が参加した。 27日、群馬県桐生市は「きりゅう暮らし相談会 そうだ。桐生で暮らそう」を、3年ぶりの相談会でリアル開催。桐生市は空き家バンク制度に県内で一番早くから取り組み、登録物件も多く(600物件~)市の移住政策の要となっている。行政、物件所有者、買い手の3者の立場の解説をしながらの話は興味深かった。参加者は7名。以前開催したセミナーは人気が高く常に30名前後の集客で、セミナー、個別相談、体験(絹織物)、地域の飲食物の試食などの内容が良かったと思われる。今回は空き家バンクと先輩移住のトークのみだったので集客力が落ちたのかもしれない。 福島県は「~ふくしま移住計画セミナー~ 企業経営者との座談会」をミックス開催。県中地域の企業経営者4名に参加いただき地方での働き方や企業の実態を説明。各企業の自慢の福利厚生制度や、未経験者への支援制度等の紹介をしていただいた。会場への来場者と企業の社長さんたちの丁々発止のやり取りを期待したセミナーだったが、会場の参加者がなく大変残念だった。次回は集客も含めて企画や告知の方法を考えたい。参加者はオンラインのみ4名。 熊本県熊本市は「くまもと移住ラボ  熊本はどう? ~地方移住が気になる方へ~」を会場にて単独開催。先輩移住者2名とゲストのクロストークは、コミュニティ、暮らし、副業、子育てなど、参加者が聞きたい内容で、終了後も先輩移住者と個別で熱心に何人も話をされていた。先輩移住者からの仕事先も紹介していただけるようで、熊本市での暮らし方がイメージできるよいセミナーだった。15名が参加した。 群馬県高崎市は「Uターン女子会~グルメなテレワーカー&ワーママ公務員が語る高崎市の魅力!~」をオンラインで開催。テレワーク移住をした女性と、子育て中の公務員女性をゲストに迎えた、Uターン移住のリアルを語るセミナー。「高崎グルメ」をキーワードに、日常生活をぐんまの都市で送る上での食の楽しみを伝えた。子育て環境をきっかけにUターン転職をされた方は、毎日の生活をこなしながら「移住+転職」をするポイントを具体的なスケジュールを示しながら話し、高崎での子育ての充実感が伝わった。70名が参加した。 28日は、富山県が「冬の富山の暮らし方~雪たくさん降るんでしょ?~」をオンラインで実施。富山県15市町村のうち11市町が参加。強い寒波の影響で、積雪が多い日にあたり、LIVEの映像など臨場感のあるセミナーとなった。参加市町が多かったので、予定時間をオーバーしたが、多くのチャットでの質問にも迅速に対応し、盛況であった。30名が参加した。 神奈川県は「かながわ西エリア移住セミナー 皆様の疑問に答えます!~子育て・仕事編~」をオンラインで実施。8市町がスライドで子育て・仕事について暮らしの制度等を紹介。参加者は9名。ウェビナーの「Q&A機能」でいくつか質問はあったものの、淡々とした進行で盛り上がりには欠けた。終了時間も30分伸び、全体で2時間ただ視聴するだけのセミナーは参加者に疲労感を与えたと思われる。セミナー後、主催の県西総合センターを中心に1時間振り返りの時間をとり、今後の運営について話し合った。今回のようなセミナーでは集客も弱く先細りになるため、今までなかった横の連携を深めながらアイデアを出し合っていこうという気持ちを共有できたことを評価したい。既存のやり方ではなく新しいセミナーのあり方を協創できれば、と期待がもてた。神奈川県西エリアは、県として力を入れていきたいエリアでもあり、実際に移住のポテンシャルは高いはずなのでしっかりサポートしていきたい。 群馬県は「ぐんま暮らし交流会~UIJターン・就職応援します~」をオンライン開催。県内のUIターン者を積極採用している企業と求職者とのオンライン交流会。企業紹介のあとの各ルームには進行役にスタッフ1人が付き、参加者からの積極的な発言を促したり、企業からの話を取りまとめて、参加者には必ず発言を誘うなど、能動的な参加ができる工夫があった。オンライン上ながらも対面時のようにコミュニケーションを多くとれる形式であり、より群馬の企業を身近に感じることができた。16名が参加した。 熊本県は「火の国水の国 熊本ONLINEドラフト」と名付けたオンラインセミナーを開催。4市町が参加し地域おこし協力隊募集を「ドラフト」制とし、参加者と4市町が個別相談でマッチングを行った。市町のPRタイム、フリー交流会後、市町から参加者を指名し、参加者がOKしたらマッチング成立で、9名のうち7名がマッチングできた。 兵庫県は「移住・地方就職のリアルが分かる!アナタは何しに兵庫へ?」と題して兵庫県労政福祉課による就職・移住セミナーをミックス開催。企業の人事担当者、UIターン就職経験者による座談会などで実際どうやって就職したのか、企業としてはどういうことを面接で聞くのかといった話題に。会場2名、オンライン14名が参加した。 愛知県は「あいちの山里&離島Day~暮らしたい!あいちの山里&離島~」を会場で開催。山里パートでは、地域おこし協力隊として東栄町へ移住し、ゲストハウスなどの事業を行いながら、地域外の人と住民を繋ぐ役割を果たしている女性、協力隊としてチョウザメ養殖と学習塾の二足の草鞋を履く青年、離島パートでは名古屋(都市)と佐久島の二拠点生活を行う女性、岐阜県から佐久島に移住しカフェや島おこしイベントを行う女性が登場。現在の暮らしに至るまでの経緯や現在の活動、今後の目標を実体験者の目線で語って頂いた。参加者7名のうち3名はリピートの方で、20代の女性は1回目のセミナーを契機に地域(東栄町)へ通い始めたとのこと。参加者は決して多くないが、セミナー開催による成果が出ていると感じる。 岡山県は「空き家リノベーション&地域とのつながり」をミックス開催した。神奈川県から岡山県高梁市にIターン移住をした移住者がゲスト。かつて地域から愛された商店が廃業し、長年空き家となっていたところを買い取りリノベーションし再び愛される拠点をつくった実体験を伝えた。後半では県内より4市が出展し、空き家支援制度を説明。東京・大阪・北陸などから7組8名の参加。 29日は、宮城県が「リアルde宮城・18市町トークショー『あなたに教えたい  宮城はじめの一歩!』」を会場で開催した。宮城県18市町村の暮らしや子育て、お試し移住など、宮城のリアルな情報を対面形式(12市町)とオンライン(6市町)で紹介する大型イベント。全6テーマ(各40分)のトークショーコーナーと、移住&地域情報の展示コーナーに分け、個別相談コーナーも設置。予約者のうち13名のキャンセル(来場せず)があったが、予約なしの当日参加も9名あり、特にトークショー「仙台近郊の町」は定員を超える21名が参加。30組41名が参加し、盛況のうちに終了した。 徳島県は「ママたちのとくしま暮らし おしゃべり会」をオンラインで開催。専業主婦、就職、起業したとくしま暮らしのママたちが、子育てを中心に働き方や日々の生活について語り合うセミナー。子育て移住のリアルをキーワードに、徳島を知らない方にも魅力を伝えた。15名が参加した。 新潟県は「にいがた暮らしセミナーVol.7 地域コミュニティで “生きる力”を身に付ける」をオンライン開催。糸魚川市で集落の温泉旅館を引継ぎ運営している夫婦がゲスト。前半はトーク、後半は味噌づくりをしながら移住の質問ができ、和やかな雰囲気の参加型イベントだった。移住を受け入れる側になった気持ちの変化や「覚悟を決めずにチャレンジし、辞める事を怖がらない」という言葉がとても印象的だった。32名が参加した。 福島県は「ちょっとDeepなふくしまを知る ~会いたくなる ふくしまのキラキラWomen vol.2~」をオンラインで開催した。福島県の浜・中・会津の地域特性を活かして仕事をしている女性達をゲストに「新たなチャレンジ」や「地域との関わり」、「福島だからできること」を話していただいた。浜通りからは震災後から、トルコギキョウを栽培している方、中通りからは新幹線が通る利便性を生かして東京と二拠点でデザイナーとして活動している方、会津からは伝統の会津塗に北欧テイストを加えた作品を制作する、うるし作家が登壇した。23名が参加した。 静岡県は「静岡まるごと移住フェア」を東京交通会館12階で開催した。静岡県31市町と山梨県と、県内の建設不動産店や民間企業団体が出展し、盛況となった。こども連れや若い方も多い印象だった。三島市、沼津市など人気の市町は整理券を出し対応していた。244組392名が来場した。 愛媛県は「愛あるえひめ暮らしフェア」として、今年度5回目となる愛媛県のオンライン移住フェアを開催。現地の相談員とZoomで個別相談できるイベント。愛媛県ブースでは、近畿、東海、九州などさまざまな地域からの相談があった。今すぐに移住というよりは、フィットする仕事や地域が見つかれば移住したいといった方が多い印象だった。参加者は29名。

1週間で16回のセミナー開催

恒例になってしまったかのような梅雨の末期の大雨。今年は静岡県熱海市で土砂崩れ、土石流が発生し、死亡者も出ている。心からのお悔やみを申し上げます。 先週の移住セミナーはなんと1週間で16回の開催とコロナ前の開催ペースに並んでた。例年、年度末から年度初めは自治体の担当者の人事異動などがあり、ガクンとセミナー開催数が落ち込むが、今年もコロナ禍ということで6月は23回とセミナー開催は少なかった。そうした中で、7月3日の土曜日が6回、4日の日曜日が7回とそれなりの回数に達した。あわせて今月からオンラインによる出張相談会開催のためのテレキューブ2台も導入し、従来の4ヶ所のセミナースペースとあわせ6ヶ所で同時に移住イベント開催が可能となった。「移住セミナー開催なくして、移住者の確保なし」積極的な取り組みを期待したい。 18年から始めた移住相談員配置の42県2政令市に対する個別ヒアリングが7月2日からスタートした。各県ともしっかりと結果を出せるよう体制を整え、前年度を上回る予算の確保などに取り組んでいるようだ。そうした中で宮崎県は、2020年度は県外から755世帯1326人が移住し、2019年度から40%の増加と成果を上げた。高知県も2020年度は市町村のワンストップパーソンを介して県外から移住した人は過去最高の314人に達した。大分県も2020年度は651世帯1287人と過去最高の移住者を確保した。上位3自治体は日田市ー豊後高田市ー由布市の順となった。 取材・来客は次の通り。7月2日に読売取材。茨城県、富山県の移住取り組みヒアリング。4日は九州・山口・沖縄発見フェスに出席し、あいさつ。6日は地域活性化センター椎川理事長と打ち合わせ。7日はJP総研と打ち合わせ、自治労本部青木副委員長(政策担当)打ち合わせ。9日は全国町村会事務総長だった石田直裕さんが顔を見せられ、懇談。伊豆高原に移住されているとか。お元気そうであった。 移住セミナーは、上記のとおり先週は16回の開催と久しぶりに多かった。30日は高知県が「第2回高知でCHANGE~キャリアに新しい道を拓く~働き方いろいろセミナー」をリアルで開催。参加者は4名。このセミナー6回コースの2回目で、テーマは「企画力」。クリエイティブな発想の仕方を、SDGsカード等を用いたワークショップ形式で実践した。参加者全員で様々なアイデイアを出し合い、一体感あるセミナーとなった。広島県は「Well-being(いいかんじ)な農ある暮らしのはじめ方~自分に“ぴったり”な農ライフが見つかる3人の事例~」をオンラインで開催。49名の参加。このセミナーは「農ある暮らし」がテーマのセミナーで、3名のゲストは、一人は無農薬で家庭菜園をしている方、もう一人は子供の教育を考えて移住し、田んぼと畑をしている方、さらにコンパクトな農地で野菜などを栽培して収穫物を加工・販売している方で、それぞれの方が実践例を語った。参加者からは多くの質問が出され、関心の高さが感じられるセミナーとなった。 2日は福島県が「移住、のち、起業」を14名の参加でオンライン開催。ゲストは県内で起業支援をしているインキュベーション・マネージャーと、彼が支援している横浜から大玉村に移住し、起業した女性をゲストに、「起業」をテーマに開いた。この中ではゲストの女性から起業までの体験を通して、これから起業を目指す際に何が重要なのか語ってもらった。参加者は20代、30代が8割と多かった。県の移住相談窓口では7月から毎月ふくしまFターン個別起業相談会を開催することにしている。兵庫県は「こんなに近い!都会~海~島 ひょうご移住 de はじめての海沿いくらし 兵庫県 神戸市×淡路市 明石海峡移住セミナー」を開催。6組7名(オンライン参加は22組25名)の参加。センターを会場にオンラインで神戸―淡路島を繋いで参加者が会場(センター)、オンラインで視聴する形式で実施。現地の3名のゲストが話した。一人は神戸市内を転々として垂水区の海の見える家に落ちついた人。もう一人は東京から淡路島に奥様の病気を機に移住した人。それぞれが移住のきっかけやその経験を語った。参加者には淡路島名産の大きな玉ねぎが配られた。 3日は群馬県渋川市が「カタテマグンマTAKING~若き有望なこけし職人を囲む会~」を14組の参加で、オンラインで開催された。ゲストは「創作こけし産業の後継者育成事業」の第1号で19年に渋川市地域おこし協力隊に着任。2年足らずで県近代こけしコンクールで「県知事賞」を受賞。セミナーでは伝統的な産業を身近に感じる渋川市LIFEの魅力を語っていただき、それが伝わるものとなった。神奈川県は茅ヶ崎市・三浦市・大磯町・二宮町が参加して「ちょこっと田舎な神奈川での海の見える暮らし」を開催。19組23名の参加で今回も大賑わい。移住というより引っ越し感覚で毎回参加者を集めている。富山県は「とやま移住・転職WEEK」として3日から9日まで取り組みを行った。その初日として3日には対面とオンラインでの移住相談を実施。以降、富山県の景色の良さや伝統工芸でもある漆芸が体験できるワークショップも開催するなど多彩な企画でセミナーも開き、賑わったようだ。新潟県は「にいがたU・Iターンフェア2021」を12階のイベントスペースを使って今年度初開催。会場には関川村・燕市・湯沢町が相談ブースを出店。ほかに21のオンライン参加自治体もあった。12階への来場者は57組76名。参加者は若い世代が多く、本気度の高い参加者がゆっくり個別相談をする姿が目立った。群馬県は3日から9日まで「オールぐんまオンライン移住相談移住相談ウイーク」を展開した。県下のすべての35自治体が参加したこの取組は、はじめての意欲的な試みで、群馬県ならではの企画で成果が期待される。 4日は、青森県が「リモートワークであおもり暮らし」を、セミナールームを使ってオンラインで開催。5組9名の参加。テーマは「リモート移住」で、東京のIT企業で働きながら移住を叶えた経験者と移住予定者をゲストに、青森移住に必要なポイントや気をつけることなどをアドバイス。参加者と交流、情報交換も行った。徳島県は「新しい移住のカタチ オンライン相談会」を11名の参加で今年度初開催。コロナ禍での【新しい移住のカタチ】にスポットを当てた相談会。ワーケーションやテレワークなどについて紹介したのち、移住コーディネーターの小林氏から移住の極意などが伝授された。参加自治体は12自治体。参加者はそれぞれの自治体と物件や今後のプランなどについて個別の相談に入った。新潟県上越市は「にいがた県上越市ふるさと暮らしセミナー 子育て、みんなどうしているの?」を11組12名の参加で開催。ゲストは子育て真っ盛りの2名のママさん。実際に役に立った上越市の支援制度や普段の暮らしの様子などを語った。とくに、移住前に住んでいた都会と比較した話に説得力があり、今の暮らしに満足している様子が伝わった。個別相談も4組あり、女性ならではの悩みの相談もあり、盛り上がった。上越市は昨年からオンラインを積極的に活用し、オンラインセミナーは今回3回目。参加者は過去最高となった。福井県は「出張!新ふくい人交流会~先輩移住者から聞く福井生活~」はオンラインで4名の参加で開催。このセミナー、今年福井県が採用した【移住サポーター】をゲストに招き、開いた。この移住サポーターは移住前の相談から、現地のアテンド・移住後のサポートまでしてくれる“地域のおせっかいさん”として移住者に関わってくれる人。移住サポーターが話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげで、参加者は少なかったが全員顔出しでサポーターと直接話しを行い安心できるセミナーとなった。長野県は「ぐるっとながの‘21夏 移住セミナー 住まいと暮らし方から考える ながの暮らし」を長野地域連携中枢都市圏主催で開いた。参加自治体は長野市など3市4町2村。ゲストは、住まいをテーマに高山村に移住し農業を営む人と千曲川市に移住して地域のプロジェクトのまとめ役を担う人の2名。移住までのプロセスと移住して感じた信州暮らしの良さを語った。長野地域9市町村のPRでは住まいを軸にそれぞれの自治体の特徴なども話され、聴き応えのあるセミナーとなった。北海道深川市は「直近10年間で152組375名が移住!『深川で暮す+働く+遊ぶ』先輩移住者が語りつくす90分」を開催し、11組13名の参加。深川市で15年の移住者支援の経験を持つ移住プランナーと昨年Iターンしたばかりの移住相談員がそれぞれの経験を交えながら深川市の人気の理由、中古物件、働き方、スポーツ・アクティビティについて語った。実績が物を言う説得力のある話で盛り上がった。 また、この日は「九州・山口・沖縄発見フェス2021」が今年になってはじめて12階ダイヤモンドで開催され、149名の参加を達成した。昨年来のコロナ禍もあり、セミナーの殆どがオンラインでの開催であったが、今年度はじめてのリアルでの大規模フェスで、途切れることのない参加者で参加自治体も、それなりの手応えを感じたようであった。

3月は異動の季節。異動の方々、ご苦労さまでした。

東京の桜が満開になったとTVが報じていた。電車から見える東京の街はそこかしこで桜が咲きだしている。その他の木々も一斉に芽吹き始めている。3月は異動の季節でもあり、各県の担当者も変わるようで、コロナ禍で上京できないがと、挨拶の電話が入っている。センターに配置されている各県の移住相談員もUターンして出身地に帰る人、産休に入る人と幾人かの欠員が出ている。また、4月から新たに愛知県が移住相談員を配置するので、職員の募集を行っている。これで42道府県がこの運動に参加することになった。責任は重い。また、佐賀県も体制の拡充のために募集を行っている。非営利のNPOで働きたい、社会貢献活動に参加したい方がいれば是非HPを閲覧頂き、応募してほしい。NPOの活動は「人こそが命」という側面があり、多様な価値観を持ったやる気のある人は大歓迎である。 来訪・取材は、23日に週刊誌女性セブンの移住に失敗するケースはどうしたことがあるのかというテーマの取材があった。来客は元連合高知会長の岡林さんが、それといわき市の会計管理者の鈴木さんが退職挨拶に見えられた。ご苦労さまでした。24日には静岡市の前田政策官が顔を出された。彼は2015年からの政令市として初の移住相談員配置に尽力いただいた方で、今度は葵区の区長に就任するとか、活躍を期待したい。 移住セミナーは、先週は年度末が近いこともあって9回にとどまった。まず、16日は群馬県が「自宅で参加!旅する移住セミナー~群馬県あがつま地域の魅力探し~」をテーマに、参加者の自宅に送った【旅支度BOX】の中身をセミナーの進行に合わせて1つずつ開きながら、あがつま地域の魅力に迫るセミナーを行った。参加自治体は中之条町・高山村・東吾妻町・長野原町・草津町・嬬恋村で、この地域で活躍するカナダ人と日本人の2人組アーティストと一緒にワークショップも交えて、一体感のあるセミナーを開いた。参加は9名。フリートークではチャットでの参加もあり、盛り上がった。 17日は佐賀県が「佐賀、知ってる?新しい舞台を探している人へ」をテーマに、ゲストの唐津市の移住コンシェルジュとNPO法人灯す屋代表がトークライブを行った。二人は移住したい人と地域を繋ぐ活動をしており、佐賀への移住者は人とのつながりで移住する人が多いことから、狭いけど面白い人が多く、面白いものの密度は日本一だと自負しており、佐賀の魅力を存分に語ったライブとなった。 18日は群馬県桐生市が「カタテマグンマTALKING『飽き性でも続く、[新式]』週末農業」と凝ったネーミングのオンライントークイベントを15名の参加で開催。ゲストは黒保根地域おこし協力隊の3名。ゼロから農業を始めた経験談、農業体験ができる民泊、ドライブスルー八百屋など、地域の方々と連携しながらユニークな活動を続けている様子を伝えた。質問も活発に出て、実際に行ってみたくなったと好評であった。 19日は福岡県が恒例の完全予約制の「夜の移住・就職相談会」を開いた。今回は1名の参加であったが、以前に漠然相談で来訪された50代の男性で、Iターン二地域移住を検討している人。県庁と3名で対応。とてもしっかりと考えている方で、じっくりと腰を据えて話しができ、いい機会であったと評価。次につながる相談になったようだ。 21日は神奈川県逗子市が「~都心から1時間 自然あふれる逗子で暮らす~」をテーマに初の逗子市単独で開催。7組の参加。北海道上士幌町は初のオンラインで「大阪の子育て家族が北海道に移住して良かった!と言える3つの理由~北海道 十勝 上士幌暮らしセミナー~」を11組22名の参加で開催。ゲストは大阪から移住した家族。主人は起業に向けて準備中。奥様は地域おこし協力隊として活躍中。3人の子どもは子ども園と小学校にかよっている。父親は家族の時間が増えて幸せであること。親切にしてくれる地域の人達への感謝の気持ちを語った。人気のある上士幌町がオンラインで開催したこともあって家族連れも参加しやすかったようだ。宮崎県延岡市は「居住トークライブ」を3年前に東京から移住し、昼は仕事場・夜は語り場というコアーキングスナック「N計画」を開店した甲斐さんをゲストに昼のスナックから延岡の魅力をゆるーく発信した。予約者は全員参加で、海外からの参加もあり、盛り上がった。ウエビナー開催だったが質疑応答も活発だった。兵庫県洲本市は「淡路島洲本市から島の恵みをお届け!おうちで食べながら『島ぐらし』のぞき見ツアー」を47名の参加でオンライン開催。インターネットで得られない淡路島の暮らしをテーマに、中心部と農村部に暮らす3名のゲストが前半はトーク、後半はチャットに入った質問に答える形式の座談会を行った。参加者には事前に特産のオニオンスープとオレンジステックを配布し、それを楽しみながら視聴。広島県は「転職先『県庁』ってあり!?広島県職員とおしゃべりトークアップ」を24名の参加で開催。このセミナーは移住後の転職先の候補として【広島県庁】を考えてもらうためのセミナー。県職員の仕事や暮らしを紹介後、採用試験の概要を案内した。

2月、初の移住相談が4000件をオーバー!

東京で桜の開花宣言が3月13日に出された。観測史上もっとも早いとのこと。年末から正月にかけては寒かったという感はあったが、それほど今冬が暖かかったとは思えない。これも温暖化の影響か。コロナの緊急事態宣言の再延長はない方向で政府内の調整は進んでいるようだ。これもオリンピックの開催を射程に入れての判断だと思うが、第4波が怖い。 毎月の移住相談件数の2月分がこの程明らかになった。その内容は、2月としては初めて4000件を超えて、4125件に達した。緊急事態宣言下で4000件を超える移住相談があったということは、コロナ禍が移住希望者の背中を押していることが影響していることの現れと言っていいのではないだろうか。頑張ったのは宮城・長野・静岡・福島・福岡の順で、宮城県のトップは初めて。セミナーの参加者とメールでの相談が多かった。面談の順は福岡・静岡・広島・山梨・長野となっている。 また、今月末で嵩副事務局長が退職し、國學院大學へ准教授として赴任することから、3月2日より、稲垣文彦前中越防災安全推進機構統括本部長が副事務局長として着任している。 来訪、取材は、12日に元時事通信の解説委員で、現在は東京と茨城県笠間市で二地域居住を実践し、笠間市ではネギの栽培に汗を流している野村一正さんが見えられた。この日は茨城新聞が二地域居住の可能性についての取材もあった。この中では15年ほど前にFIT地域推進協議会(福島・茨城・栃木の各県の頭文字を取って命名)に委員として参加し、二地域居住のあり方を検討したことも紹介した。 セミナーの開催については、先週は16回開催された。11日は山口県が「やまぐちYY!ターンカレッジ 第4回 山口で見つけよう。」をオンラインで12組13名の参加で開催した。このセミナーは山口市・山陽小野田市・岩国市・阿武町の地域おこし協力隊募集のために開かれたもので、ゲストには山口市の2名、光市の1名の計3名の現役の地域おこし協力隊が参加し、着任までの経緯や現在の活動内容、それぞれの地域の魅力などを語った。協力隊参加をきっかけに地域と関わりたい移住検討者には有益なセミナー参加となった。神奈川県山北町は「山北町の暮らし~自然とともに生きる~」を19名の参加でオンライン開催。山北町のセミナー開催は初めて。冒頭、町職員による地域紹介の後、先輩移住者がインタビュー映像で東京に近い便利な場所ながら自然豊かな農ある暮らしが可能なことなどをアピールした。 12日は広島県が「継業を知るセミナー~移住して継業する新しいカタチ~」をオンラインで19名の参加で開催。このセミアーは1月から定期的に月1回のペースで開かれているもので、参加者は起業との違いや継業した先輩移住者の経験、現在後継者バンクに出ている事業の詳細などの説明を受け、次に繋がる情報収集のために有意義なものとなった。 13日は滋賀県が「#しがしがLife 滋賀暮らしセミナー~しがで起業・就職編~」を22名の参加でオンライン開催。ゲストは起業支援のプロと就職支援のプロで、県内の仕事・起業・就職支援について、その実情を話された。集客はHP、SNSで行い、セミナー終了後には個別相談会を行い、盛況のうちに終わった。神奈川県三浦市は「先輩移住者が語る!単身・子育て世代のテレワーク移住・二地域居住✕神奈川県三浦市」を開催。(参加者は集計中)ゲストは電通勤務の二拠点居住者とテレワーク勤務のITベンチャー勤務の男性でそれぞれ、三浦市だからできる暮らしを語った。参加者には説得力のある実践経験に基づく話しで参考になったと好評であった。埼玉県は「さいたまではじめる農ある暮らし~半農半X&新規就農編~」をオンラインで開催。ゲストは有機農業で有名な小川町で農的生活を実践している2名。半農半Xってどんな生活?1日のスケジュールは?費用対効果など活発な質問も出て盛り上がった。静岡市は「WITHコロナ時代を勝ち抜く静岡移住✕転職セミナー―コロナ禍での転職3つの新常識―」を12名の参加で開催。転職エージェント所属の講師がコロナ禍での求人倍率や採用手法の変化、また静岡市の求人状況を説明した。その中で、移住、転職を成功させるためのポイントが話された。参加者は20代、30代が多く、個別相談会も行われた。北海道深川市は「先輩移住者が語る!北海道深川市『暮らし&お金セミナー』」が34組36名(速報値)と市単独のセミナーとしては多い参加者を集め、行われた。ゲストはIターンした先輩移住者とファイナンシャルプランナーで移住プランナーとしても活躍している2名。移住するにあたっての費用の工面をどうするかや都会と雪国のお金のかかり方の違いなど、北海道での暮らしの具体的イメージが湧くような話しで好評であった。また、参加者からはチャットを使っての様々な質問も出され盛り上がった。福井県は「移住就活相談会@福井」を7名の参加で、オンラインで開催。ふるさと回帰支援センター内にある福井Uターンセンターの移住相談員と就職相談員、福井市にいる移住相談員がそれぞれオンラインで個別相談に応じた。参加者はUターン、Iターンそれぞれあり、嶺北地域を中心に就職を検討している傾向があった。参加者については継続してフォローしていくことにしている。愛媛県は人気の島暮らしをテーマに「えひめ島暮らしセミナー」を19名の参加で開催。ゲストは上島町弓削島と松山市忽那諸島の地域おこし協力隊2名が体験談を中心に島の魅力をPR。子供の教育、地域医療、買い物事情などを説明し、2名の協力隊員はそれぞれの夢も語った。群馬県は初の「オールぐんまオンライン移住相談ウイーク」を「自分だけの『ぐんま暮らし』を見つける一週間として36自治体中二9自治体が参加して13日から19日の日程で展開した。 14日は岐阜県が「つながりを楽しむ『飛騨と美濃の人と自然』」をテーマにオンラインで開催。5名の参加。内容については飛騨地域と美濃地域から先輩移住者を1名ずつ呼んで、それぞれの地域の特徴や魅力、移住後の暮らしを紹介した。フリートークではそれぞれの地域に関する話題を用意するなど、両地域での暮らしをイメージしやすい内容であった。海外からの参加者もあり、オンラインでの開催のメリットも感じさせるものとなった。北海道ひやま地域は「~のんびり・やさしい暮らし~北海道『ひやま』オンライン移住セミナー相談会」を5名の参加で開催。参加自治体は江差町・上ノ国町・厚沢部町・乙部町・奥尻町・今金町・せたな町が参加し、パワーポイントを活用し、それぞれの自然・特産物・仕事・住まい・医療や教育・移住支援制度などを紹介。不便もあるが自然の恵みを存分に楽しむ暮らしをPRした。参加者は30代から60代と幅広い世代が揃った。7町が揃ったセミナーであったが、集客に課題を残した。長野県は「地方で叶える子どもの幸せな育ちと学び 楽園信州オンラインセミナー」を上田地域、諏訪圏などから4町2村が参加。18組25名の参加。まず、池田町の竹内教育長から長野県独自の制度である「信州やまほいく」の話しを聞いた後、移住して子育てをしているゲストから田んぼや雪の中でのびのびと遊び、育つ子供らのようすが語られた。山梨県は「デュアルでルルル♪カフェvol.3―ものづくりのプロと』語る山梨の魅力―」を開いた。ゲストは甲州味噌の創業150年の老舗とIターンしてワイナリーを始めた方の2名。「ものづくり」をテーマにそれぞれの暮らし、地域に溶けこむまでの苦労、地域に根ざしたものづくりについてが語られた。参加人数は集計中。岡山県倉敷市は「おかやま高梁川流域移住フェア」を7組10名の参加で開催された。このセミナー、参加者は会場に集まる久しぶりのリアルで行われ、県内の倉敷・新見・高梁・総社・井原・笠岡の6市が参加。自治体・ゲストはオンライン参加。前段は参加自治体が住まい探し・地域おこし協力隊・子育て・就職などについてセミナー形式でトークを行い、後段は各自治体とつないで個別相談会を行った。スタッフと参加者が顔を合わせることで温度感も伝わり、手応えが感じられるセミナーとなった。

移住先希望人気ランキングに異変が!

東京の桜の開花は3月15日、朝のNHKニュースで報告していた。例年にない早さである。私はこれからの季節が一年で一番好きな季節である。そして、今日3月11日は2011年の東日本大震災から10年。早いものである。被災地の復興はまだ十分とは言えない。ハード面はそれなりに復興したが、ソフト面はまだまだ、まして人の心、精神的ダメージなどはなかなか癒えない。じっくり時間をかけて取り組む以外にはないのかもしれない。わがふるさと、相馬市原釜地区は住宅などの建設は制限がかかり、一面に太陽光パネルが敷きしめられたまま。あったはずの集落は見る影もなく、昨年夏、訪れた時は自分がどこに立っているのか分からない有様であった。そして、ある種の喪失感に改めて襲われ、ふるさとは津波で消えた。この思いは、永久に消えないのではないかと感じさせられた。 恒例の移住希望地ランキングが5日に明らかになった。初めて、この間右肩上がりで移住相談なり、移住セミナー開催実績が拡大してきたが、2020年の実績はコロナ禍の影響をまともに受けて、前年比で約22%縮減し、それが影響した結果となった。とくに長野県が3位に落ちたのはコロナ禍の影響といっていい。昨年はコロナ禍もあって6月、7月、8月、9月と、宮城・群馬・和歌山・神奈川などのトップテンに入った各県、それに茨城・栃木・岐阜・など上位に入った各県は前年同月比の移住相談件数を上回ったことが明らかで、それが如実にランキングに反映された結果となった。また、今年は初めてセミナー参加者ランキングも初めて明らかにしたが、これはセミナーの開催形式がリアルからオンラインに85%前後がシフトしたことから参加者の確認が難しくなり、明らかにしたもの。上位に並んだ各県は、それぞれ工夫をこらしたセミナーの内容が人を集めたもので、将来の移住予備軍とも言える参加者の人気が忍ばれるものと言える。特に和歌山は従来から関西方面では人気が高かったが、今回オンラインということになり、全国規模での人気の高さを表したものと言える。 来訪、取材は、6日に和歌山県の担当課長が顔を出された。セミナー参加者がトップになったことを率直に喜んでいた。また、GINZA NAGANOの所長の来訪もあった。取材は10日に東京新聞がこの間の東京からの人口流出について、移住との関係などを取材された。 セミナーの開催状況は12回であった。まず2日は長野県上田市が「女性の起業・創業をサラッと応援してくれるマチ信州・上田オンライン移住セミナー」を10名の参加で開催。 上田市は最近、創業する女性が増えていることで知られ、ゲストは「グットキャリア起業アワード2020」でイノベーション賞を受賞した「(株)はたらくクリエイト」のC80金久美さんで育児など女性のライフステージに合わせた働き方やキャリア選択をサポートする取り組みを紹介。また、「上田市創業支援プラットフォーム」でも女性の創業スキルアップやネットワークを構築する企画も行っていることも紹介され、参加者からも活発な質問が出され盛り上がった。 5日は神奈川県が「今こそ『住みながら働く』神奈川西エリア」を小田原市・南足柄市・中井町・大井町・松田町・山北町・箱根町・湯河原町の参加で、参加者も23名に達し、賑わった。主催者からは、都会での仕事を続けながらも、都会では味わうことのできない暮らし方の提案があった。具体的には地元のスーパーには新鮮な野菜や鮮魚が並び、品数も多く揃えられている風景が紹介され、温泉を楽しむ暮らしもあると紹介され、好評であった。 6日は石川県七尾市・珠洲市・能美市が「いしかわオンラインセミナー 変わる暮らしと働き方」が11名の参加で開催された。ゲストは3名の移住者で、「働き方」をテーマに、移住前とは全く違った働き方やその土地ならでは働き方などが紹介され、地方ならではの自分にあった働き方を学んだ。参加者は学生から50代まで、幅広い層が参加した。北海道帯広市は「移住・二拠点生活の先輩とFPに聞くリアルな十勝・帯広暮らし」を15組16名の参加で開催。リアルな十勝・帯広暮らしをテーマに初開催。森の交流館・十勝ウインターガーデンから中継。リターンした先輩移住者、二拠点生活を実践中の方,FPをゲストに、帯広での充実した暮らしを語った。合わせて、個別相談会も行った。参加者は40代以上が大半。二拠点居住に興味のある人が目立った。三重県は「みえの企業 ちょっと気になる!ここだけの話を聞いてみよう」を3名の参加で開催。移住者採用に積極的な水産会社、自動車販売会社、システム会社の3社が参加した。就職相談員から各社担当に直接インタビューが行われ、各社の特徴や魅力が明らかにされた。チャットも活用して質疑が行われた。山形県は「『山形で、創業』やまがた移住✕創業 スタートアップセミナー」を大賑わいの28名の参加で開催。ゲストは関西出身で遊佐町に移住し、織物のブランドを立ち上げた人で、ゼロから起業した経験を語った。また、山形県の創業支援、移住支援の情報提供も行われ、FacebookでLive配信もされた。広島県は「Your next challenge can be in rural japan」を海外出身で広島に移住された方をゲストに、全編英語で行われるセミナーの第2弾として開催。ゲストからは瀬戸内の島々での暮らしについて、①写真と移住支援、②持続可能な農業、③持続可能な伝統的建造物の3つのキーワードから話してもらった。内容もQ&A形式で展開され、スピード感のあるものとなった。 7日は和歌山県が「【わかやまLIFE CAFÉ】Vol4『好きと暮らす』を、かなえよう。」を開催した。このセミナーのテーマは「自分らしいおうち時間を見つけよう!」で、DIYアドバイザー「TANOK」のメンバーが、初心者でもできる壁紙の貼り方、スポンジを活用した壁の塗り方などをセンターで実演し、ウェビナーで配信した。参加者はなんと46名に達した。愛媛県は「With コロナではじまる!えひめ移住✕転職まるごとセミナー~キャリアコンサルタントが語る愛媛県のUIターン転職市場~」はこちらも47名の参加と健闘した。コロナ禍もあって一般企業の仕事に興味のある方が増えていることが反映しているようだ。セミナーでは移住相談員が愛媛県の概況を報告し、キャリアコンサルタントから県内の地域ごとの起業や仕事探しの方法、UIターンまでのステップについての紹介もあった。チャットを使用した質問コーナーも設け、参加者の積極的な参加を募った。福井県は「“教育県”福井に『教育移住』しませんか?」を10名(暫定値)の参加で開催。幸福度ランキングで4年間連続1位となった理由の一つでもある「教育の高さ」をテーマに、教職歴30年のゲストがその秘訣を語り、質疑応答では部活動や卒業後の進路などについても報告があり、盛り上がった。熊本県は「KUMAMOTO LIFE オンラインセミナー①地方暮らしの楽しみ方/②あらたま地域特集」として、2つのテーマで開催。①は山鹿市などⅰ市7町が参加。②は荒尾市など2市4町が参加した。①では各地域からそれぞれの暮らしやアクティビティやおすすめスポットの紹介があり、②の荒玉地域では地域おこし協力隊が多く活躍している地域で、協力隊卒業後に古民家ゲストハウスを始めた方から中継で事業紹介もあるなど、複数の自治体が幅広く紹介された。山梨県は「ワーケーションで始める新しい働き方」を34名の参加で開催。山梨県と首都圏で二拠点居住・ワーケーションを実践しているゲストから始めたきっかけや実践して感じたことなどの報告があり、どうして会社や家族を巻き込んだのかの報告もあって、盛り上がった。  

マスコミの取材続く!

やっと3月になった。いよいよ3寒4温で春が近づいてくる。歳のせいか近年めっきり寒さが堪えるようになってきた。そんなことを考えていたらマスコミの取材で、鹿児島市への移住者が増加しているがと、コメントを求められた。なんと19年度22名だった移住者が20年度には63人と3倍近くも増加。うちUターンが、前年度が約4割だったものが20年度は約7割に増加した。地元回帰が顕著になっているとのこと。理由は色々考えられる「かごしまIJU倶楽部」会員への様々な移住をサポートするサービスなどが考えられるが、コロナ禍もあって首都圏近郊に限らず、南の端の鹿児島でも移住が顕在化しているようだ。 また、移住先として人気の高い長野県の移住相談窓口に、県下の須坂市の移住推進チームから「家族のための移住が望まない移住とならないための5つのステップ」という提案が寄せられた。まず、①移住相談会やインターネットで移住先の情報をしっかり集める。②候補地が決まったら家族全員で現地を訪れる。③病院やスーパーなど生活環境や気候があっているかを確認する。④住居は家族全員で内覧し、近所の人にも話を聞いてみる。⑤引っ越しは余裕を持って行い、移住の時期は、真冬は避ける。以上である。とりわけ目新しい提案ではないが、現場感覚から考えるという観点で知っていてほしい情報と言える。 このところ、緊急事態宣言下ということもあって来訪はないが取材はコンスタントにある。26日には大分合同新聞と佐賀新聞の九州の2社が取材というより懇談に見えられた。最近の移住状況についての率直な意見交換を行った。午後には就農を希望する移住者の動向について、群馬県の上毛新聞の取材。3月2日には日テレの取材、午後はJR東海の新幹線の車内誌・Wedgeの取材があった。また、前回に引き続き岡山市に拠点を構える山陽新聞の取材があった。予算に関する連載を行っているようで、その関連で。3日には全国賃貸住宅新聞の取材が、千葉から奥多摩に移住した記者が来て、取材を受けた。また、9日にスタートする全国二地域居住等推進協議会についての取材がNHKからあった。4日にはイギリスのファイナンシャル・タイムスの取材があった。コロナ禍の中で働き方などがどう変わったのかを中心に取材を受けた。 先週の移住セミナーは11回。まず26日に長野市が「BIOTOPE✕長野市 移住女子による『リアルなナガノのまち暮らし』ぶっちゃけトークライブ」を女子ばかり24組27名の参加で開かれた。ゲストは仕事を変えずに移住した女性、転職した女性など3名。女性ならではの視点で長野市での生活・働き方・子育てなどについて女子会雰囲気で語りあった。広島県は「移住したい女子のためのオンラインお茶会~移住に対する揺れ動く気持ちをおしゃべりしませんか~」を4名の参加で開催。今回のセミナーは女性限定のお茶会イベント。お茶やお菓子を片手にアットホームな雰囲気で、広島への想いや移住に関する不安などを語り合い、今の気持ちを共有する時間となった。 27日は岩手県が「いわて暮しセミナー~金融のプロと考える『岩手のおカネと仕事の話』~」を満員の20代から50代までの幅広い参加者20組25名の参加で開催。まず、金融の専門家が最近の雇用情勢について解説。盛岡市と宮古市の移住コーディネーターがそれぞれの暮らしの収支や働き方について詳細に説明。参加者からは移住後の生活がイメージできたと好評。長野県は宅地建物取引業協会が「住まいのプロ宅建協会がお届けする 信州で暮らす!最適住まい探しの移住オンラインセミナー」を25組(暫定値)の参加で開催。宅建協会の職員から物件選びや空き家の改修のコツのレクチャーを受けた。また、東京と長野の二地域居住を実践するゲストからは旅館業開設までの苦労話を伺った。その後のグループトークでは参加者から具体的な質問も出て盛り上がった。静岡市・神戸市は「静岡市✕神戸市 どっちの移住ショー」は北海道から兵庫・大阪までの22組24名の参加で開かれた。基本は「地域の魅力を伝える対決」というスキームでグルメ自慢、休日の過ごし方自慢、クイズ形式での地元自慢などを行った。最後に「今回のセミナーに参加してどちらの市に移住したくなったか」のアンケートを取った。結果は僅差で静岡市の勝ち。「対決」という切り口であったが、お互いの市の理解を深める事ができたようだ。愛媛県は「えひめ先輩移住者を囲む会④~農ある暮らし編~」を、先輩移住者をゲストに迎えたシリーズの第4弾として開催。今回は【農】をテーマとして就農者や農作物に関連した事業を展開している方の話を伺った。トークセッション後、グループに分かれて意見交換した。参加者の中には移住を本格的に検討している人もいて盛り上がった。長野県南信州地域は「南信州農ある暮らし~研修制度や支援、暮らしなど、あなたの疑問や不安にとことんお答えします~動画配信中」を飯田市・松川町・阿智村・喬木村・豊丘村の参加で、個別相談形式で開催。11組13名の参加。参加者は就農ではなく、農が身近な生活への需要の高さを実感した。また、参加自治体の担当者間でも地域おこし協力隊の活動状況や任期終了後の状況についての意見交換も行われた。全体として、南信州地域の各自治体が連携し、移住者や就農者を増やすために頑張っていることが実感できるセミナーとなった。 28日は山形県置賜地域が、人気シリーズ6回目として「やまがたハッピーライフカフェ(置賜地域~おきたま暮らしのトリセツ~)」を開催。登録有形文化財の木造校舎からの中継もあり、置賜地域の魅力を伝えた。30代から70代までの11名が参加。参加自治体は米沢市・長井市など3市5町。4名の地域おこし協力隊で活躍する移住者のトークセッションも盛り上がった。長野県諏訪地域は「【諏訪湖・八ヶ岳】「協力隊員、2拠点移住を語る」つながり拠点 森のオフェス、ホシスメバから中継!!」を約40名(集計中)の参加で開催。シェアオフェス「森のオフェス」やしごと創生拠点施設「ホシスメバ」からの中継もあり盛り上がった。地域おこし協力隊のQ&Aではゴミの出し方や車の必要性などリアルな生活についての質問も出された。富山県は「2020年度とやま暮らしオンラインセミナー第6弾 『おうちでとやまさんぽ』」を20代から50代の26名の参加(暫定値)で開催。参加自治体は黒部市・氷見市・小矢部市・南砺市・朝日町・上市町で各自治体を中継でつなぎ、生活の様子や雪の振り方の違いなど、現地を訪問しているような気持ちでセミナーに参加でき、好評であった。静岡県は「オンライン静岡まるごと移住フェア」を県内26自治体と11団体が参加して開催。市町PR、個別相談、移住セミナーの3本のコンテンツを用意して、盛況であった。  

政令2市が初の移住セミナー開催!

今週で2月は終わる。首都圏の梅は今が盛り。天気予報は桜の開花は早く、東京は3月19日が開花予報ということのようだ。20日土曜日は、移住相談の来客が33組もあった。寒さが一段落つき始めたこともあるのか、最近は週末の来訪者は多め。それに各自治体のオンラインによる個別相談も増加の傾向にある。 このところ、緊急事態宣言下ということもあって来訪、取材は少ない。こうした中で、19日に岡山市に拠点を構える山陽新聞の取材があった。また、ふるさと総研の玉田社長の来訪もあった。24日にはオルタナ・オンラインの取材があり、最近の移住情勢の話しをした。 現在、ふるさと回帰支援センターには41道府県2政令市が移住相談員を配置しているが、この2政令市が27日(明日)13時からオンラインで「静岡市✕神戸市どっちの移住ショー」を初開催する。この2政令市、意外と共通項がある。移住先としても人気が高い。是非、参加してほしいと思う。 先週の移住セミナーは20回と最近ではおやっという多さである。まず16日は福島市が「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMAライフスタイル編 from福島市」を「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA」という3回シリーズの1回目で、以降、テーマと地域を変えてオンライン配信するという企画。今回は福島市の暮らしがテーマで、2018年に福島市に移住した子育て中の女性がゲスト。福島市の利便性の高い暮らしの実情や地域の活動に参加して友達の輪が広がった経験を語り、県都・福島市の暮らしの魅力を紹介した。参加者は20名(速報値)、第一回目としてまずまずのスタートとなった。 17日は同じく福島県須賀川市・猪苗代町が「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA 仕事編from須賀川市・猪苗代町」を33名(速報値)の参加で3回シリーズの2回目として開催。テーマは「仕事」で、須賀川市に移住してカフェを経営している男性と、猪苗代町で里山を生かした保育サークルを営む女性が、地域の方と関わるからこそ実現できている充実した働き方について語った。 18日は三重県が「見て・聞いて・みえの企業説明会」をオンラインで、新卒者を対象に3名の参加で開催。参加企業は県内の水産業、自動車部品メーカー、システム会社の3社で参加者からは若手社員による活気あるプレゼンに分かりやすかったとの声もあった。福島県本宮市・矢吹町の「HAPPY NEW LIFE in FUKUSIMA 地域の関わりしろ編from本宮市&矢吹町」は22名の参加(速報値)で、3回シリーズの3回目として行われた。今回のテーマは「地域との関わりしろ」で、地震の影響で本宮市の出演が見送られ、矢吹町の担当者と同町の地域おこし協力隊として活躍中の若者がどのようにして地域の方々と関わりを作っていったのかを手作りの紙芝居などを活用して説明した。 19日は福岡県が「夜の移住・就職個別相談会」を4組5名の参加で、オンラインで開催。5回目の開催で、45分✕2枠を2ローテーションで回した。就職相談員の福岡での暮らしと仕事のバランスの取り方などについての話しは具体的で分かりやすかった。山梨県は山梨県✕TURNS✕TOKYOFMのコラボイベントの全3回の第2回目として「デュアルでルルル♪あなたもできる!自分のスキルを生かして地域に貢献するデュアルライフ」を、山梨県をメインに東京と2拠点生活を送る2名のゲストトークで行った。参加者は15名(速報値)でオンラインだから出来た企画で、東京にはない地域での触れ合いやスキルを生かした地域貢献など実体験に基づいた話が聞けた。石川県は「いしかわで叶える ~地域おこし協力隊で理想の暮らし~」を珠洲市、かほく市が参加してオンラインで、9名の参加で開催した。まず、協力隊の募集内容の紹介、珠洲市で協力隊として活躍中の馬場さんからは隊員としての活動や暮らしなどが紹介された。質疑応答では隊員の年齢制限についての質問も出たが、協力隊募集に年齢制限はない。福島県県中振興局は「移住促進オンライン・トークセッション『地域おこしのススメ』~地域おこし協力隊卒業⇒定住した若者たち~」を開催。参加者は15名で、田村市・玉川村の地域おこし協力隊を経て、地域に定住した若者をゲストに、入隊→活動→卒業してから現在に至るまでの体験を語ってもらった。その中では、やりたいことがそこで実現できるのか、協力隊の受け入れ体制ができているのか、現地の人とうまくやれるのか、が重要で、募集要項だけで判断するのではなく、実際に現地で確認することが大切と語った。 20日は北海道函館市が「『はこだて暮らし✕しごと」~移住者も活躍するIT企業編~」を8組10名の参加で開催。1月に引き続いて本年度2回目の開催。移住者も活躍している市内のIT企業4社に協力していただき、函館市で暮らす魅力、先輩移住者としての経験談を話してもらった。そして、地方でも、最先端の技術に触れ、専門を生かしてチャレンジできる環境にあることをアピールした。20代から60代までの幅広い参加があった。奈良県は「奈良で働く相談会―~『奈良で働き、暮らす』を考える~―」を県内の都市部・郊外・山間部での生活モデルケースを紹介し、奈良県で暮らす具体的イメージを提供した。13組14名の幅広い年齢層が集まった。チャット機能は質疑だけではなく参加者との交流にも活用し、双方向のコミュニケーションが実現できた。広島県は「継業を知るセミナー~移住して継業する新しいカタチ~」をオンラインで開いた。このセミナー1月にも同じタイトルで開催しており、2回目。事業引継センターの職員をゲストに、後継者不足のリアルな現実や実例の紹介を行った。参加者は14名(速報値)で初回は大阪からの参加が多かったが、今回は関東圏からの参加が多かった。このセミナー基本は聴講型のセミナーだが、希望者には後日個別相談も行う予定。愛媛県は「えひめとつながる移住・お仕事セミナー宇和島市編」を開催した。地方での働き方に焦点を当てたセミナーで、市の水産商社・IT系・介護系のリアルな話を聞くことができた。ゲストトークでは先輩移住者から移住のきっかけやこれからの夢について話していただいた。チャットで質疑応答を受け付けた。22名(速報値)の参加。熊本県は「KUMAMOTO LIFEオンラインセミナーvol.10くまもとならではの働き方」を熊本市・菊池市・上天草市・小国町・御船町が参加して、地域の特性に合わせた暮らしと働き方を紹介した。山梨県は「やまなし暮らしの魅力を再発見 ―子育て・ワーケーション・二拠点生活をまるっと知ろうー」を14名の参加で開いた。このセミナーは子育て・ワーケーション・二拠点生活のテーマでのお役たちセミナーで17市町村が個別相談を行った。二拠点生活を希望する人の参加が多かった。新潟県上越市は「上越市での仕事の探し方」をオンラインで開催。参加者は2名。実際に上越市にUターンし、市内で福祉サービス業・製造業に従事する2名のゲストが移住のきっかけや仕事の探し方のコツを語った。参加者は本気度の高い参加者だった。宮崎県串間市は「移住✕本気で農業~宮崎県串間市の農業のリアルを語ります~」を18組24名の参加で開催。ゲストは新規就農に向けて地域おこし協力隊として活動している2名。串間市を選んだ理由や協力隊での活動、農業に対する考えや生活コストなどお金の話し、など幅広い分野の話しが報告された。参加者は首都圏、北海道、大阪、台湾などからもあった。茨城県那珂市は「いい那珂・いい仕事・いい暮らしフェア」を6名の参加で開催。ゲストは月数回の都内通勤のリモートワーカーで、那珂市を選んだのは定期的なDMの発送で、こうした親身なフォローが決め手となったと語った。山形市は昨年に引き続き「山形市 創業ゼミ」を7名の参加で、完全オンラインで開催。香川県は「みとよ&小豆島暮らしセミナー~豊かな瀬戸内暮らしのヒント~」を昨年12月の合同セミナーの2回目として開いた。今回は『家と仕事』がテーマで前半はウェビナーでのセミナー形式で、後半は座談会形式で開催。36名の参加と賑わった。長野県長野地域連携中枢都市圏は「長野地域への移住のカタチ 移住セミナー」を長野市など3市3町2村の参加で開いた。ゲストは長野へ移住し、おやきとベーグルの店を開店した方でその道程を語った。また参加自治体の紹介もあり、各地の魅力を知ることができた。

宮城県、全自治体参加のオンラインセミナー開催!

13日深夜の地震には驚かされた。10年前の東日本大震災があった日も近いことから嫌な感じがした。寝入りばなだったこともあり、どうなることかとベットの中で様子を見ていたが、揺れが長かった。震源地は福島県沖ということだった。あの辺り出身の私は、昔から「100年一遍は大きな地震が来る」とよく親父に聞かされていたものだ。 東京はここに来てだいぶ寒さも緩んできた感がある。寒かった分、春が待ち遠しい。緊急事態宣言が継続中ということもあるが、来客はない。取材は18日にテレ朝があったのみ。 移住セミナーは前週と12回の開催。まず9日は愛媛県が「聞ける!深める!ここから広がる!えひめテレワーク移住者オープン交流会」を先週の2日に引き続く第5弾として8名の参加で開催。参加は西条市・松山市・八幡浜市。参加者は15分ごと3交代でグループトークを行った。 10日は熊本県が「KUMAMOTO LIFE オンラインセミナー くまもとよるカフェ わたしのローカルライフ」を小国町・御船町・甲佐町・山都町・上天草市の1市4町の参加で開催。セミナーはまず、参加自治体の紹介が行われ、山都町に移住した女性がゲストで、7名の40代以上を中心とした参加者に女性一人での田舎暮しの現実や移住前の地域との御縁つくりの大切さ、地方暮らしの夢など移住ストーリーを熱く語り、共感を得た。高知県は「高知でなにか始めたい人大集合!~起業支援の使い方~」を県内で起業したい人を対象に9名の参加で開催。参加者の年齢は多様で、このテーマは幅広い世代に関心のあるテーマであることを裏付けた。セミナーの内容は、参加者に起業のための気づきを与えるもので、個別相談へのスムーズな流れにつながったようだ。 12日は山梨県韮崎市が「韮崎市オンライン移住相談会」を5組7名の参加で開催。ゲストはコロナ禍で韮崎市に移住し、空き家バンク物件に住むイゲル(米国人)さん夫妻で、空き家バンクを利用した韮崎市での暮らしを語った。参加者には2組の夫婦もあり、アットホームな雰囲気のセミナーとなった。個別相談では地域おこし協力隊の募集についての相談もあった。熊本市は「熊本市★夜のオンライン移住相談デスク」を当日の18時から21時の日程で行われ、20代と30代の各1名、2名の参加。一名あたり1時間で3枠を用意して行い、市の移住支援専門員が対応した。どちらも真剣度の高い参加者であった。 13日は千葉県旭市がオンラインで「私らしく暮らす・働く 旭で始まる新しい介護のカタチ」を27組29名の参加で開催。旭市は「みらいあさひ」という将来構想の中で生涯活躍のまち・多世代交流拠点づくりを目指しており、参加者の1/3は市内在住者、出身者で、セミナー参加の理由は「まちづくりに関心がある」「旭市が好きだから」であった。こうしたこともあって官民連携が取れており、介護という一見ネガティブなイメージが持たれやすい分野で働く人や高齢者から暮らしやすい地域と紹介された。旭市や多古町は千葉県内でも最近は人気が高くなっている地域で、今回も多くの参加者を集めた。愛媛県八幡浜市は「みかんの聖地で始める農業 愛媛・八幡浜お仕事セミナー」を速報値であるが27名と多くの参加者を集めて開催。市の基幹産業である柑橘農業にテーマをしぼり、現役研修生と新規農業者をゲストに招き、それぞれの柑橘栽培にかける思いを語ってもらった。兵庫県は「兵庫県地域おこし協力隊・移住マッチングセミナー」をオンラインで開催。5名の参加。ゲストは県内の地域おこし協力隊OB2名で、入隊の動機や活動後の移住など、それぞれの体験を語った。参加者の内訳は男性3名、女性2名。年齢構成は20代から50代で今年に入って最初の開催。宮崎県日向市・川南町は「うみくら移住相談会~海が魅力な暮らし~」を8組11名の参加で土曜日の夕方から開催。うみくらとは「海が魅力の暮らし」のことで、サーフィン移住で人気の日向市と知る人ぞ知る川南町が合同で企画。形式は個別相談会で、両方の自治体の話を聞いてもらい、それぞれの良さを知ってもらった。参加者は30代が中心でサーフィンに関心のある本気度の高い人が集まった。宮城県は13・14の両日に渡って「宮城まるごとオンライン移住セミナー」を開催。宮城県初の県内全自治体が集うオンラインエベント。地震の影響で山元町が参加を見送ったが34市町村が参加。個別相談の事前予約は210組に達した。 14日日曜日は和歌山県が今年はじめての「わかやま地方移住✕起業セミナー~経験者に聞く『ローカルの可能性』~」を18名の参加で、オンラインで開催。起業をテーマに補助金を利用しながら起業した2名のゲストのフリートーク、クロストークを行った。また、県内の特徴ある取り組みも紹介。最後に、県の産業振興財団から起業に対する補助金の説明も行われ実践編のセミナーとなった。山形県天童市は初開催となる「てんどう、どうでしょう~そろそろ移住?いつかは移住~」を9組13名の参加で開催。ゲストはUターンして果樹農園で働く女性、ご主人のUターンがきっかけで移住したリモートワーカーの女性、地域おこし協力隊の男性で、それぞれの暮らしを語り、市の担当者が市街地からの中継も交え、幸福度の高い暮らしを発信した。参加者は30代が中心で子育て世代の参加が目立った。    

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